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7-21 緩衝装置 8-21 緩衝装置 - NALTEC 独立行政法人 自動車技術

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7-21 緩衝装置 8-21 緩衝装置 - NALTEC 独立行政法人 自動車技術
独立行政法人自動車技術総合機構審査事務規程
第7章
新規検査及び予備検査
第8章
(指定自動車等以外の自動車)
継続検査及び構造等変更検査等
(使用の過程にある自動車)
7-21 緩衝装置
8-21
7-21-1 装備要件
8-21-1 装備要件
緩衝装置
自動車には、地面からの衝撃に対し十分な容量を有
自動車には、地面からの衝撃に対し十分な容量を有
し、かつ、安全な運行を確保できるものとして強度、
し、かつ、安全な運行を確保できるものとして強度、
緩衝性能等に関し、7-21-2 の基準に適合するばねそ
緩衝性能等に関し、8-21-2 の基準に適合するばねそ
の他の緩衝装置を備えなければならない。
の他の緩衝装置を備えなければならない。
ただし、大型特殊自動車、農耕作業用小型特殊自動
ただし、大型特殊自動車、農耕作業用小型特殊自動
車、車両総重量 2t 未満の被牽引自動車及び最高速度
車、車両総重量 2t 未満の被牽引自動車及び最高速度
20km/h 未満の自動車で、7-113-1(4)の自動車以外
20km/h 未満の自動車で、8-113-1(4)の自動車以外
のものにあっては、これを省略することができる。
(保
のものにあっては、これを省略することができる。
(保
安基準第 14 条関係)
安基準第 14 条関係)
7-21-2 性能要件(視認等による審査)
8-21-2 性能要件(視認等による審査)
7-21-1 のばねその他の緩衝装置は、強度、緩衝性
8-21-1 のばねその他の緩衝装置は、強度、緩衝性
能等に関し、視認等その他適切な方法により審査した
能等に関し、視認等その他適切な方法により審査した
ときに、地面からの衝撃に対し十分な容量を有し、か
ときに、地面からの衝撃に対し十分な容量を有し、か
つ、安全な運行を確保できるものでなければならな
つ、安全な運行を確保できるものでなければならな
い。
い。
この場合において、次の各号に掲げるばねその他の
この場合において、次の各号に掲げるばねその他の
緩衝装置は、この基準に適合しないものとする。(細
緩衝装置は、この基準に適合しないものとする。(細
目告示第 17 条第 1 項及び第 2 項関係、細目告示第 95
目告示第 173 条第 1 項及び第 2 項関係)
条第 1 項及び第 2 項関係)
①
ばねに損傷があり、リーフに著しいずれがあ
①
り、又は左右のばねのたわみに著しい不同がある
ばねに損傷があり、リーフに著しいずれがあ
り、又は左右のばねのたわみに著しい不同がある
もの
②
もの
センター・ボルト、U ボルト、クリップ・ボル
②
センター・ボルト、U ボルト、クリップ・ボル
ト及びナット又はクリップ・バンドに損傷若しく
ト及びナット又はクリップ・バンドに損傷若しく
は脱落又は緩みがあるもの
は脱落又は緩みがあるもの
③
ブラケット又はスライディング・シートに損傷
③
ブラケット又はスライディング・シートに損傷
があり、又は取付部に緩みがあるもの
④
シャックル又はシャックル・ピンに著しい摩耗
があり、又は取付部に緩みがあるもの
④
があるもの
シャックル又はシャックル・ピンに著しい摩耗
⑤
があるもの
サスペンション・アーム等のアーム類、トル
⑤
サスペンション・アーム等のアーム類、トル
ク・ロッド等のロッド類又はスタビライザ等に損
ク・ロッド等のロッド類又はスタビライザ等に損
傷があり、又は取付部に著しいがたがあるもの
傷があり、又は取付部に著しいがたがあるもの
⑥
サスペンション・アーム等のアーム類等のダス
⑥
サスペンション・アーム等のアーム類等のダス
ト・ブーツに損傷があるもの
⑦
ト・ブーツに損傷があるもの
空気ばねのベローズ等に損傷若しくは空気漏
⑧
⑦
空気ばねのベローズ等に損傷若しくは空気漏
れがあり、又は左右の空気ばねの高さに著しい不
れがあり、又は左右の空気ばねの高さに著しい不
同があるもの
同があるもの
ばねの端部がブラケットから離脱しているも
⑧
ばねの端部がブラケットから離脱しているも
の又は離脱するおそれがあるもの
⑨
ストラットに損傷があり、又は取付部に緩みが
の又は離脱するおそれがあるもの
⑨
ストラットに損傷があり、又は取付部に緩みが
あるもの
⑩
あるもの
ショック・アブソーバに著しい液漏れ、ガス漏
⑩
ショック・アブソーバに著しい液漏れ、ガス漏
れ若しくは損傷があり、又は取付部に緩みがある
れ若しくは損傷があり、又は取付部に緩みがある
もの
もの
⑪
ショック・アブソーバが取外されているもの
⑪
ショック・アブソーバが取外されているもの
⑫
オレオ装置に著しい液漏れがあるもの
⑫
オレオ装置に著しい液漏れがあるもの
⑬
フォーク・ロッカーアームの取付部に著しいが
⑬
フォーク・ロッカーアームの取付部に著しいが
7-21,8-21 緩衝装置(最終改正:第---次)
1 / 3
独立行政法人自動車技術総合機構審査事務規程
第7章
新規検査及び予備検査
第8章
(指定自動車等以外の自動車)
(使用の過程にある自動車)
た又は緩みがあるもの
⑭
継続検査及び構造等変更検査等
た又は緩みがあるもの
ばね又はスタビライザ等に溶接、肉盛又は加熱
⑭
ばね又はスタビライザ等に溶接、肉盛又は加熱
加工等の修理を行うことによりその機能を損な
加工等の修理を行うことによりその機能を損な
った部品を使用しているもの
った部品を使用しているもの
⑮
改造を行ったことにより次のいずれかに該当
するもの
ア
⑮
改造を行ったことにより次のいずれかに該当
するもの
切断等によりばねの一部又は全部を除去
ア
したもの
切断等によりばねの一部又は全部を除去
イ
したもの
ばねの機能を損なうおそれのある締付具
イ
を有するもの
ばねの機能を損なうおそれのある締付具
ウ
を有するもの
ばねの取付方法がその機能を損なうおそ
ウ
れのあるもの
ばねの取付方法がその機能を損なうおそ
れのあるもの
7-21-3 欠番
8-21-3 欠番
8-21-4 適用関係の整理
7-21-4 の規定を適用する。
7-21-4 適用関係の整理
(1)昭和 35 年 3 月 31 日以前に製作された自動車については、7-21-5(従前規定の適用①)の規定を適用する。
(適用関係告示第 11 条第 1 項第 1 号関係)
(2)昭和 58 年 12 月 31 日以前に製作された自動車については、7-21-6(従前規定の適用②)の規定を適用する。
(適用関係告示第 11 条第 1 項第 2 号関係)
7-21-5 従前規定の適用①
昭和 35 年 3 月 31 日以前に製作された自動車については、次の基準に適合するものであればよい。
(適用関係
告示第 11 条第 1 項第 1 号関係)
7-21-5-1
装備要件
自動車には、7-21-5-2 の基準に適合するばねその他の緩衝装置を備えなければならない。
ただし、大型特殊自動車、農耕作業用小型特殊自動車、車両総重量 2t 未満の自動車及び最高速度 25km/h 未
満の自動車で、7-113-1(4)の自動車以外のものにあっては、これを省略することができる。
なお、緩衝装置に係る改造を行った自動車については、本文中「車両総重量 2t 未満の自動車」を「車両総重
量 2t 未満の被牽引自動車」に読み替えて適用する。
(保安基準第 14 条関係)
7-21-5-2
性能要件
7-21-6-2 に同じ。
7-21-6 従前規定の適用②
昭和 58 年 12 月 31 日以前に製作された自動車については、次の基準に適合するものであればよい。
(適用関
係告示第 11 条第 1 項第 2 号関係)
7-21-6-1
装備要件
自動車には、7-21-6-2 の基準に適合するばねその他の緩衝装置を備えなければならない。
ただし、大型特殊自動車、農耕作業用小型特殊自動車、車両総重量 2t 未満の自動車及び最高速度 20km/h 未
満の自動車で、7-113-1(4)の自動車以外のものにあっては、これを省略することができる。
なお、緩衝装置に係る改造を行った自動車については、本文中「車両総重量 2t 未満の自動車」を「車両総重
量 2t 未満の被牽引自動車」に読み替えて適用する。
(保安基準第 14 条関係)
7-21-6-2
性能要件
次に掲げるばねその他の緩衝装置は、この基準に適合しないものとする。
(細目告示第 17 条第 1 項及び第 2
項関係、細目告示第 95 条第 1 項及び第 2 項関係)
①
ばねに損傷があり、リーフに著しいずれがあり、又は左右のばねのたわみに著しい不同があるもの
②
センター・ボルト、U ボルト、クリップ・ボルト及びナット又はクリップ・バンドに損傷若しくは脱落又
は緩みがあるもの
③
ブラケット又はスライディング・シートに損傷があり、又は取付部に緩みがあるもの
④
シャックル又はシャックル・ピンに著しい摩耗があるもの
7-21,8-21 緩衝装置(最終改正:第---次)
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独立行政法人自動車技術総合機構審査事務規程
第7章
新規検査及び予備検査
第8章
(指定自動車等以外の自動車)
⑤
継続検査及び構造等変更検査等
(使用の過程にある自動車)
サスペンション・アーム等のアーム類、トルク・ロッド等のロッド類又はスタビライザ等に損傷があり、
又は取付部に著しいがたがあるもの
⑥
サスペンション・アーム等のアーム類等のダスト・ブーツに損傷があるもの
⑦
空気ばねのベローズ等に損傷若しくは空気漏れがあり、又は左右の空気ばねの高さに著しい不同がある
もの
⑧
ばねの端部がブラケットから離脱しているもの又は離脱するおそれがあるもの
⑨
ストラットに損傷があり、又は取付部に緩みがあるもの
⑩
ショック・アブソーバに著しい液漏れ、ガス漏れ若しくは損傷があり、又は取付部に緩みがあるもの
⑪
ショック・アブソーバが取外されているもの
⑫
オレオ装置に著しい液漏れがあるもの
⑬
フォーク・ロッカーアームの取付部に著しいがた又は緩みがあるもの
⑭
ばね又はスタビライザ等に溶接、肉盛又は加熱加工等の修理を行うことによりその機能を損なった部品
を使用しているもの
⑮
改造を行ったことにより次のいずれかに該当するもの
ア
切断等によりばねの一部又は全部を除去したもの
イ
ばねの機能を損なうおそれのある締付具を有するもの
ウ
ばねの取付方法がその機能を損なうおそれのあるもの
7-21,8-21 緩衝装置(最終改正:第---次)
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