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かけがえのない命を まもるために かけがえのない命を まもるために

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かけがえのない命を まもるために かけがえのない命を まもるために
かけがえのない命を
まもるために
東海・東南海・南海地震の強震動波形計算による震度分布図
http://www.bousai.go.jp/jishin/chubou/nankai/16/siryou2zuhyou.pdf
津波避難訓練を行う昭和幼稚園の園児たち
巨大地震に
備えよう
出典:内閣府ウェブサイトより引用
「ごりょう君」による地震体験
和歌山県総務部危機管理局総合防災課
〒640-8585 和歌山市小松原通 1-1 ☎073-441-2271 FAX.073-422-7652
URL http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/011400/index.html
巨大地震に備えよう
和歌山県で考えられる地震
本県は有史以来約 90 年から 150 年周期で繰り返し発生している東海・東南海・南海地震のような海溝型地
震により過去、大きな被害を受けてきました。また、平成 24 年 8 月に内閣府から「南海トラフの巨大地震によ
る津波高・浸水域等及び被害想定」が公表されました。このような巨大地震・津波対策は本県の最重点課題です。
想定地震
どんな地震
東海・東南海・南海地震
約 90 年から 150 年周期で繰り返し発生しています。津波を伴う巨大地震で、
過去にたびたび大きな被害を受けています。三つの地震が同時または連続し
て起こる可能性があります。
南海トラフの巨大地震
発生頻度は極めて低いが最大クラスの地震・津波を想定したものです。想定
震源域が和歌山県内も広く含まれ、西は日向灘まで広がっています。発生す
れば、東日本大震災を上回る極めて甚大な被害が発生します。
〈マグニチュード8.7〉
海溝型の地震
〈マグニチュード9.1〉
■想定地震による被害予測
人的被害
(人)
東海・東南海・南海地震(※1)
項 目
想定対象
死者数
建物倒壊、
津波、
がけ崩れ、
火災に
よる被害を対象にしました。
負傷者数
(H18.3 和歌山県被害想定)
南海トラフの巨大地震(※2)
(H24.8.29 内閣府公表)
約 5,000
約 80,000
約 8,300
約 39,000
※1 東海・東南海・南海地震は、
「冬の朝5時に発生」の場合
※2 南海トラフの巨大地震は、
「地震動:陸側ケース、津波ケース③、冬深夜、風速8m/s、早期避難率低」の場合
東海・東南海・南海地震とは !?
90∼150年周期で発生する巨大地震
大阪
高知
和歌山
足摺岬
ユーラシアプレート
南海トラフ
浜名湖 静岡
東南海地震
東海地震
1605 慶長地震 M7.9
過去に起きた地震
1707 宝永地震 M8.6
1854 安政東南海地震 M8.4
90年
92年
2013
1357 道成寺本堂建立
1707 小田井用水(橋本∼岩出)
1590 那智山青願渡寺再建
1716 吉宗が8代将軍に
1605 和歌浦天満宮楼門
1851 不老橋完成
1606 本堂
(同)
再建
1854 濱口梧陵、津波から広村を
1547 根来寺大塔
(国宝)
(重要文化財)
147年
1946 昭和南海地震 M8.0
将来確実にこれらの地震が発生するといわれてます。
1600 関ヶ原の戦い
102年
1854 安政南海地震 M8.4
南海地震は約90年から150年周期で発生を繰り返し
度、東南海地震が70%程度
(平成24年1月時点)
とされ、
トラフ
(海溝)…海洋プレートが陸の
プレートに沈み込む場所
南海地震
ました。
ており、今後30年以内の発生確率は南海地震が60%程
潮岬
フィリピン海プレート
てきた地域であり、近年では1944年の昭和東南海地
震、1946年の昭和南海地震により甚大な被害が発生し
名古屋
津
和歌山県は古くから津波による被害をたびたび受け
1944 昭和東南海地震 M7.9
159年
69年
67年
震源の範囲
1702 赤穂浪士討ち入り
1703 元禄江戸地震
1705 徳川吉宗、
紀州藩第5代藩主に
1707 粉河寺大門
(重要文化財)
建立
出典:中央防災会議資料をもとに作成
「南海トラフの巨大地震」とは!?
完成
(大畑才蔵)
1853 ペリーが浦賀に来航
救う
(
「稲むらの火」)
1858 広村堤防
(国史跡)完成
1859 安政の大獄
1941 太平洋戦争開戦
1945 和歌山大空襲
1946 日本国憲法配布
南海トラフで発生する各地震の想定震源域
平成 24 年 8 月 29 日に国の「南海トラフの巨大地震モデル検討会」が津
波高・浸水域等及び被害想定を公表しました。これは、発生頻度は極めて低
いが最大クラスの地震・津波を想定したものです。
県では「和歌山県地震・津波被害想定検討委員会」を設置し、専門家から
意見をいただきながら詳細な検討を行い、地震被害想定及び津波浸水予測図
を策定しており、その後、市町村でハザードマップの見直しを行う予定です。
東海地震
南海地震
東南海地震
南海トラフの巨大地震
巨大地震に備えよう
想定地震による震度予測図
東海・東南海・南海地震
南海トラフの巨大地震
震度
震度
■震度3以下
■震度4
■震度5弱
■震度5強
■震度6弱
■震度6強
■震度7
■震度4以下
■震度5弱
■震度5強
■震度6弱
■震度6強
■震度7
※和歌山県地震被害想定
(H18.3)
※内閣府南海トラフの巨大地震被害想定
「地震動:陸側ケース」
(H24.8)
震度による揺れと被害
震度
1
屋内にいる人の一部が、
わずかな揺れを感じる。
震度
2
5強
非常な恐怖を感じ、多くの人が、
行動に支障を感じる。多くの墓石
が倒れ、自動車の運転が困難、
重い家具が倒れることもあり、変
形によりドアが開かなくなる。
震度と
マグニチュードの
違い
震度
3
屋内にいる人の多くが、
揺れを感じ、眠っている
人の 一 部 が 、目を覚ま
す。
震度
コラム
震度
4
屋内にいる人のほとんど
が、揺れを感じ、恐怖感
を覚える人もいる。
震度
6弱
立っていることが困難になる。家具
の多くが転倒し、開かなくなるドアが
多い。かなりの建物で、壁のタイルや
窓ガラスが破損、落下し、耐震性の
低い住宅では倒壊するものがある。
震度
5弱
かなりの恐怖感があり、一
部の人は、身の安全を図ろ
うとする。眠っている人のほ
とんどが、目を覚ます。つり
下げ物は大きく揺れ、棚に
ある食器類は音を立てる。
多くの人が、身の安全を図ろ
うとするが、一部の人は、行
動に支障を感じる。窓ガラス
が割れて落ちたり、ブロック
塀の崩壊、自動販売機が倒
れたりすることもある。
震度
震度
立っていることができず、はわないと
動くことができない。多くの建物で、壁
やタイルや窓ガラスが破損、落下し、
戸が外れて飛ぶこともある。耐震性の
低い住宅ではほとんど倒壊する。
揺れにほんろうされ、
自分の意志
で行動できない。ほとんどの家具
が大きく転倒し、飛ぶものもあ
る。耐震性の高い住宅でも、傾い
たり、大きく破壊するものがある。
6強
7
マグニチュードと震度の関係は、
ラジオ等のスピーカーと聞こえる音の大きさに例えられます。
ス
ピーカーから出る音そのものの大きさを表すのが「マグニチュード」
で、
「震度」
は、聞こえる音の大き
さです。
同じ大きさの音でも、遠近によって聞こえ方が変わりますね。
スピーカーが耳の近くにあれば
小さな音量でもうるさい場合があります。
震源が近ければ震度は大きくなります。逆に震源が遠ければ震度は小さくなります。
巨大地震に備えよう
最大津波高・到達時間
4.7m 52分
和歌山県津波シミュレーション(H17)
橋本市
8m 46分
最大津波高 第1波到達予測時間
かつらぎ町
岩出市
5.9m 48分
紀の川市
8m 43分
和歌山市
高野町
4.3m 42分
九度山町
10m 34分
紀美野町
海南市
最大津波高 津波高1m推計時間
4.8m 45分
4.9m 45分
11m 36分
有田市
10m 35分
「南海トラフの巨大地震モデル検討会」
(10mメッシュ)の公表(H24.8.29)
有田川町
湯浅町
5.3m 36分
由良町
11m 26分
4.9m 29分
広川町
日高川町
北山村
日高町
11m 18分
6.6m 29分
美浜町
御坊市
印南町
みなべ町
18m 18分
6.7m 24分
16m 15分
5.2m 12分
田辺市
14m 4分
6.4m 23分
新宮市
15m 13分
上富田町
5.9m 22分
4.8m 11分
14m 14分
白浜町
6.0m 22分
古座川町
12m 15分
13m 2分
那智勝浦町
すさみ町
太地町
6.1m 8分
18m 3分
串本町
6.0m 9分
5.8m 10分
8.8m 6分
16m 4分
20m 4分
18m 2分
津波からの避難
津波警報が発令されたら、
迅速に高台などの安全な避難場所へ避難しましょう!!
津波避難3 原則
避難場所
1 想 定にとらわ れない
緊急避難先: 一時的に身を守るために緊急避難する場所
2 最 善を尽くせ
(例)裏山・高台・公園・神社
3 率 先 避 難 者になれ
片田敏孝 群馬大学大学院教授 監修
津波避難ビル等
避 難 所: 災害により一定期間避難生活する施設
(例)学校や公共施設など
具体的な避難場所は在住する市町村
のホームページなどで確認しましょう!
より安全な場所へ避難しよう!
緊急避難先レベル1
(☆)
避難場所、
避難経路を家族で話し合いましょう!
緊急避難先レベル2
(☆☆)
緊急避難先レベル3
(☆☆☆)
避難路整備
裏 山 、高 台
津波浸水予測地域
より標高が高くより離
緊急避難先レベル3
(☆☆☆)… 浸水の危険性がない地域に、
れた安全な場所を指定
へ避難
緊急避難先レベル2
(☆☆)…… 浸水予測近接地域に、緊急避難先(レベル3)
する余裕が無いときの緊急避難先として指定
緊急避難先レベル1
(☆)……… 浸水の危険性がある地域に、時間的に緊急避難先
(レベル2,3)
に避難する余裕がない場合に対応する
ために緊急避難先として指定
避難経路
避難経路は大事なポイント!
なぜなら自宅などから緊急避難先への経路は自身で充
分に注意を払う必要があるからです。看板やガラス片な
ど頭上からの落下物、
ブロック塀の倒壊、水害時は側溝
など危険箇所は回避するよう心がける。
自宅付近の危険箇所をチェック
するとともに、緊急避難先までの
安全な経路をマップ化して家族会
議で確認し合いましょう!
巨大地震に備えよう
県民減災運動(自助)
巨大地震が起これば、木造住宅の倒壊や家具の転倒などで大きな被害が出ると予想されています。県では家
庭でできる対策として減災効果の高い木造住宅耐震化・家具の固定・ブロック塀安全対策の 3 項目を推進する
県民減災運動を実施しています。皆さんは家の中での対策はどうですか?
ジェル状
マット
①住宅の耐震診断、耐震補強
をする
②家具は柱や壁などに金具等
で固定する(固定する際は
強度のある下地材などに)
③テレビや冷蔵庫を固定する
(テレビ台も可能なかぎり
床、壁に固定)
④食器棚などの扉に、開き防
止・飛び出し防止を行う
⑤ガラス製品
(窓、
家具)
に飛散
防止フィルムをはる
⑥寝室や出入り口付近に家具を置
かない、
または、寝ている上に倒
れてこないよう配置を工夫する
⑦危険なブロック塀の安全点
検・対策をする
⑧非常食や飲料水(最低3日
分)
を備蓄する
阪神・淡路大震災が、多くの人が眠っている早朝に起きたように、災害はいつ襲ってくるかわかりません。突
然の災害にもあわてずに済むように、いろいろな状況に備えて家族でよく話し合っておくことが大切です。そう
した話し合いの中で防災意識を高めていくことも、重要なポイントとなります。
木造住宅の耐震化促進事業
阪神・淡路大震災で亡くなられた方の約8割が、
建物の
倒壊などによる窒息死や圧死によるものでした。
県庁建築住宅課 ☎073-441-3216
木造住宅の耐震化を推進し、地震による住宅倒壊を防ぐため、耐震診断から補
強工事終了までを支援しています。
対象住宅 昭和56年5月以前に
建築された木造住宅
支援内容
(平成23年度)
(具体例)
耐震診断
設計費
経費
4.4
20.0
補助金等
4.4
①
*
13.2 *②
②
単位:万円
自己負担
①4,831
0(無料)
6.8
①耐震診断士による無料耐震診断
工事費
100.0
71.5 *③
28.5
*
②耐震補強設計費の2/3
合計
124.4
89.1
35.3
(最大13.2万円)
【補助要件】
・耐震診断結果が評点1.0未満の住宅
*
③耐震改修工事費の2/3(最大60万円)
+耐震改修工事費の11.5%を国費で上乗せ
【補助要件】
・耐震診断結果 評点1.0未満を改修後1.0以上にする住宅
・耐震診断結果 評点0.7未満を改修後0.7以上にする住宅
(S45年以前に建築されたもの等条件あり)
*
121③
550
申込先 市町村耐震相談窓口
その他の支援事業
税制優遇措置
所得税控除(工事費の10%、最大20万円の控除)、固定資産税の減額
措置(一定期間、固定資産税が半額)
耐震改修サポート事業
耐震診断の結果、評点1.0未満で高齢者や障害をお持ちの方などが居住する
住宅に県が無料で専門家を派遣し、各種相談や改修計画の提案を行います。
① 家屋、
家具類等の倒壊による圧死と思われるもの
② 焼死体
(火傷死体)
及びその疑いのあるもの
③ その他
資料)
平成7年版 警察白書
阪神・淡路大震災では、
昭和56年以前に建築された
木造住宅における被害が多く見られました。
これは、
昭和56年に建築基準法の改正が行われ、
それ以前の
建物の耐震性が低いことが原因と考えられます。
100%
90%
80%
34%
70%
75%
60%
50%
40%
37%
無被害
30%
20%
10%
0%
29%
昭和56年以前
17%
8%
小破∼中破
倒壊又は大破
昭和57年以降
資料)
平成7年阪神・淡路大震災建築震災調査委員の中間報告
あなたの家は地震が来ても大丈夫でしょうか。地震から大切な命を守るため、
わが家の耐震性をチェックし、耐震性が低い場合、耐震補強をしましょう。
(平成20年和歌山県内の住宅の耐震化率70%、平成23年家具の固定率39.8%)
巨大地震に備えよう
地域で取り組む防災活動(共助)∼自主防災組織∼
災害発生時には、出火の防止、初期消火、避難誘導、被災者の救出・救護など自主的な防災活動が何よりも
大切です。こうした初期の災害への対応に大変有効なのが、地域の人々がつくる自主防災のための組織(自主防
災組織)です。自主防災組織を主体とする地域住民が、一体となった防災活動を展開することが「災害に強いまち」
への第一歩です。また、消防団も地域の防災活動の重要な役割を担っており、みなさんの積極的な入団が期待
されています。
日常活動のすすめ方
いざというとき自主防災組織が有効な活動を行い、被害を最小
限にくいとめるためには、地域住民が防災知識を習得し、災害に
備えていることがもっとも大切です。そのためには常日頃からの地
域ぐるみの活動が欠かせません。
自主防災活動のチェックリスト
□ 住宅の耐震化や家具の転倒防止など防災に対する知識の普及啓発を行っている。
□ 防災資機材を保管し、点検・操作練習を行っている。
□ 津波浸水区域、がけ崩れの危険箇所など地域の危険地域を把握している。
□ 地域の防災マップを作成している。
□ 防災訓練・救急講習会などを実施している。
災害時要援護者への配慮と対策
災害時要援護者が、非常時に自分の身を守っていくためには、さ
まざまなハンディを抱えており、自主防災組織等の地域住民の方々
の支援が必要です。そのため、市町村では、地域住民の方々と協
力して災害時要援護者一人ひとりの避難行動を支援するプランの策
定に取り組んでいます。
災害時要援護者
災害時に必要な情報を把握(はあく)
して、安全な場所に避難するなどの行動
をとるのに支援を要する人たちです。
(高齢者、障害者、乳幼児、妊産婦など)
身のまわりの防災環境を点検する
地域の援助体制を具体的に決める
災害時の避難誘導と安否確認体制
●車いすでも避難路を通れるか
●放置自転車等の障害物がないか
●外国人にもわかる標識が出ているか
●目や耳の不自由な人への警報、避難勧
告の伝達方法が用意されているか
自主防災組織など
を中心として、地域内
の災害時要援護者に
対する援助体制を具
体的に決めておく事が
大切です。
東日本大震災の教訓からもわかるよう
に、災害時の混乱の中、安否確認は大変
困難です。
安否確認にあたっては、
できる限り、近
隣で日頃からその人のことを知っている
人たちで複数の体制をとるのが望ましい
でしょう。
津波防災の日
安政の南海地震が発生した
11 月 5 日 は濱口梧陵の「稲むらの火」の故事として
語り継がれています。平成 23 年 6 月に「津波対策の推進に関する法律」が制定され、
この法律の 15 条では、広く津波対策についての理解と関心を深めるため、11 月 5 日 を
「津波防災の日」と定め、国及び地方公共団体は、その趣旨にふさわしい行事を実施
することとされました。
巨大地震に備えよう
もしも、地震が起こったら ∼災害時の行動をイメージしよう∼
緊急地震速報
発生!
緊急地震速報は、震度5弱以上を予想したときに、
テレビ・ラジオなどで報知音とともに放送されます。
○落ち着いて、自分の身の
安全を確保する。
1 非常持出品
机の下などへもぐる。揺れがおさまったら・・・
○火の始末をする。
ガスコンロの火を消し、元栓を閉める。
※大きく揺れているときに、
無理に火を消そうとすると、
やけどをすることがあります。自分の身の安全を確保して、
揺れがおさまってから火の始末をしましょう。
まず最初に持ち出すべきもの。
リュックサックなどにひとまとめにし、
すぐ
に持ち出せるようにしておく。
○ドア、窓を開けて脱出口を確保する。
【津波・がけ崩れの危険地域はすぐ避難】
3分
○家族の安全を確認。
○隣近所で声を掛け合う。
特に一人暮らしの高齢者などの
安否を確認。
○出火防止→火が出たら初期消火。
大声で知らせて、協力して消火器・バケツリレーなどで消火する。
・狭い道やブロック塀には近づかない。
ブロック塀や自動販売機などは倒れやすいので要注意!
3時間
(①参照)
○外へ逃げる時はあわてずに。
あわてず落ち着いた行動を。
逃げるときは瓦やガラス・看板などの
落下に注意!
・ラジオなどで正しい情報を確認。
・避難は徒歩で行う。決められた場所へ、
できるだけ集団で避難。
○避難後は協力して消火・救出・救護活動を行う。
助け合いの心を持って。壊れた家には入らない。
(②参照)
○生活必需品は備蓄でまかなう。
3日
災害発生から3日間は、外からの応援は期待できないと考える。
→日頃から最低3日分の飲料水と食料の備蓄をしておく。
○避難生活では、集団生活のルールを守る。助け合いの心で!
□
□
□
□
□
□
□
現金
非常食
飲料水
携帯ラジオ
懐中電灯
ヘルメット
救急医療品
□ 衣類、
タオル、
ティッシュペーパー、
軍手、雨具、
ライター、
ビニール袋、
缶切り、栓抜き
□ 生理用品など
2 非常備蓄品
災害復旧までの数日間(最低3日間)
を自
足するためのもの。非常時でも取り出しや
すい場所に保管しておく。
□ 非常食
□ 飲料水
□ 卓上コンロ
□ 毛布、寝袋
□ 洗面用具、
トイレット
ペーパー
□ ポリ容器、
バケツ
□キッチン用ラップ、
ビニールシート、
新聞紙、
ろうそく、
ロープ、
布製のガムテープ、
バール、
スコップなど
知ってますか津波について
□津波は第一波が最も大きいとは限らない
(第一波の情報で油断しない!)
□津波は繰り返し襲ってくる
(引いても戻らないこと!) □津波は引き波から来るとは限らない
(見に行く行動は )
□50cmの津波で人間は動けなくなる
(近くにせまれば垂直避難あるのみ)
□地震を感じたとき、長い時間揺れが続く場合は、弱い地震
でも海溝型地震を連想し、
すぐ逃げる!
(通常、直下型地震
は10秒程度、対して東南海・南海地震の場合で3分以上と
され、東日本大震災では5分も揺れていたそうです)
□地震を感じなくとも、津波警報等が出た場合は、
すぐ逃げる!
□あらかじめ緊急避難先を決めておき、記載した避難カード
を携帯しましょう
□ラジオ・テレビ・携帯端末から正確な情報をできるだけ早く
入手しましょう
避難カード
各自の緊急避難先と避
難所を把握するための「避
難カード」を作成し、市町
村を通じて配布しました。
「避難カード」を通して、普段から避難場所について家族で
話し合いをすること、避難経路を確認しておくことが非常に大
切です。
今後は、小中学校の授業や、企業・自治会などを対象に行う
防災教室で配布していきます。
巨大地震に備えよう
防災情報発信
防災わかやまメール配信サービス
県内の気象情報や地震、津波の警報・注意報、
避難勧告、台風や雨量、ダム放流など、
さまざまな
情報をパソコン、携帯電話などに電子メールでお
知らせします。
事前にメールアドレスの登録が必要です。下記
の配信サービス登録用QRコードを読み取り、空
メールを送って設定すると登録されます。NTTド
コモ、au、softbankなどの携帯電話に対応してい
ます。ぜひ、
ご利用ください。
防災わかやまメール
配信サービス登録用QRコード
[[email protected]]
上記アドレスにそのままメールを送信してください。
(件名・本文は不要)
エリアメール
(NTTドコモ)
緊急速報メール
(au、softbank)
県内に発表される大津波・津波や河
川の洪水、土砂災害警戒情報、国民保
護にかかわる警報など避難が必要とな
る緊急情報を一斉に携帯電話に配信
するサービスです。
回線の混雑に影響されず、配信する
と10秒程度で指定したエリアの携帯
電話に配信され専用の着信音とポップ
アップ機能により画面に表示されま
す。また受信ボックスに保存され、あとで確認することも
可能です。なお、
アドレスの事前登録は不要です。
※受信できない携帯電話や個別に設定が必要となる機種があります。
避難先の検索
県内の避難先を地図上で見ることができます。
避難種別
(避難所・屋内外避難先・タワー・ビル)
や区分
(地震・津波・風水害)
、
緊急避難先レベルなど、避難先の情報を詳しく提供します。
避難先の位置確認は“Yahoo!ロコ”で!
Yahoo! JAPANが提供する
“Yahoo!ロコ”
から
「地図」
または
「地域」
を選び、
ジャンル
「避難所、避難場所」
で検索してください。携帯電話、スマートフォン、
パソコンから登録不要で利用できます。
iPhoneやスマートフォンをお持ちの方は
アプリをアップストアやPlayストアで検索しダウンロードする
とGPSによる現在地から避難先までのルート検索ができます。
(利用料無料)
地震体験車「ごりょう君」
本車両は、前後・左右・上下の3方向に揺れ、東
海・東南海・南海地震の同時発生による地震や中央
構造線による地震を体験することができます。県
内各地域での防災啓発の促進に活躍しています。
■貸し出しイメージ図
申込者・団体
県内市町村
消防本部
和歌山県
ファーストメディア 「全国避難所ガイド」
http://www.hinanjyo.jp/
イサナドットネット 「逃げナビ∼和歌山防災∼」
http://bosaiapp.jp/
稲むらの火の館
稲むらの火の館のご案内
この施設は
「稲むらの火」
の
史実で知られる濱口梧陵ゆか
りの地である広川町にあり、
「 津 波 防 災 教 育センター 」と
「濱口梧陵記念館」
の2つの施
設からなります。
津波防災教育センターは、地震・津波の恐ろしさを中心
に災害に対する備えを学習・啓発する拠点施設として、最新
の技術を駆使した3D映像や津波実験装置により津波を体
感的に学習することができます。
〒643-0071 和歌山県有田郡広川町広671 TEL0737-64-1760
http://www.town.hirogawa.wakayama.jp/inamuranohi/
○開館時間 午前10時∼午後5時 (入館時間は午後4時まで)
○休 館 日 月曜日・火曜日
(祝日の場合は開館)年末年始(12月29日∼1月4日)
○入 館 料 一般 500円 高校生 200円 小・中学生 100円
(学校教育活動の場合、小・中学生は半額)
※稲村の火のエピソードは、平成23年から小学校5年生向け国語の教科書に紹介されています。
環境に優しい大豆油インキと古紙パルプ配合率70%再生紙を使用しています。
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