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下水道事業第7期経営計画(後期)概要版(PDF:384KB)

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下水道事業第7期経営計画(後期)概要版(PDF:384KB)
草津市下水道事業第7期経営計画(後期)の概要
≪平成26年度~平成28年度≫
あう
1 計画策定にあたって
趣
旨:下水道事業の計画的かつ健全な経営を図るための実施計画として策定
財政シミュレーションを基に下水道使用料の算定を行った
計画期間:平成26年度から平成28年度までの3年間
(平成26年度から企業会計移行による財政収支の表示が変更のため
平成24年度から平成25年度までを前期として作成済)
その他 :上下水道事業運営委員会で審議(H24.12~H25.8 計6回開催)
市長への提言(H25.9)
パブリックコメント実施(H25.9.10~H25.10.9)
2 基本方針
第 5 次草津市総合計画
「心地よさ」が感じられるまちへ
・下水道の安定基盤づくり
・良好な環境の保全と創出
「安心」が得られるまちへ
・治水対策
滋賀県下水道中期ビジョン
Ⅰ暮らし[快適なくらし]
Ⅱ安全・安心[浸水・地震対策・管理]
Ⅲ環境[水環境の向上・循環]
Ⅳ経営管理[持続的な下水道]
Ⅴ共通[見える下水道]
草津市下水道事業 第 7 期経営計画(後期)
4 健全経営
3 重点施策
◆現状と課題[公共下水道(汚水)のみ記載]
使用料
経費
維持管理費
(百万円)
1400
下水道使用料収入
(百万円)
2,500
◆下水道施設の整備更新・耐震化と維持管理
1,971
2,000
1,754
1,685
現状
と
課題
▼整備状況は H24 年度末で人口普及率が公共下水道 95.4%、農業集落排水 4.1%
▼供用開始から30年以上経過
●老朽化による修繕費用の増加や事敀発生が懸念
●下水道施設の耐震状況は全国同様に進んでいない状況
取り
組み
2,001
2,070
2,094
1200
2,114
1000
1,865
800
1,564
1,500
600
400
1,000
200
500
年度
0
一般管理費
0
H15
◆未整備地の解消
【H28 年度目標:人口普及率 95.5%】
◆長寿命化対策(H25~H29)
【H28 年度目標:事業執行率 70.0%】
カメラ調査による管路調査、マンホール蓋の交換、マンホールポンプ設備対策
◆総合地震対策(H25~H29)
【H28 年度目標:事業執行率 60.0%】
緊急輸送路等に埋設された管きょの耐震化、継手部可とう化、マンホール浮上防止対策
1,829
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H22
H23
管渠維持管理費
H24
流域下水道維持管理費負担金
年 度
H15
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H22
H23
H24
118
140
163
166
152
179
191
191
198
191
72
67
65
70
70
63
82
157
99
104
893
918
898
858
838
910
916
930
872
881
※受託事業経費は除き、平成23年度については流域下水道維持管理費負担金の還付等がない場合を想定
企業債
繰入金
企業債元金
および利息
(百万円)
汚水繰入金
および企業債(償還金へ充当)
(百万円)
未償還元金
(百万円)
一般会計繰入金の推移
1,800
3,000
32,000
2,500
30,000
2,000
28,000
1,500
26,000
1,000
24,000
500
22,000
1,600
1,400
1,200
1,000
800
600
400
◆環境汚染・環境対策の促進
200
0
年度
現状
と
課題
▼市街地排水浄化施設の維持管理を県より受託し地域ボランティアと一体で管理
●浄化処理過程で出る浄化副産物である植物の再移植や堆肥化等の有効活用の促進
取り
組み
◆市街地排水浄化施設維持管理事業
今後も地域ボランティアと行政が一体となり管理運営
除去された浄化副産物である植物は、堆肥化の試行
0
企業債利息 汚水
H15
1,054
H16
1,033
H17
998
H18
963
H19
935
H20
H21
839
812
現状
と
課題
取り
組み
◆一級河川を整備する滋賀県と連携を図り、排水能力が低い地域から雨水幹線を整備
【H28 年度目標:整備率
20.0%】
773
H23
651
H24
573
企業債元金 汚水
1,022
1,180
1,276
1,356
1,415
1,497
1,590
1,631
1,732
1,782
未償還元金 汚水
30,802
30,062
30,524
30,596
30,235
29,478
28,446
27,455
26,217
24,937
◆経営基盤強化への取り組み
④アセットマネジメントの導入
維持補修・更新の増加に備え、
下水道施設を計画的に管理
20,000
年度
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H22
H23
H24
0
0
500
550
550
357
360
356
349
338
1,188
H15
1,221
694
437
551
745
826
867
742
729
314
352
362
513
340
322
301
276
311
330
企業債(償還金へ充当)
その他繰入金(汚水)
明確な基準の繰入(汚水分)
※ 平 成 1 7.1 8.23年度 は流 域下水 道事業 の維 持管理 負担 金の還 付等が ない場合を想 定
※ 維 持 管 理 費および企 業債 の元利 償還金 に充 てられた繰 入金 のみ算 出
1)経費削減に向けた取り組み
①農業集落排水施設の公共下水道への接続
接続ルートの決定:平成 25 年度
事業計画変更
:平成 27年度
工事着工
:平成 28 年度
◆公共下水道雨水幹線の整備
▼整備状況は H24 年度末で全体計画面積に対し整備率は 19.4%(県内平均 8.3%)
●都市化の進展や近年多発する集中豪雨により整備が求められている
●放流先の河川の改修が必要であり、多額の事業費と期間を要する
●雨水幹線の規模が大きく設置スペースも制約される
H22
②流域下水道維持管理費負担金
維持管理費の大きな比率を占め
ることから、経営の効率化の働き
かけ
⑤丌明水対策
カメラ調査、目視調査
新規格のマンホール蓋への交換
2)収入確保に向けた取り組み
③人材育成
専門研修の参加
職員の技術継承
⑥支払利息の低減
公的資金補償金免除繰上
償還制度拡充への要望
◆サービスの向上、情報提供
水洗化率(下水道接続)の向上
未接続世帯への接続を勧奨
サービスの向上
窓口の充実、手続き窓口の一本化検討
下水道使用料等の収納率向上
早期回収に努め、更なる収納率向上
情報提供
経営状況等の公開等
5
財政計画(汚水)
◆下水道事業(汚水)の財政計画 <第7期経営計画(後期)>
◆下水道使用料の予測
第 5 次総合計画を基本にした水道ビジョンの人口予測と同様に、H32 年度をピーク(131,507 人)
とし、有収水量の予測を行った
設定条件 当年度純利益については、資本的収支の丌足額に充当する
企業債元利償還金については、現状の経済情勢を前提とする
今後は水洗化の伸びが見込めないことから、人口の増加に伴い使用料も微増
◆建設改良にかかる事業費
重点施策事業
◆下水道使用料の適正化
一般会計繰出金の考え方を明確化
①総務省通知「地方公営企業の繰出基準」の高度処理等の明確な基準の繰出
3年間(H26-H28) 汚水分14億円
②総務省通知「地方公営企業の繰出基準」分流式下水道に要する経費として繰出
普通交付税の算入を基本とし、元利償還金(①の対象となったものを除く)の
公共下水道事業分 30% 特定環境保全公共下水道事業分 44%
下水道使用料の設定
●使用料の算定は収益的支出を賄うことが原則
●現在、資本的支出の企業債の償還元金が多く、会計全体では資金丌足が生じるため、資金
収支も考慮した使用料を算定
●現行の使用料で丌足する資金は将来的に資金丌足が解消する見込みであることから、短期
企業債(下水道事業債 特別措置分)を活用
収益的収支
資本的収支
維持
管理費
下水道
使用料
長期前受
金戻入
一般会計
繰入金
国庫補助金
建設費
企業債
企業債の
償還利息
一般会計
繰入金
補てん
財源
減価
償却費
企業債の
償還元金
(収益的収支は消費税抜、資本的収支は消費税5%込、単位:百万円)
第7期経営計画(後期)
区 分
平成26年度 平成27年度 平成28年度
収入
(1)
3,326
3,328
3,333
下水道使用料
(2)
2,054
2,069
2,083
長期前受金戻入
(3)
523
526
529
収
他会計負担金
(4)
699
685
673
益
その他収入
(5)
50
48
48
的
支出
(6)
3,059
3,038
3,029
収
維持管理費用
(7)
1,129
1,131
1,146
支
減価償却費
(8)
1,430
1,439
1,448
支払利息
(9)
500
468
435
当年度純利益・損失(1)-(6)
(10)
267
290
304
収入
(11)
1,280
1,313
1,706
国庫補助金
(12)
173
218
406
企業債
(13)
345
342
574
資
下水道事業債(特別措置分)
(14)
264
211
166
本
他会計負担金
(15)
461
505
523
的
他会計補助金
(16)
37
37
37
収
支出
(17)
2,465
2,523
2,946
支
建設改良費
(18)
592
624
1,042
企業債償還金
(19)
1,873
1,899
1,904
収支差引 (11)-(17)
(20)
△ 1,185
△ 1,210
△ 1,240
(21)
1,185
1,210
1,240
補 補てん財源 て 損益勘定留保資金等 (8)-(3)+(10)
(22)
1,174
1,203
1,223
ん 消費税資本的収支調整額
(23)
11
7
17
資金収支 (20)+(21)
(24)
0
0
0
年度末企業債残高
22,304
20,958
19,794
丌足額
利益
企業債を発行
※長期前受金戻入:減価償却費の自己資金以外で賄った分の収益
図1 企業会計における収益的収支と資本的収支のイメージ図
企業債を発行
利
息
元
減
元金据置5年
価
償
金
却
費
償還終了30年
企業債を償還
耐用年数50年
図2 短期企業債の活用のイメージ図
下水道使用料は現行に据え置き(消費税は税率に合わせ転嫁)
※他会計負担金:総務省通知「地方公営企業の繰出基準」に定められた一般会計繰出金
※他会計補助金:総務省通知「地方公営企業の繰出基準」以外の一般会計繰出金
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