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SMILE - レタリング技能検定試験
1 級 第43回 レタリング技能検定試験 ■知識問題 1 級 1 高度な和文書体についての専門知識 2 高度な欧文書体についての専門知識 わくの上に部首名が示してあります。見本のようにわくの中にそれぞれの部首を持つ漢字を、 A∼Jの各書体名を解答欄の大きな ( )の中へ記入して 単線の字体で書き入れてください。 ください。ただし、各々に1字ずつ異なる書体が混入しているの ●用筆は鉛筆以外の黒の筆記具 で、その番号を、小さい( )の中に記入してください。 そうにょう 見本 まだれ おいがしら のぎへん はこがまえ おおざと 庁広応底 店座庭度 唐庫府応 老考孝者 煮 利私和秋 秘移税科 種穂積穏 匹区巨匠 医 都郎部郊 那邪 したごころ えんにょう しょうへん さんづくり 慕恭忝添 延廷廸建 志思急息 将壮状 壯狀將 形彩彫彬 影参彦須 つつみがまえ 包句匁勺 匂勾旬菊 SMILE 1 2 C. 5 2 3 4 2 2 3 5 3 4 4 R 1.読みやすくするために用いる記述記号の(、) を□という。 2.□ G は1946年告示の「当用漢字字体表」で制定された字体以前に使用された字体をいう。 X はひずみ絵、 ゆがみ絵などとよばれ、デザインや絵画の世界で視覚遊びとして用いられる。 3.□ C 4.印刷でCMYKの掛け合わせでは表現できないので、独自の配合で作った色を□という。 H. 2 3 4 5 解答欄 3 4 2 1 5 3 2 5 4 3 5 4 アドバイス 1.高度な和文書体についての 専門知識 氏 名 したごころは「⺗」 をいいますが、 こころ・しん 「忘」 も同じようにいわ れる場合もあるので許容すること にします。 見本にならって字体をわくに対し ●これから下は記入しないでください てバランスよく、ていねいに描き ます。 総計(+点) 5 2.高度な欧文書体についての 専門知識 I. 欧文のスタンダードな書体の形 小計 (ー点) 1 J. 1 2 1 5 E. smile smile smile 1 SMILE SMILE 1 1∼10の文章の□にあてはまる、最も適切な語句を下のA∼Zから選び、 ●用筆は鉛筆以外の黒の筆記具 4 G. 1 D. その記号を書き入れてください。 3 F. B. 1 3 デザインの一般教養 受検番号 ●用筆は鉛筆以外の黒の筆記具 A. 知識問題 1・2・3 1・2・3(実技問題ともで4時間30分) ー 2 3 4 smile 1 2 3 4 5 5 A.( ) ( ) ガラモン 2 を識別してください。ここに掲げ (ー点) (+点) A られているのはすべて書体サンプ ル集に記載されている書体です。 B それぞれの書体の特徴を丹念に 見比べて違いを理解してくださ C い。今回はヘルベチカとユニバー スを同じウエイトで出題してあり B.( ) ピスティリーローマン ( ) 3 D C.( ) クラレンドン ( ) 5 E A である。 7.平安時代に女手(おんなで) とよばれたのは□ D.( ) ( ) オプティマ 2 U 8.外国の書籍を著作権を無視して複製し刊行したものを□という。 E.( ) ( ) ユニバース 2 F レメントが変化することも覚えて おくとよいでしょう。 9.書籍がどのような厚さに仕上がるのかを、事前に作ってみるものを□という。 S F.( ) ( ) オプティマ 3 K である。 5.「や、ゆ、 よ」 「つ」など、通常より小さく書かれるかな文字は□ N 6.ひとつひとつの文字が意味を表している文字を□という。 10.中国の康熙字典は、 日本の大漢和辞典より収録字数が□ F 。 A.ひらがな B.スパイラル C.特色 D.とじ見本 E.カタカナ F.少ない G.旧字体 H.濁点 N.表意文字 I.表音文字 J.厚見本 K.拗促音 L.俗字体 M.男手 O.表示文字 P.踊り字 Q.異色 R.読点 S.束見本 T.ほぼ同じ U.海賊版 V.略字体 W.多い X.アナモルフォーシス Y.西洋版 Z.句点 G.( ) ( ) ボドニー 3 ます。eの特徴で判別できるかが 問題です。 同じ書体でもウエイトによってエ G 3.デザインの一般教養 H 文字デザインの知識が中心です が、一 般デザイン、美 術、印 刷、 H.( ) ( ) ヘルベチカ 2 I I.( ) ( ) ユニバース 3 J J.( ) ( ) ガラモン 3 検 ○ 広告、色などの出題もありますか ら、日常の知識取得がポイントに なります。 43ーAー1ー知123 1 級 第43回 レタリング技能検定試験 1 ■実技問題・4 級 4 4 高度な書体造形 刷り込んである「国境な」に合わせて、 「き医師団」を描いて「国境なき医師団」を完成させてください。 受検番号 ●書く文字は、 「 国境な」に続けて「き医師団」の4文字。 ●カギカッコは不要。 ●黒で仕上げること。 実技問題 アドバイス 4.高度な書体造形 ●用筆、用材は自由(ただし、鉛筆は除く)。 紛争地域や医療施設の不足して ●修整は自由。 氏 名 いる地域で活躍している「国境な き医師団」は基本書体の明朝体 をシャープにしたものです。骨格 は標準ですが、うろこやカットが シャープになっています。かなは ●これから下は記入しないでください 少し小さめにツメて描きます。 「医」のはらい、とめ、 「な、き」の 総計 (+点) 脈絡はつき、 離れはどちらでもか まいません。 小計(ー点) A 見本の理解・生かし方 (ー点) B 全体のバランス C スペーシング D 仕上げ技術 E 誤字・とり違い F 未完成 医の止めは 2 通り考えられ許容範囲です。 G その他 H I J 検 ○ 43ーAー1ー実4 1 級 第43回 レタリング技能検定試験 1 ■実技問題・5 級 5 5 高度な書体表現 実技問題 「Save The Children」の「Children」を、見本の「Ch」に合わせて、ヘルベチカで書いてください。 ●書く文字は、 「 Ch」に続けて「 ildren 」の6文字。 受検番号 ●カギカッコは不要。 ●黒で仕上げること。 5.高度な書体表現 ●用筆、用材は自由(ただし、鉛筆は除く)。 ●修整は自由。 アドバイス ヘルベチカ ボールドです。 氏 名 まず「Ch」 を基準にアセンダーラ イン (キャップライン)、ミーンライ ン、ベースラインを引いてから文 字の割り付けをして描き始めま す。 「re」 のスペーシングに注意し ●これから下は記入しないでください ましょう。 それとラウンドする部分が錯視調 総計 (+点) 整のために各ラインからでること を忘れないでください。 スペーシングや文字の太さは鉛 筆で文字のアウトラインだけ書い 小計 (ー点) ただけでは確認しづらいもので (ー点) (直書きのときは、墨入 全体のバランス Aす。軽く、 れに支障がない程度に)斜線など ラインの認識 Bで均一に塗りつぶすことで見えて きます。 正確な書体理解 Cほかの用紙でそれぞれの文字の 形を整えて書き、スペーシングし D スペーシング てからトレーシングペーパーに写 し取って、提出用紙に仕上げる方 E 仕上げ技術 法もあります。 F 誤字・とり違い G 未完成 H その他 I J 検 ○ 43ーAー1ー実5 1 級 第43回 レタリング技能検定試験 1 ■実技問題・6 級 6 6 文字の色彩表現 実技問題 「LIVE」の字を、❶と❷の対比的なイメージに合ったデザインと色彩で表現してください。 ❶平穏に生きている ❷過酷な状況に生きている 受検番号 ● ❶を左側に、❷を右側に書く。 ●カギカッコは不要、文字の大きさは自由。 アドバイス 6.文字の色彩表現 ●色数は3色以上使用すること。 まず言葉で整理しましょう。 ●用筆、用材、用具、用法は自由。 氏 名 「平穏∼」 からの連想 ●修整は自由。 穏やかな日常、田園風景 南の島、公園で散歩する人たち ❷ ❶ 形→やわらか、安定 色→ソフトなパステルトーン ●これから下は記入しないでください 1. 「過酷∼」 からの連想 総計(+点) 戦場、 砲撃、難民、病気 おびえ、よどんだ空気 形→硬い、重苦しい、壊れた 色→灰、 小計 (ー点)黒、茶、原色 (ー点) こ 出題意図の理解 A 対比する言葉を選びましたが、 ❷ ❶ れで形、色の方向がわかります。 アイデア・イメージ B基本書体であてはめるなら 平穏→丸ゴシック、柔らかでまる 創作力・表現効果 Cく、 やや太めのローマン体 過酷→シャープなサンセリフ系の D 色彩感覚 イメージが合いそうです。 2. 安易ですが、具象を取り入れる E レイアウト 手法もあります。その場合はしつ グラフィックパターンを追加してみたもの。 くなりすぎないよう、スマートに 可読性 Fこ 仕上げましょう。 G 仕上げ技術 H 誤字・とり違い ●あなたの制作意図を50字以内で書いてください。 例: 柔らかな丸ゴシック体にパステルトーンで穏やかなイメージを表現 しました。 一方ゴシック系をベースに荒れた感じで不 いにし、色は廃墟の イメージの黒、茶、灰と血をイメージする赤で過酷さを表現しました。 I 未完成 J その他 検 ○ 43ーAー1ー実6 2 第43回 レタリング技能検定試験 ■知識問題 級 2 1 和文書体についての専門知識 2 欧文書体についての専門知識 見本を参考にして、次の1∼5の部首を持つ漢字を明朝体で書き、それぞれを完成させてください。 見本 ●用筆は鉛筆以外の黒の筆記具。 次の1∼10の書体にあてはまる書体名を、下のA∼Jより選び、 受検番号 ●用筆は鉛筆以外の黒の筆記具 消しゴムで消してください。 なべぶた 1. 1 2 3 4 5 2. きへん しんにょう うかんむり HOT HOT HOT HOT 3. 1∼10の文章の□にあてはまる最も適切な語句を下のA∼W から選び、 4. M 3. デザイナーが発注者などに説明するため、制作物を仕上がりと同じに作った見本を□という。 J の代表的な書体の一つである。 4. ヘルベチカは□ I 5. 書籍、雑誌、各種印刷物などを、印刷後に仕上がり寸法に切ることを□という。 5. L 6. 欧文で日本の書道的表現に相当する書字を□という。 C 7. 出版物、印刷物などの写真や図版に添える説明文を□という。 総計 (+点) こに掲げられている書体はすべて HOT HOT 書体サンプル集に記載されていま 8. す。よく見比べて特徴を覚えてく ださい。 小計 (ー点)。1.2.はヘルベチカとユ ニバースをほぼ同じウエイトで出 (+点) HOT HOT 9. 10. を観察できているかが試されま Hot B す。サンプル集だけではなく気に 入った書体の名称を確認したり、 C ウエイトによるエレメントの変化 HOT 8. □ R は、絵の具や墨をぼかすために用いる筆である。 D E にも関心をもってください。 3.専門用語の理解 2級ですと書体サンプル集の用語 F 解説以外のデザイン関連のことも 出題されますから、日頃から文字 G やデザイン、印刷、広告、色など 印刷物を刷るときに使用する版のことである。 E 9. □とは、 ) F.ピスティリー・ローマン ( 4 ) 10 G.ブラッシュ・スクリプト ( 3 ) B.ガラモン ( 5 ) A.ボドニ A 10. 欧文書体で字幅のもっとも広い平体を□という。 A.エキスパンド B.面相筆 C.キャプション D.エジプシャン E.刷版 F.平筆 G.四六判 L.カリグラフィ P.タイプフェイス Q.アイソタイプ R.隈取筆 U.ラフスケッチ V.カーニング W.版下 欧文のスタンダードな書体の形 A 題してあります。どのくらい文字 O 2. 左右構造の漢字で、左側の部分を□という。 T.飾り罫 2.欧文書体についての専門知識 ●これから下は記入しないでください (ー点) Q 1. 文字の代わりに単純にデザイン化された絵を用いる表現を□という。 N.ウェイト調整 O.へん ないでしょう。見本がどう描かれ ているかよく見てください。 7. その記号を書き入れてください。 ●用筆は鉛筆以外の黒の筆記具 K.つくり 対応する文字種の多い部首なの 氏 名 で、文字選定はそれほど難しくは を識別しなければなりません。こ 3 専門用語の理解 I.化粧裁ち J.サンセリフ アドバイス 1.和文書体についての専門知識 6. にんべん 沖河油治洋活海 札杉板柱相校格 辺込近退送逃逆 字守安宋宗官宙 仏化他仕代仮仲 流消波洗浜深湖 桃桐桔桜梅根検 途通速造連週進 定宝実客室宮案 作任伊伝休体何 H.断裁 級 それぞれの( )の中にその番号を入れてください。 ●鉛筆で書いた骨格、エレメントの下書きは さんずい 知識問題 1・2・3 1・2・3(実技問題ともで3時間) ー ( に興味を持って接することが大切 H です。 M.カンプ C.オプティマ ( 6 ) H.フーツラ ( 7 ) I S.ファンシー D.ヘルベチカ ( 1 ) I.クラレンドン ( 8 ) J E.ユニバース ( 2 ) J.エクセルシア・スクリプト ( 9 ) 検 ○ 43ーAー2ー知123 2 級 第43回 レタリング技能検定試験 2 ■実技問題・4 級 4 4 和文指定書体表現 実技問題 「旅の絵本」を、見本の「旅」に合わせて、欠けている文字を書いて完成させてください。 受検番号 ●書く文字は、 「 旅」の次に「の絵本」の3文字。 アドバイス ●書体、大きさ、ウエイト、エレメントなどは、 「 旅」に合わせること。 4.和文指定書体表現 ●「旅」を含む左右寸法はほぼ225∼230mm。 ●横書きのこと。カギカッコは不要。 ●黒で仕上げること。 明朝体ですが、明朝体でも書体 氏 名 により様々な特徴を持っていま す。見本の 「旅」 をよく観察してく ●用筆、用材は自由(ただし、鉛筆は除く)。 ださい。 ●修整は自由。 文字バランスはオーソドックスで すが横線の太さ、始筆の入り方、 ●これから下は記入しないでください うろこの 形 はどうでしょう。縦 線、点、はらいそれぞれのエレメ 総計 (+点) ントをどれだけ観察でき再現でき るかです。かなの 「の」 については ヒントがありませんがウエイトを あわせて書いて下さい。そして 小計 (ー点) 「の」の位置が「旅」 と 「絵」のどち (ー点) 見本の理解・生かし方 A らかに片寄ってしまわないように してください。 B 全体のバランス C スペーシング D 仕上げ技術 E 誤字・とり違い F 未完成 G その他 H I J 検 ○ 43ーAー2ー実4 2 級 級 第43回 レタリング技能検定試験 2 ■実技問題・5 級 5 5 欧文指定書体表現 実技問題 「Tower」の文字を、見本の「To」に合わせて、ヘルベチカで書いてください。 ●書く文字は、 「 To」に続けて「wer」の3文字。 受検番号 アドバイス ●カギカッコは不要。 5.欧文指定書体表現 ●黒で仕上げること。 ●用筆、用材は自由(ただし、鉛筆は除く)。 ●修整は自由。 ヘルベチカ ボールドです。刷り 氏 名 こんである文字の「To」 を手がか りに、キャップライン、ミーンライ ン、ベースラインを引いてから文 字割りします、 「w」 は幅が広くステムの太さが微 ●これから下は記入しないでください 妙に調整されているのを見のがさ ないでください。 総計 (+点) スペーシングは 「To」にあわせ、 全体を整えます。 天、地がラウンドしている文字は 「o」 と同じように錯視調整のため 小計 (ー点) ミーンライン、ベースラインから少 全体のバランス Aし出して調整します。 (ー点) B ラインの認識 C 書体理解 D 大文字・小文字バランス E 字高・字幅・太さ F スペーシング G 仕上げ技術 H 誤字・書体違い I 未完成 J その他 検 ○ 43ーAー2ー実5 2 級 第43回 レタリング技能検定試験 2 ■実技問題・6 級 6 6 書体造形および構成 実技問題 「デジタル」を、見本の「デ」に合わせて、欠けている3文字を書き、完成させてください。 受検番号 ●書く文字は、 「デ」の次に「ジタル」の3文字。 アドバイス ●太さ、エレメントなどの書体の特徴は見本に合わせること。 ●横書きのこと。カギカッコは不要。 6.書体造形および構成 ●黒で仕上げること。 「デ」 をよく観察します。ロゴタイ 氏 名 プはよく 「ラインを合わせる」 とい ●用筆、用材は自由(ただし、鉛筆は除く)。 うことをします。タイトルもデジタ ●修整は自由。 ルなのでいっそラインを大胆に整 理し、幾 何 的に描くのもいいで しょう。 ●これから下は記入しないでください ロゴタイプなので同じ文字枠の大 きさにこだわる必要は無く、見た 総計(+点) 目を重視してください。特に 「ル」 は天地はラインにそろえますが左 右幅を大きめにしないと窮屈に なってしまいます。 小計 (ー点) A 見本の生かし方 (ー点) B イメージ的確さ C レイアウト D 仕上げ技術 ジは大きくなりすぎないようにします。 ルがきゅうくつに見えないようにします。 E 誤字・とり違い F 未完成 G その他 H I J 検 ○ 43ーAー2ー実6 3 第43回 レタリング技能検定試験 級 1 字体の理解 2 部首、部分、 エレメントの理解 下の用語の中から選び、 その番号を解答欄に書き入れてください。 解答欄の該当する箇所にその番号を書き入れてください。 ●用筆は鉛筆以外の黒の筆記具 A ●用筆は鉛筆以外の黒の筆記具 2 3 4 5 6 7 8 9 1 G E C H I A B 10 A. C 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 D B. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 E C. B 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 D 5.ごんべん 6.うろこ 2 3 4 5 6 7 8 9 2 8.ぎょうにんべん 9.ごんづくり 10.右はらい 11.まげはね 12.たてせんはね 10 E. 7.よこせん 5 8 3 1.字体の理解 2 間違い文字を探してください。画 7 7 10 ことが大切ですね。 A 4 K 2 C 5 F 12 P 3 又は11 P G 5 Q 9 Q R H 6 R 1 I 2 S 8 J 11 T 6 3 1 A 2 C 3 B (A.寒色 B.純色 C.補色) 4. 同じ色相の中で、混ざりけのない鮮やかな色を□という。 4 B (A.責了 B.修正 C.校正) 5. 原稿の指定と相違している点を訂正指示することを□という。 5 C (A.平体 B.やや小さめ C.やや大きめ) 6. かな文字は漢字より□にするとバランスがとれる。 6 B (A.自由自在定規 B.T定規 C.雲形定規) 7. 曲線を描くためにさまざまなカーブを組み合わせた定規を□という。 7 C (A.コラージュ B.ステンシル C.ピクトグラム) 8. 絵や写真・印刷物・布などを貼りつけ、作品を作る技法を□という。 8 A (A.掛け合わせ B.グラデーション C.色分解) 9. 色彩などの濃淡や色相、明るさなどが段階的に変化する表現を□という。 9 B (A.等線分割 B.等倍分割 C.黄金分割) 10. 古来よりもっとも美しいバランスのとれた1:1.618での分割を□という。 10 C 1.「わかんむり」の部首がある漢字は□である。 (A.写 B.家 C.学) (A.凸版 B.凹版 C.平版) 2. オフセット印刷は□である。 (A.明朝体 B.草書体 C.ゴシック体) 3. □は毛筆などで手書きした感じの書体である。 S T L M 1.エックスハイト 2.カウンター 3.キャップライン 4.テイライン 5.ステム 6.デセンダーライン 7.セリフ 9.ミーンライン 10.ドット 8.ベースライン 11.アセンダー 12.テール 総計(+点) 礎知識である部首やエレメントの 名称を答える問題です。書体サ 7 O 10 その記号を解答欄に書き入れてください。 和文、欧文の文字デザインの基 ンプル集に解説してあるので見て E O 2.部首、部分、エレメントの理解 8 M 7 ●用筆は鉛筆以外の黒の筆記具 ●用筆は鉛筆以外の黒の筆記具 てください。 6 1 N にあてはまる最も適切な語句を ( )の中から選び、 り」が違っているなど念入りに見 日頃から本に親しみ、文章を書く D 3 デザイン用語、用具、用法の理解および基本的な書体に関する知識 1∼10の文章の 数が足りないとか「へん」 や 「つく 氏 名 4 下の用語の中から選び、 その番号を解答欄に書き入れてください。 N アドバイス 7 B 10 L 12 b.次の欧文の矢印で示した部分とラインなど(K∼T)の名称を、 K 受検番号 級 ●これから下は記入しないでください 1.たてせん 2.かどうろこ 3.にんべん 4.左はらい D. 1 J F 知識問題 1・2・3 解答欄 a.次の明朝体の黒塗り部分と破線の部首2つ(C、G)の名称を、 下の文章の中に、常用漢字の骨組として正しくないものがあります。 1 3 ■知識問題ー1・2・3(実技問題ともで2時間30分) 小計(ー点) おいてください。これを知らない と文字デザインについてのコミュ (ー点) (+点) Aニケーションがとれません。 B (補)b. の出題で右側に示した○ P の矢印がやや下にずれていまし C た。答えはキャップラインなので Dすが 、みなさんの中にはアセン ダーと判断された人もいると思わ Eれます。 矢印のずれがそうさせた ので、この○ P の解答ますには、 F3か11のどちらを記入しても○と します。 G 3.デザイン用 語、用 具、用 法の H 理解および基本的な書体に関 I する知識 書体サンプル集の用語集と図版 Jのページに載っている基本知識 です。 検 ○ 43ーAー3ー知123 3 級 第43回 レタリング技能検定試験 3 ■実技問題・4 級 4 4 フリーハンドによる字体表現 実技問題 下に示した筆記文字A、B、Cを、見本例のように書き直してください。 (注)見本例はスペーシングを考慮して書いたものです。 アドバイス 受検番号 ●細書き用の鉛筆以外の黒の筆記具で。 ●フリーハンドで書くこと (定規使用は不可)。 4.フリーハンドによる字体表現 見本 それぞれの文字は正体(正方形 ●鉛筆の下書きは、あとで消しておくこと。 ●修整は自由。 の字面枠) で描いていきます。漢 氏 名 字はツメないでベタ組で割り付け ・・ ます。、かなはやや小さめの枠で スペーシングを考慮しながら文字 の割り付けをしてください。 基本書体の骨格は筆記体と異な ●これから下は記入しないでください A り水平垂直がかなり整理されて います。見本をよく見て右上がり 総計(+点) の筆記体にならないようにしてく ださい。下書きは、紙を傷めない ように、やわらかな鉛筆で、うす 小計(ー点) くていねいにゆっくり書きましょ う。文字を間違えずバランスよく (ー点) A 文字全体のそろい・統一 かけることを心がけてください。 B 墨書き部分が完全に乾いてから B 直線(水平垂直)の安定 消しゴムで消さないと汚れるおそ れがあるので注意してください。 C 曲線の運び 枠に接するか、離すかをよく観察 C 意識してください。明朝体は スペーシング D し、 ・・ あしを出しますが、ゴシック体で ・・ E 誤字・脱字 は下部分のあしは出し、上部分 ・・ のあしは省略されたりします。ど F 未完成 ちらのタイプでもかまいません。 G その他 H 明朝体 I ゴシック体1 J ゴシック体2 検 ○ 強海護 強海護 強海護 強海護 43ーAー3ー実4 3 級 第43回 レタリング技能検定試験 3 ■実技問題・5 級 5 5 和文基本書体表現 実技問題 下のわくの中に「満天の星」の4文字のうち、 「満天」の2文字を、明朝体で書き入れてください。 ●黒で仕上げること。 受検番号 ●用筆、用材は自由(ただし、鉛筆は除く)。 アドバイス 5.和文基本書体表現 ●文字の大きさ、太さ、エレメントなどは、刷り込んである「の星」に合わせて、バランスをとること。 明朝体だからみんな同じというわ ●修整は自由。 けではありません。バランスや 氏 名 縦、横線の太さ、はらいの勢い、 点、うろこなどのエレメントがそ れぞれにシャープだったりソフト だったり固有の特徴を持っていま す。刷り込まれている 「の星」 の特 ●これから下は記入しないでください 徴をよく観察して描き進めてくだ さい。ちなみにこの枠は漢字の 総計(+点) 字面枠です。 小計(ー点) (ー点) A 見本とのバランス B 大きさの統一 C 線画の太さの統一 D 書体エレメントの統一 E 仕上げ技術 F 誤字・書体違い G 未完成 H その他 I J 検 ○ 43ーAー3ー実5 3 級 第43回 レタリング技能検定試験 3 ■実技問題・6 6 6 欧文基本書体の拡大視写 右の手本を、下のわくいっぱいに、拡大視写してください。 級 実技問題 手本 受検番号 アドバイス ●黒で仕上げること。 ●用筆、用材は自由(ただし、鉛筆は除く)。 6.欧文基本書体の拡大視写 ●手本の上に、分割線などを書き加えてもよい。 (デバイダーをうまく使ってください。) ヘルベチカボールドです。デバイ ●拡大器(比例コンパス)を除く製図器、各種定規類などの使用は自由。 ダーと三角定規を使い元図を大 ●鉛筆の下書きは、あとで消しておくこと。 氏 名 まかに分割して位置関係をつか ●修整は自由 み、作図していきます。 ステムの延長線がどこを通ってい るか、どこで交差しているかを確 認してください。送り定規やデバ ステムの太さを基準に分割 ●これから下は記入しないでください イダーをあててみればわかります 斜めステムは幅が同じではありません。 が、斜めステムは平行ではありま 総計(+点) せん。 Pのカーブは正円ではありません が、部分的にコンパスを使っても 小計 (ー点) いいでしょう。 あとはフリーハン ド、又は雲形定規が得意なら活 (ー点) 拡大視写の正確さ A用して、 ていねいに仕上げてくだ さい。 B 仕上げ技術 C 誤字・とり違い D 未完成 E その他 F ステムの太さを基準に細かく分割 G H I J 検 ○ 43ーAー3ー実6 4 級 第43回 レタリング技能検定試験 4 ■知識問題ー1・2・3(実技問題ともで2時間10分) 2 書体の理解 ABCと3つずつ並んだ文字の中から、常用漢字の骨組として最も正しいものを 次の1∼10の中に、基本書体の明朝体とゴシック体(丸ゴシック体も 1字選び、その記号を右の解答欄に書き入れてください。 含む)が含まれています。解答欄の該当する番号のところに○印を 1 2 書き入れてください。 ●用筆は鉛筆以外の黒の筆記具 A C 1. 2. B C B C A 4. A B 1. A 7. A 3. 5. A 6. A B B 3 4 ●用筆は鉛筆以外の黒の筆記具 B C C C 8. 9. 10. B C A B A 発想 A B B 旅行気分 2. C C C 3. 4. 5. 5 6. 6 宇宙征服 7 8 9 7. 深夜放送 8. 初志貫徹 10 10. B C 1 B C 晴耕雨読 A 8 9 10 ○ (A.装丁 B.ブックデザイン) 8. 表紙やブックカバーなど、本の外観をデザインすることを□という。 (A.2倍大 B.3倍大) 9. A4判の面積は、A5判の□にあたる。 (A.平体 B.長体) 10. □は、文字幅を狭く変形した書体のことをいう。 骨格の間違いを探す問題です。 見たところ似ていますが、よく見 ●これから下は記入しないでください 日頃から本に親しみ、文章を書く 総計(+点) ことが大切ですね。 2.書体の理解 小計(ー点) 明朝体とゴシック体(丸ゴシック 体も含む) を探す問題です。ウエ (ー点) (+点) A イト (太さ) は細い物から太い物ま ○ B ○ C で何種類もあります。 3.基 礎 知 識および用 具、用 材、 用法の理解 D 文字デザインに関する簡単な一 般常識からの出題です。書体サ 1. □は色の三属性の一つで、いわゆる色みのことである。 (A.色相 B.補色) (A.斜体 B.正体) 7. 直立で変形されていない文字を□という。 文字を書く時に注意する漢字の ○ ●用筆は鉛筆以外の黒の筆記具 (A.図案文字 B.図形文字) 6. 造形的なデザインを加えて創作された文字を□という。 違ってはいません。 この問題は B 4 5 1∼10 の文章の□にあてはまる最も適切な語句を ( )の中から選び、その記号を右の解答欄に書き入れてください。 (A.冷房色 B.寒色) 5. 青・青緑・青紫など、冷たく感ずる色を□という。 ることがありますが漢字自体は間 3 ○ 3 基礎知識および用具、 用材、 用法の理解 (A.透視表現 B.透視図法) 4. □は、遠近感を表現するための手法である。 する場合は同音異字に変換され 氏 名 B 7 (A.カラス口 B.丸ペン) 3. 2枚の刃の間にインクなどを差して、均一の線を引く用具は□である。 携帯やコンピュータで文字変換 C B アドバイス 1.字体の理解 B 2 6 (A.スペーシング B.トリミング) 2. 字間・行間・段間などの調整をすることを□という。 受検番号 るとおかしな箇所があります。 2 9. 浪漫飛行 1 知識問題 1・2・3 解答欄 1 字体の理解 級 E ンプル集の用語集に目を通してお 3 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 くといいでしょう。 A F A G B H A B A I A J B A B 検 ○ 43ーAー4ー知123 4 級 第43回 レタリング技能検定試験 4 ■実技問題・4 級 4 4 フリーハンドによる字体視写 実技問題 下の文字 A 、B 、Cを、それぞれのわくの中に、 フリーハンドで、見本どおりの骨組で、拡大視写してください。 ●用筆は鉛筆以外の黒の筆記具。 受検番号 ●フリーハンドで書くこと。 4.フリーハンドによる字体視写 ●定規などは使用しないこと。 下書きは、紙を傷めないように、 ●鉛筆で下書きすることはさしつかえないが、なるべく薄く下書きし、 じゅうぶんに乾いたあとで、消しゴムで消しておくこと。 ●修整は自由。 アドバイス やわらかなB 2Bの鉛筆で、うす 氏 名 くていねいに書きましょう。消し ゴムは墨書き部分が完全に乾い てから使わないと、汚れるおそれ A があるので注意してください。 ・・ わくに接している、離れているを ●これから下は記入しないでください よく観察してください。ここに書 ・・ かれてるわくを字面枠(じづらわ 総計(+点) く) といいます。 漢字は基本的にベタ組みでかな は少しツメています。漢字とかな 小計(ー点) の字面枠の離れ方で文字のツメ 方がわかるでしょうか? (ー点) A 粗雑さ視写の的確さ B B 全体のそろい・統一 C 直線(水平垂直)の安定 D 曲線の運び E 粗雑さ F 誤字 C G 未完成 H その他 I J 検 ○ 43ーAー4ー実4 4 級 第43回 レタリング技能検定試験 4 ■実技問題・5 級 5 5 和文基本書体の拡大視写 実技問題 下の明朝体とゴシック体の漢字2文字を下のわくの中に拡大視写してください。 受検番号 ●黒で仕上げること。用筆、用材は自由(ただし、鉛筆は除く)。 ●塗り残しのないように、はっきりと仕上げること。 アドバイス 5.和文基本書体の拡大視写 ●各種定規類、デバイダーの使用はさしつかえない。 明朝体とゴシック体は毎日いつも ●拡大器(比例コンパス)や、 トレーシングペーパーを使わないこと。 目にしている和文書体の基本書 氏 名 ●鉛筆の下書きは、あとで消しておくこと。 体です。この問題ではデッサン力 ●修整は自由 とエレメントの仕上げ力が問われ ます。デッサンするとき設定され ・・ ているわく(字 面 枠)に接してる か、どのくらい離れているかをよ ●これから下は記入しないでください ∼く観察してください。明朝体は ↓空いていますか? うろこや、点などのエレメントを 総計(+点) しっかり書かないとだらしのない 文字になってしまいます。 ゴシック体は横線より縦線を少し 小計 (ー点) 太くして錯視調整し、 軽快にみせ ています。外側と内側の線の太 (ー点) 視写の的確さ Aさの差もよく観察して視写してく ださい。軽く枠の中を分割して描 B 大きさのバランス いてもいいでしょう。でもあまり 細かく分 割するクセをつけると C 書体エレメントの造形 デッサン力がつかないので考えも 仕上げ技術 Dのですが。 ↑空いていますか? E 誤字 ↑空いていますか? F 未完成 G その他 H I J 検 ○ 43ーAー4ー実5 4 級 第43回 レタリング技能検定試験 4 ■実技問題・6 級 6 6 欧文基本書体の拡大視写 実技問題 下の手本を、右のわくいっぱいに、拡大視写してください。 ●黒で仕上げること。用筆、用材は自由(ただし、鉛筆は除く)。 受検番号 ●手本の上に、分割線などを書き加えてもよい。 (デバイダーをうまく使ってください。) ●拡大器(比例コンパス)を除く製図器、各種定規類などの使用は自由。 アドバイス 6.欧文基本書体の拡大視写 ●鉛筆の下書きは、あとで消しておくこと。 この単純な欧文拡大視写はどち らかというと製図の問題です。デ ●修整は自由。 氏 名 バイダーや三角定規の送りをうま ステムの太さを基準に分割 く使いこなし、分割や線の延長が ステムの太さを基準に細かく分割 手本 どこにいっているかを作図で割り 出してみましょう。デバイダーを 使えれば9等分など簡単です。 ●これから下は記入しないでください 各ラインの延長はどこに向かって いるか、どこを通るか観察してく 総計(+点) ださい。 Aの上部分の交点は濃度調整の ため、斜めのステムは上が 細く 小計(ー点) なっています。そのあたりをきち んと再現できるといいです。 (ー点) A 拡大視写の正確さ センター 上が狭い B 仕上げ技術 C 誤字・とり違い D 未完成 センター E その他 F G センター 右のステムが わずかに太い H I J 検 ○ 43ーAー4ー実6