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1-1 - 国土交通省
参考資料1 7次空整における整備システム 2002年5月17日 国土交通省 航空局 1. 洋上管制間隔の短縮 2. ADS 3. CPDLCおよび衛星通信 4. ODP 5. 航空衛星通信 6. VDL 7. ATN 8. GNSS 9. SSRモードS 10. ASR/ARSR/ORSR 11. RNAV 12. RVSM 13. ATFM 14. ASM 15. TCAS 16. FSC 17. FDP 18. RDP 19-1. 対空通信施設 19-2. 管制部セクター図 20. 広域レーダー進入管制 21. VOR/DME/TACAN 22. CADIN 23. HF・VHFによる国際対空通信 24. FDMS 25. 26. 27. 28. 29. 30. 31. 32. 33. A-SMGCS 航空機地上走行用航空灯火システム ARTS ウィンドシヤー検出の概念図 平行滑走路不可侵区域 精密進入の高カテゴリー ILS 航空灯火システム SDECC 1. 洋上管制間隔の短縮 CNS/ATMシステムの導入により、洋上空域における管制間隔の大幅な短縮が可能となり、航空交通容量が拡大する。 最終的には管制間隔を現在の1/3以下に短縮することが可能になる。 現行システム 衛星導入後 MTSAT (運輸多目的衛星) GPS HF通信(音声) 50∼100海里 10分または15分 80海里または120海里 4分 30海里(当初は50海里) 洋上管制間隔の短縮 30海里以下 2. ADS ADS(Automatic Dependent Surveillance)は、GPSの測位情報を用いて求めた航空機の位置情報を、データリン クを利用して自動的に管制機関に通報し、管制機関が航空機を監視する機能である。レーダーの届かない洋上を飛行す る航空機の位置を正確に把握し、管制間隔の短縮が可能となる。 MTSAT GPS 位置情報 神戸/常陸太田 航空衛星センター 位置情報 位置情報 航空交通管理(ATM)センター※ 洋上管制卓 管制卓 拡大図 ※ ATMセンターの運用開始前は、東京航空交通管制部におかれた洋上管制卓と接続される。 測位情報 3. CPDLCおよび衛星通信 CPDLC(Controller Pilot Data Link Communication: 管制官パイロット間データ通信)は、管制官とパイロット との間で直接データ通信を行う機能である。衛星通信を用いることにより、HFによる音声通信よりも正確・確実な情 報伝達が可能となる。 MTSAT データ通信 神戸/常陸太田 航空衛星センター データ通信 航空交通管理(ATM)センター※ データ通信 ※ ATMセンターの運用開始前は、東京航空交通管制部において実施される。 4. ODP ODP (Oceanic Air Traffic Data Processing system:洋上管制データ表示システム)は、東京及び那覇管制部に設 置された電子計算機を使用して航空路監視レーダー覆域外の太平洋上の空域を飛行する航空機の位置を予測計算し、そ の交通状況及び衛星からの航空機位置情報を表示装置に表示するシステムである。 CAB015 310A 東京/那覇航空交通管制部 FDP CAB001 280 飛行計画情報 位置情報 ODP 便名 高度情報 CAB001 280 航空機予測位置 保護空域 表示データ ODP表示装置 5. 航空衛星通信 航空衛星通信システムは、静止衛星と世界的に展開された地上ネットワークにより構成され、航空機がどこを飛行し ていても利用可能なシステムで、衛星を介して高速かつ信頼性の高い通信を提供する。 MTSAT インマルサット衛星 DLCS 衛星地球局(GES) (神戸、常陸太田) 衛星地球局 データリンクサービスプロバイダー (アビコム、ARINC、SITA) ODP 【航空衛星通信システム概念図】 東京管制部洋上管制卓