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参加報告 - 日本水フォーラム
第2回アジア・太平洋水サミット 参加報告 アジア太平洋水フォーラム友の会 杵築八坂かっぱクラブ実行委員長 杵築なぎさの研究会事務局長 綿末しのぶ 第2回アジア・太平洋水サミット 日本水フォーラムブース展示交流 アジア・太平洋水サミットに参加して ・タイでは、水フォーラムのブースをお借りして、地域の 水環境で活躍している女性の方々と交流できた。 ・国際会議に参加して、自分たちのように地域で地道に 活動し、同じ思いを抱く 人が世界中にいることがわか り励みになった。 ・タイは洪水被害が多く、日本の災害復旧に関心が高く、 日本の技術や経験が世界でも長期的な防災、減災対 策に活かせると思った。 ・日本ブースの展示、説明について画一的で、来場者に アピールするアイデアが欠如していると感じた。 ・現地通訳がおらず、内容が十分に伝わらない。 2015年世界水フォーラムに向けて • 2013年8月2日(福岡市)3日(別府市)にてタイサ ミット参加の報告会を開催 • 2014年8月「別府湾マリンフェスタ」(仮称)開催予 定(水産物シンポと環境シンポ) • 会場にて市民団体が気軽に交流できるスペース の確保(経済的負担減少) • 誰に何を伝えたいのか、日本が何をするのか、で きるのかが伝わる展示 • 早めの情報提供・共有 • 現地情報の提供 大分のNPOの現状と支援 特定非営利活動法人 おおいたNPOデザインセンター ○環境団体への協働ネットワーク支援 (1)企業・社会貢献活動や寄付活動を地域課題 に取り組む環境団体とのコーディネート (2)コミュニティレストランカフェの立ち上げ運営 (3)少子高齢化集落や書店街のコミュニティ再生 (4)大分の環境を世界に発信 ・「アジア・太平洋水サミット」以後水環境に取り組む市民団体、NPOの 出現、県内各地の活動につながる ・2012年県内外のNPO、韓国済州大学、九州大学、民族学研究者らと 「海民ネットワーク」設立、韓国麗水の世界博覧会にて「海民プロジェクト ~海でつながる地域、人そして未来~」主催事務局 大分県内NPO法人 平成25年8月31日現在 6 大分県内NPO法人の事業規模 平成24年12月現在 3% 4% 2% 支出額「0」もしくは活動休止 19% 50万円未満 11% 50万円以上~100万円未満 100万円以上~300万円未満 300万円以上~500万円未満 9% 500万円以上~1千万円未満 22% 1千万円以上~3千万円未満 3千万円以上~5千万円未満 6% 5千万以上~1億円未満 13% 1億円以上 11% 第1回アジア・太平洋水サミット オープンイベント実施事例1 宝の海 守江湾会議~川から海へ世界へと命はつながる~ 主催 大分県・杵築なぎさの研究会 12月1日(土) 会場:杵築市住吉浜リゾートパーク 杵築なぎさの研究会 ・2000年設立(市内団体のネットワーク) ・2000年ハンズオンシンポジウム ・2005年4月第1回守江湾会議 ・2009年3月アジア太平洋水サミットオープンイベント記 念守江湾会議シンポジウム今昔写真展併設 第1回アジア・太平洋水サミット オープンイベント実施事例2 アジアこども水サミット~あなたの水辺わたしの水辺~ 2007年12月1日(土)・2日(日) 主催:中部からの水メッセージ委員会・大分県八坂かっぱクラブ・ 杵築なぎさの研究会 春日井市、上海市、杵築市の子どもたちの事例発表とミニワークショップ 大分県八坂かっぱクラブ設立と展開 八坂かっぱクラブ ・小学生対象に八坂川の環境保全、自然 体験を目的に1998年6月設立 杵築市概要(人口3万人,面積280平方㎞) ・海民ネットワークで韓国交流(2012年) ・市の中心を全長30㎞,流域面積87.6平方㎞ ・第2回アジア・太平洋水サミット参加 の八坂川が流れ、守江湾に注ぐ。 ・環境大臣表彰(2013年9月) ・1997年9月台風19号の大洪水を契機に,蛇 行部の直線化河川改修工事が2001年3月に 完成。 ・豊かな生態系,美しい景観の保全を要望す る署名活動も、1997年の河川法の改正も,地 方分権と二級河川という状況では実現困難。 第1回アジア・太平洋水サミット オープンイベント実施事例3 宝の海の女性たち ~おおいたの水の美味しい食と輝く女性たち~ 2007年12月2日(土) 主催:一村一品杵築女性会議・コーディネート 南育代 「一村一品の夕べレセプション」 ・1997年漁業・農業・福祉・教育・ボランティア等、杵築市内で活躍する女性たちが 「まちおこし」の為に結成 毎年知事や市長との意見交換、提言を行っている。 ・杵築市のイベントでは会員の発案した「武者汁」が来場者にふるまわれ、今では 名物のひとつとなっている ・2011年会長が黄綬褒章を受章、女性経営者として表彰を受けた。 ※武者汁 漁師の女性が夫や父の獲ってきた雑魚を加工しすり身の天ぷらを作った。それを味 噌汁仕立てにした料理 NPO法人水辺に遊ぶ会の関わった行事 1. 優先テーマC 日本国内での議論 シンポジウム「生態系と発展のための水」 2007.12.4 9:00-12:00 運営支援 2.サイドイベント シンポジウム 「水でつながる大分、日本、アジア太平洋の 生きものと人」 2007.12.2 9:30-16:00 主催行事 3.サイドイベント エクスカーション 「山国川発中津干潟 中津ん水物語」 2007.12.5 8:00-17:00 主催行事 4.プレイベント シンポジウム 「海でつなが漂着ゴミと市民運動」 2007.6.9 13:00-17:00 主催行事 5.ブース展示、その他 ・中津干潟紹介コーナー ・別府駅コンコース「中津ん水物語り」 ・大分県土木部「海ごみ宣言・海ごみパネル」 ・「中津ん水物語り」「中津ん海苔物語」発行 水サミットから6年 NPO法人水辺に遊ぶ会の活動展開 海は世界を隔てるものではなく、繋ぐものである。 私たちは水サミットを通じ、国内や海外の多くの方々とつながることができ ました。これは中津干潟の未来にとって大きな力となると感じています。 国内 2008年 漁業者と地域協議会「中津干潟保全の会」設立し 定置網「ささひび」復元を手がける 2010年 東北被災地支援と交流を開始 2011年 山国川震災ボランティア プロジェクト未来遺産登録(日本ユネスコ協会連盟) 2012年 手づくり郷土賞(国土交通大臣)受賞 2013年 漁業者と地域協議会「中津干潟を元気にする会」設立 ブルーツーリズムに着手 沼田眞賞(日本自然保護協会)受賞 国外 2008年 2010年 2011年 2012年 2013年 海ごみ交流で韓国サチョン市へ COP10参加・世界湿地賞受賞 韓国の湿地研究者・行政・NGOが中津訪問 海民ネットワークに参加 韓国と交流をはかる 第2回アジア・太平洋水サミット参加 韓国務安郡を訪問 NGOと交流事業を開催