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江戸桜ルネッサンス 〜夜桜うたげ

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江戸桜ルネッサンス 〜夜桜うたげ
PRESS RELEASE
2014年2月17日
株式会社エイチアイディー・インターアクティカ
昨夏 50 万人を魅了した日本橋・夏の風物詩「アートアクアリウム」の木村英智が新たに手掛けるアート展覧会
3 月 7 日、日本橋は桜満開に!伝統の技を現代アートで昇華した新感覚の花見体験
江戸桜ルネッサンス
よ ざくら
&夜桜うたげ
3 月 7 日(金)~3 月 30 日(日) 日本橋三井ホールで開催
この度、日本橋三井ホール(所在地:東京都中央区日本橋室町)にて、3 月 7 日(金)から 3 月 30 日(日)までの期
間、「日本橋室町東地区開発計画」完了に先駆け、日本橋文化を先行して発信する展覧会『江戸桜ルネッサンス
&夜桜うたげ』を開催いたします。
『江戸桜ルネッサンス&夜桜うたげ』は、「アートアクアリウム」という独自の分野を確立させ、日本橋を中心に全国各
地で「アートアクアリウム展」を開催するアートアクアリウムプロデューサー木村英智(きむらひでとも)が新たに手掛ける
展覧会です。木村は、江戸の時代、街道の起点として日本橋に集まり花開いた文化に、現代アートを融合させ、新た
な魅力を創造し、今の日本橋に甦らせることで、日本本来の美意識や素晴らしさを人々に再認識してもらうことに挑
戦し続けています。本展覧会では、アートアクアリウム最新作も含め、木村の新たなる試みを存分に展開いたします。
今回、木村が挑戦するテーマは“花見” 。
本物の桜の花は一輪も用いず、それでいて、桜の美しさを五感で堪能できる全く新しい花見体験をお届けします。
『江戸桜ルネッサンス&夜桜うたげ』は、江戸時代の日本
橋の歌舞伎者の屋敷で開催される花見をモチーフにお届
けいたします。江戸時代、日本橋には五街道を通じて、日
本各地から最高峰の伝統工芸や文化が集まり、当時の日
本橋の有力者や豪商は、それらを披露し、愛でることをス
テイタスとしていました。
本展覧会は、五街道の中でも最も古い「東海道」にフュー
チャーし、日本橋と関係の深い京都と三重の伝統工芸が
一同に会場に集結いたします。日本が誇る“着物”、“織
物”、“硝子細工”、“和紙”、“陶器/漆器”などを、最新の
アートの技で演出することで桜満開の様子を表現し、日本
橋にいち早く、桜咲く季節を到来させます。
また、“和菓子”、“お茶”、“日本酒”など、日本の食文化も
新しいスタイルで披露します。
期間中は毎日 19 時から、ドリンクを飲みながらゆったりと夜
桜を鑑賞できるエンターテイメント性の高い大人の空間「夜
桜うたげ」を開催します。
会場内には、「夜桜 BAR」が登場。日本酒の種類も豊富に
取り揃えており、京都・三重の日本酒をご注文頂いた方は、
江戸切子のグラスでお楽しみいただける特典付きです。ま
た、京都の老舗 京つけもの「大安」のお漬物をおつまみに
お楽しみいただけます。さらに、週末は現代と伝統の新旧・
豪華アーティストのスペシャルライブを予定しています。
【報道関係者からのお問合せ先】
株式会社プラップジャパン 町田、江川
TEL:03-4580-9103 FAX:03-4580-9129
E-mail:[email protected] (町田)/[email protected] (江川)
1
※作品名は全て仮称です
展覧会ストーリー
ある日。江戸の有力者の家に、江戸で歌舞伎者と名を馳せる男から招待状が届く。
招待状には、「私の屋敷で、江戸で最も早い花見を開催致します。是非、お越しください。」との文面が。
3 月初旬に江戸で花見とは気が早いと思い、半信半疑でその男の屋敷を訪れてみると、
「庭にある桜はまだ咲いていないが、屋敷の中に桜が咲き乱れている」と屋敷の主人が言う。
この歌舞伎者、今度は一体何を歌舞くつもりなのか、と疑いながら、屋敷に足を踏み入れると・・・
回廊にずらっと並べられた着物には全てに桜の柄があしらわれており、更に進んでいくと、
切子や和紙、友禅など、日本の美を代表する品々に様々な趣向が凝らされ、
まるで桜が満開となったかのようである。
そこは、まさに江戸で最も美しい、アートな花見の世界が広がっていた・・・。
展開予定
■アートアクアリウム最新作「江戸桜リウム」
木村の真骨頂となる最新作のアートアクアリウム作品「江戸桜リウム」が登場。
通常の「アートアクアリウム展 金魚シリーズ」では見ることができない、『江戸桜
ルネッサンス』限定の特別作品です。
「江戸桜リウム」は、江戸切子のグラス約 1,000 個から成る高さ約 2.5m、直径
約 4mの巨大“江戸切子シャンデリア”と水面に舞い散った桜の花弁をデザイ
ンした作品“サクラリウム”からなる複合作品です。“サクラリウム”には、桜錦や
桜琉金、桜和金など、桜にちなんだ品種の金魚が優雅に泳ぎ、桜が舞い散る
様子を表現しています。江戸切子の本来もつ美しさを存分にお楽しみいただ
ける作品です。
「江戸桜リウム」最大の見所は、照明演出により、“江戸切子シャンデリア”や
“サクラリウム”、そして、作品奥の壁面に埋め込まれた江戸切子が施された
硝子までもが桜色に染まる瞬間です。豪華絢爛でありながら儚い満開の桜を
表現します。
「江戸桜リウム」イメージ
■江戸切子の花吹雪
江戸時代に栄え、東京都指定工芸品である硝子細工「江戸切子」の技を使
い、精巧な硝子の桜の花びらを 1,000 枚制作。これらの硝子細工とプロジェク
ションマッピングなどの最新の演出技術を駆使し、満開の桜の木が風に吹かれ、
桜の花びらが吹雪のように舞い散る様を表現します。
伝統工芸の技と最新映像の技が融合して生まれた、幻想的な美しい映像イン
スタレーションをお楽しみ下さい。本作品の前にある畳のステージでは、伝統
芸能も披露される予定です。
「江戸切子の花吹雪」イメージ
■着物が織り成す桜並木
日本の美を代表する着物。桜柄で構成される着物を集め、古くは江戸時代の
着物から現代の一流作家が手掛けた着物までを網羅して回廊に展示し、ライ
トアップすることで、桜並木を出現させます。
中でも、江戸時代の桜柄の着物 3 点は、非常に希少価値が高い作品です。
江戸時代中期までは、花見は、桜より早く開花し、咲き誇る期間が長い梅を愛
でる文化が主流であったためです。尚、昨今、桜の代表とされる「ソメイヨシノ」
は、江戸時代末期に出現し、日本全国に広まった歴史があります。
「着物が織り成す桜並木」イメージ
■影絵によるお花見
三重県鈴鹿市指定の伝統産業であり、重要無形文化財指定の「伊勢型紙」
を使い、影絵を生み出すアート作品。伊勢型紙は、江戸小紋等の型染めに
用いられてきました。伊勢型紙の中でも、明治時代から昭和時代初期の桜
柄の型紙だけを展示し、型紙に光を投射することで、様々な種類の桜が浮
かび上がります。
一風珍しい、モノクロのお花見をお楽しみください。
「影絵によるお花見」イメージ
2
※作品名は全て仮称です
■手漉き和紙の桜回廊
お
づ
わ
し
江戸時代より 360 年続く日本橋の和紙問屋「小津和紙」より、京都で
制作された桜柄の高級手漉き和紙を集め、桜が咲き乱れる空間を
演出します。色鮮やかな桜が咲き誇り、日本の春の訪れを感じさせ
てくれる作品です。
「手漉き和紙の桜回廊」イメージ
■日本有数の技と美味が詰まった花見席『夜桜の間』
本展覧会のために、夜桜の絵柄の“京絞り”、“手描き友禅”、“摺型友禅”の 3 点の着物を特別にあつらえました。それぞれ
の着物の織物で壁一面を装飾した個室「夜桜の間」が、3 部屋が登場。各部屋には 1 種類ずつ、“伊賀焼”(土楽窯)や“清
水焼”(六兵衛窯)の陶器、“京漆器”(象彦)の漆器のフルダイニングセットを展示し、アート性の高い花見空間を演出しま
す。
『夜桜の間』は、19:00 以降は 1 日 6 組限定の予約制 VIP 花見席となります。作品『江戸切子の花吹雪』もご覧いただけ
る花見の一等席で、三重県の漁港から直送された伊勢海老や鮪など、とれたての様々な海産物や、京つけもの「大安」の
お漬物等のお料理を、お酒と共にお楽しみいただけます。お料理は、昼間まで展示されていた貴重なダイニングセットに盛
り付けられ、まさに京都と三重の伝統工芸・食文化を一度に堪能できる夢の空間です。
※『夜桜の間』花見席 超 VIP プレミアムチケットはセブン-イレブンのセブンチケットで限定販売予定です。
■『和菓子の間』では、情緒と趣が色濃く残る京都の老舗 3 ブランドが夢のコラボレーション
花見の席には欠かせないお茶と和菓子においても、お茶会をしながらにして、日本古来の美意識を楽しむ粋な時間を提供
おいまつ
かめ す え ひ ろ
いたします。『和菓子の間』では、本展覧会のために、京菓子司「老松」、御菓子司「亀末廣」、老舗茶舗「福寿園」の老舗 3
ブランドが初めてコラボレーション。和菓子とお茶から成るお茶席を通し、儚い季節の変化を表した旧暦“二十四節気七十
二侯”をテーマにした、オリジナルの作品を展示いたします。春が訪れるまでに季節が刻々と移り変わる様を、『和菓子の間』
にて、再認識いただければ幸いです。
かめ す え ひ ろ
おいまつ
『和菓子の間』では、「亀末廣」が干菓子で桜が咲き誇る様子を表現。「老松」は、生菓子で、本展覧会オリジナルの創作和
菓子を制作し、「福寿園」はお茶で、季節の世界観を表現します。
また、『和菓子の間』で表現された世界観を、お楽しみいただけるプレミアムチケットを 1 日 200 名様限定で販売いたします。
かめ す え ひ ろ
おいまつ
本展覧会のために京都の老舗 3 ブランドがコラボレーションしたオリジナルのお茶席セットで、「亀末廣」の干菓子、「老松」の
生菓子、「福寿園」のお茶師が手づから煎れた“お茶”が同会場内に設けられたお茶席スペースで味わうことができます。お
茶席セットは、本展覧会中に到来する二十四節気七十二侯に合わせ、5 日ごとに内容を変えてご提供いたします。
※「亀末廣」&「老松」&「福寿園」お茶席 VIP プレミアムチケットは、セブン-イレブンのセブンチケットで限定販売予定です。
<二十四節気七十二侯>
現在では四季が一般的ですが、かつて日本には、春夏秋冬を二十四の節気(立春・雨水・立夏など)に分類し、二十四節気をさらに五
日ずつ 3 つに分類し、七十二の季節に分けて「七十二侯」と呼び、季節の移り変りを感じていました。
二十四節気
七十二侯
日取り(頃)
3月6日~10日
啓蟄(けいちつ)
3月11日~15日
3月16日~20日
3月21日~25日
春分(しゅんぶん)
3月26日~30日
名称
蟄虫啓戸
(すごもりのむしとをひらく)
桃始笑
(ももはじめてさく)
菜虫化蝶
(なむしちょうとなる)
雀始巣
(すずめはじめてすくう)
桜始開
(さくらはじめてひらく)
意味
冬ごもりをしていた生きものが姿を表す頃。
桃の花が咲き始める頃。
青虫が紋白蝶になる頃。
雀が巣を作り始める頃。
桜の花が咲き始める頃。
『江戸桜ルネッサンス&夜桜うたげ』開催期間 3月7日(金)~3月30日(日)
■今の日本橋を描く現代版「熈代勝覧(きだいしょうらん)」
江戸時代の文化を語る貴重な資料である江戸日本橋を描いた長大な絵巻「熈代勝覧」が、現代の日本橋の街をモチーフ
に復活。五街道の基点となった初代の日本橋が完成して約 400 年。大規模複合開発「日本橋室町東地区開発計画」が
完了する本年、新たなスタートを踏み出す日本橋をお祝いする意味を込め、現代版「熈代勝覧」を製作いたしました。手漉
き和紙に三重県の「鈴鹿墨」を用い、サイズも長さ 12m32cm×高さ 45cm でオリジナルを忠実に再現いたします。
3
開催概要
□イ ベ ン ト 名 称 : 『江戸桜ルネッサンス &夜桜うたげ』
□開 催 期 間 : 2014 年 3 月 7 日(金)~3 月 30(日) 11:00-23:00 ※最終入場 22:30
□開 催 時 間 : 江戸桜ルネッサンス (11:00-19:00)/夜桜うたげ(19:00-23:00)
※19:00 からドリンクを片手に展示作品をお楽しみ頂けます。
※土曜日・祝前日の 19:00 以降は、スペシャルイベントを開催予定です。
※入場料金変動なし、入替なし、飲み物の注文は任意です。
※一部ご入場頂けない日時がございます。公式 HP でご確認の上、ご来場ください。
□会
□入
場 : 「日本橋三井ホール」 東京都中央区日本橋室町 2-2-1 コレド室町 5F(エントランス 4F)
場
料 : 当日料金 一般 1,000 円(税込)
□プレミアムチケット : 『夜桜の間』花見席 超 VIP プレミアムチケット
部屋料 10,000 円(税込)/1 部屋 + コース料金(人数分)
※『夜桜の間』1 室 1.5 時間貸し切り。1 日 6 組限定チケット。優先入場特典付き。
※お飲み物代は別途、料金が発生いたします。
※コース料金(入場料含む)については決定次第、ご案内させて頂きます。
※利用可能人数は、2 名~6 名、時間は 19:00~20:30、21:00~22:30 の 2 部制となります。
※プレミアムチケットは、全国のセブン-イレブンチケットで 2 月中旬より販売開始予定です。
「亀末廣」&「老松」&「福寿園」お茶席 VIP プレミアムチケット
一般 3.000 円(税込)
※1 日 200 名限定チケット。時間指定有り。優先入場特典付き。
※プレミアムチケットは、全国のセブン-イレブンチケットで 2 月中旬より販売開始予定です。
□総合プロデュース : 木村英智
□主
催 : 株式会社エイチアイディー・インターアクティカ
□企画制作運営 : アクアリウムクリエイターズオフィス
□特 別 協 賛(予定): 三井不動産株式会社、コレド室町、コレド室町2、コレド室町3
□後
援(予定): 京都府、京都市、三重県、三重県漁業協同組合連合会、名橋「日本橋」保存会
□参
画(予定): 祇園ない藤、大安、すみだ江戸切子館、老松、象彦、小津和紙、福寿園、土楽窯、
絞彩苑種田、室町京正、㈱多ち花、藤井絞㈱、浅見㈱、藤工房、㈱むつろ、
㈲村山刺繍、㈲成謙工房謙蔵、オコシ型紙商店、六平衛窯、御糸織物、桶重、
伊勢醤油本舗㈱、㈱堀口硝子
□お客様問合せ先:
TEL:03-3270-2550 (開設期間 3 月 7 日(金)~3 月 30 日(日) 10:30~20:00)
HP: http://www.edo-sakura.jp/ ※公式サイトは、2 月末日より開設予定
●総合プロデューサー 木村英智(きむら・ひでとも)
1972 年東京生まれ。「アート」「デザイン」「エンターテインメント」と「アクアリウム」を融合させる「アートアクアリウム」という世界を確立し、
六本木ヒルズにて夏季に定期的に開催されている「スカイアクアリウム」、金魚に特化し日本的な作品を集めた「アートアクアリウム展 金
魚シリーズ」は特に有名で、累計有料入場者は 250 万人を超える人気を博している。展覧会におけるインテリア、ライティング、映像、音
楽、空間構成も自らデザイン・監修し、妥協の無い拘りの作品を発表し続ける。
和をテーマにしたアートアクアリウム展を構築する過程や、ライフワークとして続けている自動車文化・街道文化との関わりの中で育まれ
ていった日本の伝統への興味を、今までに無い新しい方法で表現。本物に拘った伝統文化に現代アートを融合させ、新たな魅力を創造
し、今の時代に甦らせることで、日本の伝統文化の美しさ、素晴らしさを人々に再認識してもらうことに挑戦している。
2013 年夏からは、日本橋の街のプロデユースにも携わっている。また、デイビッド・ロックフェラーJrと取り組むセーラーズフォーザシー、
オーシャンアスリート達とのOneOceanProjectなど海洋保全を主に環境活動にも積極的に取り組んでいる。
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