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201511 IBM i World: IBM i が現場を変える

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201511 IBM i World: IBM i が現場を変える
IBM i が現場を変える、期待に応える
- IBM i を根幹とした、モバイルとアナリティクスの展開
が、生産現場・営業現場に変革をもたらす 住商モンブラン株式会社
総務部 IT企画課長
横田 昌宏
会社概要
u 事業内容
u 白衣(医療・食品用)、サービスユニフォームをはじめ、
作業服等、二次製品及び各種類・織物素材の企画・生産、販売
u 事業拠点
u 大阪本社:大阪市中央区北浜4丁目7番28号 住友ビル2号館
u 東京支店:東京都中央区日本橋浜町2丁目17番8号 浜町ビル
u 資本金 8,000万円
u 売上高 98億円 (平成26年5月期実績)
u 従業員 108名
アナリティクス導入による
生産管理改善の取組み
経営課題解決へ向けて
• 背景
取扱い商品がユニフォームのため
繁忙期が3∼5月に集中
※この間で年間売上の6割を販売
繁忙期の受注残の増加と慢性化
相反する
経営課題
海外生産拠点の拡大
工場への生産委託数の平準化
長期在庫商品の増大
• 目的
年間生産計画数の精度向上
繁忙期の受注残の軽減
適正在庫⇒キャッシュフローの改善
バック
オーダー
生産管理改善の取組み
【生産管理システム刷新前】
加工指図書
進捗管理
納期管理
工場
販売管理システムとの連動でリアルタイムに在庫データを把握することができた
物をいつ作っておけばいいかの判断は担当者の勘に頼るしかなかった
大口発注などがあれば在庫切れに
即納率95%を維持するためには在庫過多に
年間の生産計画を立案できるシステムの構築が急務
生産管理改善の取組み
【ステップ1: 生産計画システムのテストプラント実施】
加工指図書
Excelによる
生産計画表
月末にIBM i からExcelシートに
在庫データをダウンロード
工場
【テストプラントによる問題】
■出荷計画
- ダウンロード後の在庫の数字は更新されない
- 突然大量の発注を受けた場合でも、その数字が反映されるのは月末 → 在庫切れも発生
■生産管理システムとの連携
- 生産工場担当者は、生産計画を立てたExcelファイルのデータを見ながら生産管理システ
ムにて加工指図書を発行。品番を全て再度入力するという2重入力の手間が発生。
生産管理改善の取組み
【ステップ2: 生産計画システムの構築要望への対応】
リアルタイム
在庫状況
リアルタイム
販売状況
生産計画立案
製造指図
発注書
工場
- 国内外の約30拠点ある各工場の、1年先までの在庫の推移状況を把握した上で生産計画立案を可能に
- エクセルライクな操作性を希望
- 計画立案に必要な情報を画面分割して1画面で表示して欲しい
ExcelライクなGUI環境を IBM i 用ツール で開発
生産管理 – 改善取組み後
Excelライクな
画面レイアウト
↓
ツールを活用したことで開発
スピードは格段に速い
■出荷計画
- 前月末の在庫を基準に前年度同月の出荷実績を基に1年先まで在庫推移を算出
- 現在の在庫と当月の受注状況をリアルタイムに反映 → 将来の在庫切れを予測
■生産計画
- 月々の生産総数量を算出、各工場の生産キャパを確認 → 全体の生産量を調整
- 前年実績と極端に乖離した数字がある場合、実績の内容を即時調査可能に
■生産管理システムとの連携(既存のプログラム資産を活用)
- 加工指図書と発注書を自動的に作成
生産管理 – 改善取組みの効果
- 即納率95%を維持しながら過剰在庫10%削減
【SPSS Modelerの活用】
IBM i に蓄積された
各実績データを基に
出荷予測(需要予測)
- データ入力省力化、約8人日/月削減
- 担当者本人しか生産計画が行えなかったが、
処理が平準化、サブの担当でも行えるようになった
- 作業時間を短縮、余力を他の仕事にシフト
開発ツールを活用したことにより、システムカット
オーバーも早く、投資対効果はすぐに表れた。
生産計画の立案データ
として活用
モバイルの活用
モバイル対応 在庫照会/EDIシステム
注文エントリー
在庫照会
•
•
営業部員、代理店様がモバイルデバイスやPCで在庫照会/注文エントリー
代理店様含めて、在庫状況をリアルタイム共有、商機の最大化を実現
モバイル対応 在庫照会/EDIシステム
IBM i
生産管理
(RPG)
インターネット
物流
(RPG)
Web Web化
Sever ツール
物流
•
•
モバイル対応もIBM i 1台で
既存資産とも同一筐体で連携
(RPG)
販売管理
(RPG)
財務会計
(RPG)
BCPへの取り組み
BCPへの取り組み
第一ステージ
パンデミック対策
第二ステージ
災害対策
第一ステージ
【受注=>即納(当日or翌日)体制の維持】
−1日
約600社&約25,000枚の物流量をキープ
■見える損失
・1時間以上業務停止することにより、即納体制が崩れ機会損失発生
・顧客からのクレーム、需要先にユニフォームが届かないetc
■見えない損失
・築き上げてきた信用の失墜
・顧客の他メーカーへの流出
【決断できた理由】
IBM i に、システムを集中していたから
第一ステージ: パンデミック対策
取引先
IBM i
Web
ファイル交換
物流
(RPG)
販売管理
(RPG)
財務会計
(RPG)
倉庫
自宅等
Notes
営業支援
Web
パンデミック対策
生産管理
(RPG)
ファイル交換
仕入先
Web画面例
ツールで、5250画面を自動でWeb化(開発工数ゼロ)
第二ステージ: 災害対策を施した、現在の稼働状況
本番機
主な役割
•エントリー系
•更新系
バックアップ機
主な役割
•照会系
•外部アクセス
同期複製
データバックアップ
分散DB更新 (DDM)
エントリー/照会
照会
Hybrid
BACKUP
データバックアップ
照会
エントリー
EDI
内部から
外部から
適材適所でツールを活用して、安全かつスピーディーなシステム運用を実現
磐石のサーバーと適材適所のツール活用
・経営を支える磐石のサーバー
-
機能が進化し続けている
止まらない
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ソフトウェア資産が継承される
・即戦力を発揮するツールの活用
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