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ソニー イノベーションと成長を牽引する変革を加速

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ソニー イノベーションと成長を牽引する変革を加速
News & Information
東京都港区港南 1-7-1
ソニー株式会社
No.09-133
2009 年 11 月 19 日
ソニー
イノベーションと成長を牽引する変革を加速
ソニー株式会社(以下、「ソニー」)は、2009 年 4 月に発足した新経営体制の下、主にエレク
トロニクスとネットワークサービス事業領域において、収益力強化のための事業構造改革 と
ビジネスプロセスの最適化およびイノベーションと成長を加速するための変革に取り組んで
まいりました。
2009 年度はソニーグループ全体で前年度比 3,300 億円の費用削減を計画していますが、
当年度上半期で既に 8 割程度の削減を達成することができました。また 、年末から 2010 年に
かけて強力な商品群を市場に投入していく体制が整いました。
ソニーは今後さらなる成長と収益力強化のため、以下 4 点を柱としたトランスフォーメーション
(変革)を実施してまいります。
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中核事業( テレビ・ゲーム・デジタル イメージング) の 安定的な収益力確保
革新的なハ ードウェア、ソフトウェア およびサービス の 統合による新たな顧客体験 の提供
新規顧客お よび新規市場の開拓
環境に配慮 した商品および事業活動へ の重点的取り組み
ソニーは上記の施策を通じて、2012 年度までに営業利益率 5%、株主資本利益率
(Return On Equity)10%を達成することを目指します。
それぞれの施策の詳細は以下のとおりです。
●
中核事 業(テレビ・ゲーム・デジ タルイメージング )の安定的な収益力確保
 液晶テレビ事業のリーディングポジション復権
 液晶テレビ事業の 2010 年度の黒字化および 2012 年度の全世界マーケットシェア
20%(台数ベース)を目指す
 既存テレビの事業モデルを超えた新たな収益モデルの創出
 ネットワーク経由で新たなアプリケーションを提供する「進化するテレビ」の導入
 独自デバイスを用いた次世代ディスプレイの開発
 ゲーム事業の収益性強化
 ゲーム事業は 2010 年度の黒字化を目指す
 ハードウェアとソフトウェアの販売拡大と、PlayStation®Network の拡充
 コストダウンなどによる採算性改善
 デジタルイメージング事業で世界 No.1 ブランドのポジションを堅持
 イメージセンサーや画像処理エンジンなどキーデバイスによる性能差異化および
コスト競争力強化
●
革新的 なハードウェア、ソフトウ ェアおよび サービ スを統合し新たな顧客体験 を提供
 ネットワーク対応商品およびサービス
3,300 万以上のアカウント数(2009 年 11 月 16 日現在)を持つ PlayStation®Network を
基盤とし、今後、新モバイル製品やその他のコンスーマーエレクトロニクス を
含めた魅力的なハードウェアと連携したネットワークサービス事業を拡充 。ネット
ワークサービス事業において、2012 年度までに年間 3,000 億円規模の売上を目指す
 ネットワークモバイル事業の強化拡大
 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズとの連携 強化
 電子書籍事業(ハードウェア、コンテンツ)の成長を加速
 ネットワーク対応商品の拡充。インストールベースで 2012 年度末までに
3 億 5,000 万台を目指す


2010 年度に 3D 関連商品を本格展開
 映像制作からディスプレイ、ゲーム まで魅力的で豊富なハードウェア・コンテンツ
などの提供により、 グループ全体で 3D 市場創造を牽引する
 2010 年度内に液晶テレビ、“ブルーレイディスク” 対応機器に加え、「プレイ
ステーション3」での 3D ゲーム導入を含め、家庭向け 3D 関連商品を展開する
 映像制作・配信・上映のソリューション提供で、放送・業務用機器事業においても
3D 市場を牽引
 2012 年度に 1 兆円を超える 3D 関連商品(除:コンテンツ)の売上を目指す
リチウムイオンバッテリー事業の成長戦略
 既存分野で高収益確保
 新規ビジネス(蓄電・自動車用電池)への参入検討
●
新規顧 客および新規市場の開拓
 ダイレクトマーケティング戦略の強化
 ソニーグループとしての統一ブランドメッセージ “make.believe”(メイク・ドット・
ビリーブ)を全世界に展開
 BRICs 他新興国市場への投資 を継続し、新規顧客を開拓
●
環境に 配慮した商品および事業活 動への重点的取り 組み
 ソニーグループ全体の事業所から排出される CO2 換算温室効果ガス の絶対量を、
2015 年度までに 2000 年度比で 30%削減を目指す ( * )
 製品の消費電力を 2015 年度までに 2008 年度比で一台当たり 30%削減を目指す ( * )
 事業活動および製品のライフサイクルを通して、環境負荷ゼロを目指す ことを長期目標
とする
( * ) ソ ニ ー は 環 境 保 全 NGOで あ る WWFの ク ラ イ メ ー ト ・ セ イ バ ー ズ ・ プ ロ グ ラ ム に 2006年 よ り 参 加 し て い ま す 。 ク ラ イ
メ ー ト ・ セ イ バ ー ズ ・ プ ロ グ ラ ム は 、 WWFと 企 業 が パ ー ト ナ ー シ ッ プ を 結 び 、 企 業 の 排 出 削 減 の 計 画 と そ の 実 施
を 行 っ て い く プ ロ グ ラ ム で す 。 ソ ニ ー は 今 回 の 数 値 目 標 に つ い て WWFの レ ビ ュ ー を 受 け 、 同 プ ロ グ ラ ム に お け る
更新目標として合意しています。
将来に関する記述等についてのご注意
この発表文に記載されている、ソニーの現在の計画、見通し、戦略、確信などのうち、歴史的事実で ない ものは 、
将 来 の 業 績 に 関 す る 見 通 し で す 。将 来 の 業 績 に 関 す る 見 通 し は 、将 来 の 営 業 活 動 や 業 績 、出 来 事・状 況 に 関 す る 説 明
に お け る 「 確 信 」、「 期 待 」、「 計 画 」、「 戦 略 」、「 見 込 み 」、「 想 定 」、「 予 測 」、「 予 想 」、「 目 的 」、「 意 図 」、「 可 能 性 」 や
そ の 類 義 語 を 用 い た も の に は 限 定 さ れ ま せ ん 。口 頭 ま た は 書 面 に よ る 見 通 し 情 報 は 、広 く 一 般 に 開 示 さ れ る 他 の 媒 体
に も 度 々 含 ま れ る 可 能 性 が あ り ま す 。こ れ ら の 情 報 は 、現 在 入 手 可 能 な 情 報 か ら 得 ら れ た ソ ニ ー の 経 営 者 の 仮 定 お よ
び 判 断 に も と づ い て い ま す 。実 際 の 業 績 は 、多 く の 重 要 な リ ス ク や 不 確 実 な 要 素 に よ り 、こ れ ら 業 績 見 通 し と 大 き く
異なる結果となりうるため、これら業績見通しのみに全面的に依拠することは控えるようお願いします。また、
新たな情報、将来の事象、その他の結果にかかわらず、常にソニーが将来の見通しを見直して改訂するとは限りま
せん。 ソニーはそのような義務を負いません。実際の業績に影響を与えうるリスクや不確実な要素には、以下の
よ う な も の が 含 ま れ ま す 。( 1 ) ソ ニ ー の 事 業 領 域 を 取 り 巻 く グ ロ ー バ ル な 経 済 情 勢 、 特 に 消 費 動 向 な ら び に 最 近
の金融市場および住宅市場における世界的な危機、
( 2 )為 替 レ ー ト 、特 に ソ ニ ー が 極 め て 大 き な 売 上 、生 産 コ ス ト 、
ま た は 資 産 ・ 負 債 を 有 す る 米 ド ル 、 ユ ー ロ ま た は そ の 他 の 通 貨 と 円 と の 為 替 レ ー ト 、( 3 ) 継 続 的 な 新 製 品 導 入 と
急速な技術革新や、顕著な主観的で変わりやすい顧客嗜好などを特徴とする激しい競争の中で、充分なコスト削減
を 達 成 し つ つ 顧 客 に 受 け 入 れ ら れ る 製 品 や サ ー ビ ス (ゲ ー ム 事 業 の プ ラ ッ ト フ ォ ー ム を 含 む )を ソ ニ ー が 設 計 ・ 開 発
し 続 け て い く 能 力 、( 4 ) 技 術 開 発 や 生 産 能 力 増 強 の た め に 行 う 多 額 の 投 資 を 回 収 で き る 能 力 お よ び そ の 時 期 、
( 5 ) ソ ニ ー が 事 業 構 造 の 改 革 ・ 移 行 を 成 功 さ せ ら れ る こ と 、( 6 ) ソ ニ ー が ハ ー ド ウ ェ ア 、 ソ フ ト ウ ェ ア お よ び
コンテンツの融合戦略を成功させられること、インターネットやその他の技術開発を考慮に入れた販売戦略を立案
し 遂 行 で き る こ と 、( 7 ) ソ ニ ー が 継 続 的 に 、 研 究 開 発 に 十 分 な 資 源 を 投 入 し 、 設 備 投 資 に つ い て は 正 し く 投 資 の
優 先 順 位 を つ け て 行 う こ と が で き る こ と 、( 8 ) ソ ニ ー が 製 品 品 質 を 維 持 で き る こ と 、( 9 ) 現 状 の 国 際 資 本 市 場
に お い て 、 事 業 構 造 の 改 革 お よ び 設 備 投 資 の た め に 、 充 分 な 資 金 を 調 達 す る 能 力 、( 1 0 ) ソ ニ ー と 他 社 と の 合 弁 、
協 業 、 提 携 の 成 否 、( 1 1 ) 係 争 中 の 法 的 手 続 き ま た は 行 政 手 続 き の 結 果 、( 1 2 ) 生 命 保 険 な ど 金 融 商 品 に お け る
顧客需要の変化、および金融分野における適切なアセット・ライアビリティー・マネージメント遂行の成否、
お よ び ( 1 3 )( 市 場 の 変 動 ま た は ボ ラ テ ィ リ テ ィ を 含 む ) 日 本 の 株 式 市 場 に お け る 好 ま し く な い 状 況 や 動 向 が
金融分野の収入および営業利益に与える悪影響などです。ただし、業績に不利な影響を与えうる要素はこれらに
限定されるものではありません。
【報道関係からのお問合わせ先】 ソニー株式会社 広報センター
【投資家・アナリストのお問合わせ先】ソニー株式会社 IR 部
Tel:03-6748-2200
Tel:03-6748-2180
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