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日住協 住宅金融レポート - 一般社団法人全国住宅産業協会

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日住協 住宅金融レポート - 一般社団法人全国住宅産業協会
日住協
住宅金融レポート
機 構
情 報
2008.03.06
No.109
発行/不定期
社団法人 日本住宅建設産業協会
102-0083 東京都千代田区麹町5-3
Tel 03-3511-0611 Fax 03-3511-0616
住宅金融支援機構
平成20年度制度変更のお知らせ
標記について、
住宅金融支援機構より下記の通り通知がありましたので、
ご案内いたします。
1.住宅の共有要件の見直し
(1) 住宅を共有する場合の持分割合要件
(2) 共有者の同居要件
※平成20年4月1日以後のお申し込み分から適用
2.親子リレー返済の後継者の要件見直し
(1) 親子リレー返済の後継者要件の緩和
(2) 親子リレー返済の利用対象の拡大
※平成20年4月1日以後のお申し込み分から適用
3.抵当権の設定方法の変更
(1) 敷地に既存建築物がある場合
(2) 重ね建て・連続建ての場合
※平成20年4月1日以後のお申し込み分から適用
なお、詳細につきましては、別紙をご覧ください。
(社)日本住宅建設産業協会(担当:岩脇)
電 話 03-3511-0611 Fax 03-3511-0616
URL http://www.nichijukyo.or.jp/
バックナンバーは日住協のホームページに掲載して
おります。
E-MAIL [email protected]
住宅事業者様・販売会社様用
1 住宅の共有要件の見直し
平成 20 年4月1日以後のお申し込み分から適用
(1) 住宅を共有する場合の持分割合要件
今までは
平成 20 年 4 月からは
お申し 込みご 本人の共有持分割合
お申し込みご本人が持分をお持ちであれば
(共有者 が連 帯債 務者 となる場 合は 、お
申し込みご本人との持分合計) が、1/2
以上あること。
(2) 共有者の同居要件
今までは
平成 20 年 4 月からは
共有者が直系親族でなくても
共 有 者 がお 申 し 込 みご 本 人 と 同
居 す る こ と が 必 要 ( ただし 、 共 有 者
がお 申 し込 み ご本 人 の直 系 親 族 で
ある 場 合 を 除 く)
※1 共有者は、お申し込みご本人の親、子、配偶者、配偶者の親等であることが必要です。また、共有の方の共有持
分にも、住宅金融支援機構のための第一順位の抵当権を設定していただきます。
※2 セカンドハウス、ご親族がお住まいになる住宅の場合の共有の要件も同一となります。
金融機関によっては、セカンドハウス 、ご親族がお住まいになる住宅のお申し込みを取り扱っていない場合があ
ります。
※3 共有者が連帯債務者となる場合には、お借り入れの対象となる住宅への入居が必要となります(セカンドハウス、
ご親族がお住まいになる住宅の場合や親子リレー返済の後継者は除きます。 )。
2 親子リレー返済の後継者の要件見直し
平成 20 年4月1日以後のお申し込み分より適用
(1) 親子リレー返済の後継者要件の緩和
今までは
平成 20 年 4 月からは
お借り入れの対象となる住宅への入居予定のない方でも
・お申し 込みご本人と同居 (または将来同
居)すること
・将来同 居の場合は、合算 できる後継者の
年収は、後継者の年収の1/2が上限
(2) 親子リレー返済の利用対象の拡大
平成 20 年 4 月からは
今までは
ご 親族 がお 住ま いに なる ための 住宅を
取得するためのお借り入れ※の場合は、
親子リレー返済は利用不可
※
ご親族がお住まいになるための住宅を取得される場合でも
金融機関によっては、ご親族がお住まいになる住宅のお申し込みを取り扱っていない場合があります。
親子リレー返済とは?
後継者の要件(※)のすべてにあてはまる方を連帯債務者としていただくことにより、満 70 歳以上の方でもお申し込みいただくこ
とができるものです。また、お申し込みご本人の年齢にかかわらず、後継者の方の年齢を基にお借り入れ期間をお選びいただけます。
※ 平成 20 年4月1日以後の後継者の要件は次のとおりです。
① お申し込みご本人の子またはその配偶者で定期的な収入のある方
② お申し込み時の年齢が満 70 歳未満の方
③ 連帯債務者になることができる方
<裏面に続く>
3 抵当権の設定方法の変更
平成 20 年4月1日以後のお申し込み分より適用
(敷地内に既存建物がある場合、重ね建て・連続建ての場合)
(1) 敷地に既存建築物がある場合
お借り入れの対象となる住宅 の敷地と同筆上 に既存建築物 が存在する場合で分筆登記 ができないときは、 既存建築物にも住宅
金融支援機構のための抵当権を設定して いただきます(抵当権の順位は問 いません。)。
(例)
100番
既 存 建築 物
この場合の抵当権設定は・・・
敷地 分割 線
土
地 :機構のための第一順位の抵当権の設定が必要です。
新 築 住 宅 :機構のための第一順位の抵当権の設定が必要です。
新築 住 宅
(ご融資
象)
(お
借り 入れ対
の対
象)
既存建築物 :機構のための抵当権の設定が必要です。
(抵当権の順位は問いません。
)
100番
道 路
(2) 重ね建て・連続建ての場合
次の①または② に該当する場合には、お借り入れの対象とならな い建物部分についても、機構のための抵当権を設定して いただ
く必要があります(抵当権の順位は問いません。)。
① 重ね建ての場合で、当該建物が所有者の異なる 2 以上の敷地 に属するとき
② 重ね建てまたは連続建ての場合で、敷地 が使用貸借のとき
(例1)重ね建ての場合で、当該建物が所有者の異なる 2 以上の敷地に属するとき (下線部が変更部分です。)
<Aの方が【フラット35】をお申し込みになる場合>
A所有住宅
B所有住宅
A所有土地
B所有土地
(住宅)
A所有住宅:第一順位の抵当権を設定
B所有住宅:抵当権を設定(順位は問いません。)
(土地)
A所有土地:第一順位の抵当権を設定
B所有土地:第一順位の抵当権を設定
※A、B両方の方が【フラット35】をお申し込みになる場合も上記と同じ取り
扱いとなるため、例えばA所有住宅に 、Bの方の【フラット35】に関する抵
当権も設定していただきます。この場合の順位は問いません。
(例2) 重ね建てまたは連続建ての場合で、敷地が使用貸借のとき(下線部が変更部分です。)
(連続建て)
A所有
住宅
<Aの方が【フラット35】をお申し込みになる場合>
B所有
住宅
B所有土地
(重ね建て)
(住宅)
A所有住宅:第一順位の抵当権を設定
B所有住宅:抵当権を設定(順位は問いません。)
(土地)
B所有土地:第一順位の抵当権を設定
A所有住宅
B所有住宅
B 所有土地
※
!
※A、B両方の方が【フラット35】をお申し込みになる場合も上記と同じ取り
扱いとなるため、例えばA所有住宅に、Bの方の【フラット35】に関する抵
当権も設定していただきます。この場合の順位は問いません。
抵当権設定方法の変更に関する詳細については、機構または取扱金融機関にお問い合わせください。
1から3の制度変更は、
【フラット35(保証型)
】にも適用されます。取扱金融機関によって異な
る場合がありますので、詳しくは金融機関にご確認ください。
<フラット35サイト>
<住宅金融支援機構お客様コールセンター>
受付時間 毎日 9:00∼17:00(祝日、年末年始を除く)
平成 <裏面に続く>
20 年 2 月 29 日作成
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