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オペレーティングシステム

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オペレーティングシステム
科
目
名
学年
オペレーティングシステム I
Operating System I
5
オペレーティングシステム II
Operating System II
履修単位科目
期別・授業形態・単位数
教 員 名 舩木 英岳
前期・講義・1単位
研 究 室 A 棟 3 階(A-314)
後期・講義・1単位
内線電話 8968
e-mail:
[email protected]
科目到達レベル:□1.知識・記憶□2.理解□3.適用☑4.分析□5.評価□6.創造
【授業目的】
オペレーティングシステム(OS) の本質的な役割は,コンピュータシステムを抽象化することである。
利用者や応用プログラムから使うためのインタフェースの主要な概念や動作原理について,基礎的な事項を
理解する。実際に OS 機能を利用したアプリケーションシステムを設計する上で役立てるようにする。
【Course Objectives】
The goal of the lecture is to present the concepts, theory, techniques and implementation of operating systems that are basic software on computer systems.
【到達目標】
①.オペレーティングシステムの概念(役割,機能
③.メモリ管理,仮想メモリ,ページングに
前
後
など)について説明できる
ついて説明できる
②.プロセス管理,ファイルシステムについて
4.セキュリティ,システムの性能について説明
期
期
説明できる
できる
【学習・教育到達目標】
(H) コンピュータを技術の実践に活用できる。
【キーワード】
プロセス管理,仮想メモリ,ページング
processes management, virtual memory, paging.
【授業方法】
講義を中心に授業を進める。講義の間に,重要な
内容について適宜学生に質問して,理解しているか
どうかを確認する。また、必要に応じて時間外学習
としてレポート課題を課す。
【履修上の注意】
【定期試験の実施方法】
前期・後期とも中間・期末の2回の試験を行う。
試験時間は 50 分とする。
【成績の評価方法・評価基準】
中間・期末ともに定期試験の成績を 60%,レポート
課題(宿題を含む)を 40%とし,その合計を 100 点
満点として 評価する。また,欠席 1 回につき 2 点
の減点とする。中間・期末の評価の平均値を総合評
価とする。
到達目標に基づき,前期は,OS の役割と機能,
プロセス管理,ファイル構造についての理解力,
後期は,メモリ管理,仮想メモリ,ページングおよび
セキュリティとシステム性能の理解力についての到達
度を評価基準とする。
【授業時間】
前期:2 時間(90 分)×15 週=30 単位時間(22.5 時間)
後期:2 時間(90 分)×15 週=30 単位時間(22.5 時間)
【学習方法】
1.授業では,疑問を解決するつもりで学習する。
板書の内容はノートにとる。積極的に質問する。
2.復習し要点を整理する。
【科目の位置付け】
1.先行して履修すべき科目
ネットワーク論Ⅰ・Ⅱ
2.後で履修する関連科目
3.同時に履修する関連科目
情報システム論
【教科書・教材等】
教科書: 野口健一郎著,「IT TEXT オペレーティングシステム」(オーム社)
【参考書・参照 URL 等】
【授業計画】
期別・週
前
期
後
期
第1週
第2週
第3週
第4週
第5週
第6週
第7週
第8週
第9週
第 10 週
第 11 週
第 12 週
第 13 週
第 14 週
第 15 週
第1週
第2週
第3週
第4週
第5週
第6週
第7週
第8週
第9週
第 10 週
第 11 週
第 12 週
第 13 週
第 14 週
第 15 週
内
容
シラバスの内容の説明,オペレーティングシステム(OS)
OS の役割
OS のユーザインターフェース
OS のプログラミングインターフェース
OSAPI
OS の構成
割込み処理
★前期中間試験
入出力の制御
入出力の制御
ファイルの管理(ファイル,ファイルの編成,ファイルの操作)
ファイルの管理(ディレクトリ)
プロセスとその管理
スレッド
マルチプロセッサ
★前期期末試験
前期期末試験返却,到達度確認
シラバスの内容の説明,多重プロセス(プロセスの生成と消滅)
多重プロセス(プロセス間の同期機能:事象の連絡)
メモリの管理(メモリ資源)
メモリの管理(メモリ領域の確保・解放機能)
仮想メモリ(仮想メモリの概要)
仮想メモリ(アドレス変換)
仮想メモリ(ページング)
★後期中間試験
ネットワークの制御(オペレーティングシステムとネットワーク)
ネットワークの制御(クライアント・サーバ方式)
セキュリティと信頼性
システムの運用管理
オペレーティングシステムと性能
オペレーティングシステムと標準化
教育用コンピュータシステムを用いた演習
到達目標
教科書参照ページ
①
①
①
①
①
①
①
1-7
8-17
19-28
29-32
33-39
41-44
45-52
①
①
②
②
②
②
②
53-56
57-65
67-75
76-81
83-88
89-94
95-98
③
③
③
③
③
③
③
99-108
109-115
117-123
124-147
149-137
138-140
141-147
③
③
4
4
4
4
4
149-155
156-162
165-177
179-186
189-200
201-209
★後期期末試験
後期期末試験返却,到達度確認
【学生へのメッセージ】
オペレーティングシステムの概念(役割,機能など)を説明した後,オペレーティングシステムを
理解する上で重要となるファイルシステム,プロセス管理,メモリ管理,仮想メモリと,近年,重要性
が増しているオペレーティングシステムにおけるネットワーク機能,セキュリティ機能について説明
する。OS の概要を理解することで,よい利用者,あるいはよい管理者に育ってくれることを期待して
いる。また,機会があれば,様々な OS を使い,理解を深めて欲しい。
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