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クリーンエネルギー市民意識調査

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クリーンエネルギー市民意識調査
2 クリーンエネルギー市民意識調査
市民の新エネルギー導入における意識調査および事業モデルの検討等の基礎資料とするた
め市民・事業者を対象にアンケート調査を実施した。
アンケート調査の目的は、以下のとおりである。
・住宅、事業所でのクリーンエネルギー利活用状況の把握
・地域におけるクリーンエネルギー導入拡大に向けた課題の把握
・クリーンエネルギー導入に関する市民共同発電の方向性の検討(事業モデル検討への反
映)
2.1 アンケートの企画設計
アンケート調査の目的を達成するために、アンケート調査の項目は、下表に示すものとした。
下表には調査目的に応じたアンケートの内容及び設問番号を整理した。
表26 アンケート調査の目的と内容
調査の目的
住宅・事業所でのクリーンエネ
ルギー利活用状況の把握
地域におけるクリーンエネルギ
ー導入拡大に向けた課題の抽出
クリーンエネルギー導入に関す
る市民共同発電の方向性(事業
モデル検討への反映)
-----
アンケートの内容
導入状況に関する設問
導入意向に関する設問
導入しない理由に関する設問
家庭負担や事業者負担の限度額に関
する設問
活用促進に当たっての必要事項、障害
に関する設問
活用促進に関する自由意見に関する
設問
共同発電への関心度に関する設問
共同発電の資金の調達方法に関する
設問
共同発電出資への限度額に関する設
問
共同発電で重視する事項に関する設
問
基本情報(所在地域、家族形態、事業
所形態等)に関する設問
作成したアンケートを次ページ以降に示す。
37
設問番号
問 1-1
問 1-2
問 1-2
問 1-3
問2
問7
問8
問3
問4
問5
問6
問9
市民向けアンケート
クリーンエネルギーに関するアンケートへのご協力のお願い
みなさまには、日頃から沼津市の環境行政の推進につきまして、ご協力を賜り厚くお礼申し上
げます。
現在、沼津市では、地球温暖化対策として二酸化炭素の発生を抑制するため、太陽光発電等の
クリーンエネルギーの活用促進に取り組んでいます。
この取り組みにあたり、市民のみなさまからクリーンエネルギーに関するご意見等をお聞きす
るために、このたびアンケート調査を実施することといたしました。
このアンケートによって得られたご回答は、クリーンエネルギーの活用促進を検討する際の貴
重な資料として活用させていただきます。
なお、ご回答は無記名形式とし統計的に処理いたしますので、みなさまにご迷惑をおかけする
ことはございません。
お忙しいところ誠にお手数をおかけしますが、アンケートの趣旨をご理解のうえ、ご協力いた
だきますようよろしくお願いいたします。
平成 22 年 11 月
沼津市生活環境部環境政策課
環境企画室
ご記入にあたってのお願い等
■回答は、このアンケート調査票に直接、ボールペン等でご記入ください。
■回答方法は、あてはまる番号に○をつけるもの、あてはまる番号を回答欄に記入するも
の、自由に意見を記入するものの3タイプがあります。
また、
「その他(
)」を選ばれた場合は、
(
)内にその内容をご記入くださ
い。
■回答にあたっては、ご家族のみなさまで相談していただければ幸いです。
■ご記入いただいた調査票は、12月12日(日)までに、同封の返信用封筒に入れて、
ポストに投函してください(切手は不要です)。
このアンケートに関する問合せ先
沼津市役所 生活環境部 環境政策課 環境企画室
〒410-8601 沼津市御幸町 16 番 1 号
電話:055-934-4741 ファクス:055-934-3045
E-mail:[email protected]
38
(担当:河本)
クリーンエネルギーの導入について伺います
問1.クリーンエネルギー製品をご存知ですか?また、これらの製品を導入されていますか。
下表の①~⑧の各製品について、あてはまる番号を1つずつ選んでください。
(問 1-1、問 1-2 の両方にお答えください。)
問 1-2.導入予定は
ありますか?
(番号に○)
問 1-3.導入
予定がない
理由は?
⇒
1
2
3
4
⇒
②自然循環型太陽熱温水器
1
2
⇒
1
2
3
4
⇒
③強制循環型太陽熱利用システム
1
2
⇒
1
2
3
4
⇒
1
2
1
2
3
4
⇒
1
2
1
2
3
4
⇒
1
2
1
2
3
4
⇒
⑦家庭用燃料電池(エネファーム)
1
2
⇒
1
2
3
4
⇒
⑧その他(
1
2
⇒
1
2
3
4
⇒
④潜熱回収給湯器
(エコジョーズ、エコフィール等)
⑤二酸化炭素冷媒ヒートポンプ
給湯器(エコキュート等)
⑥家庭用天然ガス
コジェネレーション(エコウィル)
)
⇒
⇒
⇒
導入予定なし
2
導入予定あり
1
導入済み
知らなかった
①太陽光発電システム
主なクリーンエネルギー製品
未定
知っていた
問 1-1.製品
をご存知で
すか?
(番号に○)
下の理由一
覧からあて
まるものを
1 つ選び番
号を記入
問 1-3 問 1-2 で、「4.導入予定なし」を選んだ製品について伺います。導入し
ない最大の理由は何ですか。あてはまる番号を下の表から1つ選んで、上の
表の最も右の欄にその番号を記入して下さい。
理由一覧
1.クリーンエネルギーに興味がない。
3.製品の価格が高い。
5.現在の設備(または機器)が使える。
7.操作や手入れが面倒
9.借家だから導入が困難
2.クリーンエネルギーがよく分からない。
4.期待通りの効果が得られるか不安
6.設置場所がない。
8.周囲に導入しているところがない。
10.その他(
)
問2.ご家庭にクリーンエネルギー製品を導入する場合、どの程度の金額までなら負担してもよ
いと思いますか。あてはまるものを1つ選び、番号に○をつけて下さい。
1.負担しない
2.5万円程度
3.10 万円程度
4.30 万円程度
5.50 万円程度
6.100 万円程度
7.200 万円程度
8.200 万円程度以上
39
地域のみなさまが参加する共同発電の取組みについて伺います
近年、市民のみなさまが資金を寄付
又は出資しあって、保育園など地域の
公的施設等に太陽光発電や風力発電な
どを設置する「共同発電」の取り組み
が実施されています(右図を参照)。
このような取り組みにみなさまが参
加することにより、地域における地球
温暖化防止活動に貢献することができ
ます。
クリーンエネルギー
設備への投資
出資をす
る
クリーンエネルギー
の生産・供給
設備
出資金
配当金
売電
利 益
「共同発電」のイメージ
問3.このような共同発電の取り組みについて、関心や興味はございますか。あてはまるものを
1つ選び、番号に○をつけて下さい。
1.とても関心がある。
2.やや関心がある。
3.どちらとも言えない。わからない。
4.あまり関心がない。
5.全く関心がない。
問4.このような共同発電に沼津市が取り組む場合、必要な資金はどのように調達するのがよい
と思いますか。あてはまるものを1つ選び、番号に○をつけて下さい。
1.寄付を募る。
2.出資を募る。
3.税金で負担する(市民等が一律に負担)。
4.金融機関からエコ定期預金の寄付を募る。
5.その他(
)
問5.沼津市が共同発電に取り組み、必要な資金をみなさまからの出資や寄付で調達するとした
ら、あなたは、どの程度の金額まで拠出しても良いと思いますか。①寄付の場合、②出資の
場合のそれぞれについてあてはまるものを1つ選び、番号に○をつけて下さい。
拠出金額の限度
拠出方法
0円
1万円程
度まで
5万円
程度まで
10 万円
程度まで
30 万円
程度まで
50 万円
程度まで
100 万円
程度まで
100 万円
以上
① 寄付の場合
1
2
3
4
5
6
7
8
② 出資の場合
1
2
3
4
5
6
7
8
問6.共同発電に出資するとしたら、どのような点を最も重要視されますか。あてはまるものを
1つ選び、番号に○をつけて下さい。
1.出資金(元本)が保証される。
2.出資金の預け入れや引き出しが自由にできる。
3.配当利回りがよい。
4.運営機関が信頼できる。
5.行政機関が協力している。
6.事業の仕組み・内容が理解しやすい。
7.事業の社会貢献度が大きい。
8.その他(
40
)
クリーンエネルギーの活用促進について伺います
問7.沼津市内でクリーンエネルギーの活用を促進するにあたって、必要となることはどのよう
な点だと思われますか。あてはまるものをすべて選び、番号に○をつけてください。
1.クリーンエネルギー発電の導入における法規制等が緩和されること
2.クリーンエネルギーの発電効率が向上すること
3.クリーンエネルギー電力の買取りが強化されること
4.二酸化炭素等の排出量規制、排出権取引等が強化されること
5.クリーンエネルギー製品の価格が安くなること
6.クリーンエネルギー製品への助成制度や優遇税制等が充実されること
7.共同発電等の新しい取り組みに抵抗しがちな地域の慣習等を改善すること
8.その他(
)
問8.クリーンエネルギーの活用促進について、ご意見等を自由にご記入ください。
最後に、ご家族、ご住居について伺います
問9.以下の項目について、それぞれあてはまるものを1つずつ選び、番号に○をつけて下さい。
世帯主
の年齢
1.20 歳代
家
構
1.単身
族
成
2.30 歳代
3.40 歳代
4.50 歳代
5.60 歳代
6.70 歳以上
2.夫婦のみ
5.その他(
3.親子(二世代)
4.親子(三世代以上)
)
住居の
種 類
1.一戸建て(持ち家)
住居の
築年数
1.5 年未満
2.5 年以上 10 年未満
3.10 年以上 20 年未満
4.20 年以上 30 年未満
5.30 年以上
6.わからない
2.一戸建て(借家)
4.集合住宅(賃貸、社宅や寮など)
3.集合住宅(持ち家)
5.その他(
)
居 住 地
1.第一
2.第二
3.第三
4.第四
5.第五
6.片浜
7.今沢
8.金岡
中学校区
9.大岡
10.門池
11.静浦
12.大平
13.愛鷹
14.内浦
15.西浦
16.原
17.浮島
18.戸田
(内浦、西浦
を 除 く )
ご協力ありがとうございました。調査票を返信用封筒に入れ、切手を貼らずにポストへ投函して下さい。
41
事業所向けアンケート
クリーンエネルギーに関するアンケートへのご協力のお願い
みなさまには、日頃から沼津市の環境行政の推進につきまして、ご協力を賜り厚くお礼申し上
げます。
現在、沼津市では、地球温暖化対策として二酸化炭素の発生を抑制するため、太陽光発電等の
クリーンエネルギーの活用促進に取り組んでいます。
この取り組みにあたり、市内の事業所のみなさまからクリーンエネルギーに関するご意見等を
お聞きするために、このたびアンケート調査を実施することといたしました。
このアンケートによって得られたご回答は、クリーンエネルギーの活用促進を検討する際の貴
重な資料として活用させていただきます。
なお、ご回答は無記名形式とし統計的に処理いたしますので、みなさまにご迷惑をおかけする
ことはございません。
お忙しいところ誠にお手数をおかけしますが、アンケートの趣旨をご理解のうえ、ご協力いた
だきますようよろしくお願いいたします。
平成 22 年 11 月
沼津市生活環境部環境政策課
環境企画室
ご記入にあたってのお願い等
■回答は、このアンケート調査票に直接、ボールペン等でご記入ください。
■回答方法は、あてはまる番号に○をつけるもの、あてはまる番号を回答欄に記入するもの、自
由に意見を記入するものの3タイプがあります。
また、「その他(
)」を選ばれた場合は、(
)内にその内容をご記入ください。
■ご記入いただいた調査票は、12月12日(日)までに、同封の返信用封筒に入れて、ポス
トに投函してください(切手は不要です)。
このアンケートに関する問合せ先
沼津市役所 生活環境部 環境政策課 環境企画室 (担当:河本)
〒410-8601 沼津市御幸町 16 番 1 号
電話:055-934-4741 ファクス:055-934-3045
E-mail:[email protected]
42
クリーンエネルギー発電・熱利用システムについて伺います
問1.クリーンエネルギーの発電システムまたは熱利用システムをご存知ですか?また、これら
のシステムを導入されていますか。下表の①~⑧の各システムについて、あてはまる番号を
1つずつ選んでください。
(問 1-1、問 1-2 の両方にお答えください。)
問 1-2.導入予定は
ありますか?
(番号に○)
問 1-3.導入
予定がない
理由は?
2
⇒
1
2
3
4
⇒
②太陽熱利用
1
2
⇒
1
2
3
4
⇒
③風力発電
1
2
⇒
1
2
3
4
⇒
④小水力発電
1
2
⇒
1
2
3
4
⇒
⑤地熱発電
1
2
⇒
1
2
3
4
⇒
⑥バイオマス発電
1
2
⇒
1
2
3
4
⇒
⑦バイオマス熱利用
1
2
⇒
1
2
3
4
⇒
1
2
1
2
3
4
⇒
そ
の
他
)
未定
⑧
(
⇒
導入予定なし
1
導入予定あり
知らなかった
①太陽光発電
主なクリーンエネルギー
発電・熱利用システム
導入済み
知っていた
問 1-1 .製品
をご存知で
すか?
(番号に○)
下の理由一
覧からあて
まるものを
1 つ選び番
号を記入
問 1-3 問 1-2 で、「4.導入予定なし」を選んだシステムについて伺います。導
入しない最大の理由は何ですか。あてはまる番号を下の表から1つ選んで、
上の表の最も右の欄にその番号を記入して下さい。
理由一覧
1.クリーンエネルギーに興味がない。
3.導入費用が高い。
5.現在の設備(または機器)が使える。
7.操作や手入れが面倒
9.賃貸だから導入が困難
2.クリーンエネルギーがよく分からない。
4.期待通りの効果が得られるか不安
6.設置場所がない。
8.周囲に導入しているところがない。
10.その他(
)
問2.事業所にクリーンエネルギーシステムを導入する場合、どの程度の金額までなら負担して
もよいと思いますか。あてはまるものを1つ選び、番号に○をつけて下さい。
1.負担しない
2.50 万円程度
3.100 万円程度
4.300 万円程度
5.500 万円程度
6.1000 万円程度
7.2000 万円程度
8.2000 万円程度以上
43
地域のみなさまが参加する共同発電の取組みについて伺います
近年、市内のみなさまが資金を寄付
又は出資しあって、保育園など地域の
公的施設等に太陽光発電や風力発電な
どを設置する「共同発電」の取り組み
が実施されています(右図を参照)。
このような取り組みにみなさまが参
加することにより、地域における地球
温暖化防止活動に貢献することができ
ます。
クリーンエネルギー
設備への投資
出資をする
クリーンエネルギー
の生産・供給
設備
出資金
配当金
売電
利 益
「共同発電」のイメージ
問3.このような共同発電の取り組みについて、ご関心や興味はございますか。あてはまるもの
を1つ選び、番号に○をつけて下さい。
1.とても関心がある。
2.やや関心がある。
3.どちらとも言えない。わからない。
4.あまり関心がない。
5.全く関心がない。
問4.このような共同発電に沼津市が取り組む場合、必要な資金はどのように調達するのがよい
と思いますか。あてはまるものを1つ選び、番号に○をつけて下さい。
2.出資を募る。
1.寄付を募る。
3.税金で負担する(市民等が一律に負担)。 4.金融機関からエコ定期預金の寄付を募る。
5.その他(
)
問5.沼津市が共同発電に取り組み、必要な資金をみなさまからの出資や寄付で調達するとした
ら、貴事業所では、どの程度の金額まで拠出しても良いと思いますか。①寄付の場合、②出
資の場合のそれぞれについて、あてはまるものを1つ選び、番号に○をつけて下さい。
拠出金額の限度
拠出方法
0円
10 万円
程度まで
50 万円
程度まで
100 万円
程度まで
300 万円
程度まで
500 万円
程度まで
1000 万円
程度まで
1000 万円
以上
① 寄付の場合
1
2
3
4
5
6
7
8
② 出資の場合
1
2
3
4
5
6
7
8
問6.共同発電に出資するとしたら、どのような点を最も重要視されますか。あてはまるものを
1つ選び、番号に○をつけて下さい。
1.出資金(元本)が保証される。
2.出資金の預け入れや引き出しが自由にできる。
3.配当利回りがよい。
4.運営機関が信頼できる。
5.行政機関が協力している。
6.事業の仕組み・内容が理解しやすい。
7.事業の社会貢献度が大きい。
8.その他(
44
)
クリーンエネルギーの活用促進について伺います
問7.沼津市内でクリーンエネルギーの活用を促進するにあたって、必要となることや障害とな
ることはどのような点だと思われますか。あてはまるものをすべて選び、番号に○をつけて
下さい。
1.クリーンエネルギー発電の導入における法規制等が緩和されること
2.クリーンエネルギーの発電効率が向上すること
3.クリーンエネルギー電力の買取りが強化されること
4.二酸化炭素等の排出量規制、排出権取引等が強化されること
5.クリーンエネルギーシステムの価格が安くなること
6.クリーンエネルギーシステムへの助成制度や優遇税制等が充実されること
7.共同発電等の新しい取り組みに抵抗しがちな地域の慣習等を改善すること
8.その他(
)
問8.クリーンエネルギーの活用促進について、ご意見等を自由にご記入ください。
最後に、貴事業所について伺います
問9.以下の項目について、それぞれあてはまるものを1つずつ選び、番号に○をつけて下さい。
事
内
業
容
1.農林漁業
2.鉱業
3建設
6.情報通信
7.運輸
8.卸・小売
11.飲食店、宿泊
12.医療福祉
4.製造
5.電気・ガス・熱供給・水道
9.金融・保険
13.教育、学習支援
10.不動産
14.複合サービス
15.その他サービス
従業員
の数
1.5人以下
建物の
築年数
1.5 年未満
2.5 年以上 10 年未満
3.10 年以上 20 年未満
4.20 年以上 30 年未満
5.30 年以上
6.わからない
所在地
1.第一
2.第二
3.第三
4.第四
5.第五
6.片浜
7.今沢
8.金岡
中学校区
9.大岡
10.門池
11.静浦
12.大平
13.愛鷹
14.内浦
15.西浦
16.原
17.浮島
18.戸田
(内浦、西
浦を除く)
6.100 人以下
2.10 人以下
3.20 人以下
7.200 人以下
4.40 人以下
8.300 人以下
5.50 人以下
9.301 人以上
ご協力ありがとうございました。調査票を返信用封筒に入れ、切手を貼らずにポストへ投函して下さい。
45
2.2 アンケートの発送と回収
アンケート発送と回収は、沼津市が実施した。また、被アンケート者の抽出も沼津市が行っ
た。
アンケート調査実施の概要は、下表に示すとおりである。
表27 アンケート調査実施の概要
調査対象
市
民:1,000 人
事業者:1,000 社
調査期間
2010 年 12 月 3 日(発送)~2010 年 12 月 31 日(回収締切)
調査方法
郵便による配布、回収(無記名方式)
アンケート回収率
市
民:31.3%(回収数 313 通)
事業者:29.6%(回収数 296 通)
2.3 アンケートの結果概要
アンケート結果の概要を下表に示す。
市 民 アンケート
表28(1) アンケート調査(市民)結果の概要
クリーンエネ
○認知状況は、太陽光発電が最も高く、太陽熱利用や天然ガスコジェネ
ルギー製品の
レーションが低い。全般的に、高齢者層の認知が低い傾向にある。
導入に関して
○導入済みの製品は、ヒートポンプ式給湯器が最も多く、1割近い普及
率である。「導入予定あり」の製品では、太陽光発電システムが最も
多い。
○今後の導入については、
「予定無し」の回答が過半数を占める。また、
世帯主年齢が 40~60 歳代の世帯では「予定無し」が比較的少ない。
○導入費用の負担限度額については、半数以上の世帯で 10 万円未満、9
割近くの世帯で 50 万円未満である。世帯主の年齢が高く、かつ戸建
ての世帯で、負担限度額が比較的高い。
共同発電に関
して
○興味・関心は、
「とてもある」と「ややある」の合計は 4 割強で、
「あ
まりない」と「全くない」の合計(2 割強)を上回る。
○資金の調達手段は、「寄付」と「出資」で半数を超え、50 歳代と 60
歳代で「出資」の割合が高い。
○拠出限度額については、寄付は 4 分の 3 近くが 1 万円未満で、出資は
1 万円~10 万円の割合が半数を超える。共同発電への関心度が高い地
域で、拠出限度額が高い傾向がある。
○出資の際の重要事項は、元本保証が最も高い割合を占める。利回りの
良さを重要視する回答は少なく、投機的な意図は少ない。
クリーンエネ
ルギーの活用
○金銭面での課題を挙げる割合が高く、夫婦のみ世帯では、比較的金銭
面での課題を挙げる割合が低い。
課題
46
事 業 者 アンケート
表28(2) アンケート調査(事業者)結果の概要
クリーンエネ
ルギーシステ
ムの導入に関
して
○太陽光発電、風力発電、太陽熱利用で高い一方、バイオマス関係の認
知度は低い。また、業種により認知度に差が見られる。
○導入済みのシステムは、太陽熱利用システムが最も多いが、導入割合
は 5%に止まる。
○今後の予定は、いずれのシステムにおいても「導入予定無し」が過半
数を占めが、第二次産業に属する事業所では、比較的導入に積極的な
傾向がみられる。
○導入費用の負担限度額は 0 円が最多であるが、「~50 万円」、「~100
万円」、「~300 万円」の割合も比較的高い。従業員数が多い事業所ほ
ど、負担限度額が高い傾向がある。
共同発電に関
して
○興味・関心は、全般において市民アンケートとほぼ同じである。また、
従業員数が大きいほど、関心度が高い傾向がある。
○資金の調達手段は、「寄付」と「出資」で半数を超える。また、中規
模の事業所では、「寄付」及び「出資」の割合が低い。
○拠出限度額は、寄付は半数近くが 0 円で、「~10 万円」を含めると全
体の 4 分の 3 を超える。出資は「~10 万円」、「~50 万円」、「~100
万円」の合計で全体の過半数を超える。従業員数が大きいほど、拠出
限度額も大きくなる傾向がある。
○出資の際の重要事項は、全般的に市民アンケートと類似する。小規模
の事業所では「自由に引き出しができること」、大規模の事業所では
「事業の社会的貢献度が大きいこと」の割合が高い。
クリーンエネ
ルギーの活用
○全般に、市民アンケートより導入に対して慎重な傾向がみられ、特に
大規模事業所でその傾向が顕著である。
課題
47
2.4 アンケート結果の整理と分析(市民用)
(1) 回答者の属性
世帯主の年齢別では、60 歳代(27.4%)と 70 歳以上(22.0%)の 2 類型で 49.4%と半数近くを占
め、以下 50 歳代(23.3%)、40 歳代(14.4%)、30 歳代(8.3%)、20 歳代(2.2%)と続く。「沼津市住
宅マスタープラン」で集計されている実際の市内の世帯主の年齢分布割合と比較すると、50 歳
代以上で高く、40 歳代未満で低く現れている。
世帯人数では、二世帯家庭(夫婦+子)が 46.0%と半数近くを占める。現在、沼津市の総世帯数
の 3 割近く(平成 21 年版の沼津市統計書による)を占める単身世帯の割合は 10%程度と低くなっ
ているが、単身世帯からのアンケート結果の 7 割以上を 40 歳代以上の世帯が占めている。
住居の種類では、戸建が 64.9%と圧倒的に多く、築年数では 20 年以上の建物が 47.6%と半数
近くを占め、比較的古めの戸建住宅が多い。
なお、居住地の分布については、おおよそ各中学校別の世帯数に準じた割合で回答を得てお
り、地域的な偏りはみられない。
世帯主の年齢
家族構成
住居の形態
築年数
図17 回答者の属性
48
図18 地区別回収数
49
(2) クリーンエネルギー製品の認知・導入状況
① 認知状況
住民の認知率(「知っていた」と回答した割合)が高いクリーンエネルギー製品は、太陽光発
電が最も高く、次いで太陽高熱温水器、燃料電池、ヒートポンプの順である。
0%
10%
20%
30%
⑦家庭用燃料電池(N=313)
70%
80%
90%
100%
26%
36%
56%
⑤ヒートポンプ(N=313)
⑥天然ガスコジェネレーション(N=313)
60%
63%
②太陽熱温水器 (N=313)
④潜熱回収給湯器(N=313)
50%
93%
①太陽光発電(N=313)
③太陽熱利用(N=313)
40%
30%
56%
⑧その他(N=313) 1%
図19 クリーンエネルギーの認知状況
年齢及び製品別に認知状況の詳細を見ると、おおよそ 3 つの類型に分けることができる。
類型 1:全ての年齢層で高い認知度を示す製品(太陽光発電)
類型 2:高齢者層で認知度が低い製品(強制循環型太陽熱利用システム、潜熱回収給湯器、
二酸化炭素冷媒ヒートポンプ給湯器、家庭用天然ガスコジェネーション、家庭用
燃料電池)
類型 3:年齢別の特徴が認められない製品(自然循環型太陽熱温水器)
太陽光発電や太陽熱温水器など、一般的な認知度の高い製品を除くと、高齢者層の認知度が
低い。また、「その他」に挙げられたクリーンエネルギー製品は下記の通りである。
製品
風力発電
50
図20 太陽光発電の認知状況(年齢別)
図21 自然循環型太陽光熱温水器の認知状況(年齢別)
図22 強制循環型太陽熱利用システムの認知状況(年齢別)
51
図23 潜熱回収給湯器の認知状況(年齢別)
図24 二酸化炭素冷媒ヒートポンプ給湯器の認知状況(年齢別)
図25 家庭用天然ガスコージェネレーションの認知状況(年齢別)
52
図26 家庭用燃料電池の認知状況(年齢別)
② 導入状況
各クリーンエネルギー製品について、約 6~7 割が「導入予定なし」、約 2 割が「未定」であ
る。また、導入予定ありの製品で最も高いのは太陽光発電システム(約 2%)である。
導入済みの製品ではヒートポンプ給湯器が最も多く約 1 割、次いで太陽熱温水器が約 5%であ
る。
図27 クリーンエネルギーの導入状況
年齢別に導入状況を見ると、「導入予定無し」の分布において、一つの一般的な傾向が確認
できる。世帯主の年齢が 30 代未満及び 70 歳以上の層で「導入予定なし」が多く、これらの層
では近いうちにクリーンエネルギーを導入する予定が無いという意志を持つ人が多い。40 歳代
~60 歳代の層では比較的「導入予定無し」の割合が低く、「未定」の割合が高い。従ってこれ
らの層は、必ずしも導入を決めている訳ではないものの、今後の状況次第では、導入を進める
可能性が高い層であると考えられる。
53
図28 太陽光発電の導入状況(年齢別)
図29 自然循環型太陽光熱温水器の導入状況(年齢別)
図30 強制循環型太陽熱利用システムの導入状況(年齢別)
54
図31 潜熱回収給湯器の導入状況(年齢別)
図32 二酸化炭素冷媒ヒートポンプ給湯器の導入状況(年齢別)
図33 家庭用天然ガスコージェネレーションの導入状況(年齢別)
55
図34 家庭用燃料電池の導入状況(年齢別)
一方、住居の種類別に導入状況を見ると、戸建の持家でいずれも「導入予定無し」の割合が
低い。戸建は導入にあたっての意志決定が単純であるため、妥当な結果と言える。集合住宅で
は逆に賃貸の方が「導入予定無し」の割合が低い。
図35 太陽光発電の導入状況(住居の種類別)
56
図36 自然循環型太陽光熱温水器の導入状況(住居の種類別)
図37 強制循環型太陽熱利用システムの導入状況(住居の種類別)
図38 潜熱回収給湯器の導入状況(住居の種類別)
57
図39 二酸化炭素冷媒ヒートポンプ給湯器の導入状況(住居の種類別)
図40 家庭用天然ガスコージェネレーションの導入状況(住居の種類別)
図41 家庭用燃料電池の導入状況(住居の種類別)
58
③ 導入しない理由
各クリーンエネルギー製品の導入予定がない理由では、いずれの製品においても「借家であ
る」ことを理由にする世帯が 2 割程度を占めている。
それ以外の理由で高いものは「価格が高い」ことと「現在使える設備がある」ことの 2 つで
ある。とくに「現在使える設備がある」割合が高いことは、後述する事業所の結果と大きく異
なる点であり、家庭向けへの対策を考える上で重要な示唆となっている。一方、
「効果が良く分
からない」ことも比較的高い割合である。この類型は、効果の周知が進むにつれて「導入しな
い」から他の分類へ移行することが見込めるため、やはり家庭向けへの対策を考える上で十分
に留意する必要がある。
図42 クリーンエネルギーを導入しない理由
なお、クリーンエネルギーを導入しない理由で「その他」に挙げられた理由は以下の通りで
ある。
理由
共同住宅のため
オール電化・同等のものを導入済
製品内容・存在を知らない
建物環境上の理由
効果の有無等に疑問
必要なし
高齢者のため
59
(3) クリーンエネルギー製品導入の負担限度額
負担限度額は、10 万円までの回答(0 円、~5 万円、~10 万円)がそれぞれ約 2 割を占め、50
万円までの回答で全体の 87.5%を占める。
図43 クリーンエネルギー製品導入の負担限度額
負担限度額の加重平均(各負担限度額の中央値に回答割合を乗じた額の総和)をとると約 17
万円であり、世帯主の年齢別で見ると、年齢が高いほど(世帯主年齢が 70 歳以上を除く)、加重
平均額が高い傾向がある。また、住居種類では戸建が高く、これらの結果は「導入状況」にお
ける「導入予定無し」の結果とほぼ一致する。すなわち、今後クリーンエネルギー・システム
を導入する可能性の高い類型では、同時に導入時の予算も多めに見込んでいることが分かる。
家族構成では単身及び夫婦のみの世帯で低く、二世代以上(子を含む世帯)で高い傾向が明確
に現れている。築年数では、築後 5 年未満の新しい世帯で突出して高いほかは、有意な差は認
められない。なお、地区別では第三、片浜、門池でやや高い。
※担額の加重平均=Σ{2.5 万円×(~5 万円の回答率)+7.5 万円(~10 万円の回答率)+20 万円
×(~30 万円の回答率)+40 万円×(~50 万円の回答率)+75 万円×(~100 万円の回答
率)+150 万円×(~200 万円の回答率)+250 万円×(200 万円~の回答率)}
60
図44 クリーンエネルギー製品・システムの負担限度額の加重平均
61
(4) 共同発電への参加
① 興味・関心
共同発電への関心については、
「ややある」が最も多く 33.9%で、以下「どちらともいえない・
わからない」の 28.1%、「あまりない」の 16.3%が続き、上位 3 位までで全体の 78.3%を占めて
いる。
図45 共同発電への興味・関心
世帯主の年齢別に見ると、比較的世帯主の年齢が若い層(20 歳代、30 歳代、40 歳代)では「と
てもある」及び「ややある」の割合が 50%を超えており、かつ「どちらとも」を選択する無関
心層の割合が低いのに対し 50 歳代以上では 40 歳代以下とは逆の傾向を見せている。
図46 共同発電への興味・関心(年齢別)
関心度(関心の度合いを点数化して回答割合を乗じた値の総和)をとると、3.21 ポイントとな
っている。回答者の属性別では、関心度の最大値と最小値の間に大きな差は見られないが、居
住地別においては、回答数が多い属性(回答数:N>10)に絞って見ると、関心度の差(最大-最小)
は 0.75 と大きい。
※関心度=Σ{5×(とても関心があるの回答率)+4×(やや関心があるの回答率)+3×(「ど
ちらともいえないの回答率」+「無効・無回答の回答率」)+2×(あまり関心がない
の回答率)+1×(全く関心がないの回答率)}}
62
図47 共同発電への関心度
63
② 資金の調達手段
共同発電への資金調達手段については、「出資を募る」が 42.8%で最も多く、「寄付を募る」
(7.7%)と合わせると過半数に達する。
図48 共同発電への資金調達手段
なお、資金の調達手段に関して「その他」に挙げられた方法は下記の通りである。
方法
税金の節約でまかなう
国の負担・補助金でまかなう
受益者負担
資金がなければやめた方がよい
調達手段を属性別に見ると、年齢別の傾向に特徴が見られる。50 歳代と 60 歳代で「出資」
が 50%を占めており、他の年齢層と比較して 10 ポイント以上高い。その分「寄付」の割合は低
く、投資への意向が高い。
64
図49 共同発電への資金調達手段(属性別)
65
③ 寄付・出資への拠出限度額
共同発電への寄付の拠出限度額は、「1 万円未満」が 40.6%と最も多く、「0 円」の 32.9%と合
わせると全体の 4 分の 3 近い割合となる。残りのうち 2 割程度が「無効・無回答」で、実際に
はほとんどの住民が、寄付であれば 1 万円が限度であると考えている。
出資に関しては 1 万円までが最も多く 28.4%を占めるものの、
「~5 万円」(16.3%)、
「~10 万
円」(15.3%)の回答も多く、これら 3 者で全体の 6 割を占める。
図50 共同発電への寄付(左)及び出資(右)の限度額
拠出限度額の加重平均(各拠出限度額の中央値に回答割合を乗じた値の総和)をとると、寄付
が約 0.6 万円、出資が約 4.1 万円となる。これを世帯主の年齢別に見ると、寄付に関しては年
齢ごとに有意な差は見られないが、出資については 50 歳以上の層で高い傾向がある。特に 50
代、60 代に関しては、共同発電の資金調達手段として「出資」を選好する割合が高く、出資へ
の意欲が高い層と考えられる。
地区別の加重平均は共同発電への関心度が高い片浜や第三などで高く、関心度が低い原では
低い等、関心度に応じて出資限度額の増減する傾向が見られる。
※住民の拠出限度額の加重平均=Σ{2.5 万円×(~5 万円の回答率)}+7.5 万円×(~10 万円の
回答率)+20 万円×(~30 万円の回答率)+40 万円×(~50 万円の回答率)+75 万円×
(~100 万円の回答率)+150 万円×(~200 万円の回答率)+250 万円×(200 万円~の回
答率)}
66
図51 共同発電への寄付・出資の拠出限度額の加重平均
67
④ 共同発電への出資の重要事項
共同発電への出資の重要事項は、「出資金(元本)が保証される」が 34.2%で最も多く、「運営
機関が信頼できる」(15.3%)と合わせると半数近くに達する。一方、
「行政機関が協力している」
の割合は 5.4%と低い。
「配当利回りがよい」は 7.3%で「事業の社会貢献度が大きい」の 10.5%より低く、投機的な
傾向は総じて低い。すなわち事業が社会貢献に繋がるのであれば、あえて利益追求よりも、資
金の安全性を重視したいものと見られる。
図52 共同発電への出資の重要事項
なお、出資への重要事項に関して「その他」に挙げられた主な回答は下記の通り。
重要事項
出資しない
何とも言えない
住民の属性別に見ると、世帯主の年齢別では、30 歳代で「事業の社会貢献度が大きい」が
23%と他の年齢層と比較して高い。事業の資金調達面で「出資」の割合が高かった 50 歳代と 60
歳代であるが、「配当利回りがよい」ことを重視する割合は比較的低く、共同発電事業を投機
対象として捉える人は少ないといえる。
居住地別では、出資額の加重平均が高い第三と大岡では「事業の社会貢献度が大きい」、同
じく片浜では「運営機関が信頼できる」と「行政機関が協力している」がそれぞれ平均より高
い。
68
図53 共同発電への出資の重要事項(属性別)
69
(5) クリーンエネルギーの活用課題
クリーンエネルギーの活用を促進するための課題は、57%の世帯が「クリーンエネルギー製品
の価格が安くなること」を挙げて最も多く、「助成制度や優遇制度が充実されること」が 53%
で続く。導入にあたっては金銭面での障壁が大きいと言える。
次いで、
「発電効率が向上すること」を重視する世帯も比較的多く、電力料金の削減などの効
果が表れることが期待されている。
図54 クリーンエネルギー活用促進の障害
なお、クリーンエネルギーの活用課題に関して「その他」に挙げられた選択肢は下記の通り
である。
課題
沼津市に特有のエネルギー効率のアップを図るのが先決。クリーンエネルギーが何かも定義し説明を充実してほしい
家族の構成別では、夫婦のみの世帯で「クリーンエネルギー製品の価格が安くなること」や
「助成制度や優遇制度が充実されること」の割合が低くなっている。比較的家計にゆとりのあ
る層では、導入にあたっての金銭的障壁が低いと考えられる。
図55 クリーンエネルギー活用促進の障害(家族構成別)
70
(6) 自由回答【クリーンエネルギー導入に関しての意見(抜粋)】
全般意見
我が国の燃料は、全て輸入であり、その量を少なくする必要がある
CO2 と地球温暖化の相関は、本当はどうなのでしょうか?日本だけが CO 2 削減に力を入れても、中国、アメ
リカの協力がないと効果はないと思います。石油以外のエネルギーは必要だと思います
住民周知に関して
クリーンエネルギーとは何かを地域に説明すること。理解してない人がほとんどでは?
クリーンエネルギー製品を導入してこんなに良くなって、こんなメリットがあったという例があれば、市民は前
向きになると思う
導入に当たっての条件
太陽の熱を利用してのクリーンエネルギー、各家庭や施設等、多くに利用する事は必要だと思います。今現
在、高齢者にとっては、少し遅すぎたようにも思います。金額も少額で、市民全体で参加できます事を望み
ます
そもそも消費者にとっては、エネルギーがクリーンかどうかは重要な問題ではなく、専らコストパフォーマンス
によるものである。従って、クリーンエネルギーの活用促進を消費者に自発的に促すことは無理がある。クリ
ーンエネルギーとやらのコストを従来エネルギーよりも低くすること以外方法は事実上ない
エネルギーの発電効率の向上をすることにより、経済効果があること。
クリーンエネルギーと現行のエネルギーのどちらが効率的、経済的なのかを説明してから導入すべきかと思
います
クリーンエネルギーの学術的な証明、データの公表をし、確かな技術であり、どの程度の効果が得られるの
かを示すべき。未だクリーンエネルギーは発展途上であり、設備管理費を考えると効果は薄いのだろうとい
うのが一般的な見解。これを覆す必要があり、より透明な政策が必要だろう
個人や世帯より企業が先に導入すべき、それから一般家へ向ける
導入に際しての問題
家を建てるとき、借入れ者には補助(税の優遇)があるが、自力の人にないのは不公平
太陽光発電は、まだこれから技術が発展し、屋根のデザインが良くないし、将来瓦自体が太陽光発電する
ようになると思うし、まだ購入する時期ではないと思う。まだ安くなると思う
太陽光発電に関心があるが、導入の初期費用の問題もさることながら、その耐久性が最近話題になってき
た。もっと安定して供給され、長期に渡って使用できるなど、投資に見合うものがなければ、安易に取り込め
ないと思われます。行政上補助があっても考えてしまう現状である
太陽光発電システム導入にあたり、マンション、集合住宅に居住している人は、管理組合員の 2/3 の賛成
が必要で、導入が難しいと思われる
集合住宅の持家の場合は、クリーンエネルギー製品を個人で購入(導入)可能かよくわからない。結婚しても
しばらくはアパートを借りての生活になるので、考えたことがなかった
戸建てはよいですが、マンションとなるといろいろ難しいと思います
最近クリーンエネルギー導入との事で、風力発電が伊豆地域で設置されているが、低周波の公害というか
苦情が出ているが、そのようなことの無いように、太陽熱発電のような公害の出ない発電方法に力を注ぐよ
うにするのが良いと思うが、どうでしょうか?
大岡団地は約 20 棟あり、屋上が使用されていないことから、太陽光発電利用が考えられるが、16 世帯/棟
の考え方が一致しないと進められない。やや古い建物だが、採算がとれるのだろうか。温暖化が進んでいる
ので、夏は暑くなり、クーリング電力大。天井のスペースの利用を図りたい。
機械が高すぎる。従来の機器の方がはるかに安く、景気の悪い今の時期の導入は不可能に近い
クリーンエネルギーの定義は何か明らかにしてほしい。一般に NG(天然ガス)のことを言います。リニューア
ブルエネルギー(ソーラー、太陽熱、風力、水力、潮セキ等)は、不安定エネルギー源であり必ず電力貯蔵
が必要になることと、せいぜい低%に留まる例が多いので、主力として考えるには力不足というのが現状で
す。促進して成長する本物のレベルには不足しているものが多いので、成立するのは余程地域性と一致し
たものだけです。それでも低%、よくよく考えて推進下さい
クリーンエネルギー導入に対する提案
沼津は海岸線が長く、海風を利用した風力発電に力を入れたらどうでしょう。
公共施設のトイレは雨水を利用する(全て)それを宣伝する。(例)墨田区の総合体育館
雨水利用グッズを市民に安く提供する
反対意見
太陽光発電は賛成ですが、風力発電は絶対反対です。人体に不安
現状、風力発電は意味なし(全国的に多々問題発生)
現状無意味なものに税金を使わない方がよい。病院の増数、整備に回した方が良い。
71
クリーンエネルギーという観点から考えると、ゴミの分別などの面倒なことをやらず、焼却炉をもっと効率的
なものに変えたらいかがですか。共同発電などのことより、もっと違った税金の使い方を考えてください。血
税をムダに使うな
市の取組に関して
地球温暖化対策の観点からも積極的に推進すべきである。しかし、自治体などが新規共同事業開発などを
行おうとすると、必ずと言っていいほど反対する人たちが出る。(自分たちが反対していた設備を利用してい
るのに。特に原子力発電やごみ処理場などでも)当然、反対する人たちに対しては説明や話し合いは必要
だと思うが、大多数の人たちが理解している計画に対しては、勇気を持って推進すべきである。反対者に配
慮しすぎて、計画が何年も遅れるようになれば初期投資した費用に対しても金利が重なり、結果として財政
圧迫の要因になりかねない
公共建物で実施し、市民が実感できることが必要
クリーンエネルギーへの取り組みについて非常に遅れていると思います。この先、その遅れが更に大きくな
っていくと思います。市全体として、今後どう取り組むか真剣に考えるべきだと思います。個人的には神奈川
県のように EV に対しての施策を見習って欲しいです。市全体での取り組みが、他市、他県から見て魅力的
なモデルケースとなることを願っています
現在活用している地域あるいは特定地域を選定して、その効果を沼津情報などを通じ、市民の意識を高め
るべき
公共施設の電力削減にまず取り組み、削減額を原資とする公園等の照明設備を拡充する
電気自動車をもっと普及させるために、急速充電設備を市や県が先頭にたって進めてほしい
取扱い業者の取締り強化(条例等を含め)を行い、賛同者等の消費者保護を重視した上で、安心、安全な
取引を確保する。(例:業者の選別を行政で行い、届出あるいは認可制を採用するなどして、厳正な審査を
通過した業者のみが取引できるようにする。)その上で、導入世帯にメリットが発生することも周知させる
沼津市を日本で最も先進のクリーンエネルギー活用促進都市として、税制・技術・企画の集中などで、今す
ぐ画期的都市計画を作成し、全国に発信すること。雇用、市の活性化にもつながる
沼津は、海、山が多い地形であり、景観や美観を損ねないように、クリーンエネルギー発電装置を、市が先
導して税金と出資金(企業等)を集め、日本の最先端を目指していくと良いと思います
優遇税制等期限を限らず永久的にできるようにする
共同発電に関して
もし共同発電等が実際に行われた場合には、騒音又は電波妨害に十分注意すること
設備投資分を回収するのは、現在では不可能であると思っているので、興味を持つ企業等の出資で対応す
るのが一番であり、税金を使うのは絶対反対である
基本的システムのマイナス点についてもう少し踏み込んで検証が必要と思う。共同化では、どこにどんなも
ので、いつまでに、どのような方法で、誰が管理運転するか?各個別利用だけでは効果がない。環境等の
問題として風力発電低周波ノイズ、インバータを含む信頼性、価格寿命をどう考えるか。例えば装置の買
価、効果の良し悪し、メンテナンスなど
市が、市の施設で有効性を確認し、リスクがない事を明確にした上で、市民の出資を元本保証の上配当す
る事業体を運営するべき。本当にリスクはないのであれば、皆が事業として考えるはず。対費用効果がない
のであれば誰もやらない。銀行が出資するレベルの対費用効果が必要である。信頼性がまだ不十分ではな
いですか?
災害(地震)対策としての面でも有効であり、静岡県として促進すべき。蓄電システムが家庭用としてあれ
ば、停電時でも対応できる。沼津市として、災害対策として企業を援助すれば、新しい雇用も増え、全国へ
のアピールになると思います。家庭用風力発電装置があれば、夜でも発電できると、個人的には一番有効
と考えます
72
2.5 アンケート結果の整理と分析(事業所用)
(1) 回答者の属性
事業内容では製造業(20.3%)、建設業(15.2%)、卸・小売業(14.2%)の上位三者でほぼ半数を占
める。実際の市内における事業所の構成比率と比較すると、製造業・建設業がやや多く、小売
業で少ない。産業分類別で集計すると、第二次産業である製造業と建設業で 35.5%であり、
「平
成 18 年事業所・企業統計調査」による沼津市の第二次産業の事業所比率(20.5%)と比較すると
高い比率を占めている。一方、第三次産業のアンケート占有率は 59.3%であり、沼津市におけ
る第三次産業の事業所比率(79.5%)と比較するとほぼ 20 ポイント低い。
従業者数で見ると 5 人以下の小規模事業者が 44.3%と半数近くを占めている。平成 18 年現在、
沼津市の従業者数別事業所数では「4 人以下」の事業者数が約 6 割を占めており、統計区分の
違いを勘案すると、おおよそ従業員別事業者数の実態を反映していると判断できる。
建物の築年数は 30 年以上の割合が最も多い。これは市民アンケートと同じ結果であるが、10
年~20 年程度の比較的古い建物の割合は市民アンケートより多く、その分築 10 年未満の建物
割合が低い。
所在地に関してはおおよそ市民アンケートの結果と類似した特徴を示すが、より地域的な偏
りが大きい。
業務内容
従業員数
築年数
図56 回答者の属性
73
図57 地区別回収数
(2) クリーンエネルギーシステムの認知・導入状況
① 認知状況
事業者の認知率が高いクリーンエネルギー製品は、太陽光発電(96%)と風力発電(95%)であり、
太陽熱利用(86%)がこれに続く。回答項目が異なるため、一概には判断できないが、全般的に住
民より認知度は高い。認知度の低い項目はバイオマス発電及びバイオマス熱利用で、バイオマ
スに関する認知は低い。
74
図58 クリーンエネルギーシステムの認知状況
なお、認知率の項目で「その他」に挙げられたクリーンエネルギー製品・システムは下記の
通りである。
製品・システム
波動発電
事業内容及び製品ごとに認知状況の詳細を見ると、比較的認知度の低い小水力発電、地熱発
電、バイオマス発電、バイオマス熱利用の 4 種類に関して、下記のような特徴が見られた。
・建設業及び教育学習業に関しては全般的に認知度が高い(建設業の平均認知割合:53.3%、教
育学習業の平均認知割合:75.0%。但し対象数が少ないため参考値)
・全般的に不動産業及び飲食・宿泊業の認知度は低い(不動産業の平均認知割合:35.5%、飲食・
宿泊業の平均認知割合:36.0%。但し対象数が少ないため参考値)
75
図59 太陽光発電の認知度(業種別)
図60 太陽熱利用の認知度(業種別)
76
図61 風力発電の認知度(業種別)
図62 小水力発電の認知度(業種別)
77
図63 地熱発電の認知度(業種別)
図64 バイオマス発電の認知度(業種別)
78
図65 バイオマス熱利用の認知度(業種別)
② 導入状況
クリーンエネルギー製品の導入状況は、おおよそ 6 割~7 割が「導入予定なし」で最も多い。
これは市民アンケートの結果と比較すると少々低めの数値である。また、導入済みと回答する
割合も市民アンケートより低く、事業所ではクリーンエネルギーシステムの導入に関して、や
や慎重な姿勢であることが分かる。
「導入済み」と回答されたシステムで最も多いのは「太陽熱利用」であり、4%の事業所が導入
している。
図66 クリーンエネルギーの導入状況
79
業種別に導入状況を見ると、ほとんどの製品でほぼ同じ割合を示している。すなわち事業所
においては、クリーンエネルギーシステムに関して、具体的に製品別に検討する段階に入って
いないものと考えられる。
太陽光発電と太陽熱利用に関しては、例外的に他製品と導入状況の比率が異なっている。太
陽光の利用に関しては、やや具体的な検討段階に入っているといえる。
回答者数の少ない項目を除外すると、製造業や建設業など、第二次産業に属する事業所で「導
入予定無し」の割合が比較的低い。第二次産業では、一般的に支出に占める材料費の割合が第
三次産業と比較して高くなる傾向があり、ランニングコストの低減を見込めるクリーンエネル
ギーシステムの導入を検討する割合が高くなっているものと考えられる。
0%
10%
20%
30%
32.4%
全体(N=296)
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
59.8%
1.0% 2.7%
4.1%
100.0%
農林漁業(N=1)
鉱業(N=0)
40.0%
建設(N=45)
51.1%
6.7%
40.0%
45.5%
製造(N=60)
ライフライン(N=11)
30.8%
卸・小売(N=42)
金融・保険(N=10)
30.0%
40.0%
20.0%
69.2%
45.2%
47.6%
2.4% 2.4%
2.4%
60.0%
24.0%
不動産(N=25)
飲食・宿泊(N=9)
3.3%
54.5%
40.0%
情報通信(N=5)
運輸(N=13)
2.2%
56.7%
10.0%
64.0%
8.0%
11.1%
4.0%
88.9%
33.3%
医療福祉(N=9)
教育学習(N=3)
55.6%
11.1%
100.0%
33.3%
複合サービス(N=9)
その他(N=40)
15.0%
5.0%
不明(N=14)
14.3%
7.1%
未定
導入済み
44.4%
22.2%
77.5%
2.5%
64.3%
導入予定有
導入予定無
14.3%
無効・無回答
図67 太陽光発電の導入状況(業種別)
0%
10%
20%
40%
50%
60%
3.7% 0.3%
26.7%
全体(N=296)
30%
70%
80%
90%
63.9%
100%
5.4%
100.0%
農林漁業(N=1)
鉱業(N=0)
35.6%
建設(N=45)
31.7%
製造(N=60)
36.4%
ライフライン(N=11)
60.0%
69.2%
26.2%
金融・保険(N=10)
54.8%
14.3%
20.0%
不動産(N=25)
飲食・宿泊(N=9)
4.8%
70.0%
10.0%
4.0% 4.0%
24.0%
64.0%
11.1%
医療福祉(N=9)
4.0%
88.9%
33.3%
55.6%
教育学習(N=3)
11.1%
100.0%
複合サービス(N=9)
33.3%
その他(N=40)
不明(N=14)
54.5%
9.1%
30.8%
運輸(N=13)
卸・小売(N=42)
5.0%
60.0%
40.0%
情報通信(N=5)
4.4%
57.8%
2.2%
3.3%
44.4%
17.5%
7.1%
71.4%
未定
22.2%
80.0%
導入済み
導入予定有
導入予定無
無効・無回答
図68 太陽熱利用の導入状況(業種別)
80
2.5%
21.4%
0%
10%
20%
40%
50%
60%
0.3%
22.6%
全体(N=296)
30%
70%
80%
90%
100%
72.0%
5.1%
100.0%
農林漁業(N=1)
鉱業(N=0)
2.2%
31.1%
建設(N=45)
72.7%
20.0%
情報通信(N=5)
80.0%
15.4%
運輸(N=13)
84.6%
28.6%
卸・小売(N=42)
金融・保険(N=10)
69.0%
30.0%
不動産(N=25)
5.0%
68.3%
27.3%
ライフライン(N=11)
4.4%
62.2%
26.7%
製造(N=60)
2.4%
60.0%
20.0%
10.0%
76.0%
飲食・宿泊(N=9)
4.0%
100.0%
医療福祉(N=9)
33.3%
55.6%
教育学習(N=3)
11.1%
100.0%
複合サービス(N=9)
33.3%
その他(N=40)
44.4%
10.0%
不明(N=14)
22.2%
85.0%
7.1%
5.0%
78.6%
未定
導入済み
導入予定有
14.3%
導入予定無
無効・無回答
図69 風力発電の導入状況(業種別)
0%
全体(N=296)
10%
20%
20.6%
0.3%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
69.9%
100%
9.1%
100.0%
農林漁業(N=1)
鉱業(N=0)
2.2%
28.9%
建設(N=45)
72.7%
20.0%
情報通信(N=5)
80.0%
15.4%
運輸(N=13)
84.6%
26.2%
卸・小売(N=42)
金融・保険(N=10)
64.3%
20.0%
不動産(N=25)
12.0%
飲食・宿泊(N=9)
11.1%
医療福祉(N=9)
10.0%
63.3%
27.3%
ライフライン(N=11)
4.4%
64.4%
26.7%
製造(N=60)
9.5%
70.0%
0.0%
10.0%
76.0%
12.0%
77.8%
22.2%
11.1%
66.7%
教育学習(N=3)
11.1%
100.0%
複合サービス(N=9)
33.3%
その他(N=40)
7.5%
不明(N=14)
7.1%
44.4%
7.5%
64.3%
未定
22.2%
85.0%
導入済み
導入予定有
28.6%
導入予定無
無効・無回答
図70 小水力発電の導入状況(業種別)
81
0%
全体(N=296)
10%
20%
19.6%
0.3%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
71.3%
8.8%
100.0%
農林漁業(N=1)
鉱業(N=0)
26.7%
建設(N=45)
72.7%
20.0%
情報通信(N=5)
80.0%
15.4%
運輸(N=13)
84.6%
26.2%
卸・小売(N=42)
金融・保険(N=10)
66.7%
20.0%
不動産(N=25)
12.0%
飲食・宿泊(N=9)
11.1%
医療福祉(N=9)
10.0%
63.3%
27.3%
ライフライン(N=11)
6.7%
66.7%
1.7%
25.0%
製造(N=60)
7.1%
70.0%
10.0%
76.0%
12.0%
88.9%
22.2%
66.7%
教育学習(N=3)
11.1%
100.0%
複合サービス(N=9)
22.2%
その他(N=40)
7.5%
不明(N=14)
7.1%
44.4%
33.3%
85.0%
7.5%
71.4%
未定
導入済み
導入予定有
21.4%
導入予定無
無効・無回答
図71 地熱発電の導入状況(業種別)
0%
10%
20%
40%
50%
0.7%
18.2%
全体(N=296)
30%
60%
70%
80%
90%
68.2%
100%
12.8%
100.0%
農林漁業(N=1)
鉱業(N=0)
建設(N=45)
24.4%
製造(N=60)
25.0%
72.7%
80.0%
15.4%
運輸(N=13)
84.6%
23.8%
卸・小売(N=42)
金融・保険(N=10)
66.7%
20.0%
8.0%
20.0%
76.0%
16.0%
77.8%
医療福祉(N=9)
22.2%
33.3%
44.4%
教育学習(N=3)
22.2%
100.0%
複合サービス(N=9)
不明(N=14)
9.5%
60.0%
飲食・宿泊(N=9)
その他(N=40)
15.0%
58.3%
20.0%
情報通信(N=5)
8.9%
64.4%
1.7%
27.3%
ライフライン(N=11)
不動産(N=25)
2.2%
22.2%
44.4%
5.0%
33.3%
82.5%
7.1%
12.5%
71.4%
未定
導入済み
導入予定有
導入予定無
21.4%
無効・無回答
図72 バイオマス発電の導入状況(業種別)
82
0%
10%
20%
40%
50%
0.7%
18.2%
全体(N=296)
30%
60%
70%
80%
90%
68.2%
100%
12.8%
100.0%
農林漁業(N=1)
鉱業(N=0)
建設(N=45)
24.4%
製造(N=60)
25.0%
72.7%
80.0%
15.4%
運輸(N=13)
84.6%
23.8%
卸・小売(N=42)
金融・保険(N=10)
64.3%
20.0%
8.0%
20.0%
76.0%
16.0%
77.8%
医療福祉(N=9)
22.2%
33.3%
44.4%
教育学習(N=3)
22.2%
100.0%
複合サービス(N=9)
不明(N=14)
11.9%
60.0%
飲食・宿泊(N=9)
その他(N=40)
13.3%
60.0%
20.0%
情報通信(N=5)
8.9%
64.4%
1.7%
27.3%
ライフライン(N=11)
不動産(N=25)
2.2%
22.2%
44.4%
5.0%
33.3%
82.5%
7.1%
12.5%
71.4%
未定
導入済み
導入予定有
21.4%
導入予定無
無効・無回答
図73 バイオマス熱利用の導入状況(業種別)
従業員数別に導入状況を見ると、全般的には従業員が多いほど、「導入予定無し」の割合が
下がっているということができるが、いずれのシステムにおいても、従業員数 40 人~100 人の
クラスでやや落ち込む傾向があるため、1 人~40 人までのクラスと 40 人以上のクラスの二重
構造を形成している。その理由は不明であるが、小規模事業者用システムと大規模事業者用の
システムの価格差が反映されている可能性が考えられる。
なお、選択項目間の比較では、業種別の比較と同じく、太陽光利用システム以外の各システ
ムの構成割合にほとんど変化が見られない。このことからも、太陽光利用システム以外のクリ
ーンエネルギーシステムについては、ほとんど具体的な検討対象になっていないことが推察で
きる。
0%
10%
20%
32.4%
全体(N=296)
~5人(N=131)
30%
24.4%
40%
60%
~20人(N=41)
4.1%
2.3%
2.2%
7.3%
42.9%
7.1%
9.5%
50.0%
7.1%
53.8%
7.1%
46.2%
76.9%
~200人(N=13)
100%
56.1%
4.9%
28.6%
~100人(N=13)
90%
60.9%
47.6%
~40人(N=21)
80%
70.2%
2.2%
31.7%
70%
59.8%
1.0% 2.7%
0.8% 2.3%
~10人(N=46)
~50人(N=14)
50%
23.1%
~300人(N=0)
301人~(N=4)
不明(N=13)
25.0%
23.1%
未定
50.0%
25.0%
53.8%
7.7%
導入済み
導入予定有
導入予定無
15.4%
無効・無回答
図74 太陽光発電の導入状況(従業員数別)
83
0%
10%
20%
30%
20.6%
~5人(N=131)
50%
60%
3.7% 0.3%
26.7%
全体(N=296)
40%
29.3%
3.8%
4.3%
7.3%
9.5%
52.4%
7.1%
64.3%
38.5%
~100人(N=13)
5.4%
58.5%
4.9%
21.4%
~50人(N=14)
100%
65.2%
38.1%
~40人(N=21)
90%
70.2%
4.3%
~20人(N=41)
80%
63.9%
5.3%
~10人(N=46)
70%
7.1%
61.5%
69.2%
~200人(N=13)
30.8%
~300人(N=0)
25.0%
301人~(N=4)
75.0%
15.4%
不明(N=13)
61.5%
未定
導入済み
導入予定有
23.1%
導入予定無
無効・無回答
図75 太陽熱利用の導入状況(従業員数別)
0%
10%
20%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
72.0%
0.8%
19.8%
~5人(N=131)
40%
0.3%
22.6%
全体(N=296)
30%
5.1%
76.3%
~10人(N=46)
3.1%
71.7%
22.0%
~20人(N=41)
9.8%
68.3%
33.3%
~40人(N=21)
78.6%
7.1%
23.1%
~100人(N=13)
9.5%
57.1%
14.3%
~50人(N=14)
4.3%
76.9%
53.8%
~200人(N=13)
46.2%
~300人(N=0)
25.0%
301人~(N=4)
75.0%
7.7%
不明(N=13)
76.9%
未定
導入済み
導入予定有
15.4%
導入予定無
無効・無回答
図76 風力発電の導入状況(従業員数別)
0%
10%
20%
18.3%
~5人(N=131)
40%
50%
0.3%
20.6%
全体(N=296)
30%
70%
80%
90%
8.4%
72.5%
8.7%
69.6%
73.2%
17.1%
~20人(N=41)
9.8%
57.1%
33.3%
~40人(N=21)
~100人(N=13)
9.5%
7.1%
78.6%
14.3%
7.7%
69.2%
23.1%
~200人(N=13)
53.8%
46.2%
~300人(N=0)
301人~(N=4)
不明(N=13)
75.0%
25.0%
61.5%
7.7%
未定
導入済み
導入予定有
30.8%
導入予定無
無効・無回答
図77 小水力発電の導入状況(従業員数別)
84
100%
9.1%
69.9%
0.8%
~10人(N=46)
~50人(N=14)
60%
0%
10%
20%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
8.8%
71.3%
0.8%
16.8%
~5人(N=131)
40%
0.3%
19.6%
全体(N=296)
30%
8.4%
74.0%
8.7%
69.6%
~10人(N=46)
~20人(N=41)
73.2%
17.1%
~40人(N=21)
9.8%
57.1%
33.3%
9.5%
7.1%
85.7%
7.1%
~50人(N=14)
7.7%
69.2%
23.1%
~100人(N=13)
53.8%
46.2%
~200人(N=13)
~300人(N=0)
301人~(N=4)
75.0%
25.0%
不明(N=13)
23.1%
69.2%
7.7%
未定
導入済み
導入予定有
導入予定無
無効・無回答
図78 地熱発電の導入状況(従業員数別)
0%
10%
20%
40%
50%
0.7%
18.2%
全体(N=296)
60%
70%
80%
90%
72.5%
~10人(N=46)
12.2%
65.2%
~20人(N=41)
14.6%
19.5%
33.3%
52.4%
7.1%
~50人(N=14)
13.0%
65.9%
~40人(N=21)
100%
12.8%
68.2%
1.5%
13.7%
~5人(N=131)
30%
14.3%
7.1%
85.7%
7.7%
69.2%
23.1%
~100人(N=13)
53.8%
~200人(N=13)
46.2%
~300人(N=0)
301人~(N=4)
25.0%
不明(N=13)
75.0%
69.2%
7.7%
未定
導入済み
導入予定有
23.1%
導入予定無
無効・無回答
図79 バイオマス発電の導入状況(従業員数別)
0%
10%
30%
40%
50%
0.7%
18.2%
全体(N=296)
~5人(N=131)
20%
90%
12.8%
13.0%
65.9%
19.5%
33.3%
57.1%
7.1%
~100人(N=13)
9.5%
85.7%
7.1%
69.2%
23.1%
7.7%
53.8%
~200人(N=13)
46.2%
~300人(N=0)
25.0%
301人~(N=4)
不明(N=13)
75.0%
7.7%
69.2%
未定
導入済み
導入予定有
23.1%
導入予定無
無効・無回答
図80 バイオマス熱利用の導入状況(従業員数別)
85
100%
13.0%
65.2%
14.6%
~40人(N=21)
~50人(N=14)
80%
71.8%
~10人(N=46)
~20人(N=41)
70%
68.2%
1.5%
13.7%
60%
③ 導入しない理由
クリーンエネルギーシステムを導入しない理由は、市民アンケートと同じく「賃貸である」、
「価格が高い」の割合が高い。
一方で、「現在の設備が使える」と回答した割合は市民アンケートより低く、その分「周囲
に導入しているところがない」という回答が多い。
事業所におけるクリーンエネルギーシステムの普及は、周囲の状況が影響し、一般への普及
よりも遅くなると考えられる。
図81 クリーンエネルギーシステムを導入しない理由
なお、導入しない理由の項目で「その他」に挙げられた理由は下記の通りである。
理由
企業規模・資金の問題
システムを理解していない
費用対効果が見出せない
分からない
現時点でのエネルギー資源が少ない
86
(3) クリーンエネルギーシステムの負担限度額
負担限度額は、
「0 円」が 4 割以上を占めて最も多く、以下、
「~50 万円」(27.4%)、
「50 万円
~100 万円」(16.9%)と続く。この上位 3 者で全体の 84.5%を占め、100 万円以上負担しても良
いと回答した事業所の割合は 8.8%に過ぎない。
図82 クリーンエネルギーシステムの負担限度額
負担限度額の加重平均は約 50 万円で、従業員数が多い事業所ほど限度額は高い。
業種別では、製造業及び建築業の第二次産業で比較的高く、導入状況の結果と併せて考える
と、第二次産業の事業所では第三次産業よりクリーンエネルギーシステムの導入に対してより
積極的であるといえる。
なお、突出した高い値を示すところ(業種:「情報通信」、従業員数:「301 人~」、建物築年:
「不明」、所在地区:「愛鷹」)は、2,000 万円以上と回答した事業所があることによる。
※事業所の負担限度額の加重平均=Σ{25 万円×(~50 万円の回答率)+75 万円×(~100 万円の
回答率)+200 万円×(~300 万円の回答率)+400 万円×(~500 万円の回答率)+750 万
円×(~1,000 万円の回答率)+1,500 万円×(~2,000 万円の回答率)+2,500 万円×
(2,000 万円~の回答率)}
87
図83 クリーンエネルギー製品・システムの負担限度額の加重平均
88
(4) 共同発電への参加
① 興味・関心
共同発電への関心については、「ややある」が 34.5%で最も多く、「どちらともいえない・分
からない」が 30.1%、「あまりない」が 18.6%で続き、上位 3 者で全体の 83.2%を占める。これ
は、市民アンケートの結果とほぼ同じ傾向である。
図84 共同発電への興味・関心
従業員数別に共同発電に対する興味・関心を見ると、「とてもある」と「ややある」の合計
値が、従業者数の大きい事業所ほど大きくなる傾向がある。特に 40 人以上の事業所では「全
くない」と回答する割合が非常に低い。
図85 共同発電への興味・関心(従業員数別)
関心度についても、従業員数の多い事業所ほど高い。なお、クリーンエネルギーシステムの
導入状況では、第二次産業の事業所においてやや積極的な傾向がみられたが、共同発電に関し
ては関心度の高さは特にみられない。
89
図86 共同発電への関心度
90
② 資金の調達手段
共同発電への資金調達手段については、「出資を募る」が 44.9%で最も多く、「寄付を募る」
と合わせると過半数に達する。これは市民アンケートと同じであるが、「出資を募る」の割合
と「寄付を募る」の割合の合計は事業者の方がより大きく、さらに「税金負担」は市民の割合
より低いため、自己資金での調達により積極的であるとみられる。
図87 共同発電への資金調達手段
なお、資金調達の項目で「その他」に挙げられた理由は手段の通りである。
手段
行政の無駄の削減(歳出削減・遊休地売却等)
寄付、出資 税金以外
市職員・市議の減給
取り組むべきでない
属性別に見ると、従業員数 50 人までの事業所では、従業員数が多くなるほど「寄付」+「出
資」の割合が減少するのに対して、50 人以上の事業所では再び「寄付」+「出資」の割合が高
くなる傾向がみられる。業種別では、製造業で「寄付」+「出資」の割合が高い。
91
図88 共同発電への資金調達手段(属性別)
92
③ 寄付・出資への拠出限度額
共同発電への寄付の拠出限度額は、
「0 円」が 45.3%を占めて最多である。これに「~10 万円」
(33.4%)を含めると全体の約 8 割に及ぶ。反面、10 万円以上の金額を選択した事業所は 4.4%に
止まる。従って、寄付としては 10 万円程度までと考えていることが分かる。
出資額に関しては、「~10 万円」が 33.2%で最多である。「0 円」の回答も 28.1%と多いもの
の、「~50 万円」(10.8%)、「~100 万円」(10.5%)の事業所数も多い。
図89 共同発電への寄付(左)及び出資(右)の限度額
拠出限度額の加重平均をとると、寄付が約 9 万円、出資が約 25 万円である。
また属性別にみると、寄付の額は、従業員数が多いほど大きくなる傾向があるものの、出資
金額は、従業員数 50 人未満及び 301 人以上の事業所で高く、その中間では低い徴がある。
なお、突出した高い値を示すところは、1,000 万円以上と回答した事業所(2 件)による。
※事業所の拠出限度額の加重平均=Σ{25 万円×(~50 万円の回答率)}+75 万円×(~100 万円
の回答率)+200 万円×(~300 万円の回答率)+400 万円×(~500 万円の回答率)+750
万円×(~1,000 万円の回答率)+1,500 万円×(~2,000 万円の回答率)+2,500 万円×
(2,000 万円~の回答率)}
93
0
100
9
全体(N=296)
建設(N=45)
0
0
0
5
0
0
5
製造(N=60)
5
【業種】
農林業(N=1)
鉱業(N=0)
ライフライン(N=11)
1
情報通信(N=5)
1
金融・保険(N=10)
医療福祉(N=9)
教育学習(N=3)
複合サービス(N=9)
その他(N=40)
不明(N=14)
【従業員数】
~5人(N=131)
~10人(N=46)
~20人(N=41)
~40人(N=21)
~50人(N=14)
17
26
2
16
10
6
52
62
1
2
3
36
0
0
5
32
7
14
0
20
0
0
14
19
2
18
7
17
4
26
8
17
3
301人~(N=4)
0
0
1
不明(N=13)
1
【築年数】
0
0
52
42
23
314
22
56
60
~5年(N=23)
5~10年(N=15)
5
10~20年(N=75)
7
20~30年(N=58)
3
30年~(N=81)
4
34
20
14
37
10
11
わからない(N=32)
不明(N=12)
1
【所在地区】
0
0
9
第四(N=14)
10
16
15
12
5
8
3
第五(N=38)
2
片浜(N=29)
13
7
今沢(N=4)
3
金岡(N=32)
2
大岡(N=23)
門池(N=14)
静浦(N=3)
大平(N=4)
愛鷹(N=11)
内浦(N=5)
43
29
56
16
4
14
7
21
2
2
3
9
5
4
129
18
625
625
西浦(N=2)
原(N=24)
2
浮島(N=2)
戸田(N=4)
不明(N=25)
700
252
~300人(N=0)
第三(N=19)
600
23
17
~200人(N=13)
第二(N=19)
500
11
~100人(N=13)
第一(N=24)
400
25
不動産(N=25)
飲食・宿泊(N=9)
300
寄付
出資
運輸(N=13)
卸・小売(N=42)
200
20
15
15
0
19
4
9
図90 共同発電への寄付・出資の拠出限度額の加重平均
94
④ 共同発電への出資の重要事項
共同発電への出資の重要事項は、「出資金(元本)が保証される」が 32.8%で最も多く、「運営
機関が信頼できる」(12.8%)と合わせると約半数に達する。
全般に市民アンケートと類似した結果であるが、「事業の仕組み・内容が理解しやすい」及
び「出資金の預け入れや引き出しが自由にできる」の割合については事業所の方が比較的高い。
図91 共同発電への出資の重要事項
なお、重要事項の項目で「その他」に挙げられた選択肢は手段の通りである。
重要事項
出資しない
何とも言えない
属性別に見ると、従業員数 100 人以上の比較的大規模な事業所において「事業の社会貢献度
が大きい」の割合が高い。これは、地域社会への貢献を求められる大企業に特有の現象と考え
られる。また、従業員数 20 人以下の比較的小規模な事業所では「出資金の預け入れや引き出
しが自由にできる」の割合が高く、財務体質が比較的脆弱な中小企業から出資を募る場合には、
運用の弾力性が重要になるといえる。
所在地別では、関心度が高い門池において、「出資金の預け入れや引き出しが自由にできる」
や「事業の社会貢献度が大きい」の割合が平均より高い。
95
図92 共同発電への出資の重要事項(属性別)
96
(5) クリーンエネルギーの活用課題
クリーンエネルギーの活用を促進するための課題は、「クリーンエネルギー製品の価格が安
くなること」が 61%と最も高く、
「助成制度や優遇制度が充実されること」がこれに続く。市民
アンケートの結果以上に、導入時の費用負担の軽減を求める意見が多い。
この設問は複数選択式のため、合計値は 100%にはならないが、各項目の選択率を合計すると、
市民アンケート 215%、事業所アンケート 235%である。このことは、市民よりも事業者の方が、
クリーンエネルギーの導入課題が多いことを示しているといえる。
図93 クリーンエネルギー活用促進上の課題
なお、活用障害の項目で「その他」に挙げられた選択肢は下記の通りである。
活用障害
分からない
従業員数別に見ると、上記「活用課題」で上位 3 位までを占めた各項目(「クリーンエネル
ギー製品の価格が安くなること」、「助成制度や優遇制度が充実されること」、「クリーンエネル
ギーの発電効率が向上すること」)において、従業員規模が大きいほど回答割合が大きい傾向が
みられ、大規模な事業所ほど、一層の導入環境の整備が必要であると言える。
97
図94 クリーンエネルギー活用促進上の課題((従業員規模別)
(6) 自由回答【クリーンエネルギー導入に関しての意見(抜粋)】
回答・意見
全般意見
全ての問題を「温暖化」の一言で説明している。自然環境や地球の「ゆらぎ」を説明できるものではない
地球温暖化、そもそも嘘でしょう
地球温暖化防止活動ということでは疑問を感じますが、災害対策等のためには意義のあることだと思いま
す
事業所周知に関して
クリーンエネルギーには興味があるが、実際どれだけ効果があって、何が適当なのかわからないので、セミ
ナー等あれば参加したい
モデル事業所等を増し、広く周知する事が急務と思われる
市民に対し公報がされているとは思うが、知れ渡っていないのでは?もっとアンケートのやり方を考えるべき
である。役人は頭の使い道を勉強するべきではないか?
導入時のメリット負担などの説明が不可欠だと思う
導入に当たっての条件
「エコ」は大切なことだから、イメージがよいからというような事で安直に小規模のクリーンエネルギーを推進
することは、いかがかと思います。電力会社及び各種エネルギー関連の企業に資本を集中するよりも、地
域での設置、コストパフォーマンスが良いというきちんとした説明がなされるのであれば、推進をして頂きた
い。コストメリットのないエコ推進は、経済活動に害があると考えております。
機器の耐用年数及びメンテナンス費用を支払っての投資効率が上がる事
具体化した制度の構築をする事。市民との十分な話し合い
クリーンエネルギー関係のシステム設備の導入費用がまだまだ高価と思われる。各種システムの費用が安
価になり、性能・耐久性が向上(理想は、性能・耐久性が現在の 30~50%向上、費用が 30~50%低下)と
なれば、現設備代替時に導入したいと思います。特に太陽光発電・太陽熱利用システム・風力発電に興味
があります
質の高い国内メーカーを優先して使い、国内の産業を育成する
太陽光発電については、当社グループ企業でも施工しているので、工事が増え受注できるならば、考えてい
きたい
導入に際しての問題
現在企業での売電が利益になっていないのは、買わなくなったと聞いています。売電がうまくいくのでしょう
か?
CDM クレジットの申請をするのか?その場合は一般企業が入るのか?
クリーンエネルギーが市民全て平等に利用出来る事。現在、家庭用の太陽光発電でも、20%以上は見込
めないので、発電効率をもっと上げなければ中途半端で終わってしまうのではないか?
クリーンエネルギーについて地域に理解等浸透させる必要がある。地球温暖化についても地域に温度差が
かなりある。防止活動に積極的な地域にあっても温度差がある。中小企業においては、関心があっても実
際に防止活動に取り組む企業は少ないのではないでしょうか
クリーンエネルギー導入に対する提案
沼津は海岸線が長く、海風を利用した風力発電に力を入れたらどうでしょう。
98
公共施設のトイレは雨水を利用する(全て)それを宣伝する。(例)墨田区の総合体育館
雨水利用グッズを市民に安く提供する
反対意見
クリーンを市が取り組む場合、特定の議員、企業の利権が絡むので協力しません。利権が絡まない場合は
全て法人、個人共に協力したく思います
極端な意見かもしれませんが、クリーンエネルギーは投資対効果からベターとは思っておりません。CO2 効
果、効率化から考えますに、原子力発電しかないと思っております。クリーンエネルギーは一種の失業対策
としか思っておりません
クリーンエネルギーで発電した電力を、各家庭で蓄電できるようにならなければ効果は少ない。電力会社に
売電するというような考え方では、いつまでも電力会社に基本料を支払わなければならないから採用しない
高齢化が進み、市民の負担が増す事に抵抗を感じる。環境問題に取り組む事も必要だが、もっと身近な事
から解決する事が必要ではないか。(高齢化、保育機関への対策)
電力買取りが、太陽光は OK だが風力はダメ等明らかに特定業界の利益が見えるようでは全くダメ
市の取組に関して
あらゆる角度から検討を加え、積極的に推進する必要がある
エネルギーを活用することを是とするのか否とするのかは、はっきりしてほしい
居住用住宅に使用するエネルギーの( )%として強制力を持たせて進めていく
クリーンエネルギーそのものを検討する理由は何ですか?エコ活動のため?それともランニングコスト削減
のため?それによっては他の政策の方が費用対効果が高い方法がありますよ
クリーンエネルギーといっても、ソーラーパネルで発電した電力及び減少する CO 2 量が、ソーラーパネルを作
るときに発生する CO2 を上回るかの評価が必要。さらに、晴天率、常時吹く風速等を考慮する必要がある。
※行政として、生ゴミ及びし尿等の有機物をメタン発酵させてメタンを回収し、残渣のエネルギー順位を下
げ、埋め立てる等が一番クリーンエネルギーと考えるが…
クリーンエネルギーの活用促進は、とても必要な事だと思われますが、もと導入しやすい環境作りを望みま
す
高架をやめれば、クリーンエネルギーへ沢山の資金を使えるのではないですか?
個人的には、家庭をオール電化にして、いち早くクリーンエネルギーに取り組んだつもりですが、それによる
電磁波の人間への害がやや心配だし、助成金もなかったので、何となくすすめて途中から制度が出来るよ
り、ある程度の見通しを立てた中で、平等に対応していただけるシステムを作って、推進してほしいです
事業の方向性は非常によい事だと思います。しかしながら、新規事業を推進するにあたり、行政の役割は、
法緩和、出資金の保証等に留め、計画の段階から民間にやらせるべきである。コスト意識第一を考え、天
下り団体等が絡むと必ず失敗する。法整備もコロコロ変わるものでなく、恒久的なものにしなければならな
い。クリーンエネルギー活用は未来につながるものだから・・・がんばって下さい
システムの総合理解している人がリーダーとなり、官民一体で土台を検討し行う事が、クリーンエネルギー
の活用促進につながると思います
補助金を導入費用の半分位出してください
風力発電などは、周辺地域に騒音の公害なども聞く事があるので、設置、運用には慎重に取り組んでほし
い
沼津市(行政)として取り組む事ではない
導入の助成ばかりしているようだけど、先々のメンテナンス費用や、設置技術者の指導などをもっとしっかり
してほしいです。一般の住宅においても、設置後のクレームが多いため、心から良いものだとは思えない(太
陽光発電)。
共同発電に関して
もし共同発電等が実際に行われた場合には、騒音又は電波妨害に十分注意すること
設備投資分を回収するのは、現在では不可能であると思っているので、興味を持つ企業等の出資で対応す
るのが一番であり、税金を使うのは絶対反対である
基本的システムのマイナス点についてもう少し踏み込んで検証が必要と思う。共同化では、どこにどんなも
ので、いつまでに、どのような方法で、誰が管理運転するか?各個別利用だけでは効果がない。環境等の
問題として風力発電低周波ノイズ、インバータを含む信頼性、価格寿命をどう考えるか。例えば装置の買
価、効果の良し悪し、メンテナンスなど
市が、市の施設で有効性を確認し、リスクがない事を明確にした上で、市民の出資を元本保証の上配当す
る事業体を運営するべき。本当にリスクはないのであれば、皆が事業として考えるはず。対費用効果がない
のであれば誰もやらない。銀行が出資するレベルの対費用効果が必要である。信頼性がまだ不十分ではな
いですか?
災害(地震)対策としての面でも有効であり、静岡県として促進すべき。蓄電システムが家庭用としてあれ
ば、停電時でも対応できる。沼津市として、災害対策として企業を援助すれば、新しい雇用も増え、全国へ
のアピールになると思います。家庭用風力発電装置があれば、夜でも発電できると、個人的には一番有効
と考えます
99
100
Fly UP