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2014年度 報告書 - Toyo Engineering Corporation

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2014年度 報告書 - Toyo Engineering Corporation
Safety & Environmental Report 2014
E d i t o r i a l
P o l i c y
作 成 目 的
本報告書は、
社内外の多くのステークホルダーに対して、
当社グループ
(当社および当社グループ各社)
の
安全・環境活動に関する情報を開示する目的で作成しました。
参考にしたガイドライン 本報告書は、
環境省「環境報告ガイドライン(2012年版)」などを参考に作成しました。
対
象
期
間
2013年度
(2013年4月1日から2014年3月31日)の活動を中心に作成しました。
対
象
範
囲
当社グループの全組織および国内外の建設サイトを対象にしています。
次回発行予定日
作 成
01
部
署
Toyo Engineering Corporation
2015年8月頃の予定です。
SQE本部/HSEマネジメント部 (Tel:047-454-1678、
Fax:047-454-1833)
Message from the President
お客 様 への貢献と持 続 性社会の実現
私達、東洋エンジニアリンググループは自らの使命を Engineering for Sustainable Growth of the Global
Community と定め、お客様への貢献とともに人類の発展と環境の保全を調和させ、持続性ある地球社会の実現を目指
してまいります。このためのエンジニアリング業務を遂行する過程において、品質、HSSE(健康、安全、セキュリティ、環
境保全)
に関する社会的な要求をも満足することが当社グループの責務と認識しております。
特に安全は何よりもの優先課題とし、
「業務の過程で尊い人命が損なわれることは何としても避けねばならず、そのた
めの努力と時間および費用は全てに優先する」という考えを安全文化として全役職員に浸透させるべく、活動を進めて
おります。
安全は工事関係者だけではなく、
全社で取り組まなければならない基盤であると考えます。
さらに、当社グループは専門的な技術・サービスを提供するにあたり、省エネルギー・省資源など、環境に配慮した設計
を心がけております。また廃棄物の無害化・減量・再利用、汚染の防止等、環境負荷の低減に配慮した建設工事を実施し
ております。
当社グループは、グループ各社の持つ能力を最大限に発揮するために、これまでのグローバルオペレーションの一体
化をさらに発展させると同時に、次代のエンジニアリングビジネスの創出に向けて、新たな領域へと挑戦を続けてまいり
ます。それによって、お客様のニーズを具現化し、実現する上で最も信頼されるGlobal Leading Engineering
Partnerを目指してまいります。
ここに、当社グループの安全・環境分野の活動につき、「安全・環境報告書2014」を取りまとめました。ご一読の上、忌
憚のないご意見を賜りますよう、
お願い申し上げます。
平成26年8月
取締役社長
C o n t e n t s
社長メッセージ ……………………1
環 境
安 全
安全・品質・環境(SQE)
安全へのメッセージ …………… 3
環境へのメッセージ ………… 11
マネジメント推進体制 …………… 22
安全記録………………………… 4
技術による環境保全 ………… 12
TOYO Groupの安全文化 …… 5
環境負荷低減活動…………… 17
HSSE(健康、安全、
セキュリティ、
安全管理のルール……………… 7
ヒヤリハットの分析……………… 8
事故からの教訓 ………………… 9
TOYO Group各社の
安全・環境活動 ………………… 20
環境保全)
および品質に関する
基 本 方 針 ………………………… 23
会 社 概 要 ………………………… 24
Safety & Environmental Report 2014
02
Safety & Environmental Report 2014
安全
Safety
社 会 から信 頼される企業 ― その前 提には「安 全 」
への 十 分な配 慮 があります。当社グループは、事業を
展開する過程において、万一にも尊い人命が損なわれ
ることの無いよう、安全に対する工夫と努力、そのための
時間と費用を全てに優先しています。
「安全」は当社の重要なブランドの一つです。これを当
社グループの共通のブランドとするため、多面的な活動を
実施し、確固たる安全文化の確立に積極的に取り組んで
まいります。
03
Toyo Engineering Corporation
Safety
安全記録
2009年から2013年の当社グループの安全記録は以下のとおりです。
当社グループは、災害ゼロを目標に活動する中で、安全管理指標として、休業災害度数率(LTIR)、総災害度数率(TRIR)
のさらなる削減を目指しています。
当社グループの過去 5 年間の安全記録(ILO ベース)
年
延労働日数
(1月∼ 12月) ( 千人・日)
延実労働
時間数
( 千時間 )
(A) 死亡災害
労働災害人数
無休業災害 死亡および
休業災害
(通院・治療)休業災害(B)
総災害
(C)
休業災害
度数率
(注 1)
総災害
度数率
(注 2)
2009
16,769
164,344
4
9
156
13
169
0.08
1.03
2010
12,012
117,295
1
5
56
6
62
0.05
0.53
2011
8,521
80,783
1
6
12
7
19
0.09
0.24
2012
12,739
120,760
3
8
16
11
27
0.09
0.22
2013
10,790
105,164
0
7
16
7
23
0.07
0.22
注 1:休業災害度数率(LTIR)=(B)× 1,000,000/(A)
注 2:総災害度数率(TRIR)=(C)× 1,000,000/(A)
総災害度数率(TRIR)
休業災害度数率(LTIR)
(LTIR)
(TRIR)
0.14
1.20
0.12
1.00
0.10
0.08
0.09
0.08
0.06
0.09
0.80
0.07
0.60
0.05
0.53
0.40
0.04
0.20
0.02
0.00
1.03
2009
2010
2011
2012
2013
(年)
0.00
2009
2010
0.24
0.22
0.22
2011
2012
2013
(年)
Safety & Environmental Report 2014
04
Safety & Environmental Report 2014
T OYO G r o u p の 安 全 文化
TOYO Group Safety Meeting
当社グループでは、あらゆる国や地域でお客様に満足いただける、ム
ラのない安全管理の提供を目指しています。このためには、マネジメント
のリーダーシップとグループメンバー全員による安全文化の醸成、それ
をサポートする標準の整備と遵守がグループ全体として不可欠であると
の強い信念に基づき、グループ各社の安全責任者が一堂に集まり、安全
管理の改善や意思統一に向けたコミュニケーションを図る定期的な会
議の開催を継続しています。
Toyo-Japan で行われた
HSSE責任者会議
Safety
安 全
参加した当社グループ
Toyo-Japan
Toyo-Korea
Toyo-China
Toyo-Malaysia
Toyo-India
IKPT(Indonesia)
05
Toyo Engineering Corporation
Safety
Safety Campaign
当社グループでは、
建設現場および事務所で働く全員の安全意識の高揚のため、
毎年7月に安全キャンペーンを同時に開催し、
各種プログラムを展開しています。
主要キャンペーンプログラム
社長・海外拠点長のメッセージ
ポスター・バナー・旗の掲示
保護具の体験
現場での安全活動の紹介
安全に関する講演会
安全ビデオ映写会
健康ちょこっと増進(朝のラジオ体操)
安全表彰
キャンペーン期間中の全体集会
安全帯・ハーネス吊り下げ体験
救助訓練
交通安全のキャンペーン
Safety & Environmental Report 2014
06
Safety & Environmental Report 2014
安 全 管 理 のル ール
TOYO-Group Standards
当社グループは、あらゆる国や地域でムラのない安全管理を提供する
ために、
安全に関する統一基準(TOYO-Group Standards)を制定し、
当社グループ全体で適用しています。
Toyo-Japan
Local
Standards
Toyo-India
Local
Standards
TOYO-Group Standards
Toyo-China
Local
Standards
の主要項目
安全管理全般
安全記録
リスクアセスメント
安全監査
健康管理
表彰・罰則
緊急時の連絡・報告
Toyo-Korea
Local
Standards
Toyo-Malaysia
Local
Standards
Toyo-Canada
Local
Standards
07
Toyo Engineering Corporation
Safety
ヒヤリハットの 分 析
事故の陰には多くの、
「ヒヤリとした」
「ハットした」といった事象が潜んでいます。
当社は、
このような事象を蓄積・管理する
「ヒヤリハットシステム」
を開発し、
2008年よりサイトへ展開しています。
サイトでのヒヤリハットデータは本社に集約され、分析された後、各サイトへフィードバックされています。
今回は2008年より2013年までの5,012件のデータについて分析を行いました。
ヒヤリハットシステム分析結果のまとめ
発生時間
「発生時間」
として、朝の時間帯が多いことへの対策
その他 1.7%
朝の作業前に、朝礼、KYK (注1)、TBM(注2)の確実な実施と
早 朝 2.9%
夜 3.9%
昼 7.3%
午 前
45.9%
午 後 38.3%
作業手順の確認を行う。
作業開始前に、作業員全員が作業場所を回り、周囲の状況を
把握する。
アルコールチェックなどにより、不安全な健康状態での
作業実施を防ぐ。
原因(物)
「原因」
として、飛来・落下が多いことへの対策
その他 11.7%
上下作業を禁止する。
もれ・こぼれ 1.7%
土砂崩れ・倒れ 2.8%
足場上に、物を放置しない。
爆発・破裂 5.0%
飛来・落下
64.7%
火 災 14.1%
高所作業で使う工具類はロープをつけ、落下を防ぐ。
どうして事故が起こりそうになったか(人)
その他
42.1%
整理・整頓不足 14.7%
準備不足 10.2%
ルールを
守らなかった
17.1%
「どうして事故が起こりそうになったか」
として、その対策
作業開始前に、KYカードを用いた一人KY(注3)を実施する。
ルールや作業手順の教育を行う。
その日の作業完了後、後片付け、整理・整頓し、翌日に備える。
確認せず 9.4%
指示の無視 6.5%
注1:KYK(危険予知活動)
とは、作業前に作業に潜む危険を予知し、対策を講じる活動。
注2:TBM(Tool Box Meeting)
とは、作業前に作業内容・方法・段取り・問題点について、作業現場で話し合い、確認する活動。
注3:一人KYとは、作業員各自が作業直前に、
「KYカード」
(危険予知の自問カード)を用いて行うKYK。
Safety & Environmental Report 2014
08
Safety & Environmental Report 2014
事 故 からの 教 訓
当社グループで発生した事故の中から、転落と挟まれの事例を振り返り、その教訓を紹介します。
転落事故
状 況
冷却塔(クーリングタワー)の建設工事において、型枠取り外し作業中、地上約10mの高所で、作業員が隣
の作業床へ移動するため足場板に乗ったところ、足場板と共に下方の足場材に当たりながら転落。精密検査
の結果は両手首の脱臼。
原 因
ハーネスは使用していたが、
コンクリート梁
型枠
シングルランヤードであり、
移動時にフックを外していた。
足場板が未結束であった。
足場床
(作業場所および作業用足場の
安全確認不足)
10m
対 策
高所作業時の安全再教育
正しいハーネス使用の指導・徹底
足場の総点検と不安全状態の改善
整理・整頓・清潔・清掃の強化
類似災害防止のため、
対策を含む
事故情報の共有
09
Toyo Engineering Corporation
仮足場
Safety
挟まれ事故
状 況
作業員が他の作業員2人と共にグレーチング
(通路用の金属製蓋)
の嵌め込み作業していた際、
グレーチング
を水平方向に動かしたところ、
小梁とグレーチングの間に左手小指を挟み指先裂傷。
原 因
不適切な作業手順
グレーチング
コミュニケーション
(声掛け)
不足
TBM・KYKの未実施
対 策
作業手順の明確化と教育の実施
TBM・KYKの実施徹底
作業時のコミュニケーション強化
不安全行動の撲滅推進
整理・整頓・清潔・清掃の強化
類似災害防止のため、
対策を含む
事故情報の共有
Safety
安 全
Safety & Environmental Report 2014
10
Safety & Environmental Report 2014
環境
Environment
当社グループは、
地球環境の保全および地球温暖化防
止は人類共通の課題と認識し、
以下の環境に対する基本
理念を定めました。
人類の発展と環境の保全を両立させ得る持続可能な
地域・社会の実現に貢献する。
国際的な企業の一員として地球環境と調和のとれた
エンジニアリングを提供する。
この理念を実現するため、当社グループは今後とも積
極的にお客様の環境課題解決に取り組んでまいります。
11
Toyo Engineering Corporation
Environment
技 術 に よる 環 境 保 全
当社グループは、環境の保全に貢献する技術の開発・導入・改良を推し進め、お客様に最適な技術、並びに環境の保
全・汚染の防止に貢献する様々なソリューションを提供しています。
太陽光発電設備
当社は、パシフィコ・エナジー株式会社が岡山県にて
計画している大規模太陽光発電設備プロジェクトを受
注しました。発電容量は32MWで、完成は2016年3月を
予定しており、
全量中国電力に販売されます。
地球環境保全の観点から、再生可能エネルギーであ
る太陽光発電設備は今後も重要な役割を担うことが期
待され、当社はインフラ事業の一環としてこれからも取
り組んでまいります。
パシフィコ・エナジー(株)提供
建設地(パネル設置イメージ)
ミニ
知識
太陽光発電のライフサイクルCO2
太陽光発電の発電量当たりライフサイクルCO 2(注)排出量は、石油火力、LNG火力
と比較して数パーセント以下です。また、太陽光と原子力の発電中のCO 2 排出量はゼ
ロです。
電源の種類
原
子
力
太
陽
光
20
38
LNG火力
(複合平均)
474
石 油 火 力
(平 均)
738
100
200
300
400
500
600
700
800
ライフサイクルCO2(注)排出量 g-CO2/kWh
注 :ライフサイクルCO2とは、発電設備の原料採鉱・精製、製造、運搬・設置、発電、解体、廃棄の全プロセスのCO2発生量をその
発電所が一生涯に生み出す総発電電力量で除算して求められる値。耐用年数は太陽光30年、それ以外は40年。
出 典 :一般財団法人/電力中央研究所/今村栄一「電力中央研究所報告 日本の発電技術のライフサイクルCO2排出量評価ー2009年に
得られたデータを用いた再推計」図4.1 2009年時点で得られたデータに基づく電源別ライフサイクルCO2排出量より抜粋。
Safety & Environmental Report 2014
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Safety & Environmental Report 2014
ミニ
知識
人間は呼吸でどのくらいの二酸化炭素(CO2)を排出しているか?
人の呼気中のCO 2 濃度は運動量とともに増加し、安静時の約1%から重作業時の
9%まで変化します。ここでは軽作業時の呼気中のCO 2 濃度である約3%を一日の平
均値として採用することにします。また男女の平均呼吸率(平均的な生活行動をした
場合に一日に呼吸する空気の量)は約19m /dayと推定されています。
3
CO21m の重さは約1.8kgで、CO2濃度の平均値は3%ですから、人が一日に吐き
3
出すCO2は約1kgとなり、一時間では約40gとなります。
出典:(独立行政法人国立環境研究所、地球環境研究センターホームページ>ココが知りたい温暖化>Q&Aより引用)
CO2
Environment
環 境
13
Toyo Engineering Corporation
Environment
尿素プロセス(ACES21®)
尿素は、アンモニアと二酸化炭素を原料に製造される代表的
な窒素肥料です。その用途は、肥料だけでなく、家畜配合飼料、
樹脂、接着剤の工業用材料としても使われ、最近では、ディーゼ
ルエンジン排ガスの脱硝還元剤にも活用されています。また最
近のバイオ燃料需要の高まりに呼応して、尿素肥料の需要は増
大しています。
「食糧問題」
「環境問題」
「エネルギー問題」の解決の観点から
尿素は、
非常に重要な化学製品の一つとなっています。
尿素製品
排水処理技術
尿素プラントの尿素とアンモニア
尿素プラント ププク・クジャン社
PROCESS
CONDENSATE
STRIPPER
UREA
HYDROLYZER
MIXED GAS
TOL.P.
DECOMPOSER
を含んだ排水は、排水処理設備で、
STM
尿素を1ppm、アンモニアを1ppm以
下まで処理され、きれいになった水
は、ボイラー給水として回収されま
す。従って、当社の尿素プラントから
外に排出される排水はありません。
PROCESS
CONDENSATE
FEED
TREATED PROCESS
CONDENSTE to UTILITY
FACILITY
STM
排水処理設備による排水処理流れ図
Safety & Environmental Report 2014
14
Safety & Environmental Report 2014
排気処理技術
当社の尿素プラントの造粒塔もし
くは大粒造粒設備から排出される尿
素ダストを含んだ空気は、排気処理
CLEAN AIR
INDUCED FAN
設 備 で 、尿 素 ダ ス ト 濃 度 を
30mg/Nm 3 以下まで水洗浄処理さ
れ、
大気に放出されます。
DEMISTER
SPRAY NOZZLE
排気 空 気に含まれるアンモニア
PACKED BED
は、排気処理設備に酸を導入し、酸
AIR + UREA DUST
WATER
FEED
洗 浄することでアンモニア濃 度を
20mg/Nm 3まで下げることができ
ます。
UREA SOLUTION
CIRCULATING PUMP
( 参 考:W o r l d B a n k Group/
International Finance
Corporation/Environmental,
H e a l t h , a n d S a f e t y( E H S )
G u i d e l i n e s による排 出 基 準 は
尿 素 5 0 m g / N m 3 、ア ン モ ニ ア
50m g / Nm 3 )
15
Toyo Engineering Corporation
排気処理設備による排気処理流れ図
Environment
最適化設計によるプラントの延命化
当社グループは、マレーシア東部トレンガヌ州にあるペトロナスガス社(PGB)殿のガス処理設備第4プラント(日産
250百万立方フィート)延命化プロジェクトを遂行しています。スコープは設計、調達、工事および試運転業務一括です。
このプロジェクトは、これまで稼働してきた既設のガス処理設備(ガスコンプレッサー設備、天然ガス露点調整設備を
含む)
を延命化する、
すなわち今後さらに20年間継続して運転させるためのものです。
老朽化の程度を設備診断技術を適用して実地に調査し、その結果を基に当社グループの要素技術を統合して延命の
ための最適化を行っています。
その結果、最新機能を有する機器の新規導入を行いながらも、既設機材を最大限に有効利用し、機材の取り換えを最
小限にして資源の節約を図るとともに、プラントの安全性と信頼性の向上を実現しています。
配管の部分改修(健全箇所はそのまま利用)
フレアーの躯体改修およびチップ交換
Environment
環 境
Safety & Environmental Report 2014
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Safety & Environmental Report 2014
環 境 負荷低 減活動
オフィス(*1)省エネルギー・省資源活動
(*1:オフィスとは、本社・総合エンジニアリングセンター)
CO₂発生量の削減
オフィスにおけるCO₂の発生量は、電気消費量、都市ガス消費量および非常電源用発電機に用いるA重油の消費量か
ら換算した数値です。
当社では、2000年度より省エネルギー活動を開始し、執務室の昼休み消灯や無駄な照明灯除去などの運用に加え、
照明インバータ安定器導入などの省エネルギー投資を実施しています。
その結果、
2013年度のCO₂発生量は、1992年度に対して、35%の削減となりました。
CO 2 発生量相対値( 92年度を100とする)
(%)
110
100
90
80
70
60
92
99
00
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
(年度)
一般廃棄物およびリサイクル廃棄物(*2)の削減
オフィスの省資源活動として、一般廃棄物の分別徹底や両面コピー印刷の徹底を実施し、削減努力を維持しています。
一般廃棄物およびリサイクル廃棄物の2013年度排出量はそれぞれ160トンおよび114トンとなり、1998年度に対して
それぞれ68%、
65%の削減となりました。
一般およびリサイクル廃棄物排出量
(*2:リサイクル廃棄物とは、コピー用紙、新聞、ビン・カン、などのリサイクル可能な廃棄物)
一般廃棄物
(トン)
600
リサイクル廃棄物
500
400
300
200
100
0
17
Toyo Engineering Corporation
98
99
00
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
(年度)
Environment
建設廃棄物の総排出量
国内サイト
建設廃棄物の種類別排出割合
国内サイトにおける建設廃棄物の種類別排出割合を、下図に示します。
当社が行う工事は多種多様であり、年度毎に異なる傾向があります。図の(*)で示した廃棄物はリサイクル可能な
廃棄物です。
建設廃棄物の種類別排出割合
(トン)
5,000
4,267
4,000
2,930
3,000
2,000
2,038
1,827
2,222
1,933
1,415
846
1,000
0
04
05
06
07
08
09
832
10
11
666
12
13(年)
■ コンクリートがら* ■ アスファルト・コンクリートがら*
■ その他がれき
■ ガラス屑・陶磁器屑 ■ 廃プラスチック類 ■ 金属屑* ■ 木屑* ■ 混合 ■ その他
建設廃棄物の処分方法の割合
建設廃棄物の処分方法(リサイクル・埋立・焼却)の割合を、下図に示します。
2013年度の処分方法の割合はリサイクル95%、埋立5%、焼却0%でした。
2013年度は、リサイクル可能なコンクリートがらと、木屑の割合が増加したため、過去に比べ、リサイクル率が高
くなっています。
建設廃棄物の処分方法の割合
(トン)
5,000
1%
7%
4,000
3,000
4%
17%
2%
2,000
2%
38%
1,000
04
25%
94.9%
79%
73%
89%
60%
0
92%
1%
10%
1%
5%
0.1%
5%
93%
1%
19%
3%
26%
80%
05
■ リサイクル
06
■ 埋立
07
08
09
10
71%
11
12
0%
5%
95%
13(年)
■ 焼却
Safety & Environmental Report 2014
18
Safety & Environmental Report 2014
Environment
海外サイト
建設廃棄物の排出量と種類別割合
海外サイトにおける2013年(2013年1月から2013年12月まで)の総排出量は36.6千トンで、建設残土/汚泥と
その他の排出量の比率は43%と57%でした。
建設廃棄物の排出量の種類別割合(海外サイト)建設残土/汚泥とその他の比較
総排出量
■ 09年:55,500トン
■ 10年:32,000トン
■ 11年:64,300トン
■ 12年:29,900トン
■ 13年:36,600トン
(%表示は、各年の総排出量に対する種類別割合を示す)
(トン)
60,000
93%
50,000
73%
40,000
30,000
57%
67%
61%
20,000
27%
43%
39%
10,000
33%
7%
0
建設残土 / 汚泥
その他
(種類)
建設廃棄物の排出量の種類別割合(海外サイト)建設残土/汚泥を除いた比較
総排出量(建設残土除く)
■ 09年:51,800トン
■ 10年:12,500トン
■ 11年:17,300トン
■ 12年: 9,900トン
■ 13年:20,700トン
(%表示は、各年の建設残土を除く総排出量に対する種類別割合を示す)
(トン)
20,000
35%
32%
75%
15,000
70%
21%
10,000
77%
5,000
0
42%
28%
7%
1%
コンクリートがら
アスファルト・コンクリートがら
混合、その他がれき
5%
1% 0%
有害廃棄物
14%
12% 7%
キャンプゴミ
廃プラスチック類
ガラス屑・陶磁器屑
20%
5%
15%
1%
木屑
4%
8% 6% 8% 7%
金属屑
1% 0% 0% 1% 3%
その他 (種類)
建設残土/汚泥を除いた2013年の建設廃棄物の総排出量は20.7千トンで、受注量の増加により、工事量が増加
したため、総排出量も増加しています。
今後も継続して、建設廃棄物の排出量を集約し、環境負荷低減に活用してまいります。
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Toyo Engineering Corporation
Activities
TOYO Group各社の安全・環境活動
Toyo-Canada
2 0 1 3 年 、T o y o - C a n a d a は A l b e r t a
Construction Safety Association(注)から
HSE Management Systemに関する認定書
(Certification of Recognition)を取得しま
した。
注:アルバータ州の建設業界がメンバーで、建設活動に対し安全教育や
支援を推進する団体
Certificate of Recognition
I KPT(Indonesia)
サイト勤務者およびサイトを訪問する全従 業
員に SHEトレーニングを実施し、受講 修了者に
は S H E PAS S P O R Tを 発 行しています 。この
PASSPORTがなければサイトに入れません。
Safety & Environmental Report 2014
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Safety & Environmental Report 2014
Activities
EBR(ブラジル)
当社グループ関連会社傘下のEstaleiros do Brasil(EBR)は、
「品質と持続性に関する活動」で表彰を受けました。
この表彰は、
ブラジルの造船・オフショア産業団体であるSinavalが主催し、Petrobras社、他が協賛するもので、表彰
式は、
2013年12月にリオデジャネイロで行われました。
ブラジル南部リオグランデ・ド・スル州で建設中のシップヤードにおける環境問題への真摯な取り組みや環境保全に
考慮しGreen Building思想に則った建設などが評価されたものです。
表彰式
シップヤードのイメージ図
保護された Tuco-tuco(ねずみの一種)
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Toyo Engineering Corporation
Management
安全・品質・環境(SQE)マネジメント推進体制
全社SQE(Safety, Quality & Environment)マネジメント体制
当社グループは、マネジメントレビューの場として、社長直轄のSQE会議を設置し、運営方針の確立と活動結果の評
価・承認を行います。
SQE推進委員会は、SQE会議での基本施策に基づき、部門・部室および個別プロジェクトの具体的なSQE活動を推進
します。
SQE担当部門は、部門・部室、個別プロジェクトのSQE活動の実施状況をモニタリングすると共に、安全・品質・環境監
査を行い、
その結果をSQE推進委員会およびSQE会議に報告します。
このように、経営に直結したSQE会議を軸として、SQE推進委員会とSQE担当部門が連携することにより、部門部室
および個別プロジェクトの安全・品質・環境に係るPDCAを実践し、継続的な改善を行っています。
全社 SQE マネジメント体制図
社長
指示
SQE 担当部門
HSE マネジメント担当部室
● 品質マネジメント担当部室
SQE会議
(マネジメントレビュー)
●
業務課題および
改善結果の報告
SQE推進委員会
安全・品質・環境モニタリングと監査
部門・部室
(設計・調達・建設・本社管理)
個別プロジェクト
Safety & Environmental Report 2014
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Safety & Environmental Report 2014
Policies
HSSE(健康、安全、セキュリティ、環境保全)
および品質に関する基本方針
当社および当社グループ各社(以下、当社グループ)は、HSSE(健康、安全、セキュリティ、環境保
全)および品質に関する顧客ならびに社会の要求を満足することが、企業として事業活動を行い、そ
の社会的責務を果たす上で欠くことのできない前提条件であると認識し、以下の8つの基本方針を
定める。
1.
「安全は全てに優先する」とのコンセンサスを常に確認し共有すると共に、すべての就業場所に
おいて安全かつ衛生的な作業環境を実現・維持する。
2.事故・災害の防止のため予防安全を励行し、
無事故・無災害での業務完了を目指す。
3.
従業員の心とからだの健康維持・増進に向けた環境整備と機会提供に努める。
4.情報セキュリティの確保をはじめとして、
事業資産に係わる脅威・危険に対し適切な防護策を講じる。
5.業務遂行過程において、省資源・省エネルギー、
廃棄物の無害化・減量・再利用、汚染の防止等、
環境負荷の低減に努める。
6.HSSEに関する顧客・社会の要求に適合した、
高い品質の製品とサービスを提供する。
7.HSSEおよび品質に関する法律・規則、
合意された顧客要求事項および社内ルールを遵守する。
8.
HSSEおよび品質の確保が事業継続の前提であるとの信念を経営の核に据え、そのために目標
設定、危険・有害要因の特定、
リスク評価、
対応策の策定、
実行管理と見直し、
教育・訓練といった
マネジメントシステムを確立し、
その有効性を継続的に改善する。
この基本方針は、当社グループの役員・従業員に対し、あらゆる地域および国において適用され
る。また、
当社グループは、顧客、パートナー、
取引先等の関係者とこの基本方針が定める精神を共有
し、その目的を達成すべく協力する。
平成 24 年 7 月 1 日
取締役社長
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Toyo Engineering Corporation
Corporate Profile
会 社 概 要
社 名 : 東洋エンジニアリング株式会社
Toyo Engineering Corporation
創 業 : 1961年5月1日
代 表 者 : 取締役社長 石橋 克基
資 本 金 : 182億円
従業員数 : 4,747名 (連結ベース、2014年3月31日現在) 事業内容 :[総合エンジニアリング事業]
●
各種産業プラントの研究・開発協力、企画、設計、機器調達、建設、試運転、技術指導
対象分野:石油、ガス、石油化学、一般化学、水、交通、発電、原子力、高度生産システム、
医薬、ファインケミカル、物流、バイオ、環境、など
システムエンジニアリング、ソフトウェアの取得、開発および販売
●
Worldwide Network
Toyo-Canada
Toyo-Europe
Toyo-Korea
Toyo-U.S.A.
SATEC
Toyo-Japan, TPS
Toyo-China
Toyo-India
Toyo-Thai
Toyo-Venezuela
Toyo-Malaysia
IKPT
TSPI
〈TOYO Group Companies〉
Toyo-Japan
:東洋エンジニアリング株式会社
Toyo-Europe
:Toyo Engineering Europe, S.r.l
TPS
:テックプロジェクトサービス株式会社
Toyo-Canada
:Toyo Engineering Canada Ltd.
Toyo-Korea
:Toyo Engineering Korea Limited
Toyo-U.S.A.
:Toyo U.S.A., Inc.
Toyo-China
:Toyo Engineering Corporation, China
Toyo-Venezuela
:Toyo Ingenieria de Venezuela, C.A.
Toyo-Malaysia
:Toyo Engineering & Construction Sdn. Bhd.
Toyo-India
:Toyo Engineering India Limited
SATEC
:Saudi Toyo Engineering Company
TSPI
IKPT
:PT. Inti Karya Persada Tehnik
Toyo-Thai:Toyo-Thai Corporation Public Company Limited
〈Other Affiliates〉
:TS Participações e Investimentos S.A.
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