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sl-shock 新潟中越地震ボランティア 活動報告
平成 17 年 2 月 21 日 日本図書館研究会シンポジウム 新潟の子どもたちと本を読もう! sl-shock 新潟中越地震ボランティア 活動報告 (学校図書館メーリングリスト) 趣 旨 と 経 緯 学校図書館メーリングリスト(sl-shock)では、新潟中越地震で被災した学校図書館を 復旧し、子どもたちの心のケアの拠点となるようにお手伝いをするボランティア活動をす すめています。 発端は、このメーリングリストの管理人の一人である足立が阪神淡路大震災で被災した学校図書館を復旧 するという経験を持っていたため、新潟中越地震における学校図書館の被害状況について問い合わせる投稿 をしたことです。それは、震災後 10 年を経て当時を振り返ってみて、できることなら学校図書館の復旧は専門 職が中心になって今後のグレードアップにもつながる質の高い支援を行うことが望ましい、と考えたことによる ものです。一時的な支援を持続可能な力とするためには、日頃から高い志と技能をもって優れた仕事をしてい る人たちがリーダーシップを取って被災地の学校に学校図書館の力を届けることが必要だ、と考えたのです。 メーリングリストで話し合いを重ねる一方で、事務局を買って出た慶應普通部の庭井が新潟や小千谷の学 校に勤務するメンバーや現地の教育委員会などと連絡を取り、下見に出かけるなどして被害の状況を事前に 把握した上で、必要と思われる支援の内容を具体的に示して、ボランティアの参加者を募ったのでした。 まず、募金を集めるための口座が開かれました。続いて、被災した学校図書館への支援として、散乱した本 の整理、傷んだ本の修理、新しい本の寄贈、展示や飾り付けの手伝いが始まり、さらに、子どもたちへの読み 聞かせ、紙芝居、ストーリー・テリングなどが、経験豊かなボランティアによって行われました。参加してくださっ たのは、現場で活躍している学校司書や司書教諭、地域でお話ボランティアをされている方々、図書館情報学 の研究者や学生の皆さんで、2004 年 11 月から 12 月にかけて 18 回もの訪問が行われました。現地へ赴くの が難しい人は、しおり作りやデータ入力、資料・情報の提供などを行いました。 今後は、県外からの力の投入を少しずつ減らして、地元の学校図書館関係者、読み聞かせ等のボランティア 団体と連携をとりながら、メーリングリストで作った全国的な図書館ネットワークを生かして現場の自助努力を 支援する活動を続けていきたいと考えています。 (sl-shock 管理人 足立正治) 1 平成 17 年 2 月 21 日 日本図書館研究会シンポジウム 活 動 内 容 1. 支援の窓口作り 学校図書館の特性を生かした活動をすすめるため、募金口座の開設 sl-shock 郵便振替口座 00280-2-60742(1 月 31 日現在:123 件 63 万 9035 円) 被災地の学校との連絡 ニーズの把握、ボランティア訪問の日程調整、ボランティアの募集とマッチング 2市1町の6つの小学校へ訪問、長岡市公共図書館、長岡市教育委員会とやりとり 寄付の依頼、受付、整理 図書館用品メーカー(リブネット、キハラ、日本ブッカー、埼玉福祉会) 出版社(金の星社、偕成社、岩崎書店、TBS catchat) 手作りのしおり、ポスターなど、学校へ届けるプレゼントの整理 2. 学校図書館の復旧、整理、展示作業 震災後の散乱は、訪問時にはおおよそ片付いていたが、司書教諭のいない(あるいは兼任の)学校が 多く、飛び出した本を適当に押し込んだだけという状態であった。しかし、専門職がいないということは、も ともと学校図書館としてきちんと整備されていないことを意味し、整理をするにしても、どの程度にすれば 良いかを現地で迷うことが多かった。展示なども、被災してというよりも、もとから古かったり、そもそもなか ったりしたので、新たにサインを作り、ポスターを掲示した。 川口町の田麦山小学校は、震災後、学校図書館が仮設診療所として使われ ていた。教頭先生の依頼で、診療所がひきあげた後の本格的な図書館改修を 引き受けた。山中で、雪の多い地域であることから、子どもたちの憩いの場とな るようにとのことだった。東京からボランティアバスを貸し切り、大学生も含む総 勢46名で訪問し、配置変え、背ラベルの貼りかえ、展示やサインの作成、書誌 データの入力などを一日がかりで行ったが結局終 わらず、もう 1 日訪問した。(写真上、作業の様子) 震災時に寄付として多くの本が届けられたそうだ が、ダンボールに入ったままで積まれていたので、 1 冊ずつ書誌データを入力し、背ラベルを付け、ブッ カー等を貼って配架した。また古い本も思い切って 除籍した。 (写真上左から、改修前、掃除、サイン作り、完成 した展示、本の配架とレイアウト) 2 平成 17 年 2 月 21 日 日本図書館研究会シンポジウム 3. おはなしの会 もっとも力を入れたのは、読み聞かせやストーリーテーリングなど子どもたちへおはなしを届けに行くことだっ た。この活動は、読み聞かせなどの活動を長く続けているボランティアグループや学校図書館員、教師、子ど もの本の専門家(東京こども図書館「おはなしの椅子」、「図書館の学校」メンバーなど)が中心となってすすめ られた。 被災した小学校からの要請も、子どもたちへのおはなしが最も多く、授業時間をそっくりこの活動にあててくれ るところもあった。2~3 人のチームを作って学校を訪問し、3 時間目、4 時間目、昼休み、5 時間目と休む暇も なくおはなしを続けてくれたボランティアもいた。メンバーの専門性が発揮され、紙芝居、指遊び、ペープサート、 科学遊び、エプロンシアターなど内容も豊富であった。 ●長岡市立豊田小学校(豊田小学校校舎を借りて授業をしている四郎丸小学校も含む)での活動例 東京からボランティアグループ「おはなしの椅子」から3名 新幹線→代行バス→小学校へ ① 図書室でおはなしができるように机や椅子を動かす ② 4時間目5年生79名にストーリーテーリング ③ 昼食+昼休み、読み聞かせ ④ 5時間目2年生70名におはなし会 ⑤ 6時間目4年生25名におはなし会 ⑥ 地元の図書ボランティア(生徒保護者)に、図書館運営やおはなしについ てアドバイス ボランティアが選んだおはなし 『ぞうのふろおけ』(ビルマの昔話)、『チム・ラビットとはさみ』、『赤鬼エティン』(フランスの昔話)、『1年に365 日の誕生日プレゼント』、『ぼく家出したよ』、『こぶたが一匹』、『鳥呑爺』、『金色とさかのおんどり』(ロシアの昔 話)、『アナンシと五』(ジャマイカの昔話)、『ショーティーとねこ』、『わたし』、『なぞなぞのすきな女の子』、『まめ たろう』(イランの昔話)、『七羽のカラス』、『あらよっのとき』、『世界でいちばんやかましい音』、『みつけどり』 ●川口町立田麦山小学校での活動例 東京からボランティア・バスの運行により、46 名が図書室の整備に行く。 午後から時間をとって(13 時からと 15 時からの2回)、仮設住宅などに住む子ど もたち向けのおはなしの会をひらく。 ボランティアが選んだおはなし エプロンシアター『おおきなかぶ』、ストーリーテリング『頭に柿の木』、『せっつぶ ーん』、『三びきのやぎのがらがらどん』、パネルシアター『ぶたたぬききつねね こ』、紙しばい『ごちゃまぜカメレオン』、読み聞かせ『あいつともだち』、『おひさま パン』など 3 平成 17 年 2 月 21 日 日本図書館研究会シンポジウム イ ン タ ー ネ ッ ト の 活 用 私たちのボランティア活動は、インターネットとその機能をフル活用し、全国各地の専門性あふれる有志をつ なぐことによって実現したものです。活用の実例をいくつかをご紹介します。 1. メーリングリスト、電子メール、ホームページ 「募金活動」「読み聞かせボランティアの募集」「しおり作りのお願い」など、さまざまな情 報が、sl-shock を経由し、他の多くのメーリングリストへと流れ、効率的かつ幅広い支援を得るこ とができた。ボランティア参加者は、sl-shock メンバーだけではなく、他のメーリングリストから情報を得た 人、プリントアウトしたポスターを見た人などさまざまであった。 また、訪問先は、主に学校のホームページを見て、震災後の学校の動きをリアルタイムにアップしてい るところへメールを送り、返事を頂いたところからスタートした。ひとつの学校に行き始めると、校長先生か ら教育委員会にその情報が伝わり、教育委員会経由で、他の学校からも依頼されるというふうに訪問先が 増えていった。 2. Yahoo! JAPAN コミュニケーションツールの活用 sl-shock は、Yahoo! JAPAN を利用したメーリングリストだが、ほか にも、メンバーがアクセスできる共有のブリーフケースや、スケジュ ールを管理するカレンダー、活動を整理するデータベース、写真を保 存するアルバムなどの機能を使うことができる。これらを活用し、ボラ ンティア活動の記録や注意事項、現地の写真、学校別のボランティ ア募集状況などを整理した。 <http://groups.yahoo.co.jp/group/sl-shock/> 3. ブログ 最近流行のブログも作成し、メーリングリスト のメンバー以外へもリアルタイムで活動を報 告した。アルバム、掲示板、ボランティア募集 の情報掲載などを、次々と更新するのに、ブロ グは適した形であった。 トラックバック機能(相互リンク)で、他の図 書館関連ブログともつながり、アクセス数は 3000 件を越した。 <http://milch.cocolog-nifty.com/slshock/> 4 平成 17 年 2 月 21 日 日本図書館研究会シンポジウム 学校図書館の力、おはなしの力 今回の活動では、学校図書館という場所が持つ力、本の力、おはなしの力を再認識する機会が多かった。ボ ランティア活動は初めて、というメンバーも多かったが、現地での活動は普段の図書館での仕事と同じ内容だ ったので、すぐに素晴らしいチームワークと専門性を発揮してもらえた。 訪問した小学校には、まだ怖い夢を見るので寝不足であるとか、落ち着きがなく動き回るとか、すぐに泣き出 すといった子も多く、先生方も心配し、対応を検討していた。しかし、学校自体が避難場所となり、処理しなけれ ばならない雑務に追われ、かつ減ってしまった授業時間をどう取り戻すかに頭を悩ませている状況の中で、ゆ っくりと子どもたちのケアをすることは難しいようだった。これらの小学校の中には、地元のボランティアによって おはなしや紙芝居に親しんでいるところも多かったが、そういったボランティア・グループが学校に戻ってくるま でには時間がかかる。私たちの活動は、地元の方たちが戻られるまでの「つなぎ」あるいは「橋渡し」として機能 していたと思う。 また、学校図書館の復旧、改修、専門家によるおはなし等図書館活動によって、その学校の管理職や教育委 員会に、学校図書館の力や「人」の重要性をアピールする機会にもなった。それまであまり図書館に来たことが ない、という校長が改装された図書館で本を読む子どもを見て「来年度は予算をもっとつけよう」と話したり、教 育委員会からおはなしの見学に訪れた主事が、専門家による読み聞かせに感激して、どうすれば人を配置で きるのか相談してきたり、といったことがあった。これらも副次的なものではあるが、思わぬ収穫であった。 現在新潟地方は交通機関は復旧しはじめたものの、雪のため、なかなか遠方から訪問することが難しい状況 になっている。また、図書館を整理したり、おはなしに行ったりするのにかかる交通費(募金から一部補助)を考 えると、少しずつ現地のボランティアに活動を引き継ぎ、私たちは後方支援として息の長い交流を続けていくよ う方向転換する必要がある。今後は、被災地の学校図書館が活用されるように、装備した本を送ったり、展示 や「おはなしの会」のコーディネートをしたり、図書館運用のアドバイスをする活動が中心となるだろう。 (以上、報告 事務局 庭井史絵) 学校図書館メーリングリストsl-shockについて (http://groups.yahoo.co.jp/group/sl-shock/) sl-shock は、学校図書館に関心をもつさまざまな人たち、例えば、学校司書や司書教 諭はもちろん、現場の教師、図書館情報学の研究者、子どもの本の専門家、読み聞か せや紙芝居、アニマシオンやストーリー・テリングなど子どもの読書に関する活動に従 事している人などが個人として参加し、学校教育や学校図書館に関わるさまざまな話題 を共有し、各学校の図書館の充実と活性化に役立てるために 2002 年 5 月に開設され、 現在は 200 名を越えるメンバーが参加しています。 管理運営の主眼は、柔軟でフットワークの軽い学校図書館の人的ネットワークを作る ことにあります。単なる情報交換でも主義主張や愚痴の言い合いでもなく、学校現場の現実的なニーズにもとづいて 学校図書館を学校のメディアセンターとして位置づけるために、各自の持っている知識や、技能、アイディアなどを 提供し合って、具体的な解決策を打ち出すことを基本としています。 その副産物として、今回のボランティア活動のほか、これまでに次のような活動が行われました。 ●ワークショップ 学校図書館担当者だけでなく一般の教員も巻き込んだ「学校図書館ジャムセッション」 を大阪で 2 回、東京で 1 回、計 3 回行いました。 ●出 版 メーリングリストの有志を中心に『インフォメーション・パワーが教育を変える! 学校図 書館の再生から始まる学校改革』(高陵社書店)の翻訳出版を行いました。 ●ウェブサイト 「新潟中越地震ボランティア」「アメリカ・カナダの学校図書館見学記」 その他、現在もジャムセッション、出版、ウェブサイトなどの新たな企画が進行中です・・・。 5 平成 17 年 2 月 21 日 日本図書館研究会シンポジウム ボランティア参加者 <現地でのボランティア活動> 新潟県立小千谷高等学校司書:熊木寛子氏 三条東高校司書:鶴巻美佐子氏、新津高校司書:山田ひろ子氏、新潟市立女池小学校司書:加藤恵子氏 福島県立田島高等学校司書:鈴木知基氏 新潟市立山潟小学校司書:大桃奈津子氏、新潟市立小針中学校司書:安東雅美氏とご家族 玉川大学:河西由美子氏、学生 15 名 東京子ども図書館ボランティアグループ「おはなしの椅子」:石井素女氏、奥村満智子氏、塚原真理子氏 新潟市「野いちご文庫」:鈴木典氏 NPO 図書館の学校:佐藤凉子氏、金高恵美子氏 市川市立稲越小学校司書:高桑弥須子氏、 真間小学校司書:太田和順子氏、北方小学校司書:浜岡純子氏、冨貴島小学校司書教諭:横川典子氏、 冨貴島小学校司書:藤本正江氏、第五中学校図書館員:中島葉子氏、大洲中学校図書館員:出沼恵子氏、 国府台小学校図書館員:岩下清子氏、国府台小学校司書教諭:三浦せい子氏、 妙典小学校司書教諭:亀井みゆき氏、浦安市立美浜北小学校司書:工藤幸枝氏、 石川県松任市東名小学校司書教諭:中條敏江氏 遠藤佳恵氏、小泉雅美氏、柳瀬幸恵氏、北村涼子氏、北山恭子氏、西角優子氏、村本美央氏、 渡辺直人氏、坂下智婦美氏、細川都志江氏、北村富貴恵氏、 市原市読書指導員:二見小百合氏、山口順子氏 東京学芸大学附属小金井小学校司書:中山美由紀氏、(千葉市立中学生)中山航輔君 東京学芸大学:前田稔氏、(学生)菊池美佐子氏 青山学院大学:古賀節子氏、 日大豊山中高等学校:村上明美氏 朝日中学校司書:井上秀毅氏、 名古屋市西図書館:奥山智靖氏 慶應義塾普通部司書教諭:庭井史絵 <書誌データ入力手伝い> 神奈川県立大和西高校:(司書)松田ユリ子氏 (図書委員)内田麻美さん、河村匡祐君、吉野宏志君、(卒業生)長瀬綾乃さん 船橋市立中野木小学校:中村貴子氏、 玉川大学:松山巌氏、 清教学園中高等学校:山本志保氏 甲南高等学校・中学校司書教諭:中津井浩子氏 川崎市立千代ヶ丘小学校:内山典子氏、 日大豊山中高等学校:村上明美氏 <しおり、ポスター作成、特別な寄付等後方支援> 船橋市立中野木小学校、 川崎市立千代ヶ丘小学校 市川市立曽谷小学校、同市川小学校、同国府台小学校、同平田小学校、同大洲小学校、同妙典小学校、 同第七中学校、同南行徳中学校、同第八中学校、同稲越小学校 私立吉祥女子高等学校・中学校 玉川大学図書館 6 平成 17 年 2 月 21 日 日本図書館研究会シンポジウム メーリングリストであがった声が、行動に移されるまで 10 月 23 日 新潟中越地震発生 10 月 24 日 メーリングリスト上で、管理人の足立が新潟の状況と図書館の様子を尋ねる メンバーからも、自分たちにできることは何ないか考えるメールが投稿される 10 月 25 日 新潟県小千谷市の高校司書熊木氏より、被害について報告あり 新潟市内の他のメンバーから、被害について報告あり 図書館分野でのボランティアの可能性について、議論がおこる 10 月 27 日 図書館の復旧ボランティア、読み聞かせによる心のケアについて議論される 10 月 28 日 募金を集めるための口座開設を計画 メーリングリストに情報を流す 11 月 7 日 口座開設、活動を知らせるチラシ作成(添付資料) 募金についてのメールが、sl-shock 以外のメーリングリストにも転送される チラシを印刷して配布する人、サイトに掲載する人、機関紙に紹介する人あり 11 月 10 日 長岡市、川口町の小学校に、メールを通じて学校図書館ボランティアを申し出る 11 月 11 日 長岡市の小学校校長から電話があり、読み聞かせを依頼される 現地へ行くボランティアをメーリングリストで募集する 11 月 12 日 長岡市教育委員会へ情報が伝わり、電話とメールももらって打ち合わせる 教育委員会から市内の小学校へ案内がまわり、4 校から図書室復旧や読み聞かせ依頼 11 月 13 日 しおり作りのボランティアをメーリングリストで募集する 11 月 15 日 長岡市へ状況把握のため下見に行く 11 月 17 日 オススメの本ポスターを作成するボランティアを、メーリングリストで募集する 11 月 21 日 長岡市六日市小学校へ、図書室復旧ボランティア(後、読み聞かせも含め計 3 回訪問) 11 月 22 日 長岡市豊田小学校へ、読み聞かせボランティア(後、図書室整理も含め計 5 回訪問) 11 月 24 日 長岡市山谷沢小学校へ、図書室復旧、読み聞かせボランティア(2 日間滞在) 11 月 30 日 長岡市桂小学校へ、図書室復旧、読み聞かせボランティア(計 2 回訪問) 12 月 2 日 川口町田麦山小学校から、メールで、図書室復旧ボランティアを依頼される 12 月 3 日 出版社、図書館用品メーカーに本や装備品の寄贈をメールでお願いする 12 月 4 日 小千谷市東山小学校から、読み聞かせボランティアの依頼がある 12 月 9 日 小千谷市東山小学校へ、読み聞かせボランティア(計 2 回訪問) 12 月 10 日 新潟市下の読み聞かせボランティアグループ①と連絡をとりあう 12 月 13 日 川口町田麦山小学校へ下見に行く 12 月 19 日 川口町田麦山小学校へ、図書室復旧ボランティア(東京より貸切バス、約46名) 読み聞かせの会も 2 回実施、12 月 23 日に再訪 12 月 20 日 ボランティア活動報告のためのホームページを開設 http://milch.cocolog-nifty.com/slshock/ 12 月 21 日 川口町田麦山小学校 図書室の図書原簿をエクセル入力する手伝いをはじめる 自宅で入力してくれるボランティアをメーリングリストで募る 12 月 23 日 現地の読み聞かせボランティアグループ②と連絡をとりあう 1 月~ 寄贈本の選定作業に入る 7 平成 17 年 2 月 21 日 日本図書館研究会シンポジウム 新潟中越地震による被災地に 学校図書館の力をとどけよう 学校図書館メーリングリスト sl-shock によるボランティア http://milch.cocolog-nifty.com/slshock/ 全国の学校図書館員 私たちはこんなグループです! 情報交換・交流・協力 【参加者】 学校図書館関係者 教育関係者 子どもの本や読書に関心を持つ者 【活動】 図書館・読書・調べ学習に関する 情報交換やワークショップ開催 (司書、司書教諭) 学校図書館 メーリングリスト sl-shock その他図書館関係者 子どもの読書専門家 児童文庫、読書会、 読み聞かせボランティア 読書や本、図書館に 関心を持つ方々 こんなボランティア活動をしています! z 子どもたちへの読み聞かせ、ストーリーテーリング、紙芝居など z 学校図書館の復旧作業 z 学校図書館活動のお手伝い z 募金活動、本の寄贈 そうじ、本の整理、掲示、飾りつけ 本の紹介、しおり・ポスター作成 学校図書館 ボランティアを 必要とされる方! 学校図書館 ボランティアに 参加しようと思う方! 下記事務局までご連絡下さい 募金も受け付けています! 郵便振替 口座番号:00280-2-60742 口座名称:sl-shock 学校図書館メーリングリスト sl-shock <http://www.egroups.co.jp/group/sl-shock/> 事務局:慶應義塾普通部図書室 庭井史絵 TEL&FAX 045-566-2407 または メーリングリスト管理人:足立正治(甲南高等学校中学校) 8 [email protected]) 中村百合子(同志社大学)