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行動のポイントと避難の流れ(PDF:724 KB)

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行動のポイントと避難の流れ(PDF:724 KB)
安全の確保~地震だ!その時あなたは…
対処のしかたは状況により様々です。まずは自分自身の安全確保を優先して下さい。
行動のポイントと避難の流れ
命より大切なものはありません。無理をせず、避難か一時滞在か、帰宅かの状況判断がかぎとなります。
デパート・スーパー
屋内にいたら
地震
発生
◦窓際は窓ガラスが割れて自分が
転落する危険性があるので極力
フロアの中央付近へ。係員の指
示を聞き、落ち着いた行動を。
◦家具類の転倒や落下からテーブルの下
◦カバンなどで頭を保護し、
ショー
に隠れ身を守る(余裕がなければ、手
◦靴を履き、裸足で歩き回らない(ガラ
集合住宅
スの破片などでけがをする)
。
◦ドアや窓を開けて避難口を確保
◦火を使っている時は、揺れがおさまっ
する。
てから、あわてずに火の始末を行い、
◦避難にエレベーターは絶対使わ
出火の際には落ち着いて消火する。
ない。炎と煙に巻き込まれない
◦乳幼児や子ども、病人、お年寄りなど
ように階段を使って避難する。
災害時要援護者の安全確保を。
◦空間の広い建物は天井が落下しやすい。
座席の間に身を隠し、係員の指示を聞
く。あわてず冷静な行動を。
大きな揺れがおさまったら、火元の確認
◦出火があれば、初期消火
……大きな声で「火事だ~」と助けを呼びながら初期消火。
◦家族の安否を確認
……家族が家具の下敷きになっていないか。
◦靴、厚手のスリッパを履く
……ガラスや食器の破片でけがをしない。
◦非常持出品袋を手元に用意……一次持出品を用意。
余震
火が天井まで達していたり建物が壊れそうなときは
3~5分
ガス漏れ・漏電・
余震に注意
劇場・ホール
◦まずは自分の身を守る
◦火の始末(ガスの元栓・コンセント)
……揺れが大きいときは、揺れがおさまってから。
◦脱出口の確保(ドア・窓)
1~2分
余震に注意
ウィンドウや商品棚から離れる。
近のもので頭を保護する)
。
行動のポイント
家の中
あわてない 大きな揺れは約1分
避難する
家族の安全を確認したら、近所の助け合い
余震
◦出火があれば、協力して初期消火
◦となり近所の安否確認……近所に逃げ遅れた人はいないか。
◦行方不明者、けが人の救出・救護
火が天井まで達していたり建物が壊れそうなときは
避難する
電車などの車内
◦緊急ブレーキが作動するので、つり革
や手すりに両手でしっかりつかまる。
◦途中で止まっても、非常コックを開け
て勝手に車外へ出たり、窓から飛び降
りたりしない。
◦乗務員の指示に従って落ち着いた行動を。
車を運転中
路上
◦ハンドルをしっかりと握り、徐々
◦窓ガラス、看板などの落下物からカバンなど
にスピードを落とし、ハザードラ
ンプをつけて道路の左側に止め、
エンジンを切る。車外に飛び出し
たりするのは禁物。
◦揺れがおさまるまで冷静に周囲の
状況を確認して、カーラジオで状
況を把握する。
◦避難が必要な時は、原則キーはつ
けたまま、ドアもロックしない。
で頭を保護して、
空き地や公園などに避難する。
◦近くに空き地などがないときは、周囲の状況
を冷静に判断して、両側の建物から離れた歩
道の中央など、安全性の高い場所へ移動する。
◦ブロック塀や自動販売機、狭い道などには近
づかない。
避難の基本的な流れ
屋外にいたら
「緊急地震速報」
を活用しよう
自らの安全確保
家族の安全確認
正確な情報収集
冷静な行動
出来るだけ団体で行動
地震発生
なし
火災の危険
倒壊の危険
災害時要援護者の確認
初期消火の実施
状況により避難
◦最も恐ろしいのは津波の発生。高台へ避難し
二次避難所(福祉避難所)
ち出す。
れるまでは絶対に海岸に近づかない。
・一時集合場所※ ・一時避難場所
救助・救援
避難所(学校、市立会館等)、医療救護所
津波情報をよく聞く。注意報・警報が解除さ
あり
自宅にとどまり周囲の様子を確認
海岸付近
車検証などの貴重品を忘れずに持
地震はP波(初期微動)という小さな揺れの後、S波(主要
動)と呼ばれる大きな地震が来ます。緊急地震速報は、このP
波をとらえ、地震の規模や震源地を予測し、大きな揺れのS波
が来る数秒前から数十秒前に発表する地震動の予報・警報です。
気象庁は震度5弱以上と予測されたとき発表します。
震源の近くでは強い揺れが到着するまでに情報が間に合わな
いこともあり、予測震度で誤差があるといった限度があります。
情報の収集
逃げ遅れの確認
なし
安全な避難所の
選択
大規模火災等
の危険
あり
広域避難場所
※一時集合場所とは、避難所に至る前に一時的に避難する身近な小公園などのオープンスペースです。
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