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父親の個育て共育委員会 基本方針
父親の個育て共育委員会 基本方針 現在、私たちは子どもたちから見て尊敬される存在でしょうか。親としての役割を果たせているのでしょうか。母として子に伝えなければならないこと、父として子に 伝えるべきこと、母性、父性それぞれの立場があり教育が成り立っています。そのなかでも教育の現場に不在と言われる父親の役割は大きいと思われます。 近年、親の 言うことに顔をそむけ、学校では先生の言うことを聞き流し、普通では考えられないような道徳心を失った事件が増えているのはまさに、父性の欠落が原因だと思われま す。 尊敬する人をあげなさいという問いに対して何人の子どもが父親と答えるのでしょうか。私たちはいつのまにか父親としての存在意義を失ってしまったのかもしれ ません。 私たちが子どもだった頃また、その以前には父親とは一家の大黒柱であり、絶対的な存在感を示していました。確固たる信念と存在意義を持ち、自信に満ちあ ふれた姿を見せてきた父親が多く存在していました。近所にはみんなから親しまれているこわい親父が存在し、地域の交流も盛んで隣人との強い絆を持ち、家に鍵をかけ ずとも安全で平和な暮らしができていたのも個の確立をとげた自信に満ちた父親が多く存在していたからだと思います。しかし、そのような父親が減っている現在、地域 の交流は少なくなり、隣人との強い絆も薄れ、安全で平和な暮らしすら脅かされています。それどころか信念を持たず、自信の無い姿を見せる父親は家庭の隅においやら れるようになりました。家庭の主役でなくなった父親は子どもの教育からも一歩引くようになり、子どもも父親の言うことを聞かなくなるという悪循環が生まれています 。 そこで父親の個育て共育委員会では父親の自信に満ちあふれた姿を今一度子どもたちに示す必要があると考えます。 そのために父親は自分の行動や生き方の芯にな る信念、すなわち個を確立しなければなりません。子どもは親の背中を見て育ちます。 父親が肩肘を張って不自然に個性を表現し、自己の考えを頭から押し付けるよう な自分が自分がという姿勢を見せても子どもは絶対についてこないでしょう。父親が現在の自分の立ち位置をしっかりと見直し、どんな社会でも、どんな時代でも、人間 としてのなすべき基礎的な行動、言葉を自然に出せる、今よりも一歩進化した確固たる信念と存在意義を持ち、自信に満ちあふれた姿勢で、子どもと一緒に成長できるよ うな事業を構築し展開してまいります。 父親の信念を持った行動、自信に満ちあふれた姿は子どもたちの誇りと自信につながり、父親の成長は子どもと子どものまわり にいるすべてのひとの成長に繋がり広がっていきます。そんな父親達は我々の目指す社会の礎となり、その環境で健やかに育った子どもたちは将来必ず、このまちを明る い豊かな社会に導いてくれるものと確信します。 http://www.t-jc.jp/2009 - 社団法人 豊橋青年会議所 Powered by Joomla!じゃぱん ページ 1/1 作成: 2017/03/29 AM 08:38