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知の知の知の知 - 社会福祉法人大阪手をつなぐ育成会

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知の知の知の知 - 社会福祉法人大阪手をつなぐ育成会
い~な
あまみ
中 央
しらさぎ
さくら
大阪+知的障害+地域+おもろい=創造
知の知の知の知
社会福祉法人大阪手をつなぐ育成会 社会政策研究所情報誌通算 1064 号 2012.12.3 発行
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皇太子さま 障害者週間式典に出席
NHK ニュース 2012 年 12 月 3 日
障害のある人たちへの理解を深めてもらおうという政府主催の式典が、3日、皇太子さ
まも出席されて東京で開かれました。
この式典は、3日から始まった障害者週間に合わせて毎年開かれているもので、東京・
千代田区のホールには、皇太子さまや政府関係者、それに全国の障害者団体の人たちなど、
500人近くが集まりました。
はじめに主催者を代表して野田総理大臣があいさつしたのに続いて、皇太子さまが「障
害の有無にかかわらず、誰もが相互にその個性と人格を尊重し支え合う『共生社会』が実
現されていくことを切に願います」とおことばを述べられました。
このあと、障害者福祉の向上に功績のあった人たちや、障害者週間に合わせて募集され
た作文とポスターで最優秀に選ばれた児童や生徒が表彰されました。
そして、作文の小学生の部で最優秀に選ばれた茨城県の小学6年生、佐藤真希さんが、
授業で学んだ手話を生かしてろう学校に通う児童と交流した経験から耳の不自由な人と互
いに分かり合うことの大切さを学んだという作文を朗読すると、会場から大きな拍手が送
られていました。
障害者の作品を路線バスに飾る 横浜
NHK ニュ-ス 2012 年 12 月 3 日
3日からの障害者週間にちなんで、横浜
市では、障害のある人たちの絵や書を市営
バスの車内に飾って運行することにしてい
ます。
障害者の絵や書を市営バスに飾る取り組
みは、横浜市の中区役所などが企画し、2
日、バスの営業所に障害者や家族など20
人余りが集まり、飾り付けをしました。
参加した人たちは、友達を描いた絵や「今
日一日」と書いた書などおよそ100点を3台のバスの車内に飾りました。
そして、作品を飾り終えると、乗務員の帽子をかぶって運転席に座ったり、洗車の作業
を車内から見学したりしていました。
猫の絵を描いた18歳の男性は「100パーセントの気持ちで絵を描きました。飾って
もらえてうれしいです」と話していました。
横浜市中区役所福祉保健課の大山弘三事業企画担当係長は「一人一人に個性があること
を分かってもらい、障害のある人もない人も、地域で一緒に暮らしていることを感じても
らいたいです」と話していました。作品を飾ったバスは3日から運行されます。
ニート、発達障害者を戦力に
府内で取り組み進む
大阪日日新聞 2012 年 12 月 3 日
企業関係者らが発達障害について理解を深めたセミナ
ー=11 月、大阪市内
就労や就学をしていないニート状態の若者や、
コミュニケーションなどが苦手な発達障害者た
ち。いざ就職をしようとすると企業側から敬遠
されることも少なくない。しかし、一方では力
の生かし方次第で戦力になりうると、その手法
を企業関係者らに発信する取り組みも始まって
いる。大阪で進む直近の動きを追った。
■一緒に考えよう
「ミスは発達障害だからするのではなく誰でもする。あなたにミスをしやすい特性があ
るのなら、周りの人がどうすればいいのかを一緒に考えよう」
知的障害者の入居施設に勤める看護師の元村祐子さん(42)は、上司の言葉に胸が熱く
なったという。
臨機応変の対応ができない▽一度に多くのことを言われても覚えられない-。こうした
特性から 38 歳の時に広汎性発達障害と診断された元村さん。
職場ではサポートの手法が検討され、人からの指示を元村さんがメモする際、一つのメ
モが終わらないうちに次の指示は出さない▽指示内容の優先順位は明確にする-などの決
まりを設けた。
その結果「とても働きやすく」なり、職場のサポートに報いようと「自分のできること
を全力でやりたい」と元村さんは話す。
11 月 27 日に大阪市内で開かれたセミナーの一幕。発達障害者自身が働きやすい職場につ
いて企業関係者らに語った。大阪府委託事業の一環でNPO法人発達障害をもつ大人の会
(大阪市福島区)が実施。発達障害と企業の“懸け橋”となる活動をしようと、雇用側の理解
促進、本人の特性理解に努めている。
広野ゆい代表は「発達障害に対応できる職場環境は、誰もが働き続けられる環境」と訴
える。
■ノウハウを共有
ニートのうち働く意志を持って行動する若者を「レイブル(遅咲き)」と呼び、大阪府が
支援団体や企業らと連携して行う就労支援事業「大阪一丸」では、働きづらさがある若者
の多くに離職経験がある点を踏まえ、企業や個人が実践している「働きやすい職場環境づ
くり」を発信していく事業に乗り出す。
事業受託するNPO法人スマイルスタイル(大阪市西区)の塩山諒代表は、ニート状態
の若者の雇用について「ノウハウやメリットがいるものの、それが世の中に出ていない」
と指摘。
「次世代ワークスタイル研究所」と称して実践者を招いた講演を開き、内容をホー
ムページで公開する予定で、
「全国の企業が共有できるようにしていきたい」という。
第1回は 11 日に大阪市住之江区の大阪府咲洲庁舎で、お好み焼き専門店で知られる千房
の中井政嗣社長を招いて開く。同社が取り組む元受刑者の採用に関する仕組みづくりなど
について話を聞く。問い合わせは電話06(6568)9199、同法人へ。
県内の働く障害者 過去最多に
中日新聞 2012 年 12 月 3 日
県内の民間企業で働く障害者は、今年六月時点で約四千百四十人で、過去最多となった。
岐阜労働局が発表した。
前年同期に比べ4・6%増。法定雇用率引き上げが来年四月に迫り、未達成企業に科せ
られる納付金のペナルティーを避けたいという企業側の意向が反映されているとみられる。
障害者雇用促進法は、従業員五十六人以上の民間企業に対し、全従業員の1・8%以上
(法定雇用率)の障害者を雇うよう義務付けている。県内では52・9%の企業が達成し
た。前年比0・7ポイント増で、全国平均46・8%より高かった。
民間企業より高い2・0%の法定雇用率が義務付けられた公的機関も大半が達成。十一
月十四日時点で未達成なのは岐阜市、海津市、坂祝町、池田町教育委員会だけだった。県
教委は、前年に未達成だったが、今回は2・04%でかろうじてクリアした。
障害者の社会進出は進みつつあるとはいえ、半数近くの企業が基準をいまだに達成でき
ていない。法改正により、法定雇用率は来年四月から、それぞれ0・2%ずつ引き上げら
れる。
岐阜労働局は「共生社会の実現に向け、企業の障害者雇用が広がるよう取り組んでいく」
としている。
(多園尚樹)
重症心身障害者の権利や財産 「親亡き後」も守ろう、成年後見制度を学ぶ/横浜
神奈川新聞 2012 年 12 月 3 日
成年後見制度の活用法について解説する竹内俊一弁護士=横浜市
神奈川区のかながわ県民活動サポートセンター
「親亡き後」も重症心身障害者の権利や財産を守ろう
と、成年後見制度について学ぶ研修会が1日、横浜市神
奈川区のかながわ県民活動サポートセンターで開かれた。
県重症心身障害児(者)を守る会(伊藤光子会長)の
主催で、障害者の親や施設職員ら約100人が参加した。
岡山市のNPO法人「ゆずり葉の会」理事の竹内俊一
弁護士が基調講演。
「障害者の自己実現、自己決定の権利を尊重し、支援することが重要」
と、制度活用の意義を解説した。
さらに、専門職と入所施設の家族会が連携して「ゆずり葉の会」を結成、法人後見の受
け皿をつくった岡山での取り組みを紹介。「継続性や心理的負担の軽減など、法人で受任す
る利点は多い」と強調した。
また、県内の障害福祉の現場で成年後見業務などに携わる職員らとシンポジウムを行い、
活用法やよりよい制度のあり方などについて意見交換した。
伊藤会長は「
『親亡き後』の不安は、高齢になった親に共通する。しっかりと勉強したい」
と話していた。
カレンダー:「きょうされん」発行、発売中 障害者制作の絵「心温かくなる」
毎日新聞 2012 年 12 月 03 日
障害者が働く作業所の全国組織「きょうされん」が86年から発行するカレンダー「は
たらく仲間のうた」の2013年版が発売中だ。「絵を見ると元気が出る」「心が温かくな
る」と全国的に人気が高く、毎年購入を続ける固定ファンも多い。12年版は約5万50
00本売れたという。カレンダーの絵は、きょうされんに加盟する作業所や施設で働く障
害者を対象にしたグッズデザインコンクールの入選作。1918点の応募作品から、壁掛
け判(1200円)に13点、卓上判(1000円)に17点を採用した。おいしそうな
スイカに手が伸びる様子や降り積もった落ち葉など、カラフルな色みやユニークな絵柄が
特徴だ。収益は、全国の作業所や施設の運営資金、障害のある人たちの給料などに充てら
れる。
申し込みは、ネットショッピングモール「TOMO市」(http://www.tomoichiba.jp/)か、
きょうされん(電話03・5385・2223、ファクス03・5385・4445、メ
ール [email protected])へ。電話受け付けは平日午前9時〜午後5時半。
【倉田陶子】
障害者らの張り絵や写真40点 兵庫・淡路文化会館で9日まで
産経新聞 2012 年 12 月 3 日
風神雷神をモチーフにした貼り絵などが並ぶ会場=淡路市
多賀
知的障害者らが作った張り絵や書道作品、写真な
ど約40点を展示した「第4回『協生』あわじ障害
者美術作品展」が、兵庫県淡路市多賀の県立淡路文
化会館で開かれている。9日まで。
障害者への理解を深めてもらおうと、洲本市のN
PO法人「ひょうご知的障害者自立就業支援ネット
『協生』」が主催。作品は同市の障害者自立支援施
設「五色精光園」の入所者や県立あわじ特別支援学校の生徒らが出展している。
会場には、新聞紙をつなぎ合わせて魚を表現したり、風神雷神や富士山をモチーフにし
たりした張り絵のほか、
「心」「楽」などの書を展示。クッキー作りに励む入所者らの写真
も並んでいる。
同NPOは「作品を通じて障害者らの活動について知ってもらえれば」と話している。
午前9時~午後5時。問い合わせは同会館(電)0799・85・1391。
総合福祉センターが完成 小樽高島福祉会
北海道新聞 2012 年 12 月 1 日
ユイ・ドリーム館の完成を祝う記念パーティー
【小樽】小樽や札幌で、障害者のグループホームや
就労支援施設を運営する、小樽高島福祉会(小田修三
理事長)の総合福祉センター「ユイ・ドリーム館」が
小樽市手宮1に完成し、30日に同館で落成記念パー
ティーが開かれた。
同会は知的障害者の通所施設や、居室がすべて個室
のグループホームなどを小樽と札幌市内で運営する。利用者約150人のうち、65歳以
上が7人と高齢化が進んでいることから、給食サービスや短期入所(ショートステイ)、通
所介護(デイサービス)などを総合的に受けられる施設を目指して開設した。
鉄筋コンクリート3階建てで面積は延べ1130平方メートル。建設費は約2億5千万
円。
1階には通所介護事業のデイサービスと浴場、関連施設の利用者の食事を作る給食セン
ターを設置。2階は事務所とグループホーム(定員6人)、ショートステイ(定員4人)の
各個室を設けた。3階の多目的ホールは、地域の行事や会議などにも開放する。
1階のデイサービスは、すでに11月20日にオープンしており、障害のあるなしにか
かわらず、介護保険制度の要支援・要介護の人は誰でも利用できる。
30日の落成記念パーティーで、小田理事長は「地域のお年寄りも気軽に訪れる地域交
流の場になってほしい」と話した。
問い合わせは同館(電)0134・31・2100へ。(山中いずみ)
イラク:新生児の異常急増 04年以降
毎日新聞 2012 年 12 月 03 日
ファルージャの位置
【ロンドン小倉孝保】イラク中部ファルージャで米軍による激し
い軍事作戦が行われた04年以降、障害児の出生割合が急激に高ま
っている可能性があることがわかった。イラクや米国の研究者らが
国際医療科学誌に論文を発表した。爆弾などに含まれた毒性金属が
母体を通して新生児体内に蓄積された可能性を指摘している。
論文は「シュプリンガー」の9月16日号に米ミシガン大の環境
毒素学者、サバビエアスファハニ氏やバスラ医科大のサバック講師
ら6人が連名で発表した。イラクの戦争被害については南部バスラなどで劣化ウラン弾の
影響が疑われる事例が報告されているが、ファルージャでの出生異常に関する科学的報告
は初めてとみられる。
2010年にファルージャ総合病院に出産や産後治療に訪れた計56家族を対象に19
91年から2010年までの20年間について、夫婦のほか双方の親や兄弟など親族も含
めた出産状況を聞き取ってまとめた。
その結果、91年から20年間に生まれた新生児は計202人。91〜00年では新生
児58人のうち障害があったのは1人(1.72%)、01〜03年では19人のうち2人
(10.5%)だったのに対し、攻撃が激化した04〜06年では33人のうち10人(3
0.3%)、07年以降は92人のうち50人(54.3%)に障害があった。「04年以
降」の障害児出生割合(48%)は「03年以前」
(3.89%)の約12倍。主な障害は
心臓疾患、神経系疾患などだった。
また、新生児と両親の毛髪を分析した結果、障害を持つ新生児は障害のない新生児に比
べ鉛含有量が5倍、水銀含有量が6倍だった。ウラン含有量に差はなかった。親の毛髪の
鉛、水銀の含有量にも大きな差はなかった。
障害児出生割合が高まった原因として、米軍が使用した爆弾などの毒性金属が水や食料
から母体を通して新生児の体内に入った可能性を指摘している。爆弾や銃弾には、水銀や
鉛などの毒性金属が含有されているという。
ただ、ファルージャ総合病院で過去の出生記録が発見できず聞き取りで出生状況をまと
めたため、過去にさかのぼるほど記憶違いが大きくなる可能性や、障害を持つ新生児の出
生をより強く記憶している可能性もある。
サバビエアスファハニ氏は毎日新聞に「論文は、ファルージャの人々が毒性金属に汚染
され、出生異常割合が驚異的に高まっているていることを示した。障害児出生は今後も増
える可能性があり広範囲な環境調査を急ぐべきだ」と述べた。米国防総省広報担当者は「フ
ァルージャなどで米軍の武器に含まれる金属と障害児出生増加を関連付ける公式報告はな
い。我々は戦闘地域での人々の健康には常に最大の関心を持っている」と話している。
【ことば】ファルージャ
バグダッド西約50キロのイスラム教スンニ派の多い町。イラク戦争でフセイン政権が
崩壊した03年4月直後から反米運動が起こり、04年3月には米国の民間軍事会社の武
装社員4人が惨殺される事件が発生。米軍が4月に市内への入り口を封鎖して激しい軍事
攻撃を行い、同年11月にもテロリスト掃討を名目にした攻撃で戦闘が激化した。詳しい
犠牲者数は不明だが、計約3000人の住民が殺害されたとの情報がある。
差別禁止条例の制定、高松市に要望書提出
四国新聞 2012 年 12 月 03 日
香川県内の障害者団体でつくる香川障害フォーラム(石川千津子代表)の代表者らがこ
のほど、高松市役所を訪れ、大西市長に障害者差別禁止条例の制定を求めるなど、13項
目の要望書を提出した。
要望書では、障害者差別禁止法が来年の制定に向けて検討されていることを受け、市で
も障害者が生活する上で、障害が理由で不快感や不便さを感じないように条例を定めてほ
しいと要望している。
このほか、障害者用駐車場の看板設置の推進なども求めている。
大西市長は「十分に検討する。すぐにできるものは対応していきたい」と述べた。
障害者の作品展、市役所で始まる 宇都宮
下野新聞 2012 年 12 月 3 日
【宇都宮】障害者が手掛けた作品を集めた「わく・わ
くアートコンクールinうつのみや2012」の巡回
展(市主催)が3日、市役所1階市民ホールで始まっ
た。7日まで。
市役所1階ロビーには絵画や手芸などの作品 30 点が
展示中。カラフルで躍動感あふれるタッチの作品が並
ぶ。午前9時~午後5時(最終日は午後4時)。
地域指定募金「ふるサポ」
、各地域の支援内容を Web で公開
読売新聞 2012 年 12 月 3 日
「ふるサポ」が各地域の課
題やテーマを Web で公開
雪かきボランティアの支
援を求める青森県北津軽
郡北中泊町の様子
社会福祉法人 中央
共同募金会は、同会が
運営する「ふるさとサ
ポート募金」(ふるサ
ポ)の Web サイトで、各都道府県・市区町村が同募金を
通じて改善したい課題やテーマの掲載を開始。
10 県(青森県/茨城県/栃木県/群馬県/富山県/福井県/滋賀県/徳島県/福岡県/熊本県)につい
て情報を公開した。モバイルサイトでは 12 月 7 日から公開される。
ふるサポは、インターネットを通じて自分のふるさとなど応援したい都道府県や市区町
村を指定して応援できる募金。募金は、その地域で暮らす子どもたちや高齢者、障害者の
ための福祉活動などに役立てられる。
今年から新たな取り組みとして、地域の問題解決を応援できるよう各都道府県・市区町
村が、ふるサポを通じて改善したい課題やテーマ(各地域が抱える固有の課題、その地域
らしさが伝わり共感を得やすい活動、社会的な関心が高いテーマなど)を Web サイトで紹
介し、募金を呼びかける。
例えば、「雪かきボランティアを支援してください」(青森県北津軽郡中泊町、富山県黒
部市)
、
「児童養護施設の子どもの運転免許取得などを応援してください」
(茨城県、群馬県)、
「山間地域の高齢化対策にご協力ください」
(栃木県日光市)などのテーマが掲載されてい
る。
募金の受付けは、青森県/茨城県/栃木県/群馬県/徳島県/福岡県/熊本県が 12 月 31 日まで。
富山県/福井県/滋賀県が 2013 年 3 月 31 日までとなる。寄付は、クレジットカードやネット
決済用のプリペイドカード「WebMoney」を利用できるほか、コンビニでも行える。
(イン
ターネットコム)
起業の秘訣は「志」…関西の中小50社アンケ
読売新聞 2012 年 12 月 3 日
近畿財務局は1991年以降に起業した関西の中小企業50社へのアンケート結果をま
とめた。
起業できた理由を漢字一文字で聞いたところ、
「志」
(32%)が最も多く、性格を干支(え
と)で例えると、着実に歩むイメージの「丑(うし)」
(22%)が最多だった。高い志を持ち、
粘り強くあきらめないことが起業の秘訣(ひけつ)と言えそうだ。
「志」を挙げた理由には「志が強ければ勇気が湧き、決断ができる」「つらい時を持ちこ
たえるには志が必要」などがあった。自分を信じたり、信頼関係を大切にしたりする「信」
(12%)
、人脈や人材の大切さを表す「人」
(10%)が続いた。
干支では「目的に向かって突進する」
「過去を振り返らない」といった理由から「亥(い)」
(20%)が次に多く、執念深さを連想する「巳(み)」(18%)が3番目だった。
アンケートでは起業のきっかけも聞いた。新婚4か月で夫を亡くし、母子家庭となった
女性は「母子家庭や障害者も安心して働ける社会を実現したい」とリサイクル会社を設立
した。祖父、父とつないだ会社が倒産し、家も失った男性は「取り戻したい」との一念で
起業し、オゾンを利用した殺菌・脱臭装置を開発して再起を果たしたという。
起業した理由は「社会に貢献したかった」(44%)が最も多く、「自己実現を図りたか
った」
(24%)が続いた。
「より高い所得のため」は4%にとどまった。
パーキンソン病、RLS 初の貼付剤を承認へ- 第一部会
キャリアブレイン 2012 年 12 月 3 日
厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会は 30 日、パーキンソン病、レストレ
スレッグス症候群(RLS)の治療薬としては国内初の貼付剤となる、大塚製薬のニュープ
ロや、ブリストル・マイヤーズの経口抗凝固薬エリキュース、味の素製薬/武田薬品工業
の骨粗鬆症治療薬アクトネル/ベネットの月 1 回投与製剤など、7 件の承認申請の可否を審
議し、承認を了承した。
大塚製薬によると、パーキンソン病や特発性レストレスレッグス症候群は、1 日を通じて
症状が出るが、薬剤を持続的に放出する貼付剤とすることで、血中濃度を維持し、安定し
た効果が期待できるとしている。
また、エリキュースは血栓の形成プロセスに関わる血液凝固第 Xa 因子を阻害する「ファ
クターXa 阻害薬」で、適応症は「非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身
塞栓症の発症抑制」
。国内の経口のファクターXa 阻害薬としては、第一三共のリクシアナ
や、バイエル薬品のイグザレルトがある。
アクトネル/ベネットの月 1 回投与製剤は、骨吸収を抑制するビスホスホネート製剤。
すでに 1 日 1 回投与製剤が 2002 年、週 1 回投与製剤が 07 年に発売されている。
このほか、同部会は▽ノボノルディスクファーマの混合型インスリンアナログ製剤ライ
ゾデグ▽ゼリア新薬の低リン血症治療薬ホスリボン▽アルフレッサファーマのハンチント
ン病に伴う舞踏運動の治療薬コレアジン▽フェリング・ファーマの夜尿症治療薬ミニリン
メルトの中枢性尿崩症の適応追加と剤型追加―の承認も了承した。【津川一馬】
月刊情報誌「太陽の子」、隔月本人新聞「青空新聞」、社内誌「つなぐちゃんベクトル」、ネット情報「たまにブログ」も
大阪市天王寺区生玉前町 5-33 社会福祉法人大阪手をつなぐ育成会 社会政策研究所発行
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