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オーストラリア貿易促進庁との業務協力協定の締結について

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オーストラリア貿易促進庁との業務協力協定の締結について
みずほフィナンシャルグループからのお知らせ
オーストラリア貿易促進庁との業務協力協定の締結について
株式会社みずほ銀行
(頭取:林 信秀)
はオーストラリ
合意し、2015年1月に発効しています。EPA発効により、日
ア貿易促進庁
(Australian Trade Commission、以下
豪の経済関係が強化され、今後さらに幅広い業種において
「Austrade」)
との間で業務協力協定を締結しました。
貿易や直接投資も増加していくことが予想されます。
Austradeは、オーストラリアからの輸出、同国への直
日豪 両 国 政 府 間の動きと連 動し、民間においても投 資
接投資、留学研修等の促進を担うオーストラリア連邦政
促 進に向けた取り組みを活 発 化すべく、当 行はこのたび
府機関です。世界48ヵ国、82ヵ所に事務所を展開し、
日
Austradeとの業務協力協定の締結に至りました。Austrade
本国内にも4ヵ所の事務所と約50名の商務官を有して
が有する豊富な情報を活用しながら、具体的には、①オースト
います。
ラリアへの直接投資に関する定期的な情報交換の実施、②
オーストラリアは資源エネルギー国、農業・酪農国とし
Web等の情報提供ツールを活用した投資環境関連情報の
ての強みを背景に、経済成長を続けています。近年では
発信機能の拡充、③Austradeと連携したセミナーやワーク
同国の農産物を原材料とする食品加工や、医療部門に
ショップなどの開催、等に取り組んでいきます。<みずほ>は、
おける臨床試験等の研究開発のほか、小売・外食等の
本協定を通じ、
日豪の経済関係の発展に貢献するとともに、
サービス産業の分野においても注目を集めていることか
オーストラリアへの新規進出や事業拡大を検討するお客さま
ら、
日系企業からの関心も高まっています。また、
日豪両
へのサポート体制を一層強化していきます。
国政府は2014年7月、経済連携協定
(EPA)の締結に
GMのグロー バ ル E Y E
〔みずほ銀行 直投支援部長 加藤 修〕
2015年3月、当行サンチャゴ出張所開
500m超付近に存在します。チリは、治安
進出する場合には物資の輸出入に適し
業パーティーに合わせ、アンデス共同体
はほぼ問題なく先進国といってもいいで
ワーカーも集めやすく、治安の良さも南米
諸国を回る機会がありました。
しょう。
では上位にあるほか、何よりも西海岸北
南米諸国では、
主な都市は先住民族で
この他エクアドルの首都・キトも5,000
部でアジアから近いというメリットがあり、
あったインカ、
マヤ等の人々が築いた都市
m級の山岳地帯の山麓に所在。ボリビア
ポテンシャルの高い都市だと感じました。
が基礎となっていますが、
これらの都市は
のラパスに至っては首都空港の所在がそ
各国とも鉱物資源、穀物・食糧等が輸
皆、
アンデス山中にあり、
世界標準ともいえ
もそも4,000m付近にあり、出張者の大
出の中心であり、資源を輸出して完成品
るウォーターフロント・ベイエリアに大都市
半が高山病に苦しめられる環境です。ス
を輸入するという構図です。
しかし資源は
が少ないのが特徴です。このため大半の
ペイン語人材が不足する中では50~60
価格変動もあり、今後は技術導入の重要
都市では港湾から大都市への物流が重要
代で長期間または2度、3度と南米駐在
性が増す一方、
日本にとっては重要な資
なテーマとなっています。生産拠点を置く
生活を送られる方も多く、年齢の高齢化と
源安定調達先として重要性は増していく
場合には注意が必要でしょう。部材は航空
ともに出張がきつくなってきたという声もあ
でしょう。このため資源を調達し現地で加
貨物として送り、
付加価値の高いものを生
りました。
工して技術を移転すると同時に、現地市
産する等の工夫も必要となりそうです。
港湾に面している大都市は西海岸で
場でも販売していくモデルでの進出が期
たとえばコロンビアの首都・ボゴタ市は
はペルーのリマ、東海岸ではアルゼンチ
待されます。資源価格低下やブラジルをは
港湾から2つの山脈を越え、
3つ目の山脈
ンのブエノスアイレスやブラジルのリオデ
じめとした経済の不調が報道される今が、
の標高2,640m付近に建設されていま
ジャネイロ等、限定的です。
リマは入植者
実は参入コストも低下し、
チャンスなのかも
す。近年麻薬は影を潜めボゴタ自体の治
が中心となって建設した都市ですが、
すで
しれません。
安は大きく改善していますが、海岸地域は
に人口は1,000万人を超える大都会へ
<みずほ>では南米地域についても
まだよくないといわれています。チリの首
と変貌しており、
白人比率が低く、
さながら
ネットワークを拡大し、幅広く情報発信をし
都・サンチャゴもまたアンデス山中、標高
東南アジアといった感じです。生産型で
ておりますので是非ご活用ください。
mizuho global news | 2015 JUL&AUG vol.80 2 3
みずほ銀行 台北支店
リーホー
(台湾語で
“こんにちは”
)
! みずほ銀行台北支店から、
ご挨拶申しあげます。みずほ銀行台北支店は1959年に開
設以降50年以上の歴史をもち、現在では総勢約270名のスタッフが台北地域を中心にフルバンク業務を行っております。
加えてみずほ台湾拠点としては1992年に高雄支店、2008年に台中支店を開設し、3支店合算の預金・貸出のマーケット
シェアはともに外銀最大です。
台湾は面積が3万6,192k㎡と九州よりやや小さく、人口は約2,343万人、名目GDPは5,295.87億米ドル
(1人あたり
GDPは22,635米ドル)
です。歴史的にも日本との結びつきが強く、街には多くの日本文化が溢れ、世代を超えて非常に親日
的です。
日本にとっても、
台湾人は第1位の外国人訪問客数
(日本推計:約283万人〈2014年〉
)
を誇っています。
また台湾には幅広い分野で日系企業が進出し、
1952年から2014年にかけての日本からの投資累計は8,364件を数え、
台湾は日本にとって最も件数の多い投資国となっております。加えて、投資金額は2006年に半導体・液晶関連の大型案件
があり過去最高
(15.9億米ドル)
、投資件数は2012年に小売・外食業の進出を背景に過去最高
(619件)
を記録するなど、
直近においても日系企業の進出意欲は強く表れています。
台北市は台湾本島北部の台北盆地に位置し、
台湾の首都として政治、
経済の中心地であり、
人口は約270万人に上りま
す。街を見渡すと高層ビルや大型商業施設が立ち並ぶ中、古い街並みや屋台の風景も見られ、新しい中にも一種独特の懐
かしさを感じることのできるとても魅力的な街です。世界上位シェアを獲得した半導体関連企業をはじめ多くの台湾企業の主
要拠点が集積している一方、人口あたりのコンビニの店舗数が世界一の水準を誇るなど、
サービス業などの第三次産業が経
済の大部分を占めています。
台北支店は通常の銀行業務から調査・M&A等に至るまで多くのセクションを有しており、
また、台中支店、高雄支店との拠
点ネットワークを生かし、
さまざまなお客さまニーズに対応しております。今後ともよろしくお願いいたします。
作成・みずほ銀行 直投支援部
(2015年7月1日現在)
12402003199.15.07
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