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Amway Japan Limited
Amway Japan Limited CSR REPORT 日本アムウェイ株式会社 CSR レポート TOPIC 01 西表島∼日・中・韓 クリーンアップ活動 TOPIC 2008 年第 4 回スペシャルオリンピックス 02 TOPIC 03 日本冬季ナショナルゲーム・山形を支援 長野県蓼科高校ジャズクラブ(スウィングガールズ) 海外公演をサポート TOPIC 04 One by One アワード TOPIC 05 アムウェイ・クリーンアップ 1 Vol. TOP 002 MESSAGE Amway Japan Limited アムウェイがアメリカで創業して以 ランティア活動を通じ、約 6 万 8 千人 来 50 年、私たちは人々により良い製 のこども達を支援してきました。ここ 品とビジネスチャンスを提供すべく、 日本においても、 「One by One こど さらにはいかに地域社会により貢献で も基金」をはじめ、さまざまな文化、 きるかを考え、常に最善の努力を尽く 環境、人々を支援する活動を展開して してきています。創業時からその理念 います。 はアムウェイ全社に引き継がれ、現在 この度、そのようなアムウェイの社 では 58 の国と地域でさまざまな社会 会貢献活動情報を皆さまにお知らせす 貢献活動を行うに至っています。 べく、CSR(企業の社会的責任)レポー 2003 年からはサポートを要するこ トを制作する運びとなりました。今後 ど も 達 を 支 援 す る た め の「One by も企業、団体、そして個人に社会貢献 One こども基金」活動に取り組んでお 活動の輪が広がり、より一層素晴らし り、これまでの 5 年間で約 3 億 7 千万 い社会に発展していく力添えができる 円の基金を集め、約 6 万 8 千時間のボ ことを願っています。 CSR REPORT 日本アムウェイ株式会社 代表取締役社長 ジョン・パーカー 003 TOPIC 01 西表島∼日・中・韓 クリーンアップ活動 国をまたぐ西表島の漂着ゴミ問題に アムウェイの国際ネットワークで取り組む 現状を知ってもらえたことは、大きな第一歩にな 手付かずの大自然を満喫できる、西表島。天然 場所は、島民だけではクリーンアップを実施す の範囲を約 2 時間かけて清掃した結果、なんと畳 記念物のイリオモテヤマネコや亜熱帯植物マング ることが難しかった、島の中央を流れるユツン川 半畳のスペースに積み上げた場合、80m もの高 ローブなどが生存し、島全体が国立公園に指定。 河口付近の海岸に設定。社員 77 人やディストリ さになる量のゴミが集まりました。とはいえ、ゴ 海底が鮮明に見えるほど透明な海やサンゴ礁が、 ビューターによるボランティアをはじめ、慶応義 ミを根本的に減らすためには、海を共有する一人 観光客の目を楽しませています。 塾大学や韓国、中国の大学院生、NGO や地元民 ひとりの意識改革が必要です。 その一方で島民が頭を抱えているのがゴミ問 など、138 名がゴミ拾いに励みました。 「環境問題は一人ひとりができることを地道に 題。海を越えて韓国や中国から流れてくる漂着ゴ 今回の清掃活動に対し、地元で 30 年以上、島 取り組むことが肝要。とくに今回、日・中・韓 3 ミが深刻な状況です。次々に浜に流れ着き、さら の観光ガイドを務める西表島バナナハウスの森本 カ国の学生が関わったことはとても有意義なこ に風によりマングローブの奥にまで漂着ゴミが入 孝房さんは、規模や費用、システムの面で個人で と。素晴らしい経験でした」と参加した自民党衆 り込み、生態系にも悪影響を及ぼしています。 は対処しきれず、憤りを感じていたそうです。 議院議員の西銘恒三郎氏。 りました」と評価しました。 全体を 7 つのチームに分け、それぞれ約 20m この問題を目の当たりにした登山家・野口健さ 「個人でゴミは拾えても、処理やリサイクルなど 日本アムウェイは、西表島での活動を 1 回で終 んの呼びかけにより、今年 3 月、西表島でのクリー のシステム作りに行政の力は必須。今回、竹富町 わらせることなく、長期的かつグローバルに継続 ンアップが実現したのです。 長や国会議員、また 3 カ国の学生が参加し、島の していきます。 概 要 日本アムウェイが取り組む「アムウェイ・クリーンアップ」活動の延長として、登山家・野口健さんと、沖縄・西表島北部の海 岸の清掃活動を実施。日・中・韓、各国の学生やアムウェイ・ボランティア、地元民など多くの人が参加し、活動を行いました。 回収したゴミの分析結果は、東シナ海の漂着ゴミの研究に役立てられます。 日時 3 月 1 日(土) 回収・分析作業 2 時間、集積作業 2 時間 ゴミの種類 漂着ゴミ(発泡スチロール、漁具、ペットボトルなど) 実施場所 沖縄県八重山郡竹富町西表島ユツン川河口付近海岸 160m ∼ 170m 回収したゴミ量 1 立方メートルのフレコンバック 80 袋分 + ドラム缶 2 つ分 参加者数 138 名 004 Amway Japan Limited 01 漂着ゴミに歯止めをかけたい ! 野口健さんと協働 CSR REPORT は、島の奥にどんどん流れ込みます。島がゴミで 02 ネットワークを生かし 日・中・韓が協力して活動 固められていく現状をなんとかしたいと思う一 西表島の漂着ゴミのほとんどは、韓国や中国、 方、漂着ゴミには外国からのものが多く、政府機 台湾からのもの。東シナ海、つまり日・中・韓が 関では国際関係が絡みスムーズな実行が難しい。 関わっており、単独での解決は不可能です。3 カ そこで、国際ネットワークを持ち、かつ清掃活動 国が一丸となって取り組まなくては、どうにもな を積極的に行っている日本アムウェイに野口さん らない問題です。そこで日本アムウェイが、以前 から提案があり、今回の実施に至りました。 から交流のあった慶応義塾大学専任講師の神保謙 氏に協力を仰いだ結果、韓国の延世大学大学院、 中国の復旦大学大学院の学生、3 カ国による参加 が決定。それぞれの国からの参加者が、漂着ゴミ 「アムウェイ・クリーンアップ」に数年前から 参加していた登山家・野口健さん。西表島を訪れ 野口健 問題の深刻さを身をもって実感する機会となりま た際、 現地のガイドに案内された島北部の海岸で、 1973 年アメリカ・ボスト ン生まれ。1999 年「7 大陸 した。延世大学大学院修士課程 2 年のイ・ミジョ 漂着した大量のゴミの存在を知りました。潮流の 最高峰世界最年少登頂記 録 」を 25 歳 で 樹 立。 エ ベ レストや富士山での清掃 活動をはじめ、シェルパ 基金設立など、社会的な 活動に積極的に取り組む。 ンさんは「想像以上に中国と韓国のゴミばかりで 関係で冬はゴミが島の北部に流れ、夏は南部に流 れ着きます。観光客の多い南部に比べ、北部は道 も悪くゴミの回収が困難でした。放置されたゴミ ショックを受けました」と率直に語り、 「韓国か ら西表までゴミが来ていることを知らない人も多 いはず。身近な人から伝えていきたい」と参加の 感想を述べました。また、復旦大学大学院修士課 03 離島だからこそ、回収から処理までトータルに支援 なぜ大量のゴミが、長期間にわたり海岸に放置 ありました。そこで日本アムウェイは、人材面だ されていたのでしょうか。そこには西表島の地理 けでなく、 最終処分までの費用約 230 万円も負担。 的な要因が深く関わっています。離島であること 海岸に集めたゴミを、環礁林が茂る急な斜面を と、ゴミ焼却施設がないことなどから、処分する 通って、ボランティア達とバケツリレー方式で道 には石垣島まで船でゴミを運搬せねばなりませ 路に待つ業者の元に搬送するなど、ゴミ回収だけ ん。漂着ゴミは産業廃棄物扱いとなるため、業者 にとどまらず、業者への受け渡しから処分に至る を手配する必要があり、 莫大な費用がかかります。 まで、責任を持って活動を行いました。 程 2 年の朱哲 さんも「漂着ゴミは全世界共通の 問題」と、今後の取り組みに高い関心を示してい ます。 役所がゴミを処理することがとても困難な状態に 04 メディアを通して問題を提起し、広がりのある活動へ 成功を収めた今回のクリーンアップ活動。参加 した自民党の西銘恒三郎議員、島尻あい子議員、 橋本岳議員などの呼びかけもあり、 沖縄タイムス、 八重山毎日新聞などの地元紙をはじめ、全国紙の 産経新聞や毎日新聞でも取り上げられました。ま た、4 月 10 日発行の東京都内で 10 万部発行のフ ■ 掲載メディア 新聞 琉球新報(1/27) 八重山毎日新聞 (1/27、3/2、3/3) 沖縄タイムス(3/4) ※ 産経新聞(3/26) 毎日新聞(3/29) 雑誌 メトロポリターナ 4 月号 わしズム 2008 春号 TV 琉球放送「News ライブ」 (3/2) 琉球朝日放送「ニュース」 (3/2) リーペーパー「メトロポリターナ」にも大きく掲 WEB 05 漂流・漂着ゴミ研究を 後押しする調査結果 載。その他、琉球放送の番組「News ライブ」でも 衆議院議員 西銘恒三郎公式サイト 活動の様子 島尻あい子活動レポート 野口健公式ブログ 慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス HP 7 チームのうち 1 チームが、 JEAN/ クリーンアッ 組んでいかなくては解決できない問題です。今後 プ全国事務局の小島あずささんの指導のもと、4 も PR 活動を積極的に行い、西表島をはじめとし 種類のゴミをカウント。幅 18m、距離 20m のエ た全国のゴミ問題を世間に知らせることで、人々 リアから、ウキなどの漁具が 382 個、ライター の関心や行動を喚起していきます。 取り上げられるなど、多くのメディアの注目を集 めました。ゴミ問題は、世界の一人ひとりが取り ※ 3 月 26 日の産経新聞では、 「美しい海を取り戻すために」の 「大切なのは“ゴミを 見出しで、1 面全面を使用して紹介。 出さない”意識改革」であると、「日中韓の 3 カ国それぞれ の国民一人ひとりが、漂流・漂着ゴミの問題を知る」こと の重要性を訴えました。 が 23 個、飲料用プラスチックボトル 509 個、飲 料用キャップ 57 個を回収されました。中国や韓 国からのゴミがほとんどでした。ライターには店 06 今後の取り組みに、地元・竹富町長も期待 の住所などが書いてあるため発生源が特定でき、 今回の舞台となった西表島のある竹富町の大盛 られていることに心から敬意を表します。『人と 漂着ゴミを調査する上で貴重な資料になります。 武町長からメッセージをいただきました。 人とのつながりを広げていく』アムウェイの基本 調査データは、小島さんが鹿児島大学と行ってい 「ゴミを拾うだけではなく、分別や分析を行い国 理念を大切に、今後も地球環境の保全活動に積極 る、環境省の実験に活用されます。 際機関に報告し、統計や今後の取り組みに役立て 的に取り組まれることを大いに期待しています」 005 TOPIC 02 2008 年第 4 回スペシャルオリンピックス 日本冬季ナショナルゲーム・山形を支援 知的障害のある人への 理解と交流の場を提供 「スペシャルオリンピックス(SO) 」は、知的発 達障害のある人(アスリート)のスポーツ大会。 日本アムウェイは、アスリート達のスポーツ参加 が、健康の増進だけでなく、才能や技能の強化、 感情面の成長、そして何よりも家族や他のアス リート達との心の交流を育むと、日本での主催団 体「スペシャルオリンピックス日本(SON) 」をサ ポート。資金提供やアムウェイ・ボランティアの 派遣を行ってきました。 今年 3 月に開かれた全国大会「2008 年第 4 回ス ペシャルオリンピックス日本冬季ナショナルゲー ム・山形」へも、知的発達障害者への理解と、彼 らの社会参加を促進するため、多くのディストリ ビューターがボランティアとして積極的に参加。 会期中に開催する「体験プログラム」や「選手団交 流会」の運営を支援しました。 渡邊浩美さん。また、開会の 1 カ月前から選手の うことで、初めての人々に出会い、地域を超えた また今回の大会の主幹支部となった SON・山 ID カードや備品などの準備を行うなど、アムウェ 仲間達とのネットワークを構築する、またとない 形は、2006 年に設立されたばかりの新しい機関 イ・ボランティアの真摯な姿勢は、多くの関係者 機会にもなります。事実、イベント終了後、ボラ で、経験も少なく、地元からの人的支援を受ける から賞賛されました。 ンティアと今後も連絡を取り合う約束をした参加 のが困難な状況にありました。そんな中、日本ア さらに会期中の体験プログラムの運営について 者の姿もありました。障害をものともせず競技に ムウェイのボランティアは、大会の準備や終了後 も、アスリートとボランティア、両者一体となり、 参加するアスリートの様子がボランティア達に大 の処理にも自主的に携わりました。 よい雰囲気を作り出していたと言います。 きな感動を与えたのと同様、彼らにとってもボラ 「使用した備品を数えたり、参加支部に発送し 「ボランティアの方々に、アスリート達がある ンティア達との思い出が、社会参加への一歩を踏 たり、意外に大変なのが大会終了後の作業です。 程度自分でできることがあることを知ってもらえ み出すきっかけにもなっているようです。 アムウェイ・ボランティアの方々が最後まで残っ るなど、相互理解が図れ、またアスリート達には、 来年は、米国(アイダホ)で SO 冬季世界大会が てくださったおかげで、閉会後から運営委員会解 開かれた社会に触れる貴重な場となりました」 開かれます。アスリートの目はそこに向いていま 散まで 3 ∼ 4 カ月かかるところ、今回は 2 ∼ 3 カ なじみのないスノーシューイングという競技を す。日本アムウェイは、今後もアスリートが活躍 月ほどに短縮することができました。本当に助か 初めて体験するアスリートや、大会の応援に来た できるようサポートを行い、またボランティアの りました」とコメントするのは SON 事務局長の 地元養護学校の生徒達。彼らがひとつの大会に集 交流の場を作り続けていきます。 概 要 「2008 年第 4 回スペシャルオリンピックス日本冬季ナショナルゲーム・山形」に向け、アムウェイの登録会員(ディストリビュー ター)や社員などからなるボランティアチームを結成。大会の応援や、会期中に開催する「体験プログラム」および「交流会」の 運営を支援しました。 ▶ 体験プログラム ▶ 選手団交流会 日時 日時 3 月 8 日(土)19:00 ∼ 20:00 3 月 8 日(土) 14:30 ∼ 16:00 実施内容 スノーシューイング 実施内容 お楽しみ会(アクセサリー作り、ペンシルバルーンコーラス) 目的 SO のスポーツの模擬プログラムを体験してもらうとともに、 目的 全国から参集するアスリート、コーチ、ボランティア同士が直 接触れ合い、お互いの気持ちを分かち合い、楽しい思い出と多 くの友達を作る機会を提供する。 参加者数 450 名(アスリート、コーチ、団長、副団長、 実施会場 紀州鉄道ホテル蔵王 コーチ、家族、ボランティアとの交流を行う。 ゲスト講師 元 WNBA 選手 アテネ五輪女子バスケットアシスタントコーチ・萩原美樹子氏 アルベールビル五輪スピードスケート 1000m 銅メダリスト・宮部行範氏 参加者数 26 名(スノーシューイング初体験の SO のアスリート、 SO のプログラムに参加していない知的発達障害のある人達) 実施会場 蔵王温泉スキー会場 唐松コース側総合グラウンド 006 ボランティアも含むスタッフ) Amway Japan Limited CSR REPORT 01 「One by One こども基金」として山形での初イベント 02 ボランティアが 体験プログラムと 交流イベントを運営 今回のイベントは、 「One by One こども基金」 また、体験プログラムに参加した現地の養護学 にとって、 初めて山形県で行う事業となりました。 校の生徒達にとっても、普段なかなか経験するこ 前例がない場所ながらも、ボランティアをやって とのできないスポーツを体験することができまし みたかったという地元のディストリビューターが た。それだけでなく、プログラム参加者、ボラン たくさんおり、イベントの告知に対し、山形県を ティアの双方に今までにない交流の場を提供する はじめ仙台などの他県から、約 70 名ものディス こ と が で き ま し た。 日 本 ア ム ウ ェ イ「One by トリビューターやその家族などが参加。支援する One こども基金」にとっても、山形県に活動を広 アスリート達を超える人数が集まりました。 げるための、貴重なチャンスになりました。 03 スペシャルオリンピックス初の東北地方単独開催 7 競技で技を競い、交流を深める 「2008 年スペシャルオリンピックス日本冬季ナ 競技で、それぞれの技を競い合いました。 ショナルゲーム・山形」は、2009 年に米国はア イダホ州で開催される「スペシャルオリンピック ス冬季世界大会」への出場選手の選考も兼ねて、 山形県で 3 月 7 日∼ 9 日の 3 日間にわたり行われ ました。今大会は、SO の活動が日本で始まって 以来初の東北地方での単独開催で、テーマは「樹 氷の様に光り輝け この感動 この友情」 。全国 32 都道府県から、アスリート 566 人を含む 896 人の選手団が参加。蔵王温泉スキー場などを舞台 に、アルペンスキーやフィギュアスケートなど 7 ボランティアとして参加したディストリビュー ターとアムウェイ社員で、体験プログラムや選手 06 「有意義な活動」80 % 「今後も参加したい」94% 体験プログラムでは、元プロスポーツ選手の萩 で 04 「体験キャラバン」 知的発達障害のある人 たちへの支援を スペシャルオリンピックス(SO)でのボラン 原美樹子氏(バスケットボール)や宮部行範氏(ス ひとりでも多くの人の競技参加と、彼らに対す ティア活動は、イベントの運営の手伝いやアス ピードスケート)を講師に招き、地元養護学校の る社会の理解を促進するため、日本アムウェイは リート達の交流の場の促進だけでなく、ボラン 生徒達など 26 名にスノーシューイングの体験の 1998 年よりスペシャルオリンピックス日本のサ ティア自身にとっても有意義な機会です。 場を提供。彼らへの伴走や、ペアを組んでチーム ポートを開始。これまで、のべ 2000 人を超える 今回の参加ボランティアを対象に行ったアン ごとにリレーゲームの開催をしました。 ボランティアを派遣してきました。 ケートでは、 「知的発達障害のある人と触れ合う 交 流 会 に は、 約 また、2005 年の長野世界大会以後高まったス ことで理解が深まった」 「アスリート達との接し 300 人のアスリート ペシャルオリンピックス(SO)への認知度をさら 方を教えてもらい、壁を作っていた自分を知った」 が参加。フェイスペ に高め、より多くの知的発達障害のある人の参加 といった意見が目立ちました。また、 「もっと地 インティングや、地 を目的に、 2006 年から「One by One こども基金」 域の方々への PR が必要」 「スタッフの人数を増や 元の音楽グループと と共催で「スポーツ体験キャラバン」を実施。大 すべき」など、運営面への意見もあり、真剣さが の演奏を楽しんでも 会の会期外に行う大会の体験イベントで、年に数 伝わってきました。 らうなど、参加者同 回、日本各地で行っています。今年は神奈川(サッ 今後も日本ア厶ウェイの社会貢献活動に参加し 士が盛り上がれるよ カー)と福岡(バスケットボール) 、鹿児島(バトミ たいと 94% が回答。日本アムウェイでは、これ うなイベントを行い ントン)で行う予定です。このキャラバンでも、会 からも社員やディストリビューターに社会の一員 ました。 社と地元ディストリビューターがサポートします。 としての責任を果たす機会を提供していきます。 団交流会の実施を中心としたイベント運営を支援 しました。 05 スペシャルオリンピックスの取り組みに全国紙も注目 大会を重ねるごとに規模が拡大し、注目度も高 ノーシューイング」という記事を掲載するなど、 まっているスペシャルオリンピックス。今回の山 全国紙でも取り上げられました。 形での大会も注目度は高く、述べ 117 社 210 名 ■ 掲載メディア 新聞 朝日新聞(3/9) 読売新聞(3/9) のメディア関係者が現地入りしました。大会の模 様は、読売新聞が「選手でなくても競技体験 ス ※このほか、大会期間含む 5 日間に全国各地で 75 回記事にな りました。 007 TOPIC 03 長野県蓼科高校ジャズクラブ(スウィングガールズ) 海外公演をサポート ワシントン D.C.「全米桜祭り」で 女子高校生がジャズを演奏、日米友好親善交流に貢献 同じ人間であることを、両国の人々が改めて実感 日本アムウェイは、日米文化交流支援の一環と た。「全米桜祭り」は、70 年以上の歴史を誇る日 企画です。日本アムウェイがこのような日米友好 して、長野県蓼科高校ジャズクラブの海外公演を 米文化交流の草分けともいえる催しです。その舞 関係を作る上で大きな支援をしてくれたことに ワシントン D.C. で バックアップ。今年 3 月に米国、 台で、全米の大学ジャズ界でトップの実力を誇る もっとも感銘を受けました」と大絶賛。同教授に 開催された「全米桜祭り」への参加を支援し、米 HUJE と共演することは、非常に名誉あること。 は、「全米桜祭り」のオープニングやケネディセ 国人との交流や現地の日本文化への理解を促す活 オープニングセレモニーの幕開けに HUJE がジャ ンターでの演奏の実現に尽力いただきました。 動を行いました。 ズ用にアレンジした日本の曲「かあさんの歌」な そのほか、在米日本大使館日本広報文化セン 蓼科高校ジャズクラブは、現役の高校生と卒業 どを、HUJE と一緒に演奏。また、開会前のファ ターでも演奏する機会を得るなど、今回の一連の 生の 30 人以上からなるジャズバンドで、2004 年 ミリーイベントでは、30 分間にわたり単独演奏 活動を通じた日米文化交流促進への貢献を、両国 のヒット映画「スウィングガールズ」のモデル校 を披露しました。 から高く評価されました。 のひとつです。2007 年に日本アムウェイが招へ 米国が誇る文化のジャズを一生懸命に習得し、 大成功に終わったこの日米文化交流活動。今回 いした米国ハワード大学ジャズアンサンブル 見事な演奏を成し遂げた日本の少女達。楽しそう のワシントン D.C. 滞在により、蓼科高校のジャ にジャズに耳を傾ける現地の人々や、プロ並みの ズメンバー達が学んだことは計りしれません。こ 日本アムウェイは、「全米桜祭り」でも HUJE 実力を持つ HUJE のメンバー…。お互いのジャズ れからも日本アムウェイは、異文化間の懸け橋と とスウィングガールズとの共演をアレンジしまし に対する思いに、文化は違ってもジャズを愛する なるべく、 さまざまな貢献活動を行っていきます。 (HUJE)と長野で共演しました。 概 要 しました。 ハワード大学のアービー教授は、「素晴らしい 長野県蓼科高校ジャズクラブによるワシントン D.C.「全米桜祭り」参加をサポート。全米の大学ジャズ界トップクラスのハワー ド大学ジャズアンサンブル(HUJE)との共演をはじめ、ケネディセンターでの演奏、ジョージタウン大学やハワード大学訪問 など、日米文化交流を促す活動を行いました。 滞在期間 3 月 25 日(火)∼ 4 月 1 日(火) 滞在場所 米国 ワシントン D.C. 参加者数 30 名 008 演奏スケジュール 3 月 26 日 20 時 3 月 29 日 14 時 16 時 3 月 30 日 13 時 45 分 18 時 ジョージタウン大学での演奏 ファミリーイベント(単独演奏) オープニングセレモニー(HUJE と共演) タイダルベイスンステージで演奏(単独演奏) ケネディセンターでの演奏(HUJE と共演) Amway Japan Limited CSR REPORT 01 継続的な日米交流が実を結び、 栄誉ある舞台での演奏が実現 日本アムウェイは、ハワード大学及び駐米日本 がることができました。 大使館の協力を得て、 蓼科高校ジャズクラブの 「全 また、蓼科高校の訪米を歓迎して、駐米日本大 米桜祭り」参加を実現しました。 「全米桜祭り」の 使館が北野充公使主催のレセプションを開催して オープニングセレモニーやファミリーイベント、 くれたり、加藤駐米大使への表敬訪問の機会を設 ケネディセンターでの演奏が実現するなど、現地 けてくれるなど、生徒達にとっては人生でまたと の人でさえなかなか経験できない貴重な舞台に上 ないチャンスに恵まれました。 02 米大学ジャズ界でトップクラスを誇る HUJE と共演 HUJE を有するハワード大学は、1867 年に黒 03 地元の大学や 商工会議所が大歓迎 人教育を目的に設立された歴史ある大学です。現 ジョージタウン大学では構内見学に加え、キャ 在も生徒のほとんどをマイノリティが占め、その ンパス内のコンサートホールでジョージタウン大 教育は「マイノリティのハーバード」と称賛され 学ジャズバンドと共演。ハワード大学では、即興 るほど高い質を誇ります。1975 年に誕生した 演奏などの授業に参加することができ、ジャズク HUJE は、ジャズ界を代表する一流アーティスト ラブのメンバーにとって、文化面でも、音楽面で 達との共演経験を持ち、アルバムも 32 枚リリー も、大いに刺激になりました。 また、地元の日本商工会が、蓼科高校の訪米を スするなど、米国屈指のジャズクラブとして高い 評価を得ています。日本アムウェイは 2005 年以 気で取り組む蓼科高校のメンバー達。プロ並みの 記念して日本文化広報センターホールで「スウィ 来、この HUJE と深い友好関係をもっています。 実力を持つ HUJE との共演で、楽器の扱い方や音 ングガールズ」の上映会を開催。上映前には、蓼 現地で使用した楽器で思うような音が出せず、 楽に対する姿勢まで、ジャズに対するプロ意識を 科高校ジャズクラブの有志がミニコンサートを開 泣き出してしまうメンバーもいたほど、音楽に本 学ぶ機会となりました。 き会場から喝采を得ました。 た。 『ローマは 1 日にしてならず』の諺ではありま 04 蓼科高校ジャズクラブに 日米両国の大使館がエールのメッセージ せんが、世界の平和と繁栄に貢献する日米関係は、 突き詰めれば日米両国民の相互理解と絶え間ない 蓼科高校の全米桜祭りでの公演が決まると、 今回の公演が大成功に終わった喜びのメッセージ 努 力 に よ っ て 支 え ら れ て い ま す。 ワ シ ン ト ン トーマス・シーファー駐日米国大使から、 「日本 をいただきました。 D.C. 桜祭りという日米友好親善の由緒ある檜舞 のトップクラスのジャズバンドが文化大使とし 「蓼科高校『スウィングガールズ』の皆さんが、 台で、将来の日米関係を担う両国の若者が奏でた て、1 年間でもっとも美しい時期に米国の首都を 全米トップクラスのジャズバンドであるハワード 見事なハーモニーに、日米関係の明るい将来を重 訪れる。日米の草の根交流を深める素晴らしい機 大学やジョージタウン大学の楽団と共演し、ほん ね合わせ、元気づけられた者は私だけではないと 会です」と応援のメッセージをいただきました。 の短い準備期間にも拘らず、ジャズの本場の聴衆 確信しています。 『スウィングガールズ』の皆さ また、 駐米日本大使館の島田丈裕参事官からも、 さえも唸らせる、実に見事な演奏を披露されまし んの益々の活躍をお祈りしています」 05 メディアからも注目され、 FOX TV に生出演、 全米ネットで放映 ジャズの本場で異国の少女達がジャズを演奏す ることは、現地の人々から大きな注目を浴びるこ とになりました。 現地到着後、全米ネットワーク、FOX テレビ の朝のニュースへの生出演が決定。ポトマック川 沿いで、アムウェイのロゴ入りネクタイを身に付 けて演奏する様子が、米国中に放送されました。 蓼科高校ジャズクラブの「全米桜祭り」での活 躍は、共同通信を通じて東京新聞や日刊スポーツ など日本国内でも報道され、活動についてのド キュメンタリー「サクラガサイタ ∼信州のスウィ ングガールズ ワシントンへ行く∼」も、長野朝日 放送と BS 朝日にてテレビ放映されました。 ■ 掲載メディア 新聞 信濃毎日新聞(1/9、2/11、2/29、 3/1、3/9、3/21、3/31、 4/4、4/6、4/7) 読売新聞(2/25) フジサンケイビジネスアイ (2/26、3/16、3/20、3/21、3/31) サンケイスポーツ(3/16) 日本経済新聞(3/16) 山陰中央新報(3/16) The Japan Times(3/16、3/23) 中日スポーツ(3/16、3/31) 日本海新聞(3/16、3/31) 大阪日日新聞(3/16、3/31) 福井新聞(3/16、3/31) 中国新聞(3/17) サンケイエクスプレス (3/16、3/20、3/31) 産経新聞 (3/20、3/31、4/13、5/5) 奈良新聞(3/22、4/5) 山梨日日新聞(3/24、3/31) 東京中日スポーツ(3/31) 日刊スポーツ(3/31) 東京新聞(3/31) The Daily Yomiuri(3/31) 千葉日報(3/31) 西日本スポーツ(3/31) 秋田魁新報(3/31) 東奥日報(3/31) 下野新聞(3/31) 徳島新聞(3/31) 伊勢新聞(3/31) 岐阜新聞(3/31) 高知新聞(3/31) 室蘭民法(3/31) 熊本日日新聞(3/31) 毎日新聞(4/11) 紀伊民報(4/13) 雑誌 ユナイテッド航空機内誌 (日本発着便のみ) (5/10) metropolitana(5/10) ラジオ FM 長野(3/20) FM 軽井沢(4/19) TV 長野朝日放送 abn ステーション (2/11、3/21、3/22、4/8) 長野朝日放送 駅前テレビ (3/1、5/3) FOXTV(3/26) ABCTV(3/30) NHK ニュース(3/30) TBS ピンポン(3/31) 長野朝日放送(5/3) BS 朝日(5/11) WEB 信濃毎日新聞 HP 長野朝日放送 HP ケネディセンター HP 名古屋米国領事館 HP 009 TOPIC 04 Amway Japan Limited CSR REPORT One by One アワード http://www.1by1.jp/ ハンディを克服して輝かしく生きるこどもを応援 支援を必要とするこども達に夢や希望をもって た。年に 1 回公募を行い、こども達を対象にした もらうため、世界 58 の国と地域のアムウェイが 「キッズ個人賞」 (3 名)、支援団体を讚える「NPO 共通に取り組む「One by One こども基金」。その 奨励賞」 (6 団体)を選考、賞金を授与しています。 活動の一環として、ハンディをものともせず目標 第 5 回目となる 2008 年は、キッズ個人賞に 63 件、 に向かって進み続けるこども達や、そんなこども NPO 奨励賞に 127 件の応募が寄せられました。 達をサポートする団体を讃えようと、2003 年に 活動は着実に社会へ広がり、こども達の希望へと 表彰制度「One by One アワード」を設立しまし つながっています。 第 5 回 One by One アワード 選考委員 ○ 菅野靖氏 アムウェイ・ディストリビューター代表 ○ 陣内貴美子氏 ヨネックス所属 / バルセロナ五輪バドミントン日本代表 ○ ジョン・ギャスライト氏 ツリークライミングジャパン代表 ○ 牟田悌三氏 俳優 / チャイルドライン支援センター代表理事 ○ KONISHIKI 氏 タレント / One by One サポーター ※五十音順 第 5 回 One by One アワード ○ キッズ個人賞 障害を乗り越えるべく努力を重ね、素晴らしい成果を挙げた 6 ∼ 18 歳のこども達を表彰します。応募者の中から 3 名を選考し、 賞金 100 万円を授与。彼らの未来を拓くための教育費として、親または親権者に預けられます。 森敦史くん (16 歳・東京都) 視聴覚に障害を抱え、音声によ る会話が不可能な森くん。訓練 で言葉を習得し、点字ディスプ レイ付きコンピュータの開発に 協力。その成果は 2007 年の盲 ろうインターナショナルで発表 され、世界の盲ろう者の可能性 を広げました。 江頭翼くん 竹本裕行くん (12 歳・滋賀県) (16 歳・徳島県) 脳性マヒを患い、手足がほとん ど使えず歩行も困難な江頭くん は歌が大好き。地元の老人ホー ムを訪問して披露したり、大学 生とバンドを組むなどして、今 ま で に 100 を 超 え る ラ イ ブ に 出演。歌を通じて多くの人々に 元気を与えています。 聴覚障害をものともせず、プロ サーファーを目指し練習を重ね る竹本くん。聴覚障害者のサー フィン大会「日本デフサーフィ ン」で何度も優勝しています。 2007 年の世界大会では準決勝 にまで進出。さらなる努力で トップの座を狙います。 タウン情報誌「あわわ」撮影 ○ NPO 奨励賞 こども達の生活改善を目的とした問題解決や、こども達の可能性を広げるための活動を行い、輝かしい成果を遂げた団体を表彰 します。6 団体を選出し、各団体に資金として 50 万円を贈呈。新たな取り組みを奨励します。 宮城県仙台市聴覚障害学生 情報保障支援センター こどもコミュニティケア (兵庫県) (宮城県) 聴覚障害学生の「みんなと同じように授業の内容を 聞きたい」という願いに応え、年間のべ 20 以上の 高校や大学にノートテイク通訳を派遣。コンサル ティング活動などを通じて、 「教育のユニバーサル デザイン」実現を目指しています。 障害や慢性疾患をもつこどもと健常児がともに育ち あう「総合保育」を実践。開設された「ちっちゃな保 育所」では、それぞれのこどもにきめ細やかなケア を行っています。皆がすくすくと成長できる場を目 指しています。 群馬大学教育学部附属 特別支援学校 特定非営利活動法人発達障害を 考える会・TRY アングル (群馬県) 障害をもつこども達に夢を実現する喜びを知ってほ しいと、高等部の生徒を対象に「ハワイ修学旅行」 を実施。 「ホノルルマラソン」にチャレンジしていま す。事前に英会話をカリキュラムとして取り入れる など、学校全体でこども達の社会を広げるべく活動。 てんやく絵本ふれあい文庫 (大阪府) 視覚障害をもつ代表者が、こどもに絵本を読んであ げたいという思いから、独自のアイデアで「点訳絵 本」を発案。無料貸し出しなどを通じ、全国の視覚 障害をもつ親子に、読書の楽しさやふれあいの場と 機会を提供しています。 010 (兵庫県) 発達障害は外見からはわかりにくいもの。そこでマ ンガや紙芝居などで啓蒙活動を実施し、理解促進に 取り組んでいます。実体験をマンガでつづって作成 した資料は、わかりやすいと評判を呼び、全国各地 で読まれるようになりました。 NPO 法人シンフォニーネット (山口県) 自閉症や発達障害のこども達の一生をサポートしよ うと、早期療育活動や生きるための生活技術の教育、 自立へ向けた就労支援などを行っています。長期的 な視野でこども達の人生をサポートする姿勢は、高 い評価を得ています。 TOPIC 05 Amway Japan Limited CSR REPORT アムウェイ・クリーンアップ http://www.nature-center.org/ ゴミを通じて学び、持続可能な環境の維持へ 全国にまたがるアムウェイ・ディストリビュー 識してもらおうと分別調査を実施。ゴミが野生生 ターのネットワークを活かし、こども達と一緒に 物に与える影響など、環境教育も行っています。 海岸などの清掃活動「アムウェイ・クリーンアッ インターン制度を設け、学生が企業の社会貢献を プ」を行っています。2002 年に開始し、今まで 学び、また環境問題への認識を高める場としても に 88 回開催。計 3 万 2,773 名(こども 8,011 名) 機能。努力が実を結び、会場もスタートの年の 7 が参加し、集めたゴミは 3 万 6,844 キロにもなり カ所から今年は 26 都道府県に増加。環境保護の ました。また、清掃だけでなく、ゴミの実態を認 精神が社会に浸透するよう、活動していきます。 ○ 活動の特色 ○ 活動の成果 2002 年∼ 2007 年 1 [開 分別調査の実施 催 数 ] 88 参加者がゴミの実態を認識し、生活に活かしてもらうことを目的に、拾ったゴミ の種類や数の分別、分析をする「分析調査」を各会場で実施。アムウェイは、こ の調査を行う米国海洋保全団オーシャン・コンサーバンシーの調査キャンペーン に参加しています。収積したデータは日本のコーディネーターである NGO 2002 年は 7 ヵ所だった会場数も、ボランティア意識 の広がりから年々増加し、2007 年は 24 地域になる など、大幅に会場数が伸びました。活動の社会への 浸透が伺えます。全 47 都道府県での清掃実施を目 指し、啓発を続けていきます。 「JEAN/ クリーンアップ全国事務局」に提出され、全国の分別調査データととも にオーシャン・コンサーバンシーに報告されています。 2 こどもの環境教育 持続可能な環境を維持し、次世代を担うこども達に残すことは地球規模の課題に [参 加 者 数 ] ボランティアの意識向上、プログラムの充実とそれ 32,773 ンティア数が 2006 年比で 126% も拡大。年を重ね に伴うこどもの参加者数の増加で、昨年は全体で 8,939 人(こども 2,688 人)と、1 会場あたりのボラ 名 るごとにこどもの参加者数は増えており、今後の活 ( 内 こ ど も 8,011 名 ) 動の活性化が期待されます。 なっています。そのためには、こども達に環境問題に取り組むことの大切さを教 えることも重要です。クリーンアップの現場で、ゴミによってダメージを受けた [ゴ ミ の 量] 野生動物の写真を見て現状を知り、自らが環境について考える機会を提供するこ とで、地球を守る大切さを実感してもらうことを目的としています。 3 36,844kg 学生のためのインターンシップ・プログラム 昨年は 10,288 キロものゴミ、27 万 1,910 個を回収。 2002 年からこれまでに計 36,844 キロのゴミを拾い ました。内容は活動開始時から変わらず、発泡スチ ロールの小片やプラスチック袋の破片などの生活ゴ ミが相当量を占めています。人々のモラル改善へ向 け、活動を継続します。 インターンシップ・プログラムを取り入れることで、学生をはじめとした若い世 代に、環境問題に取り組む機会を提供しています。インターンとして参加し、各 地の海岸特有のゴミ問題を学習したり、クリーンアップ活動の運営の仕方につい て実践を通し学んでもらいます。また、海の環境の研究や、こども達への環境講 座の実施を 2006 年から開始。学生達にこども達へのレクチャーを行ってもらう など、教育活動の実習の場にもなっています。 2008 年 開催スケジュール ※詳細は、アムウェイ・ネイチャーセンターのホームページをご確認ください。 5 月 11 日 神奈川県 片瀬西浜海岸 9 月 13 日 愛知県知多郡 河和口海水浴場 11 月 2 日 徳島県徳島市 鳴門海水浴場 5 月 18 日 静岡県 静波海岸 9 月 21 日 北海道小樽市 小樽サンセットビーチ 11 月 9 日 東京都江東区 葛西海浜公園 西なぎさ 5 月 18 日 長野県 諏訪湖石彫公園 9 月予定 島根県出雲市 稲佐の浜 11 月 9 日 沖縄県読谷村 与久田ビーチ 6月8日 せんなん里海公園 ぴちぴちビーチ 9 月予定 石川県河北郡 内灘海岸 11 月下旬 宮崎県宮崎市 青島海水浴場 10 月 4 日 京都府 鴨川 12 月予定 熊本県上益城郡 調整中 10 月 4 日 富山県 調整中 大阪府阪南市 6 月 14 日 宮城県 名取市閖上 7月6日 奈多海岸 大分県杵築市 7 月 13 日 福島県麻耶郡 猪苗代湖 志田浜 7 月 20 日 福岡県 調整中 7 月 27 日 鹿児島県日置市 吹上浜 7 月 27 日 滋賀県 琵琶湖 10 月 19 日 山口県豊浦郡 土井が浜 10 月 19 日 千葉県 片貝海岸 10 月 19 日 広島県 包ケ浦(宮島) 10 月 26 日 愛媛県伊予市 ふたみシーサイド公園 10 月 26 日 岡山県玉野市 渋川海岸 011 Partners for a Better Life TM アムウェイは、人々がよりよい暮らしを実現するためのパートナーとなることを目指します。 アムウェイは、「自由」 「家族」 「希望」 「報われること」からなる創業者の理念を基にした製品、 ビジネスオポチュニティ、社会貢献を通じて皆様のより良い暮らしと最適な機会を提供することを目指しています。 そのために、企業としての透明性、誠実性、そして社会責任を追求しています。 ▶ 製品への姿勢 ニーズへの責任 アムウェイは、ほとんどの製品を自らが研究・開発し、製造から流通・販売までをトータルに行っています。 ▶ 社会との関わり 「良き企業市民」として お客様と優れた製品を通じて培った信頼の絆を、地域社会へと広げ、豊かな生活や社会作りのため、さまざまな活動を展開しています。 ▶ 環境への取り組み 環境配慮 「自然と人との共存」というポリシーのもと、 「環境にやさしい企業」として社員一人ひとりが環境保護に取り組んでいます。 ▶ 従業員に対して 「働きやすい」環境づくり 「働きたい企業 No.1」を目指して、社員が「働きやすい」環境づくりのため、さまざまな制度を導入しています。 お問い合わせ先 日本アムウェイ株式会社 渉外部 TEL:03-5428-7960 この冊子は、古紙配合の再生紙を使用し、 インクには大豆油インクを使用しています。 08050JAK Printed in Japan