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モデム配線マニュアル mitene・ADSL
第8版 mitene・ADSL モデム配線マニュアル ADSLモデムをご利用のお客様へ このマニュアルではADSLモデムの配線について説明しておりますが、 ADSLモデ ムとスプリッタの実際の配線を行う前に、 必ずADSLモデムの設定を行っていただ きますようお願いいたします。(何も設定しないまま配線を行った場合、 出荷時に 設定されているデフォルトのユーザー名で認証を行うため、 弊社の認証サーバーに 極端な負荷がかかってしまうためです) 何卒ご協力のほどをよろしくお願いいたします。 ミテネインターネット株式会社 目次 m i t e n e ・A D S L に必要な機器 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 ルータタイプ A D S L モデムの接続・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 タイプ 1(電話線と共有する)の場合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 タイプ 2(電話線と共有しない)の場合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 一般に、システム名、製品名、サービス名は、各社の登録商標・商標または製品名・商品名です。 本マニュアルに記載している事柄は、将来予告なしに変更することがあります。 Copyright © 2005 mitene internet co., ltd. All rights reserved. モデム配線マニュアル 1 ADSL通信に必要な機器の説明 ● AtermDR30F/CE ここでは、 mitene・ADSLをご利用になるために必要な機器を紹 介します。 ルータタイプ ADSLモデムAtermDR30F/CE、 AtermDR202C/CEに は ・ 「回線」(モジュラーケーブルと接続する際に使用) ・ 「PC」(パソコンと接続する際に使用) ( 1 ) ADSLモデム AtermDR202C/CE AtermDR204C の2 つのジャックと、 「電源スイッチ」が背面にあります。 お客様のパソコンをADSL回線に接続する際に必要となる信号変 換機です。 mitene・ADSLのADSLモデムはレンタルが可能です。 レ ンタルを希望されるお客様は、下記のいずれかが発送されます。 またmitene・ADSL 1Mをご契約のお客様には、 「AAM6600EV」 が発送 されます。 ● BritePort Router 8100C ルータタイプ ADSLモデム BritePort Router 8100Cには ・ 「10BASE-T」(パソコンと接続する際に使用) ・ 「DSL LINE」(モジュラーケーブルと接続する際に使用) ・ 「PHONE」(mitene・ADSLでは使用しません) の 3 つのジャックと、 「電源スイッチ」 「AC アダプタ用の穴」が 背面にあります。 図2 ルータタイプ ADSLモデム AtermDR30F/CE、DR200シリーズ 図1 ルータタイプ ADSLモデム BritePort Router 8100C ● AAM6600EV (※ mitene・ADSL 1 M ご契約のお客様には下記のモデムが発送されます。 ) ルータタイプ ADSLモデム AAM6600EVには ・ 「LINE」(モジュラーケーブルと接続する際に使用) ・ 「LAN」(パソコンと接続する際に使用)の2つのジャックと 「AC アダプタ用の穴」 が背面にあります。 図3 ルータタイプ ADSLモデム AAM6600EV モデム配線マニュアル 2 ( 2 )スプリッタ (3) LANカード 電話回線の中を流れてくる音声信号とデータ信号とを切り分け る機器です。電話とインターネットを共用する「タイプ1」でご 契約されたお客様は、 スプリッタを使用する必要があります。 ス プリッタには2つの種類があります。 Aタイプのスプリッタには ・ 「WALL」(モジュラージャックと接続する際に使用) ・ 「PHONE」(電話機と接続する際に使用) ・ 「MODEM」(ADSLモデムと接続する際に使用) の3つのジャックがあります。 「ADSL モデム」 と 「パソコン」 を接続するために必要な接続口を 持っているのがLANカードです。 お使いのコンピュータが 「デスク トップ型」か「ノートブック型」かによって形状が異なります。 図5 デスクトップ型パソコン用のLANカード 図4-a スプリッタ(Aタイプ) Bタイプのスプリッタには ・ 「LINE」(モジュラージャックと接続する際に使用) ・ 「PHONE」(電話機と接続する際に使用) ・ 「MODEM」(ADSLモデムと接続する際に使用) の3つのジャックがあります。 図6 ノート型パソコン用のLANカード ADSLモデムのレンタルを希望されるお客様は、 工事の前にパソ コンショップや家電製品販売店などでLANカードを購入し、 それに 付属の説明書にしたがって取付けおよびセットアップをしておい て下さい。 ただし、 LANカードがパソコンに内蔵されている場合は、 購入していただく必要はありません。 ( 4 ) LAN ケーブル(イーサネットケーブル) 「ルータタイプのADSLモデム」 と 「パソコン」 を接続するのに必 要なケーブルです。LAN ケーブルには「ストレート」と「クロス」 の二種類がありますが、 「ストレート」 をご使用ください。 また、 必ず10BASE-T対応のものをご用意ください。 図4-b スプリッタ (Bタイプ、 付属電話線接続済) ※ADSL専用回線(タイプ2)を契約されたお客様には、 スプリッタ は必要ありません。 図7 LANケーブル モデム配線マニュアル 3 ADSLモデムの接続手順 (3) スプリッタとADSLモデムの接続 A D S L モデムに付属のモジュラーケーブルで、スプリッタの 「MODEM」とADSLモデムの「LINE」 (BritePort 8100Cの場合「DSL LINE」 )をつなぎます(図10、 図11)。 ここでは、 ADSLモデムをご利用になるお客様の工事作業手順を 紹介します。 ■タイプ 1( 電話と共用する) の場合 ※ADSLモデムの電源を入れずに作業を行います。 ( 1 )スプリッタとモジュラージャックの接続 既存のモジュラーケーブルを壁のモジュラージャックから抜き 空いたモジュラージャックにスプリッタを差し込みます(図8)。 Bタイプスプリッタの場合は 「LINE」 と壁のモジュラージャック をモジュラーケーブルで接続します。 図10 モジュラーケーブルとスプリッタの接続 図8 スプリッタとモジュラージャックの接続 (2)スプリッタと電話機の接続 次に、 (1)で壁から抜いたモジュラーケーブルを、 スプリッタの 「PHONE」 に差し込みます(図9)。 図9 スプリッタと電話機の接続 この状態(スプリッタを経由した状態)で、 今まで通り電話が利 用可能がご確認ください。 図11 ADSLモデム(AtermDR30F/CE、 DR200シリーズ)とモジュラー ケーブルの接続 モデム配線マニュアル 4 (4) パソコンとADSLモデムの接続 お客様が用意された L A N ケーブルで、A D S L モデムの「P C 」 (AAM6600EVの場合 「LAN」 )とパソコンの 「LANポート」 をつなぎま す(図12、図13)。 ■タイプ 2( 電話と共用しない) の場合 ※ADSLモデムの電源を入れずに作業を行います。 (1) モジュラージャックとADSLモデムの接続 ADSLモデムに付属のモジュラーケーブルで、 ご自宅(の壁など) にある 「モジュラージャック」 とADSLモデムの 「LINE」 または 「DSL LINE」をつなぎます(図9、図11)。 (2) パソコンとADSLモデムの接続 お客様が用意されたLANケーブルで、 ADSLモデムの 「10BASE-T」 とパソコンの「LAN ポート」をつなぎます(図12、図13)。 以上で宅内工事作業は終了です。 終了後、 ADSLモデムの電源を入れます。 ADSL専用回線のモデムの全体の接続図は以下のようになります。 図12 ADSLモデム(AtermDR30F/CE、 AtermDR200シリーズとLAN ケーブルの接続 図15 ADSLモデム全体配線図 (ADSL専用回線) 図13 パソコンとLANケーブルの接続 以上で宅内工事作業は終了です。 終了後、 ADSLモデムの電源を入れます。 電話と共有する場合のモデムの全体の接続図は以下のようにな ります。 図14 ADSLモデム全体配線図(電話と共有) ミテネインターネット株式会社 2005 年7月1日 改訂