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【選挙に関する岡山県民の意識】をダウンロードする

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【選挙に関する岡山県民の意識】をダウンロードする
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平成27年5月12日
選挙に関する岡山県民の意識
全国的に投票率の低迷が問題視されています。先頃行われた第18回統一地方選挙では、岡山県議選は6
選挙区で無投票、投票率は戦後最低の44.79%という結果でした。地方創生を担う人材の不足があらためて
浮き彫りになり、投票所に行った半数弱の意見が反映される県政4年間がスタートしたともいえます。低投票率
は現状を信任しているという見方もありますが、人口流出、少子化、過疎化など地方の課題は山積みです。岡
山県民は選挙に関しどのような意識を持っているのでしょうか?
自身の選挙行動について振り返ってもらいました。
政治への関心
■今回の統一地方選挙に「投票へ行った」59.4%
■最も関心がある選挙は「衆議院議員選挙」 44.6%、対して「県議会議員選挙」2%、「市
町村議会議員選挙」6.5%
■投票へ行くのは「義務だから」55.8%
■投票へ行かないのは「関心がなかったから」27.1%
■政治にまつわる経験「政治に関係する集会や会合への出席」14.5%、「選挙運動の手伝
い」13.5%
選挙関連情報の入手先
■県議選での2大情報源は「新聞」と「家族や友人・知人の意見」
■これまでの選挙より参考にしたのは「一般の人たちのHP、ブログ、書込み、クチコミなど」
■ネット上の情報が投票先決定に「影響があった」61.1%
■政治や選挙の話をするのは「家族・親戚」、付き合いがあっても政治や選挙の話はしない
のは「近所の人」
投票先決定の決め手
■投票を決めるとき思い描くのは「住んでいる地域のこと」61.1%、「国全体のこと」53.2%
■県議選で決め手となるのは「家族や友人・知人などの推薦、依頼」や「候補者の詳細な履歴」
低投票率への評価
■「何らかの対策を講じるべき」55.7%、「やむを得ない」20.6%、「何も感じない」9.8%
岡山や日本への愛着
■『岡山県』に対し「大いに愛着がある」41.8%
■『国』に対し「大いに愛着がある」34%
調査概要
調査時期 : 2015年4月16日(木)∼2015年4月23日(木)
調査対象 : 岡山県在住の男女587名
調査方法 : 自社アンケートパネル『Vinsight(ビンサイト)』によるインターネット調査
回答者プロフィール : ◎男性48.0%、女性52.0%
◎20代13.5%、30代17.2%、40代15.2%、50代16.1%、60代以上38.0%
◎岡山市51.4%、倉敷市22.8%、その他の市町村25.8%
◎岡山県生まれ77.7%、岡山在住3年未満1.0%、岡山在住3年以上21.3%
※国勢調査の性別・年齢分布値を参考にウェイトバックを行い、分析対象となるサンプルを補正。
1
政治への関心
●先日4月12日に行われた『統一地方選挙』に投票に行きましたか?
※無投票選挙区除く
n=552
答えたくない
6.4%
インターネットを通じ、あらためて先日の選挙の投
投票日に
投票しに
行った
40.2%
投票しな
かった
34.2%
票有無を聞いてみました。
投票した人は59.4%と、12日に投開票された結
果よりもやや高い結果が出ました。
一般的にWEBアンケートモニターに登録している
期日前投
票または
不在者投
票で投票
した
19.2%
人たちは、自主的に発言をしたり、多方面に関心
が高かったりなどの特徴があり、投票行動にもそれ
らが表れていると考えられます。
●最も関心があるのはどの選挙ですか?
n=587
選挙の中でも最も関心が高いのは圧倒的に「衆
議院議員選挙」44.6%でした。次いで大きくポイン
どれも関
心がない
30.7%
トを下げて「市町村長選挙」「市町村議会議員選
挙」「知事選挙」が1桁台後半で続いています。今
衆議院議
員選挙
44.6%
回の「県議会議員選挙」は2.0%でした。
市町村
議会議
員選挙
6.5%
県議会議
員選挙
2.0%
市町村
長選挙
8.2%
知事選挙
6.8%
参議院議
員選挙
1.2%
※表、図及びデータ編の値は、四捨五入による集計上の誤差が生じ
ることがあります。
●今回投票に行ったのは、どのような気持ちからですか?(いくつでも)
0
10
20
30
40
※投票した人のみ
50 (%)60
投票するのは義務だと思うから
55.8
政治をよくするためにはともかく投票することが大
事だから
54.4
24.4
当選させたい候補者がいたから
盛り立てたい政党があったから
家族に言われたから
は4番目で、動機とな
るのは『関心の高さ』だ
5.4
4.1
その他
3.3
務』と『明日への期待』
「関心があったから」
7.0
入っている団体や組織や知り合いに頼まれたか
ら
最も強い動機は『義
でした。
10.3
今回の選挙に関心があったから
投票をした人たちの
けではないと考えられ
ます。
n=328
2
●今回投票に行かなかったのは、どのような気持ちからですか?(いくつでも)
0
5
10
15
20
※投票しなかった人のみ
25 (%) 30
27.1
その時の選挙にあまり関心がなかったから
25.7
やむをえない用事があったから
24.4
どの候補者・政党もたいして違いが無いから
一方の投票をしな
かった人たちは、『投
選挙の争点や候補者や政党についての情報が
なく、よく分からなかったから
21.3
と』や『政治への諦め』
20.8
どの候補者・政党にも期待できないから
があり、それらがいわ
11.7
面倒だから
自分一人が投票してもしなくても結果は変わら
ず、同じだから
ゆる『関心の低さ』につ
ながっているようです。
9.3
選挙結果が予想できるような無風選挙だったか
ら
6.9
4.5
病気などの身体の都合で行けなかったから
投票所の場所や施設が不便だったから
1.9
選挙があることや投票日を知らなかったから
1.6
選挙のしくみが、よく分からなかったから
票よりも優先すべきこ
n=170
0.9
●参加した経験があるものがありますか?(いくつでも)
0
10
20
30
40
48.2
町内会等の地域活動
29.6
ボランティア活動
16.7
請願などへの署名
14.5
政治に関係する集会や会合への出席
13.5
選挙運動の手伝い
9.8
候補者や政党への投票を知人に依頼
議員等政治家の後援会や
50 (%) 60
5.6
役所に対する陳情や抗議や請願
3.8
街頭デモ
3.5
議員等政治家に対する陳情や抗議や請願など
3.4
候補者や政党への寄附
1.9
その他
1.7
37.2
どれも参加したことがない
3
n=580
選挙関連情報の入手先
●今回、候補者や政党を決めるために、どのよ
うなメディアからの情報を参考にしていました
か?(いくつでも)※投票した人のみ
0
20
40
新聞
60
53.9
家族や友人・知人な
どの意見
●どのようなサイトを参考にしましたか?(いく
つでも)※インターネットを参考にしたと回答した人のみ
(%)80
0
66.7
候補者のHP、ブログ、
Facebook、Twitterなど
26.8
26.8
テレビ
68.1
22.6
15.5
16.8
インターネット
政党のHP、ブログ、Facebook、
Twitterなど
31.3
ニュースポータルサイト(MSN
産経ニュース、ヤフーニュース、
グーグルニュースなど)
31.3
24.5
14.2
政治や選挙情報専門のサイト
選挙ポスター
11.9
11.1
スポーツ新聞系サイト
雑誌
その他
6.8
2.2
1.3
何も参考にしない
2015年4月(n=328)
8.4
5.1
1.0
1.2
5.3
0.6
Youtubeやニコニコ動画などの
動画共有サイト
2013年6月*(n=591)
14.8
*引用データ:『ネット選挙運動に関する意識調査』(2013年6月自社調査)
「Q,これまでの選挙で、候補者や政党を決めるために、どのようなメディアか
らの情報を参考にしていましたか?(いくつでも)」
45.9
0.3
9.0
雑誌系サイト
4.9
0.7
59.5
23.4
19.1
15.5
8.1
11.1
講演会
6.9
まとめサイト(様々な話題や情
報を読みやすく編集してまとめ
られたサイト)
街頭演説
76.1
44.8
45.9
一般の人たちのHP、ブログ、書
き込み、クチコミなど
9.9
13.0
選挙カーからの音声
(%)100
49.2
新聞系(全国紙+地方紙)サイト
32.7
24.0
選挙ビラ、チラシ
50
2チャンネル
2.7
0.6
その他
1.5
1.2
2013年6月*(n=283)
2015年4月(n=55)
*引用データ:『ネット選挙運動に関する意識調査』(2013年6月自社調査)
「Q,今後インターネット上の情報を「参考にする」と回答した方におうかがい
します。どのようなサイトを参考にしますか?したいですか?(いくつでも)」
●インターネット上の情報は、今回の自身の
投票先決定に影響があったと思いますか?※
●身近な人と、政治や選挙についての話をす
ることがありますか?
インターネットを参考にした人のみ
まったく
そう思わ
ない
0.0%
とてもそ
う思う
10.2%
よくする
たまにする
付き合いはあるが
それらの話はしない
0%
20%
40%
0.3
13.6
どちらか
というと
そう思わ
ない
38.9%
家族・親戚(n=577) 11.1
入っている団体の人2.0
12.7
(n=579)
n=55
4
80%
32.7
45.9
33.3
31.0
100%
27.3
50.1
職場・学校の人(n=578) 2.6 26.4
友人・知人(n=575) 4.4
60%
58.8
近所の人(n=580)
どちらか
というと
そう思う
50.9%
付き合いがない
6.1
25.1
54.9
54.3
7.5
投票先決定の決め手
●今回を含めこれまでの選挙で、どの候補者や政党に投票するかを決めるとき、おもに考えたの
はどのようなことでしたか?(いくつでも)
0
10
20
30
40
50
60
(%)
70
61.1
住んでいる地域のこと
投票先決定時に考
53.2
国全体のこと
える主な対象を、複数
回答でたずねました。
21.1
自分個人や家族のこと
回答は『地域』と『国』
の2つに集約されまし
7.4
自分の職業に関すること
た。
自分の入っている団体のこと
(労働組合・宗教団体・市民団体など)
2.5
8.6
その他
6.6
投票に行ったことがない
n=587
●その候補者や政党を決める 決め手 となったのは、どんなことでしたか?(上位3つまで)※投票した人のみ
0
10
20
30
40 (%)
43.5
45.8
所属する政党
候補者の人柄
23.1
12.4
家族や友人・知人などの推薦、依頼
候補者の政策
3.6
11.2
所属政党の政策
その他
22.5
前回調査でもほぼ同
22.1
19.7
値を示しており、県議
選に関わらず、どのよ
うな選挙においても最
も重視するポイントの
ひとつと考えられま
16.5
41.6
4.7
7.0
所属政党の公約
す。
対して、県議選の特
徴と考えられるのが、
29.0
6.1
2.5
3.3
1.1
め手 として突出して
る政党」45.8%でした。
9.7
所属する政党の党首
投票先決定時の 決
多かったのは「所属す
13.6
評判、評価、噂
候補者のライフスタイルやプライベート
33.1
17.2
19.6
候補者の公約
候補者の詳細な履歴
50
9.8
今回大きく伸びている
「家族や友人・知人な
2013年6月*(n=576)
どの推薦、依頼」「候
2015年4月(n=328)
補者の詳細な履歴」で
す。党の政策・公約は
*引用データ:『ネット選挙運動に関する意識調査』(2013年6月自社調査)「Q,あなたはこれまでの選挙で、その候補
者や政党を決める 決め手 となっていたのは、どんなことでしたか?(上位3つまで)」
5
大きく減少していま
す。
低投票率への評価
●最近の選挙で投票率が低下してきていると言われていることについて、どのように考えていますか?
投票率が低下してき
ているとは思わない
3.1%
その他
4.0%
特に何も
感じない
9.8%
投票率が低下すること
は問題であるから、何ら
かの対策を講じるべきだ
と思う
55.6%
昨今の低投票率について、現状受入れ派は
投票するかしな
いかは個人の
自由なので、別
に構わないと思
う
6.9%
40.4%、改善推進派は55.6%となっています。
自分たちの代表
を選ぶ選挙だか
ら好ましくない
が、やむを得な
いと思う
20.6%
n=587
岡山や日本への愛着
●あなたは『岡山県』に対し、『国』に対し、愛着を持っていますか?
大いに愛着がある
少しは愛着がある
0%
40%
60%
41.8
『岡山県』への愛着(n=587)
『国』への愛着(n=587)
愛着は特にない
20%
42.4
34.0
わからない
80%
44.6
100%
9.0 6.8
12.5 8.8
望む暮らし
●岡山県は、2020年頃の目指すべき岡山の姿を描いた長期構想のもと、その実現に向け、5年
間(平成24∼28年度)に重点的に取り組むべき、4つの「基本戦略」を策定しています。 あなたが
最も望むものはどれですか?(上位2つまで)
0
20
40
42.6
安全・安心な地域づくり
60
51.6
25.2
24.2
将来を担う人づくり
発展につながる産業づくり
26.0
38.0
48.2
47.2
豊かで潤いのある暮らしづくり
これ以外
(%)
1.9
7.2
2012年8月*(n=668)
2015年4月(n=587)
この件に関するお問い合わせ先
協同組合岡山情報文化研究所/原内
〒700-0824 岡山市北区内山下1-3-1
電話:086-225-8181
http://www.vis-a-vis.co.jp/bunka/data/contact/
*引用データ:『岡山世論調査』(2012年8月自主調査)
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