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在学生からのメッセージ
海外派遣留学生
平山 佳美(日本語学科
4年生)
大東文化大学の海外奨学金留学制
度を利用して、アメリカ合衆国へ留
学しました。最初は英語を集中的に
ESL のコース(学部進学準備のため
の英語集中コース)で学び、その後
大学では、現地のアメリカ人の学部
生と一緒に社会学・政治学などを学
びました。特に、私にとって貴重だ
ったのは様々な国籍の人との出会
いです。出身国は違えども同じ外国
人、ということで、学習面・生活面
での苦労を共有できる良い友達と
なりました。
初めての長期留学を体験して一番
大変だったことは「手続き」や「準
備」を全て英語でしなければならな
かったことです。外国人という立場
上の制約に加え、システムが日本と
異なっているので、簡単なことをひ
とつやるにしても、とても時間と労
力がかかるのです。
受験生の皆さんの中にも将来留学
や海外生活をしたいと考えている
人もいると思います。海外であなた
が出会う人たちは、あなたが「日本
人」なので、日本のことをよく知っ
ているのは当然だと思っています。
(授業風景)
(先生主催の BBQ パーティで。右から4人目)
日本語学科では、外国語を学ぶ機
会がたくさんあることに加えて、
日本の言語・文化に関する知識も
深めることができます。このこと
は、あなたが海外留学・海外生活
をする上で大きな強みとなってく
れるはずです。
1
海外派遣留学生
井上 尚子 (日本語学科
4年生)
(植物園より望むシドニー遠景)
(日本語授業での1コマ)
私はオーストラリアのシドニ
ーとブリスベンのほぼ中間に位
置する美しい学生の街、アーミ
デールにあるニューイングラン
ド大学に留学しました。大学の
授業を受けたのと並行して、日
本語のティーチング・アシスタ
ント(教育補助、授業も担当し
ます)もさせていただきました。
現地の大学生と一緒に授業を
受けながら、日本語を教えるの
はとても大変でしたが、授業を
担当したとき、自分なりに工夫
をして、ユニークな内容をとり
入れたことが学生に好評で、と
ても良い経験になりました。
また、大学の寮に泊まってい
たので、同年代の他国の留学生
と一緒に過ごす時間も多く、オ
ーストラリアのオープンな国柄
もあって、色々な国籍の友達を
作ることができました。留学を
通して英語力を伸ばすだけでな
く、精神的にも強くなり、成長
できたと思います。皆さんもぜ
ひ、挑戦してみてください!
2
日本語学科
留学生
ニラウラ・ディサン(ネパール出身、日本語学科
2年生)
将来母国ネパールで日本語の教
師になって、いずれは自分の学校を
開きたいという希望を持っていま
す。先進国の日本を知りたいと思
い、日本語の勉強を始めましたが、
謙譲表現や相手を傷つけない、やわ
らかい婉曲表現に心がひかれまし
た。
大東文化大学、日本語学科を選ん
だ理由は、日本語の音声や語彙など
の基礎的なことはもちろんのこと、
専門的に日本語教授法を学べるこ
と、また、日本人学生と一緒に学べ
る環境があることでした。教育現場
のさまざまな問題に対処できる力
を身につけるとともに、日本人の考
え方や文化についても理解を深め
たいと思っています。
(友人と。左端)
日本語学科は授業の雰囲気がと
てもよく、日本人の友達もたくさん
できました。また、大東文化大学に
は交換留学生も多いので、日本にい
ながら他の国の友達もでき、いろい
ろな国の文化や習慣などについて
も知ることができます。
将来はネパールで、日本語教師と
して日本語、日本文化についてわか
りやすく教えたいと思います。ま
た、日本で得た交流の人脈を活用し
て、自分自身をさらに向上させて行
きたいと思っています。
3
卒業生からのメッセージ
茂田
絵里
(2008年3月卒業。株式会社
(愛猫との一コマ)
野中
メディアハウス)
私は今、広告代理店の(株)
メディアハウスに勤めていま
す。
‘想い’を‘言葉’にして
伝える、‘想い’を‘カタチ’
にするという仕事を通して、
様々なチャンスを自ら作り出
せる環境にあると感じ、入社
を決めました。
日本語学科では、日本語のし
くみ、表現の仕方、コミュニ
ケーション等を学びました
が、これはどの職業について
も必要となってくるもので
す。受験生の皆さん、3 年後、
5 年後、更にもっと先の自分を
イメージして頑張って下さ
い。
亮太(2008年3月卒業。りそな銀行)
『満足を超える感動を!』
りそなHD会長の言葉に私は強
い感銘を受けて、「大東発のトップ
バンカーになる」といった意気込み
で、りそな銀行に就職しました。日
本語学科は人数が少ない為、他学科
では考えられない「学科飲み」など
ができて、友情という、横のつなが
りが築けたと思います。大東に来る
なら日本語学科へ!
もし、私が銀行の頭取になったあ
かつきには日本語学科から大量採
用しますので!!
(趣味のサーフィンの大会で知り合った選手と。
向かって右)
4
利根川
啓祐(2008年3月卒業。良品計画)
(卒業旅行で訪れたタイで。右から2人目)
高校生の時に初めて使って、それから自然と生活の中に増えていった無印良
品。日本のみならず、世界にも進出している無印良品。人にとって良いもの、
地球にとって良いものをずっと考えて商品づくりをしてきた、そんな日本を
代表する企業の中で自分の力を存分に発揮したいと思い、良品計画への就職
を決意しました。
日本語学科は人数が少ない分、とても仲良くなれました。授業のこと、就職
のこと、時には恋愛のことなども話したりと、大学生になって改めて仲間の
大切さに気づかされました。日本語はもちろん、文学、歴史、語学、さらに
は法律関係まで、日本語学科では幅広い分野について学ぶことができます。
大学選びはその先のあなたの将来にもつながる大切なものです。自分は大学
で何をやりたいのか、将来何になりたいのかをよく考えてみましょう。日本
語学科に入学したから就職先が限られてしまう、なんて考えなくて大丈夫で
す。実際、私たちの学年からは様々な分野へ就職しています。不安や辛いこ
とには、仲間や教授たちが必ず手を差しのべてくれます。人数が少ない学科
だからこそ、「個」というものが存分に発揮できるのです。受験生の皆さん、
頑張ってください!
5
井出
多美(2008 年 3 月卒業。中国東北師範大学
日本語教師)
私は昔から日本語教師になることが夢でした。そのために日本語学科に入り、日本
語教育の現状や、日本語教授法、日本文学などを学んできました。在学中には、実際
に中国で3週間の教育実習も経験しました。現地で生活をし、学生達と接する中で、
日本では決して経験できないことが多々ありました。このような経験は、
「いつでも、
そして誰にでも」経験できるわけでは無いと思い、私は中国で日本語教師をすること
を決意しました。日本語学科の先生方を始め、多くの方々にご支援をいただきながら、
今、本当にやりたい仕事に就くことができて、私は心から幸せだと感じています。
これから受験する皆さんは、ぜひ、自分がなぜこの学科を選択したのかを考えて欲
しいと思います。そして、その選択はきっと将来、自分が進むべき道へと繋がってい
ることを忘れないで下さい。
(東北師範大学 日本語授業の
1 コマ。中央)
(東北師範大学
人文学院前にて)
6
桐越
舞(2008年3月卒業。筑波大学大学院)
(本学大学院1年生日本言語文化学専攻、
留学生のナジミ・フェレシテさんと。
筑波大学大学院(人文社会科学研究
科 文芸・言語専攻 一般言語学領域)
にこの春入学しました。単純に学問
が面白いと思ったのが進学した理由
です。このまま就職をして、ことば
の研究をやめてしまうのはもったい
ないと思い、大学院へ進むことにし
ました。
日本語学科で言語としての日本語
を学ぶことで、ことばを大事にする
ようになったことが、今後の大学院
生活でも必ず役に立つと思っていま
す。
向かって右)
中市
好美
(2008年3月卒業。University College, Dublin 大学院)
私は University College, Dublin
の大学院に進学しました。この大学
はアイルランドで最も規模が大き
く、最新の研究を行うリサーチ中心
の大学です。私は第二言語、及び外
国語の習得について興味があり、自
分自身が外国の地で実際に外国語
を使い、生活をすることで、言語習
得に関する「生きた」知識を得るこ
とができると思い、大学院への留学
を決めました。
日本語学科では留学生が多く、学
生生活の中で異文化交流ができ、私
の視野が広がりました。また、留学
生に日本語を教えるボランティア
活動を経験したことで、私の母国語
である日本語について再認識する
ことになりました。また同時に、留
学生をサポートしてあげられたこ
とに喜びも感じました。
(卒業記念パーティで。ゼミの指導教員と)
7
大東文化大学 日本語学科通信 No. 1 をお届けいたします。本号では日本語学科の
在学生と卒業生より、受験生に向けたメッセージを掲載いたしました。
貴校の進路ご担当の先生方、受験生、あるいは在学生の皆さまに大東文化大学 日
本語学科の取り組みの一端に触れていただけましたら大変うれしく思います。
なお、日本語学科通信は大学のホームページの日本語学科ページにも掲載いたしま
すので、ぜひ、御覧ください。本号の、より鮮明な写真画像や日本語学科で学ぶ内容、
進路情報などを御覧いただけます。アドレスは以下の通りです。
大東文化大学 外国語学部 日本語学科
http://www.daito.ac.jp/gakubu/gaikoku/japanese/index.html
何かご質問などございましたら、ご遠慮なく下記宛ご連絡ください。
問い合わせ先
大東文化大学
〒175-8571
入試部
(受付時間:月~金
東京都板橋区高島平1-9-1
TEL 03-5399-7800
9:00~17:00/土 9:00~12:00)
外国語学部事務室
TEL
03-5399-7329
FAX 03-5399-7381
日本語学科事務室
TEL
03-5399-7374
FAX 03-5399-7375
メール
(メールでのお問い合わせも歓迎いたします。)
[email protected]
2008 年 5 月 28 日発行
大東文化大学 外国語学部 日本語学科
発行責任者
田口 悦男
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