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南区スポーツ施設

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南区スポーツ施設
南区スポーツ施設
広島市南区スポーツセンター
広島市南区スポーツセンター東雲屋内プール
広島市南区スポーツセンター宇品体育館
指定管理者
広
島
市(市
仕様書
民
局)
≪
1
目
次
≫
管理運営に関する基本的事項…………………………………………………………………………
1
2
指定管理者が行う業務の範囲…………………………………………………………………………
(1) 事業実施に関すること(南区スポーツセンター、東雲屋内プール、宇品体育館)
(2) 施設の使用許可に関すること
(3) 施設への入場の制限に関すること
(4) 特別設備の設置等の許可に関すること
(5) 施設及び設備の維持管理に関すること
(6) その他市長が定める業務
1
3
3
4
9
施設の運営に関すること………………………………………………………………………………
(1) 施設の休館日等
(2) 施設職員の配置
(3) 施設の貸出し等
(4) 広報業務
(5) 利用促進業務
(6) 遺失物、拾得物の処置・保管業務
(7) 苦情・要望等の取扱い
(8) 急病・災害等への対応
施設等の管理に関すること……………………………………………………………………………
(1) 施設・設備等の管理
(2) 駐車場の管理
(3) トレーニング機器の管理
(4) 備品等の管理
(5) 経費負担
5
その他の業務……………………………………………………………………………………………14
(1) 個人情報保護義務
(2) スポーツ振興業務(指定管理者が行う自主事業)
(3) 使用料の収納委託業務
(4) 光熱水費等の支払い
(5) 国旗、市旗等の掲揚及び降納
(6) 事業計画書及び収支予算書の作成
(7) 事業報告書の作成
(8) 本市スポーツ行政に対する協力業務
(9) 自己評価の実施
(10) 監査
(11) 保険への加入
(12) 指定管理業務期間の前に行う業務
(13) 指定期間終了にあたっての引継業務
6
モニタリング及び実績評価に関する事項……………………………………………………………18
(1) 事業報告書の提出
(2) モニタリングの実施
(3) 実績評価の実施
(4) 業務の基準を充たしていない場合の措置
7
協定の締結………………………………………………………………………………………………18
8
リスク分担………………………………………………………………………………………………18
9
行政財産の目的外使用許可……………………………………………………………………………19
別記
個人情報取扱特記事項………………………………………………………………………………20
本書は、南区スポーツ施設の管理運営について、広島市が指定管理者に求める業務の基準を示すも
のである。
1
管理運営に関する基本的事項
指定管理者制度は、従来の公の施設の管理委託制度とは異なり、指定管理者が施設の管理権限と
責任を有し、施設の管理を代行する制度である。指定管理者は、施設の適正な管理を確保しつつ、
住民サービスの質の向上を図っていく必要がある。
指定管理者は、南区スポーツ施設を管理運営するに当たっては、次の各項目に留意して円滑に実
施する。
なお、広島市は施設の設置者として、必要に応じて指定管理者に対して指示等を行う。
(1) 地方自治法(昭和 22 年法律 67 号)、広島市スポーツセンター条例及び各条例施行規則等の内容
を十分に理解し、法令の規定に基づいた運営を行うこと。
(2) 広島市個人情報保護条例(平成 16 年広島市条例第 4 号)の規定に基づき、個人情報の保護を徹
底すること。
(3) 公の施設であることを常に念頭において、公平な管理運営を行うこととし、特定の団体等に有
利あるいは不利になる運営をしないこと。
(4) 事業計画書等に基づき、利用者が快適に施設を利用できるよう適正な管理運営を行うとともに、
管理運営経費の削減に努めること。
(5) 利用者の意見を管理運営に反映させ、利用者の満足度を高めていくこと。
(6) 省エネルギーに努めるとともに廃棄物の発生を抑制し、環境に配慮した管理を行うこと。
(7) 広島市と密接に連携を図りながら管理運営を行うこと。
2
指定管理者が行う業務の範囲
(1) 事業実施に関すること(南区スポーツセンター、東雲屋内プール、宇品体育館)
① スポーツに関する指導・助言
指定管理者は、スポーツに関する施設利用者への指導・助言をすること。
②
スポーツに関する相談に応ずること
指定管理者は、スポーツに関する施設利用者からの相談対応をすること。
③
スポーツのための施設・設備の提供
指定管理者は、施設利用者に対する施設内の誘導、安全確保等を行い、スポーツのための施
1
設・設備を提供すること。
(2) 施設の使用許可に関すること
・
指定管理者は、予め施設利用者から使用許可申請書を受付した後に許可し、施設利用者に使
用許可書を交付する。
・
指定管理者は、使用許可、使用許可の取消し及び使用の制限にあたっては、各施設ごとの条
例に基づいて行わなければならない。
※ 各施設ごとの条例
・南区スポーツセンター、東雲屋内プール、宇品体育館:広島市スポーツセンター条例
・
南区スポーツセンター及び宇品体育館は、広島市地域防災計画の中で、災害時に開設される
避難場所の候補施設として選定されている。災害発生直後の緊急避難や震災等大規模災害発生
時において生活の場を失った被災者の臨時的な宿泊・滞在の場所(生活避難場所)として使用
されることとなった場合には、指定管理者は、施設、設備の使用の一部又は全部の停止を命じ、
使用の許可も取り消さなければならない。
【参考1】避難場所の開設について
広島市地域防災計画において、区長は災害時における要避難者を収容するため必要と認めるときは、
避難場所の候補施設(学校・公民館・集会所・区スポーツセンター等)の中から災害種別に応じ、被害の
程度、要避難者の人数等を勘案の上、避難場所を開設し、区の職員を管理要員として当該避難場所へ派遣
することとなっている。
【参考2】生活避難場所
大規模災害発生直後の緊急避難に充てられるとともに、危険が去った段階では自宅の倒壊・焼失等に
伴い生活の場を失った被災者の臨時的な宿泊・滞在の場所。避難した被災者には安否確認が行われ、避難
生活に必要な最小限の物資が供給される。
(3) 施設への入場の制限に関すること
指定管理者は、入場の制限にあたっては、各施設ごとの条例に基づいて行わなければならない。
(4) 特別設備の設置等の許可に関すること
指定管理者は、特別設備の設置等の許可にあたっては、各施設ごとの条例に基づいて行わなけ
ればならない。
(5) 施設及び設備の維持管理に関すること
指定管理者は、施設等の管理に関する業務を行う。
(詳細は、別記「4
施設等の管理に関すること」参照)
(6) その他市長が定める業務
2
3
施設の運営に関すること
(1) 施設の休館日等
・
南区スポーツ施設の現行の休館日、開館時間は次のとおりである。
ただし、都合により臨時に開館、休館し、又は開館時間を変更する場合がある。
施
設
南区スポーツセンター
東雲屋内プール
宇品体育館
・
休館日
火曜日
祝日の翌々日
8月6日
12月28日∼1月4日
火曜日
祝日の翌々日
8月6日
12月28日∼1月6日
火曜日
祝日の翌々日
8月6日
12月28日∼1月4日
開館時間
午前9時∼午後9時
午前9時∼午後9時
午前9時∼午後9時
市民にとってより一層スポーツをしやすい環境とするため、開館日・時間の拡大・変更につ
いての提案をすること。この提案内容には、火曜日の休館日を変更する場合も含める。広島市
が提案内容に基づき、休館日、開館時間を決定する。
・
現行の開館日・時間を超えて開館する場合の必要経費は、指定管理者の負担となる。
(2) 施設職員の配置
①
配置人員
施設職員の開館時間中の標準的な配置人員は次のとおりである。ただし、「プール監視担当」
については、開館時間中常時3名以上必置のこと。
区
分
総括責任者
施設管理担当
受付
トレーニング室担当
プール監視担当
体育室利用者担当
南区スポーツセンター
1人
−
1人
2人
−
中体育室 1人
別館
1人
東雲屋内プール
−
1人
1人
−
※ 3人
宇品体育館
−
1人
1人
−
−
−
−
(管理監督的な地位にある者で、防火管理者の資格を有する者を配置すること。ただし、適正に防火管理業務
が行える場合は、本部等の職員とすることができる。
)
3
②
主な役割
施設職員の主な役割は次のとおりである。
区
分
主な役割
・南区スポーツ施設の管理運営に関する総責任者
・南区スポーツセンターの管理運営に関する責任者(管理運営の諸業務を行
総括責任者
うこともできる。)
・管理運営の諸業務を行う。
施設管理担当
・利用受付、使用料の徴収等を行う。
受付
・施設利用者に対して利用上のルールを説明し、その遵守を促す。
・トレーニング室の現場責任者
主任トレーナー
・トレーニング利用者に対して利用上のルールを説明し、
その遵守を促す。
トレーニング室担当
トレーナー
その遵守を促す。
・プール利用者の危険行為を未然に防止するための監視を行い、利用者に負
プール監視担当
傷、事故等が発生した場合は適切かつ迅速な応急救護を行う。
体育室利用者担当
③
・トレーニング利用者に対して利用上のルールを説明し、
・体育室利用者が円滑に利用できるよう必要に応じて、スポーツに関する指
導・助言、用具の貸し出し、設営の支援等を行う。
必要な資格・知識・技能
資格等を必要とする施設職員は次のとおりである。
区
分
資格等
次のいずれかに該当する者
総括責任者
・日本体育施設協会認定「体育施設管理士」の有資格者
・スポーツ施設の管理運営に携わった経験を5年以上有する者
次のいずれかに該当する者
施設管理担当
・日本体育施設協会認定「体育施設管理士」の有資格者
・スポーツ施設の管理運営に携わった経験を3年以上有する者
通算3年以上のトレーナー業務の経験を有する者で、
かつ、次のいずれか、または同等の資格を有する者
・厚生労働省認定「健康運動指導士」「健康運動実践指導
主任トレーナー
者」「ヘルスケアトレーナー」「ヘルスケアリーダー」
・文部科学省認定「地域スポーツ指導者」「商業スポーツ
トレーニング室担当
施設指導者」
「競技力向上指導者」
「スポーツプログラマ
ー」
「アスレティックトレーナー」
「トレーニング指導士」
最近5年以内に1年以上のトレーナー業務の経験を有す
トレーナー
る者で、かつ、トレーニングに必要な技術や専門知識を有
する者
次のいずれかに該当する者を常時1人以上
プール監視担当
・日本体育施設協会認定「水泳指導管理士」の有資格者
・「日本赤十字社水上安全法救助員」の有資格者
4
(3) 施設の貸出し等
南区の各スポーツ施設の貸出等に関する業務は次のとおりである。
①
南区スポーツセンター
ア
受付業務
・
受付の主な業務は、個人使用と専用使用の利用受付であり、その他使用料の徴収も含ま
れる。
なお、施設の設置目的以外の使用に係る許可は、広島市市民局文化スポーツ部スポーツ
担当(以下「スポーツ担当」という。
)にて行うこととなるため、すみやかに連絡すること。
・
受付業務に従事する者は、当該施設だけでなくスポーツに関する情報にも熟知し、利用
者の対応を行うこと。
(ア) 接客・利用案内
利用者への対応
・
施設案内
・
施設利用受付
・
使用料の徴収
・
予約状況の案内
・
スポーツに関する様々な情報提供
(イ) 施設利用受付
a
個人使用の受付
・
b
利用当日に施設で受付を行う。
専用使用の受付
ⅰ) 年間専用使用調整の対象となるものについての専用使用受付
公共団体、公共的団体及びこれらの関係団体等が本市スポーツの振興上有意義と認
められる大会等を開催する場合について、施設使用の競合回避及び効率的施設利用等
を図る趣旨から、前年度において年間専用使用調整を行うこととしている。
指定管理者は、この年間専用使用調整に基づき、使用許可申請書が提出されてきた
段階でこれを受付ける。
ⅱ) その他の専用使用受付
指定管理者は、年間専用使用調整を行った後の空き時間帯の使用について随時受付
ける。
【参考1】年間専用使用調整の対象となる団体及び事業
対象団体
・ 広島市、広島県、広島市教育委員会、広島県教育委員会、これらの関係団体
・ ㈶広島市スポーツ協会、㈶広島県体育協会及びその加盟団体又はこれに準ずる団体
・ 広島市又は広島市教育委員会が共催又は後援し、区規模以上の住民を対象に大会を
実施する団体
・ 広島市のスポーツ施設を管理する指定管理者
・ その他、特に必要と認める団体
対象事業
・ 大会及び審判講習会、研修会、審査会等
・ 市、県及びスポーツ振興くじ助成事業等の補助金による強化事業等
・ その他、専用使用調整が必要と認められる事業
5
【参考2】年間使用調整のスケジュール
・
・
・
・
・
・
・
イ
11 月上旬…………関係団体に翌年度(年間)の使用希望を提出するよう通知
12 月上旬…………翌年度 4・5 月分の使用希望の提出期限
12 月中旬∼下旬…平等な使用を勘案しながら翌年度 4・5 月分の使用希望を調整
12 月下旬…………翌年度 4・5 月分の使用希望に係る調整結果を関係団体に通知
2 月上旬…………翌年度 6 月以降分の使用希望の提出期限
2 月中旬∼下旬…平等な使用を勘案しながら翌年度 6 月以降分の使用希望を調整
2 月下旬…………翌年度 6 月以降分の使用希望に係る調整結果を関係団体に通知
利用者への支援業務
指定管理者は、施設利用者が円滑に施設を利用できるよう、必要な指導、助言等を行うな
ど利用者に対する支援を行うこと。
ウ
用具の貸出等の業務
(ア) 用具の貸出
指定管理者は、施設利用者への便宜を図るため、当該施設にある備品等の用具を必要に
応じて貸し出すこと。
(イ) 設営の支援
用具等を貸出す際には、指定管理者は器具庫から用具等を搬出すること。利用者の利便
性を第一に考え、必要に応じて用具の設営、使用方法の説明等の支援を行うこと。
(ウ) その他
利用者が多数いる場合は、使用時間の制限を設けるなど、多くの人が利用できるよう工
夫して運営すること。
エ
トレーニング室での業務
トレーニング室の利用にあたっては、個人利用のみとし、指定管理者はトレーニング室の
業務として、次の事項を行うこと。また、業務の実施にあたり、適切な能力を有する人員を
トレーニング室に配置すること。(トレーニング室に配置する人員については、「3
運営に関すること
⑵
施設の
施設職員の配置」参照)
(ア) トレーニング室の利用案内
(イ) トレーニング機器の説明
(ウ) 個人的トレーニングメニューの作成及び当該メニュー実施時における支援
現行の※トレーニングルーム登録制の登録者に対する支援は、登録期間終了まで継続す
ること。
※トレーニングルーム登録制
メディカルチェック受診の結果及びカウンセリングに基づく個人的トレーニングメニューを作成
し、その後、トレーニング指導、効果測定等を継続し、必要に応じトレーニングメニューを更新し
ていき、効果的かつ安全な健康増進及び体力向上を図る。
(エ) 健康づくりに関する情報提供、その他利用者支援や管理運営に関する業務
②
東雲屋内プール
ア
受付業務
・
受付の主な業務は、個人使用の利用受付であり、その他使用料の徴収も含まれる。
なお、施設の設置目的以外の使用に係る許可は、スポーツ担当にて行うこととなるため、
すみやかに連絡すること。
・
受付業務に従事する者は、当該施設だけでなくスポーツに関する情報にも熟知し、利用
者の対応を行うこと。
6
(ア) 接客・利用案内
利用者への対応
・
施設案内
・
施設利用受付
・
使用料の徴収
・
予約状況の案内
・
スポーツに関する様々な情報提供
(イ) 施設利用受付
個人使用の受付
・
イ
利用当日に施設で受付を行う。
利用者への支援業務
指定管理者は、施設利用者が円滑に施設を利用できるよう、必要な指導、助言等を行うな
ど利用者に対する支援を行うこと。
ウ
用具の貸出等の業務
(ア) 用具の貸出
指定管理者は、施設利用者への便宜を図るため、当該施設にある備品等の用具を必要に
応じて貸し出すこと。
(イ) 設営の支援
用具等を貸出す際には、指定管理者は器具庫から用具等を搬出すること。利用者の利便
性を第一に考え、必要に応じて用具の設営、使用方法の説明等の支援を行うこと。
(ウ) その他
利用者が多数いる場合は、使用時間の制限を設けるなど、多くの人が利用できるよう工
夫して運営すること。
③
宇品体育館
ア
受付業務
・
受付の主な業務は、個人使用と専用使用の利用受付であり、その他使用料の徴収も含ま
れる。
なお、施設の設置目的以外の使用に係る許可は、スポーツ担当にて行うこととなるため、
すみやかに連絡すること。
・
受付業務に従事する者は、当該施設だけでなくスポーツに関する情報にも熟知し、利用
者の対応を行うこと。
(ア) 接客・利用案内
利用者への対応
・
施設案内
・
施設利用受付
・
使用料の徴収
・
予約状況の案内
・
スポーツに関する様々な情報提供
(イ) 施設利用受付
a
個人使用の受付
・
利用当日に施設で受付を行う。
7
b
専用使用の受付
・
イ
指定管理者は、専用使用に係る許可の申請受付を行う。
利用者への支援業務
指定管理者は、施設利用者が円滑に施設を利用できるよう、必要な指導、助言等を行うな
ど利用者に対する支援を行うこと。
ウ
用具の貸出等の業務
(ア) 用具の貸出
指定管理者は、施設利用者への便宜を図るため、当該施設にある備品等の用具を必要に
応じて貸し出すこと。
(イ) 設営の支援
用具等を貸出す際には、指定管理者は器具庫から用具等を搬出すること。利用者の利便
性を第一に考え、必要に応じて用具の設営、使用方法の説明等の支援を行うこと。
(ウ) その他
利用者が多数いる場合は、使用時間の制限を設けるなど、多くの人が利用できるよう工
夫して運営すること。
(4) 広報業務
指定管理者は、施設のPR及び情報提供のために、以下の例を参考に、必要な媒体の作成、配
布等を行うこと。
①
施設案内、施設で開催される行事等に関するパンフレットの作成・配布
②
必要に応じて、情報誌等を作成
③
南区スポーツ施設の事業報告又は事業概要等、施設の業務等を紹介する資料の作成・配布
又はホームページでの公開
(5) 利用促進業務
南区スポーツ施設の利用者数を増やすため、新規利用者の開拓やリピーターの増加等につなが
る有効な利用者数増対策や広報活動等を行うこと。
特に、南区スポーツセンター、東雲屋内プール及び宇品体育館については、広島市の設定して
いる数値目標を参考にした上で、独自の数値目標及びそれを達成するための利用促進策を提案す
ること。
※広島市の数値目標:毎年度の利用者数を対前年度比1.4%増とする。
【参考】年度別利用者数の推移(スポーツ大会の観戦者数を除く)
施設名
平成14年度
平成15年度
南区スポーツセンター
63,807 人
68,378 人
東雲屋内プール
83,883 人
82,151 人
宇品体育館
27,808 人
32,954 人
平成16年度
72,428 人
72,462 人
32,301 人
(6) 遺失物、拾得物の処置・保管業務
施設内で遺失物、拾得物を発見した場合は、拾得物保管表に記入し、適切に保管・処理する。
(7) 苦情・要望等の取扱い
①
苦情・要望等を受付けた場合は、速やかにその内容を検討し、公正かつ迅速な対応を行う。
②
受付けた苦情・要望等については、その内容・処理経過を正確に記録しておく。
③
処理の結果については、遅滞なくスポーツ担当に報告すること。
8
(8) 急病・災害等への対応
①
急病等への対応
・ 指定管理者は、利用者等の急な病気・けが等に対応するため、必要な薬品・用品等を用意
し、さらに、救急法・応急措置法及び医療機関、家族等への連絡等の対処方法についてマニ
ュアルを整備し、施設職員に周知するなど急病等への対応について十分な対策を講じること。
・ 指定管理者は、急病等が発生した場合には、患者・負傷者等の状況を正確に把握し、適切
な措置を行うこと。
・ 指定管理者は、発生した急病等の内容・経過等について、速やかにスポーツ担当に連絡す
ること。
②
災害発生等緊急時の対応
・ 指定管理者は、火災、地震及び風水害等の災害発生時等において、利用者等の避難誘導等
安全確保のための対応を的確に行うため、必要な資機材等を用意し、さらに、対応マニュア
ルを整備し、施設職員に周知するなど緊急時の対応について十分な対策を講じること。
・ 南区スポーツセンター及び宇品体育館は、広島市地域防災計画の中で、災害時に開設され
る避難場所の候補施設として選定されている。災害発生直後の緊急避難や震災等大規模災害
発生時において生活の場を失った被災者の臨時的な宿泊・滞在の場所(生活避難場所)とし
て使用されることとなった場合には、指定管理者は、区役所の災害対策本部と連携し、災害
への対応を行うこと。
【参考1】避難場所の開設について
広島市地域防災計画において、区長は災害時における要避難者を収容するため必要と認めるときは、
避難場所の候補施設(学校・公民館・集会所・区スポーツセンター等)の中から災害種別に応じ、被害の
程度、要避難者の人数等を勘案の上、避難場所を開設し、区の職員を管理要員として当該避難場所へ派遣
することとなっている。
【参考2】生活避難場所
大規模災害発生直後の緊急避難に充てられるとともに、危険が去った段階では自宅の倒壊・焼失等に
伴い生活の場を失った被災者の臨時的な宿泊・滞在の場所。避難した被災者には安否確認が行われ、避難
生活に必要な最小限の物資が供給される。
4
施設等の管理に関すること
(1) 施設・設備等の管理
・
指定管理者は施設を適切に管理運営するため日常的に点検を行い、建築物について、仕上げ
材等の浮き、ひび割れ、はがれ、かび等の発生がない状態を維持し、かつ美観を維持すること。
・
指定管理者は、施設を常に清潔に保ち、かつ、利用者が安全で快適に利用できるよう管理運
営し、関係法令に定める基準を満たすこと。
・
必要な資格、知識及び豊富な経験・技能を有する者がそれぞれの管理を行うこと。
・
建築物等の不具合を発見した場合には、速やかに広島市に報告すること。
・
指定管理者は、予め次年度に必要となる施設の保全計画を作成し、広島市に提出すること。
指定管理者が行う管理業務は次のとおりであり、参考に平成16年度の委託料の実績値を示し
ている。業務内容についての詳細資料は応募説明会で配付する。
9
①
南区スポーツセンター
ア
設備保守管理
区分
主な点検、保守管理項目等
回数
備考(法令・資格者等)
・消防法第 17 条の 3 の 3 に基づく施
設の設備等の点検
年
2
回
消防用設備点検
・消防設備士、消防設備点検資格者
軽微な保守 ・保守用部品、薬剤等の充てん
等の有資格者
監視
・絶縁監視
常
時
2 ヶ 月 に
月次点検
・電気設備全般(外部点検)
1 回 以 上 ・電気事業法第 42 条第 1 項の規定に
基づき定められた電気保安規定等
・受電設備
自家 用電気工作物
関係諸法規
・構内電線路
年 1 回以上
年次点検
点検
・経済産業大臣の認定を受けた技術
・使用場所の設置
者
・非常用予備電源装置
・受配電盤
臨時点検
必要の都度
・電気設備全般等
委託料(円)
機器点検(6 か月点検)
総合点検(1 年点検)
エレ ベーター保守
管理
470,000
330,372
点検・注油 ・運転状態・機械室・かご
調整・修理 ・昇降機・ピット・乗場
毎 月 1 回 ・昇降機検査資格者
819,000
年
252,000
電話回線による 24 時間遠隔監視
装置の点検
自動ドア保守点検 調整・給油
小修繕
・起動本体及びモーター
・制御器・制御スイッチ機構
・起動スイッチ
4
回
・金具・ふれ止め機構等
自家用電気 ・照明器具の清掃、整備不良
球の取替
工作物及び
・コンセント、スイッチ等
負荷設備
の不良品の取替え整備
・冷暖房設備の切替え整備
・ボイラーの運転操作
電気 冷暖房設備等 冷暖房設備 ・送風器の内部清掃
の運転、保守管理
・空調盤の操作、整備
南 区 ス ポ ー ・建築物における衛生的環境の確保
ツセンター
の 開 館 日
に関する法律施行規則第 4 条第 1
項第 1 号による塩素検査
・ボイラー技士
6,562,500
・各配管系統の巡回点検整備
・消耗品の取替、注油、小修繕
給排水設備 ・各ポンプ用モーターの点検
整備
・遊離残留塩素の検査
イ
週
1
回
環境維持管理
業務
警備業務
害虫防除業務
環境衛生管理業務
主な業務内容等
回数
自動警報警備
毎
ねずみ及びゴキブリその他の昆虫等の発 年
生・侵入防止並びに駆除
2
空気環境測定
1
年
水質検査
剪定
清掃業務
日 警備装置の保守点検 3 ヶ月に 1 回
回 ・建築物における衛生的環境の確保
に関する法律等関係諸法規
回
6 ヶ月以内
貯水槽清掃
植木剪定業務
備考(法令等)
に
1
回
年
1
回
年
1
回
年
2
回
施肥
年
2
回
開
館
日
日常清掃
671,580
51,450
・建築物における衛生的環境の確保
に関する法律等関係諸法規
216,300
・昭和 58 年 3 月 18 日環企第 28 号環
境衛生局長通知
又 は 2 回
除草
委託料(円)
( 常 時 )
465,192
7,902,720
定期清掃
廃棄物処理業務
固形状一般廃棄物の収集、運搬
週
10
2
回 ・一般廃棄物収集運搬許可
151,200
②
東雲屋内プール
ア
設備保守管理
区分
主な点検、保守管理項目等
回数
備考(法令・資格者等)
機器点検(6 か月点検)
総合点検(1年点検)
・消防法第 17 条の 3 の 3 に基づく施
消防用設備点検
年
2
回 設の設備等の点検
・消防設備士、消防設備点検資格者
軽微な保守 ・保守用部品、薬剤等の充てん
等の有資格者
監視
・絶縁監視
常
時
2 ヶ 月 に
月次点検 ・電気設備全般(外部点検)
1 回 以 上 ・電気事業法第 42 条第 1 項の規定に
基づき定められた電気保安規定等
・受電設備
自家用電気工作物
関係諸法規
・構内電線路
点検
年 1 回以上 ・経済産業大臣の認定を受けた技術
年次点検
・使用場所の設備
者
・非常用予備電源装置
・受配電盤
臨時点検
必要の都度
・電気設備全般等
・起動本体及びモーター
装置の点検 ・制御器・制御スイッチ機構
自動ドア保守点検 調整・給油
年
4
回
・起動スイッチ
小修繕
・吊り金具、ふれ止め機構等
・建築物における衛生的環境の確保
・照明器具の清掃、整備、不良
に関する法律施行規則第 4 条第 1
自家用電気
球の取替
項第 1 号による塩素検査
工作物及び
・コンセント、スイッチ等の
・遊泳プール衛生基準(平成 13 年 7
負荷設備
不良品の取替整備
月 24 日付健発第 774 号厚生労働省
健康局長通知による)
・ろ過設備点検整備及び保守
プールろ過 ・運転操作及び保守管理
・衛生管理者
設備
・薬品投入及び水質水位管理
東雲屋内プー
・水温保持(28℃∼32℃)
電気 冷暖房設備等
ル の 開 館 日 ・ボイラー技士
・ボイラーの保守管理
の運転保守管理
・送風器の清掃・点検
冷暖房設備
・空調盤の整備
・個別空調機の保守点検
・各配管系統の巡回点検整備
・消耗品の取替、注油、小修繕
給排水設備 ・各ポンプ用モーターの点検
整備
・遊離残留塩素の検査
イ
環境維持管理
業務
週
主な業務内容等
1
自動警報警備
毎
害虫防除業務
ねずみ及びゴキブリその他の昆虫等の発
年
生・侵入防止並びに駆除
空気環境測定
備考(法令等)
日 警備装置の保守点検 3 ヶ月に 1 回
2
回
・建築物における衛生的環境の確保
に関する法律等関係諸法規
年
1
回
・建築物における衛生的環境の確保
6 ヶ 月 以 内 に関する法律等関係諸法規
に
1
回
・昭和 58 年 3 月 18 日環企第 28 号環
年
1
回
境衛生局長通知
水質検査
環境衛生管理業務
貯水槽清掃
165,000
190,460
84,000
6,373,500
回
回数
警備業務
委託料(円)
委託料(円)
558,180
25,515
244,650
簡易専用水道検査の現場立会い
年
1
回
又 は 2 回
剪定
植木剪定業務
清掃業務
廃棄物処理業務
プール水質管理
除草
施肥
年
2
年
2
開 館
( 常 時
日常清掃
定期清掃
固形状一般廃棄物の収集、運搬
冷却遠心濃縮法
レジオネラ
属菌検査 ろ過濃縮法
週
112,527
161,280
回 ・一般廃棄物収集運搬許可
102,900
・遊泳プール衛生基準(平成 13 年 7
月 24 日付健発第 774 号厚生労働省
15,750
年
1
回
健康局長通知による)
・衛生管理者
日 常 業 務 ・「25m屋内プールの監視業務の概要」
1 日 5 回 ・日本体育施設協会の水泳指導管理 18,144,000
士若しくは日本赤十字社水上安全
日常業務
法救助員を常時 1 人以上配置
監視業務
プー ル監視及び清 水質検査
掃業務
清掃
11
1
回
回
日
)
③
宇品体育館
ア 設備保守管理
区分
主な点検、保守管理項目等
回数
備考(法令・資格者等)
委託料(円)
機器点検(6 か月点検)
・消防法第 17 条の 3 の 3 に基づく施
設の設備等の点検
消防用設備点検
年
2
回
総合点検(1年点検)
・消防設備士、消防設備点検資格者
軽微な保守 ・保守用部品、薬剤等の充てん
等の有資格者
監視
・絶縁監視
常
時
2 ヶ 月 に
月次点検 ・電気設備全般(外部点検)
1 回 以 上 ・電気事業法第 42 条第 1 項の規定に
基づき定められた電気保安規定等
・受電設備
自家用電気工作物
関係諸法規
・構内電線路
点検
年 1 回以上
年次点検
・経済産業大臣の認定を受けた技術
・使用場所の設備
者
・非常用予備電源装置
・受配電盤
臨時点検
必要の都度
・電気設備全般等
点検・注油 ・機械室・かご室・かご上
エレ ベーター保守
調整・修理 ・乗場・塔内・ピット
毎 月 1 回 ・昇降機検査資格者
管理
電話回線による 24 時間遠隔監視
・起動本体及びモーター
装置の点検
・制御器・制御スイッチ機構
自動ドア保守点検 調整・給油
年
4
回
・起動スイッチ
小修繕
・吊り金具、ふれ止め機構等
276,000
222,400
1,096,200
126,000
・照明器具の清掃、整備、不良
自家用電気
球の取替
工作物及び
・コンセント、スイッチ等の
負荷設備
不良品の取替整備
・ボイラーの保守管理
・送風器の清掃・点検
電気 冷暖房設備等 冷暖房設備
・空調盤の整備
の運転保守管理
・個別空調機の保守点検
宇品体育館
の 開 館 日
・建築物における衛生的環境の確保
に関する法律施行規則第 4 条第 1
項第 1 号による塩素検査
・ボイラー技士
6,510,000
・各配管系統の巡回点検整備
・消耗品の取替、注油、小修繕
給排水設備 ・各ポンプ用モーターの点検
整備
・遊離残留塩素の検査
イ
環境維持管理
業務
週
主な業務内容等
自動警報警備
害虫防除業務
ねずみ及びゴキブリその他の昆虫等の発
年
生・侵入防止並びに駆除
毎
貯水槽清掃
廃棄物処理業務
備考(法令等)
日 警備装置の保守点検 3 ヶ月に 1 回
2
回
・建築物における衛生的環境の確保
に関する法律等関係諸法規
6 ヶ 月 以 内 ・建築物における衛生的環境の確保
に
1
回 に関する法律等関係諸法規
・昭和 58 年 3 月 18 日環企第 28 号環
年
1
回 境衛生局長通知
年
2
回
年
2
回
開 館 日
( 常 時 )
水質検査
環境衛生管理業務
清掃業務
回
回数
警備業務
植木剪定業務
1
剪定
施肥
日常清掃
定期清掃
固形状一般廃棄物の収集、運搬
週
1
回 ・一般廃棄物収集運搬許可
委託料(円)
627,480
23,562
174,300
38,808
5,145,000
48,615
(2) 駐車場の管理
駐車場の機能を維持し、施設の利用者が安全かつ快適に利用できるよう、駐車場の点検、保守、
補修等を行う。
(3) トレーニング機器の管理
トレーニング室に設置しているトレーニング機器について、利用者が安全に利用できるよう保
守管理を行う。
12
(4) 備品等の管理
ア
備品の管理
・
広島市が別添リストのとおり貸し付ける備品を、施設の運営に支障を来たさないよう管理
し、破損、不具合等が発生した場合は、速やかに修繕などの措置を行うこと。
・
特に、体育用具など利用者が直接使用するものについては、利用者の安全を図るため、日
常の点検・管理を行い、破損、不具合等が発生した場合は、直ちに使用を停止するなど適切
な措置を行うこと。
・
管理にあたっては、広島市の基準に準じて備品台帳を作成すること。
備品とは、比較的長期間にわたって、その性質、形状等を変えることなく使用に耐えるもの
で、原則として取得価額が2万円以上の物品をいう。
イ
消耗品の管理
・
施設運営に支障を来たさないよう必要な消耗品を指定管理者が購入し管理を行い、不具合
の生じたものに関しては随時更新すること。
ウ
リース物件の管理
・
現在長期継続契約を締結し、リース期間が満了していない次の物品については、リース契
約を引継ぐこと。
≪南区スポーツセンター≫
物
品
機器名
台
数
型式等
リース満了時期
ランニングマシン
ラボードX70
1
平成 18 年 7 月 31 日
ランニングマシン
ラボードX70
1
平成 18 年 5 月 31 日
ランニングマシン
トレッドミル 6310
1
平成 21 年 4 月 30 日
サイクルトレーナー
コードレスバイクV70
1
平成 18 年 7 月 31 日
サイクルトレーナー
コードレスバイクV70i
2
平成 21 年 4 月 30 日
ファックス
リファックスSL3400
1
平成 21 年 3 月 31 日
現行賃借料
月額(円)
1,234
13,913
18,900
320
15,634
5,985
≪東雲屋内プール≫
物
機器名
パーソナルコンピュータ
及びその附属物
品
台
数
型式等
パーソナルコンピュータ(本体)
FMV4DXJ181
メモリ変更128
FMCXM12T4A
ディスプレイ
FMV−DP848
ページプリンタ
FMLBP226A
プリンターケーブル
FMV−CBL712
拡張給紙ユニット
FMLBP224EF
拡張RAMモジュール
FMLBP―EM4
オフィスプロ2000
マイクロソフト
13
リース満了時期
現行賃借料
月額(円)
1
1
1
1
平成 18 年 4 月 30 日
1
1
1
1
10,500
(5) 経費負担
南区スポーツ施設の管理運営に関し、次に掲げる事項については、広島市が直接執行すること
とし、これら以外の費用については指定管理者が指定管理料の中から負担する。
5
①
施設の大規模改修(施設の原形を変ずる修繕及び模様替)
②
その他協議により定める事項
その他の業務
(1) 個人情報保護義務
指定管理者には、南区スポーツ施設の管理運営を行うに当たって取り扱う個人情報の保護のた
めに広島市個人情報保護条例第 7 条第 2 項及び第 3 項の規定により、個人情報の適正な取扱いの
義務が課せられる。個人情報の取扱いの具体的な内容については、別記「個人情報取扱特記事項」
のとおり予定しており、広島市と指定管理者が締結する協定で定める。
(2) スポーツ振興業務(指定管理者が行う自主事業)
・
スポーツの普及・振興を図るために、スポーツ施設を活用(本市スポーツ施設の年間利用調
整を行った後に空いている施設を利用)し、指定管理者は自主事業を行うことができる。
・
自主事業の対象は、スポーツ教室やスポーツに関するイベントであり、実施にあたっては広
島市の承認が必要である。
〔事業実施にあたっての留意点〕
①
事業内容
・
指定管理者が実施する自主事業は、スポーツの普及・振興を図ることを目的とした市民
が広く参加できる内容とする。
・
②
なお、現在行っている事業についての資料は応募説明会で配付する。
実施方法
・
自主事業は、一般の利用に支障のない範囲で実施するよう企画・立案し、事前に広島市
へ事業計画書を提出し、承認されたものについてのみ実施することができる。
ただし、年度途中においても、事業計画書を提出し、実施することができる。
③
経理
・
自主事業は会計を独立させ、講師謝礼金、施設使用料、保険料などの必要経費は指定管
理者が負担する。施設使用料については、広島市へ納付すること。
・
スポーツ教室等スポーツの指導を行う事業については、事業に係る参加料を参加者から
徴収し、前述の独立した会計上で指定管理者の収入とすることができる。
・
参加料については、独立した会計扱いとなるため、自主事業での損失は指定管理者の負
担となる。参加者数、必要経費等を勘案し、参加料の設定を行うこと。
(3) 使用料の収納委託業務
①
使用料
・
南区スポーツ施設では、地方自治法第244条の2第8項に定める利用料金制度は採用し
ない。したがって、施設の使用料はすべて広島市の歳入となる。
14
・
広島市と指定管理者とは別途、公金収納事務委託契約を締結し、指定管理者は使用者から
使用料を収納し、金融機関へ納付する。なお、徴収した使用料について必要な帳簿を作成し、
毎月報告を行うこと。
・
使用料の収納事務に要する経費については、広島市は指定管理業務と併せて指定管理料と
して支払うので、収支予算書の作成に当たって業務経費を積算すること。
・
南区スポーツ施設の使用料は次のとおりである。
※なお、次に掲げる表において、
「小人」とは小学校、中学校、高等学校、中等教育学校又は盲学
ろう
校、聾学校若しくは養護学校の小学部、中学部若しくは高等部に在学する者及びこれら以外の者
で15 歳に達する日の翌日から18 歳に達する日以後の最初の 3 月 31 日までの間にあるものをいい、
「大人」とは小人以外の者で 18 歳に達する日以後の最初の 3 月 31 日までの間にないものをいう。
≪南区スポーツセンター≫
区
分
トレーニング室
中体育室
柔道場
剣道場
会議室
個人で使用する場合の
使用料の額(1 人 1 回につき)
小
人
大
人
310 円
480 円
150 円(1 競技につき) 230 円(1 競技につき)
150 円
230 円
150 円
230 円
―
回数券(11 枚綴り)
・プール 小人 2,200 円、大人 4,300 円
・トレ室 小人 3,100 円、大人 4,800 円
・体育室、柔道場、剣道場
小人 1,500 円、大人 2,300 円
専用して使用する場合の
使用料の額(1 時間までごとに)
小
人
大
人
−
−
2,260 円
3,500 円
1,130 円
1,740 円
1,130 円
1,740 円
390 円(1 室につき)
1
中体育室を区分してその半面を専用して使
用する場合の使用料の額は、この表に定める
額の 2 分の 1 の額(その額に 10 円未満の端数
があるときは、その端数金額を切り捨てた額)
とする。
2
スポーツ以外の目的に専用する場合の使用
料の額は、この表に定める額(中体育室を区分
して専用する場合には、当該額とする。備考
の3において同じ。)の 5 割増とする。
3
備
考
使用者が入場者から入場料、観覧料その他
これらに類する金銭(以下「入場料等」とい
う。)を徴収する場合の使用料の額は、この表
に定める額(スポーツ以外の目的に専用する
場合の割増額を含む。)に使用者が徴収する入
場料等の最高の額の 10 倍(小人の使用のため
専用する場合にあっては 5 倍)に相当する額を
加算した額とする。
4 小人及び大人の共同使用のため専用する場
合の使用料の額は、大人の使用のため専用す
る場合の使用料の額とする。
・コインロッカー
100 円(1 個 1 回につき)
15
≪東雲屋内プール≫
区
分
プール
会議室
個人で使用する場合の
使用料の額(1 人 1 回につき)
小
人
大
人
220 円
430 円
―
回数券(11 枚綴り)
・プール 小人 2,200 円、大人 4,300 円
・トレ室 小人 3,100 円、大人 4,800 円
・体育室、柔道場、剣道場
小人 1,500 円、大人 2,300 円
専用して使用する場合の
使用料の額(1 時間までごとに)
小
人
大
人
4,840 円
8,750 円
390 円(1 室につき)
1
スポーツ以外の目的に専用する場合の使用
料の額は、この表に定める額の 5 割増とする。
2
使用者が入場者から入場料、観覧料その他
これらに類する金銭(以下「入場料等」とい
う。)を徴収する場合の使用料の額は、この表
に定める額(スポーツ以外の目的に専用する
備
場合の割増額を含む。)に使用者が徴収する入
考
場料等の最高の額の 10 倍(小人の使用のため
専用する場合にあっては 5 倍)に相当する額を
加算した額とする。
3 小人及び大人の共同使用のため専用する場
合の使用料の額は、大人の使用のため専用す
る場合の使用料の額とする。
・コインロッカー
100 円(1 個 1 回につき)
≪宇品体育館≫
区
分
小体育室
会議室
個人で使用する場合の
使用料の額(1 人 1 回につき)
小
人
大
人
150 円(1 競技につき) 230 円(1 競技につき)
―
回数券(11 枚綴り)
・プール 小人 2,200 円、大人 4,300 円
・トレ室 小人 3,100 円、大人 4,800 円
・体育室、柔道場、剣道場
小人 1,500 円、大人 2,300 円
専用して使用する場合の
使用料の額(1 時間までごとに)
小
人
大
人
1,130 円(1 室につき) 1,740 円(1 室につき)
390 円(1 室につき)
1
スポーツ以外の目的に専用する場合の使用
料の額は、この表に定める額の 5 割増とする。
2
使用者が入場者から入場料、観覧料その他
これらに類する金銭(以下「入場料等」とい
う。)を徴収する場合の使用料の額は、この表
に定める額(スポーツ以外の目的に専用する
備
場合の割増額を含む。)に使用者が徴収する入
考
場料等の最高の額の 10 倍(小人の使用のため
専用する場合にあっては 5 倍)に相当する額を
加算した額とする。
3 小人及び大人の共同使用のため専用する場
合の使用料の額は、大人の使用のため専用す
る場合の使用料の額とする。
・コインロッカー
②
100 円(1 個 1 回につき)
使用料の減免
・
施設の使用形態には個人使用と専用使用がある。
・ 個人使用の場合、使用当日に受付で使用料を徴収した上で利用させることになる。ただし、
広島市が定める使用料の減免基準に該当する場合は、使用料を免除する。
・
専用使用の場合、予め使用者から使用許可申請書を受理した後、指定管理者が許可し使用
者に使用許可書を交付し、使用料を収納する。
広島市が定める使用料の減免基準に該当する場合は、広島市が交付する使用料減免書の提
示を求め確認した上で、使用料を減免する。
③
使用料の不返還
納付された使用料は返還しない。ただし、次の場合には広島市が返還する。
≪南区スポーツセンター、東雲屋内プール、宇品体育館≫
・ 災害その他使用者(専用許可を受けた者を含む。
)の責めに帰することができない理由に
16
より使用することができない場合(全額を返還する。)
専用許可を受けた者が使用日の1週間前までに使用の取消し又は変更を申し出た場合
・
(全額を返還する。)
専用許可を受けた者が使用日の前日までに使用の取消し又は変更を申し出た場合(半額
・
を返還する。
)
(4) 光熱水費等の支払い
指定管理者は、電気料、水道料等の光熱水費等の支払いを行う。
なお、指定管理者は、目的外使用許可に基づき設置された機器の光熱水費について、毎月、子
メーターの使用量をチェックし、広島市へ報告する業務も行う。
(5) 国旗、市旗等の掲揚及び降納
国旗・市旗の掲揚、降納は毎日行うものとする。ただし、荒天時は掲揚しない。掲揚は、午前
8 時 30 分(ただし、8 月 6 日は午前 6 時 30 分)、降納は午後 5 時とする。場合により、広島市が
指示する日時に外国旗等の掲揚、降納を行うものとする。
(6) 事業計画書及び収支予算書の作成
次年度の事業計画書及び収支予算書の作成にあたっては、広島市と調整を図り毎年度 9 月初旬
までに広島市に提出する。
(7) 事業報告書の作成
前年度の事業報告書を毎年度 4 月末日までに作成し、広島市に提出する。記載する内容は以下
のとおりとする。
・管理業務の実施状況
・スポーツ振興事業報告
・利用実績及び使用料収入(内訳)
・収支決算書
等
(8) 本市スポーツ行政に対する協力業務
ア
関係機関・団体との連絡調整
・
イ
広島市が開催する各区指定管理者との連絡調整会議に出席する。
本市のスポーツ振興施策に関する企画・実施に対する協力業務
(9) 自己評価の実施
利用者等より施設運営に関する意見を聴取し、適宜自己評価を行う。
(10) 監査
広島市監査委員等が広島市の事務を監査するにあたり、必要に応じ指定管理者に対し、実地に
調査し、又は必要な記録の提出を求められる場合がある。
(11) 保険への加入
指定管理者は「応募要領」、「仕様書」に定める自らのリスクに対して、適切な範囲で保険等に
加入すること。なお、火災保険については広島市が加入する。
17
(12) 指定管理業務期間の前に行う業務
ア
協定項目についての広島市との協議
イ
配置する職員等の確保、職員研修
ウ
業務等に関する各種規程の作成、協議
エ
現行の管理団体からの業務引継ぎ
(13) 指定期間終了にあたっての引継業務
指定管理者は指定期間終了時に、次期指定管理者が円滑かつ支障なく南区のスポーツ施設の業
務を遂行できるよう引継ぎを行う。
6
モニタリング及び実績評価に関する事項
広島市は指定期間中にモニタリング及び実績評価を実施する。
(1) 事業報告書の提出
指定管理者は実績報告書を作成し広島市に提出する。なお、事業報告書の種類や書式、記
載項目等については、協定において定めるものとする。
(2) モニタリングの実施
広島市は指定管理者の業務の遂行状況や実績を確認するため、モニタリングを行う。
なお、評価項目や実施方法については、協定において定めるものとする。
(3) 実績評価の実施
広島市は指定管理者が事業計画書に基づき提供する業務の水準を確認するため、実績評価
を行う。なお、評価項目や実施方法については、協定において定めるものとする。
(4) 業務の基準を充たしていない場合の措置
実績評価の結果、指定管理者の業務が基準を充たしていないと判断した場合、広島市は指
定管理者が必要な改善措置を講じるよう通知や是正通告を行い、それでも改善が見られない
場合、指定を取り消すことがある。
7
協定の締結
広島市と指定管理者は、業務内容に関する細目的事項、管理の基準に関する細目的事項等に
ついて協議の上、協定を締結する。
8
リスク分担
協定締結に当たり、広島市が想定するリスク分担の方針は次のとおりである。
項 目
内
容
広島市
指定管理者
物価等の変動
人件費、物品費、光熱水費等の変動に伴う経費の増
○
資金調達等
運営上必要な初期投資、資金の確保
○
事故・火災等によるもの
協議
施設・設備の損傷
施設等の管理上の瑕疵に係るもの
○
施 設 使 用 者 等 へ の 施設等の管理上の瑕疵に係るもの
○
損害賠償
上記以外のもの
協議
18
9
行政財産の目的外使用許可
自動販売機、公衆電話等の設置・運営については、広島市が広島市財産規則(昭和 56 年広
島市規則第 19 号)の規定に基づく行政財産の目的外使用許可を行い、その使用料は広島市の
収入となる。
また、自動販売機、公衆電話等便益施設の設置については、現在広島市から目的外使用許可
を受けた事業者が行っており、指定管理者の提案の対象外とする。
19
別記
個人情報取扱特記事項
(基本的事項)
第1
乙は、この契約による業務(以下「業務」という。
)を行うに当たっては、個人の権利利益を
侵害することのないよう個人情報を適正に取り扱わなければならない。
(秘密の保持)
第2
乙の従業員又は従業員であった者は、業務に関して知り得た個人情報を他人に知らせ、又は
不当な目的に使用してはならない。なお、この契約が終了した後においても、同様とする。
(収集の制限)
第3
乙は、業務を行うために個人情報を収集するときは、当該業務の目的を達成するために必要
な範囲内で、適法かつ公正な手段により収集しなければならない。
(目的外の利用及び提供の制限)
第4
乙は、甲の指示又は承諾があるときを除き、業務に関して知り得た個人情報を契約の目的以
外に利用し、又は第三者に提供してはならない。
(適正管理)
第5
乙は、業務に関して知り得た個人情報の漏えい、滅失及びき損の防止その他の個人情報の適
切な管理のために必要な措置を講じなければならない。
(複写及び複製の禁止)
第6
乙は、甲の承諾があるときを除き、業務を行うために甲から引き渡された個人情報が記録さ
れた資料等を複写し、又は複製してはならない。
(資料等の返還等)
第7 乙は、業務を行うために甲から提供を受け、又は自らが収集した個人情報が記録された資料等
をこの契約の終了後直ちに甲に返還し、又は引き渡すものとする。ただし、甲が別に指示したと
きは、この限りでない。
(事故発生時における報告等)
第8
乙は、この契約に違反する事態が生じ、又は生ずるおそれがあることを知ったときは、速や
かに甲に報告し、甲の指示に従うものとする。この場合において、乙は、甲から立入検査の実施
を求められたときは、これに応ずるものとする。
注1
2
「甲」は委託者を、「乙」は受託者を指す。
委託業務の実態に則し適宜必要な事項を追加し、また不要な事項は削除するものとする。
20
Fly UP