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資料5
平成 15 年 9 月 26 日
平成15年度 拠点システム事業経過報告
Ⅰ.我が国の主力となる教育分野における「協力経験の共有化」
(1)理数科教育教員研修制度に関する協力経験の集約【広島大】(p.1)
(2)発展途上国における教育セクター分析の手法開発研究【広島大】(p.2)
(3)教育援助プロジェクトの評価手法の開発【広島大】(p.3)
(4)日本の教育経験に関する情報の整備―教育経営・教員研修分野を中心とし
て―【筑波大】(p.4)
(5)数学部門における教育経験の共有化【筑波大】(p.5)
(6)理科における国際協力経験の共有化と理科教師実験技能育成のための映
像教材の作成【筑波大】(p.7)
(7)住民参加型の学校運営に関する教育協力についての調査研究
【セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン】(p.8)
Ⅱ.派遣される現職教員への支援
(1)派遣される現職教員への支援他【筑波大】(p.9)
Ⅲ.協力経験の浅い分野の活用促進
(1)開発途上国における障害児教育分野の教育協力モデル指針の研究
【筑波大】(p.10)
(2)学校保健分野における国際協力のシステム開発と人材の形成
【大妻女子大】(p.11)
(3)環境教育における開発途上国との教師教育協力のための連携組織づくり
と教師教育のガイドライン開発研究【東京学芸大】(p.13)
(4)発展途上国における環境教育支援のための実践事例データベースの作成
【宮城教育大】(p.14)
(5)幼児教育に関する情報収集と幼児教育モデルの構築【お茶の水女子大】
(p.16)
Ⅳ.拠点システムのハブ機能
(1)協力経験の共有と発信のための電子アーカイブ用サバー設置とデータ企
画設定【筑波大】(p.17)
Ⅴ.我が国からの情報発信
(1)JAPAN EDUCATION FORUM の開催【広島大】(p.18)
平成 15 年度
事
拠点システム事業経過報告
業
名
称
理数科教育教員研修制度等に関する協力経験の集約
ふりがな
代表者氏名
連 絡 先
くろ
だ
黒
田
のり
則
所属機関名 広島大学教育開発国際協力研究センター
職名
教授
ひろ
博
〒739-8529
広島県東広島市鏡山 1-5-1
TEL
0824-24-6245
E-mail
FAX
0824-24-6245
[email protected]
これまでの取組み内容(具体的な実施内容を記載)
7 月から本調査研究に専ら従事する特別調査研究員(非常勤)を委嘱し、本格的な調査研究が開始された。7
月中旬に調査実施チーム会議を開き、全体の枠組み、比較分析の観点、分析する資料について検討し、役割分担
を確認、具体的なスケジュールを作成した。
7、8 月は、援助の現状、国際教育協力、途上国に対する理数科教育に関する資料をはじめ、今年度の調査対
象である 4 つの案件「フィリピン理数科教育プロジェクト(1994∼1999 年)」、
「エジプト授業・教材研究開発(1997
∼2000 年)」、「ケニア中等理数科教育強化計画(1998∼2003 年)」、「南アフリカ・ムプマランガ州中等理数科教員
再訓練計画(1999∼2001 年)」に関する資料として、国際協力事業団(JICA)作成の報告書ならびに案件に関連す
る論文・記事等を入手し、分析観点に従って整理を行った。
また派遣専門家からの聴き取り調査も開始し、報告書に書かれていない情報も得ながら、教育協力事業のモデ
ルを抽出する作業を行っている。
今後の予定等(月次ごとに実施予定内容を記載)
9∼12 月
○ 引き続き不足している報告書類を入手する手続きを行う。
(大学の図書館を通して JICA 図書館所蔵の資料を貸し出してもらう)
○ コンソシアムとなっている大学へ赴き、資料と情報の収集を行う。
○ 派遣専門家の個別の報告書をできるだけ収集する。
(JICA の各担当を通して部外秘資料、著作権問題をクリアした資料を提供してもらう手続きを行う)
○ 関係者からの聴き取り調査も進めていく。
平成 15 年
11 月:実施チーム会議
12 月:調査報告書(中間)作成
平成 16 年
1∼2 月:調査結果報告会
3 月:報告書作成
当初計画との変更、見直し内容(事業目的・内容・方法等)とその理由
現在のところ、特になし。
- 1 -
平成 15 年度
事
拠点システム事業経過報告
業
名
称
発展途上国における教育開発セクター分析の手法開発研究
ふりがな
連 絡 先
所属機関名
職名
くろだかずお
代表者氏名
黒田一雄
〒169-0051
東京都新宿区西早稲田 1−21−1
早稲田大学大学院
アジア太平洋研究科
助教授
TEL 03-5286-3975
FAX 03-5286-3975
E-mail [email protected]
これまでの取組み内容(具体的な実施内容を記載)
研究分担者の総合的なアドバイスを得ながら、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科国際関係専攻生を中心
に、世界銀行の教育セクター分析手法・アプローチについてのレビューを行っている。現在までに、①女子教育
政策、②貧困削減と教育、に関してはほぼ調査が完了した。現在、③ノンフォーマル教育、④幼児教育、⑤効果
的学校、⑥生涯教育と知識経済、⑦教育改革、⑧学校保健、⑨障害児教育、⑩高等教育について、調査を進行中
である。今後も研究分担者との協議のもと、2,3のテーマを追加する予定である。
研究分担者および他の有識者と、7 月 30 日に早稲田大学にて第一回研究会議を行った。
今後の予定等(月次ごとに実施予定内容を記載)
10 月 6 日 原稿初稿締め切り
10 月中
第二回研究会議
12 月中
第三回研究会議
1 月中旬
原稿最終締め切り
2月
報告書の作成
当初計画との変更、見直し内容(事業目的・内容・方法等)とその理由
当初計画では世界銀行の教育セクター分析手法のレビューの項目を、「ユニットコストの概念」や「学校にお
けるリソース分析手法」などのサブセクター横断的なものとしていたが、研究を進める途上で、上記のような教
育サブセクターごとのレビューの方がまとまりのよいものになることがわかり、変更した。
- 2 -
平成 15 年度
事
ふりがな
代表者氏名
連 絡 先
拠点システム事業経過報告
業
名
称
教育援助プロジェクトの評価手法の開発
所属機関名 広島大学 教育開発国際協力研究セ
ながお
まさふみ
長 尾 眞 文
職名
ンター・教授
〒739-8529
広島県東広島市鏡山 1-5-1
TEL
0824-24-6249
E-mail
FAX
0824-24-6913
[email protected]
これまでの取組み内容(具体的な実施内容を記載)
本事業では、2 年計画で、教育援助プロジェクトで共通に活用できる評価手法の実用的なガイドラインを作成
することを目指す。本年度は、成果・インパクト評価及びプロセス・モニタリング評価に係わるガイドラインの
ドラフト作成が主たる作業内容である。5 月の事業開始以来、これまでに実施した作業は、下記の通りである。
5 月: 国内関係組織(JICA)との予備的協議実施
米国援助機関(USAID)、国際機関(世界銀行、米州開発銀行)での予備的な資料収集
6 月: 実施チーム形成・支援委員会形成に向けての関係者との協議実施
ガイドラインのベースとなる理論的枠組構築作業の開始
7 月: 世界銀行および米国、英国、ノールウェーの援助評価に関する資料収集・分析開始
8 月: 「教育援助評価の現状と課題」ペーパーを執筆
今後の予定等(月次ごとに実施予定内容を記載)
9 月:
研究代表者の在外研究(オーストラリア・メルボルン大学・事業評価研究センター)を利用して、資料収
集
10 月: 第 1 回支援委員会
国内関係組織からの教育援助評価事例の収集と整理
11 月: 海外調査(米国、欧州)実施
収集事例に基づく分析・ヒアリングの開始
12 月: 分析・ヒアリング作業
1 月:
分析・ヒアリング作業
2 月:
ガイドライン・ドラフトの作成
第 2 回支援委員会
3 月: 初年度報告書の作成
当初計画との変更、見直し内容(事業目的・内容・方法等)とその理由
目的、内容、方法等の変更なし。研究代表者が在外研究で 8 月∼9 月の 2 ヶ月間不在となったため、国内援助
機関関連作業の実質的な開始は秋からとし、関連研究(科研費)による海外調査とインターネット資料検索に基づ
く海外援助機関関連作業を優先させた。
- 3 -
平成 15 年度
事
ふりがな
代表者氏名
連 絡 先
拠点システム事業経過報告
業
名
称
日本の教育経験における情報整備事業
−教育経営・教員研修分野を中心として−
所属機関名 筑波大学教育開発国際協力研究セン
むらた
よくお
村田 翼夫
職名
ター 教授
〒305−8572 つくば市天王台 1−1−1
筑波大学教育開発国際協力研究センター
TEL
029−853−7283
E-mail
FAX
029−853−7288
[email protected]
これまでの取組み内容(具体的な実施内容を記載)
・ 過去の教育協力事業における経験の共有化
2003 年 5 月 27 日,7 月 5 日に事業分担者及び協力者を交え研究会兼打ち合わせを開催し,教育協力経験
を有する研究者から途上国が必要とする情報の提供を受け,日本の教育経験内容を整備していく方向性に関
して議論し,参加者間の共通理解を形成した.この共通理解をもとに,本事業の中心的課題である教材開発
の構想について検討した.
・ 研修用教材の作成
上記 2 回の打ち合わせを経て,教材の趣旨,内容構成,形式,および編集スケジュールを検討し,すでに,
教材の趣旨や目的,章構成と執筆分担,収集する必要のあるデータについての詳細が決定され,9 月 16 日に
は章構成と確証を構成する項目案が出揃ったところである.
・ 日本の主要法令の翻訳
日本の教育システムを構成する法令のうち,本事業の趣旨から,学校教育法,教育公務員特例法,地方教
育行政の組織及び運営に関する法律を英語に翻訳することとし,翻訳業者を選定し,近日の法改正の動向の
調査中である.
今後の予定等(月次ごとに実施予定内容を記載)
9 月
研修用教材の章構成の決定および執筆開始.法令翻訳業者決定.教材に掲載するデータ・写真等の収集
開始.
10 月 研究打ち合わせ会開催,情報収集の共有化,教材枠組みの確認.法令翻訳を発注.
11 月 研修用教材草稿完成.
12 月 研修用教材草稿検討.教材に掲載するデータ,写真等の収集終了.翻訳法令(英文)草稿完成.
1月
翻訳法令の内容および表記等の確認作業.
2月
参加者による全体会議により研修用教材および法令翻訳確認および承認.教材・法令翻訳の印刷,製本.
3月
教材および法令翻訳の完成,刊行.
当初計画との変更、見直し内容(事業目的・内容・方法等)とその理由
- 4 -
平成 15 年度
事
拠点システム事業経過報告
業
名
称
拠点システム数学部門における協力経験の共有化事業
ふりがな
代表者氏名
連 絡 先
いそだ
まさみ
礒田
正美
所属機関名
職名
〒〒305-8572
つくば市天王台 1-1-1
TEL
筑波大学教育開発国際協力研究センター
助教授
029-853-7286
E-mail
FAX
029-853-7288
[email protected]
これまでの取組み内容(具体的な実施内容を記載)
まず6月に『拠点システム数学委員会事務局会議』を行い,年次計画と課題案作り事務局関係者 5 名と専従特
別研究員を中心に,拠点システム設立主旨の共有と課題の頭だしと提案,並びに関連実績の調査を開始した。
次に 7 月には,日本科学教育学会第 27 回年会(於:金沢工業大学)における課題研究『数学教育における日
本の教育協力経験共有化へのパースペクティブ』において,大学教官によるこれまでの協力経験に基づく研究(経
験)発表を行い,過去の協力経験を集約・類型化する上での議論を進め,委員会関係者で広く課題を共有する体
制づくりを行った。また同時に『拠点システム第 1 回数学委員会』を実施し,これまでの協力経験をアーカイブ
化する上での形式の検討と,日本の数学教育協力における今後の課題を明らかにする上での議論を行った。
同委員会において整理されたアーカイブ化する各プロジェクトの協力経験の項目(案)は以下の通りである。
データ項目例Ⅰ.プロジェクトの背景:数学教育に関する文化・現状、社会的必要性
○当該国の現状:(例)就学率,達成度,プロジェクトの社会的な必要性など
○当該国の数学教育史の概略:当該国の数学教育に関する文化と現状など
○当該国の教育制度:教師養成・現職教育、免許資格、教育段階,行政制度,カリキュラム制度など
数学教育の視点から
○プロジェクトスキームの背景情報:行政的構図,国内外の実務的な窓口の図解など
データ項目例Ⅱ.プロジェクトの変遷:必ずしも JICA のプロジェクト・デザイン・マトリックス(PDM)の制約内
に限らず、協力の実質でのもの。
○プロジェクトの目的・方法・展開とその変容
○スキーム・カウンターパート等との関係とその進展
データ項目例Ⅲ.プロジェクトの活動内容:いかなる技術移転をどのような方法で?
そこで強調(期待)された数学的活動や指導法は何か?
○意図された技術移転内容:構想,その狙い,対象と方法,特徴,強調点など
○実施された技術移転内容:研修や教材開発の実情,及びその原因など
データ項目例Ⅳ. プロジェクトの成果:何が技術移転されたか?
○有形の所産:開発された教材や指導体系、教師用指導資料、達成度の変化、指導法など
○無形の所産:指導法などに現れる授業観・数学観変容などについて実際のエピソードや写真、VTR
○教訓としての評価:JICA のプロジェクト・デザイン・マトリックス(PDM)にこだわらない数学教育の課題
データ項目例Ⅴ.プロジェクトの総括、教訓と提言
○プロジェクトの教訓と課題
○新たに提案したいトピックや協力、展開モデルなど
(例) 発展モデル(伝達型→共有型→開発型),役立つ日本の教育経験,日本の教育
の特殊性,現職派遣協力隊員との連携手法の開発,パイロッティングなど。
また 8 月には,『拠点システム数学委員会』において活発に情報交換ができるように委員会名簿を作成すると
同時に,委員会関係各位が参照できるように,日本科学教育学会において発表された過去の関連研究を web 上
で見られるように up した
そして 9 月に入ってからは,各プロジェクトが有する協力経験に関する手持ち資料を調査・整理し,リスト化
を進めると同時に,フィリピンプロジェクト,エジプトプロジェクト,ガーナプロジェクト,ケニアプロジェク
トのアーカイブ登録に向けての集約が各委員によって進められており,10月における『拠点システム第 2 回数
学委員会』において発表,検討される予定となっている。
- 5 -
今後の予定等(月次ごとに実施予定内容を記載)
10 月
第 2 回数学委員会(事務局および委員)。
これまでの経験の発表に基づく拠点システムの研究課題の検討
11 月∼12 月
これまでの経験を集約するフォーラムの準備
1月
数学委員会「数学教育における協力課題と各国の方法」フォーラムの実施(東京)
全体会として数学委員会メンバー及び附属教官とで研究課題の明確化し,今後の研究の実施の
ためのつながりを堅固にする。
2月
事務局会議(事務局及び附属教官,並びに委員)
研究課題の確定,今後の協働の拡充のための相談,アーカイブへの入力
3月
次年度の研究計画の共有化をはかる。
当初計画との変更,見直し内容(事業目的・内容・方法等)とその理由
概ね,当初の事業計画通り進んでいる。
- 6 -
平成 15 年度
事
拠点システム事業経過報告
業
名
称
拠点システム構築のための理科部門協力経験の集約化事業
—理科における国際協力経験の共有化と理科教師実験技能育成のための映像教材の作成
所属機関名 筑波大学教育学系教授
ふりがな
ながす なみお
代表者氏名
長洲 南海男
職名
連 絡 先
〒305−8572 つくば市天王台 1−1−1
筑波大学教育学系
TEL
029−853−6736
E-mail
FAX
029−853−6736
[email protected]
これまでの取組み内容(具体的な実施内容を記載)
・ 過去の教育協力事業における経験の共有化
2003 年 7 月 6 日~7 月 6 日及び 8 月 7 日∼8 日に代表者と各分担者で研究会兼打ち合わせを開催し,理科
教育における国際協力経験を有する研究者から途上国が必要とする情報の交換をし,日本の理科教育に関す
る国際協力経験内容を共有化することに関して議論し,参加者間で以下の共通理解が得られた。この共通理
解をもとに,本事業のもう一つの理科教師実験技能育成のための映像教材の作成についても議論し、多いに
促進すべきとの意見の一致を見た.
・ 理科教育における国際協力経験の共有化に関しての共通理解事項
○上記 2 回の打ち合わせを経て,フィリピン、カンボジア、ガーナ、ケニア、それにバングラディシュ、
スリランカ、エジプトでの理科教育の実態に関して参加者間で経験と情報の共有化ができ、このような会合
はかねてより熱望していたが、今回実現したことについて大いなる賛意が寄せられて、今後も継続して会合
を持ってもらいたいとの要望は全員で一致した。
○途上国ににおいて共通した問題点は、理科の実験施設、器具類や試薬、薬品類の著しい不足、欠格、そ
れと連動して理科教員の実験技能や科学知識の不足やミスコンセプション、ミススキルが多く見られる点で
一致した。さらに科学用語と現地の母語との対応ができず、英語と母語との対照辞典類の作成が必要性かつ
重要であること、それにこれら現状に対応した現地の物品や材料を活用したローコストの理科実験機材の開
発の必要性についても意見の一致を見た。
○これまでの上記も含めた途上国に対する理科における国際協力経験を共有化するためにも、JICA や
UNESCO,世銀等で出された報告書やドキュメント類、さらに現地での実態映像等のデーターベース化が急
務である点も意見の一致を見た。
・理科教師実験技能育成のための映像教材の作成
○上記の様々な途上国での問題、特に理科教員の実験技能育成の問題を解決するには、彼等のミスコンセ
プション、ミススキルに関する更なる実態調査の上で、誤った実験指導事例とそれらの修正或いは適正なの
と併せた映像教材を作成することが基本的重要で大切であるとのコンセサスが得られた
○この考えを基に、現在、附属学校教官と院生との協力で、主に中学校理科の段階を主にした理科教師実
験技能育成のためのデジタル映像教材の元となる基礎的な実験及び実験指導場面の幾つかを撮影中である。
今後の予定等(月次ごとに実施予定内容を記載)
9 月∼11 月 中学校理科の段階を主にした理科教師実験技能育成のためのデジタル映像撮影と編集。
9 月∼1 月 理科の国際協力に関する文献の収集とデーターベース化作業。
12 月 中学校理科の段階を主にした理科教師実験技能育成のためのデジタル映像作成
12∼2 月 作成した上記デジタル映像を各分担者に送付して、フィードバック評価して修正バージョンを作成
2 月 分担者による全体会議により、上記データーベースと映像教材の修正バージョンの意見交換によりコンセ
サスを図る。
3 月 映像教材および報告書の作成.
当初計画との変更、見直し内容(事業目的・内容・方法等)とその理由
- 7 -
平成 15 年度
事
ふりがな
代表者氏名
連 絡 先
拠点システム事業経過報告
業
名
称
住民参加型学校運営に関する教育協力についての調査研究事業
所属機関名 社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・
たての じゅんぞう
立野 純三
職名
ジャパン
理事長
〒530−0046
大阪市北区菅原町 11−11 大作 AM ビル8 F
TEL 06−6361−5695
E-mail
FAX 06−6361−5698
[email protected]
これまでの取組み内容(具体的な実施内容を記載)
10 月 14 日−16 日の「住民参加型学校運営ワークショップ」の開催に向けて、以下の準備を行った:
−講師(2 名)、リソースパーソン(2 名)への日程通知および契約
−ワークショップ会場(JICA 国際総合研修所)および機材の手配
−教育協力 NGO ネットワーク(JNNE)の資料研究
−NGO からのヒヤリング
−講師とのワークショップ・プログラムの検討
−リソースパーソンへのプレゼンテーション依頼
−ワークショップ参加者募集開始(JNNE、JANIC、開発メーリングリストなど)
−アルバイト業務(参加者募集および受け付け、会計管理等)の開始
今後の予定等(月次ごとに実施予定内容を記載)
9月
−引き続き講師とのワークショップ・プログラムの検討
−参加者募集および受け付け
−アルバイト業務(参加者募集および受け付け、会計管理等)の継続
10 月
−講師・リソースパーソンとの準備会合
−ワークショップ実施
−講師との評価会議
−報告書ドラフト作成
−パブリック・コメントの受付
−報告書の完成
−報告書の配布
当初計画との変更、見直し内容(事業目的・内容・方法等)とその理由
特になし
- 8 -
平成 15 年度
事
拠点システム事業経過報告
業
名
称
派遣される現職教員への支援と青年海外協力隊の専門性の向上のための事業
ふりがな
代表者氏名
連 絡 先
いそだ
まさみ
礒田
正美
所属機関名
職名
〒〒305-8572
つくば市天王台 1-1-1
TEL
筑波大学教育開発国際協力研究センター
助教授
029-853-7286
E-mail
FAX
029-853-7288
[email protected]
これまでの取組み内容(具体的な実施内容を記載)
まず5,6月に広尾,二本松,駒ヶ根の各研修所において青年海外協力隊の派遣前訓練の一環として,講
義と演習,実習を含めた講座『役立つ日本の授業研究』を実施した。同講座の講師は,大久保和義(北海道
教育大学),馬場卓也(広島大学大学院国際協力研究科),清水静海(筑波大学教育学系),礒田正美(筑波
大学教育開発国際センター)の 4 名である。同講座は,現職派遣隊員が他の隊員とノウハウを共有し,任地
に対応した柔軟な発想と日本の協力経験を融合し得ることがその主たる目的であった。同研修の後に《派遣
前,派遣中に,教育内容・方法面でいかなる支援が必要であるか》を明らかにするアンケートを実施し,そ
の結果を分析したところ,講習は概ね隊員に好評であり,更なる時間的な拡充,隊員各位の専門性を活かす
上での内容的充実など,現職派遣隊員が派遣前段階で必要と考える資料が収集・整理できた。
次に7月から,途上国で入手が困難な日本語のフリーソフトウエア『Grapes』を翻訳し,途上国において
有効に活用できるようにするための作業が開始され,9 月段階で現職派遣者が容易にその資料をインターネ
ット上から活用できる環境が整えられつつある。
また8月から,帰国したJOCV隊員の報告書を調査分析に取りかかり,その所在情報のアーカイブ化に
向けての議論とその登録形式の検討を行った。その結果,文科省が唱える「要請の中心対象とする11職種」
の報告書において,
「小学校教師」
「理数科教師」の報告書のうち,現地開発した教材が添付されており,有
用性が高いと思われる報告書を優先的に登録する運びとなった。
9 月からは,派遣中の JOCV 現職派遣隊員に対して,その教育活動上のニーズを調べるアンケートの作成
と隊員各位との連携体制の構築に取りかかり,JOCV の OB 隊員の意見も伺いながら,派遣中の隊員がどのよ
うな後方支援を望み,また隊員の教育経験,開発教材をいかにフィードバックし得るかの検討が進められ,
近日中に各国の JOCV 現地事務所への発送が予定されている。また派遣前講習を受けた隊員のうち,ホンジ
ュラス,ミャンマー,フィリピンの現職派遣隊員に対して,『派遣期間中に行われる現職隊員への個別支援
のケーススタディ』が計画され,その個別対応の実施と分析に取りかかろうとしている。
今後の予定等(月次ごとに実施予定内容を記載)
10 月
2月
3月
派遣者の内容・方法に関する照会に対する回答の開始
内容・方法に関する回答成果を,一般に役立つように適宜教材化し,
アーカイブに登録していく。
内容・方法に関する支援成果を総括し,派遣前研修の資料を作成し,
アーカイブに登録していく。
今年度成果の集約と計画の協議
当初計画との変更,見直し内容(事業目的・内容・方法等)とその理由
概ね,当初の事業計画通り進んでいる。
- 9 -
平成 15 年度
事
ふりがな
代表者氏名
連 絡 先
拠点システム事業経過報告
業
名
称
開発途上国における障害児教育分野の教育協力モデル指針の研究
所属機関名 筑波大学教育開発国際協力研究センター
なかた
ひでお
教授
中田 英雄
職名
〒305-8572
つくば市天王台 1−1−1
筑波大学教育開発国際協力研究センター
TEL
029-853-7285
E-mail
FAX 029-853-7288
[email protected]
これまでの取組み内容(具体的な実施内容を記載)
平成 15 年 6 月 23 日に事業分担者を交えて打ち合わせ会を開き、事業内容の説明をした。また、今後の研究
の方向性と構想を検討し、事業分担者間の共通理解を図った。
・ 途上国における障害児教育の実情に関する情報収集
平成 15 年 8 月 13 日∼18 日まで研究分担者の前川久男教授がモンゴルを訪問し、情報を収集した。また、
平成 15 年 8 月 17 日∼31 日まで研究代表者の中田英雄は、インドネシアのジャカルタ、バンドン、スラバ
ヤの特殊教育諸学校を訪問し、実情を視察するとともに障害児教育に関する教師の意識調査を上記の 3 地域
で実施した。インドネシア教育省特殊教育局でインドネシアにおける障害児教育の現状について説明を受け
た。スラバヤ大学で開催された障害児教員養成大学研修会で日本の障害児教育について講演した。
・ 途上国の障害児教育に関する文献を収集し、国別に問題点と課題を整理し、教育協力の可能性を検討した。
・ 法令及び学習指導要領の骨子を選び出し、英語翻訳業者を選定した。
・ 日本の障害児教育に関する教育統計の年代別整理をしている。
・
今後の予定等(月次ごとに実施予定内容を記載)
9月
日本特殊教育学会で「途上国の障害児教育と国際教育協力」のテーマで自主シンポジウムを開催。
10 月
モンゴル及びインドネシアにおける障害児教育の現状の整理。法令及び学習指導要領の翻訳項目の選定。
11 月
研究打ち合わせ会の開催。法令、学習指導要領の翻訳項目の決定。
12 月
途上国の実情に関する文献整理、ビデオ、写真の整理。
1月
翻訳された法令、学習指導要領の内容及び表記等の確認。
ワークショップ「途上国の障害児教育における教育協力指針の開発(仮称)」の開催。
2月
全体会議の開催。報告書の検討。
3月
法令および学習指導要領翻訳の完成。報告書の完成。
当初計画との変更、見直し内容(事業目的・内容・方法等)とその理由
- 10 -
平成 15 年度
事
拠点システム事業経過報告
業
名
称
学校保健分野における国際協力のシステム開発と人材の形成
ふりがな
代表者氏名
連 絡 先
おおさわ
せいじ
大澤
清二
所属機関名
職名
〒102-8357
千代田区三番町 12
これまでの取組み内容(具体的な実施内容を記載)
大妻女子大学人間生活科学研究所
教授
TEL03-5275-6047
FAX03-3222-1928
E-mail [email protected]
■第 1 回ワークショップの開催(7 月 5 日∼6 日)
我が国の学校保健分野の諸問題改善経験と、国際教育協力経験の整理と討議。議事録の作成。
■国内における国際協力ヒューマンリソーシーズ調査
アンケート 2,500 名、インタビュー16 名、現在の国際協力希望者約 203 名(9 月 16 日現在)。
■海外調査事業(8 月 20 日∼9 月 2 日)
タイ国(バンコク、チェンマイ県、ウボンラチャタニー県)において、教育委員会、学校(27 校)を訪問し、
アンケート調査をするとともに、学校保健の現況と問題点についてヒアリングを行った。
■国内外学校保健専門家を対象としたアンケート調査に先立って、項目の検討、アンケートメーリングリストの
準備を行った。
今後の予定等(月次ごとに実施予定内容を記載)
9月
第 2 回ワークショップの開催(9 月 20 日∼21 日):第 1 回海外調査事業結果の報告と検討。
我が国の学校保健分野の諸問題改善経験と、国際教育協力経験の整理と討議。議事録の作成。
国内におけるインタビュー調査実施
海外におけるインタビュー調査検討
国際協力ヒューマンリソーシーズデータの収集・整理
国際協力ヒューマンリソーシーズデータの入力
10 月
第 2 回ワークショップで行った内容についての検討
国内におけるインタビュー調査実施
国際協力ヒューマンリソーシーズデータの収集・整理
国際協力ヒューマンリソーシーズデータの入力
11 月
第 3 回ワークショップの開催:我が国の学校保健分野の諸問題改善経験と、国際教育協力経験の整理と討議。
第 1 回海外調査による成果をもとにした個別インタビュー調査内容の検討。
第 2 回海外調査事業についての内容の検討。議事録の作成。
国内におけるインタビュー調査実施
国際協力ヒューマンリソーシーズデータの収集・整理
国際協力ヒューマンリソーシーズデータの入力
12 月
海外調査事業(12 月 11 日∼24 日):タイ国(バンコク、チェンマイ県、ウボンラチャタニー県において、
第 1 回海外調査による成果についての討議検討、個別インタビュー調査。
第 3 回ワークショップで行った内容についての検討
国内におけるインタビュー調査結果の検討
海外におけるアンケート調査、インタビュー調査の実施
国際協力ヒューマンリソーシーズデータの収集・整理
国際協力ヒューマンリソーシーズデータの入力
1月
- 11 -
国内におけるインタビュー調査結果の検討
海外におけるインタビュー調査結果の検討
国際協力ヒューマンリソーシーズデータの収集・整理
国際協力ヒューマンリソーシーズデータの入力
2月
第 4 回ワークショップの開催:我が国の学校保健分野の諸問題改善経験と、国際教育協力経験の整理と討議。
議事録の作成。
国内におけるインタビュー調査結果の検討
海外におけるインタビュー調査結果の検討
国際協力ヒューマンリソーシーズデータの収集・整理
国際協力ヒューマンリソーシーズデータの入力
3月
第 4 回ワークショップで行った内容についての検討
ワークショップ等の報告書の作成
国内におけるインタビュー調査報告書の作成
海外におけるインタビュー調査報告書の作成
国際協力ヒューマンリソーシーズデータの整理結果とその報告書の作成
当初計画との変更、見直し内容(事業目的・内容・方法等)とその理由
変更は無し。
- 12 -
平成 15 年度
事
拠点システム事業経過報告
業
名
称
環境教育における開発途上国との教師教育協力のための連携組織づくりと、教師教育のガイドライン開発研究
所属機関名
ふりがな
こいずみ
たけえい
東京学芸大学教育学部附属環境教育
代表者氏名
職名
小泉 武栄
実践施設 施設長
連 絡 先
〒184-8501
小金井市貫井北町 4-1-1
TEL
042-329-7665
E-mail
FAX
042-329-7669
[email protected]
これまでの取組み内容(具体的な実施内容を記載)
I
国内外の環境教育に関する教員研修の事例と研究の集約化
II
海外における環境教育に関する教員研修の国際協力の事例と研究の集約化
III 途上国教員を対象にした環境教育研修の国際協力に関わる日本の環境教育関係組織・機関の調査
IV 第 1 回「途上国の教員を対象にした環境教育研修とその国際教育協力」ワークショップの実施
(8 月 19・20 日、10:00∼17:00、於東京学芸大学附属環境教育実践施設)
- 参加者:宮城教育大学、滋賀大学、国連大学、国際協力事業団、地球環境戦略研究機関、ホールアース自然学
校、日本自然保護協会、日本環境教育フォーラム、CanDo、ICA 文化事業協会、東京学芸大学の各関係者 1 名
ずつとファシリテーター
- プログラム:
〔第 1 日目〕全体会形式:ワークショップのテーマに関連する各組織・機関の経験やリソースの共有と参加者の
交流
(第 2 日目)ワークショップ形式:環境教育に関連するトレンド分析、テーマに関係するステークホルダー分析、
事
業の将来計画への提言
今後の予定等(月次ごとに実施予定内容を記載)
- 9 月:ワークショップの整理
- 10 月~11 月:日本の環境教育関係組織・機関が有する、途上国教員を対象にした環境教育研修の国際協力に関
わる経験の「物語」の集約とその分析
・ 第 1 回ワークショップ参加組織・機関に対して、「物語」の執筆と、経験に基づく国際協力の指針とな
るも
のの抽出を依頼
・ 参加組織・機関の中から 2 つ 3 つを選んで聞き取り等を行い、in-depth 事例研究を行う。
- 10 月末から 11 月初旬:南アフリカ共和国へ調査
- 12 月:第 2 回ワークショップ開催(第 2 週を予定)
・ 前述の指針なるものを検討し、ガイドライン(ver. 1)にまとめる。
・ 具体的なカウンターパートを想定して、環境教育教員研修プログラムをシミュレーションする。
- 1 月∼2 月:「物語」とガイドラインの編集、PDF 化、英文翻訳化
- 3 月:2003 年度の事業全体の総括
当初計画との変更、見直し内容(事業目的・内容・方法等)とその理由
- 変更点 1:当初計画では、途上国教員を対象にした環境教育研修の国際協力のための「連携組織づくり」を目
標としていたが、この分野は未開拓なので、現状では、関係組織・機関からなる確固たる「連携組織」
(パート
ナーシップ)を作るというよりは、関係組織・機関の横のつながり(フェローシップ)を作ることに主眼ʜを
置く。
- 変更点 2:当初計画では、途上国教員を対象にした環境教育研修の国際協力に関するガイドラインを作成する
ことを目標としていたが、前述したようにこの分野は未開拓なので、現状では、具体的な国際協力経験をベー
スにした「ガイドライン」を作成するには時期尚早である。今年度は、
「物語」の共有と、そこから抽出される
「指針となるもの」を取りまとめることに主眼を置く。来年度以降、これをベースにして、実証的調査を踏ま
えて「ガイドライン」に練り上げてゆく予定である。
- 13 -
平成 15 年度
拠点システム事業経過報告
事
ふりがな
代表者氏名
連 絡 先
業
名
称
発展途上国における環境教育支援のための実践事例データベースの作成
開発途上国における環境教育の調査研究
所属機関名 宮城教育大学附属環境教育実践研究
みかみ
かずゆき
見上 一幸
職名
センター センター長(教授)
TEL 022-214-3535
〒980-0845
仙台市青葉区荒巻字青葉
E-mail
FAX 022-214-3535
[email protected]
これまでの取組み内容(具体的な実施内容を記載)
1.実践事例データベースシステムの構築
実践事例データベースの構築作業は、これまでほぼ計画通りに進行している。
7月初旬に、データベースとして、データの保管管理を目的とする Windows(Windows-XP、内部ネッ
トワーク)用とインターネット公開を目的とする Linux 用の2種類のシステムを作成することを決め、保管
管理用データベース(Windows-XP)については 8 月下旬までに、ほぼ基本的な構築を終えた。10 月以降
の教材情報の入力に併せて変更修正を加え、公開までには確実な管理運用体制に入れるものと考えている。
インターネット公開用のデータベースについては、9 月初旬より Linux コンピュータへの構築を開始し、9
月中旬までに入出力(検索・修正等)フォームの移植を終えた。現在、インターネット上で稼働させながら
(http://dbee.miyakyo-u.ac.jp)、パスワードによる利用者制限のもので、本プロジェクト担当者のみが作業
を行えるようにしている。データベースの閲覧システムのフォームについては、その基本部分は完成してい
るが、今後、収集される教材情報に併せて変更修正と追加を行う予定である。
9月下旬までには、実践事例データの入力・修正・検索閲覧を可能とするシステムが整う予定である。
2.環境教育実践事例の収集状況
10 月より現場からの実践事例をデータベース化する。
これまで、プロジェクト担当者の手元にある教材事例を基に、外国教育者の活用を考慮しながらデータベ
ースの各種フォームを作成してきたが、仙台市教育委員会との数回にわたる会合(打ち合わせ)によって、
10 月以降、教育委員会から多数の教材情報が本プロジェクトに提供されることになっている。当面(短期
的)の作業の対象は、仙台市教育委員会から提供される学校現場(小学校・中学校)の実践事例データと考
えている。既に、仙台市教育委員会から各学校へデータベースの紹介と情報提供についての協力依頼が行わ
れており、仙台市内の学校における環境教育の実践例については円滑な収集を期待できる。
3.英文データベースの構築状況について
英文データベースの作成が可能となり、実践事例集(日本語)の英訳を行いながらデータベースへの登録
を行う入力環境が整った。
実践事例データベースの入力フォームとして、日本文を入力すると英文も自動的に保管できるシステムを
構築した。日本文データベース(Japanese Version)と英文データベース(English Version)を同時に作
成する仕組みが完成したことで、今後、効率的に入力作業を行える。英文データベースについては、データ
がある程度蓄積した段階(本年 12 月を想定)で、専門業者による翻訳を通して英文データベースの内容を
充実させる予定である。
4.開発途上国における環境教育の調査研究
これまでに開発途上国への環境教育支援の在り方について、東京学芸大学が主催するワークショップ等の
会議に出席し、意見交換を行っている。本学独自の取り組みとしては、8月よりデータベースを利用した開
発途上における国環境教育の支援の在り方について検討を進めてきた。7月からのシステム構築に併せて、
8月には、開発途上国の教育者による閲覧を意識した閲覧フォームの作成を計画し、結果として現在の閲覧
システム(原型)が実現された。開発途上国における環境教育の現状調査とデータベースの活用に関するヒ
アリングは、この原型をもとに幾分改良した閲覧フォーム(英文)を通して行うことになる。10 月以降の
教材データ入力作業の進捗状況に併せて現地調査の実施をできるだけ早期に実現させたいと考えている。開
発途上国における調査・ヒアリングについては、申請時の実施スケジュール通りに進んでいない。このこと
については、「当初計画との変更、見直し内容とその理由」欄に記した。
今後の予定等(月次ごとに実施予定内容を記載
- 14 -
9月下旬:
①データベースの WWW 入力システムの整備終了
インターネット上でデータベースの入力作業を可能とし、10 月以降の具体的作業に備える。
平成16年3月までの期間は、プロジェクト担当者のみによる利用制限のもので運用する。
②セキュリティシステムの導入
データベースの安全な保管管理のための仕組み(各種のパスワード設置、ディレクトリの閲覧制限、
ディレクトリのリンク等の手段による)の構築を完了させる。
10 月
①学校現場から提供される教材情報のデータベースへの登録
学生アルバイトを用いてデータ入力を進める。提供媒体が書面以外に、電子情報と様々で、各種形式
に対応して入力する。これまで本プロジェクトで収集・保管している教材情報のデータベースへの登録
も併せて行う。
11 月
①学校現場から提供される教材情報のデータベースへの登録(継続)
②開発途上国の環境教育現状とデータベース活用に関する調査・ヒアリング内容の再検討
これまでに蓄積されているデータベース内容に基づいて、ヒアリング内容を再検討し、開発途上国へ
の調査内容を確定する。
③開発途上国(タイ)への渡航(予定)
12 月
①英文データベースの翻訳修正
②インターネットによるデータベース閲覧フォーム(日本文、英文)の完成
③学校現場から提供される教材情報のデータベースへの登録(継続)
宮城県および東北地方の学校からの情報収集開始
④開発途上国の意見の反映(検討、問題の整理、可能なものは直接データベースへ反映させる)
1月
①英文データベースの修正(業者による翻訳結果の反映)
②データベースに保管されている全情報の検査
4月以降の一般公開のためのデータベースの内容確認、修正・変更等の作業
③日本文データベースと英文データベースの閲覧フォームの最終チェック
フォームの変更をこの期間までに終了させる。
2月・3月:
①インターネットによる登録・修正システムの試行運用
②インターネットによる閲覧・検索システムの試行運用
いずれも制限付き環境の中で、全データについての確認作業を行う。
③報告書の作成
4月: インターネット公開開始
当初計画との変更、見直し内容(事業目的・内容・方法等)とその理由
実施事業「開発途上国における環境教育の調査研究」の申請書に記述した「実施スケジュール」について
は、申請当初の予定を一部変更し、データベースの基本設計が終了した段階で、開発途上国の環境教育の調
査研究を行うこととした。我々は、①アジア地域の環境教育の実情をもとに、我が国の環境教育が支援すべ
き内容を明確にし、具体的課題として(我々が)検討するためには、現地教育者が閲覧できるデータベース
を早期に完成することが必要である、②アジア地域の環境教育者との意見交換は、データベースの閲覧を通
して分かりやすく行われることが必要である、との認識から、データベースの構築を急いだ。それによって
9月現在までに、外国教育者とのヒアリングに備えるための基本フォームを完成し、10 月からの実践事例
の登録を可能にした。国外の環境教育者との意見交換の準備を着実に整えているが、10 月、11 月は実践事
例のデータベース化(情報の蓄積)を中心として作業を進めるために、調査・ヒアリングのための海外渡航
は早くとも 11 月下旬になる。
- 15 -
平成 15 年度
事
ふりがな
代表者氏名
連 絡 先
拠点システム事業経過報告
業
名
称
幼児教育に関する途上国協力強化のための拠点システム構築
―幼児教育に関する情報収集と幼児教育モデルの構築―
所属機関名 お茶の水女子大学
うちだのぶこ
内田伸子
職名
教授
〒112-8610
東京都文京区大塚2−1−1
TEL 03-5978-5539
FAX 03-5978-5701
E-mail [email protected]
これまでの取組み内容(具体的な実施内容を記載)
途上国における幼児教育事情の集約化事業
青年海外協力隊 OG の坪川紅美先生や、幼い難民を考える会、セーブ・ザ・チルドレンなどの NGO の関係者
に対し、活動地域における就学前教育のニーズや現状、活動内容などの詳細な聞き取りを行った。カンボジア、
タイ、マレーシア、モンゴル、ベトナム、スリランカ等においては、青年海外協力隊や NGO 団体により、保育
所運営や保育者養成などの活動が行われていることが明らかになった。
我が国における教育経験の整理事業
① 幼児教育データベース作成:収集対象資料を下記の通り決定し、所在調査を行った。対象資料:(1)文部科学
省及び全国自治体指定研究園の研究報告書、(2)文部科学省科研費研究報告書、(3)全国幼稚園研究協議会によ
る調査研究報告書及び紀要、(4)国立大学附属幼稚園研究紀要、(5)保育者養成テキスト及び幼児教育・保育関
連の書籍。 (3)は収集済み。
② 我が国及び欧米の幼児教育モデル整理:我が国及び欧米の幼児教育モデル整理:欧米の代表として、モンテ
ッソーリ、DAP、レッジョエミリアを、日本の代表として、誘導保育と集団主義保育を取り上げ、それらを
総合し、日本型のモデルを提起する。さらに、補足として実践事例について解説を行った。「ハンドブック」
の節立てを検討し、指導法・保育内容等を取り上げる。
海外視察事業
対象国をカンボジア、マレーシア、スリランカに決定し、便宜供与依頼など準備中である。派遣に先立ち、三
カ国共通調査項目を作成した。
今後の予定等(月次ごとに実施予定内容を記載)
10 月
JICA、NGO 団体などへの聞き取り
幼児教育データベース作成及び幼児教育ハンドブック作成のための資料収集(上記(1)、(2)、(4)、(5))
海外視察の実施(カンボジア、マレーシア)
11 月
途上国における就学前教育の実態及び支援活動に関する情報の集約、就学前教育支援諸団体のネットワーク構築
幼児教育データベース作成のための資料収集及び整理・基礎データ作成、幼児教育ハンドブック編纂
海外視察の実施(スリランカ)
12 月
途上国における就学前教育支援活動に関するシンポジウムの開催
幼児教育データベース作成のための資料収集及び整理・基礎データ作成、幼児教育ハンドブック編纂
海外視察記録の集約
1月
途上国における就学前教育の実態及び支援活動に関する基礎資料集作成
幼児教育データベース作成、幼児教育ハンドブック編纂、英訳
2月
拠点システム構築事業報告書作成
当初計画との変更、見直し内容(事業目的・内容・方法等)とその理由
① 視察対象国のうちタイ、フィリピンをカンボジア、スリランカに変更した。
<理由>青年海外協力隊や NGO などによる就学前教育支援の経験が蓄積されており、かつ就学前教育実施に関
して地域性や運営主体の多様性がみられ、モデルとしてより適切であるため。
② 幼児教育ハンドブックを日本語でしっかりとしたものとして、その要点を英語に直す。
<理由>途上国の NGO などが日本語の資料も必要としていることが分かったため。
- 16 -
平成 15 年度
事
拠点システム事業経過報告
業
名
称
協力経験の共有と発信のための電子アーカイブ用サバー設置とデータ規格設定事業
ふりがな
いそだ
代表者氏名
連 絡 先
礒田
所属機関名
職名
まさみ
正美
〒305-8572
つくば市天王台 1-1-1
TEL
筑波大学教育開発国際協力研究センター
助教授
029-853-7286
E-mail
FAX
029-853-7288
[email protected]
これまでの取組み内容(具体的な実施内容を記載)
●
電子アーカイブの機能・構造の仮決定
検索・閲覧に関しては、カテゴリー検索、キーワード検索、複合検索、全文検索(添付ファイルの全文検索)
を可能にする。
データ登録に関しては、アーカイブ管理者がデータ・情報入力をおこなうのではなく、より多くの有益な資料
を効率的に格納できるよう、各事業者が Web 上で登録できる設計にした。
● インターフェイスのサンプル作成
機能・構造を仮決定に基づき、検索・閲覧・登録フォームやヘルプ、それらのデザインのサンプルを作成した。
カテゴリー作成に問題が残った。また、下のアンケート結果に基づき、提案されたいくつかの機能をサンプルに
追加修正した。
● 電子アーカイブについてのアンケート実施
電子アーカイブのサンプルとその解説を各事業代表者に示し、情報の形式、必要な追加機能、カテゴリー等を
調査した。その結果、各事業において作成される情報の形式や種類が非常に異なるためカテゴリー作成が困難で
あり、各事業者およびアーカイブ利用者とさらなる討議の必要性が生じた。そこで、ソフトウェアの開発を 2 段
階に分け、その間に試用期間を設けることにした。
● 識者からの意見収集
牟田博光先生をはじめとする識者にアーカイブ及びそれに採用するカテゴリーに対する意見とアイデアをい
ただいた。
今後の予定等(月次ごとに実施予定内容を記載)
9 月(済) ・業者へのハードウェア・ソフトウェアの発注。アーカイブの機能・構造はサンプルを使用。
10 月
・拠点システムの内外の関係者と電子アーカイブの構想についての意見交換。情報の形式やカテゴリー
など利用者の意見・要求をより具体的に調査する。
・電子アーカイブの Web サイトの整備。
11 月
・関係者の意見・要求の集約。情報の形式やカテゴリー、修正すべき点の明確化。
・サーバの設置。試験運用開始。
・各事業者によるデータ登録の試行。
・関係者による検索・閲覧の試行。
・検索・閲覧・登録についての利便性など意見・要求の調査。
12 月
・意見・要求の集約。修正内容確定。
業者へソフトウェア修正の発注。
1月
・Web サイトのインターフェイス・構造等の修正内容の確定とその構築。
2月
・電子アーカイブ修正版の運用開始(一般公開ではない)。
各事業者によるデータ入力開始。
3月
・各事業者によるデータ入力。
当初計画との変更、見直し内容(事業目的・内容・方法等)とその理由
アンケート調査によって、アーカイブに格納する情報の形式やカテゴリーが事業ごとに大きく異なることが判
明したため、各事業者の意見・要求をより具体的に集約し、統一を図る必要性が生じた。そのため、アーカイブ
の試験運用期間を設け、各事業者が試用し、その後にソフトウェア及びインターフェイスの修正をおこなうこと
にした。これらのため、当初想定していたよりも電子アーカイブの運用開始時期が 1 ヶ月遅れることとなった。
- 17 -
平成 15 年度
事
拠点システム事業経過報告
業
名
称
Japan Education Forum の開催
ふりがな
ながお
代表者氏名
連 絡 先
長尾
所属機関名
職名
まさふみ
眞文
〒739-8529
東広島市鏡山 1-5-1
TEL
広島大学教育開発国際協力研究セン
ター・教授
0824-24-6249
E-mail
FAX
0824-24-6913
[email protected]
これまでの取組み内容(具体的な実施内容を記載)
2004 年 2 月頃に Japan Education Forum を開催するため、2003 年 7 月に運営委員会準備会合、第一回運営
委員会を開催した。Japan Education Forum は、国際教育協力に関わる日本の省庁、機関が共同歩調をとり、
日本が発展途上国の自立に向けた教育開発で果たしていこうとする役割、これまでの取り組みを世界にアピール
しつつこの分野での指導力を発揮することを目指して創設されるものであり、運営委員会には、文部科学省、外
務省、広島大学教育開発国際協力研究センター、筑波大学教育開発国際協力研究センター、国際協力事業団、国
際協力銀行という国際教育協力の中心的組織から代表者が参加し、協議を行ってきた。
これまでの運営委員会では、海外からの講演者の絞り込み、招聘手段の検討、各セッションの議論の内容を具
体化するなどの作業を行った。また、特に今年度はフォーラム創設の年であり、今後、毎年継続して開催するた
めの基礎となることから、広島大学教育開発国際協力研究センターが、文部科学省と連絡しつつ、講演者のリス
トアップ、セッションの内容などについて積極的な役割を果たしてきた。
今後の予定等(月次ごとに実施予定内容を記載)
9 月中旬
実施要項案作成(文部科学省及び広島大学教育開発国際協力研究センターとの協議)
9 月中旬
第二回運営委員会(メーリングリストによる)
10 月中旬
第三回運営委員会
年内
講演者への講演依頼、招待状送付等の連絡調整をし、会場を決定する。
1 月上旬
第四回運営委員会
年明けから開催当日まで
講演者・招待者との最終連絡、会場関係の手配(同時通訳、配布資料印刷、ポスター印刷)、招待
者宿泊手配等
2月
Japan Education Forum 開催
3月
報告書作成
当初計画との変更、見直し内容(事業目的・内容・方法等)とその理由
特になし。
- 18 -
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