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Japanese PR Tosa2 - 土佐尚子
報 道 発 表 在シンガポール日本国大使館ジャパン・クリエイティブ・センター Home Page: http://www.sg.emb-japan.go.jp/JCC/index.htm 2011年8月2日 メディア・アートに関するシンポジウム、セミナー、個展 「文化のビット:アートの将来形を考える」の開催について ∼メディア・アーティスト 土佐尚子氏を迎えて∼ ジャパン・クリエイティブ・センター(JCC)はシンガポール国立大学インタラクティブ・デジタル・メディア研 究所との共催により、メディア・アーティスト 土佐尚子氏を迎えて、メディア・アートに関するシンポジウム、 セミナー及び展覧会を開催します。本事業は日本の優れたメディア・アートを発信することにより、日本の 創造力への理解促進と関係者間のネットワーク形成を目的としています。 記 1. 開催概要: (1)シンポジウム: ・ 開催日程:平成 23 年 9 月 2 日(金) 午後 6 時∼8 時 ・ 開催場所:シンガポール国立大学エンジニアリング・オーディトリアム ・ 入場料:無料 ・ 概要: メディア・アートの歴史と未来、シンガポールでの普及等について議論する。 ・ パネリスト:土佐尚子(京都大学教授)、Jeffrey Ho (Executive Director, DesignSingapore Council, Ministry of Information, Communication and The Arts),Oliver Grau (Head, Department for Image Science, DANUBE UNIVERSITY),Sorensen Dorrit Vibeke (Chair, School of Art, Design and Media, Nanyang Technological University), Wong Yunn Chii (Head of Architecture Department, National University of Singapore), 中津良平(Director, IDMI, National University of Singapore). (2)土佐尚子個展・セミナー: ・ 開催日程:平成 23 年 9 月 3 日(土)∼9 月 30 日(金) 火曜日∼土曜日(午前 10 時∼午後6時) 日・月は休館。 ※個展のオープニングとして、9 月 3 日 午後 2 時より 4 時までセミナーを開催予定(参加予定者 はシンポジウムと同様)。 ・ 開催場所:ジャパン・クリエイティブ・センター(JCC) 4 Nassim Road, Singapore 258372 ・ 入場料:無料 ・ 概要:「文化のビット」は、文化を構成する感情や物語を視覚化する新しいアートのコンセプトであ り、未来のアートの 1 つの方向性として土佐氏が提唱。今回の個展での主要展示は次の通り。 EXPO 2012 Yeosu Main street of Gallery:2012 年韓国において開催される万博において、 メインストリートの天井スクリーン(世界最大の 23m X 250m の大きさの LED スクリーン)を使って展 1 示が予定されている、海中山水画とアジアの四神からなる映像の新作。 デジタル掛け軸 Asian charms series":デジタル絵画を和紙に刷り、掛け軸にした新作。 2 Art of ZEN:禅における座禅や師匠との対話の仮想体験ができるシステム。 山水アプリ:山水画を自分で作成することが可能な iPad 上のアプリ。 ビデオアート作品:1980 1990 にかけて制作された土佐氏の代表的なビデオアート作品。最近ニュ ーヨーク近代美術館に永久展示が決まった作品 An Expression も含む。 An Expression 1985 出品作品は、その他に、 空気を読むコンピュータ 、 ニューロベイビー 、 ジャパニーズデザイン ツール 、 アートドキュメンリー:湯川秀樹、西田幾多郎 などがあります。 また、9 月 10 日(土)午後 2 時から 4 時まで、JCCにてキュレーター・トーク(国立国際美術館 島 敦彦学芸課長)及びアーティスト・ツアーを実施予定。 ※プレス向け内覧会を 9 月 2 日(金)午後 3 時より 4 時まで開催します。参加希望の方は、 下段の担当者まで事前にご連絡ください。 2. 土佐尚子氏略歴: 1961 年福岡生。アーティスト、京都大学学術情報メディアセンター教授、シンガポール国立大学 客員教授。東京大学大学院工学系研究科にて「芸術とテクノロジー研究」で工学の博士号を取得。 3 マサチューセッツ工科大学建築学部 Center for Advanced Visual Studies アーティストフェロー、 ATR 知能映像通信研究所主任研究員等を経て、現職。 土佐氏のコンセプトは、人類の文化は太古より無意識レベルで1つの文化に繋がっているというも の。こうしたメッセージを作品として視覚化し、発信してきている。コンピューターを用いた同氏 の新しいコンセプトは「文化のビット(Cultural Bit)」。異なる文化を繋げるダイナミックな芸術 手法として提唱している。土佐氏のアートはデジタル・ペインティング、ビデオ・アート、アート・ ドキュメンタリー、コンピューターによる感情認識・表現を用いたメディア・アート、スマート・ フォンによるAR(拡張現実感)アート等多岐にわたる。 作品はニューヨーク近代美術館、米国映画協会、国立国際美術館、富山県立近代美術館等に所蔵され ている。過去の主な招待展示・上映は、ニューヨーク近代美術館、メトロポリタン美術館、ベルリン国際映 画祭ニューメディア部門、ロングビーチ美術館、ACM SIGGRAPH、ARS ELECTRONICA 等。 主な受賞歴 は、芸術と科学を融合した研究に贈られるロレアル賞大賞(1997 年)、ユネスコ主催デジタル文化 遺産コンペティション第2位(2004 年)。 お問い合わせ JCC 堀川晃一 電 話 : 6735-0434 / Mobile:9150-3866 * 写真データ等を提供致しますのでご連絡ください。 4 / E-mail: [email protected]