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パワーポイント資料8 (PDF 2.3KB)
開発許可・宅造許可の要不要について 横浜市 建築局 宅地審査課 1 目次 01 開発行為とは 02 開発許可の要・不要 03 宅地造成とは 04 宅地造成の許可の要・不要 2 01 開発行為とは 3 01-1 開発行為とは 都市計画法第4条第12項 「開発行為」とは、主として建築物の建築又は特定工作物の建設の 用に供する目的で行う土地の区画・形・質の変更をいう。 区画の変更 道路を配置する 形の変更 造成する 質の変更 宅地利用する 4 01-2 区画の変更 公共施設の新設又は改廃を伴う土地の分割又は統合 道路を新設 道路を廃止 5 01-3 形の変更 2mを超える切土 1mを超える盛土 6 01-3 形の変更 2mを超える切盛土 面積が500㎡を超える切盛土 ※高さによらない 7 01-4 質の変更 「宅地」以外の土地を変更する ア 現に建築物の敷地として利用されている土地 (ただし、仮設建築物及び違反建築物の敷地は除く) 登記事項証明書の地目が5年以上前から継続して 宅地である土地 ウ 固定資産税課税台帳における地目が5年以上前から 継続して宅地である土地 イ ※その他については手引きを参照 8 01-5 開発行為に該当しない例 区画の変更ではない 敷地分割 形の変更ではない 建築物の根切り 区画・形の変更ではない ※造成の内容によって 形の変更適用除外でない 場合がある 2項後退 9 01-6 注意すべき事項 切盛高さの考え方 H ※ここの高さではない 切盛面積の考え方 建築物の根切り部分は 切盛面積に含まない 建築物の根切り部分も 切盛面積に含む 10 02 開発許可の要・不要 11 02-1 開発行為の許可 都市計画法第29条第1項 都市計画区域又は準都市計画区域内において 開発行為をしようとする者は、あらかじめ、 国土交通省令で定めるところにより、 都道府県知事の許可を受けなければならない。 12 02-2 開発許可が必要なケース 市街化区域内は、開発行為に該当し、 面積が500㎡以上の場合、開発許可が必要 戸建住宅 8戸 面積 900㎡ 道路の新設→区画の変更→開発行為 →面積500㎡以上→開発許可要 共同住宅 1棟 面積 600㎡ 切土面積500㎡超→形の変更→開発行為 →面積500㎡以上→開発許可要 13 02-3 開発許可が不要なケース ・面積500㎡未満 ・公益上必要な建築物(駅舎、図書館、区役所等)を 建築する場合(法29条) 戸建住宅 4戸 面積 450㎡ 道路の新設→区画の変更→開発行為 →面積500㎡未満→開発許可不要 区役所 1棟 面積 5000㎡ 切土面積500㎡超→形の変更→開発行為 →公益上必要な建築物→開発許可不要 ※宅造・位置指定・工作物の確認申請の手続が必要な場合あり 14 02-4 開発許可の要・不要の考え方 開発許可不要 開発行為の判定 建築物の建築又は 特定工作物の建設目的か NO ・宅造 ・位置指定 ・工作物の確認申請 の手続が必要な場合あり YES 区画・形・質の変更の いずれかに該当するか NO YES 開発許可の判定 YES 面積が500㎡未満又は 法29条のただし書きに該当するか 15 03 宅地造成とは 16 03-1 宅地造成とは 宅地造成等規制法第2条第1項第2号 宅地造成 宅地以外の土地を宅地にするため又は宅地において行う 土地の形質の変更で政令で定めるもの 宅地造成等規制法第2条第1項第1号 宅地 農地、採草放牧地及び森林並びに道路、公園、河川その 他政令で定める・・・以外の土地 公園造成 公園は「宅地」ではないため、 「宅地造成」には該当しない 駐車場造成 駐車場は「宅地」であるため、 「宅地造成」に該当する 17 03-2 土地の形質の変更とは 宅地造成等規制法施行令第3条1項 政令で定める土地の形質の変更は、次の各号に掲げるものとする。 1号 切土をした土地の部分に高さが二メートルをこえるがけを 生ずることとなるもの 18 03-2 土地の形質の変更とは 宅地造成等規制法施行令第3条1項 政令で定める土地の形質の変更は、次の各号に掲げるものとする。 2号 盛土をした土地の部分に高さが一メートルをこえるがけを 生ずることとなるもの 19 03-2 土地の形質の変更とは 宅地造成等規制法施行令第3条1項 政令で定める土地の形質の変更は、次の各号に掲げるものとする。 3号 切土と盛土を同時にする場合における盛土であって、 当該盛土をした土地の部分に高さが一メートル以下のがけを 生じ、かつ、当該切土及び盛土をした土地の部分に高さが 2メートルをこえるがけを生ずることとなるもの 20 03-2 土地の形質の変更とは 宅地造成等規制法施行令第3条1項 政令で定める土地の形質の変更は、次の各号に掲げるものとする。 4号 前各号の一に該当しない切土又は盛土であって、 当該切土又は盛土をする土地の面積が五百平方メートルを こえるもの ※高さによらない 21 03-3 がけとは 宅地造成等規制法施行令第1条2項 「がけ」とは地表面が水平面に対し三十度をこえる角度をなす土地。 横浜市では、建築物で覆われた土地の部分をがけに含んでおらず、 擁壁で覆われた土地の部分を含む。 この部分は30°以下のため、 宅地造成等規制法施行令 第3条第1項第1号から3号で 規定する高さの対象とならない 22 03-3 がけとは 宅地造成等規制法施行令第1条2項 「がけ」とは地表面が水平面に対し三十度をこえる角度をなす土地。 横浜市では、建築物で覆われた土地の部分をがけに含んでおらず、 擁壁で覆われた土地の部分を含む。 23 03-3 がけとは 宅地造成等規制法施行令第1条第4項 下層のがけ面の下端を含み、かつ、水平面に対し三十度の角度を なす面の上方に上層のがけ面の下端があるときは、その上下の がけは一体のものとみなす。 この部分については、下層の がけの下端から30°より 上方に上層のがけの始端が ある為上下一体のがけとなる 24 03-3 がけとは 宅地造成等規制法施行令第1条第4項 下層のがけ面の下端を含み、かつ、水平面に対し三十度の角度を なす面の上方に上層のがけ面の下端があるときは、その上下の がけは一体のものとみなす。 この部分については それぞれ別のがけとして 高さを算定する 25 04 宅造許可の要・不要 26 04-1 宅造許可 宅地造成等規制法第8条 宅地造成工事規制区域内において行われる 宅地造成に関する工事については、造成主は、 当該工事に着手する前に、建設省令で定める ところにより、都道府県知事の 許可を受けなければならない。 27 04-2 宅造許可の要・不要の考え方 宅造許可不要 宅地造成の判定 宅地造成工事規制区域内か NO YES 500㎡を超える造成を行うか 2mを超えるがけを生じるか (盛土の部分は1m) NO YES 「宅地」に該当するか NO 高さ2mを超える 擁壁を築造する 場合には別途 建築基準法の 工作物確認申請 が必要になる YES 宅造許可を要する 28