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液晶ディスプレイ上で利用 する透明バーコード
液晶ディスプレイ上で利用 する透明バーコード 電気通信大学 大学院情報システム学研究科 教授 小池 英樹 1 研究背景 • バーコードシステムの普及 • 街頭広告,ゲーム等 • 外観を損なう QRコード付き街頭広告 • Sonyのバーコード型ゲーム LCDの大型化,低価格化 • LCDに表示された情報の操作 • 新しいLCDの利用法 Panasonic LCD Microsoft Surface 2 従来技術とその問題点 • 不可視マーカに関する研究 • 赤外線反射材と赤外線カメラを利用 • 特殊なカメラが必要 • 透明ではない 3 技術内容 システム構成 人への見え方 透明バーコード カメラへの見え方 4 適用事例 • • • 擬似電子ペーパー 翻訳アプリケーション 地図アプリケーション 5 新技術の特徴 • • • • マーカの透明化に成功 カメラと偏光フィルタだけの簡単な構成 マーカはローコストで製作可能 LCD以外へのディスプレイへも適用可能 6 想定される用途 • • 横置きLCD上での擬似電子ペーパー • ゲームへの応用 街頭広告における透明バーコードとカメラ付 き携帯電話による情報取得 7 想定される業界 • 教育産業 • • 広告業界/携帯業界 • • グループ学習用教材として インタラクティブ広告 ゲーム業界 • アーケードゲーム,家庭用ゲームコントローラ 8 実用化に向けた課題 • • 背景色が暗い時のバーコード誤認識 バーコードの簡単な製造法の確立 9 企業への期待 • 背景色の問題については,LCDとカメラを同期 • • • 光学フィルム加工技術を持つ企業 させることで解決可能 携帯電話と街頭広告の開発に興味のある企業 インタラクティブ教材開発に興味のある企業 10 本技術に関する知的財産権 • • • • 発明名称:透明偏光フィルムを用いた対話型処理システム 出願番号:特願2008-300473 出願人: 電気通信大学 発明者: 小池 英樹,西川 渉,福地 健太郎 11 問合せ先 • 電気通信大学 産学官連携センター • • • TEL: 042-443-5780 産学官連携コーディネーター 比企 春夫 FAX: 042-443-5108 Email: [email protected] 12