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水防災意識社会 再構築ビジョン

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水防災意識社会 再構築ビジョン
平成28年12月26日(月) 岐阜県発表資料
担
河
当 課
川 課
担
当 係
担
企画環境係
当 者
上谷 伸二
電話番号
内線 3726
直通 058-272-8585
FAX 058-278-2753
「水防災意識社会 再構築ビジョン」に基づく岐阜県内の5流域の
「水防災意識社会 再構築ビジョンに基づく取組み」を作成しました
県 は 、平成27年関東・東北豪雨により 大規模な浸水被害が発生したことを踏ま
え、氾濫は 必ず 発生するとの考えに 立ち、社会全体で洪水に備えるため、県管理 河
川 を 対 象 と して、 水防災意識社会を再構築するための取組みを推進し てい ます 。
県 下 を 5ブロック に分け、各流域に「流 域水防災協議会」を 設立し、水害に対 す
る 現 状 の 取 組み状況 の共有 を行 うとともに、平成32年度までに 円滑な避難、的確
な 水 防 活 動 等を実現 できるよう 県、市町村が 取組 む事項を検討してきました。
こ の 度 、ブロックごとに「水防災意識社会 再構築 ビジョンに基づく取組み 」と
し て と り ま とめ ました のでお知らせします。
1「水防災意識社会 再構築ビジョン」の5つのブロック
①長良川(九頭竜川)流域
④土岐川(矢作川)流域
②揖斐川流域
⑤宮川・庄川流域
③木曽・飛騨川流域
2「水防災意識社会 再構築ビジョンに基づく取組み」の主な内容
(1)現状の水害リスク情報や取組状況の共有
(2)地域の取組み方針
①円滑かつ迅速な避難のための取組
②的確な水防活動のための取組
③氾濫水の排水、施設運用等に関する取組
3
今後の進め方
・県、市町村は目標達成に向けて取組みを実施する。
・次年度から各流域水防災協議会において進捗状況を確認し、フォローアップを行う。
各流域の「水防災意識社会 再構築ビジョンに基づく取組み」の主な内容
「水防災意識社会 再構築ビジョン」に係る国の要請に基づき、県内各流域の協議
会において、県及び関係市町村の取組状況と今後5年間で実施する事項について、取
りまとめを行ったもの。主な内容は次のとおり。
1.現状の水害リスク情報や取組状況
県及び関係市町村で実施している情報伝達、避難計画、避難勧告等の発令基準の
取り決め状況、等
2.今後の取組み(平成32年度までに以下の取組みを県と各市町村が実施する。)
(1)円滑かつ迅速な避難のための取組
①情報伝達、避難計画等に関する事項
・伝達一覧表の更新(毎年4月中)
・重要水防箇所を消防団及び水防団並びに地元住民と合同で巡視
(毎年出水期まで)
・豪雨災害に対応した防災訓練を実施(毎年6月初旬まで)
②平時からの住民等への周知・教育・訓練に関する事項
・想定最大規模の降雨に対する洪水浸水想定区域図への更新
(平成32年度まで)
・洪水ハザードマップの地元住民への周知(平成32年度まで)
・洪水ハザードマップを活用した訓練の実施(平成32年度まで)
③円滑かつ迅速な避難に資する施設に関する事項
・河川水位計、河川監視カメラ等の適切な運用(随時)
(2)的確な水防活動のための取組
①水防資機材の整備状況の把握、資機材の配備(毎年5月末まで)
②岐阜県川の防災情報、ぎふ川と道のアラームメール等の周知(随時)
③水防訓練の充実(随時)
④避難行動等に関する啓発、災害リスクの住民への周知(随時)
(3)氾濫水の排水、施設運用等に関する取組
・排水施設、排水資機材の操作・運用の課題を改善(随時)
3.フォローアップ
毎年出水期前にフォローアップを行う。
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