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HP BladeSystem p-Class用スケーラブル バス バーおよびミニ バス バー

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HP BladeSystem p-Class用スケーラブル バス バーおよびミニ バス バー
HP BladeSystem p-Class用
スケーラブル バス バーおよびミニ バス バー インストレーション ガイド
製品番号:230840-193
第3版:2006年7月
ご注意
© Copyright 2002, 2006 Hewlett-Packard Development Company, L.P.
本書の内容は、将来予告なしに変更されることがあります。HP製品およびサービスに対する保証については、当該製品およびサービスの保証規
定書に記載されています。本書のいかなる内容も、新たな保証を追加するものではありません。本書の内容につきましては万全を期しておりま
すが、本書中の技術的あるいは校正上の誤り、脱落に対して、責任を負いかねますのでご了承ください。
本製品は、日本国内で使用するための仕様になっており、日本国外で使用される場合は、仕様の変更を必要とすることがあります。
本書に掲載されている製品情報には、日本国内で販売されていないものも含まれている場合があります。
製品番号:230840-193
第3版:2006年7月
2
目次
はじめに
要約 ......................................................................................................................................................................... 4
このガイドについて................................................................................................................................................... 4
安全に使用していただくために ............................................................................................................................. 4
このガイドで使用する本文中の記号および表記上の規則.......................................................................................... 4
参考資料 ............................................................................................................................................................. 4
HPのWebサイト .................................................................................................................................................. 4
概要
キットの内容
スケーラブル バス バー ............................................................................................................................................. 6
ミニ バス バー .......................................................................................................................................................... 7
警告
バス バーのコンポーネント
取り付け
取り付けの準備 ......................................................................................................................................................... 9
ラック テンプレートを使用した測定 ........................................................................................................................... 9
発泡樹脂ガスケットの取り付け................................................................................................................................... 9
バス バーの取り付け................................................................................................................................................ 10
バス バーのカプラをサーバ ブレード エンクロージャに接続する ................................................................................ 13
DC電源ケーブルをバス バーに接続する..................................................................................................................... 14
バス バーのロック用ラッチを取り付ける................................................................................................................... 16
完了した電源ケーブル接続を確認する ....................................................................................................................... 17
スケーラブル バス バー ...................................................................................................................................... 17
ミニ バス バー(2組) ....................................................................................................................................... 18
ケーブル ブラケットの取り付け................................................................................................................................ 18
システムの稼動準備
目次 3
はじめに
要約
このガイドでは、HP、Compaqブランド、または他社製ラックに搭載されたHP BladeSystem p-Classシステム用のス
ケーラブル バス バーまたはミニ バス バーの取り付け手順について説明します。
このガイドについて
このガイドでは、HP BladeSystem p-Classシステム用のスケーラブル バス バーおよびミニ バス バーの取り付け手順
と参照情報について説明します。
このガイドは、システム ハードウェアおよびソフトウェアのインストール、設定、ならびにトラブルシューティン
グを実行するネットワーク管理者およびIT担当者を対象としています。
安全に使用していただくために
同梱の『安全に使用していただくために』をよく読んでから、製品の取り付けを開始してください。
このガイドで使用する本文中の記号および表記上の規則
本文中の以下の記号の意味を示します。
警告!その指示に従わないと、人体への傷害や生命の危険を引き起こす恐れがある警告
事項を表します。
注意:その指示に従わないと、装置の損傷やデータの消失を引き起こす恐れがある注意
事項を表します。
重要:概念を説明するため、またはタスクを完了するための重要な情報を示します。
注:本文の重要なポイントを強調または補足する追加情報を示します。
このガイドでは、以下の表記規則を採用しています。
•
イタリック体は、変数を示します。変数には、本文中のさまざまなシステム出力、コマンド ライン、コマンド
パラメータに関する情報が含まれます。
•
太字は、強調すべき画面上のインタフェース コンポーネント(ウィンドウのタイトル、メニュー名およびメ
ニュー オプション、ボタン名およびアイコン名など)と、キーボードのキーを示します。
•
Monospaceフォントは、コマンド ライン、コード例、画面表示、エラー メッセージ、およびユーザ入力を示し
ます。
•
URLは、Sans serifフォントで表記します。
参考資料
ハードウェア オプションの取り付けおよびトラブルシューティング手順について詳しくは、ドキュメンテーション
CDに収録されている『セットアップ/インストレーション ガイド』を参照してください。
HPのWebサイト
HPのWebサイトでは、最新のドライバやフラッシュROMに関する製品情報を提供しています。HPのWebサイト
http://www.hp.com/jpにアクセスするには、インターネットにログオンする必要があります。
4
はじめに
概要
バス バーは、HP BladeSystem p-Classシステムの部品です。バス バーを取り付ける前に、次に示すコンポーネントの
取り付けが済んでいることを確認してください。
•
電源エンクロージャ(筐体)(AC環境のみ)
•
サーバ ブレード エンクロージャ
これらのコンポーネントを取り付けるには、『セットアップ/インストレーション ガイド』またはコンポーネントに
同梱されているマニュアルを参照してください。
注:Telcoラックにバス バーを取り付ける場合は、Telcoラック スタートアップ キットに同梱されて
いるマニュアルを参照してください。
概要 5
キットの内容
各キットの内容は、スケーラブル バス バーまたはミニ バス バーのどちらを使用するかによって異なります。
スケーラブル バス バー
図1:スケーラブル バス バー キットの内容
1
スケーラブル バス バーB(左)*
2
スケーラブル バス バーA(右)* 7
6
3
バス バー ヒンジ
— 発泡樹脂ガスケット
4
袋に入った部品
— インストレーション ガイド
5
ケーブル固定ブラケット
バス バー ロック用ラッチ
ヌル モデム サービス ケーブル**
(図には示していません)
(本書)(図には示していません)
*ラック背面から見て、Aが右側、Bが左側にあたります。
**ヌル モデム サービス ケーブルは、資格のある専門の担当者だけが実行する高度な診断機能用に用意されています。
詳しくは、『Maintenance and Service Guide』を参照してください。
6
キットの内容
ミニ バス バー
図2:ミニ バス バー キットの内容
1
ミニ バス バーB(左)*
6
バス バー ロック用ラッチ
2
ミニ バス バーA(右)*
7
ヌル モデム サービス ケーブル**
3
ケーブル固定ブラケット
—
発泡樹脂ガスケット
(図には示していません)
4
袋に入った部品
—
インストレーション ガイド(本書)
(図には示していません)
5
バス バー ヒンジ
*ラック背面から見て、Aが右側、Bが左側にあたります。
**ヌル モデム サービス ケーブルは、資格のある専門の担当者だけが実行する高度な診断機能用に用意されています。
詳しくは、『Maintenance and Service Guide』を参照してください。
警告
警告!この装置の取り付けは、資格のある電気技師または高電圧回路について十分理解
している訓練を受けた専門の担当者が行うようにしてください。
警告!必ず、すべてのコンポーネントの電源をオフにしてください。電源エンクロージャ
とホットプラグ対応パワー サプライのLEDが点灯していないことを確認してください。
警告!サーバ ブレード エンクロージャに、カプラ以外のものを接続しないでください。
警告!電源エンクロージャではなく既存のDC電源設備を使用する場合は、必ず、ファシリ
ティDC電源キットを取り付けて、既存のDC電源設備をバス バーに接続してください。
警告 7
バス バーのコンポーネント
スケーラブル バス バーとミニ バス バーは、同じコンポーネントで構成されています。次の図と表を参照して、各
コンポーネントを確認してください。
図3:バス バーのコンポーネント
8
1
DC電源出力ケーブル、カプラ付き
2
DC回路ブレーカ(カプラごとに1個)
3
DC電源入力コネクタ アクセス
4
DC電源入力コネクタ アクセス カバー
バス バーのコンポーネント
取り付け
取り付けの準備
1.
システムを取り付ける環境が適切であることを確認します。詳しくは、White Paper『HP BladeSystem p-Class
System Overview and Planning』を参照してください。
2.
AC電源またはDC電源にアクセスできることを確認します。DC電源を使用する場合は、ファシリティDC電源
キットが用意されていることを確認してください。
3.
4mmのアレン レンチと磁気を帯びたプラス ドライバが用意されていることを確認します。
ラック テンプレートを使用した測定
取り付けるバス バーの種類を確認します。
•
スケーラブル バス バーの場合、『HP BladeSystem p-Class Scalable Bus Bar Rack Template』を使用してください。
•
ミニ バス バーの場合、『HP BladeSystem p-Class Mini Bus Bar Rack Template』を使用してください。
発泡樹脂ガスケットの取り付け
重要:発泡樹脂ガスケットは、600mm幅のCompaqブランド ラックだけと互換性があります。
1.
発泡樹脂ガスケットを適切な長さで切ります。
2.
発泡樹脂ガスケットを挿入して、ラック前面に面しているセル側を閉じ、19インチ マウンティング レールと垂
直フレーム メンバーの間のスペースに入れます。ラック前面の両側に発泡樹脂ガスケットを挿入します。
図4:発泡樹脂ガスケットを挿入する
取り付け 9
3.
発泡樹脂ガスケットを、垂直フレーム メンバーに、ちょうどはまるまで丁寧に押し込みます。
図5:発泡樹脂ガスケットを、ちょうどはまるまで押し込む
バス バーの取り付け
警告!電源が電源ケーブルに供給されていないことを確認してから、電源エンクロー
ジャまたは電源バス ボックスに接続してください。
警告!電源エンクロージャの回路ブレーカがすべてオフの位置でロックされていること
を確認してから、電源コンポーネントの接続を開始してください。
重要:電源エンクロージャ、サーバ ブレード エンクロージャ、バス バー ヒンジ、およびケーブル
ブラケット用のすべてのケージ ナットが取り付けられていることを確認してください。
バス バーを取り付けるには、以下の手順に従ってください。
1.
テンプレートを使用して測定したときに付けた印を参照して、ヒンジおよびケーブル ブラケット用のケージ
ナットを取り付けます。
図6:ケージ ナットを差し込む
10 取り付け
2.
バス バー ヒンジをラックに合わせます(1)。
重要:ヒンジに刻んである矢印が、必ずラックの外方向を向くようにしてください。必ず、ヒンジ
がラック レールの側面にぴったりと収まるまで、矢印の方向にヒンジを押し込んでください。
3.
ラックの外端の方向にヒンジをスライドさせます(2)。
4.
ネジを取り付けてヒンジを固定します(3)。
重要:バス バー ヒンジにM6ネジを4本とも挿入できない場合があります。場所によっては、レー
ルのタブがヒンジにはまります。ヒンジの上側と下側の両方で、必ずM6ネジを1本以上取り付ける
ようにしてください。
注:この図では、わかりやすくするためにエンクロージャとケーブルは示していません。
図7:バス バー ヒンジを取り付ける
5.
残りの3つのヒンジで、手順2~4を繰り返します。
6.
バス バーBをヒンジに掛けます。
図8:バス バーの位置をバス バー ヒンジに合わせる
取り付け 11
7.
上側のヒンジの下部にヒンジ ナットを挿入します(1)。
8.
ヒンジ ピンを挿入します(2)。
9.
4mmのアレン レンチで、ピンをナットにねじ込みます(3)。
重要:スケーラブル バス バーに下側のヒンジを固定するには、長いほうの76.2mmヒンジ ピン、
上側のヒンジを固定するには、短いほうの63.5mmヒンジ ピンを使用してください。ミニ バス
バーの場合は、すべて短いほうのヒンジ ピンを使用してください。
図9:バス バーをヒンジに固定する
10. バス バーBの下側のヒンジで手順6~9を繰り返します。
11. バス バーAで手順6~10を繰り返します。
12 取り付け
バス バーのカプラをサーバ ブレード エンクロージャに接続する
この項では、最初の接続手順について説明します。最初の接続後に、バス バーを取り付ける場合は、システムの電
源が切断されホットプラグ対応パワー サプライが取り外されていることを確認してください。
警告!電源エンクロージャとバス バーのすべての回路ブレーカがオフの位置でロックさ
れていることを確認してから、電源コンポーネントの接続を開始してください。
注:複数のサーバ ブレード エンクロージャのケーブル接続が簡単になるように、最下部のエンク
ロージャから始めて、下から上に順にケーブル接続してください。カプラには、バスおよび番号を
示すラベルが付いています。
電源ケーブルをバス バーに接続するには、以下の手順に従ってください。
1.
電源ケーブルとカプラを固定している固定用ストラップを緩めます。
2.
サーバ ブレード エンクロージャのバスB用のDC入力コネクタにバスBカプラを接続します。
図10:カプラをサーバ ブレード エンクロージャに接続する
3.
バスAカプラについて、手順1と2を繰り返します。
取り付け 13
DC電源ケーブルをバス バーに接続する
次の手順は、スケーラブル バス バーを示しています。ミニ バス バーの場合も同様です。スケーラブル バス バーに
は4つ、ミニ バス バーには2つのDC電源ケーブル接続用のポストがあります。電源エンクロージャを使用する場合
もファシリティDC電源キットを使用する場合も、手順は同じです。
重要:接続が簡単になるように、電源ケーブル コネクタは色分けされキーが付けられています(赤
が-48VDC、黒がリターン)。
1.
アクセス カバーをバス バーに固定しているネジを取り外します(1)。
2.
バス バーからアクセス カバーを取り外します(2)。
3.
ケーブル ガイドを固定しているネジを取り外します(3)。
4.
ケーブル ガイドを取り外します(4)。
重要:スケーラブル バス バーからケーブル ガイドを取り外すと、P2電源ケーブル コネクタ
の保護キャップが外れます。後で取り付けることができるように、保護キャップは保管してお
いてください。
図11:アクセス カバーとケーブル ガイドを取り外す
(図ではスケーラブル バス バーを示しています)
5.
バス バーに電源エンクロージャ ケーブルを取り付けます。バス バー コネクタはケーブルに合わせて色分けさ
れ、正しいピンにはまるように印が付けられています。
重要:ケーブルがもつれないように、必ず、P1の印が付けられているバス バー コネクタに最
初の電源ケーブル ペアを接続してください。スケーラブル バス バーと2つの電源エンクロー
ジャを使用する構成の場合、2番目のDCケーブル ペアをP2の印が付いたコネクタに接続して
ください。
図12:DC電源ケーブルをバス バーに接続する
14 取り付け
6.
ケーブル ガイドを取り付けます(1)。
7.
ネジを取り付けてケーブル ガイドを固定します(2)。
8.
アクセス カバーを取り付けます(3)。
9.
ネジを取り付けてアクセス カバーを固定します(4)。
図13:ケーブル ガイドとアクセス カバーを取り付ける
(この図では、わかりやすくするためにケーブルは示していません)
10. スケーラブル バス バーと電源を1つだけ使用する構成の場合は、各バス バーのP2ケーブル コネクタを保護する
ために保護キャップを取り付けます。
図14:保護キャップを取り付ける
11. バス バーBで、手順1~10を繰り返します。
取り付け 15
バス バーのロック用ラッチを取り付ける
バス バーの上部と下部にバス バー ロック用ラッチを取り付けるには、以下の手順に従ってください。
1.
ロック用ラッチをバス バーの上に置きます(1)。
2.
ロック用ラッチを回転させ、所定の位置に固定します(2)。下側のロック用ラッチを取り付けるには、次の図
の矢印と逆方向に回転させます。
注:この図では、わかりやすくするためにエンクロージャとケーブルは示していません。
図15:バス バーのロック用ラッチを取り付ける
16 取り付け
完了した電源ケーブル接続を確認する
次の各図に、スケーラブル バス バーとミニ バス バーの完了した電源ケーブル接続を示します。
スケーラブル バス バー
次の図に、2台の電源エンクロージャと5台のサーバ ブレード エンクロージャを使用する場合の、スケーラブル バ
ス バーの完了した電源ケーブル接続を示します。
図16:2台の電源エンクロージャと5台のサーバ ブレード エンクロージャに
ケーブル接続されたスケーラブル バス バー
取り付け 17
ミニ バス バー(2組)
次の図に、2台の電源エンクロージャと6台のサーバ ブレード エンクロージャを使用する場合の、2組のミニ バス
バーの完了した電源ケーブル接続を示します。
図17:2台の電源エンクロージャと6台のサーバ ブレード エンクロージャに
ケーブル接続されたミニ バス バー
ケーブル ブラケットの取り付け
ケーブル ブラケットはオプションで取り付けるコンポーネントです。ケーブル ブラケットを取り付けると、ネット
ワーク ケーブルを固定できるため、ケーブルがバス バーの開閉のじゃまにならなくなります。
ケーブル ブラケットを取り付ける前に、次のコンポーネントがすでに取り付けられていることを確認してください。
•
•
18 取り付け
次のいずれかのコンポーネント(1組)
•
HP BladeSystem BL p-Class RJ-45パッチ パネル
•
HP BladeSystem BL p-Class GbEインターコネクト スイッチ
RJ-45ネットワーク ケーブル
スケーラブル バス バーおよびミニ バス バー用にケーブル ブラケットを取り付けるには、以下の手順に従ってくだ
さい。
1.
ケーブル ブラケットの位置をケージ ナットに合わせます。
2.
ケーブル ブラケットをラックに取り付けます(1)。
3.
つまみネジを締めます(2)。
注:次の図では、わかりやすくするために、コンポーネントは示していません。
図18:ケーブル ブラケットを取り付ける
4.
ラックの左側と右側のネットワーク ケーブルをまとめます。
重要:スケーラブル バス バーおよび1組のミニ バス バーの場合、ケーブル ブラケットより下
に設置されたエンクロージャのネットワーク ケーブルだけをまとめます。
5.
ケーブル固定ブラケットの端をケーブル ブラケットに挿入します(1)。
6.
ケーブル固定ブラケットでケーブルを押さえたまま、つまみネジを締めてブラケットを固定します(2)。
図19:ケーブル固定ブラケットを取り付ける
7.
2組のミニ バス バーを使用する構成では、2番目のケーブル ブラケットについて、手順1~6を繰り返します。
重要:2組のミニ バス バーを使用する場合、下側のバス バー ペアに接続されているエンク
ロージャのネットワーク ケーブルは、上側のバス バー ペア用のケーブル ブラケットを介して
配線するのではなく、ラックの外側に配線してください。
取り付け 19
システムの稼動準備
システムに電源を入れるには、以下の手順に従ってください。
1.
システムのケーブル接続をすべて完了します。詳しくは、ドキュメンテーションCDに収録されている『セット
アップ/インストレーション ガイド』を参照してください。
警告!電源エンクロージャおよびバス バーのすべての回路ブレーカがオフの位置でロッ
クされていることを確認してから、電源コンポーネントの接続を開始してください。
2.
3.
次の手順に従って、電源に接続します。
a.
施設にAC電源が供給されている場合は、電源エンクロージャのAC電源コードをACコンセントに接続します。
b.
施設にDC電源が供給されている場合は、ファシリティDC電源キットを取り付けます。取り付け手順につい
ては、キットに同梱されているマニュアルを参照してください。
必要に応じて、施設の電源をオンにします。
重要:ご使用の電源構成に電源エンクロージャが含まれない場合、手順4~6は省略してくだ
さい。
4.
電源エンクロージャの回路ブレーカのスイッチのロックを解除します(1)。
5.
回路ブレーカのスイッチをオンの位置に設定します。この操作により、AC電源がホットプラグ対応パワー サプ
ライに供給されます(2)。
6.
回路ブレーカのスイッチをオンの位置でロックします。この操作により、不注意でシステムの電源が切られるこ
とがなくなります。ホットプラグ対応パワー サプライのLED、電源エンクロージャのDC電源LED、およびバス
バーの電源LEDが緑色で点灯することを確認します(3)。
図20:回路ブレーカをオンの位置でロックする
7.
サーバ ブレード エンクロージャに接続されているカプラごとに、バス バーの回路ブレーカのスイッチのロック
を解除して、スイッチをオンに設定します。これにより、サーバ ブレード エンクロージャにDC電源が供給され
ます。サーバ ブレード エンクロージャのDC電源LEDが緑色で点灯することを確認してください。
8.
ロックされていないすべての回路ブレーカのスイッチをオンの位置でロックします。この操作により、不注意で
システムの電源が切られることがなくなります。
注:回路ブレーカは、ロックされている場合でも、過負荷状態が発生すると保護機能を提供し
ます。
以上で取り付けは完了です。
20 システムの稼動準備
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