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2016赴任前留意事項(PDF/483KB)
(改訂)2016 年 8 月 1 日 トンガ支所 ボランティア赴任前留意事項 ■青年海外協力隊(長期) ■青年海外協力隊(短期) ■シニア海外ボランティア(長期) ■シニア海外ボランティア(短期) □日系社会青年ボランティア □日系社会シニア・ボランティア ※本資料に記載の情報は、作成日現在のものであり、その後状況が変化している場合があります。記 載内容については正確を期していますが、万が一誤りがあった場合にはJICAは責任を負いかねま すのでご了承ください。 ※本資料はJICAボランティアを対象としたものであり、その他の方には該当しない情報も含まれ ている可能性があることをご承知おきください。 1 記載項目 《全ボランティア共有》 1. 携行荷物について ・ 赴任時に必ず持参するもの 2. 別送荷物について ・ アナカン・郵送等の利用について ・ 通関情報について 3. 通信状況について ・ パソコンの普及状況 ・ 固定電話、携帯電話の普及状況 4. 現金の持ち込み等について ・ 現金持込にかかる注意 ・ 両替状況 ・ 赴任時に用意することが望ましい金額について 5. 治安状況について 6. 交通事情について 7. 医療事情について 8. 蚊帳について *マラリア・デング熱汚染地域のみ 《青年海外協力隊対象》 9. 運転免許証について 【該当なし】 《シニア海外ボランティアのみ》 10.車両の購入・輸送について ・ 運転免許証について(本邦、国際免許証携行の要否) ・ 現地運転免許の取得手続き 11.その他 2 トンガに赴任される皆様の赴任準備に必要な現地事情・留意事項を作成しましたので参 考にしてください。赴任前に体調を崩すことのないように健康管理には十分ご留意下さ い。 皆様にお会いできる日を、事務所スタッフ一同楽しみにお待ちしております。 ≪全ボランテイア共有≫ 1.携行荷物について 赴任時に必ず持参するもの ○ 2~3 週間の滞在に必要な身の回り品と、現金。 (参照:4.現金の持込み等について・赴任時に用意することが望ましい金額について) ○ 協力隊バッジ(長期 JOCV のみ)、正装。 表敬訪問や公式行事で着用するために、男性は夏用の背広、ネクタイ、Y シャツ、革靴を ご用意ください。女性はセットアップ、ブラウス、膝が出ない長さのスカートやワンピース、 パンプスなどが必要です。 2.別送荷物について アナカン・郵送等の利用について アナカン(別送荷物)の引き取りは荷物到着後 1~2 週間かかります。出発の当日に成田 で手続きを行った場合でも、必ずアナカンの送り状を受取り持参してください。パッキング・ リストは全て英語で記入してください。 別送品および国際宅急便のあて先: Mr./Ms. ○○ ○○ C/O JICA Tonga Office Level3, National Reserve Bank of Tonga Bldg Salote Road,Fasi-moe-Afi, Nuku’alofa, Kingdom of Tonga Tel:676-23-072 郵便物は日本から航空便で約 2 週間~1 ヶ月、船便は約 3 ヶ月かかり、紛失事故も報告さ れています。小包を郵送する時は、扱いが雑なのでしっかりとした段ボール箱などを使用 ください。書留と国際小包のほとんどに出荷番号が付与されてインターネット等で追跡が 可能ですので、発送時に控えておくことをお勧めします。 離島派遣の隊員の着任後の郵便物の宛先は、配属先とすることが原則です。(離島への 郵便は首都よりさらに 2 週間程度時間がかかります。)JICA 事務所に到着し配属先まで 転送する場合は、首都から離島間の送料は個人負担となります。 3 ※日本から発送する場合の送料、必要日数等は各自ご確認ください。(郵便局、ヤマト、 佐川急便などが対応可) 通関情報について 入国時の申告書の項目に該当するものがあれば、必ず該当欄にチェックを入れて申告し てください。未申告の場合は荷物検査をされることがあります。 3.通信状況について パソコンの普及状況 Macintosh、Windows (IBM/HP/Dell/Toshiba 他)ともに購入可能ですが、輸入品となるた め旧型モデルで価格が割高、機種も少ないので、日本からの持込をお勧めします。 日本語版アプリケーションソフトは現地では購入できないので、必要なソフトは日本から携 行することをお勧めします。 ※コンセント(O タイプ:ハの字型)の形状が日本と異なるのでアダプターが必要です。 インターネット・E メール ほとんどのボランティアにおいて、自宅または隊員連絡所、インターネットカフェなどで、ア クセスが可能です。 通信業者 TCC(Tonga Communication Corporation) http://www.tcc.to/ 開設手数料 TOP70~100、使用料 TOP150~(10GB まで) DIGICEL Tonga http://digiceltonga.com/ 開設手数料 TOP100、使用料 TOP120~(6GB 程度) 参考:通貨呼称 TOP(トンガパアンガ) 1 パアンガ=約 50 円 首都中心域では、家庭用無線 LAN プランに加入し自宅内でのタブレット使用も可能です。また USB 型 Wifi ルーターなども販売されています。 離島部においては、現在無線 LAN 網が整備中ですので確認が必要です。 通信状態は年々改善されているものの、日本に比べると速度が遅い、安定しない、断線 が度々起こる等、インターネット環境が良いとは言えないため、容量の大きいメールのや りとりやダウンロード等には支障をきたすこともあります。 ホテル:ホテル、ゲストハウスでは有料(1 時間 3T$程度)で利用できるところもあります。い ずれも無線 LAN が主流ですが、速度はどこも遅いです。 4 インターネットカフェ:各島に数件ありますが日本語入力は出来ません。無料で無線 LAN を利用できるところもあります。 公衆無線 LAN のホットスポット:首都中心域では有料で利用可能です。 電圧 240 ボルトでコンセントは O タイプ (ハの字型)。コンセントの形状が日本と異なるのでアダ プターが必要です。アダプターは現地で購入可能ですが質が良くないので可能な限り持 参することをお勧めします。スタビライザー(電源安定器)の現地購入も可能です。変圧器 は入手困難であり、日本の電化製品を使用の際はご注意ください。 固定電話、携帯電話の普及状況 固定電話、携帯電話ともに普及していますが、固定電話の新規敷設には時間がかかる場 合があります。 着任時に事務所から緊急連絡用として携帯電話を貸与しています。ボランティアが派遣さ れている離島には、緊急連絡用として衛星携帯電話を各 1 台配備しています。 (イ) 国際電話 国際通話のかけかた 00(国際電話識別番号)+国番号+地域番号(頭の O をとる)+電話番号 (例)03-5***-6*** 日本にかける場合 → 00-81-3-5***-6*** トンガの国番号 676 ホテルの国際通話料: ホテルから日本への国際電話は手数料が加算されるため事前に確認が必要です。 国際通話可能な公衆電話: 首都では、ファアモツ国際空港、ヌクアロファ中央郵便局、TCC などに設置されているテレ フォンカード専用公衆電話で国際電話が可能です。 プリペイドカード: 固定電話:プリペイドカードを利用して通話(発信)する方法が広まっています。 携帯電話:携帯電話の通話料は、TCC は「U-call」、デジセルは「Digicel」という各社専用 のプリペイドカードを雑貨屋などで購入するか、各支店に出向き現金を支払ってチャージ します。携帯 2 キャリアの利便性にほとんど差はありませんが、地域により電波状況に差 異が見られます。 5 4.現金の持ち込み等について 現金持ち込みにかかる注意 外貨通過を含む現金の持込み制限額は、TOP10,000 相当(日本円で約 50 万円)です。超 過する場合は入国時に申告(申告書の該当欄にチェックを入れる)して下さい。 両替状況 ① 空港ロビー:BSP 銀行、ANZ 銀行、MBF 銀行の各支店が国際線ターミナルにあるので、 到着時に 1~2 万円を現地通貨に換金してください。 ② 銀行:月~金曜日 09:00~16:00(一部の店舗で土曜日午前中営業) ③ Money Gram、Western Union: 月~金曜日 09:00~16:00、土曜日午前中 ※日本円からの換金も可能です。両替時にはパスポートや ID の提示を求められます。 通貨の種類 通貨呼称は TOP、トンガパアンガです。 1 パアンガ=約 50 円(2016 年 8 月現在) 硬貨(セニティ) :1、2、5、10、20、50 紙幣(パアンガ):1、2、5、10、20、50、100 クレジットカード VISA、Master 等の一般的なクレジットカードは、主なホテル、レストラン等で使用可能です が、ホテルでは数%程度カード使用手数料がチャージされることがあるので、事前に確認 してください。VISA または Master は、BSP 銀行の ATM 機でキャッシングも可能です。 赴任時に用意することが望ましい金額について JV には赴任直後に事務所から約 3 ヶ月分の海外手当が支給されるので、身のまわりの 物を購入する額を用意していれば十分です。 SV には赴任直後に事務所から約 3 ヶ月分の海外手当が支給されますが、住居の前払金 (家賃 1 ヶ月分+敷金1ヶ月分)の用意と、車を現地購入する場合にはその額の用意が必 要です。 6 5.治安状況について 治安 2006 年 11 月 16 日に反政府集会が暴徒化し暴動が起こり、首都中心部の商業地区の 80%が略奪と放火で焼失するという事態となりました。2006 年 11 月 17 日から非常事態権 限法が施行され、2011 年 2 月まで継続されました。 現在、社会・治安情勢はかなり回復し、商業地区の再建も進展していますが、広がりつつ ある格差への不満は国民に根深く潜在していると思われます。 一般犯罪 最近の失業や物価上昇とともに犯罪率も増加しています。銃器を使うなどの悪質な犯罪 はそれほど多くはありませんが、窃盗や空き巣等の犯罪は増加傾向にあり、特にクリスマ スから年始にかけて、海外在住のトンガ人の帰省が急増する時期は注意が必要です。 一般に日本人には好意的ですが、急増し経済力をつけた中国人とトンガ人の諍いも多く、 JICA 関係者が中国人と間違われて嫌がらせなどに遭うことが懸念されます。特に 2006 年 の暴動では、中国系商店が焼き討ちの標的となり、多くの中国系住民が緊急避難してお り、反中国人感情が存在することについては、今後も注意が必要です。 防犯対策 現金やパソコンを盗まれたという被害が多いので、常に防犯対策を心がけることが大切で す。夜間は住居の防犯灯を点灯する、外出には必ず施錠する、在宅時も門扉と玄関は施 錠する、多額の現金を自宅に置かない、外から見える位置にパソコン等高価なものを置 かない、無闇に現地の人を家の中に入れない、危険を感じたら近づかないなど、自分の 身は自分で守るという意識を持って下さい。夜間外出は避け、やむを得ない場合は 2 人以 上で移動するようにしてください。夜間人気のない場所での一人歩きは言うまでもありま せん。また、女性ひとりでの見知らぬタクシーへの乗車は絶対に避けてください。週末の 夜には町のあちらこちらに酔っぱらいが目立ちますが、近づかないことが大切です。 6.交通事情について 日本と同じ、右ハンドル左側走行ですが、交通ルールが日本とは異なるので注意が必要 です。また日本と異なり歩行者優先という概念はありません。そのため歩行者の道路横断 などは特に注意が必要です。 近年、車両数の増加とともに交通事故が増え死亡事故も時々発生しています。道路事情 が悪いことも影響し朝夕の通勤時間帯は渋滞が起こります。犬や豚のほとんど放し飼い なので、車を運転する時は人だけでなく動物の急な飛び出しにも注意する必要があります。 また飲酒運転が原因の交通事故が多いので、休日の前夜、週末などは事故に巻き込ま れないよう特に注意して下さい。歩行中や自転車に乗っている時に犬に追いかけられ噛 まれるケースが多発しているので、注意して下さい。 7 バス: 利用は可能です。空港への定期便等はなく、また郊外とヌクアロファ市内を結ぶバスの便 数は非常に少なく、夕方の早い時間にバスの運行が終了するので注意が必要です。 タクシー: 本島とババウ島では終日利用できますが、他の離島では利用できません。 自転車: ボランティアには、必要に応じて自転車を貸与しています。 離島間移動: ババウ、ハーパイ、エウア島などの離島へは、飛行機または船での移動となります。 日曜日は安息日であるため、飛行機(国際線・国内線)、船、バス等の交通機関は運行さ れていません。 7.医療事情について 一般医療・歯科治療 トンガの医療水準は、簡単な外科手術等は可能ですが、重篤な患者はニュージーランド やオーストラリアへ移送して治療や手術が行われていて、概して高度であるとは言えませ ん。ボランティアが軽易な疾病に罹患した場合、公立病院または JICA 顧問医の個人クリ ニックを受診しています。 風土病としてデング熱、腸チフスがあります。ボランティアには、皮膚疾患、喘息、アレル ギー等の疾患が目立ちます。歯科では応急処置的な虫歯治療と抜歯しかできないので、 必ず日本で治療を済ませて来て下さい。 常備薬 日本の医薬品は販売されていません。外傷消毒薬(マキロン等)、トローチ、目薬、鼻炎薬、 胃腸薬、温冷湿布等の使い慣れている薬がある場合は日本から多めに持参して下さい。 ただし、デング熱があるので、風邪薬、解熱剤・鎮痛剤等は現地の薬(非アスピリン系・パ ナドール)を使用して下さい。 蚊に悩まされているボランティアが非常に多いので、虫除けスプレーの他に室内で使用す るタイプの虫よけ剤(押すだけベープや電池式のベープマットなど)を用意されるとなおよ いでしょう。現地でも蚊取線香は購入できますがあまり効き目は強くありません。虫刺され (蚊、ノミ、ダニ)の後の掻き傷が化膿しやすいので、虫刺され用の塗り薬(キンカンやウナ コーワ等)も必要です。 8 食品によるアレルギー(蕁麻疹など)が発生するケースアも多いです。トンガではアレルギ ー物質を特定することは不可能ですので、かゆみ軽減等には、抗ヒスタミン剤を用意され ることをお勧めします。また、食あたりは非常に数多く発生しています。下痢止めではなく、 整腸剤(新ビオフェルミンや強力ワカモト)などがあると安心です。 衛生状況と健康管理の留意点 ①公共機関は全て禁煙であり、一般オフィス(ビル)内においても禁煙のところが多くなっ ているので、喫煙者はあらかじめ確認してください。2012 年 8 月からレストランは全面禁煙 になりました。 ②首都ヌクアロファ周辺の衛生状況は比較的良好です。年によっては、腸チフスが流行し 数人の患者が出ることもありまするが、大きく広がったことはありません。 生活用水は、水道水(地下水)かタンクに溜めた雨水で、いずれもあまり水質がよくないの で、飲料水としてはミネラルウォーターの利用をお勧めします。 ③熱や下痢の際は、水分の補給に努め安静にしてください。つらい症状の時には JICA 事 務所を通じ JICA 顧問医を受診することになります。 気候 南半球に位置するため季節は日本とは逆になり、夏季は 10 月~4 月(17~33℃)、冬季 は 5 月~9 月(15~30℃)です。1 月~3 月はサイクロン(台風)シーズンのため警戒が必 要です。夏季は湿度が高く蒸し暑い日も多いですが、貿易風が吹くため 1 年を通して比較 的過ごしやすい気候です。エアコンは電気代が高いこともありあまり普及していません。 8.蚊帳について 蚊帳は購入可能です。蚊が多く発生する夏季(10 月~4 月)には、蚊が媒介するデング熱 が流行しているので、特に日中の蚊に刺されないように虫除けスプレー(薬局、スーパー マーケットで購入可能)を常用するとよいでしょう。またできるだけ長ズボン長袖などの着 用をお勧めします。 《青年海外協力隊対象》 9.運転免許証について 該当なし 9 《シニア海外ボランティアのみ》 10.車両の購入・輸送について トンガでは走っている車のほとんどが日本車です。現地でも中古車は購入できますが、比 較的割高でかつ整備状態の悪いものが多いため、JICA 所員と活動中のシニア・ボランテ ィアの多くは日本で車を購入し現地に輸送しています。 運転免許証について トンガは国際道路交通に関する条約の加盟国でないため、国際免許証では運転できませ ん。しかし、現地の免許証取得には、英語表記の国際免許証が必要なので必ず持参して 下さい。 現地運転免許の取得手続き 滞在ビザ取得後に英語表記の国際免許証があれば、短時間で申請手続きが完了し 1 年 間有効の免許証が取得できます。更新も免許証だけで簡単にできます。手数料はともに T$60(約 3 千円)です。 免税輸入 車両1台分のみ免税輸入が可能です。免税手続きは JICA 事務所が代行して行います。 輸送 日本で購入した車をトンガに輸送するためには、諸手数料、海上輸送費(約 25~35 万円 程度)、現地での諸手数料(約 2 万円程度)、任意保険料(およそ 5~7 万円)が必要で、さ らに車両価格と輸送料の合計額の 15%の消費税が課税される場合があります。消費税 は支払い後に還付を受けることができます。 日本を発送してからトンガ到着までは 1 ケ月以上かかります。 現地購入 現地の中古車価格は 7~10 年程度使用のもので、TOP7,000~11,000(約 35~55 万円) です。トヨタ、日産、ホンダ等の日本車の購入が可能です。なお、オートバイの運転は安全 面の理由で認めていません。 運転実地講習 運転免許取得後に、必ず安全対策担当職員が同乗した運転実地講習を受け、現地交通 規則を学んでから運転が可能になります。 10 ≪全ボランテイア共有≫ 11.生活情報について 住居 現地語学訓練中の宿泊先: JV:ボランティア連絡所。 SV:事務所が指定するゲストハウスなど。宿泊費は事務所が直接支払います。 現地語学訓練後の宿泊先: JV:首都隊員は現地語学訓練中に住居候補を見学して決定しますが、離島は住居候補 が少ないので事務所にて事前に選定します。 SV:現地語学訓練中に住居候補を見学して決定します。トンガでは、リビング、キッチン、 ベッドルーム、トイレ、バスルーム(温水シャワー設備)の準家具付き一軒家がごく一般的 で、家賃は TOP1,000~1,500/月(約 US$480~720)程度です。賃貸物件はそれほど多くな く、アパートやマンションタイプはありません。契約時には家賃 1 ヶ月+敷金 1 ヶ月分の前払 が一般的です。住居契約後に事務所から約 1 ヶ月分の住居費が支給され、それ以後は JICA 本部から個人口座に送金されます。 食事 首都ヌクアロファでは、中華料理、韓国料理、日本料理、インド料理、洋食(イタリアン、ス テーキ等)、軽食(フライドチキン、ハンバーガー、カフェ)、ローカルフード(トンガ風 BBQ)な どがあります。日曜日は、基本的にはほとんどのレストランは休みになりますが一部の中 華料理店および韓国料理店は営業しています。パン屋も日曜日に営業する店がありま す。 ババウ島にはレストランが複数あります。(7~10 月のクジラ観光シーズンのみ営業してい る店もあります。) エウア島には 1~2 軒のレストランがあります。 商店 首都中心部は、オーストラリア、ニュージーランド、中国などからの輸入品を中心に、品物 はある程度揃っているので生活には支障がありません。日曜日はスーパーマーケット、ミ ニスーパーともにお休みです。 離島にはスーパーマーケット等はなく、中国人経営のミニ・マートにて生活物資を購入しま す。種類はあまり多くありませんが必要最低限の物資は揃います。 11 その他の留意事項 トンガ王国は敬虔なキリスト教国です。日曜日は「安息日」であるため、公共の場でのレジ ャー・スポーツは慎んでください(厳密には法律で禁止されています)。リゾート地では外 国人の行動はそれほど制限されていませんが、遊び・仕事ともに、日曜日にトンガ人を誘 うことは控えて下さい。(トンガ人にとって日曜日は教会に行く日です) 制服を着ている警察官や看護師を罵ったり、みだりに触れたりした場合、公務執行妨害 で逮捕されることもあります。ご注意ください。 服装に注意 公共の場での極度の肌の露出はタブーとされています。男性でも公共の場において上半 身裸でいることは犯罪として逮捕されることがあります。タンクトップやミニスカートは避け てください。公式な場所でのジーンズ、女性のパンツルック(ズボン)の着用は、トンガの 文化習慣上好ましくありません。 トンガの女性は、仕事中は必ずロングスカートを着用していますので、女性隊員は活動の ためにロングスカートをご用意ください。 以上 添付資料 ヌクアロファ市中心部地図 外務省 海外安全ホームページ トンガ安全対策基礎データ http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=273 12