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固定資産税の家屋評価の仕組みと減額措置について[PDF:216KB]

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固定資産税の家屋評価の仕組みと減額措置について[PDF:216KB]
固定資産税の家屋評価の仕組みと減額措置について
固定資産税の家屋評価の仕組みと減額措置について
■問い合わせ:税務課資産税グループ☎内線 229
家屋評価について
■ 評価の仕組み
家屋の評価は、地方税法第 388 条第1項に規定する固定資産評価基準により、再建築価格を基準として
評価する「再建築価格方式」で行っています。評価額は、原則として3年に一度見直す制度(3年間据え置き)
がとられています。
現在の価格は、平成 27 年度の評価替えによるもので、次回の評価替えは平成 30 年度に行われます。
■ 評価額の求め方
評価の対象となった家屋と同一のものを評価の時点で新築した場合に必要となる建築費(再建築価格)を、
屋根や外壁、各部屋別の天井・内壁・床や建築設備など部分別再建築評点数を合計して算出します。評価額は、
次の計算方法を用いて求めています。
▶新築家屋の評価額=再建築価格×経年減点補正率
◦再建築価格…評価対象家屋と同一の家屋を、評価時点においてその場所に新築する場合に必要とされる建築費
◦経年減点補正率…家屋の建築後の年数の経過に応じて生ずる減価を基礎として定めた率
■ 税額の計算方法:固定資産税税額=課税標準額×税率(1.4%)
家屋の場合、「課税標準額=評価額」となります。ただし、市内に同一の方が所有する家屋の課税標準額
が 20 万円に満たない場合は、固定資産税は課税されません。
※市街化区域内の家屋には、固定資産税のほかに都市計画税(税率 0.3%)も併せて課税されます
■ 税を納めていただく方(納税義務者)
毎年1月1日現在において、固定資産を所有している方(家屋の場合、登記簿または家屋補充課税台帳に
所有者として登記または登録されている方)。
家屋に関する減額措置
■ 新築住宅に対する固定資産税の減額措置
次の要件を満たす場合、住宅が完成した年の翌年度から一定期間、対象家屋の固定資産税が2分の1減額
されます。
▶適用対象の条件:一戸当りの居住部分の床面積 120㎡までを限度
❶専用住宅や併用住宅(居住部分の割合が2分の1以上のものに限る)
❷床面積 50㎡(共同住宅の場合は 40㎡)以上 280㎡以下
▶減額される期間
◦一般の住宅(下記以外の住宅)…新築後3年度分(長期優良住宅の場合は新築後5年度分)
◦3階建て以上の中高層耐火住宅など…新築後5年度分(長期優良住宅の場合は新築後7年度分)
長期優良住宅とは、「長期優良住宅の普及の促進に関する法律(平成 20 年法第 87 号)」の要件を
満たす住宅のことで、着工前に茨城県から認定を受ける必要があります
固定資産税 Q&A
Q.住宅を新築しました。木造専用住宅2階建【床面積 115㎡で
課税標準額(評価額)が 1,200 万円】です。平成 29 年度分の家
屋にかかる固定資産税額はいくらになりますか?
Q.平成 24 年7月に住宅を新築しました。
平成 28 年度分の固定資産税額が急に高く
なったのですが、なぜでしょうか?
A.この場合の家屋にかかる固定資産税額は、84,000 円です。
居住部分の床面積が 120㎡以内なため、床面積 115㎡全てが減
額対象となります。減額される固定資産税額は、1,200 万円× 1.4%
= 168,000 円× 1/2 = 84,000 円。平成 29 年度分の固定資産税
額は、168,000 円- 84,000 円= 84,000 円となります。
A.新築の住宅には、家屋にかかる3年間
の固定資産税の減額措置が設けられていま
す。一定の要件にあたるときは、新たに課
税されることとなった年度から3年度分に
限り、税額が2分の1に減額されます。
この場合は、平成 25 ~ 27 年度分は税額
が2分の1に減額されており、減額適用期
間が終了したため本来の税額に戻りました。
市街化区域内の家屋には、都市計画税(税率 0.3%)も併せて
課税されます。その場合、1,200 万円× 0.3%= 36,000 円+
84,000 円= 12 万円となります
平成 28 年9月後半号 - 8 -
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