Comments
Description
Transcript
45230 デザイン戦略(コンピュ ータアニメーション)
シラバス Page 1 of 2 慶應義塾大学 慶應義塾大学湘南藤沢 湘南藤沢キャンパス 総合政策学 合政策学部・環境情報学 環境情報学部 2009年度 2009年度 シラバス >> 担当授業一覧へ戻る Last Update : 2009-03-10 14:56:25 45230 デザイン戦略(コンピュ ータアニメーション) 先端開拓科目-環境情報-情 2単 報とメディア (学部) 位 【開講日程】 火曜日4時限(1コマ) 【担当教員】 中村 太戯留 【開講場所】 SFC 【授業形態】講義、実習・演習、グループワーク 【履修制限】 履修人数を制限する。 受入学生数(予定):約 25 人 選抜方法と時期:初回授業で簡単なアンケートと履修にあた っての志望理由書を記してもらいます。原則として、卒業プロ ジェクトで Mayaを使用する方、3年生以上の方を優先しま す。 (選抜用紙を利用しない) 【履修条件】履修人数は25名に制限いたします。初回授 業で簡単なアンケートと履修にあたっての志望理由書を 記してもらいます。原則として、卒業プロジェクトで Mayaを 使用する方、3年生以上の方を優先します。 【連絡先】 [email protected] 【授業ホームページ】 ■ 授業概要 □ 主題と目標/授業の手法など □ 主題と目標: 既存コンテンツや現実世界のキャラクタ(ヒト、動物など)の「動き」を観察し、それを3次元コンピュータアニメーションとし て表現する方法論を身につけます。一方で、その「動き」に誇張や省略などのアレンジを加え、魅力的な「動き」を作り出 すことにも試みます。また、グループ協働作業の方法論、課題発表についての実践的なスキルも身につけていきます。 授業の手法: 3DCGツール(Autodesk社、Maya 7.0)によるCGアニメーションの演習を行います。「動き」についての理解を深めるため に、既存のCGアニメーションコンテンツの分析をしたり、自分で演じてビデオ撮影したものを分析したりします。最終的に は、短いCGアニメーションコンテンツを制作してもらいます。 □ 教材・参考文献 □ Mayaを触ったことがない人、使いかたがよくわからない人は、「Autodesk公認 AUTODESK MAYA オフィシャルトレーニン グブック」(ISBN4-948759-87-2)、または「Autodesk公認 AUTODESK MAYA オフィシャルトレーニングブック2」 (ISBN978-4-86267-021-2)を読んでください。後者は日本語ユーザインタフェイス対応ですが、SFCで利用可能なものは 英語版である点に注意してください。 □ 提出課題・試験・成績評価の方法など □ 成績評価の前提: 出席率100%、個人課題提出100%、グループ課題100% 試験: おこなわない。 成績評価の方法: 出席(0点)、個人課題&最終レポート(60点)、グループ発表・課題提出(40点)、加点評価(10点)。 60%以上合格。 □ 履修上の注意 □ 3DCGの制作はみなさんが想像している以上に困難なものです。この授業では最もハイエンドな3DCGツールを使います が、PhotoshopやIllustratorといった2DCGツールの100倍くらい操作が難しいと考えてください。また、MELというMaya用の プログラミング言語も使用します。安易な気持ちで始めると必ず挫折します。それでも絶対に3DCGを作りたいという熱意 のある人をお待ちしてます。 http://vu8.sfc.keio.ac.jp/course2007/faculty/syll_view.cgi?kamoku_sort=45230&yc=2... 2009/03/10 シラバス Page 2 of 2 ■ 授業計画 第1回 準備 ガイダンス、Mayaの基本操作、MELの基礎について学びます。最終課題の構想も練り始めます。受講希望者多数の場合 は選抜のためのアンケートをおこないます。 第2回 アニメーション(1) キーフレームアニメーション、マテリアル設定、レンダリングについて学びます。実際にボールバウンドアニメーションを作 成します。 第3回 モデリング(1) サブディジョンサーフェイスモデリング、押し出し、テクスチャ設定について学びます。実際にキャラクタモデリングを行いま す。 第4回 アニメーション(2) スケルトンとIK/FK、スキニングについて学びます。実際にキャラクタを歩かせてみます。 第5回 アニメーション(3) デフォーメーション、ロトスコープについて学びます。実際に既存の動きをアニメーションに活用してみます。 第6回 モデリング(2) ポリゴンモデリング、NURBSモデリングについて学びます。実際に背景や静物のモデリングを行います。 第7回 アニメーション(4) パスアニメーション、コンストレイン、パーティクルアニメーションについて学びます。これらを用いて様々な動きを設定して みます。 第8回 カメラワークとライティング カメラワーク、ライティング、質感設定について学びます。優れたCG映画のシーンを選び、そのカメラワークやライティング を模倣してみます。 第9回 ポスト処理 レンダリング、合成、編集と出力について学びます。最終課題の絵コンテを作成します。 第10回 最終課題制作(1) 作品制作を進めます。講義では知っておくと便利なアニメーション機能を説明します。 第11回 最終課題制作(2) 作品制作を進めます。講義ではダイナミクス(物理シミュレーション)アニメーションについて説明します。 第12回 最終課題制作(3) 作品制作を進めます。講義では作品の仕上げ段階で味付け的な役割を果たす特殊効果について説明します。 第13回 最終課題発表 各グループで制作した最終課題を発表し、相互評価と講評をおこないます。 http://vu8.sfc.keio.ac.jp/course2007/faculty/syll_view.cgi?kamoku_sort=45230&yc=2... 2009/03/10