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化学工業日報 平成28年8月10日 - 京都大学大学院理学研究科化学専攻

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化学工業日報 平成28年8月10日 - 京都大学大学院理学研究科化学専攻
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承 を経て、7月に出資
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国
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顔
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1%に引き上げ
で、顧客企業が志向する
比率を5
合弁子会社化 た。東洋
﹁
ライフサイエンス﹂や
インキグループ
東洋インキ 主導で、主に印刷インキ
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機
能
性
材
料
環
境
エ
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﹂
S C H D に使われる競争力を持つ
ルギー﹂分野の共同開発
や生産受託の新規案件の 東洋インキSCホール 有機顔料の同国や海外市
獲得を目指す。
ディングスは、中国の顔 場向け販売を強化する。
0年間の 料メーカー、江蘇仁欣化 子会社化したのは江蘇
同社は昨年、1
江蘇省︶と折半出資 東洋仁欣顔料 ︵
同︶で、
成長戦略を盛り込んだ初 工 ︵
益が前年同期比4 ・6%
の長期ビジョンを策定し する顔料の販売会社を連 2012年4月に同国化
同︶
結子会社化した。政府の 学大手の亜邦投資 ︵
た 。3
2年度に自動車触媒
4年度比
事業の売上高を1
で3割増、化学触媒事業 調に推移した。
8
億
2
0
0万円だ っ
管を主導する。生産の海 ける化学触媒事業では生 は2倍に引き上げる計 併せて通期業績予想の 増の3
UV︶を当
外展開が進む日系自動車 産拠点のある沼津事業所 画。顧客業界を取り巻く 売上高を従来の8000 た。紫外線 ︵
自動車沼 津 の実 験 棟 増 床
触媒製造大手のエヌ ・イー ケムキャットは国内の技術基
盤を強化する。研究開発拠点のある沼津事業所 ︵
静岡県沼津
メーカーの現地調達ニー で量産技術を高めるため
ズに対し、グループ間連 に専門部署を新設した。
携で供給網を構築する。 同社の得意技術が生きる
化学品向け触媒を手掛 案件を絞り込むマーケテ
ン
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ン
料
用 用 用 用他
カーバイド内需
機物を作り出す ﹁
人工光
炭素と水、太陽光から有
大阪市立大の人工光合
成研究成果が優秀論文に
大阪市立大学人工光合
成研究センターの天尾豊
教授らが発表した二酸化
ビなど最終製品の需要減
た。液晶パネルのカラー
フィルタ1用材料はテレ
54億9700万円だ っ
環境が大きく変化するな 億円から7800億円に てると乾燥するUVイン
かで、 ハード ・ソフト両 下方修正した。業績予想 キの販売が日本や欧州を
面の対応力を強化して事 の前提となる想定為替レ 中心に伸び、食品などの
業の足場を固める。
ートを1ず1109円と 包装資材向けインキも東
円高方向に見直した。
二 南アジアで拡販が進ん
方で、液晶材料の販売や だ。
合理化費用の低減などを 売上高は同4%減の6
帥月静 養 営 業 利 益 6
1 %増
料
溶
鱒
販 し硫 原 の
チ 料
市 セ脱 肥 そ
解
荷
溶
原成 しの
料 チ
肥合 セ そ
用用 用他
ユ β2 −
織り込み、経常利益は5
従来予想は5
D工Cの2016年6 の3777億円と、38 純利益は同u%増の17 20億円 ︵
、
00億円︶
純利益も30
月中間決算は営業利益が 00億円の当初計画に近 0億円とな った。
5 ・5%増の い水準で着地した。円高 液晶テレビ向け液晶材 0億円 ︵
同250億円︶
前年同期比1
261億円だ った。液晶 で1∼6月期の円換算し 料は第2四半期に中国 ・ にそれぞれ上方修正し
6億円目減 青島工場 ︵
山東省︶の本 た。
パネルのカラーフィルタ た売上高は約2
ーや化粧品向け高機能顔 りしたが、増収効果で補 格稼働が始まったことや U V ンキ好 調
イ
料など好採算製品の販売 った。金融収支の改善や 新製品の採用が進んだこ
東洋インキSCHD
が伸び、インキや合成樹 持分法投資利益の拡大な とで、1∼6月期でほぼ
4 ∼ 6 月 期
脂製品の原材料安にとも どもあって経常利益は同.前年並みの水準まで収益
。
東洋インキSCホール
なう収益改善効果も表れ 2
2 ・3%増 の267億 が改善した 自動車部品
た。
円、欧米インキ事業の合 が主用途の耐熱樹脂材料 ディングスの2016年
売上高は同7 ・8%減 理化費用の低減などから は日本を中心に販売が堅 4∼6月期決算は営業利
合金の提供を担当してい な材料としての利用が期
待されている。
る。
家
出
6月は 坊 %減
カルシウム︶の2016
カーバイド工業会がま
とめたカーバイド ︵
炭化
年6月需給実績による
と、メーカーの目消分と
けも大切﹂。
の
込
囲い、
ようと思わせるタイトルづ の販
くしたりしている。開封し ない。
ラストを使ってわかりやす 年以
技術的な内容にしたり、イ く、
となった。最大用途のク
ロロブレンゴムやアセチ 減
レンブラックなどの化学 入且
品合成用が同4 ・4%減 ・6%減の2万637ゾ
出荷量を合わせた国内需
要の合計は前年同月比1
0
市︶に数億円を投じ、2016年度中にガソリン車やディー
ゼル車の排ガス浄化触媒を性能評価する実験棟を増床する。
各事業の生産技術や品質保証を担当する部門も4月に再編し
た。長期の成長目標達成に向け、製品開発のスピード向上や
顧客対応の強化を狙う。
化学専 門 部 署 を新 設
つ。
︸
方、国内生 実使用環境下における触
エヌ ・イー ケムキャ 倍に高めた一
ツトは住友金属鉱山と独 産が減るガソリン車向け 媒の排ガス浄化性能など
BASFの折半出資会 触媒は同事業所に沼津事 評価する機能を拡充し、
社。主力の自動車触媒事 業所の生産品目を移管し 開発案件の獲得増を狙
5億円を投じ、 た。
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民 業では約3
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を実 これに続き、全社の研 自動車触媒事業の生産
国
内
点
構
改
拠
の
造
革
茨城 究開発拠点がある沼津事 技術部門は4月につくば
施。つくば事業所 ︵
6年度中に自動車 事業所へ集約した。新規
一
目一県坂東市︶で排ガス規制 業所で1
の強化で需要が増えるデ 排ガス浄化触媒の実験棟 触媒の量産化や品質保証
ィーゼル車向け触媒の生 を増床し、分析装置や評 などを 一元化し、BAS
業 産能ヵを従来比で2・5 価機器を追加導入する。 Fの各国拠点への生産移
u均質混合
析装置などを導入。Pd
Ruナノ合金の用途開発
績
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力を入れ始めた。
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営業につなげる。堂本氏は
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失注しても〆ルマガやユ
ーザーの要望に合わせた勉
強会の開催などで興味を喚
起しつづける。こうした仕
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組みができた﹂
製品の切り
口で来た問い合わせの半分
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営業からも確度が高
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外売
して
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ーザーも集まるが、この時 する入力フォームに誘い、 よか
点で興味がなくても、顧客
情報は生かせる。
4
1年にはメールマガジン
の配信が始まった。担当す
るのは、堂本氏とは別部署
の開発本部の宮崎功美恵
氏。カーボン製品は数十円
のカーボンブラシから数百
万円のルツポまで単価もさ
ニアかターゲットを決め、 部材に使用されることが多 の展
web戦略の相談を ⋮ う﹂製品別に購買かエンジ の精密製品を製造する工程 語に
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たり。
の機能性をくわしく説明で まざまで、購買担当者とエ いと好評﹂という。
炭素製品は、ルツボなど だ内僚
ンジ ニアでは訴求内容も違
サイトへの集客はSEO
︵
検索エンジン︶対策もす
るが、有料広告は使わない
方針を決めた。むしろ展示
会や営業など別のアプロー
チとの運動を重視してい
る。リアルの場では耐熱や
耐薬品、自己潤滑、軽量と
いった多種多様な炭素製品
営業などと連動
な役
を入れた。幸いにも1年目 きる強みがある。同社では
失注も関係保 つ
える。
からアクセス数は上昇して 自社企画の製品説明会にも
サイトで初期接客し、興 サ
展示会には興味本位のユ 味を高め、社名などを記入 月間
いく。
工業会まとめ)
こ し言命 本 合
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新規ナノ合金材料は、 同社は土浦工場に製造
設備、触媒機能を確認す
るための評価装置、品質
を担保するための物性分
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通常は混じり合わないパ
触媒向け P d ・R
ラジウム ︵
Pd︶とルテ
ニウム ︵
Ru︶を均質に
。
、
し一 フルヤ金属は 科学技 のほどサンプル供給を開 開発と応用展開﹂に参画 混合した合金ナノ粒子
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イ 術振興機構 ︵
JST︶の 始した。自動車排ガス触 している。同課題の目標 PdR uナノ合金は、希
本格化することとなる。
価が行われ、用途開発が
ル供給を開始した。自動
車メーカーや化学メーカ
ー、大学 ・研究機関で評
﹁
ACCELプ ログラム﹂ 媒や化学触媒、水素イン は京都大学の北川宏教授 少で高価だが自動車排ガ を実施するための試作品
の生産体制を整えサンプ
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1ザ1など撞 嚢 品を購
入する可能性があり、内容
は横断的にしたい。﹁
製品
し、技術の人に内容をチ ェ
知識を生かして自分で執筆
目消出荷合計
肥料原料用合計
溶解アセチレン用合計
月末在庫
輸入 量
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嬰 ・ 力1
、
前年同月比
数 量
顧客 囲 い込 み夕の手段
で取り組んでいる新規ナ フラ触媒などとしての用 が開発した新規ナノ合金 ス浄化用触媒などとして
ノ合金の安定生産プロセ 途開発が本格化する。 材料の量産化技術確立と 用いられているロジウム
スを確立した。土浦工場 同社はJSTが主管す 試作サンプル提供による をしのぐ触媒活性を示す
︵
茨城県︶に各種製造・ るACCELプログラム 実用化用途開発の促進。 ことが見いだされてい
元素 同社は合金の量産技術の る。触媒化学の分野を中
分析装置を導入し、試作 における進行課題 ﹁
品の生産体制を整備。こ 間融合を基軸とする物質 確立と用途開発に対する 心に、低コストで高性能
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堂本氏はじリ
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じりしていた。カーボン製
品はユーザーごとにカスタ
マイズなどの技術サービス
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噂 織轍
ツクしてもら った﹂。役立
つ情報を求めて関連セミナ
だが、自社サイトはネット 苦労したのが製品概要や はアクセス数など解析結果
製造工程、用途、特性につ を公表し、社内啓蒙にも力
空間で孤立していた。
半年間
う感じ﹂
と苦笑する。
3年、等方性黒 ーにも足を運び続け、結果
いる国内では新製品による 堂本氏は1
新需要創出も喫緊のテーマ 鉛や炭素繊維との炭素複合 を出す 一心で働いた。
になっている。ネットでの 材料といった主力5製品の 製品サイトができた時の
ふーん、
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検索が当たり前の時代こそ 専用サイトの立ち上げに取 社内の反応は﹁
が必要。このため営業活動
は既存顧客のフォローが中
心になる。需要が減少して
量
産
生
エ ヌ・イ ー ケ ム キ ャ ツ ト
W ebで販促支援できそう り組み始める。
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「6年6月のカーバイド需給実績〕
〔
201 6年(平成28年) 8 月10日(水曜日)
ェ 舗ナノ合金を安定生産
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