...

身近な玄関先から「花と緑」があふれるまちに! (PDFファイル)

by user

on
Category: Documents
9

views

Report

Comments

Transcript

身近な玄関先から「花と緑」があふれるまちに! (PDFファイル)
分 野
取 組
事例名
まち
取組期間 平成 22 年度∼
⑧ 地域資源の活用
身近な玄関先から「花と緑」があふれるまちに!
住民主体による「花と緑のまちづくり」
取組の概要
国営備北丘陵公園だけでなく,市内に多くの観光
客を呼び込むため,
「庄原さとやまオープンガーデン」
身近な玄関先から「花と緑のまちづくり」を広げ,
参加する人が楽しみながら,住んでよかったと思え
をはじめ,花と緑のまちづくりに取り組んでいる。
の人を呼び込みたい,「花と緑のまち・庄原」をつ
くろうと,「しょうばら花会議」を設立した。
「庄原市には素敵な庭がある,宝物のような庭を
見てほしい」との思いから,市内の庭を見て回って,
オープンガーデンをしようと呼びかけた。また,オー
プンガーデンだけでなく,花と緑のまちづくりを行
うこととなった。
●
●
●
[email protected]
団体等
ひと
しょうばら花会議
しごと
①
庭へのアクセスと自主財源の確保
②
2 市からの補助金だけでなく,自主財源の確保
③
④
⑤
⑥
公式ガイドブック作成とサポーター制度
1 公式ガイドブックを作成し,タクシー会社やレ
ストランなど賛助会員に協力してもらい,その店
舗等を拠点に庭をまわるよう案内している。
取組の成果(効果)
庄原さとやまオープンガーデン
⑦
⑧
2 庭主の応援体制を強化するサポーター制度を導
入し,サポーターの年会費(500 円)を,しょう
ばら花会議の自主財源にしている。
期間
公開庭数
のべ来訪者数
2011 年春
4 日間
11 庭
2,400 人
2011 年秋
7 日間
18 庭
15,000 人
2012 年春
15 日間
26 庭
16,000 人
2012 年秋
8 日間
21 庭
8,000 人
2013 年春
26 日間
30 庭
30,505 人
2013 年秋
8 日間
22 庭
10,371 人
2014 年春
10 日間
33 庭
27,907 人
2014 年秋
9 日間
27 庭
16,000 人
れする家が増え,会話が弾むなど,周辺まで美しく,
人々が仲良くなるという波及効果も出ている。
(寄せ植え講習会)
今後の展開
市全域への波及と「花と緑のまち・庄原」のイメージ定着
オープンガーデンを実施していない地域もあり,
今後,オープンガーデンが庄原市全域に広がり,
「花
学校・地域の方との出張寄せ植え講習会
国営備北丘陵公園での月例ガーデニング実習講習会
フラワー通り植栽ボランティア
ガーデニングコンテスト
花と緑のまちづくり視察研修
■ チャレンジ創生!事例集
交流人口が増え,まちに活気が生まれた
庄原さとやまオープンガーデン
は,2011 年(平成 23 年)春から
開催し,回を重ねるごとに拡大し
ている。
来訪者は,広島市や福山市など,
県内の都市部が中心であるが,愛媛
や岡山など県外からも来訪があり,
宿泊者も増え,庄原のまちに活気
が生まれている。
さらに,オープンガーデンを実
施している家の近隣でも庭を手入
他団体へのアドバイス
(ガーデニングコンテスト)
82
連 携
るまちづくりを進めることで,観光交流人口を増や
し,地域を活性化する。
2011 年(平成 23 年)春から,個人庭を期間限定
で一般公開する「庄原さとやまオープンガーデン」を
実施している。
●
☎ 0824-73-1179
1 個人宅の庭であるということと,庭同士が離れ
ているため,移動手段が車に制限され,駐車場の
確保が課題
創意工夫した点
まち
庄原市/商工観光課
取組の具体的内容
●
にぎわい観光係
商工観光課
「花と緑」をテーマとした地域の元気づくり
取組のねらい
時期
連絡先
所属
地域資源の活用
しょうばら花会議の佐藤理事長は,庄原地区本町
女性会として,20 年前から「花いっぱい運動」に
取り組み,緑化を進めてきたが,女性会のだけの活
動では限界があるため,他団体と手を結んで広げて
いきたいと考えていた。
また,国営備北丘陵公園には,年間 40 万人を超
える人が訪れているにも関わらず,市内を訪れる人
は少なかったため,もっときれいなまちにして多く
庄原市
取組に当たっての課題・問題点
取組に当たっての課題
観光客の市内回遊の少なさ
取組の背景
団体名
と緑のまち・庄原」というイメージが定着するよう
取り組んでいきたい。
無理せず,参加する人が楽しむ活動
観光客から見学料をいただくのではなく,ボラン
ティア活動であるため,経済効果や集客人数等の目
標は設定せず,「参加する人が愉快で楽しいこと」
を一番の目標として掲げている。
また,「楽しみながら,住んでよかったと思える
まちづくり」を目指しており,
「住んでいる人が楽
しければ,何もしなくても人が集まってくる」とい
う考え方で持続可能な取組としている。
チャレンジ創生!事例集 ■
83
⑨
⑩
Fly UP