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3 騒音及び振動の状況
3 騒音及び振動の状況 (1)特定施設 工場騒音や解体工事等に伴う騒音は、住工混在地域で問題となるケースが多くあ ります。また、振動は解体作業等に伴う重機等の使用によるもので、その性質上ほ とんどは騒音とともに発生し、振動のみの発生はわずかとなっています。 特定工場等の事業者は、敷地境界における騒音・振動の規制基準を遵守する義務 があります。 なお、特定工場等において発生する騒音又は振動が基準に適合しないことにより、 周辺の生活環境が損なわれていると認めるときは、その事態を除去するために必要 な防止方法の改善勧告・命令が発せられる場合があります。 騒音規制法、振動規制法、県民の生活環境の保全等に関する条例に基づく届出状 況については、表3-1、表3-2のとおりです。 平成28年3月末現在 ■表3-1 特定施設の届出状況 平成27年度 項目 (件数) (件数) (件数) (件数) (届出件数) (件数) 工場数 598 599 605 611 + 3 614 騒音規制法 施設数 4,868 4,876 4,965 5,012 + 55 - 7 5,060 工場数 442 443 446 450 + 3 - 2 451 振動規制法 施設数 3,785 3,801 3,848 3,885 + 63 - 11 3,937 167 173 181 191 + 18 - 3 206 県民の生活 工場数 環境の保全 騒音発生施設数 908 994 1,024 1,089 + 72 - 3 1,158 等に関する 工場数 181 186 195 206 + 16 - 3 219 条例 振動発生施設数 1,269 1,331 1,379 1,463 + 70 - 3 1,530 法令 年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成28年3月末現在 ■表3-2 公害防止統括者等の届出状況 平成27年度 年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 法令 項目 (件数) (件数) (件数) (件数) (届出件数) (件数) 特定工場におけ 工場数(選任) 17 17 17 18 ± 0 18 る公害防止組織 統括者数 16 16 16 17 + 1 - 1 17 の整備に関する 法律 公害管理者数 31 31 31 33 + 4 - 4 33 11 (2)特定建設作業 建設工事における作業のうち、著しい騒音・振動を発生する特定の作業を特定 建設作業といい、実施する際には、騒音規制法、振動規制法、県民の生活環境の 保全等に関する条例により規制されています。 上記の法律及び県条例に基づく届出の状況は表3-3のとおりです。 ■表3-3 特定建設作業実施の届出状況 平成28年3月末現在 [騒音規制法] 年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 項目 くい打機等を使用する作業 25 25 23 21 15 びょう打機等を使用する作業 0 0 1 0 0 さく岩機等を使用する作業 125 155 141 137 140 空気圧縮機を使用する作業 65 78 71 73 78 コンクリートプラントを設けて行う作業 4 2 2 3 1 バックホウを使用する作業 296 291 273 261 271 トラクターショベルを使用する作業 31 24 15 14 14 ブルドーザーを使用する作業 40 26 37 18 18 合計 586 601 563 527 537 平成28年3月末現在 [振動規制法] 年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 項目 くい打機等を使用する作業 37 34 39 27 23 鋼球を使用して破壊する作業 0 2 0 0 0 舗装版破壊機を使用する作業 14 11 7 6 10 ブレイカーを使用する作業 152 196 183 165 181 合計 203 243 229 198 214 平成28年3月末現在 [県民の生活環境の保全等に関する条例(騒音)] 年度 項目 建物を動力等で解体・破壊する作業 コンクリートミキサー等を使用する作業 コンクリートカッターを使用する作業 ブルドーザー等を使用する作業 ロードローラー等を使用する作業 合計 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 40 273 262 509 493 1,577 53 228 316 526 478 1,601 12 43 233 372 531 541 1,720 59 231 354 508 541 1,693 57 229 385 590 566 1,827 (3)騒音の調査 自動車騒音に係る環境基準の達成状況を把握するため、市内の主要道路において騒音 の調査を行っています。 調査結果は表3-4のとおりです。 ■表3-4 自動車騒音調査結果(環境基準) 道路名 調査地点 県道一宮蟹江線 稲沢町下田 起点 前田一丁目 評価区間 終点 船橋町花ノ木 区間延長(km) 1.5 調査年度 平成25年度 騒音レベル 昼間 71 LAeq (dB) 夜間 68 昼間 219 環境基準 夜間 172 達成戸数 昼夜 172 調査区間内全戸数(戸) 255 環境基準 昼間 85.9 達成率 夜間 67.5 (%) 昼夜 67.5 調査機関 稲沢市 ( )は評価区間全域における数値 県道給父清須線 附島町 福島町 中之庄町 2.6 平成26年度 69 65 95 94 94 106 89.6 88.7 88.7 稲沢市 県道春日井稲沢線 高御堂二丁目6 下津丹下田町 小沢四丁目14 2.4 平成27年度 70 67 850 732 732 880 96.6 83.2 83.2 稲沢市 図2.自動車騒音測定地点 主要地方道 県道名古屋 一宮線 岐阜稲沢線 (西尾張中央道) 主要地方道 名古屋祖父江線 県道春日井 稲沢線 県道馬飼 井堀線 主要地方道 名古屋祖父江線 一般国道 155号線 主要地方道 一宮蟹江線 13 県道給父 清須線