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ウェブサイトの更新、できていますか?
ウェブサイトの更新、できていますか? 手間ヒマ、お金が必要以上にかかっていませんか? 国が高度情報化社会のインフラとして学校や公的機関に 無償で配布している NetCommons は最先端テクノロジー搭載、 使う人にやさしい組織のためのクラウドシステムです。 ※NetCommons は、大学共同利用機関 情報・システム研究機構の登録商標です はじめに はじめまして!この度は、株式会社エデュケーションデザインラボ (以下 EDL)の「NetCommons 学会パック」について資料請求いただ き、誠にありがとうございました。EDL 代表取締役で、NetCommons エバンジェリストの平塚 知真子(ひらつかちまこ)と申します。 私は NetCommons の普及に 2003 年から関わっており、2006 年ま ではプロジェクトのメンバーとして国立情報学研究所新井紀子研究室 に勤務していました。それもシステムエンジニア(SE)等の「IT エキ スパート」ではなく、 「IT ライトユーザ」つまり、 「メール、デジカメ、 Word や PowerPoint はよく使うけれど、PHP、Linux、HTML タグ等 の難しい専門知識をほとんど持たない一般の人」という立場で、操作指 導や運用支援について担当しておりました。もともと私は子育て支援の NPO を 96 年に山形市で、 99 年にはつくば市で立ち上げることになり、 以来、共助や公益とは何か、市民一人ひとりが地域社会をより良く変化 させていくためには何ができるのか、組織にとって共感を生む情報発信、 情報共有とは?等々考える機会を多く与えられてきました。その関心が 高まり、2005 年には社会人大学院生となり、筑波大学で教育学修士を 取得。そのため NetCommons についても、組織を束ねるリーダーとし てどう使えるのか?どう使うべきかという視点で研究してきました。 “ネットを活用して行うタイムリーな情報発信と情報共有”は、高度情 報化社会に生きる私たちにとってもはや必須スキル。本書は IT ライト ユーザであっても NetCommons ならそれができる理由を解説した初 めてのガイドブックです。研究や授業でお忙しい先生方や事務局の方が 最先端テクノロジーを使いこなして、貴重な時間を節約するだけでなく、 自由自在に情報発信・情報共有できるヒントとなれば幸甚です。 株式会社エデュケーションデザインラボ代表取締役 平塚 知真子 CONTENTS はじめに 第1章 なぜ NetCommons を選びましたか?<事例紹介> 筑波大学 生命環境科学研究科 生命産業科学専攻様 京都大学 安寧の都市ユニット様 日本水処理生物学会第 47 回つくば大会様 第 2 章 ウェブサイトにまつわる悩みや課題 第 1 節 学会や研究室サイトの場合 第 2 節 学会や研究室のサイトに必要な機能は 第 3 章 次世代情報基盤システム NetCommons とは 第 1 節 NetCommons 概要 第 2 節 NetCommons の歴史 第3節 NetCommons モジュール一覧 第 4 節 他の CMS と異なる NetCommons ならではの特長 3 層構造 オールインワン ルームと権限 教育的機関向け モジュールの移動・コピーが可能 承認機能 携帯対応 SEO(検索エンジン最適化対策) 3 1 1 2 4 7 7 8 11 11 14 15 17 17 18 18 18 19 20 20 20 第 4 章 NetCommons の操作イメージ 第1節 事務局を助ける会員管理 第 2 節 更新、修正も楽々 第 3 節 システム管理 第 5 章 NetCommons 学会パックサービス内容と利用料金 STEP1:サーバープランを決める STEP2:初期画面(サイト)の構築タイプを選ぶ サーバープラン別サービス比較表 サーバープラン別 NetCommons モジュール利用可否 ご利用可能なオプション 料金表 21 21 23 26 27 31 35 37 37 39 関連サイト NetCommons 公式サイト http://www.netcommons.org/ Researchmap(リサーチマップ) http://researchmap.jp/ 学協会情報発信サービス http://wwwsoc.nii.ac.jp/ NPO 法人コモンズネット http://www.commonsnet.org/ (株)エデュケーションデザインラボ http://www.edl.co.jp/ NetCommons 学会パック(EDL サイト)http://www.gakkai.ac/ SfNC-Edu(操作ヘルプデスク付き SaaS for NetCommons) http://www.sfnc.info/ 一般社団法人みらいウェブ推進協会 http://www.miraiweb.org/ 第1章 なぜ NetCommons を選びましたか?<事例紹介> まず NetCommons サイトのイメージを具体的につかんでいただく ために、学会・研究室のサイトに NetCommons を導入いただいた方に、 「なぜ NetCommons を選んだのか」 「どのように使用しているか」 「ど んな効果があったか」などを EDL がインタビューしました。実際のウェ ブサイトにもぜひアクセスして、ご参考になさってください。 筑波大学 生命環境科学研究科 生命産業科学専攻様 筑波大学の生命産業科学専攻では、21 世紀に重要視されている食料・ 資源・エネルギー開発と環境保全技術を軸にした生命科学の持続的発展 と適正化・技術化を担う実務型博士の養成を図る教育を行っています。 2009 年に NetCommons を導入された内海真生先生に伺いました。 1.導入の経緯 NetCommons を提案された時に現在行っている HP 管理やサーバ管理 の労力が軽減されるかな、と率直に感じたことがきっかけでした。 HP で発信する情報は、様々な媒体を通じた情報発信の中でも、現在ま すます重要な位置を占めるようになってきており、HP の更新は重要な 広報戦略と考えています。 関係者がそれぞれ自分で更新可能な Researchmap と NetCommons を組み合わせた今回のサイト構築については、お話を伺ってみて、最新 情報の発信やメンテナンスなどで、これまでの体制より優れていると判 断しました。また、国立情報学研究所の提供するシステムであることか ら、セキュリティ面での安心感、EDL の提供するシステムを利用すれば 維持費が安価であることも導入を決めた理由です。 2. 導入前はどのようにウェブサイトを作成されていましたか。 広報担当者が、市販の HP 作成ソフトなどを用いて作成していました。 3. NetCommons 導入後は? HP 運営に関して、サーバ管理の心配をほとんどしなくて良い点がとて も楽になりました。また、更新も個別にいつでも Web 上で可能である ことから、更新などに必要な時間が大幅に短縮されると思います。 4.構築にあたっての要望 こちらの要望した必要事項をうまくデザインの中に入れていただいて、 見やすく、わかりやすい HP になったと思います。階層構造も多くない ですし、直感的に訪問者が必要情報にたどり着けるのではと思います。 大学全体の HP デザインポリシーとも合致しているのも良い点です。 5.全般的な感想 作業開始後は迅速に構築していただいて感謝しています。 本事例の URL:http://nc.bsys.tsukuba.ac.jp/ 取材 2009 年 12 月 京都大学 安寧の都市ユニット様 京都大学では工学研究科と医学研究科が 3~4 年に渡り共同で開設準備 を進めてこられた「安寧の都市ユニット」を 2010 年 4 月開設されまし た。健康医学と都市系工学を融合した学問領域「健康人間都市科学(仮)」 の創生を目指し、医・工両分野から「安寧の都市」という教育・研究テ ーマにアプローチされています。セミナーの案内や、履修生の募集に NetCommons を活用されている様子を、京都大学大学院工学研究科都 市社会工学専攻の小山真紀先生にお聞きしまた。 1.導入の経緯 以前から Researchmap を利用していたため、サイト構築イメージが比 較的分かりやすかったこと、機能追加や管理が簡便であったこと。年限 のあるプロジェクトでもあり、所属変更の度に個人の CV を用意するの でなく、Researchmap のウィジェットを利用した方が個人の負担軽減 になると考えたためです。 2. 導入前はどのようにウェブサイトを作成されていましたか。 本ユニットのサイトは今回初めて構築しました。 3. NetCommons 導入後は? 基本的に使いやすいと思います。 チェック! 「Researchmap」 http://researchmap.jp/ リサーチマップ(研究者向けサイエンス 2.0 基盤サービス)は、 NetCommons を研究者のために改良した、国立情報学研究所(NII) の提供するウェブサービスシステムです。科研費番号を持つ研究者 であれば、誰でも個人で登録ができ、所属に関係なく「自分自身の ウェブサイト」を永久に持つことができます。本名で検索すると過 去の論文が自動表示され、どれを公開、非公開にするかを選択でき ます。また、この先生方のサイトを大学事務職員が大学や学部の業 績公開データベース、評価データベースとして活用することも可能。 ご関心のある方は別途 EDL までお問い合わせ下さい。 Researchmap に登録すると、他の研究者と共同研究や委員会活動 のためのコミュニティを個別に構築できるため、共同研究のグルー プウェアとしても活用することができます。Researchmap とは、 一言で言うと研究環境を向上する無料ツール。ぜひご活用下さい。 4.構築にあたっての要望 特に強くこだわったことはありませんが、当初想定していた機能、お知 らせ、ご挨拶、メンバー紹介、アクセスマップ、シラバスなどの公開な どの一般的な機能については、おおむね実現できていると思います。メ ンバー紹介を Researchmap のウィジェットで実現できることは魅力 でした。依頼したのは上記のような機能ですが、その後イベントカレン ダーや更新情報、Q&A など、要求に応じて適宜簡便に機能追加が出来る 所が便利だと感じています。 5.全般的な感想 Researchmap を利用していたため、特に違和感なく利用できております。 本事例の URL:http://www.ulc.kyoto-u.ac.jp/ 取材:2010 年 11 月 日本水処理生物学会第 47 回つくば大会様 水資源の確保が世界的な問題となっている中、注目を浴びている日本水 処理生物学会が、第 47 回つくば大会の公式サイトを NetCommons で 時限的に構築されました。効率の良い事務局運営の手助けにサイトを有 効活用された学会事務局の鈴木真子さんにお聞きしました。 1.導入の経緯 今回の学会(つくば大会)の大会長、実行委員長は筑波大学大学院生命環 境科学研究科生命産業科学専攻の所属であり、専攻のサイトがすでに NetCommons を導入していました。NetCommons ならルーム機能を 使って、外からは「独立」しているように見えるサイトを構築すること も可能だと知っていましたので、専攻サイトを時限的に間借りさせてい ただく形で、EDL さんに今回も構築をお手伝いしてもらいました。 ※専攻ウェブサイトからは直接大会サイトには入れません。 2. 導入前はどのようにウェブサイトを作成されていましたか。 これまでは基本的に学会事務局が管理するサイトに、学会誌に掲載され た大会案内を PDF ファイルでアップするだけでした。申し込みも、申込 フォーム(word ファイル)をメール添付、もしくは FAX、郵送で受け付 けていました。今回は、大会への参加・研究発表申し込みを容易にし、 事務局として管理を効率的に行えるようにしたいと考えていました。 そこで新しい試みとして、NetCommons の登録フォームの自動集計機 能を使い、従来の方法に付け加える形で実施したのです。個人情報保護 の観点から、暗号化されたページに登録フォームを設置できる EDL さん の SSL オプションを利用させてもらい、月 500 円の追加料金で「SSL 登録フォームでの申し込み」を活用しました。 3.NetCommons 導入後は? 今回の大会では、参加申し込み者の約 8 割が SSL 登録フォームを利用 されたため、登録情報がそのまま CSV データとして管理できました。 参加者の住所氏名はじめ、登録情報が自動的にエクセルに書き込まれて いるため、非常に効率的に参加者リスト、研究発表者リストを作ること ができました。さらに、ウェブサイトのページの更新作業も簡単にでき るため、シンポジウムや研究集会等の内容を随時更新し、最新情報を公 開できるようになりました。大変良かったと思っています。 4.構築にあたっての要望 SSL を使った参加者の登録フォーム、お問い合わせフォームの設置に加 え、非公開スペースに、日誌、TODO、ファイルフォルダ機能のある「事 務局の部屋」を作ってもらいました。本大会の運営は、実行委員会を組 織し、筑波大学のみならず、近隣の研究機関、企業、団体に所属する 14 名の研究者が実行委員として関わっています。11 月の開催に向け、こ れから本格的な準備に入る中で、なかなか集まる機会のない委員間で情 報を共有し、円滑に作業を進めていくためにも、この「事務局の部屋」 が活用できればと考えています。 5.全般的な感想 特別なスキルがなくても、簡単にサイトの更新、編集が行えるのはあり がたいです。とにかく登録フォームには特に助けられました。本大会に は専属で関わっているスタッフがいません。実行委員も事務局もみんな 本業の傍ら、それぞれの準備作業を進めていますので、このフォームの おかげだけでも、かなりの労力が節約できたのではないかと思います。 本事例の URL: http://nc.bsys.tsukuba.ac.jp/jswtb_47_tsukuba/ 取材:2010 年 9 月 第2章 ウェブサイトにまつわる悩みや課題 第1節 学会や研究室サイトの場合 インターネットを通じて募集や意見交換を行ったり、学会への参加や 研究費の申請等がデジタル化されたり、ということが、今では研究や学 会活動というカテゴリにおいても当たり前となりました。すでに自分自 身がネット上で情報収集したり、申込を行ったり、ということはほとん どの方ができるようになっていることでしょう。 しかし、組織の広報担当者となって、自ら参加者の募集を取り仕切り、 研究成果のアウトリーチのためにウェブサイトを使いこなせるかとい うとこれは全く次元の違う問題です。メンバー同士のグループウェアを 構築しなければいけない立場であれば、数あるシステムの中からどれを 使おうかと悩むことにもなりますし、導入は自分が責任を持って行った としても、継続して誰でも使っていけるようなシステムでなければ、結 果的に無駄になってしまいます。 いざウェブサイトを新設した、あるいはリニューアルした、という後、 どのくらいの方が満足して活用できているでしょうか。「更新作業が大 変」「負担が担当者に集中する」という声があちらでもこちらでも大変 よく聞かれます。こんなものだと諦めている方も多いのかも知れません。 サイトに更新すべき情報は次々とあるのに、Web に UP するのに手間 と時間が取られ、思うように更新できない。それがストレスになってし まう。なぜでしょうか?いくつか理由が考えられます。 続きは小冊子をご請求なさってご覧下さい。 http://www.gakkai.ac/