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平成26年10月 第5回岡山市社会教育委員会議意見内容(PDF:244KB)

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平成26年10月 第5回岡山市社会教育委員会議意見内容(PDF:244KB)
第5回岡山市社会教育委員会議での意見
1
日
時:平成26年10月22日(水)10:00∼12:00
2
場
所:岡山市役所議会棟3階第一会議室
3
出席委員:大野委員、岡山委員、久世委員、谷委員、長壽委員、土井原委員、
西井委員、萩原委員
4
意見内容
○議題1
家庭教育支援事業について
(1)家庭向けリーフレット
委
員
意
見 内 容
前回のものと比べてデザインが可愛くなったと思う。これなら、お母さ
ん方に見ていただけるかなと感じた。
谷委員
ひとつ思ったのは、3つのポイントについてのそれぞれの解説文が、背
景の丸からはみ出ているのが気になる。
吹き出しが加わったのも良いと思う。ただ、
「楽しいじゃん」の言い回し
があるが、子どもはなかなか言わないと思うので、不自然に感じる。
すっきりとして良くなった。
低学年のポイント「家庭の中で役割を持ちましょう」について、
「子ども
萩原委員
の様子をしっかりと認めましょう。
」の「認めましょう」は少し思いが強す
ぎる。
「見守る見つめる目を向けましょう」の方が、発達段階的には合って
いると思う。
高学年での「家庭の中で役割を持ちましょう」の「手は離しても目は離
さない」は保育園や幼稚園、小学校低学年の保護者向けによく言われてい
る言葉。おそらく、自立を目指した期待を込めて書かれたのだと思うが、
低学年と同じ言葉で表現しても良いと思った。
土井原委員
まだまだ文字量が多い。吹き出し動物が喋っていたり、子どもたちの活
動の様子の吹き出しの中を、こういうことによって子どもたちが変容して
いくということについて書いてみては。3つのポイントを「∼しましょう」
の呼びかけではなく、言い切る表現にする。アルファベットで書かれてい
る point をもっと文字のサイズを大きくする。その中で項目建てしていく
ほうが印象に残るものになるのでは。
一つは「家庭の中で役割を持ちましょう」に書いてある point の低学年
大野議長
と高学年の中身は妥当なのか。手は離しても目は離さないは、捉え方につ
いては、低学年向けにもなるので、検討が必要。提言の中身を元にまとめ
られているため、これを参考にまとめていかなくては。レイアウトについ
1
ては、前回に比べれば、かなり文字数は減っていると思うが、土井原委員
からしたらもう少し減らした方が良いということだろうか。三つのポイン
トもはっきりと言い切ってから、下に詳しい説明をしたほうがいいという
ことなのか。
土井原委員
中身の文章は提言からきているので、総論や表現的なものに大きな差は
ないと思う。
高学年と低学年を比べると、すっきりして見える。絵や字が少なくなっ
たが、下にあるアヒルの絵は不要なのではないか。
長壽委員
また、かるた遊びの絵が地域行事や体験行事に被らないのでは。
実際に子育てをしている娘に見てもらったところ、見やすいとは思うし、
言っていることは分かるが、これを読んでどうすればいいかあまりピンと
こないと言っていた。
低学年は背景の丸の中に字を収めてある方が、空間があってパッと見て
見やすい。
「家族で地域行事や体験活動に参加しましょう」のポイントの中
久世委員
に、高学年は「家族で参加」
、低学年は「身近な場所から」とあるが、逆の
ような感じがする。他も比べてみれば高学年と低学年の内容が逆に感じる
場所がある。
前回に比べると、良くなったと思うが、それでもなかなか伝わらない。
岡山委員
これを配って、ピンときて本気で考えてくれる人はいないと思う。
ふりがなを打っているところと打っていないのはどういう意味か。
海外から来られて、漢字が読めない方がいることを想定し、スペースの
事務局
ことも考え、最低限読んでほしいところにふりがなを打った。
そういった事情を知らない人は、何故ふりがなが打ってあるところと打
大野議長
っていないところがあるのか分からないだろう。
一番難しい「自己肯定感」位にはふりがなを付けても良いのでは。
率直に感じたことは、高学年は5年∼中学生が対象なので、事務局とし
て作るのが難しかったのだろうなということ。高学年のパンフレットは、
中学生寄りの中身になっており、小学校5、6年の特徴があまり感じられ
ない。この学年は、地域のことを調べて発表するなどの調べ学習が増えて
西井副議長
くる。地域のエネルギー問題、村づくりを調べて発表しているような学年
に、ナイーブな活動だけでなく、社会教育としてもう少し核のある体験活
動に参加してもらうよう、勧める部分があれば良い。
低学年用と高学年用で内容が逆なのでは、と思うところがいくつかある。
「いつも心に留めておくために」の方が低学年用、
「活用していただくた
めに」の方が、高学年用に感じる。意図は分かるが、このパンフレットを
2
全く知らない人が見たときに、こちらの意図が伝わらないことがあると思
う。そういった方に意見を求めるのも必要なのかなと。
子どもの実態に即した言葉を使っていると思うが、
「すげえ」や「めんど
くせえ」等の言葉づかいは、パンフレットに載せない方が。同じ意味でも、
他の表現があるのでは。
西井委員は、吹き出しの言葉づかいについて、
「楽しいじゃん」
「めんど
大野議長
くせえなあ」など言葉としてどうかということ。
「めんどくせえなあ」は、
方言なのか。
久世委員
西井副議長
子どもは「めんどくせえなあ」を使うと思う。
カッコ書きして(めんどくさい)と気持ちとしての表現にすれば良いの
では。方言が嫌いではないが、岡山の方言はあまり可愛げがないかなと。
言葉の標記についてみなさん立ち止まっているが、吹き出しはいらない
萩原委員
と思う。家庭によっていろいろ。こうあるべきという画一的な吹き出しの
会話は要らないと思う。お手本的な会話は要らない。字数も少なくなる。
大野議長
事務局として、吹き出しに言葉を入れた意図を教えてもらいたい。
保護者へ向けて、現実の子どもは、こういうとらえ方やこういう状態な
事務局
んだ、そんな状態でもこう対応すればいいというメッセージを込めている。
特に高学年に関しては、比較的困難な状態でも子どもに対して声をかけ続
けることを、諦めてはダメだという意図で吹き出しを作った。
大野議長
point に書いてある部分を吹き出しに具体化させたということで良いか。
特に、素直でない子に関して、単に「素直でないからダメな子だ」では
事務局
なく、
「素直じゃない言葉の中にこんな意味が含まれているんだよ。大人が
あきらめるのではなく、地域とのつながりや、声掛けをしていきましょう。
」
という意味。
吹き出しがないと、場面は伝わるが、細かい意味が伝わらない。吹き出
大野議長
しは、残していく方向で良いか。
下にある、アヒルの絵の必要性についてどうだろうか。
こちらも、先ほどの吹き出しの意図と同じで、人間じゃないものから喋
事務局
らせることで、素直に受け取っていただけるかなと考え載せている。カッ
トしても中身が伝わるのであれば、カットしても良いと思う。
大野議長
ポイントや吹き出しの中身を工夫して、アヒルをとることも可能なので
はないか。
アヒルがいなくなると、全体的にスッキリする点では良いと思うが、ア
谷委員
ヒルの吹き出し内の言葉自体は良いことが書いてあるなと思う。アヒルが
いないとしても、内容はどこかに反映させた方が良いかもしれない。
3
事務局が工夫した意図をどこかに反映させた方がいいと思う。私から見
西井副議長
ると、このアヒルはカモに見える。兄弟が2部持って帰った時に、発達段
階の違いを、カモを使って載せるのではなく、表紙に載せるのか、開いた
中に、簡潔に違いのポイントを載せるのが良いのでは。
カモは無しの方向で良いか。
大野議長
西井委員のおっしゃるように、表紙に書かれている低学年と高学年の子
どもの実態は全く同じことが書かれている。違いをもたせたらどうか。
まだまだ難しい言葉の言い回しが結構多い。
「大人ほどじゃないけど∼」
岡山委員
は要るのか。無くても意味は伝わるのではないか。そういった点が多く目
立つ。
「うれしいかなしい気持ちを加えて」の「加えて」は「込めて」では
ないだろうか。
事務局
岡山委員
「気持ちを込めて」ではなく「気持ちの分かる言葉を加えて」の意味。
具体的に「悲しい」という言葉を使ってほしいという意味で考えている。
それはそう書かないと意図が伝わってこない。
表紙にある「今の子供たちに求められていること、何だか知っています
か」は上から目線な印象。
「次世代を担う子供たちに求められていること」
土井原委員
などに変えたらどうか。3つのポイントと、point が被っている。ポイン
トはあくまで、3つのポイントなので、point はポイントをすすめるため
のヒントである。整合性がない。
見開き左下の、言葉「活用していただくために」は低学年と高学年同じ
でも良いのでは。
大野議長
レイアウトについて。低学年は、お父さんと子どもで鳥のウォッチング
をしている絵が大きい。挿絵の大きさのバランスを。かるたをしている絵
が地域の行事に当てはまるのだろうか。
長壽委員
鳥のウォッチングのためにある、白い鳥のイラストは無くて良いと思う。
高学年の「家族で地域行事や体験活動に参加しましょう。
」のポイントの
萩原委員
中で、
「家族で参加」とあるが、実際中学生には無理だと思う。
また、中学生は参加して楽しむだけでなく、地域の一員としての役割を
感じてもらえるような取組をして欲しいという意図を組み込めたら。
谷委員
「家族で参加」が低学年、
「身近な場所から参加」が高学年だと思う。絵
も逆にしたら良い。
昨年の議論の中で、
「家庭教育支援の立場から家族で参加することを重視
しましょう。
」という意見があった。ただ参加するだけでなく、地域の一員
事務局
として地域行事に参画し作り上げていこう、という意見はもっともだと思
うが、その時家庭教育としては、どう書いたら良いのか。参画するように
勧める程度のタッチで書けば良いのか。
4
提言には、そういった視点は弱いとは思うが、今回そういう話が出たの
大野議長
であれば、パンフレットにもそういう意図を入れても良いのでは。
高学年になると地域の一員としての活動の場を作るために家庭教育がど
う支援することについて、どう表現すれば良いか。
西井副議長
中学生になった子どもを対象に、家族が参加できるものを例としていく
つか挙げないと。実際と乖離しては良くない。
地域で調べたことを地域で発表するときに、家族で参加して、聞いて認
大野議長
める、励ますなどの関わり。地域の一員としての活動の中で、家庭として
どうやって交流やコミュニケーションを図っていくか。このような形で書
けないか。
子どもが活動している場所を見に行く、活動の成果を聞きに行く、はア
事務局
イディアとしてあると思う。そういった活動への参加を、家族として促す
ということも入れられる。
大野議長
西井副議長
谷委員
萩原委員
事務局
土井原委員
活動を励ます、参加を促す、の2つに分けて書く方向で。
左下にある「活用していただくために」の横の紙の絵を変更したらどう
か。
低学年向けのパンフレットに載っている、料理している母娘の絵が大き
い。
下の野原はカモのための野原なのか。
カモのためにというよりは、画面の下の部分を締めるために入れた。基
底線を入れると下が安定するかなと考えている。
point の表題の大きさをもう少し大きく。また文末の表現をそろえると
良い。
(2)家庭教育支援パンフレット
委
員
大野議長
発
言 内 容
基本的には提言の内容を端的にまとめてもらっている。表紙の下には活
用してもらいたい意図を、最後のページには私たちの思いが入れてある。
全体的には、団体ごとに分かれているので、それぞれ集中的に見ること
ができ良いのではないか。例えば幼稚園の保護者に、
「岡山市ではこういっ
谷委員
たことをしている。
」と話す機会がある場合、このパンフレットを使っても
いいのでは。最後の新たな連携のページの例が分かりにくい。特に、おば
あちゃんの絵の吹き出し内の内容。
久世委員
谷委員からも出た、新たな連携のページにある吹き出し内の例は違うの
ではないか。放課後教室や児童クラブにおいて、宿題を教えるのは違う。
5
私の年代の解き方と今の学校で教えている解き方とでは、教え方の過程が
違う。
「教える」という活動でなく、もっと違う活動に、変更していただき
たい。
私の学区では、月に1回の学習サポートがあり、児童と地域の方と一緒
にやっていくことで、大人と関わる力を身に付けて行こうというのがねら
土井原委員
いで行っている。中学校区でも、地域の方が学校の中に入って基礎学習の
定着をするための活動をしている。宿題を一緒にするという負担の大きい
ものではなく、学習のサポートをするという程度で地域の人が参加するの
であれば良いのではないか。
久世委員
岡山委員
昔遊びを教えるなど、地域の人と子どもたちが触れ合いを深めるなどの
形の方が良いのではないか。
このパンフレットは、それぞれ誰に何を言っているのかが分かりにくい。
「教育機能の充実」を赤い三角、
「相談体制の充実」を青い三角でそれぞ
大野議長
れ対応させているが、読み手としては分かりにくい。
せっかく配るなら活用してもらわなければならない。冊子タイプのもの
萩原委員
ではなく、大きな紙1枚に、それぞれの団体を構造的にまとめると良いの
では。そして、PTA ルームや公民館など誰もが目触れるように掲示すれば、
自分たちの団体がどんな位置にいるのかが分かりやすく、効果的だろう。
大野議長
事務局
事務局としては、予算の面では大丈夫なのか。冊子の形態で考えられて
いるのか。
ある程度の大きさの紙1枚でまとめるのであれば、製本するより安いか
もしれないが、はっきり詳しくは分からない。
1枚にまとめるというのは、例えば、ごみの分別方法が書かれた紙のよ
土井原委員
久世委員
うな、貼ってあるなんとなく見てしまうようなものだろうか。
地域協働かなにか、連携の全体図をまとめたようなものが既にある。
岡山市の教育体制をまとめたものもあった気がする。
入園前に、岡山市の教育の取り組みについて、学校では、家庭ではとい
谷委員
う部分を印刷して、保護者会で説明している。
このパンフレットは、
「こういう支援がありますよ。
」という形で保護者
へアピールできる。
6
私の考えとしては、地域共同体の中で、自分の役割を理解しながら、他
団体への働きかけもお互いにして、一緒になって家庭教育支援について考
えられる場に、このパンフレットを置き、活用することの意味を大切にし
萩原委員
たい。
このことがもっと詳しく知りたいなと、保護者が言ったら、学校がもっ
と詳しく教えてあげられるようにすれば。
保護者にしっかりと浸透していくことが大事かなと。
大野議長
萩原委員
基本的に、先ほどのリーフレットは家庭向け、このパンフレットは家庭
支援団体向けに作られている。
それにしても、この冊子よりは、1枚ものにした方が、関わり合いが見
やすく分かりやすいと思う。
大野議長
予算があれば、冊子と1枚ものの2種類を作れば良いと思うが。
久世委員
それぞれの支援団体の連絡先があれば、活用しやすい。
大野議長
事務局
大野議長
1枚にまとめるか冊子か、どちらにした方が良いのか。
これはいつ配布予定なのか。
2月にある家庭教育支援フェアより前に配布を予定している。
そうなると、全く新しい形を考え直すのは難しいのか。
他の教育関係のチラシにp3にある連携の輪の図を何回も見たことがあ
久世委員
る。配られた側はいろんな場所から、同じような図を配られると困惑する
と思う。
本来このパンフレットは、地域や企業に提言を配ればいいところ、分厚
大野議長
過ぎてそのまま配るわけにはいかないので、簡略にしたパンフレットもの
を作ろう、という発想で作られている。順序からすると、提言→パンフレ
ット→わかりやすい1枚もの、を作れば良いと思う。
久世委員
大野議長
各地域・団体にパンフレットを配って読んでもらってから初めて、1枚
ものに進めていけば良い。一気に2つの形態のものを配ると戸惑うと思う。
とりあえず、冊子のタイプのものでまとめる方向で。予算の関係で、1
枚ものが作れるか検討してもらって良いか。
まずいったんは冊子の形態でまとめる。今年度か来年度に、団体向けの
事務局
大きいポスターや、それこそ家庭向けのものがあっても良いかもしれない。
次年度要求も含めて検討する。
表紙に、支援の輪のイラストを描けば、パンフレットの内容が伝わりや
土井原委員
すい。また、人権教育の視点から考えると、表紙の絵に障害者の方や外国
の方の絵があれば良い。
裏表紙の支援の輪のイラストが、あまり印象に残らない。
7
元々、提言の中に書かれている取り組みの視点は、連携を含めて意識し
て書かれている。土井原委員の言うように、パンフレットの初めから「連
携」を前面に出して意識させておいて、それぞれがどういう形で対応すれ
大野議長
ば良いのか、というまとめ方もあると思う。今回の場合は、それぞれかど
んなことができるか考えて、それから、連携について考える、という構成
に事務局はまとめてくださっている。なので、表紙に連携を意識したイラ
ストをもってくると、事務局の考えた構成の意味が無くなってくる。
表紙の人の絵が、いろんな人を出しすぎているために、意味が分かりづ
萩原委員
らくなっている。パンフレットにでている団体(地域、学校等)の絵を持
ってくるべき。
1ページ目の「次の2つを大切に・・・」ではなく、
「これらの2つを大
切に・・・」に変更。コミュニケーション力と自己肯定感はもうすでに出
ているから。
長壽委員
私は、主任児童委員なので、これをいただいたら、まず初めに「地域」
のページを開くように、それぞれ自分の団体の部分をみてから、次に他団
体のページを見る。その時に、他団体がどんな活動をしているのかについ
て、具体的なことが少し書いてあった方が、知ることができる。提言の内
容に近づいてしまうが。
このパンフレットは団体に焦点を当てて作っていることを考えると、表
紙のイラストや次のページでは、どうしてもその趣旨が感じられない。ア
ピールが弱い。家庭向けの冊子に感じられる。
表紙下の部分のメッセージは、繋がりを作るというよりは、
「家庭教育支
援にはあなたの力を貸してください。求められていますよ。
」というメッセ
ージの方が良い。
西井副議長
家庭教育の現状を書いているページに、
「何故この冊子をつくるのか、私
たちがこれを作った理由。団体の支援を仰ぎたい。
」というメッセージが必
要。1、2ページ目を見ても趣旨が分からない。関係無いと思われてしま
う。3ページ目からやっと、団体向けの内容になってくるが、これでは遅
い。
最後に、このパンフレットの内容についての問い合わせ先を書いておか
ないといけない。
大野議長
久世委員
事務局
委員の皆様の意見をまとめると、表紙については3ページ目にあるよう
な、支援団体だと分かるという絵を入れた方がいいという意見が多い。
3ページ目にある絵をそのまま表紙に持って来れば良いのではないか。
家庭教育を支援するということを印象付ける。表紙、2、3ページ目の
構成や、絵を変える必要があると感じた。
8
谷委員
事務局
提言p42の図がとても良く分かりやすい。だから家庭教育を支援して
いくのだと団体にも分かってもらえるのかと。
今回のパンフレットにも同じような図は入れられると思う。
同じ地域でも、どんな団体があるのか分からない場合はたくさんある。
久世委員
パンフレットをきっかけに他団体へ興味をもってもらい、提言を見ても
らえれば。
大野議長
もうこれは各団体に配る冊数は無いのか。
事務局
数百の数しか作っていないので、厳しい。
岡山委員
ホームページに載せていないのか。
事務局
載せている。二次元バーコードや、URL をパンフレットに貼って、提言
に誘導していく等の工夫をしていきたいと思う。
意見をまとめると。
・p42の図を活用してまとめていく。
・家庭教育支援団体向けの冊子だということについて、表紙の下の3行目
や初めの導入のページに強調する。
・赤い三角と青い三角でそれぞれ対応していることが分かりにくい。
・それぞれの団体がどういった団体なのか分かりにくい場合は、具体例を
大野議長
付け加えるなど工夫が必要。
・連携から広がる支援の輪にある、吹き出しの事例を変えた方が良い。
提言p42のまとめの図が入ると、今の案のように最後のページはゆっ
たりと使えなくなってくるが、そのあたりはまた事務局で検討してもらい
たい。
このパンフレットも今回で検討は終わりなので、これらの意見を参考に、
今後は、私と副議長と事務局とで打ち合わせして決めていきたい。
(3)家庭教育支援フェア
前回は目的が明確でなかったということで、一つは保護者のため、二つ
大野議長
は支援する団体向けに分けられている。日時も2月1日、午前中が支援団
体向け、午後から保護者向けという形になっている。
岡山委員
この内容で皆が自発的に来るような会になると考えられているのか。
保護者がいろいろな団体が行っている活動について有益な情報が得られ
事務局
ると考えている。団体からすれば、保護者に活動をアピールできる機会で
もある。
岡山委員
手ごたえを持っているのか。私からすれば、集まらないだろうなと感じ
9
る。ニーズがあるのだろうか。何のためにやっているのか。
保護者や団体にニーズがあると考えている。お互いに、どんな団体があ
事務局
るのか知らないという状況がある。
全く初めての会なので、どの程度ニーズがあるのかは計りかねるのは正
直なところ。
大野議長
ニーズがあるかどうかで考えればあまりなのかもしれない。参加してみ
ようという働きかけ、PR に力を入れていかないと。
前回もこの話になったと思うが、漠然としたパネルディスカッションの
テーマでは何のインパクトもない。
例えば、最近岡山市での校内暴力行為がワーストになったことについて
岡山委員
岡山市はどう考えどうしていくのか。それこそ社会教育なのでは。
「ネット依存の問題などについて、保護者と一緒に考えてみましょう。
」
なら、多少は真剣に考えよう、参加しようと思える気がする。このまま漠
然とやるのでは非常に厳しい。
今回のフェアは家庭教育を支援するという形なので、保護者が支援して
大野議長
ほしいという必要感をどれくらい持たれているか、それに対してどれくら
い支援していこうかと各団体が持っているのかが関わってくると思う。
岡山委員
支援を求めているのは誰なのか。
支援をもとめたくても、求める場所が分からない人もいる。これを行っ
長壽委員
たことで、こういうことでも支援が受けれるのだと分かってもらえればや
る意味はある。これが第1回と銘打っているので、2、3回と続くのだと
思うが。
支援が必要な方というのは、民生委員児童委員が扱っているイメージが
多少ある。そこから来ていただけるなら、意味があると思う。しかし、本
岡山委員
当に来て欲しい人はなかなか来ずに、
「フェアの関係者だから、しょうがな
いから来た。
」ということにならないようにするにはどうすればいいのかを
考えなければ。
社会教育の講座で、テーマが良くても人が集まらないのはよくあること。
西井副議長
公民館の人たちは苦労して考えながら宣伝している。そこら辺のノウハウ
を生かして宣伝してみたらたらどうか。
岡山市の端にあるふれあいセンターまでわざわざ来てもらうには相当の
岡山委員
工夫がいるのでは。300人の想定だが、最後には関係者を動員という事
態になると思う。
谷委員
学校園になると、日曜の保護者の参加は募集をかけても難しいのでは。
平日だと、子どもは学校園にいるのでまだ参加しやすいが。難しい会の名
10
称だと、子連れでは気兼ねなく参加しようとはならない。
11月には1万人をこえる参加者が来る、子どもまつりがある。企業も
NPO もほとんど入っていないのに100を超える支援団体が参加してブ
ースを設け、子どもが遊べる場や保護者の方が相談や情報交換ができるス
ペースがある。
久世委員
この家庭教育支援フェアは、保護者が参加するには堅苦しい。パネルデ
ィスカッションをするのであれば、市内で別に場所を設けて開催した方が
良いのでは。
実際支援を求めている保護者が来るには、子どもが遊べるようなスペー
スがあり、ブースごとにいろんな話や相談ができるような堅苦しくないも
のが好ましい。
長壽委員
この堅苦しい名称では人は寄ってこないだろう。楽しそうな副題をつけ
られると良い。
最近の保護者の傾向として、お金をかけず子どもたちが楽しめる場所に
は人が集まるが、堅い話になるとスーッと人が引いてしまう。
大野議長
このままだと、岡山委員が心配されているように、非常に集まりにくい
気がする。そうなった時に、考えによっては、団体や保護者に動員をかけ
て、会が終わってからそれぞれの団体の中で広げてもらうこともあると思
う。
子どもセンターがこの間、岡山市役所1階市民ホールでパネル展をして
長壽委員
いた際に、子どもが遊べる工夫がなされていたように、ブース展示でも、
子どもも楽しめるものにしたら良いかなと思う。
大野議長
そうなると、託児ボランティアが無いと、パネルディスカッションの1
時間は子どもには厳しいのでは。
前回、私が「保護者がいないと意味が無い。
」と強く言ったのでこういう
形になった。保護者を集めること自体が非常に難しいという実態の中でこ
れを開催する意味は、大野議長が言われたように、動員であっても、とく
かく1回は保護者の思いを聞く会を開かなくては。来るだろうか、来ない
だろうか、という話では腰が折れてしまう。提言を作る際に、保護者の代
萩原委員
表にこの会議に来ていただいた時は、
「非常に貴重な話が聞けた。
」という
充実感を感じられた。主体的に来られなくても、声を聴くことだけでも開
催の意味がある。岡山委員の言うような理想的な会にはならないかもしれ
ないが、まずは集めること。託児が必要ならば、私たちが協力する。そう
いうふうにして積極的に前に進む方法を考えられれば良いのではないだろ
うか。
11
アンケート調査を行った中では、ある程度こういう会が必要だ、という
大野議長
結果が出ている。ところが実際参加するのは、家庭教育に熱心な方。そう
いった問題はあるが、前に進めるアクションを起こしてみなければ。
萩原委員
岡山委員
会の成果を各団体に持ち帰ってもらって、少しでも広めていく望みをも
たないと。
まず、これは募集したら来るものなのか。強制しなくても来るのか。
岡山委員の言うとおり、そう甘いものではないと認識している。企業団
事務局
体に積極的にお願いに行かざるをえないと思っている。最終的には、動員
という形もありうる。
せっかくやるのだから無駄なことはできない。やる必要があれば、工夫
大野議長
していくことが必要。具体的にどうすれば、人が集まるのかを事務局の方
で検討してもらいたい。
目的も2つあるが、これは根本的な目的ではなく、手段である。家庭教
岡山委員
育を支援しなければいけない理由が書かれていないので、いまいち狙いが
はっきりしない。社会的必要性が書かれていない。
土井原委員
事務局
フェアの予算はいくらとっているのか。
10数万円ほど。
行政には、子どもの虐待、非行、学力の問題いろいろあるが、何に問題
意識を持ってやるのか大切。主催が市教委となっているが、ここに岡山市
が入れば、目的の中に、本来、地域にある家庭教育を支援する団体が問題
意識を持つ柱になると思う。
土井原委員
人呼ぶためにイベントをするのではなく、啓発の意味合いがある。これ
までフェスタ、フェア、フォーラムなどイベントを数多くやってきたが、
会の名称をもっと魅力的なものにした方が良い。
企業や NPO の団体も共催に入れ、実行委員会形式にすれば、行政が目指
している団体の連携体制になる。
教育委員会の縦割りで、生涯学習課のテリトリーの中でやろうとするこ
岡山委員
とに無理がある。実行委員会形式で、安全安心ネットワーク推進室がやっ
ている市民協働みたいなものを利用し、NPO と一緒で開催しないと、ほと
んど広がりがない。
意見をまとめると、主催団体としてどういう形にするか、タイトルやサ
ブタイトルをどうするかなど。2月に向け、できるだけ充実した会となる
大野議長
ように検討していただいて、議長、副議長、事務局で相談していくという
形で進めていく。委員の皆様にも、この日は予定を開けておくなど積極的
に協力をお願いしたい。
12
○議題2
平成27年度指定都市社会教育委員連絡協議会について
来年の話にはなるが、7月3日はぜひ出席をお願いしたい。
大野議長
視察先について、後楽園は県の施設。今までこの会議に参加してきたが、
すべての視察先が政令指定都市の施設だった。岡山城と後楽園という風に
抱き合わせにしていくと、市の施設に絡むのでいいのかなと思う。
久世委員
私たち社会教育委員は7月3日に参加することで良いのか。
大野議長
7月3日のみ。みなさん予定を開けておいてもらいたい。
○議題3
今後の議題について
大野議長
今期では残り4回程度開催予定である。これまでの2年間は家庭教育支
援を中心にやってきており、提言を提出したことで、ひと区切りがついた。
今年からこの委員に委嘱されたので、まだよく分からないが、事務局か
岡山委員
ら社会教育についての数々の問題について、何か説明があるのかと思って
いた。公民館―CLC 会議やワーストになった校内における暴力行為につい
ての市としての説明や報告が無いものなのか。
大野議長
岡山委員
私たちがそれについて必要だと思ったなら、それについての担当にきて
いただいてお話を聞くことはできる。
日々起こっている社会教育の問題・課題について、定期的な報告や投げ
かけがあるべきだと思っている。
例年、社会教育としている事業についての報告、次年度計画についての
事務局
話は、3月の会議にしている。
岡山委員がおっしゃるように、日々起きている課題については、これか
大野議長
ら4回の中で、私たちが必要だと思う課題について、担当の方に来ていた
だいて聞いていけばいいのではないだろうか。
私は、そういった報告があって然るべきだと思う。
大きなテーマで言うと、ワーストになった暴力行為についての対策、ネ
岡山委員
ット依存について取り組んではどうか。他に取り組んでいるところがなさ
そうなので。また、公民館―CLC 会議を終え、公民館の在り方についても
課題になると思う。
公民館―CLC 会議については、
「岡山宣言」を出したので、委員の中で
西井副議長
最低限共有をした方が良い。
今後について、岡山市で発展なり、縮小なり続けていくのかどうか。
大野議長
事務局で考えを整理してほしい。
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○その他
生涯学習課には、社会教育主事が兼務の人しかいない。
政令市に社会教育主事が生涯学習課にいないのはおかしい。
ぜひ、設置をお願いしたい。
二つ目は情報提供。岡山市教委で、共通の学校評価を行っており、項目
土井原委員
が10項目あるが、その中に家庭教育の評価がある。例えば、子どもへの
声掛けをしているかどうか。テレビの時間を決めているか。ぜひこの場で
も共有して、家庭教育がどの程度推進されているのか、実行力があるのか
という評価にもなるので、横の連携をとっていただきたい。現場にいるも
のとしては、非常に強く思っている。
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