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最低税率 10%→5% 最高税率 37%→40%
0 国から地方へ税源移譲が実施され、先行して平成 19 平成 11 年より景気対策の一環として特別減税で実施 年度市・県民税の税率が改正されました。所得税は平 されていた定率減税が、景気回復傾向を受けて廃止さ 成 19 年分から税率が改正されます。 れます。 最低税率が下がり課税区分が細分化されたため、所 得の高い人はより多く、低い方は少なく所得税が課税さ ■定率減税の計算 定率控除前×10% → 廃止 れることになります。 最低税率 10%→5% 最高税率 37%→40% 現在の損害保険料控除が地震保険料控除に改正さ 33 % 5% 10% 40 % 23 % 20 % ~ 1,949,000 1,950,000~ 3,299,000 3,300,000~ 6,949,000 6,950,000~ 8,999,000 9,000,000~17,999,000 18,000,000~ 保険契約が該当します。 これまでの長期損害保険(契約期間 10 年以上)は引 き続き該当しますが、短期損害保険は該当しなくなりま すのでご注意ください。 所得 A 課税所得(円) れます。地震等を原因とする火災等に対して適用される B 税率 C 累進控除 5% 10% 20% 23% 33% 40% 0 97,500 427,500 636,000 1,536,000 2,796,000 ■地震保険料控除の計算 所得税 年間支払保険料の合計額(最高5万円) 市・県民税 〃 (最高 2.5 万円) 公益的な活動を行う団体への寄付を行いやすくする ため、所得税の寄付金控除の限度額を引き上げました。 ■寄付金控除の計算 寄付金の合計額(総所得の 30%限度)―5,000 円 ⇒ 〃 ( 40% ) 〃 A×B-C=所得税(税額控除前) 裏面もあります 営業・農業・不動産所得において、償却資産について 現在住宅ローン控除を受けている方で、所得税税率 改正により住宅ローン控除減税分が減少してしまった方 は、所得税で受けられなくなった分の住宅ローン控除を 翌年度市・県民税から差引くことができます。 この控除を受けるためには毎年3月 15 日までに市町 村役場へ申請書を提出していただく必要があります。 はこれまで取得価格の 95%までしか償却できませんでし たが、残り1円まで償却することが可能になりました。 なお H19.3.31 以前に取得した償却資産の場合、従来 の償却可能限度額まで償却した後、残り5%分を5年間 で残り1円まで均等償却できます。既に償却期間が終了 した資産について、いくらまで 償却したのか確認することをお 勧めします。 平成 19・20 年中に居住開始する方は、現行の住宅ロ ーン控除より「控除率は下がりますが期間が長い特例」 が創設されましたので、現行制度との選択することができ ます。控除限度額の期間内合計は現行でも特例でも同 所得税の確定申告を電子申告(e-TAX)した場合、所 額です。 得税の税額控除 5,000 円が受けられます。(その年の所 ■控除内容の比較 得税額を限度) 現行 特例 1~6年目 7~10 年目 1~10 年目 11~15 年目 年末ローン残高の 1.0% 年末ローン残高の 0.5% 年末ローン残高の 0.6% 年末ローン残高の 0.4% ■条件 ①平成 19 年分と 20 年分のどちらか1年のみ ②本人の電子署名と電子証明書を併せて送信 ※申告にあたっては電子証明の登録(市役所市民 課)と IC カードリーダライタ(電器店等で購入)が必 要です。 また、平成 19 年分から電 子申告する際に、第三者作 平成 19 年4月1日以降に住宅ローン等を利用して、 成書類(源泉徴収票や医療 自宅のバリアフリー改修工事(補助金を除いて 30 万円 費領収書など)の添付が省 超)を含む増改築を行った場合、一定の条件を満たせ 略されます。 ば特別な控除率と期間での住宅ローン控除が受けられ ます。 なお、現行住宅ローン控除と住宅ローン控除の特例と バリアフリーとの選択制になります。 ■対象者 ①50 歳以上 ②要介護・要支援認定を受けている人 ③障害者 ④居住者の親族のうち②もしくは③に該当する人ま たは 65 歳以上の人と同居している人 ■バリアフリー改修工事とは… ①廊下の拡幅②階段の勾配の緩和③浴室改良④ 便所改良⑤手すりの設置⑥屋内段差解消⑦引き戸 への取替え工事⑧床表面の滑り止め化 ■控除額の計算 住宅ローン残高のうち、①バリアフリー改修工事分 (200 万円限度)の2%と②それ以外の増改築費用 (1,000 万円限度)の1%の合計額(①+②は 1,000 万円以下)5 年間所得税から控除します。 平成 19 年中の所得が激減した方は、平成 19 年度市・ 県民税を改正前税率で計算し、差額を返還します。 大まかな該当条件は「平成 19 年度市・県民税所得割 が課税されていて、平成 19 年分所得税が非課税」とな った方(※)です。 ■申請期間 平成 20 年7月 1 日から7月 31 日 ■申 請 先 平成 19 年度市・県民税課税市町村 ※該当する方には申請書を送付する予定です。 須坂市役所 税務課 市民税係 窓口③番 電 話 番 号 026-245-1400(代表) 内線 3126~3128 ホームページ http://www.city.suzaka.nagano.jp