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2
新潟県障害者交流センター
(1)運営理念
私たちは、
(福)新潟県身体障害者団体連合会の以下の運営理念に基づき、障害の
ある人もない人も、共に支え合って生きる共生社会を実現するための拠点として障
害者交流センターを運営します。
社会福祉法人 新潟県身体障害者団体連合会運営理念
「共に考え」
障害のある人と
「共に創り」
働く仲間、支える仲間と
地域・故郷新潟と
「共に助け合い、成長する」
(2)基本方針
① スポーツ・文化活動等を通じた自立・社会参加の支援
私たちは、障害のある人が、家庭や身近な地域でいきいきと暮らし、スポーツ・
文化活動等を通じて自立と社会参加の向上を目指すことを支援します。
② 様々な障害の特性に応じた支援
私たちは、身体障害、知的障害、精神障害等、様々な障害の特性に応じた支援
を行うとともに、専門知識を必要とする発達障害、高次脳機能障害、盲ろう者、
重度重複障害者及び高齢化した障害者に対しても十分な理解を図り、適切かつ丁
寧な支援を行います。
③ 地域社会とのネットワーク作り・協働
私たちは、地域の社会資源やネットワーク作りを大切にし、自らが共助・奉仕
の精神をもって、地域の関係機関や団体・住民・ボランティア等と協働、協創し
た運営を行います。
④ プラザ各施設の協働運営と効率化
私たちは、障害者スポーツ振興や障害者社会参加支援の中核施設である新潟県
障害者交流センターのスタッフとしての誇りを持ち、施設の効用を最大限発揮す
ることはもちろんのこと、プラザ内の各施設との連携・協働による一体的なサー
ビス提供を行い、管理運営経費の縮減に積極的に取り組みます。
(3)重点事項
① 障害者スポーツの振興~遠隔地支援の拡充と東京パラリンピックを目指して~
障害のある人にとってスポーツは、リハビリテーションの手段として、あるい
は体力の維持・増進を図り、生活に生きがいを与えるものとして大きな役割を担
っています。私たちは平成21年に開催された第9回全国障害者スポーツ大会(ト
キめき新潟大会)において、選手・チーム育成強化の中心組織として成果をあげ
るとともに、新潟県・新潟市選手団約600名の派遣事務を行い、大会を大成功
に導きました。その経過の中で得た経験、人材、機関連携等の財産を活用して以
下の全県的な障害者スポーツ振興に重点的に取り組みます。
○ 関係機関との連携により身近な地域でのスポーツ活動を推進します。
各市町村の行政機関、社会福祉協議会、障害者団体、施設、学校等と地域で
協働して巡回スポーツ教室・大会等を実施することで、障害のある人が身近な
地域でスポーツに親しめるよう一層の活性化を図ります。そのため、当グルー
プ職員ほか、当グループ内に事務局を設置している新潟県障害者スポーツ指導
者協議会所属の約500名の公認障害者スポーツ指導員や各種スポーツ・レク
リエーション指導者を活用して地域でのスポーツ推進体制の充実を図ります。
○ 競技力の向上に向けた取り組みを推進します。
毎年開催される全国障害者スポーツ大会や2020年のパラリンピック東
京大会を視野に入れ、今後の障害者アスリートの裾野拡大を目指し、選手強化
策を推進します。そのため、当グループに在職するロンドンパラリンピック代
表コーチや上級障害者スポーツ指導員の活用とともに、新潟県障害者スポーツ
協会に加盟する競技団体や学校等と連携し、ジュニア選手の発掘・育成・強化
に取り組みます。
② 地域交流と共生 ~心のバリアフリーの推進~
障害や障害のある人に対する正しい理解を深めることは、
「共生社会」を実現す
るために重要なことです。私たちは、
「ふれ愛さくらまつり」や「ふれ愛アートチ
ャレンジ(障害者芸術文化事業)」などの季節毎の交流事業の「ふれあい・交流」
の機会を通じて、障害のある人とない人、または障害のある人同士の相互理解を
深め、共に認め合い、共に支え合う環境を育みます。
③ 人材の養成・育成~未来の地域福祉を支える人達への支援~
福祉サービスにとって最も大切なことは「支える人の力」であると私たちは考え
ます。年間6日間、全職員を対象として行う研修制度(様式16参照)や資格取得
制度により「福祉経営のできるスペシャリスト」として育てていくことで施設経営
の安定化とサービス向上の両立に取り組みます。
また、障害者スポーツ指導員、フライングディスク指導者、ボッチャ指導者等の
公認資格研修や県レクリエーション協会と協働して行う支援者向け研修を通じて
ボランティアや関係支援者の育成と資質向上に取り組みます。
新潟県障害者交流センター
(2) 運営体制
ア 業務体系図
1 施 設 提 供 事 業
リハビリテーション活動
支
援
事
業
リハビリテーション教室
リハビリ健康相談(24回)
テーブルゲーム教室(24回)
臨床美術教室(1回)
体力・形態測定(2回)
3 スポーツ活動支援事業
ス ポ ー ツ 教 室
水泳ワンポイント教室(92回)
アーチェリーワンポイント教室(24回)
フットサル教室(12回)
水中運動教室(24回)
みんなでボッチャ教室(12回)
こども水泳教室(6回)
中・高生水泳教室(6回)
バドミントン教室(8回)
いすdeエクササイズ(4回)
Let'sポールウォーキング(4回)
バランスボールエクササイズ(4回)
やさしいヨガ(4回)
視覚障害者スポーツ教室(1回)
肢体不自由児バスケットボール(1回)
スポーツ協会協働事業
普及・啓発事業(県内巡回教室30回ほか)
大会開催・選手派遣事業(県障害者スポーツ大会ほか)
選手育成強化事業(団体種目強化練習ほか)
用具貸出、指導者派遣ほか
文
写真教室(2回)
書道教室(3回)
夏休み親子創作教室(2回)
粘土細工教室(2回)
陶芸教室(3回)
アグリクラフト教室(1回)
ふれ愛作品展(通年)
2
健
康
体育館、温水プール、リハビリ・トレーニング室、プレイルーム
会議室、研修室、集会室、音楽室、宿泊室、ミーティングルーム
障
害
者
の
地
域
生
活
支
援
生
活
社
会
参
加
4 文化活動支援事業
化
教
室
5 地 域 交 流 事 業
第18回ふれ愛春まつり(4月)
トップアスリートふれ愛交流会(6月)
第5回ふれ愛囲碁・将棋大会(9月)
第15回ふれ愛アートチャレンジ(11月)
6 ボランティア養成事業
ボランティア講習会(1回)
クリーン作戦(2回)
7 相
談
事
業
福祉・健康相談(随時)
8 研
修
事
業
障害者スポーツ研修会(1回)
福祉健康講演会(1回)
9 生 活 支 援 事 業
宿泊施設
就労支援
10 公
喫茶経営
自動販売機
益
事
業
11 広 報 ・ 啓 発 事 業
ホームページ、広報誌、年報
見学者受入(随時)
実習生、総合学習受入
障害者スポーツ体験(随時)
新潟県障害者交流センター
イ 職員一覧表
平成27年度予定
職 名
氏 名
備 考
所 長
竹森 登志男
法人本部兼務
統括部長
丸田 徹
法人本部、指導員、一体管理事務局兼務
統括部長代理
佐々木 篤志
法人本部、指導員兼務、一体管理事務局兼務
統括主任
田村 恵津子
法人本部、情報センター、一体管理事務局兼務
事務員
長谷川 歌織
情報センター兼務 庁務員
小林 義明
一体管理事務局兼務
庁務員(パート)
木竜 正勝
週25時間
庁務員(パート)
村上 元紹
週25時間
統括主任
内山 洋美
指導員兼務
指導員
岡野 高志
指導員
小柳 翔平
指導員
高田 泉
指導員
渡辺 大晃
指導員
計良 拓海
指導員(パート)
山嵜 多津子
週28時間
指導員(パート)
渡辺 正敬
週20時間
指導員(パート)
高橋 尚子
週20時間
指導員(パート)
木了 由里子
週20時間
指導員(パート)
齋藤 彩奈
週20時間
指導員(パート)
藤澤 潮里
週20時間
【庶務部門】
【事業部門】
新潟県障害者交流センター
ウ 運営機構図
【指定管理者グループ】
(福)県身連・(福)豊潤舎
(福)県視障協・県障スポ協
グループ
新潟県障害者交流センター
プラザ一体管理事務局
【管理運営担当団体】
事務局長(兼)
経理担当員(兼)
維持管理担当員(兼)
(福)新潟県身体障害者団体連合会
新潟県障害者スポーツ協会
所 長
統括部長
統括部長代理
事務部門
事業部門
統括主任
統括主任
医事指導
指 導 員
庁
務
員
事
務
員
医 師
(理事長)
新潟県障害者
リハビリテーションセンター
(業務提携)
看護師・理学療法士等の
医療スタッフ(兼)
※(兼)はプラザ内他職との兼務
H27 本部(総務・経営管理部門)・一体管理・交流センター事業部門 事務分掌
総務・経営管理部門(本部連携) ◎主任 ○副任
分 掌 業 務
竹森
丸田
本部業務・総務・経営管理・の総括に関すること
◎
○
○
人事及び雇用管理に関すること
○
◎
○
法人運営管理に関すること(理事会、評議員会、監事監査、外部監査、モニタリング等)
○
◎
○
規程、規則等の管理、運用、改正、整理に関すること
◎
○
○
苦情解決システムの整備及び第三者委員会に関すること
◎
消費税等の税務管理、登記に関すること
渉外活動に関すること(関係機関との連絡調整、広報、メディア対応)
大島 佐々木 内山
◎
岡野
小柳
高田
渡辺
計良
田村 長谷川 小林
村上
木竜
中澤
渡辺
○
◎
○
○
◎
○
リスク管理に関すること(事故予防、感染症対策、損害賠償、個人情報保護、情報公開等)
◎
○
職員の教育、研修、資格取得等に関すること
◎
○
職員の健康管理・福利厚生に関すること
○
○
法人機関紙の発行に関すること
○
各部門別会議の開催及び調整に関すること
◎
予算及び決算、財務分析、外部会計監査に関すること
◎
◎
◎
○
○
○
○
経理処理、執行管理、外部委託契約に関すること
◎
○
◎
備品管理及び財産管理事務に関すること
◎
○
○
事務用品の購入及び受払いに関すること
◎
○
○
文書の収受及び保存に関すること
◎
○
◎
使用料の出納及び納付事務に関すること
◎
○
ふれ愛プラザの一体管理事業の総括に関すること
◎
予算執行管理、省エネ、経費縮減の推進に関すること
◎
ふれ愛プラザ各施設・団体との連絡調整に関すること
○
保守点検及び施設修繕に関すること
○
○
◎
○
清掃及び植栽管理、環境美化に関すること
◎
共有スペース及び屋外施設、駐車場の管理に関すること(備品含む)
◎
○
○
○
◎
機械室の管理及び関連機器類の操作に関すること
公用車の管理・運行に関すること
◎
◎
警備及び宿直に関すること
事故・防災対策、避難訓練の実施に関すること
○
○
○
○
◎
○
◎
※総務管理部門は法人本部内で一元化のうえ管理職員、総務担当職員が兼務して実施することで業務全体の効率化、合理化を図っている
交流センター事業部門
分 掌 業 務
所長
事業部門の総括に関すること
丸田
◎
佐々木 内山
岡野
小柳
高田
渡辺
計良
◎
◎
スポーツ活動支援事業の実施に関すること
○
◎
○
○
○
リハビリテーション活動支援事業の実施に関すること
○
◎
◎
○
○
ボランティア育成事業に関すること
◎
◎
○
○
生活支援事業(宿泊室)の管理に関すること
◎
公益事業(喫茶経営・自販機)及び授産品販売の支援に関すること
◎
広報事業(だより・お知らせ、年間計画表、利用者カレンダーなど)に関すること
◎
○
ホームページ等の管理に関すること
◎
体育館の管理に関すること
◎
プール施設の管理(水質検査含む)に関すること
◎
リハビリテーション関係施設の管理に関すること
◎
職員の担当割表(週案)の作成に関すること
◎
○
◎
利用者サービス向上に関すること
◎
○
○
○
○
○
◎
◎
年報作成業務のとりまとめに関すること
◎
障害者リハビリテーションセンターとの連絡・調整に関すること
○
○
○
◎
◎
○
◎
体育施設予定表の管理に関すること
◎
○
○
施設の利用状況の統計処理及び取りまとめに関すること
実習生、インターンの受け入れに関すること
○
○
○
文化施設の管理に関すること
新潟県障害者スポーツ協会の連携・支援に関すること
○
◎
利用者の安全対策、救急対応等に関すること
○
○
○
パート(アルバイト)の勤務表の作成及び教育に関すること
木竜
○
◎
相談事業の実施に関すること
村上
○
文化活動支援事業の実施に関すること
地域交流事業の実施に関すること
田村 長谷川 小林
○
施設提供事業に関すること(利用受付・調整、宿泊・見学の受入れなどを含む)
職員の勤務表作成に関すること
パート
◎
○
◎
◎
○
○
○
○
○
○
○
大島◎
所 長
統括部長
担当
新潟県障害者交流センター職員勤務表(平成27年度)
4月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
水
木
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
水
木
×
会議
×
×
×
早
×
会議
早
×
早
会議
×
会議
×
所 長
丸 田
×
佐々木
早
内 山
早
岡 野
×
早
×
早
小 柳
×
高 田
×
渡 辺
×
計 良
×
×
長谷川
早 番
会議
早
会議
早
早
田 村
×
2
2
早
×
会議
×
早
事業等
備 考
早:8:30~17:30
早
×
×
×
早
×
×
×
早
×
会議
×
休
暇
日
×
×
会議
0
早
早
会議
2
×
早
早
会議
2
早
×
×
1
×
×
×
2
1
2
×
×
×
早
×
×
×
×
1
0
休
暇
日
早
早
早
×
2
早
2
2
早
×
×
×
早
×
1
×
0
2
休
暇
日
2
×
9
0
×
早
×
10
10
9
0
×
×
×
8
8
9
0
×
×
×
4
4
9
0
×
早
早
×
4
4
9
0
×
×
3
3
9
0
×
×
×
4
4
9
0
×
4
4
9
0
早
×
×
4
4
9
0
×
×
0
0
9
0
×
×
0
0
9
0
2
2
0
0
休
暇
日
×
2
早
×
×
1
特休
早
×
×
休日
累
×
×
×
1
早
×
×
2
早
×
×
早
×
早
×
×
×
×
×
1
早
×
×
×
2
×
×
×
×
早
早
×
×
早
×
早番
月
2
0
休
館
日
0
起案日 平成26年 月 日 (案)の通り勤務割を行ってよいでしょうか
所 長
統括部長
統括部代
統括主任
起案者
平成27年度 新潟県障害者交流センター パート職員勤務表
1
4月
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
A
B
C
D
E
F
木
16
16
16
18
0
0
30
備考
水
木
金
渡辺 正敬
B
B
高橋 尚子
C
山嵜 多寿子
A
土
月
火
水
木
金
B
×
B
B
B
C
C
×
C
C
A
A
×
A
A
木了 由里子
D
斉藤 彩奈
D
藤澤 潮里
日
D
D
備 考
月
火
水
木
金
B
×
B
B
B
C
C
×
C
C
A
A
×
A
A
×
D
×
D
×
休
館
日
事業等
土
日
D
D
土
月
火
水
木
金
B
×
B
B
B
C
C
×
C
C
A
A
×
A
A
×
D
×
D
×
休
館
日
日
D
D
土
月
火
B
×
B
×
0
16
0
0
0
0
C
C
×
C
×
0
0
16
0
0
0
A
A
×
A
×
16
0
0
0
0
0
×
D
×
D
×
休
館
日
日
D
D
水
×
D
×
0
0
0
9
0
0
×
D
×
0
0
0
5
0
0
×
×
0
0
0
4
0
0
休
館
日
休
館
日
A勤 9:00~17:00(7h)
B勤 12:00~17:00(5h)
C勤 17:00~21:00(4h)
D勤 9:30~18:30(8h)
E勤 8:30~17:30(8h)
F勤 12:00~21:00(8h)
新潟県障害者交流センター
(3)各種事業の実施計画
ア 施設提供事業
プール施設管理士、障害者スポーツ指導員、健康運動指導士、社会福祉士等、施設やスポー
ツ、福祉等各分野の専門職員を配置し、サービスや安全管理等職員研修を随時行い、
「安全」
「安
心」
「快適」な施設提供を行います。
利 用 料 金
区 分
障害のある人
及び支援者
サービス拡充内容等
障害のない人
体 育 館
無 料
有 料
平日の午前中利用時間拡大
プ ー ル
無 料
有 料
身障者用トイレ内にパブリックシート設置
プレイルーム
無 料
利用不可
サウンドテーブルテニス室
無 料
利用不可
会 議 室
無 料
有 料
研 修 室
無 料
有 料
集 会 室
無 料
有 料
宿 泊 室
有 料
利用不可
音 楽 室
無 料
有 料
最新カラオケ機器設置
リハビリ・トレーニング室
無 料
有 料
文化教室やレクリエーション活動の場としても活用
ミーティングルーム
無 料
利用不可
会議用テーブル、椅子、スクリーンを設置
し会議研修用途に対応
全室地デジ対応テレビ設置
イ リハビリテーション活動支援事業
全ての障害のある人を対象に、日常生活動作(ADL)の回復及び生活の質(QOL)の向
上、意欲・自信の回復等、心理的課題の克服、二次障害の予防等を目的とした各種リハビリ事
業を開催します。
事 業 名
リハビリ健康相談
テーブルゲーム
事 業 概 要
新潟県障害者リハビリテーションセンターとの業務
提携による定期リハビリ相談
囲碁、将棋、麻雀、カードゲーム等、
楽しみながら巧緻性を高める
回 数
24 回
24 回
開催時期
第 1、第 3
木曜日
第 2、第 4
土曜日
新潟県障害者交流センター
臨床美術
認知症向けアートプログラムを応用し
(クリニカルアート)
体力・形態測定
た創作活動
各種測定を通じて健康管理の関心を高
める
1回
9月
2回
5・11 月
ウ スポーツ活動支援事業
全ての障害のある人を対象に、健康体力づくり、余暇の充実、仲間づくり等を目的に各種
スポーツ教室を開催します。
① 通年スポーツ教室
事 業 名
事 業 概 要
対 象
水泳ワンポイント
個々のレベルに応じた
アーチェリー
ワンポイントアドバイス
92 回
毎週木曜日
24 回
初心者指導から応用技術
指導、ゲームまで
障害のある人
障害の有無を
水中運動
水中運動、リラクゼーション指導
みんなでボッチャ
ボッチャ体験、技術指導
障害のある人
県障害者スポーツ協会との
障害のある人
巡回スポーツ
開催時期
障害のある人
ワンポイント
フットサル
回 数
共催による地域巡回事業
問わず
12 回
24 回
第 1、第 3
火曜日
第 3 土曜日
第 2、第 4
金曜日
12 回
第 3 火曜日
30 回
―
回 数
開催時期
6回
7~8 月
6回
4~5 月
障害のある人
8回
6~8 月
障害のある人
4回
6~8 月
障害のある人
4回
5~3 月
介助者等
② 定期スポーツ教室
事 業 名
事 業 概 要
水泳(こども)
水慣れから泳法指導まで
水泳(中・高生)
水慣れから泳法指導まで
バドミントン
いす de エクササイズ
Let's ポール
ウォーキング
バドミントン体験
座ったまできる簡単なス
トレッチ、運動体験
ポールウォーキング体験
対 象
小学生以下で
障害のある人
障害のある
中高生
新潟県障害者交流センター
バランスボール
エクササイズ
やさしいヨガ
視覚障害者
スポーツ
肢体不自由児
バスケットボール
バランスボールを活用し
た各種運動体験
誰でも簡単にできるヨガ
体験
卓球バレー等視覚障害者
向けスポーツ体験
県肢体不自由児協会共催
による車いすバスケ体験
障害のある人
4回
6~9 月
障害のある人
4回
8~11 月
視覚障害者
1回
10 月
肢体不自由児
1回
1月
エ 文化活動支援事業
全ての障害のある人を対象に、芸術文化創作活動を通じ、余暇の充実やサークル育成支援、
各種文化イベントへの出展、リハビリまで視野に入れた事業展開を行います。
事 業 名
写 真
書 道
夏休み親子創作
粘土細工
陶 芸
アグリクラフト
ふれ愛作品展
事 業 概 要
デジカメ基本操作、撮影講
習
個人・共同作品作り
物作りの楽しさ、達成感を
対 象
回 数
開催時期
障害のある人
2回
6・9 月
障害のある人
3回
7~8 月
2回
7~8 月
障害児及び
学ぶ
家族・支援者
紙粘土を使った作品作り
障害のある人
2回
9・10 月
障害のある人
3回
9~11 月
障害のある人
1回
10 月
―
随時
工房に出向いての陶芸作
品作り(送迎あり)
稲わらを使った創作アー
ト
交流ホール・廊下壁面を活
用した利用者作品展示
センター
利用者
オ 地域交流事業
障害のある人と地域住民を対象に、亀田向陽地区の福祉文教ゾーンの各施設や学校、近隣自
治会、
地元自治体等と連携を図りながら各種イベントを開催し、
相互理解と交流を促進します。
事 業 名
第 18 回
ふれ愛さくらまつり
事 業 概 要
授産施設フリーマーケット、模擬店、ステージ
パフォーマンス、福祉ゾーンスタンプラリー等
開催時期
予定人数
4月
3,000 人
新潟県障害者交流センター
トップアスリート
県内トップアスリートと障害者のふ
ふれ愛交流会
れ愛交流会
第5回
レベルに応じてA・B・C・Dクラ
ふれ愛囲碁・将棋大会
スに分けリーグ方式で実施
第 15 回
文化教室作品展、ステージ発表、
ふれ愛アートチャレンジ
授産施設販売コーナー等
6月
100 人
9月
100 人
11 月
1,500 人
カ ボランティア養成事業
ボランティア活動に関心のある地域の人たちや学生等を対象に養成講座を開催し、障害者ス
ポーツ、文化、イベント活動等の交流促進を図ります。
事 業 名
ボランティア講習会
クリーン作戦
事業概要
対 象
障害の理解、ボランテ
ボランティア活動
ィア基礎講習等
に関心のある人
構内清掃、除草活動
職員・登録ボラ等
回 数
開催時期
1回
3月
2回
6、9 月
キ 相談事業
障害のある人及び家族、支援者等を対象に、生活、健康、スポーツ、社会参加等に関する様々
な相談に対応します。
事 業 名
福祉・健康相談
事業概要
対 象
指導員による福祉・
障害のある人及び
健康に関する相談
家族、支援者等
回 数
開催時期
―
随時
ク 公益(生活・就労支援)事業
利用者サービスの向上を図るために、自動販売機設置、福祉・授産用品やプール用品、消耗品
類の販売等を行います。
喫茶室は、障害者就労支援施設と提携を図り、障害のある人の社会体験の拡充、工賃の増加や
一般就労に繋がることを目指した生活支援事業として取り組みます。
ケ 広報・啓発事業
ホームページ、広報誌等により様々な情報を発信し、施設の利用促進を図ります。
また、見学や総合学習、実習生等を随時受け入れ、職員の資質向上を図ります。
区 分
ホームページ
広報誌
「ふれ愛にいがた」
実 施 概 要
各種事業案内、休館日周知、各種ニュース等
≪アドレス/n-fureaiplaza.com≫
県身連、情報センター、推進センター、
スポーツ協会との共同紙面広報誌
回 数
開催時期
―
随時
2回
7 月・11 月
新潟県障害者交流センター
利用カレンダー
年 報
見学・総合学習
実習生受入
障害者スポーツ体験
カードサイズの携帯用利用カレンダー
前年度事業概要、利用統計の編纂
見学者、小学生総合学習、中学生職場体験、
大学・専門学校各種実習受入
指導員による障害者スポーツ体験、指導
―
4月
1回
9月
―
随時
―
随時
その他 研修事業
障害福祉従事者や当事者等を対象に各種研修会を開催し、障害福祉の推進を図ります。
事 業 名
事業概要
対 象
障害者スポーツ
日本障害者スポーツ
障害者スポーツ
研修会
学会共催事業
支援者等
障害者向け介護保険
障害のある人及び
等高齢福祉講習会
家族、支援者等
福祉健康講演会
回 数
開催時期
1
3月
1
6月
コ 事業計画表
教 室 名
開催日
回数 定員
内
容
通年スポーツ教室(6)
水泳ワンポイント
毎週木曜日
92
10
個々のレベルに応じたワンポイント技術指導
第1・第3火曜日
21
10
個々のレベルに応じたワンポイント技術指導
フットサル
第3土曜日
12
30
ボールコントロールからミニゲームまで
水中運動
第2、第4金曜日
21
20
水中運動、ウォーキング、リラクゼーション等
第3火曜日
12
15
ボッチャ体験、ゲーム等
30
30
地域巡回スポーツ教室(スポ協共催)
アーチェリーワンポイント
みんなでボッチャ
巡回スポーツ
ス
ポ
ー
ツ
(
1
5
)
定期スポーツ教室(9)
こども水泳
7月~8月
6
20
水慣れから25m完泳を目指す
中・高生水泳
9月~11月
6
20
スポ協共催
バドミントン
6月~8月
6
10
バドミントン体験
Let’s ポールウォーキング
5月~3月
4
20
季節ごとに外に出てポールウォーキングを体験
いすdeエクササイズ
6月~8月
4
20
座ったままできる簡単なストレッチ、運動体験
バランスボールエクササイズ
7月~8月
4
20
バランスボールを活用した各種運動体験
やさしいヨガ
8月~11月
4
20
高齢者向けプログラムを中心としたヨガ体験
視覚障害者スポーツ
10月
1
15
卓球バレー体験等視覚障害者向けスポーツ体験
肢体不自由児バスケット
1月
1
30
肢体不自由児協会助成事業
写真
6月・9月
2
20
デジカメ写真講習、ホール展示、各種写真展出展
書道
6月~8月
3
15
作品づくり(個人、共同)、各種展示会出展
8月
2
10
身近なもので作る工作(個人、共同)
9月・10月
2
20
ハーティクレイ(紙粘土)を使用した創作活動
9月~11月
3
10
陶芸作品作り(公用車送迎)
10月
1
15
稲わらを使った創作アート
不定期
―
10
交流ホール、館内壁面を活用した利用者作品展示
随時
―
リ テーブルゲーム
ハ
( 臨床美術(クリニカルアート)
4
) 体力・形態測定
第2、第4土曜日
24
15
囲碁、将棋、麻雀、オセロ等テーブルゲーム交流
9月
1
15
臨床美術アートプログラム体験
5月・11月
2
15
各種測定を通じて健康管理への関心を高めてもらう
第18回ふれ愛春まつり
4月26日(日)
1
1週遅らせて開催(江南区からの要請)
6月
1
障害のある人とない人のスポーツ交流
9月17日(木)
1
県身連共催
11月7日(土)~15日(日)
1
教室・サークル作品の展示、授産品販売
〃
1
推進センター主管
3月
1
6月・9月
2
休館日(会議日)全施設職員、ボラによる構内清掃、除草活動
随 時
―
福祉、健康等に関する相談業務
3月
1
日本障害者スポーツ学会主催、県障害者スポーツ協会共催
1
ポリオの会共催事業、超高齢化時代をテーマにした講演会
―
見学、障害者スポーツ体験受け入れ調整、指導
―
ホームページ更新
―
紙面広報誌「ふれ愛にいがた」
―
前年度事業実績とりまとめ
―
スポーツ、福祉各種実習指導
夏休み親子創作
文
化 粘土細工(ハーティクレイ)
(
7 陶芸
)
アグリクラフト
ふれ愛作品展
リハビリ健康相談
地
域
交
流
(
5
)
トップアスリートふれ愛交流会
第5回囲碁・将棋大会
第15回ふれ愛アートチャレンジ
新潟県障害者芸術文化祭
ボ ボランティア講習会
ラ
( クリーン作戦
2
)
相
福祉・健康相談
談
・
研 障害者スポーツ研修会
修
(
3
福祉健康講演会
リハセンOTによるリハビリ相談
30
肢体不自由児協会共催事業
)
見学、総合学習、障害者スポーツ体験受入
広
報 ホームページ
・
啓 広報誌
発
年報
(
5
実習生受入
)
事業合計 40事業
回数合計
274
新潟県障害者交流センター
(4)達成目標計画
【達成目標値 提案書記載内容より】
(単位:人)
H26
H27
H28
H29
H30
スポーツ施設利用者数※1
28,000
28,000
28,000
28,000
28,000
集会施設利用者数※2
15,600
15,600
15,600
15,600
15,600
機能回復訓練施設利用者数※3
14,300
14,300
14,300
14,300
14,300
教室・催事等※4
23,000
23,100
23,200
23,300
23,400
合
80,900
81,000
81,100
81,200
81,300
計
※1 スポーツ施設
-体育館、プール、プレイルーム、サウンドテーブルテニス室
※2 集会施設
-会議室、研修室、集会室、宿泊室
※3 機能回復訓練施設 -リハビリトレーニング室、音楽室
※4 教室・催事等
-主催及び共催の教室、大会、イベント等
【目標設定理由】
平成17年度の指定管理者制度導入前の利用合計数は、62,493人でした。
平成18年度以降、当グループが指定管理者となり、施設用途の変更、利用時間の拡大、休
所日の開放、実施事業数の拡大、大規模催事の誘致等に取り組むことで、利用者数を大幅に増
やしてまいりました。
特に2期目には、平成21年に開催された全国障害者スポーツ大会(トキめき新潟大会)に
関連する事業の増加と、その後の関連事業の継続等によって、H21年度からH24年度の平
均利用者数は85,640名にのぼり、指定管理者制度導入前と比較して約4割弱の利用増加
となっています。
しかし、現況としては、大幅に利用者数が増えたことによる維持管理費や人件費の増加が経
営を圧迫していることも事実です。更に平成25年度は電気代の値上げやプラザコージェネレ
ーション設備の故障などによる光熱水費の大幅上昇、経年劣化による修繕箇所の増加、消費増
税等により現状と比較して総経費が年間600万円程度増加することが見込まれます。
また、2期目のなかで、大規模催事の誘致拡大を推進したことにより、小規模な障害者団体
から予約がとりにくくなったという声が聞かれました。今後は、小規模な障害者団体等の利用
にも配慮した施設運営を進めることが適当と考えています。
以上のことから、本提案においては、2期目の提案と比較し、利用時間の拡大や休所日の開
放の縮減及び小規模障害者団体への配慮が事業継続の観点から必要であるため、上記目標達成
数としました。
新潟県障害者交流センター
【目標達成計画】
本センターの利用者数は、専用利用時の各団体の利用者数に大きく左右されます。
現在、専用利用が可能な障害者登録団体数は280団体を越え、専用利用施設の予約希望は常
時殺到しており、平等利用の観点から各団体間での調整や抽選などにより予約を受け付けている
状況です。
しかし、全国・全県規模で長期の準備期間が必要と思われる大規模催事については、3ヶ
月以上前の「特例承認制度」を一部改正して、1登録団体につき年間1回の申請・承認を認
め、大規模催事についての利便性と利用者数の確保に取り組みたいと考えます。
一方、現状を鑑みると、団体の専用利用や施設内で行う教室等の事業はすでにピークアウ
トしていると考えられるため、本指定管理期間においては、県内各地で行うスポーツ教室や
大会等を拡大して事業参加者数の増加を図ります。
また、新規の個人利用者の増加のために、障害の特性や安全性をよく理解したスタッフを
配置して他の施設との差別化をアピールすること等に取り組みます。
ウ その他の達成目標について、記載してください。
本提案において、全県を網羅した障害者スポーツ推進の地域展開(特に遠隔地)の拡大に取り
組むこととしていますが、その事業実施数及び各地域で支援補助を行っていただく県内の障害者
スポーツ指導員等(フライングディスク、ボッチャ等の障害者スポーツ特有の競技を含む)の新
規資格取得者について、以下の通り数値目標を設定します。
H26
H27
H28
H29
H30
巡回スポーツ教室・大会実施数
20 回
21 回
22 回
23 回
24 回
障スポ指導員等新規登録数
20 人
20 人
20 人
20 人
20 人
新潟県障害者交流センター
(5)
サービス向上計画
ア サービスの自己評価・第三者評価について
① 各種マニュアルの活用
職員研修により障害者福祉施設職員としての資質向上に取り組むことはもちろんの
こと「受付、接客マニュアル」
「指導員マニュアル」「プール管理マニュアル」の活用
とともに日誌や各施設における伝言ノートにより個別支援情報や問題点を共有し、職
員一人ひとりが平準化した質の高いサービスの提供につなげます。
② 自己チェック機能の強化
サービスの提供を継続するため、評価票による自己のチェックと毎日の打合せおよ
び定例会議で職員間の点検を行います。
③ モニタリングの実施
「PDCA」サイクルの検証(各事業毎の企画書及び報告書の活用)
計画(Plan)→実施(Do)→確認(Check)→処置(Action)の管
理サイクルを機能させてサービス提供に生かしていきます。
④ 個人の尊厳の尊重とプライバシー保護
これまでも個人の尊厳の尊重とプライバシー保護に努めてきましたが、今後も一層
配慮した対応を心掛けます。県が定める個人情報に関する取り扱いを遵守し、当法人
の「個人情報保護規定」により個人情報の保護に取組みます。
⑤ 第三者評価について
現在のところ、本施設の事業は新潟県福祉サービス評価の対象事業にはなっていな
いことから、当分の間は、新潟県福祉サービス第三者評価基準に準じた自己評価を行
い必要な改善に取り組みます。
イ 利用者等の意見の反映等について
① 対面的で親身な応接
職員一人ひとりが、利用者個々の障害状況を把握したうえで、目配り、心配り、声
かけを行い、意見や要望を言い出しやすい雰囲気をつくります。
② 意見箱の設置
意見箱を通して意見や要望の受付を随時行い、いただいた意見や要望は早急に対処
し、その経過および結果を館内に掲示します。
③ アンケート調査、利用満足度調査の実施
教室およびイベントへの参加者にアンケート調査ほか、利用満足調査、利用者懇談
会の際に利用者等の意見をまとめ、要望に沿った事業、施設整備を実施します。
※当グループ指定管理期間中に要望等に応じて施設整備を行った一例(委託料及び助
成金)
・その他提案に記載した施設用途等の変更(プレイルーム、リハトレ室等)
・補助犬用トイレの設置・トイレの補助シート設置(2カ所)
・ソファの増設(4か所)
・宿泊室個別暖房の設置・会議研修施設の軽量椅子(80脚)
ほか
新潟県障害者交流センター
ウ オプションサービスについて
① 送迎サービスの実施
施設外で実施する教室等において、移動困難な利用者の送迎を実施します。
② 遠隔地利用者の支援、巡回スポーツ教室の実施
県内各地における障害者のスポーツ活動の普及と支援を目的に、市町村、障害者福
祉施設・団体、特別支援学校等と協働してスポーツ教室・大会等を開催します。また、
各関係機関の要請に応じて障害者スポーツの専門的知識を持つ職員や障害者スポーツ
指導員を派遣します。
③ 各種トレーニング機器・障害者スポーツ用具等の配備及び貸出し
外部機関の助成等を活用して購入した各種トレーニング機器や特殊な障害者スポー
ツ用具(約40品目 購入額2,000万円相当)を本指定管理業務機関中に施設利
用者に提供するとともに、外部関係機関への貸し出しを行います。
また、利用者・介助者からのニーズの高い、リラクゼーション・マッサージ機器を
リース契約によりリハビリトレーニング室に配備します。
④ 音楽発表及び作品展示場所の提供と癒し空間の創造
交流ホール(1 階ロビー)を音楽発表の場所や壁面を活用した作品(絵画や写真)
の展示場所として提供することで、障害のある人の文化活動の促進につなげます。
エ その他の措置について
① 視覚障害者、聴覚障害者への情報提供サービス
グループ内の(福)新潟県視覚障害者福祉協会と連携をとりながら点字案内や資料
の作成に努めます。
聴覚障害者への情報提供を行うため、聴覚に障害のある職員を採用、その他に手話
でのコミュニケーションが可能な職員を配置します。
また、視覚障害者や聴覚障害者が安心して利用できるよう、常に施設設備の点検を
行います。
② 相談業務の実施、連携
グループ内の各法人及び当法人内に設置する新潟県障害者社会参加推進センターが
行う障害者110番事業や、近隣の新潟県中央福祉相談センター、地元江南区健康福
祉課など各種機関との連携をとり、様々な問題に丁寧な対応で解決に導きます。
③ 情報公開・開示の推進
(福)新潟県身体障害者団体連合会の情報公開・開示規程に則り、施設が提供する
サービスを安心して利用できるよう理解と信頼を促進します。また、ホームページ等
により事業報告・財務報告等を定期的に開示いたします。
④ 定期職員会議の実施、現場職員の創意工夫
職員会議を定期的の実施することで、利用者により身近に接している現場職員の情
報や意見を反映させ、サービスや安全管理の向上に役立てます。
新潟県障害者交流センター
(6)利用者拡大計画
ア 利用時間の拡大と休所日の開館
① 体育館の利用時間拡大及び休所日の開館
条例・規則上は平日の午前中は閉館と定められておりますが、障害者を支援する団
体の専用利用を中心に開放し、利用者拡大を図ります。
また、全国障害者スポーツ大会等を目指す団体競技などの強化事業への支援として
主に土・日・祝日の開館前、閉館後の時間帯及び休所日の施設開放を行います。
その他、大規模催事・大会等の際は、必要に応じて時間外対応を行います。
② プールの利用時間拡大
条例・規則上は平日の午前中は閉館となりますが、特別支援学校・障害者福祉施設
水泳サークルなどの要請に基づき、午前中のプール開放に積極的に取り組みます。
③ 「ハッピーマンデー」における施設の開館
条例上、休館日にあたる祝日の月曜日に専用利用施設(体育館、会議研修施設)を
開放します。
イ イベントの誘致および開催
障害者団体・特別支援学校等が主催するイベントの誘致を積極的に行います。
また、イベントを企画する際に、施設および用具の使用方法、設置レイアウト、事故防
止等について積極的にアドバイス・支援を行います。
ウ 「スポーツよろず相談」事業の実施
国内外の情報提供、
障害区分等を含め、
障害者のスポーツ活動に関する相談を行います。
相談は職員が専門の知識と経験を生かし、また障害者スポーツ協会と協会加盟競技団体
の当事者の意見を積極的に取入れて、相談者の要望に応じたアドバイスを心がけます。
エ 開催する教室の充実
一年を通して年齢、性別、障害に関わらず誰もがスポーツ・レクリエーションを楽しみ、
レベルアップにつながる教室を開催します。
また、障害種別や特定の内容に偏ることなく、あらゆる人たちが参加可能な定期教室を
開催します。
いずれの教室も「障害者スポーツ指導員」や「交流センター登録講師」の協力を得るこ
とで、参加者一人ひとりに行き届いた指導や支援を行います。
オ 広
報
ホームページを中心に、ツイッターやフェイスブック等代表的なSNSを活用しながら
広く県民への情報発信を展開するとともに、県・市町村の情報誌や新聞、テレビ、ラジオ、
雑誌等各種メディアを活用した広報活動に積極的に取り組みます。
また、視覚障害者への情報提供については、新潟県点字図書館のメーリングリストを活
用しながらダイレクトな情報発信に努めます。
新潟県障害者交流センター
(7)権利擁護計画
ア 苦情解決について
① 利用者からの相談・苦情に対応する窓口について
「意見箱」を設置し、いただいた意見や要望については経過および結果の公表を行
い、利用者に苦情解決の仕組みを周知します。
また、職員が利用者から直接意見や要望等を受けられる体制をとります。
② 苦情解決のための体制・手順について
社会福祉法第82条に基づく当法人の定めた「苦情解決実施要領」により、苦情解
決に向けて話し合いなどによる解決を行います。苦情解決責任者として障害者交流セ
ンター所長、苦情受付担当者として部長および部長代理を配置します。
また、第三者委員として有識者を複数名選任し、苦情解決委員会を設置します。
【手順の概要】
・担当者は意見や要望の受付に際し、その内容について申出人に詳細を確認
・責任者に内容の詳細を報告
・責任者は解決に向けて早急に適切な対応策を検討し、申出人に直接回答
・上記経過を処理簿に記載し、責任者の決裁の後に全職員に周知
・個人情報に関するものを除き、経過と回答を掲示板にて公表
対応の基本は 1 スピーディに(直ちに対応)
2 シンプルに (問題を複雑化しない)
3 ダイレクトに(担当者が申出人に直接対応)
を心得として、
全職員の共通の認識とするよう周知・教育を行います。
③ その他
全ての職員が支援者としての意識を高く持ち、
「新潟県障害者交流センター倫理綱
領」のもとに責務を果たします。
イ その他の措置について
① 個人情報の保護について
利用登録者の個人情報について、
「個人情報保護法」に則り厳重且つ適切に管理し
情報漏えいの防止に取り組みます。
② 障害者虐待の防止について
「障害者虐待防止法」に明記されている各種虐待行為を職員一人ひとりが理解し、
虐待行為を発見した場合は速やかに市町村・県への報告を行う等、虐待防止に取り組
みます。
③ 障害を理由とする差別の解消について
障害のある人への合理的な配慮により、社会的障壁の除去に努めるとともに、差別
に関する相談等に対応し、
「障害者差別解消法」の遵守に努め、差別のない「共生社会」
の実現に取り組みます。
新潟県障害者交流センター
(8)家族・地域・関係機関等との連携体制計画
ア 地域との連携について
地域行政、団体、施設、住民と連携をとり、障害のある人とない人の交流および地域
の活性化に貢献します。
① 地域交流事業の開催にあたり、近隣施設や住民が参加する「実行委員会」方式を導入
して連携をとります。
② 地域のイベントや自治会活動に積極的に参加します。
③ 地域住民による施設の利用や懇談会、ボランティア活動を通して、新潟ふれ愛プラザ
の活動について理解を深めていただきます。
④ 障害のある人の地域における社会参加活動を支援するとともに、共同でのイベント開
催や、地域防災や周辺の環境美化作業に取り組みます。
【近隣地域の連携施設・団体等の実績】
新潟市江南区役所、新潟県中央福祉相談センター、県立江南高等特別支援学校、県立新潟
向陽高校、私立新潟明訓高校、わかばの家、あさひ園、特別養護老人ホーム向陽の里、ゆ
きよしクリニック、らくいちディサービス、地域活動支援センターかめさん・こがめちゃ
ん・メイプル・石山、ぶどう工房、新潟市亀田総合体育館、新潟市横越総合体育館、新潟
市東総合スポーツセンター、江南消防署、亀田郵便局、JR亀田駅、地元小中学校、幼稚
園、保育園、亀田商工会議所青年部、江南区社会福祉協議会、新潟市スポーツ推進員連盟、
亀田向陽自治会、亀田駅地域交流センター(順不同)ほか
以上の活動を通して、今後、更に地域社会・地域経済の活性化に貢献していきます。
イ 家族との連携について(リハビリセンターのみ記載)
ウ 実習生の受入れについて
① 「実習生受入れ要領」により、実習生の受入れを行います。
② 学校の要望に応じたカリキュラムと、担当職員が実践的な実習を提供します。
③ 大学生の他、特別支援学校の生徒による宿泊体験や職場実習、近隣小中学校の生徒に
よる体験学習や職場実習の受入れも行います。
エ ボランティアの受入れについて
① 障害者のスポーツおよび文化活動における支援者として、地域住民の積極的な受入れ
を行います。
② 支援者には「交流センター登録ボランティア」や「障害者スポーツ指導員」としてそ
れぞれの特技を生かし、施設内外での活動を支援していただきます。
③ 研修会や交流会、
機関紙などによる情報提供を通してボランティアの育成を行ったり、
近隣高等学校や専門学校および大学のボランティア体験を受入れるなど、啓発活動にも
取組みます。
新潟県障害者交流センター
地域交流事業
ふれ愛さくらまつり
(障害者施設等によるフリーマーケット)
障害者芸術文化事業
(ふれ愛アートチャレンジ
作品展示)
地域の障害者施設との連携によるプラザ内の清掃と就労支援
就労継続支援施設、地域活動支援センターとの連携
(清掃指導協力:新潟ビルサービス)
地域連携・地域福祉の取り組み
ボランティアによる活動支援(障害児運動教室)
地域防災の取り組み(総合防災訓練)
新潟県障害者交流センター
(9)
ア
環境への配慮
クールビズ、ウォームビズの推進
地球温暖化防止のため、冷暖房時のエネルギー使用量の削減と CO2発生量を削減
していきます。
暖房時の温度設定は20℃以下、冷房時は28℃以上に設定し、室温に適した服装
で過ごしていただけるよう利用者及び職員に周知していきます。
イ
不要な照明の消灯及び省エネ電球等の交換
不要な照明類の間引きやこまめな消灯を心がけるとともに、今後、電球類を交換す
る際には、LED電球や省エネ電球にしていくことでエネルギー使用量を削減してい
きます。また、電化備品等を購入する際にも省エネを考慮することで節電に努めます。
ウ
窓用フィルムの推進
利用頻度の高い部屋に窓用フィルムを用いることで、日射調節による断熱効果、紫
外線の遮断による褪色の低減等の効果を高めるとともに、ガラスの飛散を防ぐなどの
安全面にも考慮します。
エ
古紙類、ペットボトル、家電製品等のリサイクル
近隣の障害者作業所等と連携を図りながら、古紙、ダンボール、空き缶、ペットボ
トル、家電製品のリサイクルに取り組むともに、作業所等の授産活動を支援します。
オ
落ち葉、枯れ木のリサイクル
落ち葉、枯れ木等を腐葉土にして、プラザ内の花壇やプランターに活用することで
プラザの緑化推進に役立てます。
カ
その他
上記のほか、情報の電子化、用紙・封筒類の再利用を推進していくことで環境保護
やCO2の削減に取り組んでいきます。
新潟県障害者交流センター
(10)
県内産業振興・雇用確保への配慮
ア 県内産業振興について
委託業務の発注及び物品の調達等は困難な場合を除き、原則的に県内業者に発注し、
県産品の活用に取り組みます。
また、県内の施設障害者が生産する授産品の購入やイベント等を活用して販売機会
を提供することに取り組みます。
イ
県内居住者の雇用確保について
職員の雇用は、県内居住者の雇用を行います。また、雇い止めなく継続した雇
用ができるよう最大限の配慮をしていきます。
(11)
ア
障害者雇用等への配慮
施設職員の積極的な障害者雇用
障害者の社会参加を支援する施設として、当事者の立場に立って支援ができる
障害のある人を職員として積極的に雇用します。
イ 障害者施設への就労支援・業務委託
館内清掃業務、喫茶運営、パン販売等、障害者施設に依頼することで、障害者の
就労支援及び工賃倍増に寄与します。
また、さくらまつり等地域交流イベントを通じて障害者施設が一堂に会する
フリーマーケット、販売コーナーを企画し、障害者福祉の理解及び売上の貢献に寄
与します。
ウ 障害者の就労体験実習受け入れ
特別支援学校、就労移行支援利用者等の実習受け入れを通じ、障害者就労の促進
に寄与します。
新潟県障害者交流センター
(12) 人材確保・育成計画
ア 職員の確保について
当グループは現在の指定管理者であり、引き続き、知識と経験のある職員を継続雇用
します。現状の施設職員は下記のとおりです。
① 所 長
長年の福祉行政経験と県内の障害者福祉推進の中心的役割を担ってきた実績があり
広い視野をもちながら新潟県の障害者等福祉全体を見据え、各機関との連携を密にした
施設運営を行います。
② 事業部職員
事業部門の指導員は、県内における障害者のスポーツ振興の中心的役割を担っていま
す。パラリンピック、世界大会の日本代表コーチ、全国障害者スポーツ大会の新潟県・
新潟市選手団の競技監督や総務担当等務め、重度障害者のリハビリテーション、健康作
り、地域での活動支援から競技スポーツに至るまで幅広く指導・支援ができる知識・経
験を有した職員を配置しています。文化的事業では、関係機関及び外部講師陣との連携
を図りながら、教室を企画・立案してきた実績があります。また、社会福祉士等の専門
職員を中心に、障害者の立場に立った相談援助業務を行います。
③ 庶務部門職員
事務員は、企業会計や社会福祉法人の会計実務に精通しており、正確な経理作業を行
います。また、庁務員も施設管理業務においては知識と長年の経験を有しており、適切
な維持管理業務と多くの直営修繕を行う能力を有しています。
④ 欠員が出た場合
障害者福祉に熱意があり、スポーツや文化芸術活動、リハビリテーション等の技術・
知識をもった県内居住者の雇用を行います。障害者雇用にも積極的に取り組みます。
イ 職員研修について
センターのサービス向上を図るためには、
人材育成・職員教育が最も重要と考えます。
個別の職場外研修及び資格取得研修ほか、全職員を対象に、センターの運営や障害者福
祉職員として必要な知識・技能の向上を図ること目的とした研修を実施します。
① 交流センター職員研修体系
障害者交流センター職員研修計画に基づき実施
研修名
職場外研修
職場内研修
対象
身体障害者福祉センター管理運営研修会
管理職等
全国障害者スポーツセンター協議会研修
管理職・指導員等
身体障害者福祉センター等職員研修会
管理職・指導員等
東日本障害者スポーツセンター協議会研修
指導員
全国身体障害者総合福祉センター研修
指導員
県外の類似施設等の派遣研修
指導員・事務職員
県社協 社会福祉施設関係職員研修
指導員・事務職員
会計実務・税制等研修
事務職員
初任者研修(2 週間)
新人職員
新潟県障害者交流センター
職場内研修
年間カリキラム例
1 指定管理者提案内容の理解
2 障害者福祉施策と法令
3 各障害に対する留意事項
4 救急法とAED使用法(年4回)
5 苦情解決と個人情報保護
6 接遇サービスとコミュニケーション
7 社会福祉会計と税務の理解
8 相談実務研修
9 各スポーツ競技・訓練の指導実務研修
10 手話技術と盲ろう者支援研修
11 スポーツ等指導技術モニタリング研修
12 施設安全管理・災害時の対応
全職員
※休館日を活用
(5H×6日)
ウ 資格取得状況
施設職員及び管理運営担当団体役員の業務関連資格等取得状況
区
分
障害者スポーツ
資
格 等 名 称
人数
特 記 事 項
公認障害者スポーツコーチ
1
県内取得者
1名
〃
公認障害者スポーツドクター
2
県内取得者
2名
〃
公認障害者スポーツ指導員(上級)
8
県内取得者
11 名
〃
公認障害者スポーツ指導員(初級)
3
県内取得者約 500 名
〃
障害者フライングディスク公認指導者
5
県内取得者
55 名
〃
ボッチャ公認普及員
2
県内取得者
2名
〃
卓球バレー公認普及員
2
県内取得者
10 名
体育教員免許取得者
4
社会福祉士
2
〃
介護支援専門員
1
〃
社会福祉主事任用資格
3
〃
社会教育主事任用資格
1
健康運動指導士
2
〃
陸上競技B級審判員
3
〃
卓球競技公認審判員
2
〃
アーチェリー競技3級公認審判員
1
〃
ドーピングコントロールオフィサー
1
〃
高齢者体力作り指導者
1
防火管理者
2
〃
プール施設管理士
1
〃
プール衛生管理者
3
教員免許
福
祉
スポーツ
施設管理
医
療
作業療法士
1
救
急
応急手当普及員(消防局)
1
〃
CPR&AEDインストラクター
(日本救急蘇生普及協会)
1
〃
AED救命講習受講者(日本赤十字)
4
〃
普通救命講習受講者(消防局)
12
県内取得者 約 10 名
新潟県障害者交流センター
(13)
事故対策・防災計画
ア 事故防止対策について
新潟県障害者交流センター指導員マニュアルに基づき、以下の通り実施します。
① 施設設備、用具の点検及び整備
施設設備、用具等の日常点検、整備を行います。また、プール施設管理については新
潟県游泳用プール指導要綱により衛生基準を遵守し、感染症等を防止します。
② 施設監視業務による安全管理強化
プール、体育館、リハビリトレーニング室、プレイルームについては、障害者スポー
ツ、リハビリテーションの専門知識を有する職員による監視業務を行い、安全を確保し
ます。
③ 各種安全管理講習会の実施
心肺蘇生及びAED操作等の救急処置・プール監視及び水中救助等の訓練を年6回の
職員研修時や防災訓練の際に実施することで安全管理に関する職員の資質向上に取り組
みます。
④ ヒヤリハット報告書・事故報告書の活用
ヒヤリハット報告書や事故報告書を活用して事故を未然に防ぐよう取り組みます。事
例があがれば、その日のうちに所長または当日の上席者、関係職員等コアメンバーを招
集し、迅速な対応を行います。
イ 事故発生時の対応について
事故発生
(対 処)
現場確認・状況把握
職員緊急連絡・指示
応急・救命手当
救急要請・身元確認
(119 番、110 番)
AED・心肺蘇生
止血・誤飲処置 等
家族・保護者等への連絡
県への報告(第 1 報)
(再発防止・補償)
医療機関
消
防
警
察 等
県(障害福祉課)
設備管理業者 等
新潟市窓口(案件による)
<事故報告書>
原因調査
補 償
再発防止対策
【対処】
・緊急時の初動体制の周知と訓練により現場職員による迅速・確実な初期対応・応急処置
を行います。判断、指示権限は事故発生時に事務室に在室する事業部上席者とします。
・救急医療関係機関等との連絡体制を整備します。
【補償・再発防止対策】
・事故発生時には状況を調査、改善策を県に報告のうえ再発防止に取り組みます。
・施設賠償責任保険及び事業実施リスクに応じた各種保険に加入し、損害賠償請求等を受
けた場合にも誠意をもって適切に対応します。
新潟県障害者交流センター
ウ 防災・避難に関する計画
① 自衛消防組織編成・初動対応
安全管理の責任者はプラザ一体管理事務局長(防火管理者)とし、
「新潟ふれ愛プラザ
消防計画」に基づく自衛消防組織を編成します。火災等災害時は初動対応が極めて重要
なことから「新潟ふれ愛プラザ火災時等職員緊急行動4原則」を定め、全施設職員に周
知し火災等災害に迅速に対応します。
ふれ愛プラザ防災本部設置
隊 長
:一体管理事務局長(防火管理者)
副隊長
:各施設長
隊長不在時は交流センター上席者順に代理となる
消火班
搬出班
救護誘導班
交流センター
情報センター
リハセンター
点字図書館
交流センター
情報センター
リハセンター
点字図書館
交流センター
情報センター
リハセンター
点字図書館
情報センター
リハセンター
点字図書館
初期消火活動
被災者、要救護者確認
避難誘導
消防・警察等通報
要救護者支援
要救護者支援
要救護者支援
通報連絡班
一体管理事務局
交流センター
要救護者支援
報告・連絡・相談
※休日及び夜間の体制
は警備宿直職員
はリハセンター宿直職員が対応
② 消防設備及び避難設備の点検及び整備
業務要求水準に則り業者委託による法定点検を年2回実施のほか、職員による日常巡
視点検(消火器、非常口、誘導灯、避難通路・防火シャッター付近の障害物等点検)を実
施し、設備の不備や異常の早期発見に取り組みます。
③ 地震、水害等の防災・減災対策
近年、度々起こる地震や水害等を踏まえ、当グループ指定管理者受託中に転倒の危険
のある棚等の転倒防止措置、備蓄庫の整備(食糧、水、各種防災用具)、近隣施設との防
災協定の締結などに取り組みました。今後も有事の際の備えの維持、拡充とともに訓練、
点検を行い、地震や水害等による防災・減災対策に積極的に取り組みます。
エ 避難訓練等計画
プラザ全体の災害時の対応と防災意識を高めることを目的とした各種防災訓練を実施し
ます。なお、実施に際しては利用者、地域連携機関・住民の参加を促し実践的な訓練を行
います。
① 総合防災訓練(年2回:ふれ愛プラザ全体)
消防署からの指導を仰ぎ、火災・地震・水害を想定した複合訓練、避難・搬送訓練、消
火器・消火栓操作訓練、防災講話、AED操作訓練等を実施します。
② 避難訓練(年10回:リハセンター中心・主に夜間災害を想定)
避難・搬送訓練、内部防災機器操作訓練、AED操作訓練等を実施します。
オ その他
① 避難拠点施設としての役割
震災等、自然災害発生時には、行政等からの協力要請に応じて、地域の避難所生活が
困難な重度障害者等のための福祉避難所として積極的に支援することを保証します。
② 地域防災への取り組み
近隣の防災協定施設、地域の関係機関、住民と連携を図り、連絡協力体制の整備と情
報の共有化を図ります。
新潟県障害者交流センター
(14) 個人情報保護への取組
個人の人格尊重の理念をもとに、県が定める個人情報に関する取り扱いを遵守するととも
に、当法人の「個人情報保護規定」により取り組んでまいります。
※当法人の「個人情報保護規定」は(17)その他関係規定等に添付
(15) 情報公開への対応
広く県民が当法人の提供するサービスを安心して利用できるよう理解と信頼を促進する
ことを目的として、社会福祉法24条及び新潟県情報公開条例に則り、当法人の「情報公開・
開示規程」定め、情報公開に取り組んでまいります。
※当法人の「情報公開・開示規程」は(17)その他関係規定に添付
(16) その他提案事項
ア
リハビリテーションに関する業務提携
新潟県障害者リハビリテーションセンターの間で互いの人材、専門性を生かし
た効果的、効率的なリハビリテーション業務を引き続き下記のとおり行います。
【分担業務概要】
新潟県障害者交流センター
主に、スポーツ、運動療法等を中心とした社会的リハビリテーション業務
新潟県障害者リハビリテーションセンター
主に、医事相談、理学療法等を中心とした医療的リハビリテーション業務
イ
新潟県障害者交流センターの施設用途の変更
利用者の要望による用途変更等、利用者からの要望やニーズにより、施設用途の変
更を引き続き行います。
【変更概要】
トレーニングルーム →
障害児向けプレイルーム
理学・作業療法室
→
リハビリ・トレーニング室
2階閲覧コーナー
→
約半分のスペースに小会議室を設置
新潟県障害者交流センター
イ
倫理綱領
【前 文】
障害のある人たちが、人間としての尊厳が守られ、豊かな人生を自己実現できる
よう支援することが私たちの責務です。
そのため、私たちは支援者の一人として、確固たる倫理観をもってその専門的役
割を自覚し、自らの使命を果たすよう、ここに倫理綱領を定め、私たちの規範とし
ます。
①
生命の尊厳
私たちは、障害のある人たちを共に生きる仲間として、大切にします。
②
個人の尊重
私たちは、障害のある人たちの個性、主体性、可能性を尊びます。
③
人権の擁護
私たちは、障害のある人たちに対する差別、人権侵害を許さず、人としての権
利を擁護します。
④
社会への参加
私たちは、障害のある人たちが年齢、障害の状態にかかわりなく、社会を構成
する一員としての市民生活が送られるように支援します。
⑤
専門的な支援
私たちは、自らの専門的な役割を使命と自覚し、障害のある人たちが豊かな生
活を実感し、充実した人生が送られるように支援します。
H27年度
収支計画書積算内訳(新潟県障害者交流センター)
1 収入
(単位:円)
勘定科目
県委託料収入
合計額
内容・算定根拠
115,320,000
喫茶事業収入
700,000 喫茶事業より繰入
雑収入
170,000 コピー収入、貸出ロッカー使用料収入、実習生受入等
合 計
116,190,000
2 支出
(単位:円)
勘定科目
人件費支出
合計額
内容・算定根拠
60,770,000
職員給料支出
職員賞与支出
非常勤職員給与支出
32,900,000 常勤(正規6名・契約4名)給与及び諸手当
8,730,000 常勤(正規6名・契約4名)賞与
10,720,000 非常勤(30h勤務2名)、パート・アルバイト職員(8名)
退職給付支出
1,260,000 新潟県民間社会福祉職員退職積立基金、中小企業退職金共済
法定福利費支出
7,160,000 社会保険料
事業費支出
5,260,000
保健衛生費支出
30,000 救急処置に要する用品、除菌用品
被服費支出
30,000 宿泊室利用者寝具類の入替
教養娯楽費支出
170,000 新聞購読料、定期購読誌、閲覧書籍、館内BGM等
諸謝金支出
890,000 事業で依頼する講師、出演者、手話通訳等の謝礼及び交通費
消耗器具備品費支出
900,000 事業で使用する用品の購入、その他施設利用に必要な消耗品等の購入
保険料支出
130,000 施設賠償責任保険料
賃借料支出
230,000 事業用品リース料、リハビリトレーニング室機器リース料
車輌費支出
30,000 高速道路利用料、駐車料金等
通信運搬費支出
80,000 事業にかかる後納郵便料金、ヤマト運輸等送料
広報費支出
リハビリ業務負担金支出
320,000 広報誌、年報、開館カレンダー、事業等の広報案内
2,000,000 リハビリ業務提携にかかる負担金
地域交流事業費支出
350,000 地域交流事業にかかる負担金支出
雑支出
100,000 事業にかかるその他の支出、事業スタッフ食事代等
事務費支出
2,586,000
福利厚生費支出
130,000 職員健康診断料(対象者16名を想定)
職員被服費支出
150,000 職員ユニフォーム等
旅費交通費支出
30,000 業務、会議等にかかる旅費
研修研究費支出
400,000 研修参加費、研修旅費等(協議会主催等:計4回)
事務消耗品費支出
330,000 事務用に必要な消耗品・器具什器の購入費
印刷製本費支出
130,000 コピー用紙、施設利用領収書印刷等
修繕費支出
通信運搬費支出
会議費支出
業務委託費支出
60,000 施設で管理する器具備品等の修繕費
140,000 電話料金、インターネット接続料、郵便物、荷物送料等
20,000 利用団体・者懇談会等運営に係る会議費用
300,000 宿泊室寝具クリーニング等の業務委託、看護業務委託
手数料支出
40,000 金融機関手数料等、ピアノ調律年1回
租税公課支出
83,000 契約にかかる収入印紙
保守料
30,000 サーバー料金
諸会費支出
10,000 障害者福祉センター等全国連絡協議会年会費等
管理事務費支出
雑支出
683,000 共通経費(事務機器の使用経費、ソフトの保守料等)
50,000 事務にかかるその他の支出
維持管理費支出
一体管理費支出
個別管理費支出
合 計
47,574,000
47,019,000 プラザ一体管理費
555,000 プール管理経費(水質検査、レジオネラ菌検査、消毒液、日常点検試薬)等
116,190,000
Ⅱ
維持管理計画書
【維持管理の基本方針】
グループ内各法人の連携・協力のもとで、新潟県障害者交流センターに「新潟ふれ愛プ
ラザ一体管理事務局」を設置し、本業務における業務要求水準及び関係法令等を遵守し、
障害のある人の利用に配慮した最適な維持管理計画を構築します。また、各維持管理業務
について、専門技術を要しない日常清掃、植栽管理、軽微な修繕は、直営もしくは障害者
就労施設の活用等の創意工夫により経費の縮減と障害のある人達の就労支援の両立を図り
ます。専門技術を要する定期清掃、施設設備の保守点検等は、専門業者に委託します。
1 施設・設備等の保守点検等の計画
事業期間中、施設性能及び機能を維持し、安全かつ快適なサービスを行えるよう長
期的な視点に立った予防保全を原則とした保守点検計画を策定し実施します。
具体的な保守点検内容については、スプリンクラー等の消防設備、水道設備、電気
設備、エレベーター等の法定点検はもちろんのこと、業務要求水準書に基づく各施設
設備の定期的な点検を専門業者に委託します。
また、日常的な点検は、プラザの施設を熟知した経験ある職員が各機器を目視点検
し、異常が認められた場合、早急に委託業者へ連絡し、正常な状態に復旧します。こ
れらを徹底することにより快適な利用環境を提供します。
2 施設・設備等の修繕の計画
利用者の安全性・快適性を確保することを目的に、県の大規模修繕計画や過去の修
繕更新履歴と定期的な保守点検を基に、予防保全も考慮した合理的な修繕を行なうこ
とで、安全かつ適切な施設・設備を維持します。
また、保守点検時の不具合箇所の早期発見・早期対応を図ることにより、修繕の範
囲が少なくなり、修繕周期の延長が可能となることで、結果的に大規模な修繕を減少
させるよう取り組みます。保守点検・修繕の結果から得られたデータを蓄積し、今後
の小規模な修繕から大規模な修繕における参考データとして活用します。
3 清掃業務計画
利用者に快適な施設環境を提供するために、業務要求水準書に基づく清掃業務を行
います。特に、プール等のスポーツ施設や浴室・更衣室は、汗や水分・汚れ・細菌等
を伴う場所であり、快適性とともに伝染病等の予防、転倒防止等の観点から、職員が
衛生管理=安全管理という考え方にたち、開館前後を含め、常時点検・清掃を行いま
す。
日常清掃については、日々の職員による清掃に加え、共有場所は近隣の障害者就労
支援施設との業務提携により実施することで、障害のある人の工賃の増加、社会参加
に繋がるよう支援します。なお、障害のある人たちが専門技術を習得して一般就労に
繋がるよう、専門業者から清掃専門員を常時1名招聘・配置して支援にあたります。
また、定期清掃については、業者委託を行い、原則プラザ休館日に実施します。
但し、リハビリテーションセンターについては、入所状況により適宜調整します。
具体的な内容については、専門知識・経験をもった委託業者と相談のうえ、要求水
準書に基づいた作業頻度で床面の洗剤洗浄・ワックスがけ、カーペットのしみ抜き、
窓ガラス・網戸等の清掃を行います。
4 植栽管理業務計画
地域環境や利用者の安全性・快適性に配慮し、業務要求水準書に基づく植栽管理業
務を行います。
除草や芝刈り、剪定、日常的な潅水作業は、職員が行うとともに近隣の障害者就労
施設との業務提携により実施することで、障害者就労支援と経費の縮減の両立に取り
組みます。
専門的な技術が必要な害虫予防駆除を目的とした薬剤散布や高所の樹木の刈り込み、
冬季の樹木管理等は専門業者に委託します。
5 警備業務計画
亀田駅東口の宅地造成や様々な施設の新設などによりプラザ周辺の環境は大きく変
化しています。施設の保全や利用者の安全・財産を守る観点から、開館中は利用施設
各所に職員を配置して安全管理及び巡視を行います。
夜間は職員による警備宿直者の配置に加え、委託警備会社の機械警備システムとの
組み合わせにより危険因子を早期に発見・対処することで施設全体の防犯・防災・事
故防止を図かります。なお、警備宿直者は必要に応じて、夜間におけるリハビリテー
ションセンター入所者へ支援を行う体制とします。
(事故、体調不調、災害等を想定)
6 備品の管理計画
定期的に備品台帳をもとに保守点検を実施するとともに、数量チェックを行い、常
に良好な状態で使用できるよう配慮していきます。
また、各機器類の使用に関する職員教育を徹底し、適切な使用に努めることで故障
を防ぐとともに、不具合発生時には早急に対応できるようメーカー等への連絡網の整
備及び修繕データと対応策をまとめ活用していきます。
7 施設賠償保険への加入計画
募集要項に示された管理、面積割り振りにより、4施設が施設責任賠償保険に加入
します。また、共有スペース、機械室、駐車場、屋外の敷地は交流センターの管理と
して併せて施設責任賠償保険に加入し、敷地内全てに対応できるよう保証します。
8 その他提案事項
プール(交流センター)の水質管理業務については、プール衛生管理基準に基づ
き実施します。また浴槽(リハビリテーションセンター)の水質管理業務について
は、関係法令に基づく衛生管理や「レジオネラ菌検査」
(専門業者に委託)を行いま
す。
各施設の備品の整備や緊急を要する60万円以上の修繕に関しては、各種の補助
金等の活用や経営努力により対応できるよう努めます。
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