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1 地域再生計画 1 地域再生計画の名称 観音寺市子育て支援施設整備
地域再生計画 1 地域再生計画の名称 観音寺市子育て支援施設整備計画 2 地域再生計画の作成主体の名称 観音寺市 3 地域再生計画の区域 観音寺市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地域の現状 本市の人口は、死亡が出生を上回る「自然減」の傾向が続いている。平成 17 年以 降は減少幅が拡大しており、平成 17 年時点の人口は 65,226 人であったが、平成27 年国勢調査の速報値では人口 59,409 人となり、急速な人口減少が進んでいる状況で ある。 人口減少の要因としては、死亡者数の増加もさることながら出生数の減少によると ころも大きく、平成 17 年の出生数 515 人から、平成 25 年時点では 445 人と、1割以 上減少している。 また、現在は核家族化の進行、夫婦共働き家庭の増加など地域社会の変化に伴い、 子どもや子育て家庭を取り巻く環境は大きく変化している。こうした社会変化は子ど も同士の交流機会を少なくするとともに、子を持つ親の育児不安、孤独感、育児スト レス等を引き起こし、子ども自身の健やかな成長に深刻な影響を及ぼしている。 4-2 地域の課題 本市では、市内6か所に子育て支援センターを設置し、それぞれに隣接する民間保 育園が施設を管理・運営しているが、民間保育園に隣接しているため、利用者は民間 保育園利用者が大宗を占めており、民間保育園に通園していない子どもやその保護者 は引け目を感じる等の理由により、子育て支援センターを利用しづらい状況にある。 また、市内の小学校に通う子供たちは、習い事が多い等の理由により学校以外で子 どもたちの交流の機会が少なくなっている。子育て団体からは、新たな子育て関連施 設の開設要望があり、遊び場を通じた友達作り、社会性・協調性を育む場の存在を望 む声が高まっている。 1 4-3 目標 これらのニーズに対処するため、市内の南西部に位置する旧萩原小学校の廃校舎を 整備し、子どもやその家族が安心して遊んだり、学んだりすることができ、育児相談 や他の保護者との交流により育児不安を解消し、子育てに関する必要な情報を取得で きる場として、平成 29 年 4 月より活用できるようにする。 本事業で設置する新たな子育て支援センターは、現在運営されている子育て支援セ ンターとは異なり、育児相談や子ども同士の交流の場となるような子育て拠点とし、 育児不安を取り除き、子育て環境を充実させることにより、出生数減の抑制や出生率 の向上を目指す。 【数値目標】 合計特殊出生率 観音寺市子育て支援 センター利用者数 年月 申請時 1.53 0人 H28.3 初年度 1.53 0人 H29.3 2年目 1.54 15,000人 H30.3 3年目 1.55 16,000人 H31.3 4年目 1.56 17,000人 H32.3 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 5-2(3)に記載 5-2 第5章の特別の措置を適用して行う事業 まち・ひと・しごと創生寄附活用事業に関連する寄附を行った法人に対する特例 (内閣府):【A2007】 (1) 事業名:観音寺市子育て支援センター整備事業 (2) 事業区分:少子化対策 (3) 事業の目的・内容 (目的) 人口減少の要因としては、死亡者数の増加もさることながら出生数の減少による ところも大きく、平成 17 年の出生数 515 人から、平成 25 年時点では 445 人と、1 割以上減少している。 また、現在は核家族化の進行、夫婦共働き家庭の増加など地域社会の変化に伴い、 子どもや子育て家庭を取り巻く環境は大きく変化している。こうした社会変化は子 ども同士の交流機会を少なくするとともに、子を持つ親の育児不安、孤独感、育児 2 ストレス等を引き起こし、子ども自身の健やかな成長に深刻な影響を及ぼしている。 これらのニーズに対処するため、市内の南西部に位置する旧萩原小学校の廃校舎 を整備し、子どもやその家族が安心して遊んだり、学んだりすることができ、育児 相談や他の保護者との交流により育児不安を解消し、子育てに関する必要な情報を 取得できる場として、平成 29 年 4 月より活用できるようにする。 本事業で設置する新たな子育て支援センターは、現在運営されている子育て支援セ ンターとは異なり、育児相談や子ども同士の交流の場となるような子育て拠点とし、 育児不安を取り除き 、子育て環境を充実させることにより、出生数減の抑制や出 生率の向上を目指す。 (事業の内容) 市が事業主体となり、学校再編により廃校となった小学校の1階部分に事務用備 品、絵本棚、子ども用机・イス等の備品を整備し、子ども・保護者の「交流の場」 や子どもの遊び場といった新たな子育て支援施設として活用を図る。 施設は主に0歳から小学生までの乳幼児・児童を対象に、壁面のミニクライミン グやバランスボード等の身体を使う遊具を室内に配置し、子どもの好奇心を育む 「遊び場」提供する。 また、保護者に対しては、保健師等の子育て相談員や、市内の子育て団体から募 った育児ボランティアとの相談や交流を通じて育児不安等を解消し、子育てに関す る必要な情報を取得できる機能と子ども達の交流の場とを併せ持った子育て支援 拠点とする。 各年度の事業内容 初年度)子育て支援センターの開設準備として、本棚、絵本ラック、丸座卓等の 備品等を購入する。 2年目)子育て支援センターを職員2人、支援員3人で管理・運営をする。 開館時間10時~16時、休館日:月曜日及び年末年始 3年目)子育て支援センターを職員2人、支援員3人で管理・運営をする。 開館時間10時~16時、休館日:月曜日及び年末年始 4年目)子育て支援センター職員2人、支援員3人で管理・運営をする。 開館時間10時~16時、休館日:月曜日及び年末年始 (4)地方版総合戦略における位置づけ 本市のまち・ひと・しごと創生総合戦略においては、安心して子育てできる環境の 整備や子育て親子の交流促進を定めており「観音寺市子育て支援センター整備事業」 は、観音寺市まちひとしごと創生総合戦略Ⅰの子育てと教育に取り組むまちづくりの 数値目標の合計特殊出生率(H52 2.1)に向けて大きく後押しする事業である。ま た、具体的な施策の KPI である地域子育て支援センター利用者数(H26 30,579 人→ H31 32,000 人)の目標達成に直接寄与するものである。 3 (5)事業の実施状況に関する客観的な指標(KPI) 合計特殊出生率 観音寺市子育て支援 センター利用者数 年月 申請時 1.53 0人 H28.3 初年度 1.53 0人 H29.3 2年目 1.54 15,000人 H30.3 3年目 1.55 16,000人 H31.3 4年目 1.56 17,000人 H32.3 (6)事業費 (単位:千円) 年度 H28 事業費計 区分 H29 H30 H31 計 10,415 7,360 7360 7,360 32,495 需用費 350 2,486 2,486 2,486 7,808 役務費 65 670 670 670 2,075 1,637 1,637 1,637 4,911 500 500 500 11,500 1,987 1,987 1,987 5,961 80 80 80 240 委託料 備品購入費 10,000 共済費 旅 費 (7)申請時点での寄附の見込み 年度 H28 H29 H30 法人名 製造業 製造業 製造業 見込み額(千円) 6,000 5,000 5,000 計 16,000 (8)事業評価の方法(PDCAサイクル) (評価の手法) 事業の KPI である合計特殊出生率及び観音寺市子育て支援センター利用者数につ いて実績値を公表する。また、観音寺市まち・ひと・しごと総合戦略推進会議(外部 有識者)で事業結果を検証し、改善点を踏まえて次年度事業手法を改良することとす る。 (評価の時期・内容) 毎年度 6 月に観音寺市まち・ひと・しごと総合戦略推進会議(外部有識者)による 効果検証を行い、翌年度以降の取組方針を決定する予定。 (公表の方法) 4 目標の達成状況については、検証後速やかに観音寺市ホームページにおいて公表す る。 (9)事業期間 平成 28 年 12 月~平成 32 年 3 月 5-3 その他の事業 5-3-1 地域再生基本方針に基づく支援措置 該当なし 5-3-2 支援措置によらない独自の取組 (1)観音寺市子育て支援施設整備事業(施設整備) 事業概要:廃校となった学校の 1 階部分を利用して子育て支援施設として 開設する、必要な改修工事を行う。 実施主体:観音寺市 実施期間:平成28年度 (2)こども医療費助成事業 事業概要:0 才から15才(中学卒業)までの子どもにかかる医療費の自己 負担分(保険適用部分)を助成する。 実施主体:観音寺市 実施期間:平成28年度~ (3)こんにちは赤ちゃん事業 事業概要:生後4か月までの赤ちゃんがいる全ての家庭を、保健師や助産師 が訪問し、体重測定や育児への不安や悩みなどの相談を受けるほか、子育て に関る情報を提供し、楽しく育児ができるように支援する。 実施主体:観音寺市 実施期間:平成28年度~ (4)子育てホームヘルプサービス 事業概要:保護者などが行事や家族の病気などで育児や家事の援助が必要な とき、子育てホームヘルパーが家庭まで出向いて支援を行う。 実施主体:観音寺市 実施期間:平成28年度~ 6 計画期間 地域再生計画認定の日から平成32年3月31日まで 7 目標の達成状況に係る評価に関する事項 7-1 目標達成状況に係る評価の手法 観音寺市まち・ひと・しごと創生総合戦略会議で評価を行う。 5 7-2 目標達成状況に係る評価の時期及び評価を行う内容 毎年度 6 月に観音寺市まち・ひと・しごと総合戦略推進会議(外部有識者)によ 効果検証を行い、翌年度以降の取組方針を決定する予定。 7-3 目標の達成状況に係る評価の公表の方法 目標の達成状況については、検証後速やかに観音寺市ホームページにおいて公表 する。 6