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講演を振り返って
2010.12.13 寺井中学校 PTA 教養講座・学力向上教育講演会 太田あや 氏 「500 冊のノートを取材して気づいたこと」 この日は全校生徒が体育館に集まり、「東大ノート」で知られる太田あやさんの講演を聞きました。ドット入りのノートいわゆる「東大ノート」を使っている人はたくさ んいます。でも、そのノートのドットの意味を知らない人もたくさんいます。太田さんのお話を聞いて、行頭をそろえるためのドットの意味はもちろんのこと、上手なノー トの書き方や使い方、先生のお話の聞き方などを知り、納得した人がたくさんいたようです。(各学年から出ている「学年だより」の感想をぜひ読んでください。) ◇◇東大ノート 7 つの法則◇◇ と ○ う ○ だ ○ い ○ の ○ お ○ と ○ とにかく文頭はそろえる 左端に大見出し 写す必要がなければコピー ワークの問題、社会の地図や資料、国語の本文、書く必要がないものはコピーしよう・・・・・・効率化も大切です。 大胆に余白をとる スペースは見やすくするためだけでなく、先生の解説や復習した時の追加の書き込みにも使えます。 インデックスを活用 大量の情報を整理するために・・・・・単元名などをノートの一番上に書いたり、インデックスシール(付せん)を使ったり。 ノートは区切りが肝心 理科社会の一単元・数学の問題等一つの事柄をまとめる時は、1 ページ単位でまとめよう。ノートのあまりは気にしない!! オリジナルのフォーマットを持つ 英語では、左ページに本文。その下に新出単語や熟語。右ページに日本語訳。など独自のノートの書き方を持とう。 当然、丁寧に書いている あとから見てもわかるように丁寧に書きましょう。未来の自分に向けて書くつもりで。 授業ノートを工夫してみよう 1~3 文字下げて小見出し さらに 1~3 文字下げて内容 授業ノートの 3 大要素=バン・カイ・ギ ①板書 (バン) 先生が授業中に黒板に書いていく内容 ②解説 (カイ) 先生が口頭で説明したことやおもしろい話など ③疑問・考え(ギ) 板書や先生の解説から自分が感じた疑問や考え (裏面資料参考) これが美しいノート作りの最初のテクニックです。 未来の自分のためのノートを書くのに、いろいろなことが わかってよかったです。例えば、マークを使って復習をした り、弱点だけをまとめたノートを作って効率よく苦手をなくし たりしていくことが、ノート作りにはいいかなと思いました。弱 点ノート、今度作ってみようと思います。 色ペンは先生が黒板に書いた通りじゃなくて、自分で考 えて色分けして、もっとわかりやすいノートを作っていきたい です。余白も多くして、メモを書くところも作ろうと思っていま す。今までよりももっとわかりやすいノートができそうです。 やってみよう!! 点数が必ず上がります!! 講演会の次の日から早速ノート作りを工夫している人を何人も見かけました。「先生の話もメ ワークや問題集の中から、自分が間違えた問題やテストに出そう モしていったら、ノートがいっぱいになって見にくくなった。」と話している人もいましたが、 な問題だけを抜き出したノートを一冊作ってみよう。それをする 結局はスペースの問題ですね。ノート作りを「まねて」、「工夫して」、「自分流のノート」が 出来るようになってきたら、未来の自分は今の自分よりすてきな自分に変身しているのではない ことで、テストの点数アップ間違いなしです。 (裏面資料参考) でしょうか。慣れていくことで、この先この人はどんどん力をつけていくのでしょう。みんなも 挑戦してみてはいかがですか? 参考文献:「東大合格生のノートは必ず美しい」「東大合格生のノートはどうして美しいのか?」/太田あや/文藝春秋