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平成28年度第1回北海道立帯広美術館協議会議事録 1 日 時 平成28年
平成28年度第1回北海道立帯広美術館協議会議事録 1 日 時 平成28年10月7日(金) 2 会 場 道立帯広美術館講堂 3 出席委員 14時00分から16時00分まで 後藤秀彦、河端則好、吉田真弓、大河原茂美、鈴木順三郎、原田純子、島田一惠、 武田光史、山本健一、石井正子、新津有輝子(11名) (※ 欠席1名 、菅原裕一) 4 事 務 局 館長 石堂普之、副館長 角谷浩司 総務課主査 樋口周子 学芸課長 五十嵐聡美、主任学芸員 藤原乃里子、学芸員 野田佳奈子 5 傍 聴 者 6 議 なし(報道関係1名(北海道通信社帯広支社)) 事 (1) 帯広美術館の概要について (2) 平成27年度事業の実施状況について (3) 平成28年度事業の運営計画について (4) 美術館評価システムについて (5) 協議・意見交換 (6) その他 7 会議記録 (1) 開会挨拶(石堂館長) (2) 議事(議長:後藤会長) 議 長:それでは議題に入る。最初に事務局から美術館の概要について説明する。 事務局説明:(資料に基づき説明) <帯広美術館の概要> 沿革、施設、組織、運営の重点、作品収集状況、入館者数の状況、予算の状況 議 長:引き続き、平成27年度事業実施状況、平成28年度事業実施計画、平成29年度展覧会事業(特 別展)方針について事務局から説明する。 事務局説明:(プロジェクター及び資料により事業概要等説明) <平成27年度事業実施状況> 展覧会及び関連教育普及事業実施状況 <平成28年度事業運営計画> 展覧会及び関連教育普及事業実施計画 <平成29年度展覧会事業(特別展)方針> 平成29年度の特別展開催の方針・方向性 議 長:それではこれまでの説明について質疑を受ける。 委 員:早朝開館、夜間開館を実施したとのことだが、その実績と感想は。 事務局:早朝開館は初めての取組であったので、どれだれの人がくるのか心配していたが、50名弱の 方が来館された。「普段は来られないが、早朝開館があるということで出勤前に展覧会を見に 来た。」という方もいたので、展覧会や季節等の条件によっては、ニーズはあると思う。また、 夜間開館については、夜桜撮影会など夜のイベントと合わせて行っており、施設管理や職員体 制、事前広報などの課題もあるが、可能な範囲で検討を続けていく必要があると考えている。 委 員:篠山紀信展の観覧者は歴代2位ということだが、どのような要因があったのか。 -1 - 事務局:篠山紀信展は団体ではなく個人利用が多かった。また、展示している写真は、被写体が難し いものではなく、誰もが知っている人物であったことや、新聞などによる広報効果が大きかっ たと考えている。 委 員:観覧者が一番多かった展覧会は何か。 事務局:開館記念の19世紀フランス絵画展になる。 委 員:早朝開館、夜間開館は、今後、開館時間を考える上で試験的に行ったのか、又は、観覧者数 を増やすための一時的なものなのか、どういう位置付けで行ったのか。 事務局:今回は一時的に行ったものではあるが、どれくらいニーズがあるのかリサーチする意味合い もあった。開館時間の延長は、職員の体制などの課題もあり、一朝一夕にできるものではない が、可能な範囲で行いたいと考えている。 委 員:中学校、高校の美術部との連携は考えていないのか。 事務局:学校との連携は行ってきているので、そういった繋がりを通して、今後、美術部との連携も 検討していきたい。 委 員:学校教育との連携で、夏季休業中の校外学習とあるが、夏休み期間中は、浮世絵の展覧会だ が、生徒の反応はどうだったのか。 事務局:学校から出された課題に、熱心に取り組んでいた。先生の指導もあると思うが、生徒達が作 成したレポートは、素晴らしい内容であった。 委 員:高校生のアートキャンプというような合宿して作品を仕上げるワークショップを行ってはど うか。 事務局:小学生向けのワークショップは行っているが、高校生向けというのは行ってきてはいないの で、今後検討していきたい。 議 長:美術館評価システムについて、事務局から説明がある。 事務局説明:(資料に基づき説明) <平成27年度北海道立帯広美術館評価報告書(試行)の説明> 評価の目的、評価項目、評価結果、今後の進め方等 議 長:ただ今の説明について質疑を受ける。 (特になし) 議 長:それでは、協議・意見交換に入る。今までの説明についての質疑のほか、意見など伺いたい。 委 員:石川県立美術館の喫茶には、辻口シェフのケーキがあり、それ目当てに来ている人もいる。 帯広美術館も何か人を呼べるものがあればと思う。 事務局:道立美術館の喫茶は、ボランティア団体で運営しているので、難しい面もあるが、帯広美術 館ボランティアしらかばの会と相談しながら、改善に向けて努力しているところ。 委 員:喫茶の場所が狭いと思う。ゆったりしづらい。少し広くできないのか。 事務局:予算を伴うような施設の改修は難しい。今あるスペースで少しでもよくする工夫したいと考 えている。 委 員:中庭の芝生を開放してはどうか。 事務局:以前は開放していたこともあるが、芝生が傷んだため、立ち入りを禁止した。現在は大分回 復してきており、開放した場合、虫の侵入などの課題もあるが、今後、一時的な利用について 検討していきたい。 委 員:評価で喫茶の利用が落ちている。しらかばの会では、場所が奥にあるので、そこまでお客さ んを呼び込む手立てを考え、看板を設置したり、以前は芝生を活用してグリーンテラスをやっ たこともあった。美術館としらかばの会で相談しながら少しずつ利用しやすい喫茶にしていき たいと考えている。 -2 - 委 員:女性グループだと、展覧会を見た後に、美味しいコーヒーとケーキを食べて、お喋りをした いと思うが、今の場所だと、くつろぐには不足しているのではないか。 委 員:物理的に今の広さはどうしようもないので、メニューの見直しが必要かと思う。しらかばの 会で検討したい。 委 員:喫茶の狭さを利用して、茶室にしてはどうか。 委 員:緑ヶ丘公園にお茶を飲めるところがないのでニーズはあると思う。美術館の入口ではなく、 別の所から入れるようにしたらどうか。 委 員:しらかばの会だけでは無理なので、美術館と相談する。 委 員:いつも協議会の会議終了後に行っている展覧会の観覧を、会議の前にやってはどうか。その 方が委員同士の話がしやすくなると思う。 事務局:了解 委 員:開催中の帯広美術館物語を見て、市民が参加して制作したオビヒロ・マトリックスから、美 術館が出来た頃の情熱を感じた。30周年には、市民が参加するイベントなどの取り組みをして はどうか。新しいファンを掘り起こすという意味でも、意味のある取り組みではないかと思う。 委 員:会議の前に展覧会を見るとか、大きな展覧会のときに会議を開くとか検討してほしい。 議 長:その他、意見等ないか。なければ、事務局の方から何かあるか。 事務局:特になし 議 長:これにて終了する。 (議事終了) -3 -