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研究計画書作成ガイド - 筑波大学 工学システム学類

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研究計画書作成ガイド - 筑波大学 工学システム学類
筑波大学先導的研究者体験プログラム
研究計画書作成ガイド
2014年4月1日
先導的研究者体験プログラムに認定され研究を行うためには、研究計画書の審査に合格する必要が
あります。種目によっては面接審査も行われますが、その前に書類審査を通過することが条件なので、
まずは良い研究計画書を書くことが重要です。このガイドでは、研究計画書の書き方がわからない!、
研究計画書をもっと良くしたい!という人に向けたアドバイスをまとめました。
書き方のポイント=審査のポイント
良い研究計画書には、以下にまとめたポイントがしっかりと書かれています。 まずは自分の力で
研究計画書の下書きを書いてみて、あなた自身が審査員になったつもりでチェックしてみましょう。
1.わかりやすく具体的な研究課題名
研究課題名はあなたの研究を表す「顔」です。どのような目的で、何を行うか、審査員が
課題名を目にしただけで研究の目的や内容をイメージできるような具体的なものにしましょう。 課題名が多少長く(最大40文字程度)なってしまっても大丈夫です。
2.はっきりとした研究目的
何を目指した研究か伝わらないと、研究内容がいくら詳細に書かれていても、相手には理解
してもらえません。「研究目的・方法・計画」の欄のはじめに、どのような点が問題であり、
そのうちのどの部分を解決しようとしているか、それを解決するとどのような良い事があるか、
研究背景を十分に説明したうえで、設定した研究目的をはっきりと示します。「これは大事な
研究だ」と、審査員が共感できる説明をしましょう。
3.論理的で詳しい研究方法
研究方法は、「確かにこうすれば目的を達成できそうだ」と、審査員を納得させる必要が
あります。そのために重要になるのが論理的な説明と詳しい手順です。具体例を挙げながら、
目標達成までの筋道を書きましょう。 研究経験があり、それを新しい研究でも活かせそうで
あれば、それも説得材料になるので積極的にアピールします。
4.実現可能な研究計画
重要で大きな研究課題は、大抵の場合解決が困難です。大きい課題は小さい課題に分割しま しょう(これも研究者の大事な力です)。研究の難易度や必要となる時間、自身の研究レベルを
考えながら、現実味のある研究計画を立てましょう。
5.分野外の人にも伝わる文章を
研究計画書の審査員は必ずしもその分野の専門家とは限りません。専門分野外の審査員にも
研究計画が伝わるよう、専門用語の羅列や分野内でのみ通じる言い回しを避けましょう。一つの
基準として、違う学類に所属する友人でも8割は理解できるような内容を目指してみてください。
研究計画書の作成につまづいたときは
研究計画書の作成で分からない点、質問したい点があれば、迷わず研究交流室に相談しましょう。
研究交流室のスタッフが丁寧にアドバイスします。
記入例
研究が該当する分野を記入してください。複数の分野に関連する場合は「/」で区切ってください。
研究課題名は分かりやすく具体的に記入してください。
情報を正確に記入します。特に研究略歴と研究業績は申請する種目の条件に合っているか確認してください。
共同研究者がいる場合は同様に記入してください。
アドバイザ教員について記入してください。決まっていない場合、種目C以上に応募できないので注意してください。
研究交流室のスタッフがアドバイザー教員を探すお手伝いをします。
研究背景と
研究目的
目標を
明確に
どの部分
を研究す
るか
研究方法を
論理的・
詳細に
研究経験
をアピール
具体的で
現実的な
研究計画
具体的に
記述
研究費の
使い途を
明確に
研究費の合計金額を消耗品、旅費、雑費に分けて記入してください
安全や生命倫理に該当するか有無を記入してください
「研究目的・方法・計画」記入上の注意
1. 文章で記述する
研究者には、簡潔で論理的な文章で研究計画やその成果をまとめることが多く要求されます。
その練習として、「研究目的・方法・計画」は、文章のみで記述してください。
2. 必要以上に略語を使わない
専門分野外の人が読む事を考え、必要以上に略語を使うことを避けましょう。略語の使用回数が一度だけの場合、
略す必要はありません。2回以上使う場合のみ用いて、文章中で一番最初に使用したときにその意味を説明します。
例:ARE(Advancing researcher experience)
3. 十分な分量を書く
簡潔=内容不足ではありません。ポイントに気を付けて書けば、文章は自然と十分な長さとなるはずです。
少なくとも800字は記述してください。
平成26年度先導的研究者体験プログラム�経費計算書
学類:
物理学類
氏名:
筑波理科
↓各費目の合計金額を足した額を記載してください。種目の上限金額を超えないように注意すること。
申請金額合計:
98,280 円
■消耗品費
消耗品とは20万円未満の物品です。ネットショップの割引価格では購入できないことが多いため、出来る限り定価に近い価格を記載し てください。
業者から見積りをとって記載をすることを推奨します。 提出をする前に単価×数量=金額になっているか確認をしてください。
No. 購入予定の物品
1
2
3
4
5
品名 電波吸収体
型番 CN343-5
品名 ラバーヒーター
型番 P00056
品名 熱電対
型番 Pt-5700
品名 電子サーモスタット
型番 SH-2
単価(円)
数量
金額(円)
27,000
1
27,000
6,480
2
12,960
12,960
2
25,920
16,200
2
32,400
品名
0
型番
消耗品費合計
備考
劇物(�)・毒物(�)
劇物(�)・毒物(�)
劇物(�)・毒物(�)
劇物(�)・毒物(�)
劇物(�)・毒物(�)
98,280
■旅費
学会発表や勉強のために学会に参加するための旅費を記載してください。調査へ行くための旅費は応募をする前に相談してください。
No. 事項
金額(円)
備考
1
2
3
旅費合計
0
■雑費
学会参加登録費、文献複写費を記載してください。工作費、解析費については応募をする前に相談してください。
No. 事項
金額(円)
1
2
3
雑費合計
0
備考
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