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信頼済 - Cisco

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信頼済 - Cisco
CHAPTER
2
一般的な AnyConnect VPN Client のインス
トールおよび設定手順
AnyConnect クライアントのインストール
インストールおよび設定の手順には、セキュリティ アプライアンスで実行する必要がある手順と、リモー
ト PC で実行する必要がある手順の 2 つがあります。AnyConnect クライアント ソフトウェアは、ASA
リリース 8.0(1) 以降および ASDM リリース 6.0 以降に含まれています。AnyConnect クライアント ソフ
トウェアを永続的にリモート PC 上に常駐させることも、接続の間だけ常駐させることもできます。
この章では、Adaptive Security Device Manager(ASDM)または CLI コマンド インターフェイスを
使用して、AnyConnect クライアント ソフトウェアを ASA5500 にインストールする手順について説明
します。また、AnyConnect クライアントをユーザの PC 上にインストールする方法、およびインス
トール後に AnyConnect クライアント機能を有効にする方法について説明します。
WebLaunch モード
以前にインストールされたクライアントを持たないリモート ユーザは、クライアントレス SSL VPN 接
続を許可するよう設定されたインターフェイスのブラウザに、IP アドレスまたは DNS 名を入力しま
す。http:// リクエストを https:// リクエストにリダイレクトするようセキュリティ アプライアンスが設
定されていない場合、ユーザは https://<address> 形式で URL を入力する必要があります。
(注)
クライアントレス SSL VPN 接続されたユーザは、ポータルの AnyConnect ドロワーをクリックし、そ
のページの指示に従うことによって、AnyConnect クライアントの SSL VPN 接続に切り換えることが
できます。
URL を入力すると、ブラウザがそのインターフェイスに接続して、ログイン画面が表示されます。
ユーザがログインと認証に成功し、クライアントを必要とするユーザであることがセキュリティ アプ
ライアンスによって確認されると、リモート コンピュータのオペレーティング システムに応じたクラ
イアントがロードされます。ロード後、クライアントがインストールおよび設定され、セキュア SSL
接続が確立されます。接続終了時にクライアントが維持されるか、アンインストールされるかは、セ
キュリティ アプライアンスの設定で決まります。
スタンドアロン モード
以前にインストールされたクライアントの場合は、ユーザの認証時にセキュリティ アプライアンスが
クライアントのリビジョンを調べて、必要に応じてクライアントをアップグレードします。
Cisco AnyConnect VPN Client アドミニストレータ ガイド
OL-12950-012-J
2-1
第2章
一般的な AnyConnect VPN Client のインストールおよび設定手順
AnyConnect クライアントをインストールする前に
クライアントは、セキュリティ アプライアンスと SSL VPN 接続をネゴシエートするときに、
Transport Layer Security(TLS)を使用して接続します。また、クライアントは、同時 Datagram
Transport Layer Security(DTLS)接続をネゴシエートします。DTLS では、一部の SSL 接続で発生す
る遅延と帯域幅の問題が防止され、パケット遅延の影響を受けやすいリアルタイム アプリケーション
のパフォーマンスが向上します。
AnyConnect クライアントはセキュリティ アプライアンスからダウンロードでき、またシステム管理者
がリモート PC 上に手動でインストールできます。本書では、AnyConnect クライアントの機能の設定
方法について説明します。セキュリティ アプライアンス上での AnyConnect クライアントの設定およ
『Cisco Security Appliance Command Line Configuration
びその他の SSL VPN 接続の詳細については、
Guide』の「Configuring SSL VPN Connections」を参照してください。この管理者ガイドで参照され
ているコマンドの詳細な説明については、バージョン 8.0 以降用の『Cisco ASA 5500 Command
Reference Guide』を参照してください。
セキュリティ アプライアンスは、グループ ポリシー、または接続を確立したユーザのユーザ名アトリ
ビュートに基づいて、クライアントをロードします。セキュリティ アプライアンスは、自動的にクラ
イアントをダウンロードするよう設定することも、クライアントをダウンロードするかどうかをリモー
ト ユーザに尋ねるよう設定することもできます。後者の場合は、ユーザからの返答がない場合に、タ
イムアウト期間後にクライアントをダウンロードするようセキュリティ アプライアンスを設定するこ
とも、ポータル ページを表示するよう設定することもできます。
(注)
Start Before Logon の使用時は、AnyConnect クライアントが手動でインストールされている場合、
VPN GINA(VPN Graphical Identification and Authentication)を動的にインストールできません。
VPN GINA は、AnyConnect クライアントの前後どちらでもインストールできますが、両方を手動で
インストールするか、または動的にインストールする必要があります(CSCsh38590)。
ここでは、AnyConnect クライアント リリース 2.0(1) について、インストールに固有の問題および手
順を説明します。次の各項が含まれます。
• 「AnyConnect クライアントをインストールする前に」(P.2-2)
• 「ユーザ PC への AnyConnect のインストール」(P.2-8)
AnyConnect クライアントをインストールする前に
次の項では、AnyConnect クライアントを正しくインストールするための推奨事項、および証明書、
Cisco Security Agent(CSA)、信頼済みサイトの追加、ブラウザのアラートへの対処方法について説明
しています。
• 「AnyConnect クライアントの自動インストール方法」(P.2-3)
• 「AnyConnect クライアントと新規インストールされた Windows」(P.2-4)
• 「信頼済みサイトのリストへのセキュリティ アプライアンスの追加(Internet Explorer)」(P.2-4)
• 「ブラウザのセキュリティ警告ウィンドウに対応するセキュリティ証明書の追加」(P.2-5)
Cisco AnyConnect VPN Client アドミニストレータ ガイド
2-2
OL-12950-012-J
第2章
一般的な AnyConnect VPN Client のインストールおよび設定手順
AnyConnect クライアントをインストールする前に
AnyConnect クライアントの自動インストール方法
クライアント PC に AnyConnect クライアントソフトウェアを自動インストールする際には、次の推奨
事項と警告が適用されます。
• AnyConnect クライアントのセットアップ中のユーザへのプロンプトを最小限にするには、クライ
アント PC 上とセキュリティ アプライアンス上の証明書データを一致させます。
– セキュリティ アプライアンス上の証明書に対して Certificate Authority(CA; 認証局)を使用
する場合は、クライアント マシン上で信頼済み CA として設定されたものを選択します。
– セキュリティ アプライアンス上で自己署名証明書を使用する場合は、それを信頼済みルート
証明書としてクライアントにインストールしておきます。
手順はブラウザによって異なります。この項の次の手順を参照してください。
– セキュリティ アプライアンスの証明書の Common Name(CN; 通常名)と、クライアントが
接続に使用する名前が一致していることを確認します。デフォルトでは、セキュリティ アプ
ライアンスの証明書の CN フィールドは IP アドレスになっています。クライアントが DNS 名
を使用する場合は、セキュリティ アプライアンスの証明書の CN フィールドをその名前に変更
します。
• AnyConnect クライアントのインストール中に、Cisco Security Agent(CSA)から警告が表示さ
れることがあります。
現在出荷中のバージョンの CSA は、AnyConnect クライアントと互換性のある組み込みルールを持っ
ていません。CSA バージョン 5.0 以降を使用すると、次の手順により次のルールを作成できます。
ステップ 1
ルール モジュール「Cisco Secure Tunneling Client Module」に次の FACL を追加します。
Priority Allow, no Log, Description: “Cisco Secure Tunneling Browsers, read/write
vpnweb.ocx”
Applications in the following class: “Cisco Secure Tunneling Client - Controlled Web
Browsers”
Attempt: Read file, Write File
すべての @SYSTEM\vpnweb.ocx ファイルで、次のことを行います。
ステップ 2
アプリケーション クラス「Cisco Secure Tunneling Client - Installation Applications」に次のプロセス
名を追加します。
**\vpndownloader.exe
@program_files\**\Cisco\Cisco AnyConnect VPN Client\vpndownloader.exe
将来のリリースの CSA には、このルールが組み込まれる予定です。
• Microsoft Internet Explorer(MSIE)ユーザは、信頼済みサイト リストにセキュリティ アプライ
アンスを追加するか、Java をインストールすることを推奨します。Java をインストールすると、
インストールに対して ActiveX コントロールが有効になり、ユーザの操作が最小限で済みます。
セキュリティが強化された Windows XP SP2 のユーザにとって、このことは非常に重要です。
Windows Vista ユーザは、信頼済みサイトのリストにセキュリティ アプライアンスを追加し、ダイ
ナミック展開機能を使用する必要があります。手順については、次の項を参照してください。
Cisco AnyConnect VPN Client アドミニストレータ ガイド
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2-3
第2章
一般的な AnyConnect VPN Client のインストールおよび設定手順
AnyConnect クライアントをインストールする前に
AnyConnect クライアントと新規インストールされた Windows
ごくまれに、Windows が新規インストールまたはクリーン インストールされたコンピュータに
AnyConnect クライアントをインストールした場合、AnyConnect クライアントが接続に失敗し、コン
ピュータに次のメッセージが表示されることがあります。
The required system DLL (filename) is not present on the system.
これが発生するのは、コンピュータの winnt\system32 ディレクトリにファイル MSVCP60.dll または
MSVCRT.dll がない場合です。この問題の詳細については、Microsoft サポート情報の記事 259403
(http://support.microsoft.com/kb/259403)を参照してください。
信頼済みサイトのリストへのセキュリティ アプライアンスの追加
(Internet Explorer)
セキュリティ アプライアンスを信頼済みサイトのリストに追加するには、Microsoft Internet Explorer
を使用して、次の手順を実行します。
(注)
ステップ 1
Windows Vista を実行していて、WebLaunch を使用する予定のユーザは、セキュリティ アプライアン
スを Internet Explorer の信頼済みサイトのリストに追加する必要があります。
[Tools] > [Internet Options] > [Trusted Sites] の順に選択します。
[Internet Options] ウィンドウが開きます。
ステップ 2
[Security] タブをクリックします。
ステップ 3
[Trusted Sites] アイコンをクリックします。
ステップ 4
[Sites] をクリックします。
[Trusted Sites] ウィンドウが開きます。
ステップ 5
セキュリティ アプライアンスのホスト名または IP アドレスを入力します。複数のサイトをサポートす
るには、https://*.yourcompany.com のようなワイルドカードを使用します。この例では、
yourcompany.com ドメイン内のすべての ASA 5500 が許可されます。
ステップ 6
[Add] をクリックします。
ステップ 7
[OK] をクリックします。
[Trusted Sites] ウィンドウが閉じます。
ステップ 8
(注)
[Internet Options] ウィンドウで [OK] をクリックします。
Microsoft Active Directory を使用してセキュリティ アプライアンスを Internet Explorer の信頼済みサ
イトのリストに追加する方法については、
「Microsoft Active Directory を使用して、ドメイン ユーザの
Internet Explorer の信頼済みサイト リストにセキュリティ アプライアンスを追加する方法」(P.B-1)
を参照してください。
たとえば Verisign や Cisco など、グローバルに信頼済みの認証局からセキュリティ アプライアンスの
サーバ証明書を取得する場合には、そのセキュリティ アプライアンスに接続する際に、[Security
Alert] ポップアップが表示されることはありません。
Cisco AnyConnect VPN Client アドミニストレータ ガイド
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OL-12950-012-J
第2章
一般的な AnyConnect VPN Client のインストールおよび設定手順
AnyConnect クライアントをインストールする前に
ブラウザのセキュリティ警告ウィンドウに対応するセキュリティ証明書の
追加
ここでは、ブラウザの警告ウィンドウへの対応として、自己署名証明書を信頼済みルート証明書として
クライアントにインストールする方法について説明します。
このセキュリティ アプライアンスへの接続。
スタンドアロン モードを使用するリモート ユーザに対して、いくつかのログイン状況で、[Security
Alert] ダイアログボックスが表示される場合があります。次の例とシナリオで、いくつか具体例を示し
ます。これらの説明の後で、セキュリティ証明書を追加してこれらの状況を回避する方法を示します。
次の例では、[Security Alert] ダイアログボックスがポップアップするイベントのシーケンスについて
説明します。
例セット 1
1. ユーザが、設定に誤りのあるセキュリティ アプライアンス #1 に接続します。その結果として、
[Security Alert] ダイアログボックスがポップアップされます。
2. ユーザは、証明書を承認します。
3. ユーザは、セキュリティ アプライアンス #1 への接続に成功します。
4. ユーザは、セキュリティ アプライアンス #1 への接続を切断します。
5. ユーザは、設定に誤りのあるセキュリティ アプライアンス #1 に再接続します。
6. 証明書がプリファレンス ファイルに格納されているため、ダイアログボックスはポップアップさ
れません。ユーザは、セキュリティ アプライアンス #1 への接続に成功します。
7. ユーザは、セキュリティ アプライアンス #1 への接続を切断します。
8. ユーザは、正しく設定されたセキュリティ アプライアンス #2 に接続します。
9. ダイアログボックスは表示されず、接続に成功します。
10. ユーザは、セキュリティ アプライアンス #2 への接続を切断します。
11. ユーザは、設定に誤りのあるセキュリティ アプライアンス #1 に接続します。
12. [Security Alert] ダイアログボックスのプロンプトがポップアップされます。
例セット 2
次の例では、重大ではないエラーが発生し、[Security Alert] ダイアログボックスから入力を要求され
ます。
• 無効な通常名:セキュリティ アプライアンスから送付された証明書内のホスト名が、ユーザが接
続するホスト名と一致しません。
たとえば、ユーザが 10.94.147.93 に接続し、セキュリティ アプライアンスから受け取った証明書
には cvc-asa06.cisco.com が含まれているとします。10.94.147.93 と cvc-asa06.cisco.com は、同
じマシンの場合も、そうでない場合もあります。[Security Alert] ダイアログボックスは、ユーザ
に証明書を承認するか、承認しないかを問い合せます。
• 無効な日付:セキュリティ アプライアンスから受け取った証明書は、有効期限が切れているか、
またはまだ有効になっていません。その理由としては、ユーザのマシンの日付が正しくないか、ま
たは証明書が本当に誤っているかが考えられます。[Security Alert] ダイアログボックスは、ユー
ザに証明書を承認するか、承認しないかを問い合せます。
Cisco AnyConnect VPN Client アドミニストレータ ガイド
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第2章
一般的な AnyConnect VPN Client のインストールおよび設定手順
AnyConnect クライアントをインストールする前に
• 無効な認証局:セキュリティ アプライアンスから受け取った証明書は、AnyConnect クライアント
が認識していない認証局によって署名されています。AnyConnect クライアントは、ユーザに承認
するか、承認しないかを問い合せます。推奨事項:ルート証明書(認証局の証明書)は、(電子
メール、Web サイト、フロッピー ディスク、CD などを介して)アウト オブ バンドでクライアン
ト マシンにインポートする必要があります。
例セット 3
次に示すのは、[Security Alert] プロンプトが表示されず、また接続も行われない重大なエラーの例です。
• 証明書を読み取れない。
• パスワードが正しくない。
• 証明書がクライアントに送付されない。
• 用途が正しくない:セキュリティ アプライアンスから受け取った証明書が、サーバ証明書として
使用することを意図されていない。
セキュリティ警告が表示される可能性のあるシナリオ
• シナリオ A:ユーザが、そのセキュリティ アプライアンス用のサーバ証明書を、たとえば独自の証
明局や cacert.org など、信頼されていない認証局から取得します。
最初に接続を試行したときに [Security Alert] ポップアップが表示されますが、その後は、別のセ
キュリティ アプライアンスに切り替えてから戻るまで表示されません。
推奨事項:管理者は、そのサーバ証明書(たとえば、独自の認証局や cacert.org)の署名に使用さ
れたルート証明書を、すべてのクライアント マシンに電子メール、Web サイト、フロッピーディ
スクなどを通してアウト オブ バンドでインポートする必要があります。
• シナリオ B:ユーザが、セキュリティ アプライアンスのサーバ証明書をセキュリティ アプライア
ンスに存在する認証局から取得します。
最初に接続を試行したときに [Security Alert] ポップアップが表示されますが、その後は、別のセ
キュリティ アプライアンスに切り替えてから戻るまで表示されません。
推奨事項:管理者は、セキュリティ アプライアンスに存在する認証局のルート証明書を、すべて
のクライアント マシンに電子メール、Web サイト、フロッピーディスクなどを通してアウト オブ
バンドでインポートする必要があります。
• シナリオ C:セキュリティ アプライアンスがデフォルト設定のままで、証明書が設定されていま
せん。
デフォルト時には、セキュリティ アプライアンスは AnyConnect クライアントの信頼しない自己
署名したサーバ証明書を生成します。
最初に接続を試行したときに [Security Alert] ポップアップが表示されますが、その後は、別のセ
キュリティ アプライアンスに切り替えてから戻るまで表示されません。
推奨事項:管理者は、クライアントが接続を試行する前に、そのセキュリティ アプライアンス上
で証明書を正しく設定する必要があります。
Microsoft Internet Explorer の [Security Alert] ウィンドウへの対応
ここでは、Microsoft Internet Explorer の [Security Alert] ウィンドウへの対応として、自己署名証明書
を信頼済みルート証明書としてクライアントにインストールする方法について説明します。このウィン
ドウは、Microsoft Internet Explorer で、信頼済みサイトとして認識されないセキュリティ アプライア
ンスへの接続が確立したときに開きます。[Security Alert] ウィンドウの上半分には、次のテキストが
表示されます。
Cisco AnyConnect VPN Client アドミニストレータ ガイド
2-6
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第2章
一般的な AnyConnect VPN Client のインストールおよび設定手順
AnyConnect クライアントをインストールする前に
Information you exchange with this site cannot be viewed or changed by others.
However, there is a problem with the site's security certificate. The security
certificate was issued by a company you have not chosen to trust. View the certificate
to determine whether you want to trust the certifying authority.
次の手順に従って、信頼済みルート証明書として証明書をインストールします。
ステップ 1
[Security Alert] ウィンドウの [View Certificate] をクリックします。
[Certificate] ウィンドウが開きます。
ステップ 2
[Install Certificate] をクリックします。
[Certificate Import Wizard Welcome] が開きます。
ステップ 3
[Next] をクリックします。
[Certificate Import Wizard] - [Certificate Store] ウィンドウが開きます。
ステップ 4
[Automatically select the certificate store based on the type of certificate] をクリックします。
ステップ 5
[Next] をクリックします。
[Certificate Import Wizard - Completing] ウィンドウが開きます。
ステップ 6
[Finish] をクリックします。
ステップ 7
別の [Security Warning] ウィンドウで「Do you want to install this certificate?」というメッセージが表
示されるので、[Yes] をクリックします。
[Certificate Import Wizard] ウィンドウに、インポートが成功したというメッセージが表示されます。
ステップ 8
[OK] をクリックして、このウィンドウを閉じます。
ステップ 9
[OK] をクリックして、[Certificate] ウィンドウを閉じます。
ステップ 10
[Yes] をクリックして、[Security Alert] ウィンドウを閉じます。
セキュリティ アプライアンスのウィンドウが開き、証明書が信頼されたというメッセージが表示されます。
Netscape、Mozilla、または Firefox の [Certified by an Unknown Authority] ウィンドウへ
の対応
ここでは、[Web Site Certified by an Unknown Authority] ウィンドウへの対応として、自己署名証明書
を信頼済みルート証明書としてクライアントにインストールする方法について説明します。このウィン
ドウは、Netscape、Mozilla、または Firefox で、信頼済みサイトとして認識されないセキュリティ ア
プライアンスへの接続が確立したときに開きます。このウィンドウには、次のテキストが表示されます。
Unable to verify the identity of <Hostname_or_IP_address> as a trusted site.
次の手順に従って、信頼済みルート証明書として証明書をインストールします。
ステップ 1
[Web Site Certified by an Unknown Authority] ウィンドウの [Examine Certificate] ボタンをクリックします。
[Certificate Viewer] ウィンドウが開きます。
ステップ 2
[Accept this certificate permanently] オプションをクリックします。
ステップ 3
[OK] をクリックします。
セキュリティ アプライアンスのウィンドウが開き、証明書が信頼されたというメッセージが表示され
ます。
Cisco AnyConnect VPN Client アドミニストレータ ガイド
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第2章
一般的な AnyConnect VPN Client のインストールおよび設定手順
ユーザ PC への AnyConnect のインストール
デジタル証明書から信頼済み証明書への置換
信頼済み証明書は、最もセキュアなオプションです。ここに示す手順に従うと、中央サイトのセキュリ
ティ アプライアンスデジタル証明書を信頼済み証明書で置換できます。デフォルトでは、セキュリ
ティ アプライアンスは、デバイスが再起動されるたびに再生成される自己署名証明書を持っています。
証明書は、ユーザの中央サイト セキュリティ アプライアンスの完全修飾ドメイン名(FQDN)(たとえ
ば、vpn.yoursys.com)と一致する名前で Verisign や Entrust などの CA プロバイダーから購入するこ
とも、また次のコマンドを入力することによりセキュリティ アプライアンス自身で永続証明書を発行
することもできます。ここで、x.x.x.x は、ユーザの外部セキュリティ アプライアンスの IP またはパブ
リック アドレスで置き換えます。
crypto ca trustpoint self
enrollment self
subject-name CN=x.x.x.x,CN=vpn.yoursys.com
crl configure
crypto ca enroll self
ssl trust-point self outside
write
ユーザは、AnyConnect を使用して最初に接続するときに、[View Certificate] をクリックしてこの新し
い証明書をインストールする必要があります。次に [Yes] をクリックすると次に進みます。次回の再接
続では、セキュリティ アプライアンスが再起動されている場合であっても、セキュリティ警告のポッ
プアップは表示されません。
ユーザ PC への AnyConnect のインストール
ユーザの PC に、該当するオペレーティング システム用のクライアント ソフトウェアを直接インストー
ルすることにより、AnyConnect クライアントをスタンドアロンで実行するようにユーザの PC をセッ
トアップできます。スタンドアロン モードでは、最初に Web 接続を確立せずに AnyConnect クライア
ントを起動します。クライアントは、基本的には Web 対応(WebLaunch)モードと同じ認証メカニズ
ムを使用しますが、クライアントがユーザに GUI を表示し、認証クレデンシャルを要求します。ここで
は、Windows、Linux、および Mac システム上でのクライアントのインストール方法を説明します。
• 「インストールする AnyConnect クライアント ファイルの入手先」(P.2-8)
• 「Windows が動作する PC への Microsoft Windows インストーラを使用した AnyConnect クライア
ントのインストール」(P.2-9)
• 「Linux が動作する PC への AnyConnect クライアントのインストール」(P.2-9)
• 「MAC OSX が動作する PC への AnyConnect クライアントのインストール」(P.2-10)
インストールする AnyConnect クライアント ファイルの入手先
すべての AnyConnect クライアントは、同じ場所に配置されています。
http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/anyconnect
Cisco AnyConnect VPN Client アドミニストレータ ガイド
2-8
OL-12950-012-J
第2章
一般的な AnyConnect VPN Client のインストールおよび設定手順
ユーザ PC への AnyConnect のインストール
Windows が動作する PC への Microsoft Windows インストーラを使用
した AnyConnect クライアントのインストール
Windows が動作する PC に AnyConnect クライアントをインストールするには、次の手順に従ってく
ださい。システム管理者から別途指示がない場合は、デフォルトのままにしてください。
(注)
セキュリティ アプライアンスによる自動インストールが機能するためには、Vista ユーザは、信頼ゾー
ンにセキュリティ アプライアンスを追加する必要があります(CSCsh23752)。
ステップ 1
すべての Windows プログラムを終了し、アンチウィルス ソフトウェアを無効にします(推奨)。
ステップ 2
シスコのサイトから、たとえば anyconnect-win-2.0.xxx.msi などの AnyConnect クライアントの MSI
ファイルをダウンロードします。ここで、xxx は、現在のビルド番号を表しています。オペレーティン
グ システム固有のダウンロード サイトのフルセットについては、現在のリリースのリリース ノートを
参照してください。
ステップ 3
MSI ファイルをダブルクリックします。Cisco AnyConnect VPN Client Setup ウィザードの初期画面が
表示されます。
ステップ 4
[Next] をクリックします。エンド ユーザ ライセンス契約書が表示されます。エンド ユーザのライセン
ス契約に同意し、[OK] をクリックします。[Select Installation Folder] 画面が表示されます。
ステップ 5
デフォルトのフォルダのままにするか、または新しいフォルダ名を入力して、[Next] をクリックしま
す。[Ready to Install] 画面が表示されます。
ステップ 6
[Install] をクリックします。インストール時に、クライアントはステータスバーをインストールして表
示します。インストール後に、[Completing the Cisco AnyConnect VPN Client Setup Wizard] 画面が表
示されます。
ステップ 7
[Next] をクリックします。ウィザードの表示が終了し、インストールが完了します。
また、Microsoft Installer を使用して、ユーザの Windows ベース PC 上に AnyConnect クライアント ソ
フトウェアをロードすることもできます。MSI は、Windows ユーザに対して、Windows システム上で
AnyConnect クライアント ソフトウェアのインストール、メンテナンス、および削除を行う事前インス
トール パッケージ オプションを提供します。
Linux が動作する PC への AnyConnect クライアントのインストール
Linux が動作する PC に AnyConnect クライアントをインストールするには、次の手順に従ってください。
ステップ 1
Linux では、クライアント ファイルが tar/gz ファイルに含まれています。アーカイブを tar コマンドで
展開します。次の例を参考にしてください。
tar xvzf AnyConnect-Linux-Release-2.0.0xxx.tar.gz
インストールに必要なファイルは、ciscovpn フォルダにあります。
ステップ 2
ciscovpn フォルダに移動します。root ユーザとして、vpn_install.sh という名前のスクリプトを実行し
ます。次の例を参考にしてください。
[root@linuxhost]# cd ciscovpn
[root@linuxhost]# ./vpn_install.sh
Cisco AnyConnect VPN Client アドミニストレータ ガイド
OL-12950-012-J
2-9
第2章
一般的な AnyConnect VPN Client のインストールおよび設定手順
ユーザ PC への AnyConnect のインストール
クライアントは、/opt/cisco/vpn ディレクトリにインストールされます。また、このスクリプトは、
デーモン vpnagentd をインストールし、システムの起動時に自動的に開始するサービスとしてセット
アップします。
クライアントのインストール後、Linux コマンド /opt/cisco/vpn/bin/vpnui またはクライアント CLI コ
マンド /opt/cisco/vpn/bin/vpn を使用すると、ユーザ インターフェイスから手動でクライアントを起
動できます。
MAC OSX が動作する PC への AnyConnect クライアントのインストール
MAC OSX 用の AnyConnect クライアント イメージは、DMG ディスク イメージ インストール パッ
ケージです。MAC OSX が動作するシステムに AnyConnect クライアントをインストールするには、
次の手順に従ってください。
ステップ 1
インストール パッケージ ファイルをデスクトップに転送し、そのファイルをダブルクリックします。
次のいずれかのファイルを選択します。
• anyconnect-macosx-i386-2.0.xxx.dmg
• anyconnect-macosx-powerpc-2.0.xxx.dmg
これにより、インストール パッケージ ファイルを表す VPN アイコンが作成されます。
ステップ 2
vpn アンコンをダブルクリックして、インストールを開始します。vpnclient インストーラのシーケン
スに従って、ライセンス契約に同意し、宛先ボリュームを選択し、次に [Upgrade] オプションを選択し
て基本的なインストールを実行します。
(注)
インストールでは、ユーザによる認証が必要です。
インストールが完了します。
Cisco AnyConnect VPN Client アドミニストレータ ガイド
2-10
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