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加除ページ
高知県会計事務処理要領
平 成 19 年 4 月 1 日 19 高 会 企 第 3 号 会 計 管 理 者 名
改正
平 成 19 年 10 月 1 日 19 高 会 企 第 188 号
この要領は、会計事務について、各法令等において規定されている事項を体系的
に整理編さんし、併せて会計事務処理の適正かつ円滑な執行を確保するための詳細
な手続きについて定めたものです。
つきましては、事務処理に遺漏のないようにしてください。
おって、次の要領は廃止します。
高 知 県 会 計 事 務 処 理 要 領 平 成 4 年 3 月 10 日 3 出 第 255 号
副出納長名
【要領中の法令等の略称】
地 方 自 治 法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・自 治 法 [ 表 等 で は 法 ]
地 方 自 治 法 施 行 令 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・自 治 令 [ 表 等 で は 令 ]
高 知 県 会 計 規 則 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・会 計 規 則
高 知 県 会 計 規 則 の 施 行 に つ い て( 依 命 通 達 )・・・・会 計 規 則 の 施 行 に つ い て (依 命 通 達 )
高 知 県 契 約 規 則 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・契 約 規 則
高 知 県 契 約 規 則 の 施 行 に つ い て( 依 命 通 達 )・・・・契 約 規 則 の 施 行 に つ い て (依 命 通 達 )
高 知 県 財 産 規 則 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・財 産 規 則
高 知 県 用 品 等 調 達 特 別 会 計 規 則 ・・・・・・・・・・・・・・・・用 品 等 調 達 特 別 会 計 規 則
高知県用品等調達特別会計規則の
用品等調達特別会計規則の
施 行 に つ い て ( 依 命 通 達 ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
施行について(依命通達)
高 知 県 事 務 処 理 規 則 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・事 務 処 理 規 則
高 知 県 財 務 会 計 事 務 処 理 要 領 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・財 務 会 計 事 務 処 理 要 領
高 知 県 収 入 証 紙 条 例 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・証 紙 条 例
高 知 県 収 入 証 紙 条 例 施 行 規 則 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・証 紙 条 例 施 行 規 則
高 知 県 予 算 規 則 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・予 算 規 則
高 知 県 補 助 金 交 付 規 則 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・補 助 金 交 付 規 則
高 知 県 給 与 等 集 中 管 理 特 別 会 計 ・・・・・・・・・・・・・・・・給 与 等 集 中 管 理 特 別 会 計
高 知 県 旅 費 集 中 管 理 特 別 会 計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・旅 費 集 中 管 理 特 別 会 計
高 知 県 会 計 事 務 集 中 管 理 特 別 会 計 ・・・・・・・・・・・・・・会 計 事 務 集 中 管 理 特 別 会 計
鑑 文
高知県会計事務処理要領
いてはこの限りではありません。
(3) 前 渡 資 金 ア 支出命令者は、資金前渡職員が、前渡資金の交付を受けた後で、当該経費の精算を完了する
の引継ぎ
前に、事故その他の特別の理由によりその職務を行えないと認めたときは、当該資金前渡職員
に替えて新たな資金前渡職員を指名しなければなりません。
イ 支出命令者は、資金前渡職員を交替させた場合において、後任者に改めて資金前渡するいと
まのないときは、前任者に命じて、前渡資金引継ぎ書(会計規則第 37 号様式の2)を作成さ
せ、保管現金、関係書類等を添えて、後任者に引き継がせなければなりません。
ウ 支出命令者は、資金前渡職員を交替させた場合において、前任者自らがイの規定による引継
ぎをすることができないときは、他の職員に命じて、所属長の命ずる職員の立会いの下に、イ
の規定に準じて、後任者に引継がせなければなりません。
1-2 随時資金
(1) 随 時 資 金 ア 外国において支払をする経費
において資金 イ 遠隔の地又は交通不便の地域において支払をする経費
前渡できる経 ウ 船舶に属する経費
費
船舶乗務員に要する経費、航海中又は停泊中に必要な経費等船舶について与えられている任
務の遂行上必要な経費をいいます。ただし、船舶の購入費、沈没船引揚げ費、船の借上げ料等
は含まれません。
エ 給与その他の給付
給与とは、常勤の職員に支給する給与はもちろん、非常勤職員に支給する報酬も含みます。
その他の給付には旅費、退職年金及び退職一時金等があります。
オ 地方債の元利償還金
カ 諸払戻金及びこれに係る還付加算金
税及び税外収入について、法令の規定による一定の事由に基づいて払い戻す金銭、過誤納に
基づいて収入金を払い戻す金銭及びこれらに係る還付加算金をいいます。
キ 報償金その他これに類する経費
その他これに類する経費とは、賞金、祝金、弔慰金、見舞金等の経費をいいます。
ク 社会保険料
健康保険法、厚生年金保険法、雇用保険法等の規定により地方公共団体が事業主として納付
すべきものをいいます。
ケ 官公署に対して支払う経費
官公署とは国の各省庁、国会、裁判所、地方公共団体等を指し、公社、団体等は含みません。
コ 生活扶助費、生業扶助費その他これらに類する経費
生活保護法の規定に基づく生活保護に要する経費、ハンセン病患者の家庭援護に要する経費
等をいいます。その他これらに類する経費とは、葬祭扶助費、医療扶助費、助産費、葬祭費、
移送費をいいます。
サ 事業現場その他これに類する場所において支払を必要とする事務経費
シ 非常災害のため即時支払を必要とする経費
非常災害のために現地において直ちに支払を必要とする救護費、罹災者救済のための物資調
達費、同交通費、緊急復旧費等の経費をいいます。
ス 電気、ガス又は水の供給を受ける契約に基づき支払をする経費
セ 電気通信役務の提供を受ける契約に基づき支払をする経費
ソ 犯罪の捜査若しくは犯則の調査又は被収容者若しくは被疑者の護送に要する経費
タ 賃金
自治令第 161 条第4号に掲げるもののほか労働の対価として支払うすべてのものをいいま
す。
チ 収入印紙、自動車重量税印紙、地方公共団体の発行する収入証紙及び郵便切手類の購入に要
する経費
ツ 研修会、実習その他これらに類するものの材料の購入に要する経費
第4章 歳出 第1節-3-
高知県会計事務処理要領
テ 運賃
ト 社会福祉施設において入所者を送致又は入所させるための引率に要する経費
引率中の役務費、使用料等の経費であって、自治令第 161 条第1項第 16 号に規定する経費
と同様の趣旨のものです。
ナ 出張中における県有の自動車及び原動機付自転車の修繕に要する経費
ニ 入場料、観覧料、駐車料金及び道路その他の通行料金
ヌ 特別支援学校への就学奨励に関する法律第2条第1項の規定により支弁する経費
ネ 損害保険料
ノ タクシー代(知事が別に定めるものに限ります。
)
知事が別に定めるものとは、次のものをいいます。
(ア)
「タクシーチケットの取扱いについて」
(平成 12 年 10 月 27 日付 12 人第 267 号総務部長通
知)の5その他(タクシーチケットを使用していない職場や県外でタクシーチケットが使用
できない場合等で、使用基準に合致する場合)に該当する場合に使用する経費
(イ)その他特に必要と認める場合
ハ 交際費
ヒ 供託金
フ 賠償金
ヘ 家畜市場において牛、豚等の購入に要する経費
ホ 食糧費(知事が別に定めるものに限ります。
)
知事が別に定めるものとは、
「食糧費の支出について」
(平成 12 年 10 月 30 日付 12 財第 165
号総務部長、副出納長通知)の基準に該当する経費のうち次のものをいいます。
(ア)昼食代等の経費で実施場所が未定のもの
(イ)協議会、その他これに類する会合において負担する経費のうち現金による支払を要するも
の
マ 試験検査の対象となる物品の購入並びに実態調査の対象となる物品の購入及び借受けに要
する経費
ミ 扶助費
ム 講習、講義等の受講及び資格取得に要する経費
メ 県有のボイラーその他機械の検査に要する経費
モ 土地収用法第 68 条の規定による損失の補償金
ヤ 県が日常の事務又は事業の用に供する建物以外における複写機その他の事務用機器の利用
に要する経費
ユ ゆうちょ銀行及び外国に所在する金融機関への送金により支払う経費及び当該送金に要す
る経費
ヨ 1件の予算額が2万円以下の消耗品(会計管理局総務事務センターで単価契約をしたものを
除く。
)の購入に要する経費
ラ 前各号に掲げるもののほか、現金で支払うことがその取引の条件である経費
※ 自治令で定められているもの(自治令第 161 条)ア~ソ、会計規則で定められているもの(会
計規則第 54 条)タ~ラ
(2) 随 時 資 金
所要予定額
の前渡資金の ※ 前渡資金を超えての執行は認められないので、経費の額が確定していない場合は、余裕を持
って前渡してください。
限度額
(3) 随 時 資 金 ア 資金前渡職員は、支払後(出張中に支払ったものについては、帰庁後)7日以内に、前渡資
金精算明細書(会計規則第 39 号様式)を作成し、証拠書類を添えて支出命令者に提出しなけ
の前渡資金の
ればなりません。
精算
なお、やむを得ない理由で7日以内に提出できない場合は、その理由及び精算見込み時期を
明らかにして支出命令者の承認を受けなければなりません。
イ 支出命令者は、資金前渡職員から前渡資金精算明細書等の提出を受けたときは、その内容を
確認のうえ、精算残額を生じない場合は前渡資金精算書(会計規則第 38 号様式)を、精算残
第4章 歳出 第1節-4-
高知県会計事務処理要領
額が生じる場合は戻入決議書(兼前渡資金精算書)
(会計規則第 32 号様式の2)を作成し、当
該前渡資金精算明細書等を添えて、直ちに会計管理者又は出納員に送付しなければなりませ
ん。
ウ 証拠書類
(ア)領収書
領収書の様式等についての特別な定めはないので、社会通念上、妥当なものとして使用さ
れていればそれでかまいません。つまり、支払ったことが明白なものであれば、スーパー等
のレシートでもかまいません。
ただし、その支払内容(内訳)等が記載されてないものについては、前渡資金精算明細書
に資金前渡職員が記載してください。
a 領収書を徴することができないときは、支払を証する書類を添付します。支払を証する書
類とは、代金振込書、支払証明書、支払内容及び領収書を徴することができない理由を記載
した申立書等をいいます。
ただし、申立書については、前渡資金精算明細書又は支払明細書に領収書を徴することが
できない理由を記載することにより省略することができます。
また、香典、見舞金等、社会通念上領収書を徴することが困難なものについては、会葬礼
状や新聞記事の写し等の支払の目的、相手方等内容を確認できる資料を前渡資金精算明細書
に添付することで申立書を省略してもかまいません。
(イ)その他の証拠書類
契約書、見積書、納品書、請求書等、その他の証拠書類については、資金前渡職員の判断
により徴してください。その判断は、社会一般の取引の実態により行ってください。ただし、
徴した書類はすべて証拠書類として添付してください。
(ウ)前渡資金引継ぎ書
引継ぎを行った場合のみ添付してください。
エ 資金前渡職員は、精算残額を生じるときは、返納通知書(会計規則第 33 号様式)により、
直ちに指定金融機関等に払い込まなければなりません。
オ 職員の給与に係る前渡資金のうち次に掲げるもので、精算残額を生じないときは「給与等支
給調書・領収書」の右下部の余白に次のような表示を行い、所属長が精算結果を確認押印する
ことにより完結し、前渡資金精算書が提出されたものとして取り扱います。
(ア)給与等集中管理特別会計で支払うもの
前渡資金
1-3 事業所資
金
(1) 事 業 所 資
金において資
金前渡できる
経費
円
精算金額
円
差引残額
0円
所属長確認印
県の事業所又は事業現場に係る事務経費及び県の事業所の職員に係る給与その他の給付。
所要予定額
(2) 事 業 所 資
※ 多額の資金が長期間滞留することのないよう注意してください。
金の限度額
(3) 事 業 所 資 ア 事業所資金の報告
金の取扱いに (ア)資金前渡職員は、事業所資金残高報告書(会計規則第 40 号様式)を毎月末日に作成し、
証拠書類及び末日の預金現在高証明書又は末日の預金残高を確認できる預金通帳の写しを
ついて
添えて、翌月の 10 日までに支出命令者に提出しなければなりません。
提出がされないとき又は書類の内容が著しく不適正であると認められるときは、重ねて資
金を前渡することができなくなりますので、注意してください。
第4章 歳出 第1節-5-
高知県会計事務処理要領
(イ)支出命令者は、資金前渡職員から事業所資金残高報告書等の提出を受けたときは、その内
容を確認のうえ、直ちに会計管理者又は出納員に送付しなければなりません。
(ウ)証拠書類は随時資金と同じです。
イ 事業所資金の精算
(ア)資金前渡職員は、事業所資金精算書(会計規則第 40 号様式の3)を当該会計年度の末日
において作成し、事業所資金残高報告書(会計規則第 40 号様式)
、証拠書類及び預金現在高
証明書又は末日の預金残高を確認できる預金通帳の写しを添えて、翌月の 10 日までに支出
命令者に提出しなければなりません。
(イ)支出命令者は、資金前渡職員から事業所資金精算書等の提出を受けたときは、その内容を
確認のうえ、直ちに会計管理者又は出納員に送付しなければなりません。この場合において
精算残額を生じるときは、戻入決議書(会計規則第 32 号様式)を作成し、添付してくださ
い。
(ウ)資金前渡職員は、精算残額を生じるときは、返納通知書(会計規則第 33 号様式)により、
直ちに指定金融機関等に払い込まなければなりません。
1-4 常時資金
(1) 常 時 資 金
現金により支払うことが合理的な次の経費であり、あらかじめ所持しておくもの。
において資金 ア 経常的に支払を必要とし、かつ、一度に支払う額が2万円を超えないものに係る経費。ただ
前渡できる経
し、食糧費及び用品等調達特別会計において取り扱う物品を除く。
費
イ 交際費
ウ 犯罪の被収容者若しくは被疑者を県外から護送する際の護送員の旅費
エ 犯罪の捜査若しくは犯則の調査に要する経費又は被収容者若しくは被疑者の護送に要する
経費
オ 不測の事態により支払を要する経費
※ 船舶等に係る賄材料費については、常時資金の対象になりません。
(2) 常 時 資 金
上記アとオの合計額は 30 万円、イ~エは各所要予定額。
の限度額
※ アとオの合計額(30 万円)とは、1年間の限度額ではなく、常時資金として所持できる額
です。
※ 常時資金の追加を行うときには、合計額が限度額を超えることのないように資金残額を確認
のうえ追加してください。なお、この追加の時期は特に定めはありません。
(3) 常 時 資 金
常時資金の取扱いについては、
「常時資金の取扱いについて」
(平成 19 年5月1日付会計指導
の取扱いにつ 課長事務連絡)を参考にしてください。
いて
ア 常時資金の保管管理
資金前渡職員は常時資金出納簿(会計規則第 64 号様式の3)及び支払明細書(会計規則第
39 号様式の2)により常時資金を節ごとに管理しなければなりません。
ただし、捜査用報償費の資金前渡職員は、現金出納簿(会計規則第 64 号様式の2)等によ
り常時資金を管理しなければなりません。
イ 常時資金の支払
(ア)資金前渡職員は、支払の原因となる契約をしようとするときは交付を受けた資金の範囲内
で行い、支払をしようとするときは債権者の請求が正当であるかどうか、当該資金前渡の目
的に反していないかどうか等必要な事項を調査した後、支払をしなければなりません。
(イ)資金前渡職員が執行職員に執行させたからといって、資金前渡職員の責任が免責されるわ
けではなく、あくまでも、自己が直接執行したのと同じように資金前渡職員の責任において
処理するものです。
仮に、執行職員が当初資金を交付したときと異なる執行をした等、不適正な執行をした場
合、資金を全額執行職員から返還させてください。
(ウ)決して立替払(担当者が出張先でものを買い、帰ってから請求する。
)を認めるものでは
ありません。
第4章 歳出 第1節-6-
高知県会計事務処理要領
事 項
説
(会計規則別表第3)
節 の 区 分
明 ・ 根 拠 法 令
支出負担行為決議書を作成する時期
(1)報酬
(2)給料
(3)職員手当等
(4)共済費
支出を決定しようとするとき。
(5)災害補償費
(6)恩給及び退職年金
(7)賃金
(8)報償費
(9)旅費
(10)交際費
支出を決定しようとするとき。ただし、物品を購入する場
合にあっては、(11)需用費の例による。
支出を決定しようとするとき。
支出を決定しようとするとき。ただし、物品を購入する場
合にあっては、(11)需用費の例による。
(11)需用費
消耗品費
燃料費
契約をしようとするとき。ただし、次の場合にあっては、
支出を決定しようとするときとすることができる。
ア 単価契約による場合等契約締結の時点において、支払金
額が確定していない場合
イ 年間伺による法規等追録代及び新聞等定期刊行物購読料
を支出する場合
ウ 契約予定金額が 10 万円以下の物品を購入する場合
エ 高知県用品等調達特別会計により物品を購入する場合
食糧費
契約をしようとするとき。ただし、予定外の食事又は懇談
会(予定価格が 10 万円以下のものに限る。
)で、支出負担行
為決議書を事前に作成することができない場合にあっては、
支出を決定しようとするときとすることができる。
契約をしようとするとき。ただし、次の場合にあっては、
支出を決定しようとするときとすることができる。
ア 単価契約による場合
イ 契約予定金額が 10 万円以下の場合
ウ 高知県用品等調達特別会計により調達する場合
印刷製本費
光熱水費
契約をしようとするとき。ただし、次の場合にあっては、
支出を決定しようとするときとすることができる。
ア 単価契約による場合等契約締結の時点において、支払金
額が確定していない場合
イ 電気料、水道料及びガス料金を支出する場合
修繕料
契約をしようとするとき。ただし、次の場合にあっては、
支出を決定しようとするときとすることができる。
ア 緊急に行わなければならない場合
イ 発注時に金額を確定することが困難で、契約予定金額が
次の金額以下の場合
(ア)建物の修繕にあっては、100 万円
(イ)建物以外の修繕にあっては、30 万円
第4章 歳出 第2節-2-
高知県会計事務処理要領
節 の 区 分
支出負担行為決議書を作成する時期
賄材料費
飼料費
医薬材料費
契約をしようとするとき。ただし、次の場合にあっては、支
出を決定しようとするときとすることができる。
ア 単価契約による場合等契約締結の時点において、支払金額
が確定していない場合
イ 契約予定金額が 10 万円以下の物品を購入する場合
(12)役務費
契約をしようとするとき。ただし、次の場合にあっては、支
出を決定しようとするときとすることができる。
ア 単価契約による場合等契約締結の時点において、支払金額
が確定していない場合
イ 電話料及び通信料を支出する場合
ウ 契約予定金額が 10 万円以下の場合
(13)委託料
契約をしようとするとき。ただし、単価契約による場合等契
約締結の時点において、支払金額が確定していない場合にあっ
ては、支出を決定しようとするときとすることができる。
(14)使用料及び賃借料
契約をしようとするとき。ただし、次の場合にあっては、支
出を決定しようとするときとすることができる。
ア 単価契約による場合等契約締結の時点において、支払金額
が確定していない場合
イ 契約予定金額が 30 万円以下の場合
ウ 高知県会計事務集中管理特別会計に係るものである場合
(15)工事請負費
契約をしようとするとき。
(16)原材料費
契約をしようとするとき。ただし、物品を購入する場合にあ
っては、(11)需用費の例による。
(17)公有財産購入費
契約をしようとするとき。
(18)備品購入費
契約をしようとするとき。ただし、物品を購入する場合にあ
っては、(11)需用費の例による。
(19)負担金、補助及び交付金
指令をしようとするとき又は負担の決定をしようとすると
き。ただし、次の場合にあっては、支出を決定しようとすると
きとすることができる。
ア 交流職員に係る人件費を支出する場合
イ 10 万円以下の負担金を支出する場合
(20)扶助費
支出を決定しようとするとき。
(21)貸付金
貸付けをしようとするとき。ただし、高知県高等学校等奨学
金を支出する場合にあっては、支出を決定しようとするときと
することができる。
(22)補償、補填及び賠償金
額の決定をしようとするとき。
(23)償還金、利子及び割引料
支出を決定しようとするとき。
(24)投資及び出資金
投資又は出資をしようとするとき。ただし、支払金額が確定
していない場合にあっては、支出を決定しようとするときとす
ることができる。
(25)積立金
積立てをしようとするとき。
(26)寄附金
寄附をしようとするとき。
(27)公課費
申告をしようとするとき又は請求のあったとき。
(28)繰出金
支出を決定しようとするとき。
備考1 債務負担行為済みのものの歳出予算に基づく支出負担行為に関する手続は、そ
れぞれ当該経費の支出を決定しようとするときまでに行うものとする。
2 「請求のあったとき」又は「支出を決定しようとするとき」とあるのは、支出
負担行為決議書兼支出命令書により支出負担行為を決議することができる場合で
あり、この場合は、事前に経費支出伺による決裁を受けておくものとする。
第4章 歳出 第2節-3-
高知県会計事務処理要領
行うことができます。
なお、別々に決議した支出負担行為決議書は、まとめて支出命令をすることができません。
ア 債権者が同一であって、複数科目のとき
イ 支出科目が同一であって、複数債権者のとき
(2) 支 出 命
支出命令書の添付書類は、会計規則第 46 条第7項に定めるところによりますが、会計管理者又
令書の添付 は出納員が特に求める場合を除き、支出負担行為決議書、契約書、請書、見積書その他支出の内容
書類
を示す関係書類の原本等を支出命令書に添付しておくことを省略することができます。この場合に
おいて、支出命令者は、請求書、支出調書、内訳書等のいずれかに次のような表示を行い、これを
受けて会計管理者又は出納員は、当該原本等と支出内容の照査及び保管責任者の確認を行った後、
支出負担行為担当者に返還してください。
原 本 等 添 付 書 類 名
月
保
管
責任者印
出納員等
確 認 印
日支出負担行為決議書
書類
(3) 検 査 調
県が工事若しくは製造その他についての請負契約、又は物件の買入れその他の契約を締結した場
書
合において、契約の適正な履行を確保するため、又はその受ける給付の完了の確認をするため必要
な監督又は検査をしなければなりません。
ア 検査職員は、契約書、仕様書及び設計書その他の関係書類に基づき、当該給付の内容及び数量
について検査を行わなければなりません。
イ 検査職員は、検査完了後速やかに当該検査の内容を明らかにした書類(検査調書)を作成しな
ければなりません。ただし、契約規則により検査調書を省略したものについては、検査職員は納
品書(発行されていないものについては請求書)に「 年 月 日検認済」の旨を表示し、検査
職員の認印を押印しておいてください。
3支出金か
支出金からの控除とは、支出命令を行う場合において、歳入又は歳入歳出外現金に受け入れるも
らの控除
の及び本人に代わり支払うものについて、控除内訳書(会計規則第 30 号様式)を添付し支出金か
ら差し引くことをいいます。
なお、これとは別に、所得税法(昭和 40 年法律第 33 号)第 183 条に規定する給与等からの所得
税の徴収、労働保険の保険料の徴収等に関する法律(昭和 44 年法律第 84 号)第 31 条に規定する
賃金からの労働保険料の控除等いわゆる「法定控除」と言う呼び方がありますので混同しないよう
にしてください。
(1)法令の規定により控除するもの
ア 労働保険の保険料の徴収等に関する法律(昭和 44 年法律第 84 号)の規定により被保険者の
負担すべき保険料
イ 所得税及び地方税
ウ 健康保険法(大正 11 年法律第 70 号)
、厚生年金保険法(昭和 29 年法律第 115 号)又は船員
保険法(昭和 14 年法律第 73 号)の規定により被保険者の負担すべき保険料
エ 差し押えられた給与
オ 共済組合納付金(掛金及び貸付金の返済金等をいう。
)
カ 勤労者財産形成貯蓄契約又は勤労者財産形成年金貯蓄契約に基づく預入金
(2)知事が定め控除するもの
ア 賠償金
イ 証紙売りさばき手数料
ウ 給与等集中管理特別会計への戻入
(3)支出金からの控除額は、次により処理してください。
ア (1)のア及び(2)のアは、歳入へ振替え、自動的に収入調定書(事後調定)が作成され
第4章 歳出 第3節-3-
高知県会計事務処理要領
ます。
イ (1)のイ、ウ、エ及び(2)のイは、歳入歳出外現金へ振替え、この場合歳入歳出外現金
受入通知書の作成は必要ありません。
ウ (1)のオ及びカは、口座振替の方法により払い込みます。
エ (2)のウは、知事あての返納通知書とともに支払証で支払います。
(4)支出金からの控除額の戻入
支出金からの控除額が過控除又は控除の必要がなくなった場合は、その超過額を戻入しなけ
ればなりませんが、この場合戻入の手続は、公金振替の方法により行ってください。
-
第3支出命
支出命令者は、支出命令書及び関係書類を会計管理者又は出納員に、支払予定日の7日前(年度
令書の送付 末等支払が集中する時期に、会計管理者又は出納員が別に定めるときは、その日)までに送付して
等
ください。
※ 支出命令書の送付における日数には、休日は含みません。
(支出命令書受付後の手続)
┏━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━
0
1
2
3
4
5
6
7
8(日前)
支 支銀 確
送
払 払行 認
付
予 デへ 入
最
渡 力
終
定
日 タす 最
期
を日 終
限
日
┗━━━━━━━━━━━━━━┛
審査及び支出の決定
1 支払予定日(支出命令者が支払を希望する日)は、支払期日が確定している経費についてはそ
の日、支払期日が確定していない経費については支払を希望する日で指定しなければなりませ
ん。
2 出先機関においては、送付期限は弾力的に運用しても差し支えありませんが、出納員が、支出
の決定等に要する時間及び支払の確認入力を支払予定日の2日前までに行う必要があることを
考慮して送付しなければなりません。
3 本庁においては支出命令書は2通出力され、会計企画課で支出命令確認書に記載された支払日
の日付をもって、次の支払済印を押印して、1通(正)を支出命令者に返送するものとします。
なお、支出命令書の1通(控)には、決裁は必要ありませんが、担当者が正本と同じものであ
ることを確認のうえ担当者印を押印し、支出命令書(正)の下にクリップで留めてください。
出先機関においては、出納員が支出命令書1通に支出命令確認書に記載さ
れた支払日の日付をもって、前記「支払済」印に準じたものを押印しなけれ
ばなりません。
4 次に掲げる特別会計に係る振替に伴う支出命令については、あらかじめ、特別会計におけるそ
れぞれのシステムの中で会計規則第 48 条第 1 項に規定する審査事項を確認していることから、
それぞれのシステムでの確認をもって会計管理者又は出納員の支出の決定及び出納員から会計
管理者への通知がなされたものとして取り扱います。この場合、会計管理者及び出納員への支出
命令書の送付は必要ありません。なお、出納員にあっては、支出命令書を保管するものとします。
また、
「公金振替確認済一覧表」により、支払日の確認ができるので、この一覧表をもって支
出命令書への「支払済」印の押印がなされたものとして取り扱います。各所属は、この「公金振
替確認済一覧表」を支出命令書に係る証拠書類として保管してください。
(1) 給与等集中管理特別会計
(2) 用品等調達特別会計
(3) 旅費集中管理特別会計
(4) 会計事務集中管理特別会計
第4章 歳出 第3節-4-
高知県会計事務処理要領
附 則
(施行期日)
この要領は、平成 19 年4月1日から施行する。
附 則(平成 19 年 10 月1日 19 高会企第 188 号)
(施行期日)
この要領は、平成 19 年 10 月1日から施行する。
附 則
2
3
4
5
② タクシーチケットの半券(控)の取扱い
・タクシーチケットを交付するときは、半券とチケットの間に管理責任者(代理承認した場
合は、その者)が割印をすること。
・半券には、使用責任者、乗車日、乗車区間を明記する。職員が使用した場合は、使用後速
やかに料金を追記すること。
③ 留意点
・交付されたタクシーチケットを使用しなかった場合は、速やかにタクシーチケットに×印
を朱書し管理簿に貼付するとともに、内容確認欄にその理由を記載すること。
経費支出
タクシーチケットの支払をする場合は、完結確認があることを確認し、支払簿(別紙様式 2)により
支払手続きをとること。その場合は、支出書類にタクシーチケット管理簿を添えて出納室又は出納員
の審査を受けること。
支払った場合は、タクシーチケット管理簿に支払年月日、料金を記載すること。
使用実績の公表
所属毎にタクシーチケットの利用件数と金額をホームページで公表すること。
なお、公表方法については、別途連絡する。
使用基準
A 職員の場合
「基準」
公務上の必要性に基づくもので、次の要件のいずれかを満たしていること。
ア 公用車及び公共交通機関が利用できない場合又は利用するいとまがない場合
イ 公用車及び公共交通機関を利用することが明らかに非効率な場合
B 職員以外の場合
「基準」
県行政への協力者を送迎しなければならない場合で、次の要件のいずれかを満たしていること。
ア 公用車が利用できない場合
イ 公用車を利用することが非効率な場合
その他
タクシーチケットを使用していない職場や県外でタクシーチケットが使用できない場合等で、使用
基準に合致する場合は、事前に所属長の承認を得て前渡資金を活用してタクシーを利用することがで
きる。
この場合もタクシーチケットの実績に合わせて利用件数と金額をホームページで公表すること。
・常時資金や事業所資金を活用する場合は、タクシーチケット管理簿により承認を得ることとし、チ
ケット№欄に「常時資金」等と記載すること。
(参考)使用基準について
問1 「公用車が利用できない場合」とは、公用車が空いていない場合だけか。
答 「公用車が利用できない場合」には、
・職員が運転できない場合
・県行政への協力者に対する礼儀として、当該公用車の使用が不適当な場合を含む。
問2 「公用車及び公共交通機関を利用することが明らかに非効率な場合」とは、具体的にはどのような場合か。
答 明らかに非効率な場合を例示すると
○公用車の場合
・用務者以外に運転者が必要な場合(黒塗りを除く)
・近距離でかつ所要時間が不明等のため、運転者を長時間待機させなければならない場合
・定例的な講師の送迎等で、職員が同乗する必要がない場合
○公共交通機関の場合
・公共交通機関を利用した場合、タクシーを利用する場合に比べ目的地に到着するまでに相当程度(30
分以上)の時間超過になる場合
問3 公務による懇談会後にタクシーを利用できるのはどのような場合か。
答 懇談会が公費によるもので、懇談会終了後直ちに帰宅するに際して公共交通機関が利用できない場合に
限る。
参考通知
-9-
(別紙様式1)
タクシーチケット管理簿
管理番号
承認年月日
年
(口頭:
区
平成
月
年
月
年度
管理責任者
)
使用責任者
受領月日
日
月
日)
使用者(職・氏名)
間
所属名(
用務の具体内容(基準番号:
日
P
使用月日
月
-
)
支払年月日
料
日
チケットNO.
~
完結確認
確認年月日
年
月
確認内容
日
年
月
金
日
タクシーチケット貼付
管理番号
承認年月日
年
(口頭:
区
月
年
月
管理責任者
受領月日
日
月
日)
使用者(職・氏名)
間
使用責任者
用務の具体内容(基準番号:
日
使用月日
月
-
)
支払年月日
料
日
チケットNO.
~
完結確認
確認年月日
年
月
確認内容
日
年
タクシーチケット貼付
参考通知
-10-
月
日
金
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