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花 便 り - 社会福祉法人 慶和会 花いちもんめ
花 便 り 発行 社会福祉法人 慶和会 花いちもんめ 平成27年 5月 第35号 デイサービスセンター花いちもんめ 平成 27年 花いちもんめ(赤井) TEL 0225‐84‐2177 花いちもんめ(大曲) TEL 0225‐98‐6177 ショートステイ TEL 0225‐98‐6201 URL http://www.k‐hanaichi.com/ こんにちは! 厳しい寒い季節もひと段落し、木々の新芽が出始める季節がやってまいりました。 皆さん、いかがお過ごしですか? ただ今、デイサービスセンター花いちもんめでは、利用者様のさらなる活動性の向上を目指した、取り組 みを行っています。 例えば、室内のアクティビティーには「刺し子、雑巾作り、機能訓練師によるマッサージなど」毎日違ったメ ニューを提供し利用者様が好奇心を持てるような企画を実施しております。 外出行事においては、地域のイベント行事に参加したり、カラオケボックスに歌を歌いに行ったり、ケーキ 屋にケーキを食べに行きました。 また、3月には石巻線女川駅開業に伴い、石巻線に乗ってきました。 今後も、室内行事、外出行事ともに様々な行事を企画してまいりますので、これからもデイサービスセン ター花いちもんめをよろしくお願いいたします。 ひな祭り会をしました。 マリンパル女川でお買いもの!! おやつ作りをしましたよ~ 驚 き で い っ ぱ い ! 車 中 は 感 動 と 初めまして!? 2月1日付でショートステイ大曲花いちもんめへ配属となりました“内海徳彦”と申します。 以前は赤井に在りますデイサービスセンター花いちもんめで勤務しておりました。 また、今回は数名の職員が異動となり各施設で新しい風が吹いていると思います。ここショート ステイでも、新たに各ユニット毎、入居者様からのご意見を伺いながら、レクリエーションについ ての1ヵ月のスケジュールを立て、行っております。 もっともっと楽しく過ごして頂ける施設を目指し、職員一同頑張って参ります。 宜しくお願い します 松田 恵理 赤井デイから異動しました。 釣石神社へお参り おやつ作り 倉林 崇 宮戸へドライブ 佐藤 初美 新入職員で~す! デイサービスセンター 大曲花いちもんめ 有料老人ホーム デイサービスでは、3月に蔵しっくパークでお雛様見学会に行ってきました。 そこには、綺麗なお雛様が飾られておりました。観賞の後は、おやつに抹茶やようかんを頂 きました。有料老人ホームでは、南三陸ホテル観洋に食事に行ってきました。そこで、豪華な 料理をおいしく頂きました。 お雛様を見ている様子です。 こちらが、その日の おやつです。 皆さんと一緒に 集合写真を撮りました。 おいしそうに いただきました。 これからも、利用者の皆様が思い出に残る行事を企画してまいりますので、 デイサービスセンター大曲花いちもんめ、有料老人ホームをよろしくお願いします。 3月27日に山元町にイチゴ狩りにいきま した。皆さん初体験の方も多く、とても楽し んで頂けたようです。大きないちご・・・そ れ以上に大きな口を開けてパクリ!皆さ ん、ほっぺが落ちそうです。 毎月、入居者様が季節を感じて頂け るような楽しい行事を企画しています。 楽しみを持って生活できるよう努力し ていきますので色々なご意見お聞かせ ください。 指定居宅介護支援事業所 ノロウイルスの消毒液の作り方について 今年の冬、集団発生したノロウイルスは微熱程度の発熱と、嘔吐・下痢症状・チクチクさすような 腹痛が三大症状です。 今回はご家族の中に感染した方が出た場合の、他のご家族への感染予防の為、自宅で出来る 消毒液の作り方と使い方をご紹介します。 ◆消毒液の準備物と作り方 ・準備物…塩素酸漂白剤(ハイター等)、500mlのペットボトル、漏斗、ゴム手袋、100ml位のスプ レー容器(100円ショップ等で購入)、マスク ・作り方…ペットボトルに少量の水を入れ、漏斗で2ml(ペットボトルのキャップの半分程度)の ハイターを入れる。その後、水をボトルいっぱいに入れ、蓋を閉めてよく振って250倍の希釈液を 作り、スプレー容器に入れる。 ◆消毒液の使用方法、並びに洗濯物等の消毒方法 ・スプレー容器のものは、便座・ドアノブ・床などに使用。必ずマスクとゴム手袋を着用する事。吹 きかけてから10分位置いた後に綺麗な布等で水拭きする。 ・洗濯物は、水50ℓに200ml(ハイターのキャップ8杯の程)のハイターを入れ、洗濯物を入れ る。その後、約30分放置し、漂白剤を捨ててから、洗剤を入れて普通に回す。すすぎは念入り に2回以上行う。色柄物は脱色しやすいので注意しましょう。 介護に関する事など、何でもお困りのことがございましたらご相談ください。 ケアマネージャーが丁寧にご相談にのります。 指定居宅支援事業所 花いちもんめ TEL 84-2177 春の詩(うた) 春と言えば、まずは、「さくら」。今年は、3月下旬から、4月上旬にかけて、とても暖かく、先日まで 肩をすぼめて歩いていたのがウソのように、体中から力が抜けていきそうな穏やかな季節となり、開花 予想も、あれよあれよと言う間に一気に北上し、施設で予定していた「花見」が「葉のみ」になるかも知 れないと心配になりました。天気や気温は、生きている地球の健康状態とすれば、人間と同じように、そ の時の状態によって一定でないのが、むしろ普通なのかも知れないし、微妙な差異に一喜一憂するの は、やや神経過敏のような気もしますが、温暖化は間違いなく進んでおり、北極や南極の氷河の溶解 は、その証左の紛れもない事実です。 だから、春の訪れの速さを、素直に喜べない一抹の不安があるのですが、でも、それであっても温もり は、陽光とともに心も暖かくしてくれ、生命としての息吹を感じさせてくれます。 「春はあけぼの、やうやう白くなりゆく山際、少しあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる」、清少納 言も言うように、冬から春への解放感を日の昇る様子に例え、雲は風もない空間をまるで朝靄のように ゆっくりと漂っている様子を、春として例えるその感性は、平安の時代であっても、平成の今であっても、 全く変わるものではないと思いますし、自然と共存してきた民族として自然の感覚なのかも知れませ ん。まさに、春、実感です。 四季がはっきりとしている故に、その変わり目を強烈に意識し、次の季節に移る準備として節分で邪 気を払い、新たな気分で季節を巡るなどは、私たちにとっては、生活の営みの一部であるものの、地球 規模で言えば極めて稀有なこととは思いながらも、やはり、その「風情」である「けじめ」は私たちの生活 に掛け替えのないものと思います。 春は、立春から立夏まで。この間の世の中の動きは、卒業式から始まり、入学試験があり、年度末の 退職があり、新年度の入社式があり、そして、桜花爛漫の入学式を迎えます。まさに、人生にとって最も 節目になる時期であり季節なのかも知れず、節分を以て人生の節分を演出するのは、これもまた日本 人ならではの独特の感性なのかも知れません。 施設の隣には高校があります。今年も、卒業式があり、入学試験があり、離任式があり、そして入学 式が挙行されて きましたが、その都度繰り返される、高校生たちの歓声と寂寥の声影は、その風情を 一番感じることができる時期と言え、隣に住まう私たちもその息吹を享受でき、その時空の中で生きて いる実感を味あわせてくれる、貴重な季節でもあるのです。 やはり、春は躍動の時期、旅立ちの時期でもあります。 「春風や闘志いだきて丘に立つ」、高浜虚子の言葉がそれを彷彿とさせてくれます。 漲る幾多の力は、我々の原動力でもあります。高校生からも、地域からも、そして全ての方々からの 様々な英知と知徳いただきながら、今年度も過ごしてまいりたいと考えています。 総合施設長 千 葉 信