...

第1回ウェブアクセシビリティ作業部会議事録

by user

on
Category: Documents
10

views

Report

Comments

Transcript

第1回ウェブアクセシビリティ作業部会議事録
情報通信アクセス協議会 ウェブアクセシビリティ作業部会
2009 年度 第1回議事録
日
時:2009 年 12 月 10 日(木)10 時∼12 時
場
所:情報通信ネットワーク産業協会
会議室 B/C
出席者:(敬称略・順不同)
林(顧問・慶應義塾大学名誉教授)、渡辺(部会長・東京女子大学)、
山田(東洋大学)、植木(インフォアクシア)、増井(キヤノンマーケティングジャパン)、
中根(慶應義塾大学大学院)、福田(日本 IBM 飯塚委員代理)、小林(日本電気)、
渡辺(日本電信電話)、本宮(日立製作所)、高橋(富士通デザイン)、
木達(ミツエーリンクス)、中野(日経 BP 社)、西村、野口(アドビシステムズ)、
梅垣(日本障害者協議会:記)
オブザーバ:折居(総務省)、田場(経済産業省)、木村(日本規格協会)
事務局:樋口(CIAJ)
■
部会長挨拶、配布資料の確認
■
顧問挨拶
■
構成員、オブザーバ、事務局自己紹介
*アドビ:名簿にないが構成員として追加予定
■
議事
(1)組織構成図の紹介
事務局より、組織構成図の説明
(2)作業部会立ち上げの背景説明と活動目的
<部会長説明:詳細は配布資料参照>
・INSTAC の WG は 2008 年末改正原案を JSA に提出し終了した。
早ければ 2010 年の 5-7 月頃には発行。
・WCAG 2.0 と国際協調したため、良い点(テスタブル、技術非依存)も継承したが、
同時に問題点(達成基準がわかりづらいなど)もある。
・実装を助けることが必要。技術情報の提供が必要。
JIS 解説書が必要 (Understanding WCAG 2.0 相当)
JIS 実装方法集 (Techniques)
テストファイル(評価ツール用)
Accessibility Supported のためのテストファイル
(実装方法の確認、UA、AT の機能の確認)が必要
・調査が必要
支援技術
・評価ツールが必要
実装チェックリスト
手順のモデル
・JWAC ですでに作業してきたが、これらをそのままこちらに持ってきた。
技術文書は JWAC と分離して活動する。
X8341-3 改訂版の理解と普及を促進する
・目的
1) 資料作成と公開
2) その他の活動
折居:この活動をみんなの公共サイト運用モデルの改訂に反映していきたい。
田場:X8341-3 改正版は、来年 5 月か 6 月の予定。
田場:質問ですが、活動はフリーで一般公開される?
部会長:はい。
(3)今年度の活動内容
部会長:
・文書の著作権に注意を払いながら、公開していきたい。
渡辺 NTT:
解説書について(詳細は配布資料)
・技術資料の整備が目的である。JWAC で進めてきた。
ボランティアベースで進めてきた。Understanding WCAG 2.0 の翻訳を進めてきた。
JIS 独自の文書も加えて公開していきたい。
・課題:どの程度 JIS の内容を加えるか?作業者、原作者の著作権について議論が必要。
部会長:JIS 解説は公開して良いか?
田場:任意の扱いなら問題ない。
林:アクセシビリティの定義は?
山田:8341-1 は障害者だけを対象にしていない。広く高齢者なども広く含む、一時的な
障害、環境なども含めている。WCAG 2.0 は障害者よりだが、より多くの人に
役立つのではないか。
林:健常者の考え方で進めるのはよくない。
山田:各 JIS を作るときに、作成作業のプロセスで障害者等に参加してもらっている。
作成途中の案を公開して、レビューにかけている。WCAG 2.0 でも、障害者が
多く含まれている。
部会長:アクセシビリティについて説明。
林:気になるのは、とかく書類上でものができてくる。
実質的に役に立つ形で進めていただきたい。
部会長:今年度は制作者に焦点を当てています。来年度以降、さらに進めていきたい。
植木:実装方法集について説明する。(詳細は配布資料)
・解説書からさらに進んでどう実装すればいいかを示している文書。不適合事例も含む。
・今年の 7 月から作業、植木、本宮が監修。
・A に着手し、ほぼ終了、監修は 50%の進捗。
・10 月より AA,AAA に着手、翻訳は年明け、2 月中に監修。
・原文に問題がある場合には、WCAG に送信している。
・公開時の著作権調整が必要。
・含まれるリンクは日本語版があればそれを参照する予定。
・公開時のデザインで WCAG のものを流用するかどうか。
・日本語訳にするのか、JIS 実装方法集にするのか?
・Flash、PDF のテクニックもやがて追加される。
高橋:テストファイルの説明をします。(詳細は配布資料)
・デジタルデータを作成している。
・各社が持ち出しで参加している。
部会長:AS 情報については着手出来ていない。
渡辺 NTT:試験方法について説明します。(詳細は配布資料)
・実装チェックリスト、作成手順(ルール)、例、記入ガイド。
梅垣:URL はパーマネントか?
事務局:大丈夫だろう。
植木:UP するときにチェックするか?
事務局:しない。
部会長:できるだけパブリックコモンズで行く。
部会長:デザインは改めて考える。公開は、3 月末頃に成果として公開する。
出版後もアップデートしていく。
植木:3 ヶ月しかないので早く。
部会長:翻訳版と JIS ばんをどうするか?
植木、渡辺 NTT・・:翻訳版と 2 段階である。
部会長:今年度はまずは翻訳版を出す、来年度 JIS が出てから JIS の文書を出すという
結論。
CGI の件は、サンプルコードだけを提供する。サーバーで CGI は動かさない。
植木:AS 検証には、テストファイルの検証手順と判定基準も書いてある。
一部評価の難しいところがある。
植木:シングル A で AS を進める。
(4)来年度の活動概要
・委員会に格上げしたい。予算。
・みんなの公共サイトのモデルに付いて意見交換して推進していこう。
(5)連絡事項
NPO 法人
ウェブアクセシビリティ普及協会の説明(山田オブザーバ)
Fly UP