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第68回運営委員会・第83回研究所員会議

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第68回運営委員会・第83回研究所員会議
No. 1814
2面
計画や教育研究活動の推進
について意志統一をはかる
場を基盤とした分会教研の
ト』から考える―ソーシャ
型プログラム『マイ・ポテ
・支部だよりー新組合員の声
・兵教組専門部三役ー女性部
また、教育課程編成
確認された。
日前期講
日後期講座(教科系
座( 課 題 別 分 科 会 )、
的に、7月
おいて、今年度は試験
ル・神戸市教育会館に
重 要 な 会 議 」 と し、「 全 国 講 座 は、 ラ ッ セ ホ ー
的にも例のない、教職員組
合の研究組織の意味を改め
て確認して頂き、真摯な討
議を」とあいさつした。
(要
会・第
項が提起された。
集 』 の 活 用 」「 全 指 定 分 科 ル・キャピタルと教育」と
協力研究所員)の講演が
立 」「 防 災 文 化・ 防 災 教 育 ル学院大学 教育課程部会
題した、佃 繁さん(プー
長は『内外教育』の原因究 09年度から引き続き「い
の創造に関するリポートの
会への傍聴参加体制の確
明抜きの教育改革という記 きる つながる みちひらく
研究課題や年間計画等が話
部会に分かれ、それぞれの
の
研究所員会議では、
あった。(次号要旨掲載)
見直しと徹底」等の意思統
積極的な提出」「『全国教研
握するだけでなく、その原
の実現をめざした教育研究
リポーター選出の原則』の
因を探った上での対応策・
一がはかられた。
% はいまだOECD平均を下
日、 参加した。
任された「山名
長5年などを歴
兵教組執行委員
ラッセホールで
連合兵庫会長、井戸敏三県
中央執行委員長、森本洋平
を代表し、加藤良輔日教組
催者あいさつに続き、来賓
泉雄一郎執行委員長の主
5 月
幸一さんを囲む
大西孝県教育長から記念
知 事、 矢 田 立 郎 神 戸 市 長、
品が贈呈され、山名幸一さ
水岡俊一参議院議員からあ
庫・ 労 働 組 合、
んより感謝の言葉が述べら
つどい」がおこ
行政、日政連・
れ た。 山 名 さ ん は、「 や り
なわれた。兵教
兵政連、福利厚
残した課題は泉執行委員長
いさつがあり、山名さんと
生団体、教育・
に託したい」と話した。ま
の想い出が語られた。
文化・友好団体
組・日本教職員
などの関係者お
た、井戸敏三県知事のあい
う 通 知 文 を 発 出 し て い る。 究 所 の 課 題 だ。「 青 年 部
地区、支部で開催し、教
引 き 続 き、 子 ど も や 学 校、 教 育 実 践 講 座 」 を 本 部、
の打開策としての高校授業 中、最高水準なのが現実だ。 教職員の支援策の具体化に
職員の育成に力を注いで
きた。また、実態調査や
教員の意識調査をもとに
同 和・ 人 権 教 育 ブ ッ ク
レ ッ ト『 つ な が ろ う や
Ⅰ・Ⅱ』を発刊。学校行
財政部会は『学校徴収金
生活保護世帯は過去最
0年度だけで、可処分所得 分、教育内容の増加、学力
が検証された結果、201 の上、教育条件整備は不十
会・市町会議員と連携しな
日政連、兵政連の国会・県
ながりのなかで』をまと
会は、平和教育資料『つ
を 考 え る 』、 平 和 教 育 部
高を更新、自ら命を絶つ
めていただいた。各部会
も視野に入れた研究活動
においても青年層の育成
主党の教育政策の方向性は 構造的な問題がある。子ど
一方、兵教組も世代交代
県 教 委 は、「 新 学 習 指 導 を、若い世代に継承してい
しかし、日本の一般総支 されるべきだ。
出に占める教育支出の割合
きたい。
就職活動の失敗を苦に自
間違ってなかったのでない もたち、学校、教職員への
年 連 続 3 万 人 超。 が
ら命を絶つ若者が、この
をすすめていただきた
的状況にある。
か。
い。
倍に急増するな
2.5
ど、まさに「命」が危機
4年で
期を迎えている。これまで
1.2
積み上げてきた教育実践
19
具体的な政策こそが、優先
方が
がら粘り強くとりくんでい
これまでの教育実践を若い世代に継承する
青年層育成も視野に入れた研究活動を
料実質無償化や子ども手当 生活環境は悪くなるばかり
むけ、連合や日教組、また
相対的貧困状態にある。そ 負担割合はOECD加盟国
くことが兵教組および研
さつで幕を閉じた。
副委員長の閉会あい
つつまれ、池田啓子
始和やかな雰囲気に
表すように、会は終
山名さんの人柄を
だ句が贈られた。
とりくみを詠み込ん
さんの、これまでの
す」といった、山名
の幸せ 一途にめざ
その名あり みんな
乗り越え来たりて
さ つ で は、「 山 川 谷
よそ200人が
組 合、 連 合 兵
12
要領実施にあたって」とい
山名幸一さんを囲むつどい
( 7 人 に 一 人 の 子 ど も ) が 回り、一方で教育費の家計
日本の子どもたちの
教 育 講 演 会 で は、「 参 加 し合われた。
活 動、 支 部 教 育 研 究 委 員
あいさつ要旨
19
%引き上げられた。民 保障は教職員の努力で…と
泉雄一郎研究所所長
14
な い か 」 と 述 べ た。 ま た、 会・研究所と連携した研究
手順をふむことが重要では
と教育~」とし、教育改革
メイン・テーマは、20
61
事 に ふ れ、「 た だ 課 題 を 把 ~自立と連帯・共生の学び
冒頭、泉雄一郎研究所所
た。
活性化」「『兵庫の教育第
の推進については、「職
第
た。
分科会)の各1日開催
回教育課程編成
次教育研究活動
とすることが提起され
旨掲載)
26
つづいて、長本浩嗣事務
日、2012年度 からこれまでの経過報告と
回 運 営 委 員 くみ、第
次教育研
62
局長、矢野浩慈事務局次長
27
ラッセホールでおこなわれ 究活動の推進などの協議事
62
研究所)第
2012/6・1
こ の 会 を、「 今 年 度 の 研 究 活動をすすめることが
兵庫県教職員組合
代表者
39
回研究所員会議が 講座の運営、第
68
兵庫教育文化研究所(以下、 研究所2012年度のとり
5月
18
83
第1814号
2012年6月1日(金)
(1)
2012年度 兵庫教育文化研究所
第68回運営委員会・第83回研究所員会議
「いきる つながる みちひらく ~自立と連帯・共生の学びと教育~」
新組合員の声
氷上支部では、分会の力をよりどころに支部のと
りくみをすすめています。特に組織拡大、組織強化
については、分会の力が不可欠です。毎年のように
新規採用者の早期全員組合加入ができているのも、
分会のカによるものです。日頃の分会会議等を大切
に、自分の意見や悩みが自由に言え、お互いを高め
合い支え合える雰囲気づくりをしています。だから
こそ、ベテランの力と若いカが融合し、ひとつのチー
ムとして学校現場が機能しているのだと思っていま
す。
三役になっての抱負
★半数以上の組合員がいる
女性部の三役は責任が重
いですが、その分やりが
女性部
わくわく
おとうさん
宝塚市長尾小学校 二年
岡地 朱里
おとうさんは土曜日がたん生日
金曜日に
かたたたきけんを十まい作ったよ
土曜日になって
おとうさんに
「おたんじょう日おめでとう」
と言うとおとうさんが
「え、きょうたんじょう日だったけ」
と言いました
なんで自分のたんじょう日なのに
おとうさんは、わすれていたのか
ふしぎに思いました。
らっていることを実感し
してのたくさんの力をも
き続けるということに対
い。
運動に感謝していきた
取ってこられた先輩方の
今のような権利を勝ち
だ。 大 変 と 言 い な が ら、
とても恵まれた職場環境
★今、私たち女性にとって、
(こどもの詩と絵 第 集より)
分にできることをしたい
と思う。
んだと、全国の状況を見
ている。一歩、一歩だ。
★つながる良さ、女性が働
て痛感した。それは、組
い ろ な つ な が り が 持 て、
★各支部のみなさんといろ
もつなげていくため、自
女性部委員会に出てくる
のが楽しく、パワーをも
らって帰っている。
★より働きやすい職場づく
中でのつながりを大切に
りのため、まずは分会の
過ごせるために、組合活
★兵庫県の学校現場を力を
う。
事を続けていきましょ
と一緒に
い!まずは、お隣の仲間
★ひと り で は 何 も で き な
場…それが大事。みなさ
共に力を合わ
んの職場、自分の職場を
う。
せて頑張っていきましょ
★言いたいことが言える職
分が楽しく働いているこ
に、この教職員という仕
★定年まで、楽しく、元気
うぞよろしく。
との出会いが楽しみ。ど
★各支部の女性部の皆さん
きましょう。
庫の仲間とつながってい
…そして、たくさんの兵
動を
出会いは楽しい。
★助けあって元気に毎日を
なかまの皆さんへ
合活動のおかげだ。今後
組合活動をとおして
度要求と意識改革。
る職場づくりのための制
定年までいきいきと働け
★女性 部 活 動 の 語 り 継 ぎ、
とりくみの重点課題
が、頑張りたいと思う。
専門部の新三役の意気込みや皆さんへ
のメッセージなどを紹介します
★兵庫は働きやすい職場な
「きれいな アジサイ」
氷上支部長
岸田 孝広
「数」と「こころ」の組織率をさらに上げていき
たいです。
いを持ってとりくみた
い。
★新部長を迎え、自分にで
きることをしていこうと
思う。
★チーム女性部として、力
を合わせて頑張ります。
先輩方のとりくみを、こ
★これまで、築かれてきた
れからも続けていけるよ
たつの市東栗栖小学校四年 藤田 愛香
見なおしていきましょ
う。
!!
兵教組専門部三役
う、また、若い世代に伝
32
とが第一だ。
いきましょう。まずは自
合わせて生き生きさせて
伝えたいこと
!!
私たちのリーダー ( その 3 )
えていけるよう微力だ
左から吉田晴美副部長(西宮)、釜口清江部長(本部)、大辻秀子副部
長(明石)、井上紀代美副部長(三美)
支部だより
「教師の笑顔は子どもの笑顔」氷上支部より
久下小分会の谷尾康太です。昨年度は、東京都目黒区
の小学校に勤務しておりました。地元の兵庫県で教員
として働くことが夢でしたので、多くの期待を胸に地
元に帰ってきましたが、正直なところ少し不安もあり
ました。それは、兵庫と東京での教育現場の違いをど
のようにして捉え、仕事に向き合うことができるかと
いうものでした。
しかし、教育現場に入ってすぐに環境に慣れることが
でき、不安は吹き飛びました。
それは、職場の先生方に「笑顔」が絶えないからです。
先生方一人ひとりが、仕事に対していきいきと向かい
合われています。また、常にお互いが声を掛け合いひ
とつのチームとして、進んでいく活力にあふれていま
す。まさに「一丸となる」という言葉がぴったり当て
はまると思います。
谷尾 康太 さん
学校現場では、組織としてチームとしての働きが重
要ですが、その難しさを経験してきました。先生方一
人ひとりが同じ方向に向かってとりくむことが、子ど
もたちの「未来」の可能性を広げることにつながっていると感じています。
今日も、子どもたちの「笑顔」を見るたびに、
「教師の笑顔は子どもの笑顔」
と、未来に生きる子どもたちの成長に携われるこの仕事に、地元「兵庫県」
で働くことの幸せを感じています。
(2)
第1814号
(第三種郵便物認可)
2012年6月1日(金)
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