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反射トランスファー フィルム
3M スコッチライト 反射トランスファー フィルム TM TM 8711 シルバー 製品説明書 製品概要 Rev.2016 年 6 月 注 意:3M スコッチライト 反射トランスファーフィルムは使用 TM 3M スコッチライト 反射トランスファーフィルム 8711 は特にスク TM TM 中に優れた反射性能を発揮しますが、特に厳しい気象条 件では完全に視認性を保証するものではありません。 TM リーン印刷用に開発されたトランスファーフィルムで、事前に何ら 特殊処理を施さず直ちにスクリーン印刷ができるよう、反射面が 露出しています。また、感熱性接着剤を使用しています。 露出レンズ型のため広角反射性を有し、衣服着用者の夜間の視認 性を大幅に向上させるために考案された材料です。 3M スコッチライト 反射トランスファーフィルムは、取り付けた衣 TM TM 服を標準的な使用方法および期間で、その外観および夜間の反射 用途 作業服、ジャケット、雨着、ベスト、T シャツ、ナップザック、ジョ ギングウェアなどに付すエンブレム、文字表示、パッチワーク、ラ ベル、ロゴなど。 反射性能 反射トランスファーフィルムは反射時に各製品とも明るい白色に見 えます。また、 広い入射角で見た場合も高い反射性能が得られます。 3M スコッチライト 反射トランスファーフィルムの標準的な反射性 TM TM 能は、下記の通りです。これらの値は標準的な数値ですので、諸 基準や仕様書などにご使用になる場合は別途販売担当者までお問 い合わせください。 状況、曝露状況、気象状況およびお手入れの程度により異なりま す。予備テストを行い、希望用途と要求性能が合致するかどうか を確認してください。 A. 裁断 8711 はダイカット、ハンドカット、ギロチンカットが可能です。 注意 1:2 枚以上の反射布を1つの面に組として使用する場合は、必ずマッチングを 行い、昼間の色や夜間の反射輝度が均一になるか確認してください。 B.プレマスキング 3M スコッチライト 反射トランスファーフィルムのスクリーン印 TM TM 刷に関して3M では、印刷した3M スコッチライト 反射トランス TM 再帰反射係数 製品番号 性能を保持することが実験的に実証されています。耐久性は使用 加工方法 反射光による夜間の視認性 8711 耐久性 反射係数(R A: cd/ lux /m ) 2 観測角 /入射角 0. 2度/5度 色(昼間) ※1 標準値 シルバー 500 ※2 最小値 330 ※ 1 観測角:試験片表面で入射光(ヘッドライト)とドライバーの視線が作り出す角度 ※ 2 入射角:試験片表面の法線と入射光(ヘッドライト)が作り出す角度 TM ファーフィルムのパッチの取扱いや取付け作業が簡単にすむよう、 プレマスキングすることをおすすめします。プレマスキングは紙を 裏地にし、3M スコッチライト 反射トランスファーフィルム 8711 TM TM のパッチに接着させるとその取り付け作業中、フィルムの伸びや皺 の発生を抑え、加熱処理後は 8711 パッチから容易に剥がれます。 プレマスキングには 3M スコッチカル アプリケーションテープ TM TM SCPM-77Y をおすすめします。アプリケーションテープ SCPM-77Y を使用する前にインクは完全に乾燥させてください。 アプリケーショ 雨天時:3M スコッチライト 反射トランスファーフィルムは雨に ンテープ SCPM-77Y は必ず平滑で硬い面に、接着面を上にしての ある部分は反射しません。ただし、乾燥した後はもとの かり押し付け、密着させます。なお、8711 に貼った SCPM-77Y テー TM TM 濡れると若干反射輝度が低下します。水の膜(水滴)が 反射性能に戻ります。 せてください。次いで8711 の反射面をスキージーで接着面にしっ プを一晩放置することはおすすめできません。 C. 加熱処理 白い紙製のライナーを剥がして8711 の感熱性接着剤を露出させ、 アプリケーションテープで8711 を衣料上に位置決めし、接着面を 衣料に被せて加熱し、充分冷ました後、アプリケーションテープを 取り除きます。 D. 加熱温度の設定 ヒートプレス 温度 165 〜 177℃ 時間 10 〜 20 秒 ポリエステル/綿混紡布の場合 C.ドライクリーニング 石油系ドライクリーニングが出来ます。ドライクリーニングを繰り 返すと、わずかに硬化することもありますが、反射性能には影響 ありません。 取り扱い上の注意 反射布表面に油、汗、洗剤等が付着した状態で放置されると変色の 圧力 (MPa) 原因となります。付着した場合はただちに中性洗剤で洗浄後、水で洗 0.21 ~ 0.27 い流してください。 *できる限り綿の手袋などを着用してお取り扱いください。 クリーニング 重要:基布により8711 の接着性が異なります。使用試験をし て最終製品にもっとも適した条件のもとで使用してくだ さい。以下は反射性能をよび外観品質を保持するための ガイドラインとしてご使用ください。 A. 家庭用洗濯 40℃を限度とし、乾燥機の温度も低めにしてください。 B. 手洗い 希釈した洗剤を染み込ませたスポンジか柔らかい布またはブラシ 保管方法と使用期限 冷暗所に保管してください。製品受領後 1 年以内にご使用ください。 ロールは輸送されたカートンに入れて保管するか、ロールのコアにパ イプを通して水平に保管してください。 * 未使用長期間保管でも経時劣化により反射材が劣化します。高温多湿環境下の保 管ではこの経時劣化が早く進みます。 洗濯方法 製品番号 を使用してください。その後完全に洗剤が無くなるまで水洗いして 8711 ください。 ● ● ● ● ● ● ● ● 塩素漂白の 可否 アイロンの 掛け方 ドライ クリーニング 干し方 3M スコッチライト 反射布・反射トランスファーフィルムのシミ・汚れ防止の対策(ガイドライン・注意事項) TM ● 洗い方 (水洗い) TM 反射材料が使用用途に耐え得る性能を有するか、用途に応じた事前の評価をお願いします。 ● 縫製された生地と反射材料の収縮率が異なる場合、シワ等が発生することがあります。事前に生 ● さい。 ● 酸やアルカリ性の物質と接触すると化学変化による外観変化が発生することがあります。接触した ● 人体の汗、飲料物の付着は水洗い又はドライクリーンングによって除去してください。 ● 量産製造の前に、同じ加工工程を再現した試作製造を行い工程内の評価をお願いします。 地との比較収縮率をご確認のうえご使用ください。特に伸縮性の高い材料には取りつけないでくだ 水洗いの場合、 「洗濯機の弱水洗い」と表示してください。 場合には中性洗剤で洗浄後、水で洗い流し、直ちに乾燥してください。 変色する場合がありますので漂白剤の使用は避けてください。 洗濯を繰り返すことで、全体に色が変化する可能性があります。 水・洗剤・柔軟剤の入った洗濯層の中に反射材料を長時間放置しないでください。 ● ● 濡れた状態で長時間放置すると色なき(にじみ)や移染することがあります。濡れた場合は直ちに 乾燥してください。。 アイロン掛けは各製品の推奨範囲でお願いします。高温の蒸気やアイロン等によるプレスにより変 色、形態変化、移染することがあります。事前にテスト生地等で確認の上ご使用ください。 加工工程の周辺環境条件にご配慮ください。高温(30℃以上)、多湿(65%以上)にならないよう にお願いします。 同じ色番でもロットにより多少色目が異なることがあります。 カットシートは平らに保管してください。 反射材料を使用した製品は折りたたみ包装をする時に、反射材料と生地の間に保護紙をご使用く ださい。 反射材料を取扱時は、できる限り綿の手袋などを着用ください。 販売の条件について 本書に記載してある事項、技術上のデータ並びに推奨は、すべて当社の信頼している実験に基づいていますが、その正確性若しくは完全性について保証 するものではありません。ご使用になる前に製品が所期の用途に適合するか否かご判断ください。 売主および製造者の義務は、不良であることが証明された製品をお取り替えすることだけであり、お取り扱いの不手際により生じた損害については責任を 負いかねます。 3M、 スコッチライトは、3M社の商標です。 カスタマーコールセンター 安全衛生製品事業部 製品のお問い合わせはナビダイヤルで 0570-011-321 http://www.mmm.co.jp/ohesd Please Recycle. Printed in Japan. © 3M 2016. All Rights Reserved. SRM-004-B(0516)BS 8:45~17:15 /月~金(土日祝年末年始は除く) 全国どこからでも市内料金でご利用いただけます