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平成24年度第1回会議録.

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平成24年度第1回会議録.
会 議 録(概要)
概要)
会議名称
開催日時
開催場所
委
員
事務局
出
席
者
実施機関
傍 聴 者
配布
事前
資料
当日
平成24年度 第1回 八尾市個人情報保護審議会
平成24年7月20日(金) 午後2時00分~4時00分
市役所本館 8階 第2委員会室
金谷会長 澤野副会長 小池委員 田中委員 内藤委員 有江委員 天正委員
山本委員 東委員 (欠席:佐藤委員)
原副市長(途中退席) 森部長 網中課長
【情報公開室】
:川西室長 辻本係長 大久保副主査
【情報システム室】
:式室長 森本係長
【諮問1】財産活用課
野口係長
【諮問2】市民税課
山本係長、田村係長
資産税課
大本係長、川下副主査
【諮問3】介護保険課
御前課長補佐、笹栗係長
【諮問4】健康保険課
辻内課長、阪本係長
【諮問5】保育課
當座次長、的場課長補佐、足立係長
【諮問6】下水道経営企画課
松山課長、永家係長
下水道普及課
黒田係長、伊東主査
【報告1】政策推進課
下村課長補佐、古川主査
【報告2】地域安全課
森田課長補佐、宮田係長
白石次長、谷口課長補佐、西係長、渡部主査
【報告3】障がい福祉課
【報告4】こども政策課
藤本課長補佐、井上係長
【報告5】産業政策課
大井課長補佐、渡部主査
【報告6】生涯学習スポーツ課
北島係長、谷口主査
なし
審議会資料
個人情報保護事務の手引 会議次第
審議項目
1)諮問事項
1.八尾市公用車ドライブレコーダーの設置及びデータ管理事務について
2.地方税電子申告システム(eLTAX)に係る個人情報の利用項目の追加について
3.死者の個人情報の開示請求の取り扱いについて
4.八尾市国民健康保険料及び八尾市後期高齢者医療保険料の納付に係る口座振替契約受付サービ
スの導入について
5.保育システムの個人情報の電子計算機処理の内容変更について
6.下水道事業受益者負担金システムへの機能追加等について
2)報告事項
1.平成24年度八尾市民意識調査の送付用宛名ラベル作成について
2.八尾市が管理運営する八尾市内の防犯カメラシステムの設置・運用について
3.八尾市障害者基本計画に係る市民意識調査の送付用宛名ラベル作成について
4.八尾市次世代育成支援行動計画(後期計画)保育サービス目標事業量見直しにおけるニーズ調
査の送付用宛名ラベル作成について
5.八尾・柏原パーソナル・サポートモデル事業の開始について
6.八尾市立生涯学習施設予約・案内システム業務の施設追加について
審議状況
審議状況(
状況(審議経過)
審議経過)
諮問事項1
諮問事項1
八尾市公用車ドライブレコーダー
八尾市公用車ドライブレコーダーの
ドライブレコーダーの設置及び
設置及びデータ管理事務
データ管理事務について
管理事務について
「事務・
)
事務・事業の
事業の内容」(審議会資料に基づき事務局より事務内容の概要の説明報告を行う。
本案件は、八尾市個人情報保護条例第8条第1項(電子計算機処理)の規定に該当するものである。
諮問する事項としては、本年度より、公用車に順次映像記録型のドライブレコーダーを搭載し、走
行中の車外前方映像と車両挙動データを媒体に記録するものである。
諮問する事項の説明としては、ドライブレコーダーにより、事故時の映像や急制動などの車両挙動
データを記録することで、事故当事者間の過失割合の検証などの事後処理に役立てるとともに、事故
原因の分析により、一層の車両運行における安全対策の向上を図るものである。
設置台数としては、本年度は財産活用課所管分27台に設置し順次追加予定であり、また、運用開
始の時期は、平成24年8月1日を予定している。
セキュリティ対策としては、八尾市公用車ドライブレコーダーの設置及び管理運用要綱に基づき適
正な管理運営を図り、個人情報の保護に努める。
「審議の
審議の要点・
要点・審議会の
審議会の意見等」
意見等」
ア 委員の質問
・画像を上書きしていっており、車がぶつかると、前の20秒の画像が残っているということか。
・前後20秒の画像というのは、衝突の前も20秒、後ろも20秒というのではないのか。
イ 実施機関の説明
・車がぶつかった時点から、前15秒と、衝突の後5秒の合計20秒間の画像だけを記録型のメデ
ィアに一旦保存するという形になる。
・この機種の場合は、前15秒と後5秒という形で運用させていただく。
「結論」
結論」
諮問事項1について、審議会は承認。
諮問事項2
諮問事項2
地方税電子申告システム
地方税電子申告システム(
システム(eLTAX)
eLTAX)に係る個人情報の
個人情報の利用項目の
利用項目の追加について
追加について
「事務・
)
事務・事業の
事業の内容」
内容」(審議会資料に基づき事務局より事務内容の概要の説明報告を行う。
本案件は、八尾市個人情報保護条例第8条第1項(電子計算機処理)の規定に該当するものである。
諮問する事項としては、地方税電子申告システム(eLTAX)について、既存の利用税目に加え、個
人住民税(給与支払報告)
、法人市民税、固定資産税(償却資産)の電子申告及び電子申請・届出サー
ビスの利用を追加するものである。
諮問する事項の説明としては、この度、地方税法の改正により、給与等に係る源泉徴収票について
e-tax または光ディスク等による提出を義務付けられる者について、給与支払報告書等の提出が
eLTAX または光ディスク等による提出へと義務付けられることとなったことや、eLTAX の利用拡充
を進める国からの通知等に基づき、既存の利用税目に加え、下記税目のサービスの利用を追加するも
のである。
対象件数としては、個人住民税(給与支払報告)が約 13 万件のうち、約 1 万 2000 件、法人市民税
が約 9000 件のうち、約 1800 件、固定資産税(償却資産)が約 7000 件のうち、約 350 件の見込みで
ある。
情報の収集方法は、給与支払者及び納税者等から報告・申告のあったデータを、経由機関(地電協)
を経由して、eLTAX システムを通じて受け取る。データについてはMOに保存し、税務基幹システム
に取り込む。なお、一部データ取り込みができない部分については、紙出力の上パンチ入力にて税務
基幹システムに取り込む。
電子計算機の利用が必要な理由としては、上記の光ディスク等による提出の義務付けや国からの通
知等に基づき、納税者の利便性向上及び税務行政事務の効率化を図るためである。
利用時期は、平成 24 年 11 月の予定である。
セキュリティ対策としては、回線は LGWAN を利用し、eLTAX システム用端末については、庁内
LAN には接続せず、また、パスワードによる従事者制限を行う。
また、eLTAX システム用端末と税務基幹システムとのデータのやりとりについては MO で行う。
なお、MO 及び出力帳票については、鍵付ロッカーに保管し、不要になった帳票は裁断破棄する。
「審議の
審議の要点・
要点・審議会の
審議会の意見等」
意見等」
ア 委員の質問
・要するに、地方税電子申告システムを既に運用しているけれども、今回、個人情報の利用項目を
追加するということか。個人住民税、法人市民税、それから固定資産についての電子申告が認めら
れたことに伴って、個人情報を収集、保管、利用することになり、電算処理をする個人情報につい
て、追加する必要が出てきたということか。
・紙ベースであったのが電子申告になるということだが、今後も紙ベースであるために取り込めな
いものは、
パンチ入力をしていくということで、
特段それ以外に何かするということではないのか。
・データでもできるということだけの話という理解でよいか。
イ 実施機関の説明
・(個人情報の項目追加等については)その通りである。
・ 紙での提出か、データでの提出か選べるようになるということである。
・(データでもできるというということは)その通りである。
「結論」
結論」
諮問事項2について、審議会は承認。
諮問事項3
諮問事項3
死者の
死者の個人情報の
個人情報の開示請求の
開示請求の取り扱いについて
「事務・
)
事務・事業の
事業の内容」
内容」(審議会資料に基づき事務局より事務内容の概要の説明報告を行う。
本案件は、八尾市個人情報保護条例第13条第2項第5号(死者の個人情報の開示)の規定に該当
するものである。
諮問する事項としては、死者の介護認定関連等に関する個人情報の開示請求の取り扱いについてで
ある。
諮問する事項の説明としては、要介護者が死亡し、遺産の相続が発生した。相続人は、請求者の父
一人だったが、まもなく死去したため、請求者を含む3人がさらに相続することになった。
このたび、請求者から被相続人(要介護者・死者)の認知状況を明らかにし、被相続人の行った金
融商品の取引の正当性についての判断材料とするため、介護認定調査票及び主治医意見書の写し並び
に介護認定決定通知書の開示請求について相談があった。
本内容については、個人情報保護条例第13条第2項第1号から4号に該当すると認められないも
のの、請求者である甥については、死亡した要介護者の相続人の相続人であることから、第5号に基
づき諮問するものである。
「審議の
審議の要点・
要点・審議会の
審議会の意見等」
意見等」
ア 委員の質問
・請求者の父の兄弟が亡くなって、請求者の父だけが相続したが、父も亡くなってしまったという
ことで、子どもさんが訪ねてきたということか。
イ 実施機関の説明
・(請求の経過については)その通りである。
「結論」
結論」
諮問事項3について、審議会は承認。
諮問事項4
諮問事項4
八尾市国民健康保険料及び
八尾市国民健康保険料及び八尾市後期高齢者医療保険料の
八尾市後期高齢者医療保険料の納付に
納付に係る口座振替契約
受付サービス
受付サービスの
サービスの導入について
導入について
「事務・
)
事務・事業の
事業の内容」
内容」(審議会資料に基づき事務局より事務内容の概要の説明報告を行う。
本案件は、八尾市個人情報保護条例第8条第1項(電子計算機処理)の規定に該当するものである。
諮問する事項としては、国民健康保険料及び後期高齢者医療保険料の納付に口座振替を利用する際
の口座振替登録の手続きを簡略化するため、マルチペイメントネットワークを活用した電子計算機に
よる処理を導入するものである。
諮問する事項の説明としては、口座振替依頼者のキャッシュカードの情報を専用端末機に読み込ま
せ、専用回線(完全に外部とは切り離されたクローズド回線)より中継センターを介して取引先の金
融機関に口座情報についての照会及び口座振替用口座登録依頼を行い、結果が専用端末機に返される。
判定結果が適当とされれば、国民健康保険料又は後期高齢者医療保険料の振替用口座として登録され
る。
端末機に情報は保存されず、通信のみの利用となる。端末機と金融機関との通信において市の関与
はなく、ネットワーク間のみで手続きは完了する。
導入のメリットとしては、当処理の導入により、これまで多かった口座登録依頼書の誤記入や印鑑
相違による手続きに要する期間の延長がなくなり、依頼者が登録をその場で確認することが出来ると
ともに、手続きに要する事務の大幅な簡略化にも繋がる。
取り扱う個人情報については、口座名義、金融機関名、預金の種別、口座番号または通帳番号であ
る。
利用開始時期は、平成24年12月以降を予定している。
セキュリティ対策としては、手続きにおける口座データを照会するにはキャッシュカードの暗証番
号入力が必須となり、入力は本人確認も合わせて依頼者自身が行うため、カードの不正使用も防ぐこ
とができる。また、暗証番号が正確に入力されることにより、端末機より完全に外部と切り離された
クローズド専用回線にて通信を行う。送信されるデータはすべて暗号化され、暗号化されたデータの
解読は不可能となっており、システム全体で非常に高いセキュリティ対策が講じられている。なお、
端末機及び端末機より出力された情報は、施錠できる場所にて厳重に保管する。
「審議の
審議の要点・
要点・審議会の
審議会の意見等」
意見等」
ア 実施機関からの補足説明
・修正案ということで資料を追加させていただいた。御面倒をおかけし申しわけない。
イ 委員の意見
・だれのデータであるかや、電話番号などの情報は絶対必要であるので、従来どおり紙か何かに書
いてもらう必要がある。
・本来ならば介護保険料も一緒に手続きできたほうがよい。
・もし戸別訪問などをすると、市の職員をかたる、にせ職員等があらわれるおそれがあるので心配
であった。
・にせ職員をかたられることがないようにというのは大事な話であるので、よく注意して欲しい。
ウ 委員の質問
・資料についている申込書に、通帳の番号などを記載する欄があるがどういうことか。
・所管は違うが、介護保険料はどうなっているのか。
・今回健康保険料で登録をしても、介護保険料はまた別で支払うということになるのか。
・国保が先行して導入するというイメージでよいか。
・順次、税などに広げていうということか。
・機械はどこに設置するのか。
・機械は順次導入するのか。
・資料を見ると、導入しているところは余り多くはない。今回も大阪では八尾が初めてになるのか。
・この資料自身は少し古いのか。
・キャッシュカードのデータは端末には残らないということだったが、データとして取るのは、住
所、氏名や電話番号以外の、口座名義人、金融機関というところだけの情報が取れるということか。
端末そのものも当然市の職員が管理していくということか。また、最後に確認するが、クローズド
回線といえども回線は回線なので心配なのだが、この端末を使っているところで、情報が漏れるな
どの事例は今までないということか。
・ネットワークそのものについて、例えば今回改めて振り込みにするため、このシステムを使って
情報をとるということだが、その情報を、マルチペイメントシステムに加入されてる方が、全員共
有できるとかいうものではないと。本人と、金融機関と市の間でだけで、その他の金融機関や、ク
レジット会社などが、そういう情報を得られることはないということでよいか。
・国のほうの資料では戸別訪問とも書かれているが、八尾市としては当面戸別訪問ではなく、市役
所の窓口でだけ使われるということでよいか。
エ 実施機関の説明
・資料は、紙ベースで申請していただく場合に使用している用紙で、参考資料として添付している。
今後は、キャッシュカードで登録するので、その用紙は使用しない。ただ、本人がカードを通した
だけで、本当にどういう手続になったかというのがわからない部分もあるので、そこは1枚用紙を
書いていただくことを検討しているところである。
・今回、健康保険課がマルチペイメントシステムを先行導入するのだが、理由の一つが、国からの
特別調整交付金があることである。1種類目は契約料で、金融機関と一件ごとに、契約しないとい
けないが、これが大体一金融機関30万円かかる。また、2 種類目は、備品としての機械の購入経
費である。そういう理由で今回健康保険課が先行して導入させていただく。今後については、介護
保険料や税の徴収でもこの機械を使うことができるので、徴収業務を行う部署との連係調整を図り
ながら検討していきたいと考えている。
・まず、申請者の口座情報というのはそのネットワークの中で登録したということになり、後はそ
れぞれの原課がその税情報と税目の情報、介護保険料、それから国民健康保険料というような形の
情報と、あと月々に幾ら引き落とししていただくという情報は、逐次税目追加、保険料の情報追加
という形に行うようになっている。
・この機械導入に関しては、今回先行して行うということである。
・機械の使用を、税や介護保険料の徴収にも広げていきたいと考えている。
・今のところ、国保の窓口に置く予定である。
・台数については、現在、大体10台を予定している。1台導入するのに、10万円かかるが、今、
国保の窓口は、八つのブースがある。窓口が混んだときでも、機械があれば、キャッシュカードを
持ってきてもらい登録ができるという意味で、今のところ10台を予定している。その機械を、例
えばまだ検討段階で具体的に話をつめていないが、介護保険の窓口や税の窓口に持っていっていた
だいて、カードを通してもらうというような仕組みになるかと考えている。
・大阪府下のほうでは、既にもう導入済みの市が、寝屋川市、摂津市、柏原市、豊中市ということ
である。
・国のほうが主な自治体を挙げている。ほかにも資料に載ってない自治体もある。それからこのマ
ルチペイメントネットワークという、協議会というのがあるが、そこには各自治体であったり、生
命保険会社、損害保険会社、それから各種銀行とクレジット会社などのたくさんの企業が入ってい
る。自治体としても、数は今出していないが、ここに載っている以外の自治体も加入している。
・クレジット会社や、生命保険会社なども、このネットワークシステムを全部使っている。最高水
準のセキュリティーが構築されていると聞いているので、個人情報が漏れる事件があったというの
は、聞いていない。
・(他のものが情報を得られないということについては)その通りである。
・今のところは、窓口のみで使用し、機械を持ち出しすることは考えていない。
「結論」
結論」
諮問事項4について、審議会は承認。
諮問事項5
諮問事項5
保育システム
保育システムの
システムの個人情報の
個人情報の電子計算機処理の
電子計算機処理の内容変更について
内容変更について
「事務・
)
事務・事業の
事業の内容」
内容」(審議会資料に基づき事務局より事務内容の概要の説明報告を行う。
本案件は、八尾市個人情報保護条例第8条第1項(電子計算機処理)の規定に該当するものである。
諮問する事項としては、ドメスティック・バイオレンス及びストーカー行為等の被害者の二次的被
害の防止のため、収集する個人情報の追加項目として、DV情報につき、新住基システム(データ連
携基盤)の情報と保育システムの情報の連携を行うものである。
諮問する事項の説明としては、住民基本台帳事務における支援措置申出書の提出者のうち、保育所
入所又は申込者を対象として、市民課が新住基システムに登録した内容を保育システムに取り込み、
DV情報を確認できるようにするものである。
対象者及び件数については、対象者は、住民基本台帳事務における支援措置申出書(以下「申出書」
という。)の提出者のうち、保育所入所又は申込者とする。件数は、年間約30件である。
情報の収集先としては、新住基システム(データ連携基盤)
、保育システム及び申出書である。
収集する個人情報は、識別番号等、氏名・通称名、他16項目である。
電子計算機の利用が必要な理由としては、窓口対応等において、保育システムを確認しながら対応
することが多く、保育システムにてDV情報を確認できることで、より一層、慎重かつ適切な対応を
することができるためである。
実施期日は、平成 24 年 10 月1日を予定している。
セキュリティ対策としては、システム間のデータ授受は、同一ネットワーク内での処理であり、シ
ステムの運用は担当者を限定し ID 及びパスワードによる管理を行い、媒体等は施錠保管庫にて保管
する。
「審議の
審議の要点・
要点・審議会の
審議会の意見等」
意見等」
ア 委員の質問
・支援措置の申出、例えば私の住所等を知りたいという人が来ても教えないでくださいというよう
な申出があった。それを市民課でチェックし記録した情報を、保育園のほうとリンクさせたいとい
うことか。
・どういうふうにこの情報を利用するのか。
・例えば暴力を振るう夫がいて、奥さんが子供を連れて逃げている。そして親だということでやっ
て来て、うちの子供にちょっと会わせてくれ、元気でやってるか様子を見たいからなどと言ったと
きに、いきさつを知らなかったら会わせてしまうことが生じるということか。
・情報を共有する必要があり、しかも紙ベースではなく、正確にかつ迅速に処理するためには、電
算処理する必要があるということか。
・小学校や中学校ではこのような処理はしているのか。
イ 実施機関の説明
・もともと紙ベースの申出書については、市民課から情報提供を受けている。それを今回、住基自
体のシステムの変更でDV情報を新たにつけ加えているということで、保育課のシステムの変更を
し、より適切な対応をとれるようにする予定である。
・当課窓口において申し込みをされている方で、特にDV等でお母さんが申し込みされた場合、お
父さんが来られて、子供さんの情報など申し込みの情報を教えてくれと言われたときに、支援措置
の申し出があれば、その部分については情報開示をしないという取り扱いをする。
・(支援措置の申出を把握していなければ会わせてしまう可能性があるというのは)その通りである。
・(情報共有と電算処理の必要性については)その通りである。
・(小学校や中学校については)把握していない。
「結論」
結論」
諮問事項5について、審議会は承認。
諮問事項6
諮問事項6
下水道事業受益者負担金システム
下水道事業受益者負担金システムへの
システムへの機能追加等
への機能追加等について
機能追加等について
「事務・
)
事務・事業の
事業の内容」
内容」(審議会資料に基づき事務局より事務内容の概要の説明報告を行う。
本案件は、八尾市個人情報保護条例第7条第1項(目的外利用)及び第8条第1項(電子計算機処
理)の規定に該当するものである。
諮問する事項としては、下水道事業において使用している受益者負担金システム(受益者負担金の
賦課・徴収業務)に資産税課から新たに家屋の所有者及び物件情報の提供を受け、受益者の適正な把
握を行うとともに、公共下水道施設設置調査業務において、当システム内の土地及び家屋に係る所有
者及び物件情報を使用するものである。
諮問する事項の説明としては、現在、下水道整備を行う路線の沿道地権者(土地又は家屋の所有者)
を法務局の登記情報等から把握し、下水道整備のための事前調査(公共下水道施設設置調査業務)に
より、汚水桝設置場所確認業務及び受益者負担金賦課の対象者の特定を行っているが、法務局の登記
情報の所有者住所(居所)については、更新(変更登記)されていないことも多いなどの課題がある。
そのため、毎年度更新される資産税課からの情報提供を受け、市民サービス向上の観点から、迅速
な対応を図るよう改善するものである。
対象及び件数としては、既に受益者負担金システムへ提供を受けている受益者負担金の賦課・徴収
業務に必要な土地の物件情報と所有者情報については、年間約15万筆である。また、今後の事前調
査(公共下水道施設設置調査業務)に必要な下水道整備を行う予定路線の沿道の物件情報と所有者情
報については、年間約4,500件である。
取り扱う個人情報としては、土地に関しては、所在地、所有者コード、所有者住所、所有者氏名、
登記地目、現況地目、課税地積及び特例コードである。家屋に関しては、所在地、所有者コード、所
有者住所、所有者氏名、家屋番号、調査番号、登記床面積、現況床面積、階数及び種類である。
情報の収集方法としては、資産税課から媒体(MO)により下水道経営企画課の受益者負担金シス
テム端末へ土地の物件情報と所有者情報及び家屋の物件情報と所有者情報の提供を受け、LAN接続
により下水道普及課の下水道計画支援システム端末にて閲覧のみできるようにする。
電子計算機の利用が必要な理由としては、土地又は家屋に関する情報は、年間約4,500件と多
数であり、作業効率を向上させるためである。
電子計算機の処理形態の概要は、パソコン上での単独処理であり、利用開始時期は、平成24年7
月下旬から8月上旬の予定である。
セキュリティ対策としては、受益者負担金システム端末及び下水道計画支援システム用端末につい
ては、画面表示とシステム起動にはパスワードの入力が必要であり、端末本体・ディスプレイについ
ても、ワイヤーケーブルを使用して持ち出せないように設置している。また、出力帳票及び媒体は施
錠保管し、不要になった帳票は裁断破棄する。
なお、LAN接続により下水道計画支援システム端末で閲覧できる内容については、土地又は家屋
に関する情報のみで、受益者負担金に関する賦課・徴収内容は閲覧できないこととする。
「審議の
審議の要点・
要点・審議会の
審議会の意見等」
意見等」
ア 委員の質問
・下水道法に基づいて受益者負担金を賦課・徴収するが、これを適正に行うためには、関係する土
地・家屋に関する正確な情報が必要である。不動産に関する情報は、本来法務局が持っているが、
あまり正確ではなく、一番正確なのは庁内の資産税課の情報なので、それを活用したい。そうする
と目的外使用になるため、その了解を得るということと、電算処理をすることについて了解を求め
るために諮問したという理解でよいか。
・今までと違うというのは、家屋に関する情報を追加するということで、今まで土地に関して言え
ば、ずっと処理をしてきているということ。受益者負担金を支払うのは基本的には土地所有者であ
るので、家屋に関することをつけ加えるというのはどういうことか。
・借地の場合、家屋の所有権者から負担金をいただくが、転売されて次の人が家屋を建てかえたら
どうなるのか。
イ
実施機関の説明
・(諮問の経緯については)その通りである。
・受益者負担金の納付者は、土地または家屋の所有者となっており、土地の所有者と家屋の所有者
が同じであれば、土地の所有者に受益者負担金をお願いする。けれども土地の所有者と家屋の所有
者が違う場合については、家屋所有者に受益者負担金をお願いしている。
・受益者負担金は下水道を整備するための費用の一部なので、一回いただけば、建てかえをされて
も、また負担をお願いするというものではない。
「結論」
結論」
諮問事項6について、審議会は承認。
報告事項
報告事項1
事項1
平成24
平成24年度八尾市民意識調査
24年度八尾市民意識調査の
年度八尾市民意識調査の送付用宛名ラベル
送付用宛名ラベル作成
ラベル作成について
作成について
「事務・
)
事務・事業の
事業の内容」
内容」(審議会資料に基づき事務局より事務内容の概要の説明報告を行う。
本案件は、平成24年度八尾市民意識調査の送付用宛名ラベル作成について報告するもので、八尾
市個人情報保護条例第 8 条第 1 項の規定に該当するものである。
報告を要する事由については、総合計画に関する市民意識調査送付用宛名ラベルを作成するため、
住民基本台帳から対象者を抽出するにあたり、電子計算機での処理が必要なためである。
事務事業の概要としては、市民の生活意識や八尾市政に対する意見、各政策の満足度・重要度等を
把握し、市が総合計画を推進する上での、重要な基礎データとして活用することを目的に実施するも
のである。
個人情報の利用項目は、氏名、住所、生年月日及び国籍である。
対象者及び件数は、市内在住 20 才以上の男女 3,000 件(うち外国人市民 80 件)である。
電子計算機処理が必要な理由としては、電子計算機に記録されている住民基本台帳を電算処理する
ことにより、正確かつ迅速に対象者の抽出を行い、本調査業務の効率的な実施を図るためである。
処理形態は、ホストコンピュータによるバッチ処理である。利用時期は、平成24年11月を予定
している。
セキュリティ対策としては、出力された帳票は、施錠できる保管庫に保管し、利用後は、切断して
廃棄する。宛名ラベル作成後は、直ちに郵送し、個人情報の保護には細心の注意を払う。封入封緘等
にかかる委託に際しては、個人情報の保護に努める。
「審議の
審議の要点・
要点・審議会の
審議会の意見等」
意見等」
委員からの質問や意見は無かった。
「結論」
結論」
報告事項1について、審議会への報告は終了。
報告事項
報告事項2
事項2
八尾市が
八尾市が管理運営する
管理運営する八尾市内
する八尾市内の
八尾市内の防犯カメラシステム
防犯カメラシステムの
カメラシステムの設置・
設置・運用について
運用について
「事務・
)
事務・事業の
事業の内容」
内容」(審議会資料に基づき事務局より事務内容の概要の説明報告を行う。
本案件は、八尾市が管理運営する八尾市内の防犯カメラシステムの設置・運用について報告するも
のである。
報告を要する事由については、本市では、市内5地区へ防犯カメラの設置を行い、平成24年4月
1日より運用しているため、報告するものである。
事務事業の概要としては、街頭犯罪発生抑止を図るため、大阪府の補助制度を活用して、市内計5
地区に防犯カメラを設置し、画像をデジタルデータとして記録するものである。
個人情報の利用項目は、撮影範囲の通行者、及び通行車両等の画像である。
対象者及び件数については、対象者は、撮影範囲の通行者、及び通行車両等であり、件数は、用和
地区・志紀地区・近鉄八尾駅・JR八尾駅・近鉄河内山本駅の5地区に各12台で合計60台である。
セキュリティ対策としては、八尾市防犯カメラ設置及び管理運営規程を定め、適正な管理運営を図
り、個人情報保護に努める。
「審議の
審議の要点・
要点・審議会の
審議会の意見等」
意見等」
ア 委員の質問
・防犯カメラを設置運用しているということで、その運用状況について当審議会に報告されたとい
うことでよいか。
・この防犯カメラについて、警察など捜査機関から照会があったことはあるか。
イ 実施機関の説明
・(報告の経緯については)その通りである。
・既に4月から運用を始めており、要綱上定めている通り、提供先については警察のみ行っている。
「結論」
結論」
報告事項2について、審議会への報告は終了。
報告事項
報告事項3
事項3
八尾市障害者基本計画に
八尾市障害者基本計画に係る市民意識調査の
市民意識調査の送付用宛名ラベル
送付用宛名ラベル作成
ラベル作成について
作成について
「事務・
)
事務・事業の
事業の内容」
内容」(審議会資料に基づき事務局より事務内容の概要の説明報告を行う。
本案件は、八尾市障害者基本計画に係る市民意識調査の送付用宛名ラベル作成について報告するも
ので、八尾市個人情報保護条例第 8 条第 1 項の規定に該当するものである。
報告を要する事由については、八尾市障害者基本計画の策定に伴う市民意識調査の実施に際して、
対象者への調査票送付用宛名ラベルを作成するため、障がい福祉システムデータベースから無作為抽
出するにあたり、電子計算機での処理が必要であるためである。
事務事業の概要としては、平成 20 年 3 月に策定した第3期八尾市障害者基本計画の計画期間(平
成 20 年度~平成 29 年度)の中間年度である平成 24 年度に見直しを実施することとなっており、平
成 25 年度以降の施策について、計画の見直しが必要となった。そのため、市民のニーズを把握し本
市の実状に即した計画策定に向け、障がい福祉システムの手帳所持者から、無作為抽出による市民意
識調査を実施するものである。
個人情報の利用項目は、氏名、住所、年齢(生年月日)
、性別、郵便番号、手帳等級(療育手帳につ
いては判定結果)、障がい名、(知的障がい・児童の場合)保護者名である。
対象者及び件数は、身体障がい者手帳所持者、療育手帳所持者及び精神障がい者保健福祉手帳所持
者の合計 3,000 名を予定している。
電子計算機処理が必要な理由としては、障がい福祉課では、身体障がい者手帳、療育手帳及び精神
障がい者保健福祉手帳交付者の台帳を、障がい福祉システムデータベースで管理しており、電子計算
機に記録されているデータベースを利用すれば、正確かつ迅速に対象者の抽出を行うことができ、本
調査業務の効率的な実施ができるためである。
処理形態は、障がい福祉システムデータベースからの抽出により行い、利用時期は、平成 24 年7
月下旬の予定である。
セキュリティ対策としては、システム用端末の起動時及び業務権限は、認証 ID・パスワードを用い
て従事者制限を徹底する。出力された帳票の管理については万全を期し、施錠できる保管庫に保管す
る。宛名ラベルは、作成後直ちに貼付、郵送し、個人情報の保護に関しては細心の注意を払う。また、
出力帳票は利用後切断して廃棄する。宛名ラベル貼付については、市職員が手作業で行い、個人情報
の処理については万全の体制で行う。
「審議の
審議の要点・
要点・審議会の
審議会の意見等」
意見等」
ア 委員の質問
・ラベル作成とは直接関係ないが、アンケートの内容が大変難しく、たくさんの内容に答えないと
いけないのだなということと、アンケート調査のお願いに関しては振り仮名が振ってあるのに、ア
ンケートの内容にはどこにも振り仮名が振っていないがどうしてか。
イ 実施機関の説明
・アンケートの項目については、今回、計画の中間見直しということで、アンケートの内容は、ほ
ぼ前回分を踏襲しているので、多岐にわたるアンケートになっており、ご回答者には、ご不便等を
おかけするかもしれないが今回の案のようになっている。アンケートの振り仮名の件については資
料提出が間に合わず現在振っていないが、実際に実施するアンケートに関しては、全部振り仮名を
振らせていただく。
「結論」
結論」
報告事項3について、審議会への報告は終了。
報告事項
報告事項4
事項4
八尾市次世代育成支援行動計画(
八尾市次世代育成支援行動計画(後期計画)
後期計画)保育サービス
保育サービス目標事業量見直
サービス目標事業量見直しにおける
目標事業量見直しにおける
ニーズ調査
ニーズ調査の
調査の送付用宛名ラベル
送付用宛名ラベル作成
ラベル作成について
作成について
「事務・
)
事務・事業の
事業の内容」
内容」(審議会資料に基づき事務局より事務内容の概要の説明報告を行う。
本案件は、八尾市次世代育成支援行動計画(後期計画)保育サービス目標事業量見直しにおけるニ
ーズ調査の送付用宛名ラベル作成について報告するもので、八尾市個人情報保護条例第 8 条第 1 項の
規定に該当するものである。
報告を要する事由については、ニーズ調査におけるアンケート用紙送付用宛名ラベルを作成するた
め、住民基本台帳から対象者を抽出するにあたり、電子計算機での処理が必要なためである。
事務事業の概要としては、八尾市次世代育成支援行動計画(後期計画)の中間年である、平成 24
年度において、保育サービス目標事業量の中間見直しのため、就学前児童の保護者と就学児童の保護
者を対象として、ニーズ調査を行い、現状のニーズをもとに目標事業量の設定を行う。
個人情報の利用項目は、住所・氏名・生年月日及び性別である。
対象者及び件数は、就学前児童 2,000 件及び就学児童 1,000 件である。
電子計算機処理が必要な理由としては、電算処理により正確かつ迅速に対象者を抽出し、ラベル作
成することが効率的であるためである。
処理形態は、ホストコンピューターによるバッチ処理であり、利用時期は、平成 24 年 8 月下旬を
予定している。
セキュリティ対策としては、ラベルの作成の後、発送用封筒への貼付からアンケート用紙発送まで
をこども政策課で行い、個人情報が外部へ漏れないように対応する。
「審議の
審議の要点・
要点・審議会の
審議会の意見等」
意見等」
ア 委員の意見
・
「すべての方にその他のサービスの利用状況や今後の利用意向についてお伺いします」となってい
るが、八尾市はたくさん事業をしているが、知らない人がたくさんいるのではと思う。子供がもう
3歳、4歳になってこういう支援があったのかと知り、もっといろんなところで教えてほしかった
という声を聞く。1歳半検診などの時ではなく、母子手帳をもらったときに教えてもらったらよか
ったという要望がある。その辺を含めて、この結果をもとにして、もう一回今度の調査のときにプ
ラスをして、どんな形で知らせればいいのかということについても考えて、把握して、項目に上げ
ていただきたいと要望する。
・直接は関係ないが、最初から最後まで、本当に真剣に考えていこうと思ったら、相当時間がかか
ると思う。
・個人情報と関係ないかもしれないが、八尾市の今の実態から見て、保育所に入りたくても入れな
い方がたくさんおられる中で、そんな人たちを含めてどうするのかということも、市民としては聞
く必要があるかと思うので、その点も勘案いただくようお願いする。
イ 委員の質問
・平成20年度のニーズ調査をもとにしているが、今回はどのようなアンケートになるのか。
・中間見直しということだが、保育量に関わる見直しということか。
ウ 実施機関の説明
・資料には、前回計画を策定する段階で実施したものを添付しているが、今回、中間見直しにあた
り、保育事業量の数値見直しをするためのアンケートと位置づけているので、実際の保育にかかわ
る部分の調査を中心に考えている。
・主に今回、保育事業量という、必要となる保育の事業量の数値見直しを予定しており、そのニー
ズを把握するためのアンケートということを考えている。
「結論」
結論」
報告事項4について、審議会への報告は終了。
報告事項
報告事項5
事項5
八尾・
八尾・柏原パーソナル
柏原パーソナル・
パーソナル・サポートモデル事業
サポートモデル事業の
事業の開始について
開始について
「事務・
)
事務・事業の
事業の内容」
内容」(審議会資料に基づき事務局より事務内容の概要の説明報告を行う。
本案件は、八尾・柏原パーソナル・サポートモデル事業の開始について報告するものである。
報告を要する事由については、八尾・柏原パーソナル・サポートモデル事業を実施するにあたり、
個人情報の収集・記録・保管等が必要となるためである。
事務事業の概要としては、本事業は、国の「パーソナル・サポート・サービス モデルプロジェク
ト事業実施要領」に基づいて本年度に実施するモデル事業である。
その内容は、就労して自立することを希望しているが就労にさまざまな課題や不安を抱える求職者な
ど、既存の「就労生活相談」や「地域就労支援」の相談支援体制では対応が難しい市民を対象に就労
生活相談員や就労支援コーディネーター等と連携しながら、自立に向けた寄り添い型の支援を行う事
業である。
個人情報の利用項目は、識別番号等、氏名、性別、年齢、住所、家族構成、居住状況、健康状態、
生育歴における問題、学歴、職歴、相談までの経緯、問題領域、本人の状況である。
対象者及び件数は、対象者は、八尾市内に居住している、既存の相談・支援制度では就労を含めた
自立を実現することが難しい就労困難者である。件数は、年間約 100 件の見込みである。
取り扱う個人情報の収集方法は、支援対象者からの聞き取りに限定して実施する。また、本モデル
事業の様式の一部においては、
センシティブ情報についても取り扱う様式になっているが、本市では、
その様式のうち、八尾市個人情報保護条例第 6 条第 3 項に規定される「思想、信条及び宗教に関する
個人情報並びに人種、民族、犯罪歴その他社会的差別の原因となると認められる事項に関する個人情
報」については、一切収集しない。
また、国や大阪府に報告書等を提出する場合は、氏名・住所・生年月日など個人を特定しうる情報
に関する部分を除いて、統計データとして、国の様式にて提出することとする。
セキュリティ対策については、収集した個人情報のうち氏名、年齢、性別、住所等については、支
援者台帳に記載し、八尾市パーソナル・サポートセンター内の施錠できるロッカーにて厳重に保管す
る。個人の特徴や日々の支援状況を記載しているフェイスシート、素材シート1~3、評価シート B
及び評価シート A・C には個人情報は一切記載せず支援者 ID のみ記載し、支援者 ID にて情報管理す
る。
また、これらの情報については、電算処理せず、ペーパーにて管理する。関係書類の管理について
は、万全を期し、産業政策課内の施錠できるロッカーにて保管する。また、委託先においても、八尾
市個人情報保護条例第 11 条の規定を遵守するよう委託契約書に明記し、個人情報の取扱い及び管理
については、パーソナル・サポーターに対し、施錠できる相談員用机にて保管するなど、万全を期す
よう指導している。
「審議の
審議の要点・
要点・審議会の
審議会の意見等」
意見等」
ア 委員の意見
・センシティブ情報は収集しないということだが、センシティブ情報でなくても、情報はたくさん
扱うことになる。また業務委託もするので、個人情報の漏えいや目的以外に利用することのないよ
うに十分気をつけてもらいたい。
イ 委員の質問
・要するに、パーソナル・サポート事業の実施に伴い、個人情報を収集することになるので、当審
議会に報告するということか。また、収集については条例の規定に沿って本人収集を行い、なお、
センシティブ情報は収集しない。府等に結果を報告する場合も数値で報告し、個人情報を提供する
ことはないということか。
・パーソナル・サポート事業とはどういう事業か。
・パーソナルということで、一人一人個別にサポートするということか。そして、サポートするた
めに、具体的な情報がなくてはいけないわけだから、本人が来て、市が本人と接触していろんな情
報を得るということか。
・市役所が直接実施するのでなく、NPO法人等の方の助けを得て実施するということか。
・直接NPO法人のメンバーが相談者に会い、状況を聞く。その情報は市に報告されるということ
か。
・NPO法人の方の役割は、情報を収集することか。
・聞き取りを本人からに限定するということだが、この方は対象者であるという情報というのは、
どのような形で収集するのか。
ウ 実施機関の説明
・(報告の経緯や、個人情報を提供しないということについては)その通りである。
・国のモデル事業で、3カ年で今年は最終年となるが、八尾と柏原の協働で取り組む。本来なら八
尾の就労については、地域就労支援とか就労生活相談という施策があるが、それによっても、どう
しても就職までには結びつかなかった方に対して、より寄り添い型の支援をしていこうというのが
この国のモデル事業である。なお、光の当たらなかった方に対して力を注ぎ、最終的には就職まで
結びつけようという目的で、今年度限りだが実施している。
・(個別サポート等については)その通りである。
・(NPOが実施するというのは)その通りである。
・(NPOから市に報告があるというのは)その通りである。
・NPO法人の委託先の業務については、情報収集自体は特に大きな目的ではなく、就職に向けて、
例えば、履歴書が十分に書けないなどの阻害要因を確認して、それを解消するための支援業務とい
うのが、パーソナル・サポーター、いわゆる受託者の業務となっている。
・地域就労支援や就労生活相談など、八尾市では就職するための支援策を実施しているが、相談窓
口で対応処理できない方をこちらのパーソナル・サポートのほうに誘導してもらうことになる。そ
こで初めて就労阻害要因があるということなどがわかるということで情報が収集できるという形に
なっている。
「結論」
結論」
報告事項5について、審議会への報告は終了。
報告事項
報告事項6
事項6
八尾市立生涯学習施設予約・
八尾市立生涯学習施設予約・案内システム
案内システム業務
システム業務の
業務の施設追加について
施設追加について
「事務・
)
事務・事業の
事業の内容」
内容」(審議会資料に基づき事務局より事務内容の概要の説明報告を行う。
本案件は、八尾市立生涯学習施設予約・案内システム業務の施設追加について報告するものである。
報告を要する事由については、新しい施設として、八尾市立南木の本防災体育館・防災公園を追加す
るものである。
事務事業の概要としては、平成14年に導入し、平成23年4月1日に再構築を行った八尾市立生
涯学習施設予約・案内システムについて、南木の本防災体育館及び防災公園の新設に伴い、予約管理
を行う施設を追加すると共に、システム端末を防災体育館に増設し、職員事務の更なる効率化及び資
源の省力化に努めるものである。
個人情報の利用項目は、氏名、性別、生年月日、他14項目で、従来と変わりはない。
対象者及び件数は、生涯学習施設利用者で、平成 23 年度のシステム利用件数は、17,628 件であっ
た。
電子計算機処理が必要な理由は、利用者からの施設予約システムを使用した直接入力(申請行為)
によってシステム運用を行うためである。
処理形態は、クライアントサーバシステムによる処理である。
利用時期は、平成 24 年 11 月 1 日から開始の予定である。
セキュリティ対策としては、業務端末は ID とパスワードで従事者制限を行い、出力した帳票は施
錠保管し、不要になった帳票は切断破棄する。口座振替で使用するフロッピーディスクは、専用保護
トランクに格納のうえ施錠し、指定管理者職員が銀行窓口へ直接搬入するなど、本市職員及びシステ
ムを利用する指定管理者職員についても、八尾市個人情報保護条例及び八尾市個人情報保護条例施行
規則に基づき、個人情報保護の管理を徹底する。
「審議の
審議の要点・
要点・審議会の
審議会の意見等」
意見等」
ア 委員の質問
・南木の本防災体育館ができたので、新たに一つ追加し予約を受け付けるということか。
・もう既に運用しているのか。
・街頭端末では予約はできず、直接そこへ行って予約しなければいけないのか。
イ 実施機関の説明
・(新たに一つ追加ということは)その通りである。
・(既に運用しているというのは)その通りである。
・街頭端末では予約できない。
「結論」
結論」
報告事項6について、審議会への報告は終了。
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